このページでは川口順子参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(川口順子君) 政治プロセスですけれども、これについては、まあまあ今までのところは、国民会議の開催に至るまでのところは順調に進んできたということでございます。六月二十八日に移譲して以降、今までは順調であったと思います。 それで、国民会議が八月の、二週間ほど延期をするという発表があったわけでございまして、これにつきまして、今、開催ができるように関係者の方、イラク政府を中心として関係者の方が鋭意努力をしているということであって、これは今後の進展を見ていく上で一つの大きな要素であると思いますけれども、これが我が国としてはきちんと行われるということを期待をしているわけです。既に、ここに参加……
○国務大臣(川口順子君) 去る八月十三日に沖縄県宜野湾市で発生した米軍ヘリコプターの墜落事故につき、御報告申し上げます。 本件事故は、八月十三日午後二時二十分ごろ、米海兵隊所属のCH53D型ヘリが普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学の敷地内に墜落し、部品の一部は付近の住宅地域にも飛散したものであります。 今回の事故は、一つ間違えば多くの人命にもかかわりかねない重大な事故であり、また地元の方々の恐怖とその後の不安を想像するに、政府、外務省としましても極めて遺憾な事故であるととらえております。米側に対しては、事故発生直後より、私を始め様々なレベルにおいて、このような日本政府の認識を伝えるとともに……
○国務大臣(川口順子君) 特定失踪者につきまして今までいろいろな場で北朝鮮に対して調査を求めたことが全くなかったかといえば、そういうことはあったということでございます。
【次の発言】 北朝鮮と例えば国交正常化交渉等の場で話をするということでありますけれども、その細かいやり取りについては、今の時点で申し上げるということは、そういう正に交渉の話でございますので、差し控えさせていただきたいと思います。
基本的に政府の立場と申しますのは、これは国内の法の手続で認定をされるという手続があるわけでございます。それで、これは今まで政府で拉致被害者十五名の認定をしたということでして、再開をした調査、白紙に戻……
○川口順子君 今まで何千回と国会答弁はやらせていただいたんですが、実は質問は生まれて初めてでございます。よろしくお願いをいたします。
額賀大臣にはどうぞ、質問はございませんので、これは御退席というのはないんですか。
【次の発言】 ああ、そうですか、はい。ございません。
【次の発言】 まず最初に、昨日は日本人にとって大変にうれしい日だったと思います。それは、単に野球に勝ったということだけではなくて、非常に苦しい、厳しい状況から立ち上がって世界一になったということがあるからで、私の親しくしているある同僚議員の言によりますと、王ジャパンはキューバをしのいだというふうに言っておりますが、野球にも大変……
○川口順子君 川口順子でございます。 今、額賀長官から御報告をいただきました米国の出張の件、これも日米安保の文脈、そして日米同盟の文脈の中において非常に大きな意味を持つ御出張であったかと思います。時間が十五分しかないので、この点については今回は御質問をさせていただきませんけれども、大変に評価をさせていただいております。 それから、同じように今回もう一つ、竹島周辺の海域で海上保安庁による海洋調査をめぐって日韓の交渉というのがございまして、これも麻生外務大臣の御指揮の下、外務省が非常によく頑張った交渉であるかと思います。時間の観点から非常に簡単で結構でございますけれども、この交渉自体の経緯、も……
○川口順子君 今日はクールビズの初日でございますので、クールにビジネスライクに御質問をさせていただきたいと思います。
まず、国連腐敗防止条約を締結する意義について、これたくさんあると思いますけれども、外務大臣にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この分野で我が国には引き続きリーダーシップを発揮していただきたいと思います。
今日、今国会、私に与えられる多分最後の質問のチャンスだと思いますので、少し別なことについてお伺いをしたいと思いますが、それはICCについてでございます。
これについては、私が外務大臣であったときに、そちらにいらっしゃる犬塚先生と議論をさせていただいたという記憶がご……
○川口順子君 自由民主党の川口順子でございます。よろしくお願いをいたします。 まず、小泉総理あるいは小泉内閣が今まで行ってきた改革の評価ということでございますけれども、先ほどこれについては小泉総理が北岡委員の御質問に答えられて、非常に丁寧にお答えをいただきましたので、それについて触れるのはこの際やめたいと思いますけれども、私として更に付け加えて申し上げたいのは、国際的に日本の行っている評価がきちんと認識をされてきている、されているということであるかと思います。 このことによって、これは外国の新聞、雑誌等にも取り上げられておりますし、また私は、国際会議に行きましたときにも、そこに出てきている……
○川口順子君 森本、水島両参考人には、大変にディテールにわたった御意見をいただきまして、ありがとうございました。 それぞれのお立場が基本的には違うということでありますけれども、問題は、お二人が違う立場からそれぞれ論じていらっしゃったことというのは、防衛庁を防衛省にすることが適切かどうかということの後ろ側にある、むしろ日本が自らの国を防衛をしていくために今の制度がいいかどうか、適切かどうかという立場の違いに基づいての御議論の開陳であったというふうに思いますし、また日本が国際社会で今後どのような役割を果たしていくかということについての考え方の違いもあったかなという気がいたしております。 そうい……
○川口順子君 自由民主党の川口順子でございます。今日は、安倍総理の、主張する外交を中心として質問をさせていただきます。 毎年一月の終わりにダボスでダボス会議というのがございまして、各国の首脳あるいは閣僚、そういった方が大勢お見えになられます。今年のテーマは、シフトする世界の力の方程式というものでございました。 私は、この会議にここで三年続けて伺っておりますけれども、このシフトする世界の力の方程式という意味は、アメリカが力が弱くなっていき、中国やBRICsなどの力が強くなっていき、そういった中で今後世界が多極化をしていく、その中で世界の秩序を今後だれが維持をするのか、何が秩序なのかという問題……
○川口順子君 二つ質問があるんですが、よろしいでしょうか。 最初の質問は、これは小峰参考人か伊藤参考人かちょっとどちらがよろしいのかよく分かりませんが、この小峰参考人の図で、十五図の機会費用、女性が育児をすることによって機会費用が高くなっているという図は非常に印象的で、これが非常に大きな理由である、少子化のと私も思いますが、そのときに、まあ日本の場合、出産、育児が終わった後、再就職をするときに、パートタイムが非常に多いとか、いろいろな理由で所得が低くなってしまうというのが特徴であるわけですが、これ逆に欧州を見ましたときに、何で高いのかということを教えていただきたいんですね。終身雇用制がノーム……
○川口順子君 今の話題に少し関係があるんですけれども、パートを派遣する方の会社、人材派遣業をやっている会社、これは逢見参考人に伺いたいんですけれども、が、特に今のように就職がここ数年のように難しい時代になってくると、最初から企業に正式な正規の社員として就職できないでやむを得ず派遣業に籍を置くという人が増えていると思いますけれども、その人たちが結婚をして出産をしようとすると、その面、正規の職員ほどの優遇制度を持っていない、会社の方で持っていないというのがあって非常にマイナスだと、それが影響を与えているという声があるんですけれども、連合として、派遣業をやっていらっしゃる会社の女性の、あるいは男性の……
○川口順子君 お話伺わせていただいたお三方、皆さん大変にそれぞれの場所ですばらしい仕事をしていらして、感心をしながら伺わせていただきました。ありがとうございました。 それで、質問なんですが、まず多田区長にお伺いをしたいんですけれども、この江戸川区のデータを見ますと、区立保育園数が五十三で、私立の保育園数が二十八で、そして下の方を見ますと、認証保育所が十八か所というふうに書いてあるわけですね。 それで、ちょっと私、最近の現場の状況は全く知らないんで教えていただきたいんですが、私立の無認可の保育園に対しての公的な補助、これが非常に少ない、それで公立の保育園なんかとは相当差があるという話を聞くん……
○川口順子君 どなたにお伺いしていいかよく分からないんですけれども、多分鴨下参考人かもしれませんが、生物が、人間を生物として考えたときに、いったん少子化が始まる、その増加率が減っていくような状況に陥った場合に、これはそういうトレンドを止めることができるのかできないのかというのが一つです。 それからもう一つの質問は、先ほどの近藤参考人の資料を見ていましたら、もう一人の方の資料にもありましたけれども、日本で中絶数が三十三万とか四万とかあるということでして、やみで行われているのももっとあるだろうから、相当数多いということでいうと、日本人の生物学的な出生率というのは決して落ちていないだろうと思うんで……
○川口順子君 中村参考人が、結婚をしている人の子供の数はずっと二・二人であるというお話をなさいました。そういう事実が、それがかなり根強い動きであるというふうに考えると、今結婚をしている人の夫婦の子供の数を増やそうとする努力というのは余り効果がないんではなかろうかという気がいたしますが、いかがでしょうかというのが一点です。 それから、これはできたらお三方にということなんですが、全体としてその少子化の対策が、結婚をさせるか、あるいは結婚をしている人に経済的な支援をして子供を増やさせるかという方向に今行っているような気がするんですけれども、この結婚をさせるということに関係があるんですが、ずっと私、……
○川口順子君 今までのを伺っていて、非常に網羅的に発表をしていただいていて大変参考になりました。
それで、これは自分の個人の意見ということでいいわけですよね。
【次の発言】 結婚、出産、健康のところで、この前、堀口先生がいらっしゃってお話をなさった中に「未妊」という言葉があって、その本を御紹介なさったんですが、それをちょっと買って斜め読みをいたしました。それで思ったことでもあるのですけれども、今、少子化対策として国が考えられているのは、専ら子供が生まれた人たち、あるいは生まれることを前提に、この今の項目でいうと子育て支援というところに重点があると思うんですね。
ただ、女性の労働力が今二千万……
○川口順子君 幾つか個別個別の質問がございます。 まず、人事院に対してなんですけれども、こういった形で意見を今出していらっしゃるということで、まず国家公務員から始めないと先に民間企業なかなか進まないというところもありますので、是非これを更に先に進めていただきたいと思います。 それで、そのために育児休業法の改正等が必要であって、今ここにある、退職手当、共済、宿舎等について総務省及び財務省と議論中であると、あるいはそこにおいて検討中であるというふうにございますが、それが、その検討の見通し、いつごろ具体化しそうかということについてお伺いをできればと思いますし、人事院の立場から総務省、財務省となさ……
○川口順子君 短時間勤務を、これちょっとどなたでも結構なんですが、お教えいただける方にと思いますけれども、短時間勤務を選択する権利を保障するというお話が先ほど来ありますけれども、具体的にその法制度、今、日本にある、からいって、何を変えれば、変えることが必要になるんだろうかという質問なんですね。 例えば、法定労働時間四十時間というのを撤廃しなければいけないとか、何がそれに伴って、その雇用保険を受給する権利とかいろんなことがかかわってくると思うんですが、何が変わらないとそういうふうにならないのかということなんですが。
○川口順子君 まず、質問ではありませんが、河合参考人の「未妊」という本を読ませていただいて、大変に興味深く読ませていただきましたということをまず申し上げて、質問二つありまして、一つはちょっと技術的な話なんですが、佐藤先生に、不妊治療とこの補助生殖医療、この関係が実はちょっとあんまり明快でなくて、先生の七ページのその資料を読ませていただきますと、黄色く塗ってあるところ、これはいわゆる一般不妊治療で、一般不妊治療と補助生殖医療と合わせて不妊治療と言うという意味に取れるんですが。
【次の発言】 その場合に、AID、AIHというのはどう位置付けるのか。あるいは、余りそういうことを議論するのは無意味なの……
○川口順子君 大変に興味深く伺わせていただきました。 それで、二つの質問、関連をしているんですが、がございまして、ちょっとどなたにかというのは、最初の質問は一般的にお考えをお持ちの方にお伺いをしたいと思いますけれども。 よく生殖医療技術に関連して、人間を道具にしないという言葉が使われて、道具化するから何かは反対だとか、してはいけないという言葉があるんですけれども、広く考えてみますと、例えば肺の移植ですとか腎臓の移植ですとか、いろいろな移植が行われていて、それは人間を道具化しているということであると思うんですね。それが許容される状況にあって、生殖医療に関連して道具化をするということはいけない……
○川口順子君 医療の問題については本当に素人でございますので、少し初歩的なことを伺いたいと思うんですが、今日伺った話、本当に大変に興味深く、また考えさせられまして、基本的におっしゃっているメッセージは同じで、人間の可能性というのは引き出せば随分ある、それを制度が十分に引き出すように今なっていないということではないかというふうに思いましたけれども。 そういう意味で、介護あるいは介護予防、そういうところにより力を入れていくということで考えたときに、今の日本で難しいのは、それが十分にできない制約は何なのかというのが質問なんですけれども、惣万さんがおっしゃったような制度の入口が非常に分かれていたとい……
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