山内徳信 参議院議員
21期国会発言一覧

山内徳信[参]在籍期 : |21期|-22期
山内徳信[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山内徳信参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院21期)

山内徳信[参]本会議発言(全期間)
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第174回国会(2010/01/18〜2010/06/16)

第174回国会 参議院本会議 第6号(2010/02/03、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合を代表いたしまして質問をいたします。沖縄出身の山内徳信でございます。  最初に、いのちを守る行政について質問をいたします。  かつて大英帝国の植民地にあったインドを不服従の闘いを通して独立に導いたマハトマ・ガンジーは、理想なき政治は罪悪であると喝破いたしました。  総理は施政方針演説の中で、いのちを守りたいという、いのちの行政を特筆強調されました。それは、総理の政治哲学、政治理念がにじみ出ておると私は受け止めております。いのちを守りたいという新しい時代への新鮮な息吹に満ちあふれ、二〇一〇年度予算をいのちを守る予算と名付けられました。主人公である国民に温かい新……

山内徳信[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院21期)

山内徳信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2007/09/10、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの円君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に市川一朗君を指名いたします。(拍手)

第168回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2007/11/28、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 岸田沖縄担当大臣、少しお疲れのようでございますが、お元気出してください。  二点だけ質問をいたします。大臣の決意のほどをお伺いしたいと思います。  復帰後、第四次にわたる沖縄振興開発計画が実施され、社会資本の整備を始め、多くの成果を上げてまいりました。政府御当局のその御努力を多とするものであります。ところが、全国に比べ依然として県民所得の低さ、失業率の高さ、厳しい状況は依然として続いております。  そこで、従来型の振興開発計画も継承しながら、しかしながら、視点を徐々に変えていく必要があろうかと思います。それは、亜熱帯の地域特性と歴史、文化、自然環境を生かした県民生活密着型の内発的……

第168回国会 外交防衛委員会 第2号(2007/10/25、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 各党からずっと指摘をされてまいりました給油量の取り違いの件と、二点目は守屋次官について質問をいたします。そして最後に、今、辺野古の海域を対象にした新基地建設のアセスメントについて私は質問をしたいと思います。  まず最初に、細かいことを申し上げる時間がありませんからはしょって質問いたしますが、二十万ガロンと日本側は国会に対し、国民に対して発表してあったが、それがアメリカ側からの、アメリカ軍の司令官の記者会見を通して実は八十万ガロンであったと、こういうことが明らかになったわけです。防衛大臣はもう今朝からずっとそのことについての弁明あるいは陳謝の言葉でございますが、私はやはり、防衛施設……

第168回国会 外交防衛委員会 第5号(2007/11/15、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、あらかじめ、先ほどの浅野委員の質問に対しまして、GEのエンジンについてはよく承知していないという趣旨の答弁であったかと思っておりますが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 会議を経てエンジンが決まったことについてであります。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 そうですか。今、ここにパネルを持ってきてあります。(資料提示)このパネルをごらんいただくとよく分かります。山田洋行が提案をしたエンジンがここにあります。したがいまして、私は、こういう大事な参考人になってもらって、社長から今いろいろ質疑を通して問題点を明らかにしようとしておるわけであります。したがいまして……

第168回国会 外交防衛委員会 第7号(2007/11/27、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、最初に、イラク戦争の大義について問いたいと思います。  イラク戦争の大義名分は、大量破壊兵器の存在でありました。しかし、その大量破壊兵器は存在しないことが明らかになりました。アメリカ政府に追従し、イラク戦争に加担した日本政府の責任は大きいものがあります。  アメリカのブッシュ大統領やイギリスの前ブレア首相は国民に対しその非を認めていますが、日本政府として、今振り返ってみて非を認める考えがありますか、ありませんか、外務大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大変重大な外務大臣の発言と思っております。それは、イラク戦争に加担するための、それは国連の以前にあった決議を参考に……

第168回国会 外交防衛委員会 第8号(2007/11/29、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は今回の防衛省職員の給与改正について、これは一般職に準じ、若年層を対象としたものであり、防衛省は今国民から大きなひんしゅくを買っておる状況の中ではありますが、基本的には職員の生活給というふうに受け止めまして、賛成の立場を取りたいと思います。  さて、質問に入りたいと思います。  石破大臣は、倫理観の欠如あるいはチェック体制、監視体制の弱さを強調していらっしゃるような気がいたします。私は、守屋前次官の悪事と守屋前次官の人間性を見抜き得なかった歴代の防衛大臣の責任は大きいと思います。そして、昨年に、二年前になりますか、〇六年七月二日、小泉首相がアメリカに参りましたときに、守屋前次官……

第168回国会 外交防衛委員会 第10号(2007/12/06、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、今回提案されております新テロ特措法案は多くの問題を含んでおります。  今日は、最初にシビリアンコントロールの問題から質問に入りたいと思います。  第二次大戦の大きな代償を払って平和憲法体制ができました。その中で文民統制が確立されたと思っております。今審議をしております新テロ特措法案は、純粋に解釈すれば実態としては憲法の枠を越えているというふうに私は認識をしております。そこで、第一にシビリアンコントロールが欠如しておる、そのことを指摘をして、質問いたします。  最初に町村官房長官にお伺いいたしますが、なぜ戦前の日本政府は軍部の独走を食い止めることができなかったのか、簡潔にお答……

第168回国会 外交防衛委員会 第11号(2007/12/11、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は石破防衛大臣にお伺いしたいと思います。  石破大臣の著書「軍事を知らずして平和を語るな」というタイトルの本を興味深く読ませていただきました。そして、大臣の軍事について、平和についての考え方もよく勉強できました。私の印象としては、ある種の危うさも感じました。  さて、イラク戦争に対し、政府は一貫して前線での戦闘行為と後方支援を切り離して国会答弁をされていらっしゃいます。戦争は、前線での戦闘行為と兵たん支援活動、物資の補給が一体となって成り立つものであると考えております。  そこで、石破大臣のこの本を作るに当たっての対談相手の清谷信一さんとの対談の中に、ページは百六十七ページでご……

第168回国会 外交防衛委員会 第12号(2007/12/13、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、最初に外務大臣の方にお尋ねしたいと思います。難しい質問ではございません。大臣が決断していただくかどうかだけの話です。  戦後六十二年、日朝間は国交回復もなく、不幸な状態が続いております。とりわけ深刻な問題として拉致問題があります。その解決もなかなか思うように進展しておりません。政治的な解決策に加え、文化的解決策も検討すべきではなかろうかと思っております。  私の好きな言葉に、人が通れば道となり、その道はやがて文化となるというのがあります。アメリカのヒル国務次官補は次の手を打ってまいりました。二〇〇八年二月二十六日、ニューヨーク・フィルハーモニーオーケストラを北朝鮮の平壌に送……

第168回国会 外交防衛委員会 第14号(2007/12/20、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私は、給油問題について官房長官に質問をいたします。  国内政治は、防衛省問題、年金問題、C型肝炎問題その他、混沌としております。政策展望が行き詰まったとき、国民の目を国外に向けさせてきた過去の歴史を国民は知っております。現在の新テロ給油法案の政府説明は、国際貢献、国益論で終始しております。日本外交の教訓を生かしていない危機感を覚えるものであります。  政府・与党は、足下の国民生活を深刻に受け止め、対処すべきではないでしょうか。寒い冬を迎え、原油高騰は国民生活のすべてに深刻な影響を与えております。十二月十七日、十八日の新聞各紙の給油新法についての世……

第168回国会 外交防衛委員会 第15号(2007/12/25、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。私は、基本的な問題、二、三点お伺いしたいと思います。  加藤参考人は、日本の安全保障は防衛産業の基盤が強化されていけばおのずからそれは保障されていくと、こういう見解に立っていらっしゃるのでしょうか。それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 やはり、太平洋戦争、そして、戦前の財閥と言われたそういう大手の企業が戦後解体をされていったわけです。そして、日本の戦後の政治家たちはあるいは政府は、やはりそういう悲惨な戦争体験もありましたから、そこに新しい憲法ができ、そして、経済を中心とした国家経営をしてこられたわけです。そういう意味で、他の国々とは違う歩みを……

第168回国会 外交防衛委員会 第16号(2007/12/27、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私は、最初に海上警備巡視艇の件につきましてお伺いいたしますが、これは、十二月二十日に財務省は二〇〇七年度の補正予算を計上しておりますが、その中身が防衛省とも関係があると思って質問をいたします。  日米合意によって辺野古の海上基地、いわゆる沿岸案が決まっていくわけであります。そのときの長官はたしか額賀防衛長官、あるいはその後久間長官に替わられていったと思います。  さて、財務省は、今申し上げましたように十二月二十日に、〇七年度の補正予算に、海上保安庁の方からは巡視艇三隻の予算要求があったわけでありますが、気前よく更に八隻を上乗せをしまして十一隻の予……

第168回国会 外交防衛委員会 第18号(2008/01/10、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社会民主党・護憲連合の山内徳信でございます。各大臣におかれましては、担当職員が準備した答弁資料じゃなくして、私と各大臣との生の声で質疑答弁をお願い申し上げたいと思います。  最初に防衛大臣にお伺いいたします。それは、酸素ボンベのバルブ閉鎖事件と私がこの名称は付けてあります。  一月八日、辺野古海域で、沖縄防衛局の受注業者の潜水作業員が市民ダイバーの酸素ボンベのバルブを閉めた事件が発生いたしました。これは人命にかかわる極めて危険な行為であり、許せるものではありません。  なぜ多くの県民が米軍に提供する新たな海上基地建設に反対するのか、その理由については今日までるる説明を申し上……

第168回国会 予算委員会 第3号(2007/10/17、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 このたびの参議院選挙で比例区から当選してまいりました、沖縄出身の社民党の山内徳信でございます。  総理大臣を始め関係閣僚への質問のできますことに誇りを感じ、同時に、国民に対する責任の重大さをひしと感じております。  そこで、総理にあらかじめ次の三点についてお尋ねいたします。  一つ、戦中戦後、今日までの日本政府の沖縄施策は天に恥じない一視同仁の政治の展開であったと自信を持って言えますか。総理の御認識をお伺いいたします。
【次の発言】 二つ目は、沖縄の面積は国土面積の〇・六%、人口は約一%であります。その狭い沖縄に在日米軍専用基地の七五%が押し付けられております。それにもかかわらず……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2008/01/18、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの小林君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に市川一朗君を指名いたします。(拍手)

第169回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2008/03/28、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、二月十二日から十四日にかけまして沖縄及び北方問題特別委員会は、沖縄の振興開発及び基地問題等に関する実態調査ということで沖縄に参りました。そういう実態調査をしていただきました委員会の皆さん方に、沖縄出身の国会議員の一人として心から感謝を申し上げております。  沖縄の抱えておる産業振興と雇用問題、過重な基地負担、普天間飛行場の問題、少女暴行事件問題、日米地位協定の抜本的改正の問題、あるいはキャンプ・ハンセンにおける伊芸区からのレンジ4への移転の早急な実現等々、大変胸の痛くなる、そういう訴えがございました。離島宮古に参りまして、医療問題……

第169回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2008/05/23、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合、山内徳信でございます。  私は、沖縄問題を二点、北方領土問題二点、お伺いしたいと思います。  沖縄県中部の読谷村にある民間業者が経営する安定型産業廃棄物最終処分場から採取された水や土壌から、環境省が二〇〇五年に調査した化学物質の全国平均値の約千百五十倍に当たる有害物質のクロルデンが検出されたということが五月十九日判明いたしまして、新聞で大きく報道されております。  直接の所管庁ではないことを十分承知しておりますが、沖縄担当の行政機関でありますので、以下のことをお伺いいたします。  近くに公共施設、医療・福祉施設、漁港や集落等があります。住民は、この千百五十倍とい……

第169回国会 外交防衛委員会 第2号(2008/02/28、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  先般の守屋前事務次官の問題をめぐって、腐れ切った防衛省と申し上げましたときに、大臣は、それは違うと、しっかりした元気のある職員たちもおるよと、こういうふうにおっしゃっておりました。私は、今日は、武力を持っている集団は必ず内部から崩壊をすると、したがって、やはりしっかり組織内を点検をしていかなければこれは大変なことになると、こういうふうに思っております。  さて、二月十九日未明に発生したイージス艦「あたご」と漁船清徳丸との衝突事故について質問をいたしますが、この衝突事故は、自衛隊の持っておる本質的なものを表した事故であったと、こうい……

第169回国会 外交防衛委員会 第3号(2008/03/27、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  二月に、沖縄及び北方特別委員会は、二日間にわたって沖縄の産業経済あるいは基地問題の調査で参りました。その場でも強い要請がございましたが、また今日も、私から普天間飛行場の一日も早い閉鎖、撤退、返還を求めての質問を行います。  なぜ閉鎖、撤退、返還かといいますと、その理由から申し上げたいと思います。  その一つは、普天間飛行場は米海兵隊の基地であることは防衛大臣、外務大臣もよく御承知のとおりでありますが、宜野湾市の市街地の真ん中に基地がありまして、これは異常な基地でございます。したがいまして、異常とも言える、あるいは殺人的な爆音が朝早い時間……

第169回国会 外交防衛委員会 第4号(2008/04/08、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、今日は最初に環境省にお伺いいたします。  人類にとってあるいは国際社会にとって今最も重要な問題は、地球環境あるいは自然環境をいかに守っていくかということが大きな課題であると思います。そこで、二〇〇八年を国際サンゴ礁年と決定されておりますが、その活動目標について簡単に御説明お願いしたいと思います。
【次の発言】 国民への周知方はどのような方法を取っていらっしゃいますか。
【次の発言】 今年の一月三十日、沖縄県の名護市の東、太平洋に面した大浦湾でアオサンゴの大群落が発見されたという報道がなされました。三月二十二日から、WWFJ、いわゆ……

第169回国会 外交防衛委員会 第6号(2008/04/17、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 通告書には書いてございませんが、あらかじめ防衛大臣にお伺いしたいのは、地方局の局長、いわゆる那覇防衛局の局長は、事故、事件が起こったり、やっては県民感情を逆なでするような事態が起こったときには、在沖米軍に厳重に申入れをしたり抗議をしたり、そういう権限も与えられておりますか。防衛大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 私は、政府関係者がお聞きになりますと少し表現が大き過ぎるとおっしゃるのかもしれませんが、私は、沖縄の島です、沖縄の島は米軍基地のいけにえになって、赤い血を流して今怒り狂っておると、こういうことを最初に申し上げておきます。  これは全部答弁をいただく気持ちはございません……

第169回国会 外交防衛委員会 第7号(2008/04/22、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 辺野古の新基地問題に入ります前に、私は、思いやり予算から出ておると言われております家賃だとか光熱水費の問題についてはずっと質問が続いておりまして、政府答弁も出たのかなと、出ておるというふうに受け取っておるんですが、基地の中に住んでおる米軍人と基地の外に住んでおる米軍人との間には明らかに、外に住んでおる人は自分で出しておるのかなとこう考えますと、米軍人がもらっている月給で家賃を払ったり光熱水費を払っていて、とても安月給では間に合わぬだろうというのが私の沖縄に住んでいての実感でございます。  それで、こういう貴重な時間の中で詰めていくのはちょっと控えまして、防衛省の方にお願いしたいの……

第169回国会 外交防衛委員会 第8号(2008/04/24、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、思いやり予算の功罪について最初に申し上げたいと思います。  沖縄に住んでおる人と東京に住んでおる人、あるいは関係省庁の皆さん方の答弁を聞いておりますと、随分認識に差があるなと、こういうふうに考えております。私は、軍人でございますから基本的には基地の中に住むのが原則だと思います。そういう原則をきちっと踏まえてほしいというのが私の意見でございます。  この思いやり予算ということについては、私が国会議員に昨年当選したから問題提起をしてくれというふうに私に伝わってきたんじゃないんです。私は嘉手納町の北の読谷村に住んでおりまして、全く基地被害は嘉手納町民、北谷町民と一緒でございます。……

第169回国会 外交防衛委員会 第10号(2008/05/13、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合、山内徳信でございます。  今日は、最初に、かねてから指摘されてまいりました在日米国大使館の敷地等の賃貸料について最初にお尋ねいたします。  この件につきましては、衆議院の照屋寛徳議員の質問で、在日米国大使館の敷地等の賃貸料が十年にわたって未払になっていることが指摘されてきましたが、現時点でどうなっていますか、その結果だけお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 経過につきましては、今お答えございましたとおり、よく分かりました。  次に、沖縄大使の配置の理由と目的についてお伺いしたいと思います。  諸外国に在外公館を設置する意義はよく理解しておるつもりで……

第169回国会 外交防衛委員会 第12号(2008/05/20、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 承認を求める三つの案件につきましては賛成することをあらかじめ表明をして、以下の質問をいたします。  最初の質問は、米兵裁判権放棄問題についてであります。  最初に、外務大臣の基本姿勢からお伺いしたいと思います。  日本は、日米関係において、主権国家として、イコールパートナーとして外交を進めてきたとお考えでありますかどうか。
【次の発言】 二番目に、アメリカ側の公文書によれば、日米政府は日本に駐留する米兵らの事件をめぐり、一九五三年に重要な案件以外日本側は裁判権を放棄するとの密約に合意した。日本側はその後、五三年から五七年までの約五年間に起こった約一万三千件の米兵関連事件で裁判権を……

第169回国会 外交防衛委員会 第13号(2008/05/22、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  宮崎証人は今七十歳になられます。
【次の発言】 いやいや、いや、ちょっと待ってください。
【次の発言】 大変失礼いたしました。  私は新聞で見たんですが、その新聞が去年のものだったですから、ああ、今年はもう七十歳になっていらっしゃるなと思いまして、私のちょっと見間違いで失礼いたしました。  私は、宮崎証人はいろんな職業を体験され、御苦労がいっぱいあったと思っております。人生の後半に至って、このような形で証人として参議院外交防衛委員会の証人喚問を受けるということは夢にも思われなかったと思っております。今回の証人喚問のこの場は、宮崎証……

第169回国会 決算委員会 第3号(2008/04/18、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、持ち時間で昨日の違憲判決の問題と防衛省改革の検討結果についてお伺いをしたいと思います。  最初に、イラクにおける航空自衛隊の空輸活動は憲法九条に違反するという判決が昨日、名古屋高等裁判所で判決が出ております。もう既に御承知のとおり、航空自衛隊による米兵の輸送に関して、多国籍軍の武装兵員を戦闘地域であるバグダッドに空輸する活動は武力行使を行ったとの評価を受けざるを得ないと判断し、武力行使を禁じた憲法九条一項に反すると述べ、違憲と認定しました。  私は昨年の民主党提案のイラク特措法廃止法案の賛成討論の中でイラクへの自衛隊派遣の違憲性を指摘しておきましたが、この度の高裁による違憲……

第169回国会 予算委員会 第13号(2008/03/24、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社会民主党・護憲連合の山内徳信でございます。  昨日、沖縄県では、二月十日に発生した米兵による女子中学生暴行事件に対し、米兵によるあらゆる事件、事故に抗議する県民大会が開催されました。大雨の中、怒りに満ちた大会で、私も参加してまいりました。大会の趣旨は、基地あるがゆえに起こる米兵の事件、事故による県民生活と人権が脅かされることに対して抗議の意思を表明し、米軍基地の整理縮小と日米地位協定の抜本的見直しを求める県民大会でありました。  そこで、基地あるがゆえに苦悩と恐怖にさらされてきた沖縄県民に対し、政府は昨日の大会をどのように受け止めていらっしゃいますか、外務大臣にお伺いいたします……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2008/11/26、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 第二次世界大戦の悲劇がまだ解決されていない北方領土の問題を今日はずっと聞かせていただきました。私は沖縄返還闘争の中を生きてきた一人でございまして、是非、政府におかれましては、本気で北方四島を勝ち取るような闘いをしていく、そういうお気持ちが担当大臣にあられるかどうかを、これは通告はしてございませんが、最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、これも通告はしておりませんが、セスナ機の墜落事故について、外務大臣は衆議院での答弁の中で、私としてはこれは公務外であるというふうに考えておるという趣旨の答弁があったというふうに記憶しておりますが、今日現在、アメリカ軍から、公務中であっ……

第170回国会 外交防衛委員会 第2号(2008/10/28、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、官房長官に答弁をお願いしたいと思います。  ブッシュ政権は情報操作をし、大義なきイラク戦争を開始しました。ブッシュ大統領はテロとの戦いを強調し、各国に対し、テロに付くかアメリカに付くかと強引に迫ってきました。  今年一月十日、新テロ特措法は参議院で否決され、その後衆議院で三分の二で再可決された経緯のある特措法でございます。  質問一は、七か年経過いたしましたイラク戦争、対テロ戦争を政府は検証したことがありますか。検証したとすれば、その結果を国民に知らすべきだと思いますが、この場でその概要を答弁してください。

第170回国会 外交防衛委員会 第3号(2008/10/30、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、最初に、今日、午前に配付されましたアフガニスタンの調査報告書を一読しての感想を申し上げます。  この報告書は報告書の名に値しないということを感じました。調査項目は書かれておりますが、調査に行かれた皆さん方の調査の内容とか実態が全く書かれておりません。したがいまして、国会に対して、知る権利とかあるいはシビリアンコントロール等々も含めてこれは無視した形の報告になっております。こういう報告では政治、行政を形骸化させてしまいます。  次に移りますが、新しく長官になられ、また両大臣でありますから簡単に質問に入りますが、沖縄にある米軍基地はアフガン戦争、イラク戦争への発進攻撃基地として……

第170回国会 外交防衛委員会 第4号(2008/11/05、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 本日は、参考人の皆さん方には、長時間になりまして大変お疲れのところでございますが、私の持ち時間、二十八分でございます。どうぞ最後まで、皆さん方のお話を私たちは今後に生かしていきたいという思いで勉強させていただきたいと思います。  私は、社民党・護憲連合の山内徳信であります。特に遠方から、この参議院の外交防衛委員会の参考人として、本当にお忙しい中を、飛行機を、国連機を乗り継いで来られたということを伺っておりまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  沖縄県は、去る太平洋戦争の末期、日本国唯一の日米両軍による地上戦の死闘が繰り広げられた県であります。私は少年でございましたが、戦争……

第170回国会 外交防衛委員会 第5号(2008/11/06、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、アフガニスタンの調査報告の準備をたくさんやっておりましたが、今日はその前に、今各委員から指摘されております点について私も触れていきたいと思います。  航空自衛隊トップの幕僚長の件は、これは国家の根幹にかかわる問題だと私は思っております。これに対し政治的責任は、もはや大臣給与の減額というものではなく、麻生総理の任命責任、大臣の政治責任が問われる極めて大きな問題というふうに認識しております。なぜ、戦前の日本政府は軍部の暴走を食い止めるシビリアンコントロールができなかったのか、その反省が生かされていないと思っております。  そこで、文民統制、シビリアンコントロールについて藤田委員……

第170回国会 外交防衛委員会 第6号(2008/11/11、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲の山内徳信でございます。  私は、今日の田母神参考人の答弁を聞いていまして、日本は、戦前の軍隊が暴走したその少し前まで、そういう状況に立ち至っておるという危機感を感じております。したがいまして、防衛大臣もしっかり答弁をして、この委員会終わればという気持ちを持ったらいかぬと思います。  政府見解に対する田母神参考人の見解、村山談話、河野談話等々が政府の見解になるわけでありますが、参考人本人は言論の自由を主張していらっしゃいます。基本的人権としての言論の自由を私たちは尊重しますが、その職責にある人が個人と同じように、全くそういう気持ちで論文を書くことが、あるいは若い自衛官……

第170回国会 外交防衛委員会 第7号(2008/11/13、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  去る十一日、田母神参考人からゆゆしい発言がございました。それを受けまして、本日は麻生総理の御出席を賜りまして、私はこの場で日本の基本的な見解を総理大臣から賜りたいと思って質問をいたします。  田母神前幕僚長は、彼の文章の中で、集団的自衛権も行使できない、武力使用も極めて制限が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されていると大変な不満を述べております。幕僚長としてのこの言動は、日本の憲法にも、国家公務員法にも、自衛隊法にも、服務の宣誓にも違反しております。  十一日の外交防衛委員会で、集団的自衛権も行使し、武力も武器も堂々と使用したいと……

第170回国会 外交防衛委員会 第9号(2008/12/11、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、質問に入ります前に所感の一端を申し上げたいと思います。  田母神氏の問題が発生してから何回か委員会開かれてきましたが、今日の委員会における質問、答弁、とりわけ答弁を静かに聞いておりますと、見解は差し控えておきたいとか、自らの認識を努めて示さないような答弁が目立っております。私は、これは一体何だろう、日本の政治の貧困なのかなと、こういうように勝手に思ってみたんです。  田母神問題が発生して、政府当局、参議院を含めて、議会を含めて、みんな真剣にシビリアンコントロール一体どうなっているんだ、これからどうなっていくんだ、戦前の轍を踏むのかと、こういう深刻な受け止め方があったと私は考……

第170回国会 外交防衛委員会 第10号(2008/12/16、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、可能な限り、今日は午前中の現場視察の結果について質問しようと思っておりましたが、戻ってまいりますと、沖縄の方から現地の新聞がいっぱい送られてまいりまして、そのことについて質問をいたします。  沖縄県の金武町伊芸区における米軍演習場からの可能性の高い流弾事故が発生し、今大きな問題になっております。この新聞を見ますと、恐怖に言葉なく、あってはならない、車がなければ私に当たっていたと、こういうふうな見出しの新聞が届いております。  事故が発生したのは、十二月十日午後三時半ごろと言われております。今日まで、手元にある資料を見ますと、二十二回にも及ぶ事故、事件等が発生をしておりまして……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2009/03/25、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 最初に、北方四島の件について質問したいと思います。  時間が十五分ですから、一生懸命職員が書いてくれた答弁書は少し離れて、余り長い答弁はお断りしますから、ひとつ生の声でお互い質疑を交わしたいと思います。よろしくお願いいたします。  私は、昨年も今年も北方四島返還要求全国大会に参加いたしました。そこで感じましたことは、歯舞、色丹、国後、択捉、諸島の旧居住者のことを島民と表現しておりました。二月十六日、十七日の二日間、沖縄及び北方特別委員会は、北方領土及び隣接地域の実情調査のため北海道を訪問いたしました。関係者の話を聞いておりますと、関係者自ら島民と呼んでおりました。戦前の大日本帝国……

第171回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2009/04/06、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、最初に佐藤大臣にお伺いいたします。  沖縄が日本復帰して今年で三十七年になります。その間、復帰特別措置法によって沖縄の振興開発計画が進められてまいりました。その結果、社会資本の整備等々進展いたしまして県民の生活環境の整備も進んでまいりました。しかし、本土との格差是正が振計の大きな目標でございましたが、依然として県民所得は全国平均の七〇%、そして最下位でございます。失業率は本土平均の二倍、これもずっとそういうふうに言い続けられております。  三つ目の問題点は、沖縄の健全な発展を阻害している大きな要因は、何といっても在日米軍基地の七五……

第171回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2009/06/19、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は社民党・護憲連合の山内徳信でございますが、今日はもう既に各政党の代表の方からたくさん、細かい質問までございましたから、私はちょっと角度を変えて、先生と文化論とかあるいは環境論とかあるいは沖縄の歴史について少し申し上げておきたいと思います。  最初に、この学園法案が衆議院から参議院へ送付されてまいりました。当初この構想が打ち上げられたときに、一体どうなるんだろうと、このことは。私は、琉球大学の敗戦後の建設に向けての動き、あるいは沖縄大学とか国際大学とか、そして北の名護市にできました、名桜大学ができるわけでございますが、そういう大学ができる背景には必ずいろんな人々の建設的な、ある……

第171回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(2009/07/01、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、十五分の持ち時間の中で、最初に、沖縄出身の議員として感謝の言葉をあらかじめ申し上げたいと思っています。  私は、やっと日本政府が沖縄に対する責任を果たす具体的な動きが今回の大学院大学の構想であると思っております。そして、衆議院における法案あるいは修正、そして、今日、各政党の質疑者の質疑を通して、この過去に経験のない沖縄の自立という、沖縄の大地にしっかり足を据えて、そして対外的には国際的な技術のそういう国際貢献ができるようにというこの構想は、私たち沖縄の者にとっては初めての喜びであり、感慨ひとしおでございます。そういう意味で、私は心から関係者の御努力に敬意を表したいと思います……

第171回国会 外交防衛委員会 第3号(2009/03/17、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 最初に、防衛大臣にお伺いしたいと思います。  一九五四年六月二日、時の参議院は本会議で自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議を行っております。当時の参議院議員の皆さんはほとんど戦前戦中世代で、やはりこの自衛隊が時を経て膨れ上がって、再び戦前の軍隊と同じように海外に出ていくことを心配をして決議がなされたものだと私は思っております。  そこで、お伺いいたしますが、日本は議院内閣制を取っておりまして、議会決議を尊重し、守るべきだと私は思っておりますが、浜田大臣、どのようにお考えでございますか。長い説明は要りませんからね。
【次の発言】 中曽根外務大臣にもその件だけお伺いしておきたい……

第171回国会 外交防衛委員会 第4号(2009/03/24、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  十五分ですから、通告順には参りません。四番目から参ります。  防衛大臣に最初に質問いたします。  辺野古の新基地建設計画が2プラス2で合意して後、名護市長と宜野座村長を防衛省に当時の防衛大臣が呼んで話をしております。この辺野古新基地建設計画の同意を何としても取り付けたいと、そういう思いであめとむちを巧みに使って、飛行場ができても住民地域の上空は飛ばない、こういう趣旨の説得をして、基本合意という一枚の紙に、私が見る限り、あれはボールペンだと見るんですが、ボールペンでサインをさせております。また、そういう状況だったと言われております。  宜野座の村長……

第171回国会 外交防衛委員会 第6号(2009/03/30、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  本日提案されております法律案につきましては、コソボ日本大使館の新設と在外公館勤務者の給与の件であり、附帯決議も準備されておりまして、以下、三つの条件を付して私はあらかじめ賛意を表しておきたいと思います。  一つは、日本外交は独立国家としての主体性をもっと確立してほしいということが一点であります。二点目は、在日米軍基地の七五%の負担を押し付けられております沖縄側からは、基地負担を軽減させるというのであれば新たな基地建設を中止すること。三つ目は、普天間飛行場の機能は海外に移転することを条件として、あらかじめ私は賛成の意思を表明をして、以下、……

第171回国会 外交防衛委員会 第7号(2009/04/07、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、外務大臣と防衛大臣に、最後にこれからの決意をお伺いしておきたいと思います。  北朝鮮による飛翔体発射は、北東アジア地域の安全と平和に悪影響を与えるものであります。我が国を始め国際社会の発射自制に耳を傾けることなく、ついに四月五日十一時三十分ごろ北朝鮮が発射したのは、大臣からの御報告のとおりであります。日本政府は、北朝鮮の飛翔体発射に対処するため、自衛隊法第八十二条二第三項に基づく破壊命令を発出して、海上配備型迎撃ミサイルを搭載したイージス艦と地対空誘導弾パトリオット部隊の展開となりました。政府はこれを機会に、目には目、歯に歯という……

第171回国会 外交防衛委員会 第8号(2009/04/16、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、グアム協定についての私の思いを最初にお伝えします。そして、昨日遅くから通告もしてございますが、ほとんどそこまでは行けないと思います。御了承をいただきたいと思います。  政府は、グアム協定について、沖縄の基地負担の軽減と沖縄の声に真摯に耳を傾けることを強調されておりますが、それが事実ならば国民も県民ももろ手を挙げ喜ぶのだが、事実は違うのではないでしょうか。  政府、官僚が結んだこの協定は、戦後六十四年、基地の島で生きてきた沖縄県民にとってはこれほど屈辱的な協定はありません。角を矯めて牛を殺すという言葉があります。政府が結んだ協定に国民を無理に従わせようとする国民軽視、県民差別……

第171回国会 外交防衛委員会 第9号(2009/04/21、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  最初に、私の気持ちから申し上げます。私は、複雑な気持ちで質疑を聞いて、この場に座っております。踏んでいる者には踏まれておる者の痛みを知らないという言葉があります。まないたの上に沖縄というマダイを乗せて、グアム協定という包丁であっちがおいしい、こっちがおいしいと切り裂いて、新基地建設で自然環境の破壊をもたらすようなこの辺野古の新基地建設は、自然を大事にしようという日本国民としては許すはずがありません。  さて、私は、今日の質問は、アメリカにおける辺野古海域のジュゴン裁判、ジュゴン訴訟というのがございます。その裁判におけるアメリカ政府……

第171回国会 外交防衛委員会 第10号(2009/04/23、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、最初に外務大臣にお伺いいたします。それは何かといいますと、前高村外務大臣は、オスプレーの沖縄への配備、いわゆる新しい基地への配備の可能性については、可能性があると、こういう明快な答弁をされました。現在の中曽根外務大臣は、このオスプレーの配備について外務大臣としてどのように認識していらっしゃるかをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 二十一日、一昨日のオスプレーをめぐる質疑を通しても、アメリカから配備しますよと言うのを日本政府、外務省、防衛省は待っておるような、どうしてこのようなオスプレーの配備について日本国民の立場に立って、日本……

第171回国会 外交防衛委員会 第11号(2009/05/12、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、最初に川上参考人に質問いたします。その後、村田さん、そして佐藤先生、新崎参考人の順に質問したいと思います。  先ほどの先生方の御意見を聞いておりますと、特に川上参考人、村田参考人は今回のグアム協定について、沖縄の基地負担の軽減になるんだと、沖縄県民の負担の軽減になるんだということをかなり強調していらっしゃいます。私は、外交防衛委員会で余りそういうこと言うなと外務大臣と防衛大臣に申し上げておるんであります。  負担軽減という場合に、やはり学者として、これからの人間としてもっと視野を広げて、この地球上に、この沖縄に生きておるのは沖縄県民百三十万なのか、その百三十万の人間が生きて……

第171回国会 外交防衛委員会 第13号(2009/05/26、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、最初に防衛大臣にお聞きしたいと思いますのは、大変初歩的な質問でございますが、是非教えていただきたいと思います。  そもそも自衛隊の存在は憲法上どのような位置付けになっているのか、憲法何条何項に基づく存在なのかをあらかじめ伺いたいと思います。
【次の発言】 憲法九条一項から二項を素直に読みますと、今のような解釈にはならないんです。これは憲法制定以後、吉田茂の国会答弁等も含めて考えていくと、この自衛隊問題について、やはり今の防衛大臣の答弁のように考えておると際限もなく自衛隊はやはり大変なところに出ていくんですね。そういうことを指摘をして、やはり文理解釈で、ちゃんとそこに書かれて……

第171回国会 外交防衛委員会 第14号(2009/05/28、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 今日は、海賊対処法に入ります前に、防衛大臣に一つ確認をしておきたいと思います。  辺野古沿岸における新基地建設計画につき、去る四月、沖縄防衛局は環境影響評価準備書を提出をいたしまして公告縦覧に付しました。住民意見の提出が五月十五日に締め切られました。今朝、沖縄防衛局に確認しましたところ、五千三百十七件の住民意見が寄せられておりますという報告を受けております。この問題に住民の関心がどれほど高いかということがよく分かります。  防衛省は、住民意見を真摯に取り上げ、意見概要書の取りまとめに当たって住民意見が正確に反映されるよう強く要請いたします。いささかも住民意見が軽視されたり、抹殺さ……

第171回国会 外交防衛委員会 第15号(2009/06/02、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私も、核持込みの密約について最初に質問をして、時間が残っておればP3Cの質問に入りたいと思います。  沖縄返還のときの密約、そして佐藤総理は沖縄県民に対して、沖縄の返還は核抜き本土並み返還とおっしゃって沖縄県民を喜ばせておりました。  そして、今日は、ここで私も井上議員と質問はほぼ一致いたしますが、これから順次進めてまいります。北米局長にあらかじめお伺いいたします。  中曽根現外務大臣を尊敬し、信頼しておりますか、お伺いいたします。(発言する者あり)笑い事じゃないですよ、これは。
【次の発言】 次に、国際法局長に同じ質問をいたします。

第171回国会 外交防衛委員会 第16号(2009/06/04、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、通告はしてございませんが、簡単にお答えできるものでございますから、最初に、外務大臣と防衛大臣のそれぞれの平和外交への決意をお伺いしておきたいと思います。  田母神俊雄前航空幕僚長は、彼の書いた論文や発言が憲法や自衛隊法、政府の方針に反するということで退職の責任を取らされました。シビリアンコントロールの立場から、参議院の外交防衛委員会に参考人としておいでいただきまして、各委員からいっぱい質問をいたしました。  日本には、平和憲法を基盤に、戦後六十四年間、平和外交の実績を積み上げてまいりました。ところが最近、北朝鮮の動きもあって、目には目、歯には歯という発想なのか、核抑止論だと……

第171回国会 外交防衛委員会 第17号(2009/06/09、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 クラスター弾に関する条約につきましては、平和を求める多くのNGOの皆さん、また何よりもその被害に遭った世界中の子供たちあるいは被害者の皆さんの声、そして私もその一員でありますが、クラスター爆弾禁止推進議員連盟を始めとする国会議員の皆さん、そして外務省を始めとする政府機関の皆さんの努力によりまして日本も条約締結に署名をしました。こうして一歩一歩平和の方向に進むことを私も率直に喜び、そしてこの条約に賛成をいたすものであります。そういうことを踏まえて、以下質問をしてまいります。  最初、外務大臣にお伺いしたいと思います。  使用禁止をしなければならないのはクラスター爆弾だけではありませ……

第171回国会 外交防衛委員会 第19号(2009/06/16、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、四名の方にそれぞれ一点ずつお伺いしたいと思います。  最初に、マロイ参考人のお仕事に私は大変興味を持って読ませていただいております。大学で平和構築・紛争予防講座を担当していらっしゃると、まさに今必要なやはり参考人だろうと、こういうふうに思いました。しかも、レジュメを読ませていただきますと、本当に生き生きとした、民衆の立場に立ったレジュメに私は感動しております。  そこで、お伺いいたしますのは、ソマリア海賊問題を構造的、立体的に説明され、説得力がありました。平和憲法のある日本政府として今一番力を入れてほしいのは何でございますか、一点お伺いいたします。

第171回国会 外交防衛委員会 第20号(2009/06/18、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、憲法の視点から幾つか質問を申し上げたいと思います。  過去の大戦の反省から制定された平和憲法を有する日本は、自衛隊海外派遣は慎重でなければいけません。しかし、政府は、一義的対応責任のある海上保安庁ではなく、陸海空の自衛隊の大部隊を拙速に派遣いたしました。武器使用も大幅に緩和されようとしています。  これは、海外で武力行使をしない、国益の名において軍隊を出さないという憲法の核心をねじ曲げる行為であり、憲法九条の「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」に抵触するおそれがあります。  今回のソマリア派遣は、規模といい実態といい、憲……

第171回国会 外交防衛委員会 第21号(2009/06/23、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 ただいま審議されております三つの協定について、私は基本的に同意する立場であります。とりわけ、ベトナムとの関係について、少しだけ総括的な立場から外務大臣の、あるいは防衛大臣の御認識もお伺いしておきたいと思います。  御承知のように、ベトナム戦争は、アメリカが言っておりますように、日本なくしてはベトナム戦争は戦えなかったと、こういうふうに言われておるわけです。たしか神奈川県にあります相模原からアメリカ軍の戦車は送り込まれていきます。そして、横須賀とかあるいは佐世保とか那覇軍港等からは艦船がベトナムに参ります。そして、港湾労働者も送り込まれてまいります。嘉手納飛行場からはB52が連日連……

第171回国会 外交防衛委員会 第23号(2009/07/02、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 今回審議に付されております四件につきましては、特に国際通貨基金協定には若干問題が残っておると思います、今さっきも御指摘がございましたが。この点については、今後、外務省の努力を求めて、基本的には四件に賛成する立場を表明をして、以下、質問に入ります。  先ほどもまた、民主党の方からもあるいは共産党の方からも、あるいは前回の委員会でもこの密約の件につきましては指摘がありましたし、是非証人としてこの場においでいただこうと、こういう話が進んできております。  今のやり取りを聞いておりますと、これは国民から、政治家とか行政はうそつきだと、こう言われるのもこれはもう無理はないと。私は、やはり真……

第171回国会 外交防衛委員会 第24号(2009/07/07、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 議題となっております案件につきましては、私は賛成の立場を表明しておきます。  それでは、防衛大臣が今着席でございますから、まだ落ち着いていらっしゃいませんから、二番目の外務大臣の方にお伺いしたいと思います。  先週の二日、三日、金武町議会の議長外八名、合計九名の皆さん方が怒りの抗議、要請を展開をしております。アメリカ大使館を始め、政府関係機関に要請をしておりますことは、御承知のとおり、昨年の十二月十日、キャンプ・ハンセンの米軍実弾射撃訓練場から民間地域、伊芸区の自家用車の後部ナンバープレートを直撃した事件が起こりましたが、一発のこの弾をめぐって、いまだ米軍は事実を明らかにしており……

第171回国会 外交防衛委員会 第25号(2009/07/09、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、付託されております二件の案件につきましては賛成いたします。  以下、防衛省に質問をいたします。  あらかじめ、防衛省が沖縄県に提出をしてございます環境アセスの準備書は公文書かあるいは非公文書か、お答えください。
【次の発言】 分かりました。  準備書についての意見の概要及び事業者の見解の七十五ページのナンバー九の事業者の見解によると、ジュゴンの生息は辺野古沖では平成十一年度まで、宜野座から金武湾では平成十六年度まで確認されましたが、その後は確認されていませんとあります。しかし、政府参考人は七月七日の私の質問に答えて、宜野座沖で発見された後、辺野古沖をゆっくりと北上し、長島、……

第171回国会 決算委員会 第5号(2009/04/24、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  本日の決算委員会は平成十九年度の外務省、防衛省の決算について審議が行われておりますが、これは例年実施されておる審議であります。私は、政府の行為として行ったイラク戦争の総括、決算があるべきであると、こういうふうに考えております。  日本政府は、平和憲法の枠を超えて、専守防衛という基本方針をも無視して、後方支援、非戦闘地域論を組み立てて、ブッシュ政権に追従する形でイラク戦争に自衛隊を派遣しました。イラク戦争が何のための戦争であったのか、国際社会においても大きな疑問が提起をされております。国民の視点に立って、政府の視点じゃない、国民の視……

第171回国会 予算委員会 第11号(2009/03/11、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、最初に防衛大臣にお伺いいたします。  辺野古新基地建設計画は、一九九六年十二月のSACO合意の結果としてスタートしております。その間、橋本総理から現在の麻生総理大臣まで七代の内閣、防衛大臣は久間防衛庁長官から現在の浜田防衛大臣まで十六代にわたって努力されたが、それが進まない理由は、辺野古海域を埋めて基地を造るという、そういう決定的な誤算がありました。海は沖縄県民にとっては命の母であります。そういう深い認識が県民共通の認識であります。  防衛大臣は、このことについてどういう認識をお持ちでいらっしゃいますか。

第171回国会 予算委員会 第16号(2009/03/19、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私は、去る二月十七日に在沖米海兵隊のグアム移転に関する協定の署名がクリントン長官と中曽根外務大臣の間で署名されました、今日はこの件について質問いたしますが、時間が五分でございますから、答弁は総理大臣に最後にお願いを申し上げたいと思います。  一つは、嘉手納飛行場以南の米軍基地の返還。二つ目は、米軍は普天間飛行場の返還については合意しておりますが、その代わりに名護市辺野古沿岸に新しい複合的なV字形の滑走路付きの飛行場を造って米軍に提供すると、こういうことになっております。三番目は、八千名の米海兵隊とその家族九千名をグアムに移転させるということ。四番……


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第172回国会(2009/09/16〜2009/09/19)

第172回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2009/09/16、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの岩本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に市川一朗君を指名いたします。  ありがとうございました。


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第173回国会(2009/10/26〜2009/12/04)

第173回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2009/10/26、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの岩本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に市川一朗君を指名いたします。(拍手)  ありがとうございました。

第173回国会 外交防衛委員会 第2号(2009/11/17、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党の山内徳信でございます。  まずは、古巣に帰ってこられて答弁席に座っていらっしゃいます北澤大臣、そして榛葉さん、誠におめでとうございます。  それから、十五日、十六日、連日沖縄に行かれて、沖縄の辺野古の基地を丘の上から、嘉手納飛行場、そして普天間飛行場はあの嘉数高台から御覧になりました。その結果につきましては、私は、思っていた以上にこれは沖縄の基地問題は深刻だなと、こういう強い思いを抱かれて外務大臣はお帰りになったんだろうと、こう思っております。  沖縄へ行かれて決意をされた、覚悟をされた、それをきちっと、前政権でさえ十三年掛かってもできなかったその仕事を、是非アメリ……

第173回国会 外交防衛委員会 第5号(2009/11/27、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、防衛省の職員の給与等に関する法律等の一部改正する法案につきましては賛成いたします。  そういう意思を表明いたしまして、以下、何点かの質問をいたします。  今日も午前中は防衛大臣になると思います。  昨日、二十六日午前の衆議院安全保障委員会で、私は辺野古のヘの字も言ったつもりはないと述べられました。この辺野古のヘの字も言ったことはないと防衛大臣は答弁なさっておりますが、それはそのとおりだと、こういうふうに認識しておいてよろしゅうございますね。
【次の発言】 この第三の道を、是非外の方に目を向けていただきたいと思います。  先ほど、最初に質問ありましたように、沖縄の歴史は、ある……

第173回国会 予算委員会 第4号(2009/11/10、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 前に民主党と社民党、国民新党で地位協定の改正を統一案を作りまして前政権に出しましたが、全く動く気配はございませんでした。そういうこともありまして、私は今日は悲しい事故の報告をしながら、総理大臣に一言だけお答えをいただきたいと思っております。  嘉手納町の北側に私が住んでおります読谷村という自治体がございます。かつて七三%米軍基地、今も四七%がアメリカ軍の基地の村であります。私は、十一月七日午後、嘉手納統合案反対の町民大会に参加いたしました。その後、三十五回目を迎えた読谷まつりに参加をして、本部席と、後輩たちと話をしておりますと、加害者はまだ分からないが、ひき逃げ事件が起こりました……


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第174回国会(2010/01/18〜2010/06/16)

第174回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2010/01/18、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの岩本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に市川一朗君を指名いたします。

第174回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2010/03/23、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  質問に入ります前に、私は感慨を込めて質問をすると同時に、二〇一〇年のこの予算を見ましたときに、沖縄側として感謝を申し上げ、六十五年たってやっと沖縄にも鉄軌道を走らそうという調査費が付くことになったわけです。恐らく本土の皆さん方にすれば夢のような話だと思いますが、実は夢でございませんで、復帰後、かなり沖縄側からは戦前あったような鉄軌道、鉄道を走らそうと、そういう運動もありましたが、ついぞ実現しませんでした。新しい政権ができて、そしてうるの会の七名は、新しい政権に是非鉄軌道を走らそうという調査費の要求をしようと、全会一致でそういう予算案……

第174回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2010/05/12、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、各委員の皆さん方の質問を聞いていて、それに対する答弁はむなしく思いました。  そして、最近どうも外務大臣の表情は変わってきておると、明るくなっておるんです。一体何だろうと私考えたんです。そうしましたら、やっと沖縄の方に押し付けることができる道筋を示すことができたと、そういう心理状態にいらっしゃるから笑顔が表れておるんだろうと、こう思っております。  一方、沖縄担当の前原大臣は、最近は深刻な表情をしていらっしゃるんです。それは一体何だろうと考えましたら、閣僚で話合いがあっても、回り回って沖縄に向かうときは、担当大臣として割って中に入って、これは道が違うじゃないかとおっしゃって……

第174回国会 外交防衛委員会 第3号(2010/03/16、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私の質問は、昨日の予算委員会で外務大臣に質問いたしましたその延長線上にある二、三お伺いしたいと思います。  七二年五月十五日の沖縄返還に際して、佐藤総理は核抜き本土並み返還であると言われましたが、沖縄におけるこの核抜きは本当に実現したのか否か。もし今日までその事実の検証が行われていないとすれば、これからも検証する必要があると思いますが、外務大臣、どういう御認識でございますか。
【次の発言】 NBC兵器と言われておりまして、復帰前も復帰後も嘉手納弾薬庫とか辺野古弾薬庫にはヤギとかウサギとか鶏が飼われておると。そういうところは、生物兵器、化学兵器、核……

第174回国会 外交防衛委員会 第5号(2010/03/19、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲の山内徳信でございます。  私は、通告もしておりますが、通告した後も沖縄の現地は物すごい勢いで変化がありまして、したがいまして通告のないのも質問いたしますから、あらかじめお許しいただきたいと思います。  唐突な質問になりますが、両大臣に、沖縄はアメリカの軍事的な植民地なのか、現在の実態はアメリカの植民地なのか、植民地の状態を許していいのかどうかを外務大臣から先にお伺いします。
【次の発言】 なぜあえてそんな質問を最初に申し上げるかといいますと、政権交代後の県内における米軍の事故、事件について、特に、時間がありませんから、三月の最近のものだけ申し上げます。  三月十一日……

第174回国会 外交防衛委員会 第6号(2010/03/25、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  通告しましたときは外務大臣に最初にお伺いしたいと思っていたんです。核の再持込みとか非核三原則について論議を深めておきたいと思いましたが、今朝の新聞を見ますと、防衛大臣は今日午後から沖縄にいらっしゃると、こういう報道がありましたから、急遽繰り上げて防衛大臣から先に、時間があれば外務大臣にお伺いしたいと思っているんですが。  さて、今日は防衛大臣は沖縄入りが決まっておりますが、沖縄県知事を始め、どなたにどういう目的でお会いに行かれるのでしょうか、なるべく詳しく説明をお願いいたします。

第174回国会 外交防衛委員会 第8号(2010/04/08、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、提案されております協定につきましては賛成の立場でございます。  そこで、通告はしておりませんが、外務大臣にお伺いいたします。  先般、ゲーツ国防長官やあるいはクリントン長官とお話合いをされてこられました。私は、その後の記者会見だとか新聞を通して、やっとアメリカは日本政府の今の状況、あるいは県民の思い、国民の思いを理解し始めたと、こういうふうに受け取っております。  したがいまして、私は、この問題が起こってから、防衛大臣にも外務大臣にもやはり堂々とアメリカとは交渉してくださいと、そういうことを申し上げてまいりましたが、ゲーツ長官の発言というのを新聞を通して見ましたときに、そこ……

第174回国会 外交防衛委員会 第9号(2010/04/13、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  これから申し上げますのは、通告はしてございません。今朝、社民党の議員総会で入りました情報をお伝えをして、最後に両大臣から見解を、お気持ちを伺っておきたいと思っております。  普天間移設をめぐって、総理は国外、県外ということをおっしゃってまいりました。私が接する限り、外務大臣とか防衛大臣は、どうも国外には余り関心がないような印象をずっと受けてきたんです。それが間違っておれば、あるいは杞憂であればいいと私は思っております。  そこで、外務省、防衛省に対しまして、今のマスコミ情報を見ると、徳之島の状況も連日新聞に載って、現地の状況も伝わってき……

第174回国会 外交防衛委員会 第10号(2010/04/15、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 四月九日に外務大臣は駐日ルース大使と意見交換をされたようでございますが、まず幾つかお伺いしておきたいことは、アメリカ側の基本姿勢としては日本政府とその関係自治体との合意が先決であると、そういう趣旨のお話が大使からあったようですが、そのことをお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 アメリカの外交とかあるいはアメリカ人というのは、このような基本的な話はオープンにした方が喜ぶんですよ。私が外務大臣にそんなことを申し上げると失礼になりますが、基本的な話ですよ。やはり日本政府がまず関係自治体の合意を取り付けよと、ああ、そう言っていましたねというぐらいのこれは答弁ですよ。どうぞ。

第174回国会 外交防衛委員会 第11号(2010/04/20、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 最初に、私は、今日は外務大臣いらっしゃいませんから副大臣で御答弁をお願いしたいと思います。  日米安全保障条約の負担は、沖縄県民だけでなく、ひとしく日本国民全体で負担すべきとの国会決議があるのを御存じでしょうか。平成九年四月十日の衆議院……(発言する者あり)静かにしてください。四月十日の衆議院日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会の附帯決議、同十七日に参議院同委員会の附帯決議です。  衆議院の決議には、日米安全保障条約の義務を我が国全体で果たすべく、沖縄への過重な負担の軽減を図るよう、最大限の努力を払うこととあります。参議院の決議文には、日米安全保障条約の義務を……

第174回国会 外交防衛委員会 第12号(2010/04/22、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 今日は衆議院の本会議がございまして、私の持ち時間全部はできません。三分の一ぐらい質問をさせていただきます。  外務大臣は四月二十日の午後の記者会見で、普天間飛行場の移設先について、日本の外というのは考えられない、政府としてしっかりと国内で移設先を決定すると述べていらっしゃいます。そのことについて質問をいたしますが、国外移設という可能性まで外務大臣が否定するような発言は、これはいかがなものかと、こういうふうに思っております。  そこで、五月いっぱいに決めると鳩山総理は昨日も党首討論でおっしゃっております。このことは非常に厳しい状況に置かれておるというふうに私は考えておりますが、やは……

第174回国会 外交防衛委員会 第13号(2010/04/27、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、至って簡単な質問、人間的な質問から入っていきます。もちろん通告はしてございません。  日本国家は文明国家、文化国家と自信持って言えるでしょうか。両大臣、お答えください。
【次の発言】 私たちが世界に向かって日本は文明国家ですと、あるいは文化国家ですと、こういうふうに誇りを持っていなければいかぬのです。とりわけ、政治の世界で仕事をしておる人々が知性とか理性とか文化とか文明を軽く見たり、自分たちの所掌事務を実現すればいいと、こういうふうな思いが強くありますと、国民は不幸になるわけであります。  そこで申し上げたいわけでありますが、私を始め沖縄の人々は、辺野古の海を破壊し、豊かな……

第174回国会 外交防衛委員会 第15号(2010/05/13、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私は今日は、沖縄に新基地建設は許さない、そういう沖縄の戦いのシンボルカラーのこのスーツを着てここに座っております。それを答弁者側は深刻に受け止めていただきたいと思います。なぜ山内のやつはあんなのを着てここにおるんだろうと、こういう思いで受け止めますと間違いのもとになります。  さて、沖縄の人々は、四・二五県民大会を通して命の安全を政府に求めて、黙れと石を投げ付けられた思いでおります。それは、総理が五・四沖縄訪問のときに、行かれたところを全部陳謝をして、頭を下げて、ところが、これからもなお沖縄に御負担をお願いすることになるかもしらないと、こういうふ……

第174回国会 外交防衛委員会 第16号(2010/05/18、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私は、あらかじめ沖縄の気持ちをお伝えしたいと思います。  沖縄は、四・二五大会、そして総理が沖縄に来られました五月四日のあの県民の気持ち、さらに今月の十四日、十五日、十五日はちょうど沖縄が日本に復帰をして三十八年目になります。  大雨の日でありました。復帰しましたあの年も大変な大雨で、今も記憶にはっきりと残っておりますが、十四、十五は平和行進が行われまして、これまた雨の中での平和行進でした。十五日は、平和行進は南コース、東コース、西コース全部宜野湾市の海浜公園に集まりまして、県民大会が開かれました。  明けて日曜日の十六日は、これまた雨が続きまし……

第174回国会 外交防衛委員会 第17号(2010/05/20、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  官邸の動きが日替わりメニューのごとく、昨日の情勢が今朝もう追い付かない、おとといの情勢が昨日は追い付かない状況がありまして、質問要旨いっぱい準備したんですが、それから少し外れますから、御了承いただきたいと思います。余り難しいことは申し上げません。  私たちの頭の整理が必要と思っているんです。冷戦構造は崩壊して、今、鳩山総理は北東アジア構想、アジア全体は将来どうあるべきかという構想を練っていらっしゃるわけです。だから、地球の命も人々の命も大事にするとおっしゃった。だから、鳩山総理もっと頑張れと、こういうエールを送っておるわけです。  そこでお伺いし……

第174回国会 外交防衛委員会 第18号(2010/05/27、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私はほとんど防衛大臣に質問いたしますが、今日は外務大臣は防衛大臣と同じ気持ちでここで私の質問を聞いていただきたいと思います。話の流れによっては、突然外務大臣に質問もないとは言えません。  総理は二十三日、二回目の沖縄訪問をされました。知事と名護市長に対し辺野古移設を明言されました。県民の大きな怒りと反発を買っております。沖縄県と名護市との合意は得られると防衛大臣は考えていらっしゃるんですか。どうぞ。なるべく短く答弁してください。
【次の発言】 比嘉鉄也市長、岸本建男市長、そして島袋吉和市長、三代にわたって、そして当時の県知事は容認派でありましたが、自由民主党、自公政権が十三年必死……

第174回国会 外交防衛委員会 第19号(2010/06/01、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 今日から野党の立場できっちり質問をいたします。日本の政治のために厳しい質問を展開いたします。  官房長官は、現在の政治の混乱と政治不信は想定内であったのか、想定外であったのか、一言でお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、外務大臣と防衛大臣には厳しい質問を展開してきたのは、こういうことが想定されていたからであります、やはり。  これは、日米共同声明があって、そして閣議決定に社民党の党首がサインしなかった、そこに罷免が生まれた、そういう一連の流れの中で今の混乱があるわけです。したがいまして、言葉に責任を持たない政治が今日の政治混乱を引き起こしておりますし、同時に、全国民……

第174回国会 決算委員会 第5号(2010/04/12、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、会計検査院は予算執行職員の責任に関する法律第三条一項の規定に違反していると指摘をしております。そして、懲戒処分を要求しておるわけでございます。  内容に入ります前に、少し私の日ごろ感じておることを申し上げますと、是非、新政権として、防衛省も体質が変わってきたなと、こういうふうに頑張っていただきたいという趣旨に立っての質問でございます。  私は、外交防衛委員会に属して、私がこの三年近くで経験しましたのは、守屋前次官の不祥事がありました。私はそのとき、御本人に参考人として来てもらったときに腐れ切った防衛省ということを強く申し上げておいたんです。その後、田母神幕僚長の処分の仕方は……

第174回国会 予算委員会 第3号(2010/01/28、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社会民主党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、最初に平野官房長官にお伺いいたします。  踏んでいる者には踏まれている者の喜びや痛み、悲しみ、怒りなど知ろうともしない人間の存在を悲しく思っております。  一月二十四日の名護市長選挙の結果は、辺野古新基地建設反対を公約に掲げた稲嶺進氏が当選いたしました。二十五日、平野官房長官は、選挙の結果をしんしゃくしてやらなければいけないという理由はないとか、その後法的措置に言及するなど、行き過ぎた発言は県民に大きな怒りを買っております。この発言は、民主主義社会にあって政治的感覚のない、民主主義の本質を否定する暴言であります。沖縄県民、名護……

第174回国会 予算委員会 第6号(2010/03/05、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  総理は、三月中に移設先について政府の考え方を取りまとめたいとおっしゃっていらっしゃいます。しかし、政府の動きを見る限り、沖縄ありき、辺野古ありきの動きで、県民の大きな反発を買っております。普天間の県内移設を認めないという沖縄における包囲網が完全にでき上がったというふうに思っております。  沖縄県知事を始め四十一の市町村長も反対の意思を表明しております。県議会は与野党全会一致でございます。それでもなお沖縄へとおっしゃるのか。県内移設を断念すべきであると思いますが、総理の基本的な考え方を伺いたいと思います。

第174回国会 予算委員会 第12号(2010/03/15、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  前回もそうでしたが、今回もちょうど官房長官の記者会見とかち合いまして、そのために、予定しておりませんでしたが、外務大臣そして防衛大臣にそれぞれ分けて質問をさせていただきます。よろしくお願いします。  最初は防衛大臣にお伺いします。  日米の密約問題がやみの世界から表に出てきました。これは政権交代の成果の一つであり、外務大臣の尽力のたまものであります。ところが、まだやみの中に静かに潜っている、そういうのもあると私は考えております。  私は、前政権の外務、防衛大臣を始め、担当官僚にMV22オスプレーの普天間への配備計画を質問しても、ア……

第174回国会 予算委員会 第15号(2010/03/23、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、社民党・護憲の山内徳信でございます。  今日は時間は十分でございますから、往復で、簡単明瞭にお答えをお願いしたいと思います。  昨年の七月、沖縄市における選挙の集会で鳩山総理は、当時民主党の代表は、政権を獲得した場合には普天間飛行場は国外、最低でも県外に移設をすると県民に熱い思いを込めて訴えられました。これは総理の県民に対する公約であり、それゆえに鳩山政権に対する期待は大きいのであります。  総理は確固たる信念を持たれ、公約を実現させる責任があります。よもや県民を裏切るようなことはしないと信じたいのでありますが、万一裏切るようなことがあったら事態はどうなるか、想像されたこと……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号(2007/10/31、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、二点、質問と同時に、これは私の意見であります。  そして、今日のこの初めての調査会に参加しまして、全国から出てきた議員と政府当局の皆さん方がこういう意見の交換ができますことを私は大変喜んでおります。  まず林野庁にお伺いしたいんですが、私は全国比例でございましたから、北海道から九州・沖縄、全部回ってみたんです。そのとき何度か、私は、日本という国は緑豊か、水豊富、非常に豊かな国土というふうに今も思っておりますが、何か所かで痛々しい、松くい虫、そしてもう赤枯れをして、あるいは赤枯れからもう本当に寒々としたあの姿を見たときに、これだけ発展しておる日本で、この松くい虫をちゃんと処理……

第168回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第4号(2007/12/05、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 山内徳信でございます。  私は、御三名の先生方のお話を伺いまして、南の沖縄出身でございますが、参議員になった喜びを今日はかみしめております。ありがとうございます。  山崎先生のお話から、知識人の影響の問題が指摘されました。私は、今こそ日本の知識人の影響力を具体的に示していく、そういう時期だろうと思っています。私の提言は最後に申し上げますが、北岡先生のお話の中に、日中歴史共同研究のお話がございました。このことについても私はかねて大変興味と関心を示しておる者の一人であります。今日はその中身については質問することは避けておきます。  さらに、日本の外交官の問題の御指摘がございました。私……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第6号(2008/04/09、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、WWFジャパンの顧問をしていらっしゃいます鮎川先生にお伺いしたいと思います。  今年は、二〇〇八年を国際サンゴ礁年として国際的な取組が進んでおりますが、なかなか、日本国内ではそういうPRも不十分のような感じがいたします。  そこで、国際サンゴ礁年にふさわしい、快挙といいますか、三月二十二日に、WWFJの皆さんは、衛星利用測位システムを使って、あるいは潜水を通して、沖縄の太平洋側にあります、沖縄本島の太平洋側ですね、大浦湾にそそり立つアオサンゴと、こういうふうにマスコミは報道をしております。そして、目崎茂和南山大学教授は、内湾にこれだけのサンゴ群落があるのは珍しい、また十数メ……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第9号(2008/05/14、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 今日は、御三名の先生方にはいろいろいいお話を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  私は、外務省の官房広報文化交流を担当していらっしゃる山本さんに質問をしたいと思います。  私は、今の日本の政治、あるいは歴史といいますか、これを静かに遠いところから眺めておると、一つの時代が次第次第に衰えて、この時代、終わるのじゃないかと、そういう危機感を持っておるんです。だから、平安もあったし奈良もあったし鎌倉もあったわけです。そして、徳川二百六十年も終わって新しい明治に入ったわけです。  そういう歴史観を持っておりまして、そこで、山本さんに今日初めてお目にかかりまして、しかも広報文化……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第10号(2008/05/21、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、各論的なことは申し上げる段階には至っておりません。昨日、日ごろ私が考えておること、思いを一生懸命まとめてみました。それを読み上げさせていただきます。  地球温暖化の波が地球に襲いかかってきた。緑の大地をつぶすな、美しい森をつぶすな、豊かな海をつぶすな、それが人類の命を守り抜く道である。価値観を変えねば地球上は住めなくなる。地球温暖化問題にどう立ち向かえばいいのか、そのことが問われている。  私は、国際・地球温暖化問題に関する調査会に属し、地球温暖化問題を学び、地球全体のことを考える機会を得たことをうれしく思います。  地球温暖化問題は、その余りの規模の大きさ、深刻さに複雑な……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第11号(2008/05/28、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、日本の発信力の強化について基本的な問題を提起をしておきたいと思っております。  発信力という場合、日本人としての心の中から発する主体の問題と発信の技術や機能の問題があると思います。私は、発信の技術や機能の問題についてはこの報告書の中にもいっぱいありますから、あえて申し上げません。日本の発信力の強化として基本的な問題と思われることについて特に触れておきたいと思いますが、その一つは、日本の教育と欧米諸国の教育の方法やその手法が大きく違っておると感じております。  戦後そういうふうに言われてきましたが、日本の教育方法は、やはり依然として児童生徒に考えさせるとか発信力を高めるような……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号(2009/02/10、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 外務省にお伺いいたします。  「NGOの現状と役割」というこの資料の三ページでございます。NGOとの主な対話、協力関係の環境のところをちょっと。その一番目に国際自然保護連合というのがありまして、新聞その他でたまに目にするんですが、次の国際会議は名古屋とかいうふうに何か読んだ記憶はあるんです。それが決まっておるんでしたら、お伺いしたいと思います。  それから、この自然保護連合の日本支部が特に力を入れて活動をしておるその内容を少し教えていただきたいと思います。  以上です。
【次の発言】 次は要望みたいなものでありますが、外国、特にヨーロッパ辺りと比較して、日本の自然保護運動というの……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号(2009/02/18、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 国土交通省のこの説明資料の一ページを見ますと、運輸部門について詳しく書かれております。その中身には触れませんが、海運だとか鉄道、こういうところまで触れられておりますが、私は、地球温暖化問題の政府の推進本部の事務局を担当しておるのが内閣官房と伺っております。  そこで、鎌形参事官にお伺いいたしますが、地球温暖化問題への取組から外れておる、あるいは聖域化されておる省はないかどうか。今、政府、民間、国民挙げて、あるいは国際的に温暖化問題に取り組んでおるこの時期に、政府の省の中に外れたところがもしあれば教えてほしいというのが一つ。  そして二番目は、日本には自衛隊基地もあります。自衛隊の……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号(2009/02/25、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私は、片山参考人にお伺いしたいと思います。  このレジュメのNGOの役割と特徴の大きな三、国際貢献というところのAについてお伺いしたいんですが、政治や政府が十分やれないのをNGOの努力で、私は、日本の発信だとかあるいは日本への外国からの信頼といいますか、そういう面で大きくNGOの皆さん方が貢献しておるということに敬意を表したいと思っております。今日は、お二人の参考人、ありがとうございます。  そこで、時間がありませんから一点だけお伺いしたいんですが、一つは、Aは「国益だけではなく地球益をめざす」と。私は、これを見まして大変すばらしいと感動したわけです。そこで、地球的な課題としては……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第7号(2009/06/17、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 あらかじめ会長にお伺いしたいんですが、この調査会の、今回は中間報告みたいになりますか、中間まとめ、そして最終的にはこの調査会のまとめは政府当局に提案していくということもありますか。
【次の発言】 分かりました。  そういうのを踏まえた上で、私の意見でございますが、やはり今日まで、もう何回も調査会の中で参考人の御意見もいっぱい聞きまして勉強になりました。あるいは、委員の質疑を通しても勉強になりました。したがいまして、私としては、「今期の調査会で示された主な論点」と、こう書かれておりますこれを割とコンパクトにまとめるということはすごく難しいんじゃないかと思うんです。こういう意見もあっ……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第8号(2009/06/24、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 今日は、四名の参考人の現地における御奮闘がよく分かりました。心から敬意を表したいと思います。  それで、質問と提言みたいな形になりますが、佐渡友参考人に申し上げたいのは、あなたの説明を聞いていて、私はいろんなことを教えられました。また、次々と頭に浮かんできたんです。そういう意味で、やはり日本が、日本の若い人々がアフリカのために何ができるか、何をやっていくのか、共に歩んでいくためにどういうことが必要なのかと、こういうふうなことを教えられましたし、そして私からも提言も申し上げたいと思います。  それで、年も聞かせていただいたんですが、弱冠三十歳、非常にうらやましくなりました。お茶の話……


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第174回国会(2010/01/18〜2010/06/16)

第174回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号(2010/02/24、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 私からは二点かいつまんで申し上げたいと思います。  日本の環境教育といいますか、それは義務教育が終わるまでには基本的な環境教育を終わる必要があるんじゃないかと思います。私、北欧を何度か行っておりますが、そのことを強く感じました。  それから、あと一点は、やはり戦後の日本のこの六十年間を振り返ってみたときに、一生懸命あの瓦れきの中から経済再建、国家再建のために開発、開発、開発と、こういうふうに進んできたわけですが、そういう開発という意識から私たちは今の自然と共生をするという、そういう意識の変革がやはり基本になければ、先ほどの三名の先生方のお話も聞いておりましていろんなことを感じまし……

第174回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第5号(2010/04/14、21期、社会民主党・護憲連合)

○山内徳信君 答弁も四名にと思いましたが、時間ありませんから、四名代表して高木先生にお願いいたします。  日米安保条約結ばれて半世紀超しております。そして、今日は日米同盟の存在価値あるいは安全保障の問題が語られましたが、日米同盟、安全保障問題で、何といいますか、アメリカに基地を提供する義務が負わされたわけですね。そのことによって沖縄という地域に過大な負担がずっと半世紀以上続いてきた。そういうことは、日本国民は外国の人権問題には敏感に気付くわけですが、足下のことにはなかなか声を上げて一緒に解決しようという努力は薄かったような感じがするわけです。  私は、この日米同盟を深化させ発展させていくために……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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