このページでは丸山和也参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○丸山和也君 まず今日は、この決算委員会というのは、ある意味で額賀大臣にとっても晴れの舞台になるか土砂降りになるかという際どい舞台だと思うんですけれども、そういう舞台で私が質問させていただくということは非常に有り難いと思っています。だから、気合を入れて、ただ時間が短いんで、わずか三十分ぐらいですけれども、気合を入れてやらせていただきたいと思いますので、大臣も気合を入れてお答えいただきたいと思います。 まず、今回、参議院の十五日の委員会で、外交防衛委員会ですか、そこで守屋さんが証人喚問という中で、大臣と神田の料亭ですか、料亭で宮崎さんと三人で会ったことがあると、こういう爆弾発言といいますか、あ……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。鳩山大臣並びに関係各方にいろいろお聞きしたいと思っております。 最初に、今日、私初めての御質問をするわけでありますけれども、鳩山法務大臣というのは本当に話題づくりの上手な人だなと思いまして、今日法務委員会があると思うと、昨日の夕方、早速また新しい話題をつくっていただきまして、新聞、今日私も朝ばたばたして見なかったら、ここへ入る前に見たんですけれども、渡されたんですが。朝日新聞を見ますと、朝刊ですが、「友人の友人がアルカイダ」、そんなことがあるかいなというような、もう本当びっくりするような発言ですけれども、そういうのがあったと。それで、メモが入り……
○丸山和也君 二点ばかりお聞きしたいと思います。 日銀は、これまでいわゆる俗に言われる超低金利政策というのをずっと取ってきまして、基本的には今もその延長線上にあるように思うんですけれども、これが正しいかどうかはいろいろな議論もありましたんですけれども、いわゆるデフレ脱却するためにはこれは是非とも必要だという、そういう大きな方針があったんじゃないかと思うんですが、現時点での考え、それからこれからの在り方としてこの点についてどのようにお考えをお持ちか。 一方、これについては、昨今、もう既にその時代は終わったと、やはりこれはもうデフレは脱却しているという見解もありますし、それから、やはり超低金利……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。 何点かあるんですが、まず生命保険会社並びに損保会社における保険金の支払漏れについて、これはもう新聞紙上でもさんざん報道されて、金融庁の方も大変御努力いただいてかなり改善が進んでいるというふうに伺っておるんですけれども、これについて、再度、そういう状況もお聞きしたいと思いますので質問させていただきます。 まず、生命保険会社に関しましては、昨年十一月末までに全三十八社が調査を完了して金融庁に報告書を出したということでございまして、それによりますと、三十八社ベースで、件数で百三十一万件、総額約九百六十四億円、支払漏れがあったと。そしてこれについて、さらに……
○丸山和也君 自民党の丸山でございます。 今日は、外交問題といいますか、そこに絞って何とか、大臣その他にお聞きしたいと思っています。 今日、新聞を見ていましたら、日本経済新聞、大臣が中国の外相、ヤンさんというんですかね、楊と書きまして、と、にこやかでもないんだけれども、握手をされている写真がございまして、記事を読んでみますと、昨日、チベット問題で話をされたということで、直接対話を促すと、こういうふうにされたと。 それで、これは特に通告はしていなかったんですけれども、ちょっとお聞きしたいんですけれども、今チベット問題が非常にオリンピックとの関係でも話題になっているんですけれども、日本のこれ……
○丸山和也君 自民党の丸山です。よろしくお願いします。 今日は、特に文部科学省に限ってといいますか、質問をさせていただきたいと思います。 昭和、昭和じゃない、平成ですね、今の前半の質問がなかなかレトロな質問が多かったものですからそう思ったんですけれども、平成十八年の十二月に約六十年ぶりと言われて教育基本法が改正されました。それで、これはよく言われるように、教育は国家百年の計であると、こういうふうに言われておりまして、これは私なりに考えましても、やはり教育の問題というのは百年先を見て定めなきゃならないということでもありますし、いったん定めたものは百年間やっぱりそれは影響もあるんだと、こういう……
○丸山和也君 自民党の丸山和也です。 大臣に、三十分の時間内で厳しいんですけれども、数点、大臣並びに関係者の御見解をお聞きしたいと思います。 まず第一に、刑事犯罪の刑期の件なんですけれども、日本には御承知のように終身刑というのがございません。そして、よく世上では、無期懲役あるいは無期禁錮、いわゆる無期懲役となった場合、一般の国民というのは、ああ一生出れないんだなと、こういう、やや誤っているんですけれども、かなり常識的というか、そういうふうにとらえるんですけれども、実際は、十年以上たつと仮出獄といいますか、そうやって社会に出てくると、こういうことを目の当たりにするわけでございます。中にはそう……
○丸山和也君 丸山でございます。 今回の少年法の改正について主にお聞きするつもりだったんですが、千葉先生が、幸いというか不幸というか、いい機会に窓口を広げていただきましたもので、若干昨日の最高裁判決とかについても意見を述べさせて、お聞きしたいと思います。 昨日の判決は画期的な判決であると、これは私もそう思うんですが、正直言いまして非常に遅かったなという感じがしております。それで、理由の中で、かつてこの国籍法の規定が、三条ですか、こういう制約があったのは当時としては相当な理由があったんだけれども、現在の状況下ではもう適合しなくなっているというふうに言っているんですけど、私はもう当初から、最初……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。よろしくお願いいたします。 まず、午前中にもやや若干関連した質問がございましたんですけれども、司法試験の合格者数という問題について少しお聞きしたいと思います。 いわゆる三千人という数字ですね、司法試験合格者三千人を当面の目標にすると。これ閣議決定でもそのようになっているということで既定の事実のようになっているんじゃないかと思いますが。かつて鳩山法務大臣がこの委員会でも、また記者会見でも、一応そういう目標はあるんだけれども、それはちょっと多過ぎるんじゃないかと。あるいは、当面そういう方向に行くかもしれないけれども、三千人で毎年ずっといいというの……
○丸山和也君 自民党の丸山ですけれども、よろしくお願いします。 お二方に二、三点、同じ質問を順次さしていただきたいと思いますけど、若干やや大まかな、大まかというか、大局的な観点からどういうお考えを持っておられるかということをひとつお聞きしたいんですけれども。 たしか私の記憶では、福沢諭吉が明治維新のころに封建制度は親の敵であるとたしか言って、有名な言葉、有名かどうか知りませんけど、私の記憶の中にあるんですけど、やはり日本のいわゆる、まあ今封建時代じゃないはずなんですけれども、いわゆる戸籍制度、戦前は家族制度というのがありましたから、そこに、いわゆる戸籍制度と国籍制度というのはこれ非常にリン……
○丸山和也君 委員長、一点だけよろしいでしょうか。
【次の発言】 自民党の丸山ですが、今日採決予定ということでありますんですけれども、とりわけ、この法の趣旨が……(発言する者あり)
○丸山和也君 丸山でございます。 今日は、出入国管理に絡む問題と、それから刑事裁判の検察の求刑の問題、それから死刑の問題と、時間限られておりますので、この三点に絞ってお聞きしたいと思っています。 まず、出入国管理に関する質問ですけれども、これは非常に大局的なあれなんで大臣にお聞きしたいと思うんですが、日本の国は、日本の国家の政策として、いわゆる移民政策というものについて基本的に考えが確立しているのか、そういうのは特にないのか、あるいは現在検討しているのか、ここら辺をお聞きしたいと思うんです。 というのも、やはり、割合日本というのは、入管行政は非常に大事だということで力を入れたり取締りとか……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。 今日は、今現在進行形とも言える政治資金規正法違反事件との関連もありますし、それから政治と金の問題に関して、中心にしてお聞きしたいと思います。 まず、政治資金規正法ですけれども、これは昭和二十三年に施行されまして今日までいろいろ改正がありながら現在に至っているんですけれども、これの第一条を見ますと、この法律は、議会制民主政治の下、ずっと何かあるんですけれども、政治活動の公明と公正を確保し、もって民主政治の健全な発達に寄与することを目的とすると、こういうふうに理念が書いてございます。 それで、まさに民主政治の健全な発達というためには、政治資金の健全な……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。よろしくお願いします。 基本的に三名の参考人に同じようにお聞きしたいと思っていますけれども、先ほど竹田さんからの昭和三年のですか、新聞記事を見せられて、驚いたというか面白いなと思ったんですけれども。時代は違いますけれども、ほとんど今の裁判員制度を評価するというか、その意義を言っていることと全く同じことを言っているんですね、これ、八十年ぐらい前ですか。それで、いわゆる、眼目は従来の官僚裁判から革新して国民をして司法に参与せしめて民意を司法に反映すると、これが、ここでは立憲政治といいましたけれども、今では民主政治の発展につながるんだと、ほとんどうり二つと言……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。 今日は、今、足利事件なんかも非常に取り上げられておりますので、そういうことも念頭に置きながら、主として刑事司法の在り方そのものというか、基本的なところで質問させていただきたいと思っております。 私も弁護士を長い間やっておりましたけれども、常々思っていますのは、日本の刑事司法というのは当事者主義に基づいて公平な審理が行われて裁判官がジャッジをすると、こういうことに教科書上はなっているんですけれども、どうも構造的には、実際の動きを見てみましても、決してそうはなっていないと。どちらかというと、検察、裁判官一体チーム対被告人、弁護士と、こういう形で……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。
これから質問させていただきますが、個々の今回の法案についてお尋ねする前に少しお聞きしたいんですけれども、今回、どうしてこういう、先ほどの質問にも若干重なるんですが、今回、入管法とそれから外登法による外国人管理といいますか、そういうのを一元化する方向で法案が出されているということなんですが、ここの、この時期にこういう改正といいますかねらいを定めた提案をされている基本的な理由というのはどういうところにあるんでしょうか。
【次の発言】 点から線へということですね、何か松本清張をちょっと思い出したんですけれども。
近年、非常に不法滞在者が政府の御努……
○丸山和也君 丸山和也でございます。 今日は、千葉法務大臣の最初の法務委員会ということで、私も大臣就任のお祝いを申し上げたんですけれども、正式にこの場でいろいろ所信表明を中心にしながら御意見をお聞かせいただきたいと思っております。 まず、やや理念的なお尋ねをしたいんですけれども、やはり戦後数十年続いた自民党を中心とした与党政権が替わって、民主党を中心としたかつて野党だった本格的政権交代が起こった中での初代の法務大臣として、やはりこれまでの法務行政全般を通して、やっぱりここをこのように変えていきたい、あるいはこういう新しい理念でやっていきたいという、そういう抱負のようなことを是非お聞かせいた……
○丸山和也君 丸山和也でございます。時間が限られておりますので、儀礼的答弁は一切なしにしてやらせていただきますので、そこのところは御了承いただきたいと思います。 鳩山総理の昨年十月における所信表明演説、それから今国会での施政方針演説、これは非常に、鳩山カラーが出ているという、また、いのちを大切にしたいという、そういう心あふれる非常にユニークな演説であったと私は思っています、世間がどう言おうと。 ただ、一般紙面とか新聞を見ますと、鳩山首相は言葉の重みをかみしめよ、これは日経新聞ですけれども、翌日の新聞ですね。それから、首相は難題は素通りだとか、あるいは読売新聞にいきますと、いのちを連発、二十……
○丸山和也君 丸山でございます。 今日は、時間が二十分ということで非常に短いので、大局的なことを少しお聞きしたいと思うんですけれども。 前原さんも念願かなってというか、政治家人生の中でついに大臣になられて、大いにこれから頑張ってやろうということで頑張っておられるんだと思うんですけれども、民主党政権というか、鳩山内閣のキャッチフレーズかも分かりませんけれども、国交省の問題に関しては特にコンクリートから人へという標語を鳩山さんは何回も使っておられて、それが非常に耳触りのいい表現であって、私もなかなかいいなと思う反面、何を言っておるのかというところがよく分からないところもあったり、それから、その……
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。よろしくお願いします。 今日、大臣に五項目ぐらいをいろいろ御質問したいと思っているんですけれども、基本的には、大臣の所信表明に対して別にけちを付けるとかけしからぬということじゃなくて、やっぱりそれを中心にして、そこに盛られているいろんな施策についてやっぱり議論を含める必要があると、冷静にやっぱり議論を含めて、こういう大きなある意味で政治の節目と言われるような時期に実りあるものをつくっていくと、そういう姿勢でいろいろ質問させていただきたいと思っています。 まず、最初に通告しております国選付添人制度ですね、少年に対する。これについて、実は私はこの……
○丸山和也君 引き続いて質問させていただきます。丸山でございます。 今、松岡議員が非常にいい質問をされていましたので、若干それに引き続いてお聞きしたいんですけれども、司法制度改革という中の大きな流れの中で、全体としての法曹人口の増加を図るということでここずっとされてきまして、一定の成果も上がってきていると思うんですけれども、先ほどの質問ともやや重なるかも分かりませんが、そもそも法曹人口を増加を図ろうとしてきた目的、そこら辺をやっぱり改めてというか再確認というか再検証をする必要があると思うんですね。 それで、かつてやっぱり日本というのは、いつからか、少なくとも近代国家が成立した明治以降は法治……
○丸山和也君 丸山でございます。 三点ほどに絞ってお聞きしたいと思うんですけれども。 まず一つは、公訴時効の今回殺人罪等に関して廃止をすると、これはある意味でもちろん犯人をいつまでたっても逃がさないということで、気持ちは十分分かるんですけれども、どうなんですか、じゃ、ほかの重大犯罪についてはやっぱり時効制度がある、殺人に関してはないと。ここら辺のまず、命を奪われたのだけを特別扱いにするということの、そういう被害者間の公平性という観点から考えてもかなり問題があるんじゃないかと思います。生きている、しかし本当もう寝たきりになっている、手足がない、日々それをずっと命のある限り養っていかなきゃなら……
○丸山和也君 丸山でございます。 今日は、この公訴時効の廃止という重大な法案に対して非常に問題が多いという気持ちを抱きながら幾つか質問させていただきたいと思っています。 まず、私つらつら、この前も質問ちょっとしたんですが、考えてみますと、やはりこの法案で最大の問題点というのは、いろんな先生からも、特に民主党の先生からは実質反対だという意見のように思えるいろんな質問がされているんですけど、やはり問題点というのは、前にも言いましたように、やっぱり永遠に公訴時効が完了しないということになると、実際問題としては、むしろ捜査があるいは摘発していくのが後送りになっていくんじゃないかと。いつでもできるわ……
○丸山和也君 自民党の丸山でございます。 大臣にお聞きしたいと思います。 今回の民事訴訟法及び民事保全法の改正につきまして、ある意味で非常に画期的であろうと思いますけれども、すばらしいという反面、非常によく分からない点もいっぱいありまして、特に民事訴訟法の管轄に関するいろんな、基本的に管轄の定めがこれまでなくて基本的には裁判所の判断にすべて任せられていた、基本的に条理というような考えで任せられていたところをある程度明確にされたんですけれども、何でもかんでも管轄を認めればいいというわけでもないわけでして、そこら辺が今回形の上では非常に広げられているんですけれども、実際どうなのかなというところ……
○丸山和也君 やっと、二時間ぐらい待ってやっと当ててもらってありがとうございます。なかなか二時間待つというのもしびれるんですけれども、環境問題もこれぐらいじっくり忍耐を持ってやらないと効果が出ない問題じゃないかと思います。 先ほど今野先生からも発言がありましたけれども、これ今日の統計も見させてもらったんですけれども、CO2の総排出量も、数値目標はもちろん達成できていない、なかなか難しいという状況ですけれども、総排出量も削減させなきゃならないと言いながら、実際はかなり増えているわけですよね。こういうところというのはやっぱりどのようにお考えになっているのか。 それで、僕は、随分昔のことですけれ……
○丸山和也君 どなたにということでは特にないんですけれども、今、今回特に知識人の重要性についていろんな意見を出されているんですが、それはもっともだと思うんですけれども、むしろ、むしろというか、言いにくいかもしれませんけど、忌憚のないところをお聞きしたいんですけれども、政治家のかかわり方ですよね。政治家の資質というか、文化に対する造詣度というか、文化人レベルというか、そういうことがかなりやっぱり本当は問題なんじゃないかと思いますね。 磯村参考人がおっしゃったように、シラク大統領の話とかいろいろおっしゃいましたけど、まず日本の場合、これはもう非常に常識的な意見であれなんですけど、まず文化的レベル……
○丸山和也君 マーティン・ウィリアムスさんとマルク・ベリボー参考人、両参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、御意見の中で、日本では、いろいろ取材をしても、これこれだと説明があっても、いや、自分の名前は出さないでくれとか、いわゆるニュースソース、これはもう伏せておいてくれと、こういう話が多くて、実際、裏が取れなくて記事の価値がもう半減してしまうというか、記事にもならないと、こういうことが非常に多いと、それは民間でも公の機関でもそういうのが多いということを一点おっしゃいました。 それともう一つ、やっぱりニュースになって出てくるのは数日後とかであって、鮮度が落ちると。やっぱり、ニュースの確実さ……
○丸山和也君 この調査会で何回かにわたって発信力ということでいろんな参考人から意見をお聞かせいただいて、至極ごもっともな点が多かったんですけれども、細かなことは言いませんけれども、基本的には、要するに、中身がなけりゃ何を発信してみても、ただ発信しても、発信という形は取れても大したことはないし、感銘も受けないしということであって、やはりだから、この提言の中でもいろいろ書かれていますけれども、発信力強化に向けた人材の育成、確保と、こういうところが一番大事じゃないかと私は思うんです。 もし突っ込んで私、感想というか私の意見になるんですけれども、やはり発信というのは、日本の場合、文化の力と人間の力だ……
○丸山和也君 主に木寺参考人にNGOに関してお聞きしたいと思うんですけれども。 ここのレポートでも、環境NGOと緊密に意見交換等を実施してと、外務省、会議共催と書いてあるんですけれども、この緊密にということが、言葉の表現ですから、実際はどのようにやっているのかですね。やはり余り緊密にはやられていないんじゃないかと私は思っているんですけれども。 それとか、いろんなNGOがあると思うんですけど、例えば、日本の国策というか、日本の方針とやや対立するような活動をやるような団体に対してどういう基本的な態度を取られるのか。例えば、一例を挙げれば、調査捕鯨というのありますよね。日本がこれ、やっていますけ……
○丸山和也君 一点なんですけれども、私は牧野委員とはちょっと反対というあれで。 やはりNGOというのは、その存在が、要するに政府の意見とも違う、政府ではできない、そういうところに対してどう力を民間が発揮するか、あるいは、ある意味においては政府をどうやって市民的な力でリードするかというところが出ていますから、将来的には政府と一致するにしても、やっぱり今の時点では政府と対立するとか、中にはいっぱいあるわけですね。そこにまさにNGOのNGOとしてのある意味できらきらとした存在意義があるわけですよ、未来志向型なんですよ。 そういう意味では、ここを、政府と対立するんだったら、いやこれはもう公的資金は……
○丸山和也君 ありがとうございます。 李参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、この地球温暖化の問題、極めて、素人的にといいますか、一般の人もそうだと思うんですけれども、なかなか、結構重大な問題という認識は深まりつつあるんですけれども、具体的になかなか進まない一つの理由として、おっしゃったようにアメリカが世界最大の排出国、一人当たりも断トツであると。それで、それを享受して、そういう享受した生活を維持しようとしてなかなか世界的枠組みの中に入ってこないと。アメリカ的エゴですね。これが一つの問題と。 それからもう一つは、やっぱり急成長を遂げつつある中国が、これだけの世界最大の人口があって、おれ……
○丸山和也君 特に山本参考人にお聞きしたいんですけれども、ほかの方もあれば言っていただいて。 ちょっと、やや漠然としたというか質問で申し訳ないんですけど、何年か前に宇宙の、ホーキング博士というのが、講演がありまして、その中で、私の記憶によりますと、人類は、この地球上のですよ、地球上の人類は、恐らく最大限長く生きたとしても百年はもたないだろうということをかなり断定的におっしゃっていたような記憶があるんですね。いろんな原因があるんですけど、この地球温暖化問題というのも大きな原因だったように思うんですが。 それで、山本参考人が、資料の中には、例えば全く対策を取らなかった場合、水とか生態系、食糧、……
○丸山和也君 いろんな質問、また参考人の方々からいわゆる日米安保、安全保障を軸にして、また中国のこれからの存在、あるいは脅威と言われて、いろんな角度から議論されてきたと思うんですけれども、私がお聞きしたいのは、やや、かなりスケールの大きな話といいますか、未来的といいますか、奇想天外と思われるかもしれないけど、私はずっと前から思っているんですけど、先に結論の方からとおっしゃるものですから、いわゆる日中安保条約というか、日中安全保障条約のようなものが成立する必要性、また作る可能性、どういう状況になったらできるのかと。これは必ずしも日米安保条約を破棄してということではなくて、私の問題意識は、日米安保……
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