このページでは長沢広明参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 世界に例を見ない少子高齢化、人口減少社会が急速に進展する日本にあって、若い世代を始めとした皆様が希望と生きがいを持って働ける労働環境をつくることは喫緊の課題です。 非正規雇用で働く人がこの二十年間で増加しています。本法律案は、非正規雇用の一形態である労働者派遣について、現行制度の問題点を見直し、労働者と経営者の双方にとって分かりやすいルールに変更するとともに、派遣労働者の雇用の安定や正……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました海外出張報告及び財政演説に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 昨日、北朝鮮が水爆実験を行ったと発表しました。国際社会に対する重大な挑戦であり、断固非難するものであります。政府においては、昨日来、NSC開催、国連安保理の緊急開催要請など迅速な対応を進めていますが、国民に対しての適切な情報提供を図りつつ、引き続き毅然たる姿勢で臨むよう強く求めます。冒頭、この点について、総理の見解を求めます。 二〇一六年、安倍連立政権四年目の年がスタートしました。政権発足以来、安倍政権は、国民の負託に応え、いわゆる三……
○長沢広明君 ただいま議題となりました法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、地震防災対策の強化を図るために制定された地震防災対策特別措置法の実施の状況に鑑み、地震防災緊急事業に係る国の負担又は補助の特例等の措置の有効期限を平成三十三年三月三十一日まで五年間延長する措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、提出者衆議院災害対策特別委員長より趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○長沢広明君 ただいま議題となりました法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、平成二十八年熊本地震災害関連義援金に係る拠出の趣旨に鑑み、被災者等が自ら義援金を使用することができるようにするため、熊本地震に関する義援金について、差押えの禁止等をしようとするものであります。 委員会におきましては、提出者衆議院災害対策特別委員長より趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 まず、質問に入ります前に、今回の伊豆大島での土砂災害、多くの方々が被災をされまして、今なお行方不明の方の捜索が進められているという状態でございます。謹んでお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられた方々の御冥福を心よりお祈りをしたいと思います。 そして、今なお非常に不安な状態の中で避難をされている方々もいらっしゃいますし、今後、また台風が来るというような災害のたびに、伊豆大島の皆様方は様々なやっぱり不安に包まれることになろうかというふうに思います。今回のことをしっかりよく後ほど検証をしないといけないと思っておりますし、その中で、これまでの対策……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今、生活保護法の一部を改正する法律案と生活困窮者自立支援法の質疑ということで、ちょっと冒頭、大ざっぱですけれども、この二本がやっぱりセットでこうやって審議をされる、この国会に出て審議されるということは大変意義のあることだというふうに思います。生活保護法の改正案は、ある意味初めてと言っていい抜本的な改正になります。しかし、そこにこの困窮者自立支援法案をセットにすることによりましてセーフティーネットをある意味非常に現代的に強化をすることができたという意味で、大変大きな効果、意義があるというふうに思っております。 大変私事で恐縮なんですけれども、私も五歳のと……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今の古川先生のような大専門家の後に質問をするのは大変緊張するんですけれども、私はできるだけ早口にならないようにゆっくり質問したいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 公明党は、この再生医療の問題にもこれまで様々な形で取り組まさせていただいておりまして、再生医療の研究開発の推進や実用化、これに向けて再生医療推進プロジェクトチームというものを基にいろいろ議論をさせていただいてまいりました。再生医療における患者さんの命を一人でも多く救いたいと、こういうような思いで国会でも取組をさせていただきました。 昨年九月には、臍帯血を研究目的に利用で……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 社会保障改革のプログラム法案についての質問をさせていただきます。 今日は、質問のスタートが若干遅れておりまして、当初の所要の時間ですと十二時十五分までというふうに計算をしておりましたが、少し延ばさせていただきまして、途中で質問を一旦区切って、残余を午後に回すというような形を取らせていただこうかというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。 まず、世界に例を見ない少子高齢化とそして人口減少という大きな課題を我が国は抱えております。その中では、やはり社会あるいは経済、あらゆる分野で発想を転換をして高齢化そして人口が減少して……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 今日は、参考人の皆様方、大変お忙しい中、このようにお時間をいただきまして貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。 私の方からも、宮武参考人と大日向参考人に御意見をちょっと伺いたいと思います。少し大ざっぱな話になりますが、いわゆる国民会議を設置してこの法案につながったということの意味というものをどうとらえられているかということをちょっと伺いたいんです。 およそ半世紀前に国民皆保険、皆年金という制度を創設をして、国民の暮らしを守り、社会保障の拡充に私たちの先達の皆様方が大変な苦労をされてここまでつくり上げられてまいりました。しかし……
○長沢広明君 公明党の長沢広明でございます。 持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案、今日は、医療とそれから介護とそれから障害者福祉に関係して何点か質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず医療の問題ですが、高齢者医療制度に対する現在の認識を伺いたいと思います。 民主党政権のときに後期高齢者医療制度を廃止するという政策を掲げて、民主党政権で高齢者医療制度改革会議という会議を設置をされました。そこで後期高齢者医療制度を廃止した後の新たな制度について最終の案が取りまとめられたのが平成二十二年の十二月、つまり今から三年前の十二月でございまし……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 薬事法及び薬剤師法の改正案で質疑をさせていただきたいと思います。今の藤井委員の質問と重なる部分も若干あるかと思いますが、何とぞ御容赦いただきたいと思います。 今回の改正の主なきっかけの一つは、御案内のとおり、最高裁の判決ということがございます。今年一月、一般用医薬品のインターネット販売について省令で禁止することは法律の委任の範囲を超えて違法である、こういう判決でございました。このために、一般医薬品のインターネット販売に関する法整備ということの必要性ということが急に浮上、急というか浮上してきたので、今後どのようにしていくかということについても、我が党公明……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 通告をした質問を大きく入れ替えまして、初めに大規模災害時の医療提供体制、こちらをちょっと先に質問させていただきたいというふうに思います。 厚生労働省は、医師、看護師含めた医療行政を扱っている。大規模な災害が起きたときに、その災害に対してどういった医療サービスを適切に素早く提供するか、これは厚生労働省として非常に重要な役割であると私は思います。 この際、災害時の厚生労働省が取り得る手として、これまで育成をされてきました災害医療派遣チーム、DMATというのがあります。これは全国の災害拠点病院にはDMATを置くようにという医政局長から通知が出ている。それに……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 大臣の所信に対する質問をさせていただきます。今日は活発な質疑が行われておりまして、若干かぶる部分もありますけれども、御容赦いただきたいと思います。 現行の厚生労働行政、大変多くの課題を抱えているという中でございますし、この通常国会、大変重要な国会であるというふうに思います。消費税の引上げということが行われ、それに伴って税と社会保障の一体改革を現実に進めていくというような大変大事な国会になります。この委員会の議論も今日からこうして活発にスタートするわけでございまして、私も与党の理事として、各党各会派の先生方の御意見にも耳を傾けながらしっかりと進めていきた……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は予算案の委嘱審査ということでございますので、予算案に基づいた確認をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、保育関係を今日はお尋ねしたいと思いますが、我が党、これまで子供を安心して産み育てられる社会の構築ということに長年取り組んでまいりまして、平成十八年には少子社会トータルプランを発表いたしました。総合的な子育てを提言をして、児童手当、あるいは出産育児一時金等の経済支援の充実ということも進めてまいりましたし、雇用環境の改善を図るというようなことで、仕事と子育ての両立を力強く後押しをしてきたつもりでございます。 平成二十四年の合計特殊……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 雇用保険法の一部改正案について質問をさせていただきます。 今回の法改正は、日本再興戦略の中で明記をされました雇用維持型から労働移動支援型への転換と、こういう課題実現のために、社会人の学び直しの促進に資する教育訓練給付金の拡充、あるいは少子化対策としての育児休暇取得を促進するための見直し等がこの中に盛り込まれております。 雇用保険法のその役割、これを十分に果たしていくためには、やはりその最も根本の目的、労働者の生活と雇用の安定を図ると、こういう最大の目的をしっかり見据えて、その観点から、その時々の雇用情勢、あるいは政府の中長期的な政策ビジョン、それとの……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重なお時間をいただいて、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 雇用保険法の改正内容について御意見を伺いたいと思っておりますが、まず、遠藤参考人と新谷参考人にそれぞれお伺いしたいと思います。 育児休業の取得促進について、労使それぞれ何ができるのかということでございます。特に、育児休業給付はずっと充実はしてきているということで、ワーク・ライフ・バランスという面から見ても育児休業給付が充実するということは非常に大事なことでありますし、今回の法改正でも一定程度の前進が図られているというふうに思って……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 労働安全法の一部改正法案、閣法について質疑をさせていただきたいというふうに思っております。 かつて、全労働者の約四割が製造業と建設業の従事者でございましたが、現在は製造業と建設業合わせても割合は三割を大きく下回っております。一方で、第三次産業の従事者数が増加を続けておりまして、今は全労働者数の七割以上が第三次産業、こういうふうに、いわゆる労働者の働く環境が変わり、職場が変わり、いわゆる経済産業も変わってきているという中でのこの労働安全衛生法の改正ということです。 労働災害による死傷者数はどうかということを見ると、平成二十三年には十一万七千九百五十八人……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、次世代育成支援対策推進法についてお伺いしたいと思います。午前中からずっと、くるみんをめぐる様々な質問がかぶりまくっておりますので、大変申し訳ありませんが、私も、ちょっと角度は違いますが、同じような質問になるかもしれません。お許しいただきたいと思います。 この次世代育成支援対策推進法は、十年間の時限立法ということで来年の三月に期限を迎えるところでございました。我が党も昨年の参院選の重点政策の中で、この次世代法の延長、それから新たな税制の優遇措置とか、そういうものをやるべきだということを訴えてまいりましたし、その後、同僚議員による国会質問でも、この次……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 医薬基盤研究所法に関して質問させていただきます。 医薬品と食品等の専門性の融合による総合的な研究を促進するということを主な目的として二つの法人、医薬基盤研究所と国立健康・栄養研究所を統合するということになっておりますが、医薬基盤研究所は大阪に立地、国立健康・栄養研究所は東京に立地しているということで、主な研究施設が大阪と東京という地理的に離れた場所に分かれるわけでございます。 質問を二つ併せて御質問しますが、まずこの統合後の新法人において、大きな目的の二つ、一つは医薬品及び医療機器の技術向上のための基盤整備に関する研究と、もう一つは国民の健康、栄養に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。
今日は、へき地、特に離島における医療の確保ということで質問させていただきたいというふうに思います。
政府としては、昭和三十一年度以降、過疎地域における住民への医療提供ということで、へき地保健医療対策、これを五か年計画で進めてきております。現在は、平成二十三年度からの五か年ということで、第十一次へき地保健医療計画が実施されているということでございます。
そこで、現下の過疎地域における、へき地における医療確保に向けた主な取組と今年度の予算について、まず説明を求めたいと思います。
【次の発言】 五か年計画の今途中に入っているということで、特にへき地の無医地……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日は大変貴重な御意見を伺うことができまして、心から感謝を申し上げます。 早速御意見を伺いたいと思っておりますが、まず伊藤参考人と福永参考人、お二方にお伺いをしたいと思っています。 先ほど、基本理念について、伊藤参考人、そして福永参考人、共に高い評価、あるいは大変期待の御意見をいただきました。この基本理念をどう実現するかという課題についてちょっと御意見を伺いたいんですね。特に、社会参加の促進、地域での共生、こういう言葉が入っておりますが、やはりどうしても抽象的であるということがちょっと課題として残っていると思います。 この基本理念、……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 難病対策は、これまで大変多くの皆さんが御苦労をされてこられたというふうに思います。これまでは法律に基づかない予算措置ということで、毎年の予算策定時期に患者や関係者の声を受けてその拡大ということをお願いをすると、決まった難病指定の数の枠、一つ加えるのであれば一つ外さなきゃならないというような、こんなことをずっと繰り返して前進がなかなかできないで来ました。 今回の立法措置で実に四十数年ぶりという難病対策の抜本改革ということで、消費税による増収分を活用して安定的な財源を確保することができ、そして安定的な制度としてこれが構築をされると。今後の難病対策の基礎とな……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 引き続き、今日は小児慢性特定疾患対策を中心に質問させていただきたいと思います。 まず基本方針についてお伺いしたいと思います。 成人の難病法においても基本方針を定めるというふうになっておりますし、この小慢の方でも児童福祉法の中に基本方針を定めるという項目が置かれております。今回の改正は、社会保障制度改革国民会議で示された小児慢性特定疾患に係る公平かつ安定的な医療費助成制度の確立、医療費助成対象疾患の拡大等を目指すという方針になりますが、これに基づいて、この改正法の中で、小児慢性特定疾患対策に関する政府の方針を策定すると、これは児童福祉法改正の中の二十一……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案について、今日は基本的な確認を含めて質疑をさせていただきますが、まず初めに、その前に、今日、委員会の冒頭、大臣からも陳謝がございました二十一日の本会議における配付資料の誤りの問題、これは国会審議に大きな影響を与えたということは、これは私ども与党にとっても大変に遺憾なことであるということをあえて申し上げさせていただきます。 その上で、これに関して厚生労働省内に業務適正化推進チームを立ち上げて再発防止に取り組むということでございますが、再発防止に取り組むというこの検討はもう既に開始され……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、医療・介護の確保推進法のうち、特に医療の面からの質問を少しさせていただきたいというふうに思います。 今回の法案の改革の目的ですけれども、改めてちょっと確認をさせてもらいますが、高齢化、団塊の世代の方々が七十五歳以上になる二〇二五年には、七十五歳以上の高齢者というのは国民の五人に一人、二千万人を超えるという、こういう時代を日本は迎えることになるわけであります。当然、医療と介護のニーズが高まっていく。そういう中において、医療と介護が連携した、一体的に支え合い、支えていける、そういう体制をつくろうということが今回の目的でございますし、地域包括ケアシス……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 前回は医療の側面からの質問をさせていただきましたので、今日は介護の側面から質問をさせていただきたいと思います。 介護保険制度が大変果たす役割が重くなってきているということで、平成二十二年に内閣府が実施した介護保険制度に関する世論調査というのがございます。 この調査を見ますと、介護保険制度が始まったことにより、介護の状況は良くなったと思うかという問いがございます。それに対して、良くなったと思う人の割合は五一・三%、良くなったとは思わないとする人が二八・八%、分からないと答えた人が一三・二%ということで、良くなったと思うと答えた人に、良くなったと思われる……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私の方からも、当初、いわゆる事案の対象の考え方とか、それから費用負担のことについてお伺いしたかったんですが、既にもう御意見を今伺いましたので、ちょっと残り一つ、私の方から少しお伺いしたいことがございます。 それは、今回の制度とちょっと離れますけれども、いわゆる無過失補償制度についてどう考えるかということを三人の参考人の方々それぞれからお考えを伺いたいと思います。 昭和四十七年、一九七二年ですかね、日本医師会から報告書が出されて、その報告書の中の提言の一つに、いわゆる医師の過失によらず重大な障害が発生した場合、その障害に対して補償をする、国家的な規模で……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、医療関係と介護関係それぞれの側面から、確認も含めまして質問させていただきたいというふうに思います。今、木村委員が質問されたことに随分かぶる部分もありましたので、そこは外した上で質問させていただきたいというふうに思います。 冒頭、かぶった部分とは申し上げましたけど、先ほど木村委員も指摘をされた都道府県での地域医療構想を実現していく上で様々な問題、うまくいかなかった場合の知事の権限、これは一定の措置を講ずることができるということにされているわけですけれども、それがもう全く問題意識、先ほどの木村委員の問題意識と全く一緒で、いわゆる、中には知事が、こん……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、厚生労働委員会、総理、お出ましいただいてありがとうございます。お疲れさまでございます。 まず、この法案の中で私ども一番やはり重視しているのは、地域包括ケアシステムの構築ということです。これは大変な大事業にもなりますけれども、公明党としても、昨年の十二月に地域包括ケア推進本部をつくりまして、専門家、そして地方の声、現場の声を今聞いたり現地調査も行ったりしながら、この地域包括ケアシステムがより良い体制が構築できるようにということで取りまとめた上で、きちんと今後の政策の提言も政府に対してしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思い……
○長沢広明君 私は、ただいま可決されましたアレルギー疾患対策基本法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 アレルギー疾患対策基本法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、アレルギー疾患対策基本指針の策定に当たっては、関係行政機関が多岐にわたることから、政府を挙げてこれに取り組むとともに、アレルギー疾患対策が総合的かつ一体的に推進されるよう十分配慮すること。 二、……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今日は、防災の問題と、それから障害者、高齢者向けのグループホームに関することと、それから離島振興に関係するこの三点を質問させていただきたいというふうに思っております。 ただ、その前に、ちょっとこれ質問通告はしておりませんが、是非お願いとして一つございます。 先般来のこの予算委員会でも取り上げられております豪雪の被害ですね、大変多くの被害があって、被害に遭われた方々へのお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた方々に対して心から御冥福をお祈りしたいと思います。 この委員会でも、この豪雪被害に対して様々な質問、また御意……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は幅広く大臣のお考えを幾つか伺いたいところがございますが、まず当面の、私の一番気になっていることから御質問させていただきたいと思っています。それは災害の対応でございます。 九月二十七日に発生した御嶽山の噴火、これ、秋晴れの週末で多くの登山客が集まる、そういう、これから紅葉のいいシーズンであるということもあって、そういうことが災いして火山噴火災害としては戦後最悪の被害をもたらすことになりました。不幸にしてお亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた方々には謹んでお見舞いを申し上げたいと思います。 私、噴火の翌日に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、もうこの有期雇用の特措法案で質疑がずっと繰り返されてきておりまして、かなり重なる面もありますけれども、あくまでも確認すべきことはきちんと確認していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 有期雇用で働く方々については、パート、アルバイト、契約社員、嘱託、あるいは派遣の方とか、今非常にいろいろなタイプが広がっているというふうに言っていいと思います。正社員と比べれば、雇用が不安定で賃金が低い、あるいは自分の能力を開発するチャンスに乏しいと、こういった問題が長年ずっと指摘をされてきました。いわゆる雇い止めというような不安に常に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 本日は、参考人の皆様、大変お忙しい中、本院までお越しをいただき、大変貴重な御意見をいただいていることに感謝を申し上げたいと思います。 早速質問に入らせていただきます。まず、岩村参考人にお伺いしたいと思います。 今回の特措法が、いわゆる労働契約法に定められている無期転換ルールについていわゆる特例を定めるということで、これはもう、民事上の基本ルールと言える労働契約法に行政の関与の下に特定の労働者を適用除外とするということについては批判の声もあったというふうに聞いております。先ほど、鈴木参考人も新谷参考人もこの点についてそれぞれのお立場で触れられておりまし……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、大臣所信のときに少し残した質問も含めまして、今日はお伺いしたいというふうに思います。 最初に、認知症対策でございます。高齢化の進行を控えて、認知症の不明者問題等を含めて以前にも取り上げさせていただきましたが、認知症高齢者の問題は更に大きくなると思います。塩崎大臣からも、いろいろな場で力を入れていきたい施策として認知症対策を挙げて意欲を見せられているというふうに思っておりますので、是非、厚生労働省全省挙げてこの認知症対策に取り組んでいただきたいと思います。 この十一月には、昨年末ロンドンで開かれましたG8認知症サミット、これの後継イベントが東京の……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は大変お忙しい中、参考人の先生方、ありがとうございます。 早速お伺いします。まず岡部参考人にお伺いしたいと思います。 岡部参考人は、厚生科学審議会の感染症部会の委員として、今回の感染症法改正の内容は五年ごとの見直し規定、これを受けて、厚生科学審議会の感染症部会で行われた検討が基になって、六月の部会の提言を条文化する形で改正案が作られたと、こういうような理解をしております。この感染症法は、昨今のこういう状況の中にあっても、とにかく一日も早く成立をさせて動かしていくこと、また、感染症に対する国のひとつ構えを更に強くしていくという意味でも大変重要な法案……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 これまで質問を続けてきて少し漏れたものをちょっと先にやらせていただいて、その上で、今日は医療機器の開発の問題と、それから民生委員、ジョブ・カード制度について伺いたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 一つ、上水道事業について、先日も力を入れていただくようにお願いをしました。あのときちょっと質問できなかった一つ大事な、重要な問題がありまして、それは上水道事業そのものがずっと縮小してきているものですから、上水道事業、自治体の職員の数全体も少なくなっていますけれども、上水道事業を支える技術職、これがもう本当に減ってきているわけでありま……
○長沢広明君 私は、ただいま可決されましたハンセン病問題の解決の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、維新の党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、ハンセン病療養所退所者の死亡後に残された配偶者等に支給される特定配偶者等支援金については、当該配偶者等が退所者と労苦を共にしてきた特別な事情を……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、安倍内閣の基本姿勢について何点か伺わせていただきたいと思います。 安倍改造内閣が発足してちょうど二か月でございます。この間、残念ながら二人の閣僚が辞任したことは、与党である我が党にとっても大変残念な事態でございました。しかし、これは閣僚自身に問われた問題によって行政執行が滞ることを避け、なおかつ国会での審議が滞る、それを促進するための大変重たい決断であったというふうに理解をしております。 この臨時国会、やや短い会期だとは思いますけれども、既に半ばを過ぎまして、折り返し点を過ぎました。この国会、大変重要な課題を幾つも抱えております。人口減に対処……
○長沢広明君 今日は、認知症施策について質問したいというふうに思います。 今年の一月二十七日に、認知症施策に関する初の国家戦略である認知症施策推進総合戦略、いわゆる新オレンジプランが策定をされました。 私たち公明党は、従来から認知症施策の国家戦略化を主張してまいりまして、私自身も、昨年六月、この委員会で安倍総理御出席の質疑を行ったときに、省庁横断的に政府全体で認知症施策をまとめて、認知症施策における世界最先進国になるような取組を行うべきであるということを総理に求めました。これに対し、その委員会の席で総理からは、認知症対策において世界でも最も進んだ国となるよう全力を挙げたいとの御答弁をいただ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今年は戦後七十周年という節目の年であり、かつ、今回のこの特別弔慰金制度が創設して五十周年ということになります。特別弔慰金は、さきの大戦により亡くなられた戦没者等の御遺族の方々に対し、昭和四十年以降、戦後何十周年という節目を捉えて、国として弔慰の意を表すため支給してきたと、こういうふうに承知をしております。 この特別弔慰金制度は、戦没者等の御遺族の方々に国として弔慰を表すものとして大変重要なものであり、制度としても五十周年という長い歴史があるということですが、この五十年というものをもう一回、今、津田委員からもいろいろな意味で見る必要があるというような御趣……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。
早速質問に入りたいと思いますが、消費税率の引上げは延期されることになりましたけれども、やはり生活者に対する目配りということが非常に大事な今景気の状況でもございます。この四月からは生活困窮者自立支援法が施行されます。そこで、生活困窮者支援制度の状況についてまず確認をしておきたいと思います。
生活困窮者自立支援法の施行を控えた準備の状況とこの四月からの施行の体制について、各自治体の対応を含めて説明を願いたいと思います。
【次の発言】 生活困窮者自立支援制度は、働きたくても働けないとか住むところがないとか生活上の困難や不安を抱えている人に対して、ワンストップ……
○長沢広明君 私は、ただいま可決されました勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本共産党、日本を元気にする会・無所属会、無所属クラブ及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、青少年の募集等を行う事業主に対して積極的な職場情報の提供を促すとともに、職場情報の提供を求めた応募者等に対する事業主による不利益な取扱いを防止するため……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 昨年の独立行政法人改革で、各独立行政法人が担う政策実施機能を最大限向上させるということと、業務の質と効率を向上させると、こういう趣旨の下、制度全般にわたる法改正が昨年行われました。これも平成二十五年十二月二十四日の閣議決定に基づいて行われたものであり、今回の厚生労働省所管の独立行政法人に係る見直しもこの閣議決定に基づき行われることとなっておりますので、今般の改正がこの改革の趣旨に沿ったものであるか、何点か確認をさせていただきます。午前中からの質疑もございまして若干重複する部分もありますが、我が会派としても確認させていただくということでございますので、御容……
○長沢広明君 私も、まず冒頭、がん対策についてお伺いしたいと思います。 今、三原先生からもありましたとおり、がん対策基本法制定以来、がん対策が大きく前進をしているところであります。その中で、がん登録が推進をされて、来年一月からはがん登録推進法が施行になるということでございますから、このがん登録が更に推進をされて、希少がんの把握も可能になるというようなことが期待をされておりますし、更なる拡充に向けて取り組んでいきたいと思います。 ただ、今年一月に内閣府が発表したがん対策に関する世論調査というのがございまして、それを見ると、がん登録に対する認知度が全然上がっていないという問題があります。前回の……
○長沢広明君 公明党の長沢です。 国民健康保険について、我が国が世界に誇る国民皆保険の基盤でありまして、高度経済成長をある意味医療保障の面から支えてきた大事な役割を担ってきたわけであります。元々、自営業とか農林水産業の方々が中心だった姿から、雇用形態が変化をして、今は高齢者の方そして非正規雇用の方々というものが多くを占める形になって、財政基盤が非常に弱くなってきていると。 これについて、今回の改革では、都道府県が市町村とともに国保を行うということで、都道府県が国保の財政運営の主体に加わるというのが大きな今回の改革の柱でございます。都道府県が国保の保険者となり、財政運営において中心的な役割を……
○長沢広明君 参考人の皆様、今日はお忙しいところ大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございます。 今のそれぞれの御意見ということを踏まえて、ちょっと少し聞き方変えたいと思っているんですが、一つは、医療における情報の非対称性ということについて、先ほど石黒参考人からは御意見がございました。この患者申出療養、そもそも患者からの申出が起点となるということで、これがきちんと機能するために、やっぱり患者の方々が国内の未承認薬等を含めて多くの情報を入手できる環境づくりをしなければいけないというふうに思います。 ただし、国内では、国内未承認の医薬品等の情報が入手しにくいと思いますし、患者本人が使いたい……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、お忙しいところを今日は大変に貴重な御意見をありがとうございます。 まず、福田知事にお尋ねいたします。 地方の立場から日頃、国政への様々な御指導をいただいておりまして、感謝申し上げます。今回、この財政運営の主体を都道府県とすることによって、運営の単位を広域化することで安定的な制度にしていくという面に加えて、医療計画とか地域医療構想の主体である都道府県が国保の財政運営を行うということで、いわゆる医療提供体制と医療保険制度の双方を同じ主体が担っていくと、こういうような大きな変化になります。 昨年の医療・介護総合確保推進法の制定、そして今回……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 先日の参議院本会議で、我が党の佐々木さやか議員が国民皆保険を維持していく決意について伺ったのに対しまして、総理は、世界に冠たる国民皆保険をしっかりと次世代に引き渡していく必要があると御答弁されました。 確かに、我が国の医療保険制度、これはもう諸外国からすれば驚嘆すべきものであります。しかし、私たちにとっては、ともあれ、場合によってはつい当たり前というふうになってしまいがちな部分もございます。 これからはかつてのような高度成長が望めない反面、高齢化あるいは医療技術の高度化、こういうことによって医療費がますます増加していくことが見込まれているわけでありま……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、朝から自殺対策の問題での議論が続いておりますが、この十年間、自殺対策を進めるということで、多くの議員、そしてまた専門家の皆さんが力を合わせて取り組んでこられたことに心から敬意を表したいというふうに思います。 自殺対策の超党派の議員連盟には、我が党から谷合正明議員が入って今回の決議案作りにも一緒に取り組んできたところでございます。本来、谷合正明議員がこの場に立って質問をするのが一番よかったんですけれども、残念ながら総務委員会の委員長をしておりますので質問に立てなかったということで、私が代わりに質問させていただくということになります。 自殺という……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 平成二十五年度末においての年金加入者は約六千七百万人、公的年金の受給者は約四千万人とされておりまして、いわゆる国民の誰もが年金制度に関わっているわけでございます。 我が国の社会保障において、年金は高齢者の生活を支える大事な柱であり、それを支えているのは年金に対する国民の信頼というのが基盤でございます。 残念なことに、旧社会保険庁時代の年金記録問題とか、国民の年金不信につながる事態はこれまでもありました。こういう事態を受けて、低迷していた国民年金保険料の納付率は、平成二十六年度分を見てみると、前年に比べて二・一%上昇して六二・三%となっているという傾向……
○長沢広明君 大変御苦労さまでございます。午前中からも質疑がずっと続いておりますし、少し質疑時間が延びておりますので、若干私のところで調整をしたいと思いますけれども。 まず、先日の当委員会で、我々の下に寄せられている国民の不安の声をまず払拭することに全力で取り組んでもらいたいということを私の方から、その観点から質疑を行わせていただきました。引き続き少しでも国民の不安を和らげるということをしっかりベースにしながら取り組んでいただきたいというふうに思っておりますし、大事なことは、まず受給者一人一人の方々に確実に年金が届くということでありますし、同時に、成り済まし等の二次被害をしっかり防止をして、……
○長沢広明君 これまでこの年金情報流出問題で当委員会では二回質疑をさせていただいて、今日が三回目ということになります。これまでは、機構の取組についての確認、そしてその後の対応ということ、厚生労働省の監督体制と今後の取組ということでお伺いをしてまいりました。 この間では、六月二十二日に、機構への不正アクセスによって流出した個人情報を精査、確認した結果、百二十五万件の個人情報が流出したという中から、四情報が流出した一・五万人を含めまして百一万人であるという、この被害のある程度大きさというものが少しずつ見えてまいりました。全ての該当者におわびとお願いの文書を六月中には発送が完了すると、こういうふう……
○長沢広明君 今日、私の方からは、まず難病対策について伺いたいと思います。 難病新法に基づいて、新たな医療費助成制度が順次始まっております。これまでに三百六の疾病が指定難病として指定をされまして、この七月から第二次指定分の医療費助成が開始されているということでございますが、難病新法では、同時に、厚生労働大臣が難病に係る医療などの総合的な施策の推進のための基本方針を定めるということになっております。これを受けて、先般、六月十六日に開かれた厚生労働省の難病対策委員会で基本方針の骨子案が提示されたというふうに承知をしております。 私は、三月のこの委員会のときに、塩崎大臣に難病患者の方々への支援を……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 ようやくこの派遣法が委員会での審議に入ることができました。呪われた派遣法というふうに冒頭言われましたけれども、ここへ至るまでに修正の話もあったりして、与野党それぞれいろいろな苦労をして今日審議に入ったというふうに思います。 私も、あと何回か質問させていただく時間あると思いますので、今日は審議の前提となることも含め、総論的なことについて確認をしながら質問させてもらいたいというふうに思います。 一くくりに派遣労働者と言っても非常に様々な働き方があると。この労働者派遣法の改正で、様々な意見、立ち位置によって見え方もまた違ってくるという、これはある種やっぱり……
○長沢広明君 私の方からも、前回の引き続きでございますが、前回ちょっと触れなかった雇用安定措置について確認をさせてもらいたいというふうに思います。様々今まで、今日はこの議論が続いておりますけれども、改めてこの雇用安定措置を導入する意義を確認しておきたいと思います。 雇用安定措置は、今回、派遣契約が終了する、この終了した後の派遣労働者について、その雇用を継続するための措置を派遣元に新たに義務付けるということで、それは非常に派遣労働者の方々の注目も大きい制度でございます。 雇用安定措置として派遣労働者の雇用継続を図る派遣元の責務、これを創設するということの意義、そして、これは、現行法との今比較……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 私からも、今、大沼委員からも触れられたことと少し重なりますけれども、女性の活躍促進あるいは若者の雇用対策という観点から、この派遣法についてお伺いをしたいと思います。 政府が六月三十日に閣議決定をしました日本再興戦略改訂二〇一五においては、「女性の活躍推進は、長年にわたり男性中心で動いてきた職場に従来にない多様な価値観をもたらし、イノベーションの創出にもつながるものである。女性の活躍する場が広がることで、経済社会活動のあらゆる場に変革が起き、これまでにない形での経済成長の実現が可能となる」というふうに書かれております。 また、我が党も、女性や若者が活躍……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、いわゆる同一労働同一賃金法案について、確認も含めまして質問させていただき、時間があれば少し派遣法に関連して質問させていただきたいというふうに思っております。 我が党は、国民が安心して働ける雇用環境を整えるということのために、非正規雇用労働者の待遇改善にも一生懸命取り組んでまいりました。正規、非正規雇用労働者間の待遇格差を是正するということのために、雇用形態にかかわらず同一労働同一賃金が保障される均等待遇が目指すべき理想型であると考えております。 現在、この委員会で審議中の労働者派遣法改正案においては、公明党の主張が反映されて、均等・均衡待遇の……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、参考人の皆様、大変貴重な御意見をありがとうございます。 まず、今御質問がありました泉川参考人に対して私も同様のことを確認したかったんですが、非正規、正規の壁を超えた均等・均衡待遇の実現に向けて、どのような課題があって、どう乗り越えたか、今それをお答えいただきました。 私の方からも一点、そもそもなぜこういうことを目指そうとしたのかという動機の問題ですね。人手不足の世の中でというようなことをよく言われるわけですけれども、イケア・ジャパンの場合、どうしてこの取組を目指そうとしたのか。そしてその際、もう一つ、正社員化に踏み込んだときの、経営者側の中に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日は大変に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 私の方からも、今回の法改正の焦点の一つになっている期間制限の見直しについてお伺いしたいというふうに思います。 先日、名古屋で行いました地方公聴会がございまして、その場では、派遣先企業と派遣元事業主それぞれの公述人から、この期間制限の見直しについて、期間制限を見直しすることによって業務付与時の制約が解消される、派遣労働者それから派遣先企業双方のメリットになる、こういう話がございました。改めてこの点についての御意見を鎌田参考人と高橋参考人にお伺いをしたいと思います。 私た……
○長沢広明君 まず、私の質問に入る前に、午前中の質疑の中での問いに対する答弁を確認させていただきたいと思います。
午前中、石橋議員から機構に対しまして、共有ファイルサーバーの調査の状況についてどのぐらい進んでいるのか、ざっくりでいいからお答えをと、このように御質問がありました。これについて、理事長、現在の状況をお答えできるでしょうか。
【次の発言】 それでは、私の質問に入りたいというふうに思います。
まず、日本年金機構における不正アクセスによる情報流出事案、これについての検証委員会として第三者検証委員会から報告書が提出をされまして、甲斐中委員長を始め、委員、参与、事務局長の皆様方の御尽力に……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日はお忙しい中こうして国会までお越しをいただきまして、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 時間も短いので絞って質問させていただきますが、中山参考人と牛嶋参考人にお伺いをします。 派遣労働の問題というのは、確かに待遇で非常に正社員と非正規、正規、非正規の間の格差が大きいということ、また、派遣労働は間接雇用であるがゆえに非常に雇用の不安定性が大きいという大変大きな課題があるという中で、この待遇、それから雇用の不安定性に対応すること、これが一つ大事な、この法案のポイントの一つにもなっております。 その一方で、派遣労働を望……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 派遣法の改正案についてもう何度も質問させていただいてまいりましたが、今日は均衡待遇を中心に質問をさせていただきたいと思います。 賃金を始めとする処遇の改善の問題ですけれども、もちろん働く人の最も関心が高いのが賃金でございますし、均衡待遇ということにつきましては、七月三十日の質疑、また八月十八日の議員立法に関する質疑の中でもいろいろと質問させていただきました。 派遣労働の大きな課題として、いわゆる正社員と比較して派遣労働者の場合は賃金の面でまず格差があるということで、今回の改正案ではこの賃金格差の課題にはどう取り組んでいるのか、改めて整理して説明をいた……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 総理、今日は、本委員会にお越しをいただきまして、ありがとうございます。これまでこの委員会も、この労働者派遣法について濃密な議論を続けてまいりました。それを踏まえて、私の方からも総理の御所見を何点かお伺いしたいと思います。 今回の改正案は、派遣契約の終了時に派遣労働者の雇用の継続を図る義務、いわゆる雇用安定措置、あるいは派遣労働者に対するキャリアアップ支援、こういうことを派遣元事業主に義務付けると、こういったことを含めて、派遣労働者の方々の雇用の安定、キャリア形成の機会の付与を図るということが大きな目的、そして柱になっております。 派遣労働は、ワーク・……
○長沢広明君 派遣労働は、これまでも議論してきたことでございますけれども、雇用者と使用者が違うということで、勢い法体系が複雑になりがちであるということになります。 そういう中で、派遣労働者の保護を図るということを考えますと、やはり関係者がこうしたこの法案も含めまして労働関係の法令にきちんと精通していること、これが非常に大事な要素になるというふうに思います。派遣労働者の適正な就業を確保するために、この点については、派遣元、派遣先、それぞれに責任者を置くということになっています。ただ、このうち派遣元の責任者については、派遣元責任者講習を受講して、派遣法を始めとして労働関係法令の知識を得ることがで……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 初めに、今年四月のこの委員会で、私、一人親家庭への支援の具体策について質問をさせていただきました。 一人親家庭に対する支援をしっかり進めることは大変大事なことだということも言わせていただいてきておりまして、その後、政府の関係会議などにおいて議論が進んでいるというふうに伺っております。改めて、この問題について質問したいと思います。 現在、一人親家庭の数は増加をしているわけです。二十五年前に比べて、母子世帯は何と一・五倍、父子世帯も一・三倍となっております。全体の割合でいえば、児童のいる世帯数そのものが減少していますから、その児童のいる世帯数のうち一人親……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 通告しておりませんが、冒頭、私の方から少し要請だけさせていただきたいと思います。災害対応の問題です。 先週、豪雨災害等、大規模な災害が起きております。また、火山の噴火も引き続き起きておりまして、こうした災害に対する対応を政府を挙げてしっかり取り組んでもらいたいと思います。 栃木、茨城、宮城の特に豪雨災害につきましては、このうち私も、先週木曜日のこの委員会が終わった後すぐ、茨城の鬼怒川の堤防決壊現場に行かせていただきました。現地で永岡副大臣ともお会いをいたしまして、現地の声を伺ってまいりました。避難所も行かせていただき、地元の、常総市の市長とも、短時間……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 かなり論点はこれまでの質疑の中でも出ていると思いますが、改めて確認をさせていただきたいことも含めて、質問させてもらいたいと思います。 いわゆる少子高齢化、人口減少という今の日本の現状ということを考えますと、社会保障制度を充実するとか、いろいろな日本の政治が今直面している課題というものは山積をしている、これは皆さん当然のことだということでございますが、こういう課題が、いわゆる将来世代にとって大きく影響を与える課題が非常に多いというのが現実だというふうに思います。だからこそ、若者の政治意識を高めて、若者の声を政治や政策に反映させていくこと、これは非常に今ま……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 今日は、まず、社会保障関連予算について財務大臣にお伺いしたいと思います。 消費税率一〇%への引上げを平成二十九年四月に延長したことによりまして、平成二十七年度の予算案では、社会保障の充実策に、当初、一〇%引上げの場合一・八兆円、それが約四千五百億円マイナスの一・三五兆円を振り向けることとなり、大変厳しい状況の中でも、子ども・子育て支援の充実、あるいは少子化や生産年齢人口の減少といった女性の活躍推進、こういった分野に、我が国が直面する問題、こういうところには優先的に予算を計上していただいたということは評価したいと思います。 一方、平成二十九年四月に消費……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず、社会福祉法人の役割、意義をどう捉えるかについてお伺いしたいと思います。 社会福祉法人は、社会福祉事業を主たる目的とする法人として昭和二十六年に創設をされた法人であり、福祉サービスを提供する中心的な役割を果たしてまいりました。人口構造が高齢化する、あるいは地域社会が変容していく、こういう中で福祉ニーズの在り方が大きく変化をしております。しかも、介護保険制度が導入をされ、いわゆる福祉サービスに株式会社あるいはNPOといった他の経営主体の参入が進んで、そういう中で社会福祉法人の存在意義というものが改めて問われているということがあると思います。 まず冒……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 参考人の皆様方、今日は貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。 短い限られた時間ですので、十分に皆様にお伺いできない点もございますことを先に御容赦いただきたいと思います。 私も、今、森本委員の質問と重なる部分もありますが、この法案によるいわゆる地域における公益的な取組の点でございます。 この法案が提出された背景の一つに、いわゆる一部の社会福祉法人の不祥事、あるいは社会福祉法人の内部留保の問題と。これはいろんなある意味誤解があった面も私は多々あると思うんですけれども、この社会福祉法人全体に対して、公益性あるいは非営利性という、それに見合うよう……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 一昨日に続いて質問したいと思います。 一昨日の質問の最後に、私、福祉人材の確保ということで大臣にお伺いをいたしまして、それに向けての御決意というふうに伺いました。 それに対して塩崎大臣は、まず総論的にこういうふうに答弁をされました。就業促進あるいは離職の防止、さらには生産性向上によって賃金の引上げに結び付くということ、あるいは仕事としての魅力を増す、そういうことを含めて総合的に取り組んでいかなければならないということで、今あらゆる手を尽くしつつあるところと、こういうふうに答弁されまして、今年の二十七年度の補正予算並びに来年度の予算案においてどういうこ……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 質問に先立ちまして、先週十四日に発生した平成二十八年熊本地震においてお亡くなりになられた皆様、衷心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様、そして被害に遭われた皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。 政府においては万全な体制で救援、復旧支援に全力でお願いをしたいということと、あわせて、これ御嶽山噴火災害のときにもこの委員会で申し上げたんですが、厚生労働省には、御遺族や被災者の皆様の心のケア、この体制もしっかり確保していただきたいということをまず申し上げておきたいと思います。 一点だけ確認させていただきます。 マスコミでも報じられているよう……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 B型肝炎特措法案について質問させていただきます。論点はかなり出ておりまして、重なる部分もありますけれども、与党として、この法案の中身、そして意味について、基本的な点を確認をさせていただきたいと思います。 この法案、大きな二つの柱、一つは支給対象の拡大、そして請求期限の延長というこの二つの柱があるわけですけれども、まず給付金の支給対象の拡大について伺っておきたいと思います。 五年前に特措法を制定した時点で、除斥期間を経過した肝硬変、肝がん等の患者の方々から、提訴をされていなかったために、その方々についての給付金の規定は定められなかったということがありま……
○委員長(長沢広明君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました長沢広明でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に古賀友一郎君、山谷えり子君、広田一君及び谷……
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、羽生田俊君が委員を辞任され、その補欠として三木亨君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
災害対策の基本施策について、関係大臣から所信を聴取いたします。
まず、河野防災担当大臣から所信を聴取いたします。河野防災担当大臣。
【次の発言】 次に、加藤国務大臣から所信を聴取いたします。加藤国務大臣。
【次の発言】 平成二十八年度防災関係予算に関し、概要の説明を聴取いたします。松本内閣府副大臣。
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、三木亨君が委員を辞任され、その補欠として羽生田俊君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官河村正人君外十九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御……
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
この度発生した熊本県熊本地方等を震源とする地震により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
平成二十八年熊本地震に係る被害状況等について政府より報告を聴取いたします。河野防災担当大臣。
【次の発言】 以上で政府からの報告聴取は終わりました。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時十五分散会
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十八日、吉川ゆうみ君が委員を辞任され、その補欠として島村大君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官加藤久喜君外二十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方……
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、島村大君が委員を辞任され、その補欠として吉川ゆうみ君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十八年熊本地震による被害状況等の実情調査のため、来る二十三日、熊本県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、谷合正明君、磯崎仁彦君及び柘植芳文君が委員を辞任され、その補欠として河野義博君、山田修路君及び島村大君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に河野義博君を指名いたします。
○委員長(長沢広明君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十六日までに、河野義博君、山田修路君、島村大君及び浜野喜史君が委員を辞任され、その補欠として谷合正明君、磯崎仁彦君、柘植芳文君及び野田国義君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 まず初めに、介護職員の処遇改善についてお伺いをいたします。 介護職員の処遇改善については、公明党としてもこれまで全力で取組を行ってまいりました。時系列で確認をいたしますけれども、平成二十一年度自公政権、これ麻生内閣の下で、介護報酬改定においては、処遇改善に重点を置いたプラス三%の改定を行い、月額プラス九千円の実績をまず上げました。同じく平成二十一年度の、これは補正予算でございますけれども、そこでは、やはり麻生内閣下で措置をしまして、介護職員処遇改善、これは交付金でございました。この交付金を創設をして、月額プラス一万五千円の実績を上げています。これで合計……
○長沢広明君 公明党の長沢広明です。 公述人のお二方には、大変お忙しい中、貴重なお時間を割いていただき参議院までお越しをいただきまして、またこうした貴重な御意見を伺いましたことに心から感謝を申し上げたいと思います。 少し、前の二人の委員と質問がちょっと重なる部分がありますが、若干違う観点がございますので、あえてまた質問させていただきます。 一つは山田公述人に、医療提供体制の見直しにおいての都道府県の役割が拡大するということについて、冒頭公述人は、積極的に受け止めると、このように申されておりました。病床機能報告制度、そしてそれを受けてのいわゆる地域の医療構想を策定し、それを実現していく上で……
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