このページでは森雅子参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 消費者の市場に対する信頼を通じた消費の拡大は、経済の成長を促すものであり、消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展を図るための施策を講じることが求められております。 特に、消費者契約に関して相当多数の消費者に生じた財産的被害については、消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差により、消費者が自らその回復を図ることは困難を伴う場合があるため、その被害回復の実効性を確保することが積年の課題となって……
○国務大臣(森まさこ君) 北朝鮮による拉致関連情報と特定秘密の指定についてのお尋ねがありました。 これに関する特定秘密の指定については、対象となる情報について、特定秘密の保護に関する法律案第三条第一項に規定する要件を満たすかどうかを個別具体的な状況に即して判断する必要があり、一概にお答えすることは困難です。 また、これまでも関係機関において、拉致被害者の親族等に対し、捜査、調査に支障のない範囲でその状況を説明してきているものと承知しておりますが、本法案により、その捜査、調査に支障のない範囲が縮小されるものではなく、引き続き関係機関において同様の措置をとるものと承知しております。 特定秘密……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性が懸念される中で、我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものについて、これを適確に保護する体制を確立した上で収集し、整理し、及び活用することが重要であることに鑑み、当該情報の保護に関し、特定秘密の指定及び取扱者の制限その他の必要な事項を定めることにより、その漏えいの防止を図り、もって我が国及び国民……
○国務大臣(森まさこ君) 冒頭、私からも、東日本大震災の御遺族の方々に心からお見舞いを申し上げ、被災者の方々、今なお避難生活をしていらっしゃる方々に復興を実感していただけるよう、震災復興に全力で取り組んでまいります。 少子化対策についてお尋ねがありました。 議員に御指摘いただいたとおり、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、三〇〇〇年には人口がゼロになるとされています。政府としては、我が国は少子化危機というべき状況に直面していると認識し、昨年六月に全閣僚による少子化社会対策会議を開催し、少子化危機突破のための緊急対策を策定いたしました。この緊急対策では、これまで取り組んできた子育て支援と……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。 食品表示等の不正事案の多発や高齢者等の消費者被害の深刻化などにより、消費者の安全、安心が揺るがされています。消費者の安全を確保し、その不安を払拭するためには、事業者の法令遵守意識を高めていくことに加え、地方を始めとする消費者行政の基盤を着実に強化していく必要があります。 このため、国及び都道府県の不当表示等に対する監視指導体制を強化するとともに、事業者に表示等に係る適正な管理体制の整備を義務付けるほか、地域の消費者を見守るため、関係機関の間で消費生活相談等……
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の三つの秘密のうち、特別管理秘密においては法律の規定がございません。これは省庁間の申合せによって各省ばらばらの基準で指定され、管理され、有効期間も定めがない、解除の定めもございません。こういったものを統一してしっかりと法律の規定にしていく、諸外国と同じ基準の保全基準にしていく、そしてそれを防衛秘密も合わせていく、このことによって諸外国との情報共有が可能になります。 今日の冒頭、我が党の熊谷委員からも御指摘もあった、最近のこの領土をめぐる状況、そして国際テロ等に国民が巻き込まれるおそれも非常に高まってまいりました。日本の国民の生命に関する情報も外国からいただくこ……
○国務大臣(森まさこ君) 国家安全保障局局長の位置付けについて御質問をいただきました。
国家安全保障局は、本法案に言う行政機関には該当せず、国家安全保障局局長は行政機関の長には該当いたさないことになります。つまり、内閣官房の中に位置付けられます国家安全保障局の中の局長ということになります。
【次の発言】 今御答弁申し上げましたとおり、本法案に言う行政機関には該当しないということです。つまり、第二条におきましてこの法律における行政機関を定義付けております。その行政機関には当たらないということです。
【次の発言】 国家安全保障局が所属しております内閣官房が第六条によって提供を受けることになります……
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案が成立することにより政府内で共通の特定秘密に関する保全体制ができますことから、その情報共有がより迅速に、より的確になされるものと承知しておりますので、国家安全保障会議の議論にも資するものと考えております。
【次の発言】 私は、この特定秘密保護法案は国家の存立と国民の安全に必要であると思っております。また、国家安全保障会議の議論にも資するものと思っておりますので、早期の成立をお願いしているところでございます。
【次の発言】 具体的な御通告がございませんでしたが、その議事録を詳細に見なければ、どういう質問に対してそうお答えしたかでありますけれども、私として……
○国務大臣(森まさこ君) 民間からの登用が妨げられる事態にはならないというふうに考えております。
国家安全保障会議の、国家安全保障局の職員が特定秘密の取扱者となる場合には適性評価を受けることが前提となっております。民間から登用をされたのかそうでないのかにかかわらず、適性評価は特定秘密の取扱いの業務を新たに行うことが見込まれることになった者について実施をするようになっております。この適性評価を行うことが民間人のNSC登用の妨げになるとは考えておらず、民間人を含め適任者が登用されるものと思っております。
【次の発言】 特定秘密を取り扱う場合には、これは国の安全保障にかかわる重大な秘密でございます……
○国務大臣(森まさこ君) 場合によっては含まれる場合もあり得ます。
【次の発言】 まず、特定秘密の解除や管理の手続が書かれていないという御指摘ですけれども、条文の中に書かれておりますことを御理解ください。
特定秘密保護法案におきましては、この特定秘密というのは国家の安全保障、つまり国民の生命や国家の存立、これを守るため、その漏えいが我が国の国家安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるものを法案に限定列挙しております。この限定列挙したものに限って指定することになっておりますので、御指摘の違法な事項について指定しても、その指定は無効になります。
そして、御質問の上司が部下に違法な事項を、これを……
○国務大臣(森まさこ君) これまで官房長官が御答弁なされてきたことと同じでございますけれども、従来の安全保障会議においては、審議内容が機微であることや関係閣僚の闊達な意見交換を確保する必要があることなどから議事録は作成していないものと承知しております。ただし、安全保障会議の審議の概要は、事後の官房長官会見において可能な限り公表してきたものと承知しております。 国家安全保障会議の審議内容は、機微な情報も含むものでございますし、公表の在り方や関連文書の作成及びその取扱いについては、国家安全保障会議の性質等を十分に勘案しつつ、国の安全保障を損ねない形で今後検討がされるものと承知しております。
○国務大臣(森まさこ君) 日弁連の皆様とは大臣室においてその意見書を出された後に意見交換をさせていただきました。また、報道機関の代表の皆様とも意見交換を直接させていただいて、私からも御説明を申し上げたところでございます。 御懸念が示されております国民の知る権利、そして知る権利に資する報道の自由、取材の自由等々についてもしっかりと法案の中で配慮をいたしておりますし、通常の取材活動又は一般国民が処罰されるおそれがないということもしっかりとこの審議の中で御説明を申し上げてきたところであると思います。また、各党との修正協議等の中でも建設的な御議論がされているものと承知をしておりますので、しっかりと御……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 この法律案は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性が懸念される中で、我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものについて、これを適確に保護する体制を確立した上で収集し、整理し、及び活用することが重要であることに鑑み、当該情報の保護に関し、特定秘密の指定及び取扱者の制限その他の必要な事項を定めることにより、その漏えいの防止を図り、も……
○国務大臣(森まさこ君) はい、そのとおりでありまして、現行の特別管理秘密、その一部を特定秘密とすることで、現行の秘密の範囲が広がるものではございません。
【次の発言】 今お話をしたとおり、今特別管理秘密にされている秘密の、そのうちの一部が特定秘密となるわけでございますので、知り得る範囲の秘密、これが知ることができないようになるということはございません。
【次の発言】 特定秘密は、特定秘密であることを知っていた場合にしか罪にはなりませんので、一般国民が知らない間に処罰をされるということはありません。
【次の発言】 御指摘のような行動は通常の取材行為でございますので、処罰されることはありません。
○国務大臣(森まさこ君) それでは……(発言する者あり)本法案の定義だけ……(発言する者あり)
【次の発言】 まず前提として、テロの定義が広がったのではないかという御指摘でございますけれども、これは自衛隊法のテロリズムの定義と全く同じでございまして、これまでの定義を広げたものではございません。また、今までも御説明を申し上げていますとおり、前段の目的を持って人を殺傷し、重要な施設その他の物を破壊する行為、これをテロリズムとしておりますので、一般の方のデモはこのテロリズムには該当いたしません。そのことで皆様に御不安を与えるといっているところはないと思いますし、政府としてもしっかりと説明を申し上げて……
○国務大臣(森まさこ君) 私がこの法案の担当大臣でございます。
【次の発言】 特別機密、特別保護法の法案の担当大臣は私でございますけれども、法律が成立した後は内閣総理大臣が所管の大臣となります。
【次の発言】 内閣総理大臣の下で実際に担務を行う大臣は、成立から施行までは私が任命を受けております。施行の後はまだ決まっておりません。
【次の発言】 御通告ございませんので、正確な日付を今調べてお答えをいたします。
【次の発言】 まず、法案を提出し、成立させるまでの担当大臣であることは指示を受けております。今調べましたけど、それは九月の十七日でございます。前政権のときにも、成立するまでその成立の後の大……
○国務大臣(森まさこ君) 国会の運営については国会の方で御判断なさるということを承知しております。いずれにしても、政府としては、皆様の意見を真摯に受け止め、しっかりと御説明をしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 例えば、この法案について、特定秘密になる内容が、範囲が広範ではないかというような御懸念が寄せられておりました。それに対しては、別表において限定をしているということ、この別表の事項は諸外国の類似の法令に比べても非常に限定をされており、さらにそれを有識者会議において細目を決め、それを国民の皆様に公表してまいります、そして、そのことについて、特定秘密の指定、それから有効期間、解除の……
○国務大臣(森まさこ君) 消費者担当大臣として、御挨拶を申し述べます。 安倍内閣において、成長戦略を実行し、消費が増え、新たな投資を誘発するという好循環を実現するためには、消費者の安全を確保するとともに、その不安を払拭し、健全で活気と厚みのある消費市場を構築することが不可欠です。このため、消費者被害の防止及び救済のための対策や物価、市場関連の対策から成る消費者安心戦略を積極的に推進してまいります。 生命や身体、財産にかかわる消費者の被害は後を絶ちません。特に、これまで被害に遭った高齢者等が再び狙われ被害に遭う、いわゆる二次被害は、近年、増加傾向にあります。被害に遭いやすい消費者を、地方の消……
○国務大臣(森まさこ君) 御質問ありがとうございます。 安倍内閣の三本の矢の成長戦略の実現のためにも、消費者政策をしっかりと推し進めていくことが不可欠であると考えておりますので、今御質問の消費者安心戦略、消費者庁では打ち出したところでございます。 その具体的内容としては、まず、物価や公共料金が上昇する場合にしっかりとウオッチするとともに、消費市場を拡大、活性化するための物価・消費市場関連対策、そして二つ目に、トラブルに遭うリスクが高い高齢者や被害経験者など、これらに対するいわゆる二次被害というものも増えてきておりますので、総力を挙げて見守っていく、そのための地域ネットワークの構築を始めとす……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 消費者の市場に対する信頼を通じた消費の拡大は、経済の成長を促すものであり、消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展を図るための施策を講じることが求められております。 特に、消費者契約に関して相当多数の消費者に生じた財産的被害については、消費者と事業者との間の情報の質、量並びに交渉力の格差により、消費者が自らその回復を図ることは困難を伴うことがあるため、その被害回復の実効性を確保す……
○国務大臣(森まさこ君) 故意、過失の有無、これは景品表示法では問うておりませんので、いわゆる誤表示であっても、これは景品表示法で禁止されている不当表示に該当をいたします。
【次の発言】 適正な食品表示が行われることは、消費者が商品やサービスを選択していく前提となるものでございますから、消費者の自主的かつ合理的な選択を妨げるような不当表示に該当する行為が行われる事案に対しては、景品表示法に基づき厳正に対処してまいる方針でございます。この一連の食品表示の偽装問題に対しましては、こういった消費者の利益を第一とし、消費者の信頼回復を図るため、政府を挙げての迅速な対応に努めてまいりました。
こうした……
○国務大臣(森まさこ君) 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 日本を再び成長の軌道に乗せていく上で女性の活躍は不可欠です。女性にとって働きやすい環境を整え、女性の就業機会や活動の場を充実させることは、日本にとってまさに焦眉の課題です。安倍内閣では、女性の活躍を我が国の成長戦略の中核として位置付け、若者・女性活躍推進フォーラムで提言を取りまとめ、女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等、女性のライフステージに対応した活躍支援、男女が共に仕事と子育て等を両立で……
○国務大臣(森まさこ君) 今、三権分立のお尋ねがありましたけれども、三権分立には反していないと考えております。 現状、議員の御指摘の国政調査権について国会法第百四条で書いてあるわけでございますけれども、百四条では、第一項で行政機関はこの求めに応じなければならないとしつつ、一方で、その求めに応じないときはその理由を疎明しなければならないと第二項に書いてありまして、さらに、国家の重大な利益に悪影響を及ぼす旨の内閣の声明があった場合には報告又は記録の提出をする必要がないと第三項で記載をしておりますので、現行法でもこのような法体系になっております。 それを踏まえまして、本法案でも、実際に国会におい……
○国務大臣(森まさこ君) 文科省、厚労省と連携して少子化大臣として取り組んでいるところでございますが、なぜ待機児童が生じるのか、その根本的な原因を考えることが大切だと思って調査を掛けることにいたしました。 一つには、ゼロ歳児のうちは家庭でしっかり育てたいと思っていても一歳になってからの四月に保育園に入れない、だから早く、ゼロ歳のうちになるべく早く保育園に入れたいという保活。一歳児で入れないと、自分自身が育児休業期間満了してしまって会社を辞めざるを得なくなってしまうという問題もあります。また、一年も休んでいると、スキルが落ちてしまって自分の描いていたキャリアラインに戻れないというような意見もあ……
○国務大臣(森まさこ君) お答え申し上げます。
提出する予定の法文の案の中に、例えば外交に関する事項ですと、別表の中に、二、外交に関する事項というふうに項目立てをした上で、そして安全保障に関して入手する情報ということで言っております。ですので、安全保障のために入手した特定の情報というふうに限定しておりますので、国内においても、外国との間の情報交換以外にも我が国の安全保障上必要があるときにはそのような情報を入手することもありますので、入手した暁に特定秘密に指定をすることができるとしたものであります。
【次の発言】 情報については現在も各省に秘密としてあるものがございます。例えば、極秘とか秘とか……
○国務大臣(森まさこ君) 政府内での風通しを良くするための内部通報制度という御質問でございました。 政府においては、万が一不適切な特定秘密の指定等が行われていると思われることがあった場合に各行政機関や内閣府に設置する機関に通報することができる仕組みを設けることについて、私もこれはあった方がよいと思っておりますので、現在、情報保全諮問会議の有識者の御意見も伺いながら必要な検討を行っているところでございます。具体的な内容については現在検討中でありますけれども、通報処理の枠組みでございますとか通報者の保護などについて検討を行っているところでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 内閣府で行っておりますアンケート調査によりますと、結婚をしたいのに結婚をできない若者の挙げている理由として、大きなものとして、一つは出会いがないということ、もう一つは経済的な安定性がないこと、この二つが挙げられます。
【次の発言】 お答えします。
消費税率の引上げに伴って、本来の税率の上昇以上の値上げを合理的な理由がないにも行うといういわゆる便乗値上げ、これが発生をいたさないように、消費者庁では便乗値上げ情報・相談窓口を昨年十月に開設し、消費者からの情報及び事業者からの相談に対し適切かつ丁寧に対応をしているところでございます。また、消費税率引上げ前後に物価モニター調……
○国務大臣(森まさこ君) 成り済ましECサイトを含む詐欺が疑われるネット通販に関するトラブルですが、全国の消費生活相談センターに多く寄せられております。昨年度は、一万二千百六十九件、前年度比で約二・二倍と著しく増加しております。
【次の発言】 成り済ましECサイトを含む詐欺的なECサイトの多くは、日本語で表記されてはいるものの、商品の発送元が海外であったり、代金の振り込み先名義が外国人名のものが多いため、海外に存在する事業者により運営されているものと思われます。そこで、消費者庁越境消費者センター、CCJで受け付けた海外トラブルの相談のうち、詐欺が疑われるネット通販に関する消費者トラブルも見ます……
○国務大臣(森まさこ君) 検討会議では、今まさに大綱の策定に向けて検討中でございまして、生まれ育った家庭の環境によって子供の人生が左右されることがないように、子供の貧困対策にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
【次の発言】 一昨年の民主党、自民党、公明党の三党合意、それから参議院の附帯決議にもございます、子ども・子育て支援の充実は未来への投資でありますので、一兆円超程度の必要な財源確保に引き続き最大限努力してまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 消費者担当大臣として所信の一端を申し述べます。 商品、サービスに起因する身体への危害、高齢者等を狙い撃ちにした悪質商法、実物とは懸け離れた表示、広告など、消費者の安全、安心を揺るがす事案は、残念ながら後を絶ちません。 消費者の安全を確保し、その不安を払拭することは、健全で活気と厚みのある消費市場を構築し、安倍内閣が目指す消費の増加が更なる景気回復につながる経済の好循環を実現するためにも不可欠です。 このため、消費者被害の防止及び救済のための対策や、消費市場、物価関連の対策から成る消費者安心戦略を全力で推進してまいります。 まず、地方を始めとする消費者行政の体制……
○国務大臣(森まさこ君) 平成二十六年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明いたします。 まず、消費者庁の予算額については、一般会計に百十四億八千万円、復興庁一括計上分を含め東日本大震災復興特別会計に七億二千万円、総額百二十二億円を計上しております。 その内容は、成長戦略を踏まえ、健全で活気と厚みのある消費市場の構築のため、消費者の不安を払拭し、安全、安心を確保するための消費者安心戦略を積極的に推進するための事業を措置するものでございます。 具体的には、まず、消費者安全・安心確保対策として、食品表示の適正化及び充実、トラブルに遭うリスクの高い消費者を見守る地域ネットワー……
○国務大臣(森まさこ君) 消費者行政の現在における重要性につきましては、商品、サービスに起因する身体への危害や、高齢者等を狙い撃ちにした悪質商法、実物とは懸け離れた表示、広告など、消費者の安全、安心を揺るがす事案が後を絶たない現在の状況がございます。 そうした状況の中、消費者行政を推進してまいることは、消費者の安全を確保し、その不安を払拭する、そしてそれとともに、健全で活気と厚みのある消費市場を構築をすることにもつながりますので、消費の増加が更なる景気回復につながる経済の好循環を実現するためにも不可欠であるというふうに考えております。 このため、消費者の安全、安心の確保に向けて引き続き取り……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 食品表示等の不正事案の多発や高齢者等の消費者被害の深刻化などにより、消費者の安全、安心が揺るがされています。消費者の安全を確保し、その不安を払拭するためには、事業者の法令遵守意識を高めていくことに加え、地方を始めとする消費者行政の基盤を着実に強化していく必要があります。 このため、国及び都道府県の不当表示等に対する監視指導体制を強化するとともに、事業者に表示等に係る適正な管理体制の整備を義務付けるほか、地域の消費者を見守るため、……
○国務大臣(森まさこ君) 昨年の食品表示等の不正事案を始め、商品、サービスに起因する身体への危害、高齢者等を狙い撃ちにした悪質商法、実物とは懸け離れた表示、広告など、消費者の安全、安心を揺るがす事案は残念ながら後を絶ちません。消費者問題は、こういった被害が繰り返し起こされるというところに特徴がございまして、行政と常に、ここ数年どころか何十年もずっと追いかけっこをしてきたような状況だと思います。 しかし、そのような中で、諸外国においては、消費者のための法整備がなされ、そして消費者庁に類似するような行政機関もできてきました。日本は、遅ればせながら消費者庁もでき、そして消費者の法体系も、前国会で成……
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、不当な利得を剥奪していく、このことによって、不当表示事案により違反事業者が得た利益を剥奪して不当表示への抑止力を高める仕組み、その一つとして課徴金制度が考えられます。この課徴金制度を積極的に導入したいと私は考えております。 そのために、消費者庁設置以来初めてとなる諮問を消費者委員会の方にいたしました。その諮問に応える形で、現在、消費者委員会において専門調査会を設置をしていただきまして御議論をいただいております。課徴金制度について御議論いただいております。それと同時並行的に、消費者庁に大臣室直轄の課徴金制度検討室を置きました。こちらにおいて制度の詳……
○国務大臣(森まさこ君) 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 女性の活躍推進は、成長戦略の中核です。日本再興戦略における施策を着実に実施するとともに、成長戦略進化のための今後の検討方針に基づき、女性の活躍を妨げる障壁を解消し、支援を強化するための具体的方策について検討を進めてまいります。指導的地位に占める女性の割合を二〇二〇年までに三〇%程度とする政府目標の達成を目指すとともに、全ての女性が輝く社会の実現に向けて取組を進めます。 また、女性に対する暴力は、女性の人権に対する著しい侵害であり、決し……
○国務大臣(森まさこ君) 今御指摘のありました情報保全監察室(仮称)でございますけれども、これは昨年十二月の四党協議の結論に書いてございます、独立した公正な立場において検証し、及び監察することのできる新たな機関として設置するものでございますから、米国の情報保全監督局も参考としつつ、今御指摘のあったように、しっかりとしたチェック機能を持たせたものにしたいというふうに思っております。 その持っている権限でございますけれども、四党協議におきまして、特定秘密の指定及び解除の適否を検証及び監察し、不適切なものについては是正を求めることはもちろんのこと、これを含めて六項目の権限が所掌事務として定められて……
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の非婚の母子世帯を含む一人親家庭については、子育てと生計の担い手という役割を一人で担わなければいけないので経済的な困窮状態にある家庭が多いことを承知しております。このため、一人親家庭の自立を支援していくことが重要であると考えております。 政府としては、これまでも子育て生活支援、就業支援、養育費の確保策、経済的支援策等の施策を総合的に展開しております。また、子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることがないよう、子供の貧困対策を推進することも重要であります。本年一月には子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行されたところでありまして、私がその担当になっ……
○国務大臣(森まさこ君) まず、経緯について、担当大臣の私から御説明をいたしたいと思います。委員長に指名をされましたので、答弁をしたいと思います。 この特定秘密保護法については、国会審議を通じて与野党で幅広い御議論をいただき、この結果、十二の論点について法案修正がなされました。国民の皆様方に丁寧に説明をするために政府からQアンドAを出し、私も政府インターネットテレビで国民の皆様の御懸念について御説明をしております。これは今でも政府ホームページにおいて御覧になることができます。また、日本記者クラブ、外国人記者クラブでも記者会見をし質疑応答しておりますので、今後も国民の皆様に丁寧に説明を重ねると……
○国務大臣(森まさこ君) お答えいたします。 今御指摘のガイドラインでございますけれども、公明党の協力も得まして一月二十七日までパブコメを行っていたところでございまして、また別途消費者団体、事業者団体との意見交換会も行っております。その中で指摘された御意見はしっかり反映させてガイドラインを作ってまいりますが、今新聞記事を見て御指摘になったと思いますが、ちょっと誤解がありまして、シャケ弁当についてはガイドライン原案に書いてあるわけではございません。 これは、今回の食品偽装を受けて、私、ホテル業界、レストラン業界に全て自分たちで調査をして全部出してくださいということで、一か月以内に偽装の事例を……
○国務大臣(森まさこ君) 山田太郎委員とは、いつも消費者特別委員会で建設的な議論をさせていただいていると理解をしております。 この便乗値上げの定義でございますけれども、事業者が、他に合理的な理由がないにもかかわらず、税率の上昇に見合った幅以上の値上げをする場合、それを便乗値上げとみなすというふうに承知しておりまして、御指摘のこのパンフレット、これはホームページにも掲載しておりますが、こちらの方に書かせていただいております。御指摘のとおり、法律上定義付けられているわけではございません。 それから、問合せ窓口でございますけれども、御指摘の消費者庁以外に公正取引委員会、それから財務省、それから内……
○国務大臣(森まさこ君) 櫻井委員のおっしゃるとおり、少子化の主な要因に未婚化、晩婚化というものが挙げられます。夫婦が持つ子供の数の方は平均して二人、最近ちょっとそれを切って微減してはおりますものの、ずっと二前後を推移しているわけでございます。 そして、結婚しない方にアンケートをいたしますと、結婚しない原因、理由として、出会いがないということと同時に経済的な要因を挙げております。そのほか少子化には、核家族化や地域のつながりの希薄化などによる家庭の養育力の低下や子育て中の孤立感や負担感、家庭生活との両立が困難な職場の在り方等が挙げられるところでございます。なお、雇用形態や収入については、非正規……
○国務大臣(森まさこ君) 世界でも類を見ない高齢化社会に突き進んでいる我が国で、高齢者人口の伸び以上にこの高齢者被害が増加をしておりまして、一人当たりの被害金額も消費者被害の中で上位を占めております。 これは、個人の被害だけでなく、国家として見ましても、高齢者が持っている資産が悪徳業者に行けば、それは税も掛かりませんし海外に流出をしてしまうというわけでございまして、しっかり取り組んでまいりたいわけでございますが、劇場型勧誘でやるので、こちらも劇場型には劇場型をということで、老人会等に消費者相談員が行って劇をしてその再現をするなどの取組を促しておりますが、こういった地方の取組のために、これまで……
○国務大臣(森まさこ君) 第三者である外部の有識者の御意見を伺うための情報保全諮問会議の方は、第一回会合を本年一月に開催したところでありますけれども、その上で、本法の施行までに、昨年十二月の四党協議の結論に従い、独立した公正な立場において検証し、及び監察することのできる新たな機関として、米国の情報保全監督局も参考としつつ、内閣府に審議官級の独立公文書管理監(仮称)と、その下に二十人規模の情報保全監察室(仮称)を置き、両者相まって各行政機関による個別の特定秘密の指定等を検証、監察し、不適切なものについて是正を求めることができるようにすることとしてまいりたいと思っております。 また、内閣総理大臣……
○国務大臣(森まさこ君) お答えいたします。
特定秘密保護法第十八条二項では、特定秘密の指定等に関し統一的な運用を図るための基準について、内閣総理大臣が有識者の意見を聴いた上でその案を作成するとされておりますが、この有識者の意見を内閣総理大臣が聴く場として内閣総理大臣決裁により情報保全諮問会議を開催することとしております。
【次の発言】 先ほども御答弁申し上げましたとおり、有識者の意見を内閣総理大臣が聴く場として内閣総理大臣決裁により情報保全諮問会議を開催することといたしました。
合議体とした根拠でございますけど、今御説明したとおり、内閣総理大臣決裁により定められました。その理由は、各委員……
○国務大臣(森まさこ君) お答えします。 全ての就学前の子供に質の確保された教育、保育を受ける機会を保障することは重要であると認識しております。子ども・子育て支援新制度における利用者負担については、保護者の所得に応じた応能負担とすることにより、低所得者世帯に配慮することとしております。その具体的な水準については、現行の負担水準を基本として、現在、子ども・子育て会議において検討を進めているところでございます。 更なる低所得者世帯の保育料の負担軽減の拡充については、その対象者の範囲や内容について、必要な財源の確保を図りつつ、今後検討を進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 小川委員、法務大臣担当されておられて、その時代、私も野党法務筆頭理事として厳しく質問をさせていただきましたけれども、決して個人的に憎いわけではないということを申し上げさせていただきたいと思いますが。 今、小川委員が、一部だけ、しかも正確に引用されておりませんので、国民の皆様に分かりやすく正確に引用させていただきますと、平成二十五年十一月八日の衆議院国家安全保障に関する特別委員会で、公明党の大口委員からの御質問でございました。これは公務員が特定秘密を漏えいした事案でございまして、報道機関が特定秘密に関して違法行為をした事例ではございません。 これに関して、取材行為は……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 大臣を終えて初めての質問がこの震災復興特であるということ、大変感謝をしております。理事の皆様、委員長、ありがとうございます。 まず初めに、子ども・被災者支援法について質問をしたいというふうに思います。 この法案は、私、筆頭発議者であり、提案者でございます。この法案は全会一致で、しかも全政党が提案者になった戦後初めての法案でございました。私が被災地福島県の議員ということで、野党時代に子ども救済法という法案をまず条文を作りまして、この趣旨は、被災地そして原発事故があった地域の子供たちを守るという趣旨でございます。同じことを考えておられた川田議員た……
○森まさこ君 おはようございます。自民党の森まさこです。 国民の命を守るためどうすべきか。平和な日本を守るためどうすべきか。今のままではいけないと思っています。 もう日本の周りでいろんなことが起きていて、世界中でテロが起きて、日本人も犠牲になりました。昔とは違う、つまり安全保障環境が厳しいものに変化した、このことは野党の皆さんもおっしゃっています。 では、どうしたらよいのか。このままほっておくのか。何もしないでよいのか。果たしてこのまま何もしないで子供たちの未来のために平和な日本を守れるのか。国会ではそのための冷静な議論をすべきだと思います。 地元に帰ると、特に女性の方から、テレビ見て……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 七月三十日に本委員会で、私、総理に対して質問をさせていただきました。分かりやすかったという声を、多くの声をいただいたんです。私は、二人の子供を持つ母親として、女性や若者が不安に感じていることを率直に質問させていただき、総理からは明快な御答弁をいただきました。戦争は絶対にしない、徴兵制はあり得ない、他国の戦争に巻き込まれることはない、総理がきっぱりと断言をしていただきました。それが聞きたかったとの声をたくさんいただきました。 世界中でテロが起きて、日本人も犠牲になりました。昔とは違う。山本一太議員の質問でも今ありましたように、朝鮮半島での事案を含……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。
まず最初に、大臣に、財源の確保について伺いたいと思います。
本日の地元紙、福島民報の一面トップにも記載がありますけれども、福島県は昨日、国の集中復興期間終了後の平成二十八年度から五年間で、国と県、市町村分を合わせた復興事業費の総額は少なくとも三兆五千七百億円に上るとする試算結果を公表いたしました。被災地の自立ある復興のためにも必要な予算はしっかりと確保をしていただきたいと思いますが、大臣から一言お願いをいたします。
【次の発言】 是非お願いをいたします。
次に、医療問題について質問をいたします。
本法案の提案理由の中で、大臣は、住民の帰還を……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日はよろしくお願いいたします。 まず、福島の復興に関する環境省が所管をしております中間貯蔵施設その他についての御質問をさせていただきたいと思います。 丸川大臣始め政務三役、そして環境省の皆様におかれましては、福島の復興の中でも最重要課題の一つである中間貯蔵施設、そしてそこへ向けての除染土壌の輸送等に向けて日頃御尽力いただいていることに感謝を申し上げます。 中間貯蔵施設を含むこの福島県の問題について地元からは様々な声をお預かりをしていたところでございますが、昨年の九月に私が自由民主党の環境部会長を仰せ付かりまして、改めてその現状を環境省から説明……
○森まさこ君 本日はよろしくお願いいたします。自民党の森まさこでございます。 法案の質問に先立ちまして、先般黙祷もいたしましたけれども、熊本地震に関する御質問をしたいと思います。 熊本地震による災害廃棄物等のごみ問題については、環境省の担当であり、様々な対応をしていると承知をしております。現地では、なお今も本当に大変な思いをしている方々がたくさんいらして、いろいろな御意見も出ていると思いますけれども、東日本大震災のときに現地におりました一人として見ておりますと、そのスピードについては大変な早い対応をしていただいているなと思います。 そこで、熊本地震の今回の災害廃棄物処理について環境省がど……
○森まさこ君 私は、委員長に田中直紀君を推薦することの動議を提出いたします。
○森まさこ君 与党筆頭理事の森まさこでございます。 高木大臣、日頃の復興への御尽力、ありがとうございます。 本日は、福島県の子供の健康管理について質問をさせていただきたいと思います。 三・一一から丸五年が過ぎました。私は、福島県いわき市、原発のある浜通りに生まれて育ちました。そして、今、福島県から選出をされてこの場に立っております。 今年の三・一一では、一日中私の携帯が鳴りっ放しだったんですけれども、なぜかというと、報道が一日中福島県そして被災地のことをやっておりました。それを見た福島県以外の全国の方から、楢葉町の現状を見た、富岡町の人の言葉を聞いた、何か支援できることはないかというよ……
○理事(森まさこ君) ただいまから国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会を開会いたします。
鴻池会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君が選任されました。
【次の発言】 会長の辞任の件についてお諮りいたします。
鴻池会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
これより会長の補欠選任を行いま……
○理事(森まさこ君) ただいまから国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会を開会いたします。 関口会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。 委員の異動について御報告いたします。 昨年十二月二十八日までに、魚住裕一郎君、山本順三君、金子原二郎君及び鶴保庸介君が委員を辞任され、その補欠として竹谷とし子君、藤井基之君、山下雄平君及び阿達雅志君が選任されました。 また、本日、江崎孝君、安井美沙子君及び中山恭子君が委員を辞任され、その補欠として藤本祐司君、蓮舫君及び川田龍平君が選任されました。
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