このページでは川口順子参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○川口順子君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度第二次補正予算二案に対しまして反対の討論を行います。 思い返してください。昨年の秋の臨時国会の所信表明演説で総理は、これから国会では、政党や政治家のためでなく、選挙のためでもない、国民のための議論をしましょうと呼びかけられました。この何か月間を振り返り、総理は自らの呼びかけを天に恥じることなく誇れますか。正反対のことをしていませんか。政権与党のあらゆる政策、手法は、民主党の議員が参議院で勝つためだけを目的としたものであることが明確ではないですか。 本当に残念です。経済は、鳩山不況と言われるように、後……
○川口順子君 川口順子でございます。日ごろ、鴨下大臣を始め皆様には公務、大変にお疲れさまでございます。 質問を始めるに当たりまして、まず、去る六月の十九日、渋谷の温泉の施設での爆発事故において尊い命を失われた三人の方々に対しまして、心から御冥福をお祈りさせていただきます。 この事故の後を受けまして、環境省におかれては、まず事故の翌日に、可燃性天然ガスを含む可能性があると考えられる事業者に注意を促すように都道府県に緊急対策、対応を依頼をした。二番目に、六月二十九日には有識者会議を立ち上げられて、三番目に、さらに七月二十四日に暫定対策を取りまとめられたということでございまして、その結果として都……
○川口順子君 おはようございます。鴨下大臣を始め皆様には日ごろから大変にお疲れさまでございます。 まず質問を、私は岡崎トミ子委員が今なさった質問と実は同じ質問から始めようと思っておりましたが、ダブりますので、といいますのは、情報提供について今度の温対法で規定されておりまして、重要だと思っております。政府としてどのような情報提供、提供につきましてどのように今後進めていかれるおつもりかということと事業者に何を期待をするのかということを実はお伺いをしようと思ったんですが、同じ質問が岡崎委員からありましたので、付け加えることがあれば環境省から伺いたいと思います。補足することがあればということです。
○川口順子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川口順子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川口順子君 自由民主党の川口順子でございます。 まず初めに、今朝の新聞とテレビで環境大臣の中期目標についての御発言を拝見をさせていただきました。現実を踏まえながら環境大臣としてリーダーシップを取っていらっしゃる姿勢を評価をし、また敬意を表したいと思っております。 それで、自然公園法及び自然環境保全法の改正についての質問に入らせていただきます。 先ほどツルネンマルテイ議員が御質問になられた生態系の保全と保護管理の問題について、まず伺わせていただきたいと思います。 我が国では、一方で絶滅のおそれのある生物が大変に多く存在をしておりまして、例えば、爬虫類、両生類、汽水・淡水魚類で実に三割強……
○川口順子君 参議院議員の川口順子でございます。 斉藤大臣には、いつも本当に世界中を駆け回っていらっしゃいまして、御公務に御精励、大変にお疲れさまでございます。 今日は、まずハチの話から始めたいと思います。 最近、ハチがいなくなったとか、ハチの数が減ったとか、そういうことがニュースになっております。 先日、町を歩いていましたら、ローワン・ジェイコブセンという人の書いた「ハチはなぜ大量死したのか」という本がございました。これはアメリカのノンフィクションの科学ライターであるわけですけれども、この本によりますと、養蜂家の巣箱から働きバチが消えるという群崩壊症、コロニー・コラプス・ディスオーダ……
○川口順子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川口順子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川口順子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川口順子君 自由民主党・改革クラブの川口順子でございます。 総理、外務大臣には、日ごろからの外遊、及び閣僚の皆様には、予算委員会等の国会で大変にお疲れのことと思います。 早速質問に入らせていただきます。 選挙のときに、自民党には不満だけど、民主党に対しては不安だという声がありました。選挙が終わりまして、民主党に対する不安というのはその後広まり、深まりこそすれ、止まるところがない、国内どころか海外にも飛び火をしているというふうに私は思っております。 そこで、幾つかお伺いをしたいと思っております。 先ほど、総理の御答弁、舛添委員に対してのお答えの中で、対等な日米関係は何かということがご……
○川口順子君 自民党の川口順子でございます。 大臣には、日ごろから大変に温暖化の問題あるいはその他の問題で御苦労さまでございます。また、今日はほかの省の政務官にも御出席をいただいておりまして、お忙しい中、ありがとうございます。 まず、冒頭に申し上げたいと思います。 今回、一時間半、時間を無駄にすることになった。これは、もうただひとえに与党の責任感のなさ、政権を持つ党として法案をまとめようとする気持ちが全くない、欠如しているということからきていると思います。冗談ではない、言語道断です。 これは、先ほど委員長もおっしゃられましたように、衆議院で強行採決をして送られた法案でございます。そのよ……
○川口順子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川口順子君 民主党政権、あるいは連立政権が発足をしてから半年たちました。暫定税率にせよ、あるいは高速道路の無料化にせよ、守れていないマニフェストが随分あると思います。これは、守れていないということも国民に対する裏切り行為ですから問題ですけれども、より本質的な問題というのは、民主党が財源あるいは国際環境の変化等についての現実的な感覚を持っていない、見通しがない、そういった先見力のなさ、あるいは現実感覚のなさ、そういったことが問題の本質あるいは原因であるということだと思います。まさに、一言で言ってしまえば、民主党には、あるいは連立政権には与党力がないということの一言に尽きると思います。 外交・……
○川口順子君 少し国際的な面に目を移していただきたいと思います。 新聞に出ておりましたところですと、ハイチに岡田大臣行かれまして、追加支援をする、合計一億ドル。また、別な報道ではダルフールに二十五億円というのがございました。 資料一に、鳩山政権からのコミットメントをここに書いてございます。既存の国際公約、下にございます。支援をしているということが悪いと申し上げているわけではありません。ただ、毎年の予算に照らして一体どれぐらい我々はやっているんだろうかということが非常に見えにくいということで、福山副大臣に御質問をさせていただきますけれども、国際的にコミットをしているもの、これについて、来年支……
○川口順子君 ありがとうございます。 御説明をいただいた政府の方々には、幅広い御説明をありがとうございました。 この六%削減という目標は、これは是非達成を、必ず達成をしなければいけない目標だと私は考えておりまして、そのためにつくられている国内の枠組み、冒頭で環境省から御説明がございましたけれども、形の上では非常に網羅的にできているのではないかというふうに思います。ただ、お話を伺いましたように、その取組の具体的な内容の濃さといいますか深さといいますか、それについてはかなりまだ差があって、今後ますますそれぞれの関係の部署で力を入れてやっていただく必要があると思いますので、政府の方々には是非頑張……
○川口順子君 三人の参考人の方にお伺いをしたいと思います。大変興味深くお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。 私の質問は、大きくは、だれがだれに対して何を発信するかという全体の話になるんですが、もちろん万人が万人に対していろんなことを発信すればいいに決まっているわけですが、政府がお金を出したときに何を発信すべきかということで。 かつて私が、今から三十年ぐらい前ですけれども、ちょうどそのころ今の経産省の役人をいたしておりまして、広報にちょっとかかわっていたことがあるので、アメリカ大使館に話を聞きに行ったことがあります。そのときに、アメリカ大使館、アメリカンセンターというのがご……
○川口順子君 大変に興味深いお話を三人の方に伺って、ありがとうございました。 質問は二つありまして、まず今井副会長ですけれども、今の出た質問ともちょっと関係があるんですけれども、ワールドテレビの番組のその構成のバランスなんですけれども、例えばイラクの侵攻があった、そのときにBBCやそういう放送を見ると、イギリスとしてこれをどう考えるか、そのイギリスを代表する多様な意見がすぐ出てくるわけですね。それで、そのころホテルで例えば日本語放送を回すと、日本の何か文化番組が出ていたり、それはプレミアムの方だったのかもしれませんけれども、というようなことがありまして、それは過去の話としまして。 これから……
○川口順子君 大変に貴重なお話をありがとうございました。 特に、政府の機関であるとおっしゃったドイツのシュメルターさんと、それから、最近国務省にUSインフォメーションエージェンシーを合併なさった、最近といってもしばらく前ですが、マークスさんに最初の質問をお伺いをしたいんですけれども。 何をその国から発信をするかということについては、国内に様々な意見があって意見が多様だと思います。政府の一部として位置付けられている場合に、発信をする意見ないし見方が政府と反対の意見を持っている人たちの立場をどれぐらい反映をしているか、要するに、政府と反対の意見に対してどれぐらいのリソースを割いていらっしゃるか……
○川口順子君 質問をまず山田参考人に。 日本のビジネスが非常に環境問題よく取り組んでいらっしゃる中で、びわこ銀行さんはかねがね私、大変に感心をしているんですけれども、一般論として、金融業界、その社会的な影響力の大きさに照らして考えると、ほかの産業界に比べて取組が遅れているんじゃないだろうかというのが私の感想でございまして、それで、ちょっと確認。 先ほどおっしゃった中で、融資の方針、環境について明確化する、環境に対する姿勢を評価するクレジットポリシーの明文化ということがございましたけれども、私は、銀行あるいはお金を貸し付けることができる企業が環境との関係で一番やらなければいけないことというの……
○川口順子君 三つのお取組、それぞれ大変にすばらしいと思います。 質問をまず大野参考人に。削減義務量の設定なんですけれども、このやり方は基本的にいわゆるグランドファザリングと言われるものに多少味を付けているということだと思うんですが、この方式を決定なさるに当たってオークションということを御検討になられたかどうか。もし、それで、やめたということであれば、その理由をお聞かせいただきたいということなんですね。今、EUの第三期とか、それからアメリカの法案の提案とか、あの辺を見るとみんなオークションの方にどんどんシフトをしていっているということなので、それなりの意味が多分あるんだろうというふうに思うも……
○川口順子君 西岡参考人に御質問したいんですけれども、この低炭素社会のシナリオ、ちょっと全部目を通す時間はないんですが、今、大変に興味深く見させていただいているんですけれども、私も需要サイドのエネルギーの削減を図るというのは非常に大事だと思っていますし、今までの政策が必ずしもそこに対して十分ではなかっただろう、これはいろんな理由があると思いますけれども、ということもそうなんじゃないかなと思っております。 ただ、質問としては幾つかありますけれども、一つは、この間、経産省が長期エネルギー需給見通しというのを出したわけですけれども、今その資料を持っていないのできちんと比べることができないんですが、……
○理事(川口順子君) それでは、次に丸山委員、お願いします。
【次の発言】 それでは、次に島尻安伊子先生。
【次の発言】 ありがとうございます。
質問の前に私の問題意識を先に申し上げておきたいと思うんですけれども、問題意識は、日本の発信力強化のために使えるリソースが限られている場合に何からスタートしたらいいかということです。
それで、先ほどウィリアムス参考人が、日本にコンテンツはあるけれども、それを見付けることが難しいんだということをおっしゃいました。それで、これはウィリアムス参考人とそれからベリボー参考人とお二人に二つの質問をしたいんですが、まず、取材をなさるときに何が一番今の活動を見て……
○理事(川口順子君) 室井先生、どうぞ。
【次の発言】 喜納先生。
【次の発言】 それでは、次に浜田先生、それからその後、今野先生、島尻先生、山内先生、そして山根先生という順で行きます。どうぞ。
【次の発言】 今日が発信力を人に来ていただいてお話を伺いながら議論する最後の時間なんですけれども、個人的には、今までいろんな、今日のお三方も含めて、御意見を伺っていて、皆さん、やるべきことをやっていただいているのかなという気がいたしております。ただ、惜しむらくは、人と金が足りない、もっと増やすことができたら、いろんな制約がありますけれども、いいのにというふうに思っております。
ただ、やることはたくさ……
○川口順子君 まず、非常によくまとめていただいてありがとうございます。 いろいろ思うところがあるんですが、まず全体の総論的なところから申し上げますと、我々として、調査会として報告書を参議院に提出をするということになるというのが慣例だそうですから、それであれば、我々がどういう認識をしているかというのはやっぱり全体の姿として出す必要があるんじゃないんだろうかという気がしまして、それぞれの各論の方が何か多いような気がいたします。 そういう意味で、今、加賀谷先生がおっしゃったような、温暖化が起こっていて、我が国が少なくとも京都議定書の六%削減というのは、これはもう絶対に守らなければいけないことであ……
○川口順子君 私は、議員になって何年もたっているというわけではないんですけれども、この調査会、まあ調査会も私は三年目ですけれども、このテーマの調査会に参加をさせていただいて、何人かの方がおっしゃいましたけれども、私も非常にいろんな意味で良かったというふうに思っております。 何が良かったかといいますと、今、参議院がねじれていて、参議院がねじれているというのは言葉がおかしいですね、国会がねじれていてという状況の中でこの場は、党派を超えて個人としていろいろなテーマについて一緒のベースをつくり議論をしていくという場であって、ある意味、参議院らしさということかもしれませんし、党派で意見をまとめることが……
○川口順子君 それぞれのお立場からの御説明ありがとうございました。 私がお伺いをしたいのは主として岡田審議官で、あと木寺局長と古谷審議官に若干かかわりがある部分でお答えをいただきたいと思いますけれども、私の問題意識は、岡田審議官の御説明になられた例えば資料の特定非営利活動の定義で拝見をしますと、主として我が国が考えているNGO活動というのは、行動志向型の、現場に行って何か行動をしてというタイプのNGOが中心に考えられているんじゃないのかなという問題意識がございます。 例えば政策志向型、政策だけを考える、しかも一分野だけの政策志向というのもありますが、もちろん非常に広くいろんな分野の政策を考……
○川口順子君 前回の議論については大体こういうことだったかなというふうに思いますけれども、今国会の終わりまでに我々の勉強したことをまとめるということからいいますと、今日の議論を付け加えることが必要で、私なりに今日の議論の部分からこの紙に何を付け加えるかということを考えてみたんですが、こういうことかなというふうに思いましたので、申し上げたいと思います。 まず、NGOの現状のところですが、今日、私、非常に印象を深くいたしましたのは、非常にいいNGOの方に来ていただいているということで、全部のNGOが、さっき目加田参考人がおっしゃったように、全部こういうふうに今日の御発言どおりに思っていらっしゃる……
○理事(川口順子君) ありがとうございました。
次は、水落先生、お願いします。
【次の発言】 ありがとうございました。
それでは、次は峰崎先生、お願いします。
【次の発言】 二番目の御質問の後半部分は、宗主国が旧植民地との……
【次の発言】 ということですね。
【次の発言】 それでは、最初の質問はどちらからでもよろしいですか。
【次の発言】 じゃ、原参考人、高瀬参考人、どちらからでも。言葉の壁の問題です。
【次の発言】 今の点について、原参考人、何か加えることはありますか。
【次の発言】 ありがとうございました。
それでは、白子参考人への御質問ですので、もしよろしければ後で岩本参考人にも……
○理事(川口順子君) 佐藤先生。
【次の発言】 前回及び今回、非常に、特に現場の経験のある参考人の方々に、大変、核心ついた興味深いお話を伺えたのではないかというふうに思います。
それで、我が国として今後取っていかなければいけない政策として、やはりいろんな方のお話に共通して挙がってきているのが人材の育成ではないだろうかという気がいたします。
それで、その人材の育成も、特に今日の中村医師のお話でいろいろありましたけれども、その支援に行くという場だけではなくて、教育から始まって、あるいはその前に、在日の外国人あるいは若くて海外にいた人たちの教育から始まって、その支援の段階、それから将来的なキャリ……
○川口順子君 ここに書いてあることの一つは、まとめ方といいますか、この紙の取扱いと非常に関係してくる話なんですけれども、いろいろな、私、一々メモを取っていないので、確かにここに書いてあるような御意見はあったのかもしれません。 ただ、全部がはだしで歩いているときに、これからこの人たちに靴を履かすことができると思うのか、はだしだから靴が売れないと思うのか、そういう見方が全然違ってあるわけで、そういう見方の違いというところも随分あると思いますし、ここで出た質問とか議論を中心に書くと、むしろ、これは非常にいいんじゃないの、よくやれているという意見はここに余り出てこなくて、これはどうなんですか、これは……
○川口順子君 真っ先に質問をさせていただくわがままをお許しいただきたいと思います。 大変に興味深いお話をお三方から伺いまして、特に大林先生と平野先生、お立場が逆なので非常に興味深く伺わせていただきました。 質問、二つございまして、まず大林先生に。先ほど援助の効率化というお話ありました。山田参事官からも効率化を目指すというお話ございましたけれども、大林さんの目から御覧になって、日本のODAは効率化という観点からどういうふうに評価をなさるかというのが一点です。 それから、二点目は山田参事官になんですけれども、先ほどの大林先生と平野参考人との意見の違い、要するに、人間の安全保障、個人を対象にし……
○川口順子君 三人の方にはありがとうございました。 私のは質問ではなくて、蟹江参考人がおっしゃったことを非常に興味深く聞かせていただいて、おっしゃったことへのコメントでございまして、そのコメントについて更に御感想があれば承らせていただければ大変幸いに存じます。 これは、先ほど主濱議員が御質問なさったことで、それに対するお答えと非常に密接に関係のあることなんですけれども、私も今まで環境も含め、あるいは貿易の交渉も含め、いろいろな国際的な場でやったときの印象として、参考人がおっしゃるのと同様に、どうして日本はもっと国際的にプロアクティブに動けないんだろうかというのは、ずっと何十年私は残念だと思……
○川口順子君 質問は一つでして、今後の交渉をどういう枠組みでやるのがいいかというふうにお考えかということについてお聞きしたいんですけれども、問題意識としては、今世界でこの枠組条約あるいは京都議定書関係でも集まっている国が、正確には知りませんが、百七十とか百八十とかそれぐらいの国が集まっていて、それぞれ異なる利害を持っていて、そこでコンセンサス方式で議論をしてまとまる方が不思議であると私は思うんですね。 それで、この前の京都議定書あるいは京都議定書の細目の交渉、これは私が担当しましたけれども、その場合には、発展途上国はお客様であった、直接に何かの義務をしょうわけではなかったということで、実質的……
○川口順子君 三人の参考人の方には、御説明ありがとうございます。 それで二つ質問がありまして、一つはちょっとかねがね不思議に思っていて御意見を伺いたいと思うことなんですが、山田参考人と有村参考人にまず第一番目の質問ですけれども、日本の経済界の方が、国内で削減すべきであって、基本的に、海外でお金を使うということは余りよろしくない、したがって例えば京都メカニズムのようなものが広範に使われるとか、それは望ましくないというお考えを大体皆さん持っていらっしゃって、民主党の議員の方にもさっき山田参考人がおっしゃったときにうなずいている方いらしたので、多分同じ意見、自民党内にも同じ意見があります。 それ……
○川口順子君 二つ質問がありまして、一つは椋田参考人なんですけれども、先ほどまさにおっしゃっていた産業構造への影響とか将来日本が何で食べていくかとか、そういうことを考えると、取組が何らかの形で決まったときに日本の産業が空洞化しないということが大事だと思うんですね。経団連として、そのために具体的にどういう政策を望んでいらっしゃるかということをお伺いしたいんです。 実は、この同じ質問をある経団連に属する企業の方にいたしましたら、答えは、そのようなことが起こらないような枠組みを合意してくれればいいんだというふうに言われました。これはもうそうなればベストであると思いますけれども、今実際に国際場裏での……
○川口順子君 三人の先生方のお話、大変に触発されまして、非常に面白く伺わせていただきました。 私の質問は、今まさに話が出ている、広がる国際安全保障に対して我が国が自らを、あるいは国際社会をどういうふうに守るかということに関してなんですが、今、納家先生がおっしゃったセキュリティーという言葉のギャップというのはおっしゃるとおりだと思うんですね。それから、ここにお書きの、我が国の、狭い意味での安全保障に対応するということをもう少し広げて考える、把握をする必要があるということもおっしゃるとおりだと思うんですが、もう一つギャップがあるという意味でいうと、有志連合についての考え方のギャップというのがある……
○川口順子君 大石先生の御指導に倣って、結論であるところの質問を先に申し上げますと、中国は長期的に日本に一体何を望んでいるんだろうかというのが質問です。それで、その背景、何でそういうことを質問申し上げるかといいますと、日本が中長期的に中国に望んでいることというのはこれはかなり明快で、価値観を同じにして、民主主義でやった方の統治が効いて、そういう国になってくれるのが一番いいというふうに思っていると思います。 それで、短期的に中国は、あるいは短中期的には中国は、日本からの技術とかあるいは投資とかそういうことを期待をしていると思いますけれども、経済関係というのは、米日間を見ても分かりますように、ど……
○川口順子君 何を申し上げていいのか、ちょっと今一生懸命見ていたところなんですけれども、今までの議論についてよくまとめていただいているというふうに思います。 客観的な分析ということも大事ですけれども、この調査会としては、例えばここに二つ、二つといいますか、一つですが、アジアの安全保障における我が国の役割というところが書いてございますけれども、多分それと、それから国際安全保障という名前が適切かどうか分かりませんが、広く国際的な新しい課題、一番一ページ目の上の方に書いてある様々なこと、それに対する我が国の役割、何をすべきかということと、我が国としてやるべきことを二つ、塊として分けて、それで議論を……
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