このページでは中山恭子参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 安倍総理に対し、会派を代表して、施政方針演説に関し、質問いたします。 まず、平和の維持について伺います。 今般のISによる残虐な殺人行為には強い憤りと悲しみを感じています。改めて犠牲者の皆様に心から哀悼の意をささげます。 今回、安倍内閣が自ら被害者の救出に当たったことは、画期的なことであると敬意を表します。 人質救出がいかに困難なものであるか、一九九九年に中央アジアで日本人鉱山技師の救出に携わった者として十分理解しています。 この拉致事件も、イスラム原理主義者たちが中央アジアのフェルガナ地方にイスラム国の建設を目指して活動していたさ……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの石川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小泉昭男君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 ただいまから国家安全保障に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの福山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中川雅治君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 国家安全保障会議について質問します前に、まずはその前提として、我が国を取り巻く現在の安全保障環境についてお伺いしたいと思います。 政府は、これまでの国会質疑で、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していると答弁されています。安倍政権が日米同盟を基軸として、自由、民主主義、先ほど官房長官からもお話ありましたが、法の支配といった価値観を共有する国々と連携を強めていく方針を掲げて、総理が就任以来、地球儀を俯瞰する視点で積極的に外交を展開されていらっしゃることを私自身は高く評価しております。 ただ、近隣諸国を見ますと、現在、北朝鮮による……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
前回、前安倍政権のときに出されたNSC法案、当時、私自身総理補佐官として官邸に勤めておりましたので、その法案の成立を願っておりましたが、残念ながら廃案となりました。今般新たに法案が提出されましたが、その設立の趣旨は同じと思いますが、前回の法案と比べてどのような点で改善が図られているということでしょうか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 御丁寧なお答えいただきましてありがとうございます。
それでは、その中で、まず四大臣会合の開催というような点ですけれども、衆議院では既に何度もお答えいただいているかと思いますけれども、会議の方法、……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
国家安全保障会議の中で、今日は北朝鮮問題にかかわるところをお伺いしたいと思います。
安倍総理は拉致問題に関して、安倍内閣で解決しなければならない、全ての拉致被害者の家族がお子さんをしっかりとこの手で抱き締める日がやってくるまで私の使命は終わらないと、解決に向けた強い意欲を示されていらっしゃいます。
まず、北朝鮮問題をめぐる状況と拉致問題に対する安倍政権の基本的な立場について、官房長官のお考えを確認したいと思います。
【次の発言】 時間も随分、拉致された人々にとって、また被害者の家族にとって非常に貴重なものでございますので、是非御尽力いた……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日、国家安全保障会議の設置は、戦略的な外交・安全保障政策を展開していく上で欠かせないものでございまして、審議が今日深まっていることを喜ばしいと思っております。 先ほど山本先生からお話がありましたが、十数年前、ウズベキスタン特命全権大使をしておりましたとき、日本人鉱山技師四人が人質になりまして、人質の救出に当たりました。おかげさまで、ウズベキスタン大使館の中にいました職員が非常にこのイスラム原理主義グループに近い人々と連絡を取れる、そういった情報を持っておりまして、おかげさまでこの鉱山技師四人とキルギスの人々をタジキスタンで救出することが……
○中山恭子君 日本維新の会、中山でございます。 今日はお忙しい中、また大変ショートノーティスだったかと思いますが、参考人として御出席くださいましてありがとうございます。 今日、春原参考人、アメリカのお話をいろいろしてくださいました。私自身、日本でこのNSCをつくるに当たって、アメリカの制度、アメリカの状況というのは非常に参考になるものであろうと考えております。 今日の中で、アメリカの情報機関、十を超える情報機関が今統合されていると思いますが、その統合されるときの、何というんでしょう、成り行きというか、難しい問題もあったはずでございますが、その当時のことをもう少し詳しくお話しいただけません……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 これまでにも官房長官には機構の問題で何度かお尋ねしております。さらに、他の委員の方からもお話が出ておりました。また、昨日の参考人の春原先生からも、安全保障担当補佐官には事務局長を兼任させる方が組織的効率も高く風通しも良いシンプルな陣営になることは間違いないというような、論文の中にそういう文言も出てきております。 日本版NSCの機構を他の国のカウンターパートのその組織と比べますと、やはりちょっと弱点が多いかなと思っておりまして、アメリカは大統領制でしたので大統領と大統領補佐官の図面を先日お渡しいたしましたが、今日はイギリスのNSCの組織につ……
○中山恭子君 日本維新の会の中山恭子でございます。 官房長官、質問通告していないテーマなんでございますけれども、昨日、沖縄に行ってまいりました。普天間の基地を辺野古へ移設しようとする県民大会に参加いたしました。沖縄では、外から入ってきた方々ではなくて沖縄県民の方々が動き出していると感じております。 そこで署名活動が行われておりますけれども、当初五万人の署名を集めようということで始まりましたのが、二か月半ほどで五万人を突破し、十一月の半ばでは七万三千人、まだ署名の応募がたくさん続いているそうでして、八万人を超えるのではないだろうかという、そんな動きになっているとのことでございました。この県民……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 まず、麻生大臣に、今、デフレからの脱却、そして経済復興の兆しが見られるようになったこと、麻生財務大臣になられた後、明るい兆しが、あっという間に明るくなってきたという、大変うれしいことだと思っております。 先ほど、地方ではまだシャッターが下ろされたところが多いというお話がありました。既にお答えいただいておりますので、もう一点、中国の経済情勢、それから、ここには大きな懸念があると言われておりますし、欧州、米国においても国際経済に影響を及ぼすようなリスク要因があるとも伝えられております。日本として、せっかく今デフレ脱却に向けての動きが始まったと……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日は、社会資本整備特会についてお伺いいたします。 社会資本整備事業特別会計には、治水勘定、道路整備勘定、港湾勘定、空港整備勘定、業務勘定の五勘定が設置されておりますが、今回のこの法律案では、このうち借入金がある空港整備勘定を自動車安全特別会計に含めるほかは、四勘定を一般会計化するとしております。 この社会資本整備事業特会の一般会計化の流れは、申し上げるまでもありませんが、民主党政権の下でコンクリートから人へということを目指して、事業仕分の評価結果で既にその方向性が示されていたところであると考えております。事業仕分での評価では、区分経理……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
金融庁の方にお尋ねするということで始めたいと思います。
基本的なところに戻りますけれども、このみずほ銀行の問題については、九月二十七日に業務改善命令が発せられました。その後、九月二十七日の業務改善命令の前提となっていた金融検査監督過程での説明が事実と異なることが明らかになった。今回、この問題が発覚することになりました金融検査、報告徴収から業務改善命令に至るまでの経緯を、基本的なところに戻りますが、金融庁から改めて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今回の検査は非常に、微妙なといいましょうか、難しい問題をたくさん抱えているかと思い……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの藤田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小泉昭男君を指名いたします。
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 本日は、文化関係予算についてお伺いしたいと思います。麻生大臣は文化に対しても非常に造詣の深い方でいらっしゃいますので、よろしくお願い申し上げます。 文化、芸術の力、言うまでもありませんが、豊かな人間形成や活力ある社会を構築していく上で欠かせないものである、また日本人であることへの自信と誇りを抱くに当たって不可欠のものであると考えています。 文化庁では、文化芸術立国を目指して文化芸術立国中期プランを作成していると聞いています。文化芸術立国を目指すということについて、麻生大臣はどのようにお考えでいらっしゃいますか。
○中山恭子君 日本維新の会、中山でございます。 まず、IDAの関係からお伺いいたします。 日本が世銀に加盟いたしましたのは一九五二年、日本が独立した年でございます。翌年から世銀からの借入れを行い、東海道新幹線や初めての高速道路や電力機構をつくって、その後日本はオリンピックも無事に開催し、経済発展を遂げています。 この七五年から七八年にかけて、私自身、IMFに勤務いたしました。IMFと世銀は姉妹機関でございまして、連絡を取りながら仕事をしておりましたが、そのときその借り入れた金額をまとめて一気に返済したいという申入れをしようとしたそうでございますが、世銀側から、日本への貸付けというのは極め……
○中山恭子君 日本維新の会・結いの党の中山恭子でございます。 今日、金商法等の問題につきましてお伺いする前に、麻生大臣に幾つか御質問したいと思っております。 先日の委員会でも話題になっておりましたが、四月二十四日、財政金融委員会で巣鴨地蔵通り商店街を視察いたしました。十六年ぶりの消費税引上げについて商店の方々や買物中の特に女性の方々のお話を伺いました。 まず、商店経営者の方々はいろいろと工夫しながら対応している様子を見ることができました。例えば、あるお店では百十円の商品について百二十円の値札を付けた、また、ある商品については百十円のまま据え置いて商売をしているというお話もありました。また……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの藤田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小泉昭男君を指名いたします。
○中山恭子君 日本維新の会・結いの党の中山恭子でございます。 昨日は、政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会、開催していただきまして、ありがとうございます。 今日は、今回の日朝の合意の中で、日本人拉致問題についてお伺いいたします。 今回のこの日朝協議の合意、これは一体何を意味するだろうか、これからの拉致問題をどのような形に持っていくことになるんだろうか、今回の合意についてその意味をずっと考えておりますと、今回の合意の中で、幾ら読みましても、そこに拉致被害者に対する国家の責任の念、救出しなければとの真剣な思いが伝わってまいりません。総理始め拉致関係閣僚の皆様が全ての拉致被害者を日本に連れ戻……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日は、拉致問題について総理にお伺いいたしたいと思います。 今月の十日から十四日まで横田滋さん、早紀江さん御夫妻がモンゴル・ウランバートルで、孫のキム・ウンギョンさん、そしてひ孫さんともお会いになったという報道がありました。 二〇〇二年十月十五日、平壌に地村さん御夫妻、蓮池さん御夫妻、曽我ひとみさんを迎えに行きましたとき、キム・ウンギョンさんが空港に姿を見せました。そのときまだ十五歳の本当に穏やかな賢そうなお嬢さんでしたが、めぐみさんについてはそのときは直接何も話は出ませんでした。早紀江さんがお書きになった「めぐみ、お母さんがきっと助け……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。
まず、麻生大臣に、次の世代、次世代、そしてその次の世代の日本のありようについて、麻生大臣の夢といいましょうか、どのようなことをお考えになっているか。突然の質問でございますけれども、恐縮でございますが、どのような日本を思い描いていらっしゃるか。軍事大国か、経済大国か、医療大国か。
三月の予算委員会でも大臣に、文化芸術立国を目指すことについてお伺いしております。日本の文化力を基礎に置いた日本の未来を構想することについてどのようにお考えか、改めて御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 麻生大臣であれば、いろいろな夢をお持ちで、文化についてもし……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 今日、いろいろ議論がなされておりますが、私自身は、黒田総裁就任後、昨年四月に日銀が導入した量的・質的金融緩和によって日本経済は確実にデフレを脱却しつつあると言えると考えております。当時のマネタリーベースは、他の先進国に比べても極端に日本の場合は小さい状況でございました。まだまだ気を許せない毎日が続いていると思いますが、あのときの、この二十年、長い時間、デフレマインドが払拭された、あの何とも言えない重苦しい雰囲気が日本から、地方まではこれからかもしれませんが、ほぼ消え去ったと言えると考えております。 今日の概要説明で、家計部門、企業部門の両部……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 まず、原産地証明に関する自己申告制度の導入の点からお伺いしたいと思います。 今回のこの導入によりまして、これまで輸出品について日本商工会議所が日本製であるという原産地証明をしておりました。ある意味では非常に大きな作業だったかと思いますが、それが今回なくなりまして、日豪の経済連携協定では、その原産地証明の取得が不要となった代わりに、例えば輸入品について、輸入者が自ら作成した輸入貨物が原産品でありますという証明、自己申告をすればオーケーということになりました。この輸入貨物の原産性というのが、原産品であることの確認が輸入国の税関が行うということに……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 今日、金融庁が公表しています金融モニタリングレポートを中心に質問したいと考えております。 まずは、二〇〇〇年代に入って以降、複数の地銀が地域統合等を行ってきておりますが、このところ、地銀再編に向けた動きが加速化しているように見えます。今月に入りまして、横浜銀行と東日本銀行が経営統合するという方針を固めたと報道されております。またさらに、九州を地盤とする肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合に向けた交渉に入ったとの報道が各報道機関からなされております。横浜、東日本は総資産で地銀第一位に、肥後、鹿児島は地銀第九位になると予想されます。 こうした動きに……
○中山恭子君 今日は、お忙しい中、いろいろ御説明くださいましてありがとうございます。
先ほど高井参考人から一兆円落ちているというお話がありましたが、アマゾンジャパンの売上げの、売上げでしょうか、この十年ほどの動きというのはどのようになっているんでしょうか。
【次の発言】 ということは、法人税も日本の中ではお支払いになっていないということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 おりますか。
【次の発言】 分かりました。ありがとうございます。
今日お話を伺いながら、消費税に関しては、公平中立の観点から見てやはり相当問題があるということが見えてきたかと思います。やはり日本としては、国内に入ってくる……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 この委員会のテーマ、日本、特に地方の活性化の問題は、非常に大切な重要な問題であると考えておりまして、今日は総理にお伺いしたいと思っております。 政府が地方のことに目を向けて、心を向けてくださったこと、まさに時宜を得た施策であると考えておりまして、地方をどのようにつくっていくのか、これからの日本の姿を決めると言っても過言ではないと考えております。 私自身は、日本から田舎が失われるということは大変残念なことであり、あってはならないことと思っております。都会は都会らしく高いビルの建つ町があり、ただそこに人々が集中するのではなく、田園や中山間地に……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中曽根弘文君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
まず、基本的なところからお伺いしたいと思っております。
質問というよりは確認でございますが、去る五月二十九日に締結されました日朝ストックホルム合意、これはどのような位置付けの合意なのでしょうか。効力を有する正式な外交上の文書と言えるのでしょうか。
当時、このストックホルム合意の文書にはどなたのサインもないとの説明を受けたことがございますが、まずこの点を確認しておきたいと思っております。
【次の発言】 それは、どのようなことで政府間の正式な合意だということを証明できるのでしょうか。具体的な形で御説明いただきたいと思います。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中曽根弘文君を指名いたします。
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今回の一連の平和安全のための法整備に関しましては、日本が真の独立国家となるために一歩、二歩、歩を進めたものと考え、総理に敬意を表しています。しかし、日本が平和を希求する独立国家として世界から信頼されるためには、まだまだ足りていない事柄が多く残されている状態であると考えています。 在外邦人保護、主として北朝鮮による拉致被害者の救出についてお伺いいたします。 総理は、今回の法整備は、国民の命、平和な暮らしを守るためのものであるとおっしゃられています。そうであれば、現に北朝鮮に拉致され、長期にわたって監禁状態に置かれている日本人拉致被害者を救出……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 二月十九日に発表されました金融経済月報では、景気が緩やかな回復基調を続けていくと見られるとして、消費税引上げによる反動の影響はほぼ収まったとの見方を示していらっしゃいます。私自身は、消費税率引上げの影響というのはもっと早い時期に収まるだろうと見ておりまして、思ったより時間が掛かったなという印象でございます。その中で、消費者物価の前年比はエネルギー価格の下落を反映して当面プラス幅を縮小するというふうに月報では書かれております。 ただ、今日のお話では、エネルギー価格もいずれ少しずつ上昇していくだろうという御説明がありました。そうであれば、この月……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は、公文書館についてお伺いいたします。財務省が直接関与する案件ではないかもしれませんが、財務大臣は国有財産を所管していらっしゃいますし、副総理でもいらっしゃいますので、よろしくお願い申し上げます。 国立公文書館は、歴史公文書等の適切な保存や利用に資することを目的とした施設でございます。日本の場合、現在、北の丸公園の中にあります。麻生大臣は先日、ジョン・F・ケネディ、その生涯と遺産展の開会レセプションに御出席くださり、御挨拶いただきましたそうで、大変ありがとうございます。皆様のお手元にもそのパンフレットはお配りしてございます。 大臣は、……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 まず、財務局、税関、国税職員の定員の確保等についてお尋ねいたします。 財務省の職員、全国各地で日々その職務に真面目に励んでいることと信じております。税関の職員につきましては、覚醒剤、危険ドラッグ、銃器などの社会悪物品等の国内持込みを水際で阻止し、国民の安心、安全を守ることについて理解を得られたということで、おかげさまで増員が認められました。今後も社会悪物品の取締りに鋭意取り組んでほしいと考えております。 しかし、午前中の会議で、尾立委員から国税庁職員につきましては質問がありました。定員減の状況が続いております。私からは、特に財務局の職員に……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 まず、先日、三月二十六日の質疑の中で取り上げた項目の中で質問し残した事項が、質問できていない事項がございますので、その点についてまずお伺いいたします。 前回、社会保障関係費が約三十一兆五千億、一般歳出におけるその割合は五五・〇%、半分を超えている。さらに、社会保障関係費は毎年増加する。また、他の政策遂行のために使われる経費は約二十五兆、社会保障費よりも他の事業に使われる経費がずっと少ない、約二十五兆八千億円、一般歳出の二六・八%しかないことを取り上げました。 社会保障・税の一体改革が進められているとは聞いておりますけれども、私自身は、前回……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 今日は文化交流についてお伺いいたします。 三月十三日に衆議院を通過しました二十七年度予算の文化庁関係予算を見ておりましたら、文化プログラムに向けた発信強化の項目の中に、戦略的芸術文化創造推進事業として一千五百万円が新規で、また、文化プログラムの実施に向けたシンポジウムの開催費として一千万円が新規で付いて計上されておりました。また、芸術文化の世界への発信と新たな展開費が、これは新規ではございませんで、四千五百万円増となっておりました。 日本の将来を思い描きますとき、日本が世界の文化交流の拠点として各国、各地域の文化の競演、競技が日本各地で開……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今の大門先生の質問を聞きながら非常に同じ思いをいたしました。 まず、その前に、今回のG20の共同声明で、米英が強固な成長を続け、ユーロ圏と日本の経済見通しが最近改善されており、これは世界経済のより強い回復を支えるとあります。また、黒田総裁の記者会見で、日本の金融政策について中で議論はなかったというお答えがありました。この様子を見ながら、このG20を始め国際社会の中で日本の経済政策については非常に強い信頼が置かれているのだろうということを読み取りまして、私としては大変心強いというか、今の黒田総裁始め日銀の皆様の御活動、そして財務当局にはもうち……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
今日は、これまで政投銀の在り方についていろいろ御意見が出ております。私からもやはり政投銀の特に危機対応業務を中心にして、その在り方について伺っていきたいと思っております。
政投銀は、リーマン・ショックの後、二〇〇九年以降ですね、さらには東日本大震災の後、二〇一二年以降、危機対応融資を行っております。大規模危機において大きな役割を果たしていると考えておりますが、危機対応業務、その実績について具体的に金額等をお知らせいただけますか。
【次の発言】 また、この政府金融関係で公的な金融機関が危機対応業務に入っていると思いますが、そのそれぞれの役割と……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 五月五日から九日まで、ウズベキスタン共和国を次世代の党の使節団として訪問いたしました。今日、資料としてウズベキスタンの位置図、それからウズベキスタンの地図をお手元に配付しております。 アジモフ第一副首相兼財務大臣等政府要人と意見交換を行いました。アジモフ第一副首相から、両国の一層の関係強化のため安倍総理のウズベキスタン訪問を強く要請されました。また、アジモフ第一副首相からは、ADB総会出席のためにバクーを訪問しました際に麻生副総理と歓談したということをおっしゃいまして、麻生大臣にくれぐれもよろしくお伝えくださいとのことでございましたので、こ……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 少し話題を変えまして、AIIBそれからADBについて御質問したいと思いましたが、AIIBについてはこの後参考人質疑が行われるということでございますので、今日はADBについてお伺いしたいと思います。 ADB、アジア開発銀行が設立されましたのが昭和四十一年。ちょうど私、大蔵省に入省した年でございました。その二年前に東京でオリンピックが開かれていたという状況でございます。当時、本拠地を、本店を日本に置けなかったということで、担当者の方々が非常に残念がっていたということを思い出します。 また、渡辺武総裁が初代の総裁でいらっしゃいますが、マニラに赴……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は、公共事業費についてお伺いいたします。 皆様のお手元に、財政制度分科会に提出されましたもののうち、「社会資本整備について」という資料の中にあります公共事業関連の資料を三枚配付いたしました。 まず、公共事業関係費の推移について見てみますと、平成九年度、一九九七年の九・八兆円、これは当初予算でございますけれども、見ますと、その平成九年度の九・八兆円をピークに、青い部分でございます、それ以降、基本的には減少を続けておりまして、平成二十四年度、二〇一二年には四・六兆円まで、半分以下に減少してしまいました。平成二十七年度当初予算では六兆円まで……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
少し間接的な質問になりますが、今、五十一か国・地域の金融当局の方で、二〇一七年をめどに、監査法人を監督する新たな国際機関をつくると聞いております。金融庁は、各国の監査法人監督当局で構成される監査監督機関国際フォーラムの事務局を東京に誘致する方針であるとのことでございますけれども、どのような形で進めようとしていらっしゃるのか、また、本部誘致の意義についてお話しいただけたらと思います。
【次の発言】 確かに、金融市場、金融サービス業の競争力を高めていくためには、やはり国際的な金融規制の作成というものに当たって、日本としての立場を強く主張していくこ……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は本当に貴重な御意見を伺いまして、大変有り難いことと思っております。 今月の八日にウズベキスタンに行きまして、第一副首相兼財務大臣と意見交換をいたしましたが、その中にやはりAIIBの話題がありました。 第一副首相が言っておりましたのは、ウズベキスタンはADBと非常に協力関係があって有り難いと考えている、IMFの総会には行かないけどADBの総会には必ず出るというようなことを言っておりました。その中で、AIIBに参加したことについて、昨年の十月、中尾ADB総裁がアジアの八兆ドルのインフラ需要をAIIB創立で満たすことができると歓迎の発言を……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 資料を配付しております。潜在成長率について日銀が出した資料でございまして、二〇一五年四月に日銀の展望レポートの経済・物価見通しに載っている日銀統計局の試算値のグラフでございます。三十数年にわたってのグラフであり、非常に分かりやすいグラフになっていると見ております。 一九九〇年代に潜在成長率が一気に低下いたしました。二〇〇九年度以降は一%を割り込んでいます。その大きな要因となっていますのが、この白い部分の労働時間。当時、日本人は働き過ぎだと言われて、週休二日制が取られ、労働時間が短縮されるなど、労働時間の減少が潜在成長率を引き下げる要因となっ……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は、六月三十日に出されました経済財政運営と改革の基本方針二〇一五を中心に御質問したいと思っております。 今回も資料を三枚配付いたしました。もう見慣れた図でございますけれども、平成二十七年度一般会計予算、この中でやはり一番目立つのが社会保障費用でございますので、今日は社会保障の在り方について、それを中心にしてお伺いしたいと思っております。 社会保障費三十一兆五千億円、一般会計予算の三二・七%と。三月三十一日の委員会で麻生大臣から、さきの戦争のときの軍事費が三一%であった、それに比べてもこの額は巨大な額と言えるというお話がございました。二……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
今日は、G20の話が相当出ておりますが、私からも、アンカラで開催された今回のG20、財務大臣・中央銀行総裁会議に関して、特に中国経済に関してお尋ねしたいと思っております。
まず最初に、一般に、中国政府の発表する経済統計は信用できないと言われております。また、今朝、今日の委員会で、大臣からも、四―六月期七%増の数値も確実とは言い難いとのお話もありました。財務省としては、こういった中国経済の統計に対してどのような注意を払っていらっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 当該国が発表する数字をそのまま信用できない形であるということは、その経済を判断す……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中曽根弘文君を指名いたします。
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 昨年五月二十九日にストックホルム合意が発表されましたとき、この合意によって拉致被害者を救出できることはないと直ちに思いました。そして、六月一日の拉致問題の国民集会で、この合意では拉致被害者は帰国できませんと発表いたしました。また、今年、去る七月三十一日に、次世代の党拉致問題対策本部長として安倍総理に対し、安倍総理直轄の下、拉致被害者救出の特別チームを編成し、直接指揮を執ることを要請いたしました。 今回の内閣改造におきまして加藤拉致問題担当大臣が任命されましたこと、また、菅官房長官から官邸主導で拉致問題に取り組むとの御発言があったことについて……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今、井上委員からの話の続きといいましょうか、その点をもう一度確認してまいりたいと思っております。 私ども、私自身もですが、拉致関係者の多くの者は、今回の自衛隊法の改正に少し期待を掛けてきておりました。七月三十日の平和安全法制特別委員会でも質問いたしましたが、今回の自衛隊法の改正において、外国における緊急事態に際して、生命又は身体に危害が加えられるおそれがある邦人の保護措置を自衛隊の部隊等が実施できるようにするということで、輸送だけではなく警護、救出その他の当該邦人の生命又は身体の保護のための措置をとることができるようになりました。非常に前進……
○中山恭子君 ありがとうございます。日本のこころを大切にする党、中山でございます。 今日、マイナス金利導入に当たって各委員の方々からいろんな御意見がありました。黒田総裁は二月三日の講演の中で、一月二十九日の金融政策決定会合において決定したマイナス金利付き量的・質的金融緩和は、中央銀行の歴史の中で最も強力な枠組みであるとの認識を示されています。今日、いろいろな御議論を伺いながら、また、今日の会合の当初で黒田総裁から、通貨及び金融の調節に関する報告書概要説明というのもございました。 ただ、今回の金融緩和導入につきましていろんな話が混入しておりますので、この際、もう一度改めて黒田総裁から今回のマ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今日、消費税の引上げについて、必ず引き上げますというお答えが返ってくるであろうということは予想できるんですけれども、もう来年の四月の話、一年ちょっとのときのことでございますので、やはり引上げを延期できないものだろうかという思いで再度今日質問いたします。 昨年十一月四日に、私どもは経済の現状を踏まえた緊急提言というものを出しまして、今、増税に耐えられるほど日本経済は回復していないのは明らかである、しかし、消費税増税が既定路線とされ、それが国民の消費マインドに不安を与え、消費を抑え付けている、二〇一七年四月の消費税増税延期を早々……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党の中山恭子でございます。 今、藤巻委員からお話がありました、社会保障制度をこのまま維持するのにどのような対策が必要なのか、どれだけの税を増税しなければいけないのかというお話の中で、麻生大臣から、経済の好循環なども考えないといけないというお話がありました。まさに私ども、今、日本の経済をもっとしっかりした成長路線に持っていくことが非常に大事なことになると考えております。 昨年十月から十二月期の、十―十二月期のGDP成長率について発表されておりますが、では簡単に御説明いただいてよろしいでしょうか。大臣じゃなくてよろしいんですが。
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今回、今日、経済財政諮問会議と財務省の役割について御質問いたします。 もちろん、経済財政諮問会議は経済全般の運営の基本方針、財政運営の基本、予算編成の基本方針、その他、経済財政政策に関する重要事項を決定する場でございます。その予算編成につきましても、八月の概算要求に先立って経済財政諮問会議が経済成長率などのデータを検討した上で骨太の方針を決定し、予算の全体像をまず明らかにした上で、骨太の方針を踏まえて財務省が各府省の概算要求を査定する流れとなっていると考えております。 その場合、予算編成の骨太の方針を策定する場合、財務省は……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今の藤巻先生のお話伺いながら、消費税増税について、やはりそのときの経済情勢、環境というのが非常に大きく影響するだろうということを改めて感じたところでございます。やはり前回の消費税五%から八%へアップしましたときには、デフレ状態の中で品物の価格というのはほとんど上がっていない状況の中で、税が課されて品物の価格が上がったという、そういったことに対して非常に強い抵抗感があったのであろうと考えております。もちろん、税だけではなくて、買うものがもうほとんどないとか、それぞれの家で十分足りているといったような状況というのももちろんあろうか……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 所得税法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論します。 本法案に対しましては、消費税法以外の部分については賛成でございます。消費税法案に関しましては反対であり、残念ですが、本法案は一括法であるため、本法案に反対いたします。 その理由を申し述べます。 まず、迅速に処理する必要のある平成二十八年三月三十一日の日切れ法案と法人税改革等には賛成いたします。しかし、本法案に含まれる消費税増税法案と軽減税率制度の導入は、平成二十九年四月一日から適用されるものであり、また、消費税の引上げは日本経済全体に大きな影響を与えるものであ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今日、改めて、今回成立しました来年度予算について全貌を見ておきたいと思っております。 お手元に配付してあります資料、財務省が作成したパンフレット、日本の財政関係資料から抜粋したものです。もう見慣れた図でございますというか、昨年度のものとほとんど変わっておりません。 この円グラフ、平成二十八年度予算歳出を見ますと、一般会計歳出のうち社会保障関係費が三十一兆九千七百三十八億円、三三・一%を占めています。国債費を除いた基礎的財政収支対象経費における社会保障関係費の割合は、四三・七%に達しています。さらに、基礎的財政収支対象経費か……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党の中山恭子でございます。 今日は、やはり熊本県を中心とする地域におきまして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害者の皆様に対しまして心からお見舞い申し上げます。 政府が、地震対策として二十八年度予算の予備費を投入する、それから普通交付税の繰上げを、交付すると発表しました。また、二十四日には、非常災害対策本部で二十八年度補正予算を編成する方針だということを発表されました。政府の迅速な対応につきましては、大変大事なことをしてくださっていると高く評価しています。 補正予算につきまして、前回この委員会で、四月に入ったら、震災はまだもちろ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党代表の中山恭子でございます。 今日、国際協力銀行法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねしたいと思っております。 これは、日本再興戦略二〇一五年でうたわれていた四本柱から成る質の高いインフラパートナーシップを具体化するものであると考えておりまして、大層、私自身としては歓迎しております。 私自身が、もう十年以上前ですけれども、中央アジアの国、ウズベキスタン共和国とタジキスタン共和国の特命全権大使を務めておりました経験から、この中央アジアの五か国はソ連圏の中の国でありましたので、自由主義経済に移行するという時期でございました。そういった国にとりまして……
○中山恭子君 日本のこころの中山恭子でございます。 私自身は、黒田総裁は、直近のデータを分析して最も適切な見通しをつくった、二%の物価目標は十分達成できると述べていらっしゃいました。 私自身は、黒田総裁そして日銀は、これまで非常に真剣に、そして適切にデフレ脱却のための政策を取ってこられたと考えております。通貨量にしても、何年か前の時期にはほとんど増加することなく、外国、アメリカや中国、その他の国々の通貨量の急激な増大に対して、日本はその政策が取られませんでした。今回、通貨量に対しても相当大胆にというよりは元に戻すというような政策であったと考えておりますので、大変頑張ってくださっていると思っ……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 まず、この法律とは違いますけれども、昨年五月二十六日の財政金融委員会で、監査法人の監督機関で構成する国際フォーラムの常設事務局を東京に誘致してはいかがかという質問をいたしました。今年四月十九日から二十一日にかけて開催されたこのフォーラムの会合におきまして、常設事務局の東京設置が決定いたしております。関係者の皆様の御努力に敬意を表したいと思っております。 アジア企業への投資の増加ということが見込まれる中で、アジア企業の会計監査に関する信頼性向上というものが非常に重要になってくると考えております。このフォーラム、IFIARには中国、インドなど……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 拉致被害者の救出ということがほとんど進んでいない、長い時間を掛けても進めていないという一つの、もちろん北朝鮮側の問題もありますが、私自身は日本の中で北朝鮮に対する対応の仕方が少し違っているのではないかと思うことがよくございます。 昨日官邸で開かれた会議で、安倍総理は国交正常化の前に被害者を救出するとはっきりとおっしゃいました。ただし、ストックホルム合意は破棄しないということでございました。 ストックホルム合意が結ばれましたのが二〇一四年五月の末、私はこの二〇一四年という年が非常に拉致被害者救出にとって大きなチャンスのある年……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党の中山恭子でございます。 昨年十二月二十一日に党名を日本のこころを大切にする党、略称、日本のこころと改めました。 政治の場では、日本の伝統的な考え方は古くさいものとして切り捨てられています。米国から輸入した自由主義、民主主義、共産主義、保守主義など、何とかイズムで表される考え方がほとんど全てを支配しています。しかし、日本人の精神の基層にあるもの、日本の人々が長い歴史の中で取捨選択してつくり上げてきた風俗や習慣、自然を大切にし、穏やかで、しかも進取の気性に富む文化はすばらしいものであります。日本の人々は、四季折々の美しい風景の中で、争いを嫌い、和をもっ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 昨日、総理から、慰安婦に関する日韓共同記者発表における当時の軍の関与の下にとは、軍が関与したのは、慰安婦狩りなど強制連行や性奴隷化などではなく、慰安所の設置、健康管理及び衛生管理と移送についてのみであるとの御答弁をいただきましたことは、今特段の反応があるわけではありませんが、もちろん日本としてこの点をしっかりと明示していく必要がありますが、さらに、将来、日本の子供たちを救う礎になるであろうと考え、改めて感謝申し上げます。 さて、北朝鮮による拉致問題でございますが、北朝鮮は、先日の核実験に見られますように、相当せっぱ詰まった状……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。
質問通告をしておりませんで大変恐縮でございますが、昨日、三月二日、国連安保理で北朝鮮制裁決議を全会一致で採択し、本日午前、北朝鮮が日本海に向けて短距離ミサイルを発射いたしました。拉致問題についても心配される問題でございますので、大変恐縮でございますが、総理、この点についての御見解をお願いいたします。
【次の発言】 北朝鮮問題、例えば自衛隊法の改正なども準備しておく必要があろうかと思います。あらゆることを想定した上で拉致被害者の帰国に向けて御尽力いただきたいと思っています。
今日は竹島問題を取り上げたいと思います。
この北朝……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 石原大臣にまずお伺いいたします。 三月十一日に内閣府から経済情勢についてというのが発表されておりますが、二〇一五年の実質GDP成長率はプラス〇・五%で、ただ内需が〇・〇ということになっておりますが、昨年の最後の十―十二月期を見ますと、これはマイナスの数字がずらっと並んでおりまして、十―十二月期で実質GDP成長率がマイナス〇・三、内需がマイナス〇・四となっております。こういった状況を見ますと、昨年の秋以降、経済は減速していると考えております。石原大臣は、午前中の本会議での御答弁でも、デフレから脱却していないと申されました。デフ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 まず、経済関係について質問いたします。 政府が開催していらっしゃる国際金融経済分析会合で、三月十六日、ジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は、世界経済は二〇〇八年のリーマン・ショック以降最悪の状況であり、最も根本的な原因は総需要の不足だ、日本は非常に強い金融政策を実施し景気刺激策になったが、もう限界に達している、次に財政政策を取ることが重要だと述べたと報道されております。 また、私ども、三月十四日に「創生「日本」」を開きまして、本田悦朗内閣官房参与と高橋洋一嘉悦大学教授をお招きして勉強会を開きました。本田内閣官房参……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 熊本地震についてお伺いいたします。 大きな地震から一か月たって、地震が今も続く中で、大きな地震直後とは違う新たな問題がそれぞれの地域で出てきております。体育館の中でマットレスの上で仕切りのない生活が続いている被災者の方々から、もう限界に来ていますというようなお話がありました。いつまでこの状態が続くのか、いつ安定した住まいに入れるのか、めどが立っていないことが最も不安を増加させているというお話でございました。 仮設住宅の計画、具体的にいつまでに立てられる、まあめどでよろしいとは思いますけれども、その仮設住宅建設の計画を早く示……
○中山恭子君 ありがとうございます。 大変貴重なお話を伺いまして、ありがとうございます。まさにおっしゃられたとおり、長期の見通し、長期の将来社会の在り方というのがはっきり見えてないまま今の段階で議論するということが非常に問題だということは分かります。それは国会の中でも更に議論していく必要があるんだろうと考えております。 また、金融緩和、今回のテーマでも、金融政策だけではなかなか問題が解決できるわけではなくて、人口減少の非常に大きな課題ですとか社会保障制度の在り方とかそういったことまでいろんな改革をしていかないと金融政策もしっかりした金融政策が取れないということを改めて今日痛感いたしました。……
○中山恭子君 三人の参考人の先生方、大変貴重なお話ありがとうございます。 私からは二つ御意見を伺いたいと思っております。 一つは、成長戦略の中に含めていいと思いますが、定年制についてですね。この定年制ができたのは、多分平均寿命が六十歳代の頃に今の定年制の基本のところができていると思いますけれども、相当に平均寿命も違ってきておりますし、さらには商業でも農業でも皆さんお元気な限りみんな働いているわけでして、企業の中の定年制、まあ官庁もそうですが、そういったものを廃止してしまっていいのではないかと考えております。もちろんお給料はある一定の段階でぐんと下げて構わないと思うんですが、そのことについて……
○中山恭子君 ありがとうございます。 今日は三人の参考人の皆様、本当に貴重な御意見、お考えをお聞かせくださいまして、ありがとうございます。 私からは、今日の問題、お三人ともやはり社会保障の問題が絡んでいると思っております。 今回のテーマも、やはり社会保障をどのようにしていくかというのが大きなテーマになってくると考えておりまして、井手参考人には本当に普遍主義の良さというものをやはり考えさせられました。例えば、現金給付から現物給付へ力点を移していくといった場合、具体的に日本でその方向で進めるためにどのようなことを、何というんですか、順を追ってやっていく必要があるのか、もう一気に変えてしまうこ……
○中山恭子君 ありがとうございます。次世代の党の中山恭子でございます。 今日、お三方、御出席、御参加くださいまして、ありがとうございます。 まず、黒田総裁、日銀について感想を述べさせていただきます。 平成二十五年三月に黒田総裁が御就任になり、四月に量的・質的金融緩和を開始してから二年が経過いたしました。黒田総裁により力強く進められた異次元の金融緩和により、円高の修正、株式市場の復調、雇用の改善、企業業績の改善等、日本経済の再生に大きな効果が出たと考えております。黒田総裁によって、それまでどんよりとした曇りの中でありました日本経済が、日本全体が、まあ強いて言えば今日のお天気のように大変明る……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 経済の再生と財政再建の在り方について、日頃から考えていますことを申し述べます。 デフレ脱却について、金融政策は十分熟慮された中ででき得る限りの政策を取っていると考えますが、財政政策はまだまだ不十分であると考えます。予算編成に当たり、社会保障費が放漫になっていること、公共事業費が極端に低く抑えられていることがデフレからの脱却が緩やかなものとなっている大きな要因であると考えております。 社会保障費につきましては、コンクリートから人へといったキャッチフレーズの下、乗数効果がほぼなく、消費性向のある項目へ予算配分を行い、自然増との名の下で社会保障……
○中山恭子君 日本のこころの中山恭子でございます。
今日は、林先生、加藤先生、貴重なお話、ありがとうございました。お一人ずつからもっと長い時間を掛けてお話を伺いたいと思ったところでございます。
今のお話の続きからと言っていいんでしょうか、潜在成長率が特に日銀の場合は非常に小さい数字が出ておりますが、これをまず高めようとした場合、どういった手段、どういった政策を取るということが必要でございましょうか。加藤公述人、もしできれば、後ほど林公述人からもお話伺えたらと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
まだやらなければならない政策、取る必要のある政策がたくさんあると考えております。
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