このページでは石川博崇参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○石川博崇君 公明党の石川博崇です。 私は、ただいま議題となりました安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案に対し、安倍総理を始め関係諸閣僚に、公明党を代表して質問させていただきます。 現下の日本を取り巻く厳しい国際環境下にあって、日々刻々と変化する情勢に機動的かつ効率的に対応するためには、外務省、防衛省、警察といった省庁の縦割りを排し、総理を中心とする関係大臣が日常的に外交・安全保障に関する諸課題を戦略的に議論できる環境をつくることは極めて重要であります。 また、二年八か月前の東日本大震災への対応には、迅速な災害復旧のために大規模の自衛隊を投入し、原発事故対応という深刻な緊急事態が発……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 私は、ただいま議題となりました国家安全保障戦略、防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画に関して、公明党を代表して、安倍総理大臣及び小野寺防衛大臣に質問させていただきます。 ウクライナ情勢をめぐる激動の国際社会、北朝鮮情勢を始めとする我が国を取り巻く厳しい国際環境の中、我が国は、自公連立政権が積極的平和主義を掲げて、各国との友好と我が国の国益増進のために日々奮闘していることを国民の一人として評価申し上げたいと思います。 豊かで平和な日本社会を今後とも維持発展させ、同時に、地域及び世界の平和と安定にこれまで以上に貢献するために、我が国として初めて国家……
○石川博崇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。この度、参議院外交防衛委員会の理事を仰せ付かることになりました。若輩ではございますが、一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 自民党の佐藤筆頭とはイラクのサマーワで一緒に人道復興支援活動に携わらせていただいたこともあり、今このような形で一緒に理事をさせていただくことに何らかしかのえにしを感じざるを得ません。また、各委員、各理事の諸先輩方におかれましても、是非とも御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願いを申し上げます。 先ほど、民主党の先生方から積極的平和主義につきまして幾つか質問がございました。安倍内閣としてこの積極的平……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 今回の投資協定五本、アベノミクス三本の矢、海外の需要と成長を取り込む成長戦略、日本再興戦略にも資するものと考えておりまして、政府の御努力、また今回このように参議院での審議が始まったことを評価し、また、私ども公明党としては賛成の立場でございます。その観点から質問をさせていただきたいと思っております。 特に、今回の五本の中で日・イラク投資協定が含まれておりますことは、不肖私も外務省員時代、イラクとの経済関係強化に携わらせていただいた者として大変感慨深いものを感じておる次第でございます。イラクの治安状況、まだまだなかなか改善しない中にありますが、経済……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 いよいよこの特別委員会における審議がスタートしたわけでございます。しっかりと充実した審議にしてまいりたいというふうに思っておりますので、官房長官、外務大臣、また関係者の皆様、大変お疲れかと思いますが、誠実な御答弁、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 先日の本会議における質問にも立たせていただきましたけれども、そのときいただいた答弁を更に深掘りさせていただく形で御質問をさせていただきたいと存じます。 刻々と日々変化する国際情勢におきまして、時の政権を担う主要閣僚が、特に外交・安全保障を担う閣僚の方々が、国民の生命、財産を守るために、特に緊急事……
○石川博崇君 おはようございます。公明党の石川博崇でございます。 月曜日の朝から、委員の皆様、また菅官房長官始め関係者の皆様、大変に御苦労さまでございます。 本参議院の国家安全保障特別委員会、随分と充実した審議を続けてまいりました。菅官房長官始め関係閣僚の皆様方には、御都合を付けていただき、この委員会に足を運んで熱心に誠実にお答えいただきましたことに感謝を申し上げたいというふうに思います。 私からは、これまでの質疑の中、参考人からも大変貴重な御意見を賜りました、また、総理とのテレビ入りの質疑も随分と活発な議論が行われたというふうな中で、最後に一点だけ確認をさせていただきたいという点があり……
○石川博崇君 おはようございます。公明党の石川博崇でございます。 本日は、国民の皆様の大変に関心の強いこの特定秘密保護法案、しっかりとした審議をしてまいりたいと思いますし、また、総理を始め森大臣からは丁寧な、かつ誠実な分かりやすい御説明を是非ともお願いをしたいというふうに思います。 情報の厳格な管理というのは、国家、国民にとりまして大変重要な課題です。日本を取り巻く安全保障環境は大変厳しさを増しておりますし、大量破壊兵器や国際のテロ活動に対処していくためにも、安全保障に関する重要な情報というものを適切に入手し、その漏えいをしっかりと防止していくこと、そしてそのことによって国民の皆様の安全、……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、三名の公述人の先生方、大変にお忙しい中、また急なお呼び立てにもかかわりませず、このように御出席をいただきましたこと、私からも改めて感謝を申し上げたいというふうに思います。 今、国民の皆様の大変に関心の高いこの特定秘密保護法案、充実した審議の中で国民の生命、財産、そして国益を守るためにいいものに仕上げていきたいという思いで私どもとしても審議に臨ませていただいておりますし、また私ども公明党、与党として法案提出前の修正過程にも臨ませていただいた次第でございます。 私自身は、元外務省の職員として様々な外交情報にも携わってきた人間でございます。……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は大変に、皆様長時間、両大臣も御苦労さまでございます。 本日は私の方から、安倍内閣、積極的平和主義を掲げてこの一年余り、様々、外交また安全保障の課題に取り組んでいるところでございますが、私自身、安倍内閣の掲げるこの積極的平和主義というものを考えますときに、何をおいても最大の眼目となってくるのは平和外交、岸田外務大臣を中心に外務省の皆様が平和外交を積極的に推進していくこと、そしてその中で国際社会における我が国の平和国家としての信頼を勝ち得ていくこと、それに尽きるのではないかというふうに思っております。 現在、我が国を取り巻く国際環境大変厳し……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、平成二十六年度予算、外務省所管分、防衛省所管分に関する当参議院外交防衛委員会における委嘱審査ということで、来年度予算に関わる部分、特に外務省関連部分について私の方から何点か質問をさせていただきたいというふうに思っております。 冒頭、外務大臣から御説明のございましたとおり、平成二十六年度外務省所管予算につきましては、全体としては約九・五%の増額となっているところでございます。積極的平和主義を掲げる今の安倍内閣として、各国との関係強化に努めるその姿勢を予算でも示していただいたという点は御評価をさせていただきたいというふうに思っておりますが、……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、岸田外務大臣、バングラデシュとミャンマー外遊されて、今朝六時に御帰国されたばかりというふうに伺っております。大変疲労もたまっている中、当委員会での質疑、誠実に御対応いただいていることを評価を申し上げたいというふうに思いますし、大臣の外遊というのは極めて重要な外交アセットになってまいりますので、今後とも精力的に世界各地飛び回っていただきたいということをお願い申し上げたいというふうに思います。 まず、一番最初にお伺いしたいのは、本日予定されております、最終的に私、正確な開始時間は聞いておりませんけれども、今オ……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は在外公館法に関する質疑ということで、私自身、外務省で十四年間働かせていただいた経験も踏まえ、現場の外務省職員の思っていらっしゃる思いを代弁するような思いで質疑に立たせていただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 私自身、十四年間外務省でお世話になりまして、本当に率直に、様々なすばらしい上司の方々、同僚の方々に恵まれたなというふうには思っております。大変優秀な方々が日本外交を担うという、大変高い気概と自負心、それから責任感で寸暇を惜しんで業務に邁進して奮闘しておられるところでございます。しかし、残念ながら、こうし……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 岸田外務大臣、先週の金曜日、日本記者クラブにおきまして、ODA大綱の見直しのための有識者会議を立ち上げるということを政策スピーチの中で御表明をいただきました。大変高く御評価を申し上げたいというふうに思います。 先月十七日、予算委員会の委嘱審査におきまして、こちら、参議院外交防衛委員会におきまして、私からも、現行のODA大綱が策定されたのが平成十五年でございまして、ちょうど十年がたった現在、ODAをめぐる国際環境も大きく変わってきております。当然、ODAとしてこれまで進めてきた根幹であります理念、原則、あるいは立……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日は、租税四条約についての質疑でございますが、特にUAEとオマーンとの租税条約についての審議について、私の方から特に質問をさせていただきたいというふうに思っております。 私自身、二〇〇二年から二〇〇四年の二年間、オマーンで大使館員として駐在をさせていただいた経験がございます。二〇〇二年から二〇〇四年と申しますと、九・一一、米国における連続テロ事件がございまして、その後、二〇〇三年のイラクに対する米英軍の武力侵攻へとちょうど進んでいく、中東地域情勢が大きく激動のさなかでございました。 そうしたときにオマーンで……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 四名の参考人の先生方におかれましては、本日は本当に貴重な御意見を賜りましたことを感謝申し上げます。座らせていただきます。 時間もございませんので、端的に質問をさせていただきたいと思います。 まず、白石参考人とそれから神保参考人にお伺いをしたいのは、本日、お話の中で、太平洋地域におけるパワーバランスの変化というお話、将来の推計数字も出されてお話をいただきました。特に新興国の台頭、それから中国の台頭というものはここ近年顕著なわけでございますが、今後の推計ということについてあえてちょっと議論をさせていただきたいのは、特に中国なんでございますが、ここ……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、当外交防衛委員会におきまして、国家安全保障戦略、新防衛大綱、新中期防に関する質疑ということでお時間を頂戴をいたしました。 先週も本会議で代表質問に立たせていただきましたけれども、今回、我が国として初めてこの国家安全保障戦略を取りまとめることができたこと、関係者の皆様の御努力、御尽力に高く評価を申し上げたいというふうに思っております。 一九五七年、国防の基本方針が定められて半世紀以上がたって、今回、このような形での国家安全保障戦略の策定となりました。昨年、安倍政権としてNSCを立ち上げ、これまで外務、……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、トルコ及びアラブ首長国連邦との原子力協定に関する質疑ということで、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、トルコとの関係でございますが、トルコは二〇二三年までに国内電力需要の五%を原子力発電で賄う計画を立てておりまして、そのために八基の原子炉を建設予定でございます。アックユそれからシノップにそれぞれ四基ずつということで、このシノップの四基について、昨年、安倍総理が五月、十月とトルコを訪問され、日本企業に対する排他的交渉権が付与され、その後十月には大枠合意に至ったわけでございます。 今後この商業ベースの交渉も具体化していくと思……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、トルコ、UAEとの原子力協定対政府質疑、最後の質疑となります。短い時間でございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 我が党といたしましても、今回のUAE、トルコとの原子力協定の閣議決定前党内審議プロセスにおきましては様々な意見が出ました。先ほど民主党の福山筆頭から話がございましたとおり、前回の原子力協定には我が党として反対をした経緯がございます。前回反対に至った最大の理由は、あの三・一一東電福島原子力第一原発事故の事故直後であったこと、事故の原因究明が十分にはなされていないこと等が最大の理由でございました。 そうした中で、今回、……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。午後の審議もどうぞよろしくお願い申し上げます。 本日、武器貿易条約、ATT、それからグアム協定改正についての質疑でございますが、まずATTの方から質問をさせていただきたいというふうに思います。 この武器貿易条約、ATTにつきましては、長年にわたる交渉を経てようやく、各国の安全保障にも関わる分野でございますので、非常に熾烈な交渉を極め、一時期は頓挫もしかけた時期もあったというふうに承知をしておりますけれども、昨年、国連総会において採択され、間もなく必要締約国数五十か国が締約し、発効することが目前となっているという状況になっておること、関係者の尽力に……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、私の方から取り上げさせていただきたいのは、先月、四月の十六日、韓国の旅客船セウォル号が沈没をするという大変痛ましい、日本国内でも連日のように大きく取り上げられている事故が発生をいたしました。最終的な事実関係あるいは原因究明等、まだ捜査段階であり、まだ引き続き行方不明者の方もおられる、その救出作業が続いているところでございますが、お亡くなりになられた方々、特に修学旅行中の高校生、未来ある高校生も含めて多くの方が命を落とされたということに対しまして心からお悔やみを申し上げたいというふうに思っておりますし、報道……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。時間もありませんので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、バラスト水規制管理条約についてお伺いをしたいと思います。 先ほど来、御質問等にもありましたとおり、このバラスト水の管理規制をいかに行っていくのか、国際社会において長年の課題でございました。一九八〇年代後半から外来種の海洋生物等による被害が世界各地で多く報告されるようになったことを背景にIMOにおいて提起され、その後、こうした有害海洋生物の越境移動防止を最優先課題の一つと位置付けられて、海洋環境保護委員会を中心として長年にわたって議論が行われてき……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、当外交防衛委員会におきまして意匠の国際登録に関するハーグ条約、ロカルノ意匠国際分類協定、そして視聴覚的実演に関する北京条約の二条約一協定についての審議でございますが、様々、各国、制度あるいはこういう知財の登録に関する考え方等違う中、長い時間掛かった協定でもございましたけれども、この交渉に当たられた岸田外務大臣始め関係者の皆様の御努力に評価と敬意を表したいというふうに思います。 では、具体的な質問に入らせていただきたいと思います。 まず、意匠の国際登録に関するハーグ条約でございますが、先ほども申しましたと……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 先週十五日、安保法制懇から報告書が提出され、安倍総理から、今後の議論の進め方についての基本的な方向性が示されたところでございます。既に今週から与党における協議も始まっておりまして、私ども公明党といたしましても、現実的、また具体的、実際的な課題を踏まえて、今の日本の法制上一体どこに不備があるのか、そして日本の国民の生命、財産を守るためにいかなる措置をとっていく必要があるのか、真摯に、誠実に、また積極的に議論を進めていかなければならないと自覚をしているところでございます。 安倍総理の方向性について示された記者会見を……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 安保法制懇から報告書が提出されまして、与党協議も、今日、第二回目が開催されたところでございます。当外交防衛委員会におきましても、多くの委員の先生方からこの報告書、そして今後の協議の行く末について質問が出ているところでございますが、是非、個別具体的な事例に即し、誠実に、また丁寧に政府としてはお答えをいただきますよう冒頭申し上げさせていただきたいというふうに思います。 一方で、我が国の外交、安全保障に関わる課題というのは他も山積しております。政治、経済、また文化交流、こういった総合的な国力を引き上げていくことがひい……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。本日、短時間でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。 先日、十五日、安保法制懇の報告書が提出され、総理から議論の進め方に関する方向性を示していただきました。与党協議が先週から開始されたところでございます。 先日の中国軍機が我が国自衛隊航空機に異常接近したこと、そういったことを始めとする中国の軍備拡大、あるいは北朝鮮のミサイル、核開発など、我が国を取り巻く安全保障環境は確かに一層厳しくなってきております。また、アメリカはアジア重視のリバランス政策を打ち出しているものの、今後、国防費の強制歳出削減の影響は不透明な状況にあります。もし、現行の法……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、私からは、核物質の防護条約の改正案について御質問させていただきたいというふうに思います。 核物質防護条約は、核テロ防止条約や安保理において大量破壊兵器及びその運搬手段の拡散に関して採択された決議一五四〇と並んで、核セキュリティーに関する国際ルールの中心的な条約でございます。今回、二〇〇五年七月にその改正が採択されまして、防護措置について、これまで、現行の条約においては国際輸送中の核物質のみが対象でありましたけれども、今回、その防護の義務の対象が、これに加えて各国の国内にある核物質、そして原子力施設まで拡大さ……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 今日は防衛省設置法の改正案についての審議でございますが、そもそもこの防衛省設置法の改正、不祥事の頻発を受けまして、平成十九年から防衛省改革会議が官邸に設置され、その後、様々議論を、その当時、自民党政権下でも議論されてきた、そしてその後、民主党政権下でも議論されてきた、そして今に至ってようやくこのような形で審議が行われていると、まあ日の目を見ることになったわけでございますが、率直に申しまして、やはり日本の国益、そして安全保障環境を考えれば、こうした進めるべき防衛省改革というものは、与党、野党、真摯に議論をしてしっかりと結論を出していくということが私……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 五月十五日に安保法制懇から報告書が提出され、総理から与党に対して協議を進めるよう検討の指示があり、精力的に、今、与党間で協議が行われております。先週からその協議のペースも促進させ、今日も五回目の協議が行われたところでございますが、ようやく一つ目のカテゴリー、武力行使に至る前のいわゆるグレーゾーンについては、事例一、事例二については随分と自民党、公明党の間で認識が近づいてきたのではないかというふうに認識をしております。 我が国の国民の生命、財産を断固守り抜かなければならない、そのために、法制度上の不備があるのであれ……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日議題となっております日・サウジアラビア投資協定、そして日・モザンビーク投資協定、日・ミャンマー投資協定、そして日・ミャンマー航空協定について、本来の議題に戻って質疑をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、本日議題となっておりますこの四協定をもちまして、今通常国会に内閣として提出された条約、そして法律案の審議、全て、最後の審議ということになります。精力的に審議に臨まれた先生方に敬意を表させていただきたいというふうに思いますし、また円滑な議事運営に当たられた委員長始め諸理事の先生方に感謝を申し上げたいというふ……
○委員以外の議員(石川博崇君) 参議院の規程のお話かと思いますので、私の方からお答えさせていただきます。 先生の御指摘は、審査会の事務局スタッフのお話でございますよね。その人数と予算、この具体的な中身につきましては、予算も関係することでございますので、防護措置がしっかりとれるような適切な対応を事務局に検討させるというのが、この規程を成立させていただいた暁にはさせていただきたいというふうに思っております。 当然ながら、漏れれば我が国の安全保障に著しい影響が及び得る特定秘密に関わる方々の体制でございますので、必要な人員、予算を確保すべく検討してまいりたいというふうに思っております。
○委員以外の議員(石川博崇君) お答え申し上げます。 情報監視審査会の開催頻度、今回常設ということを盛り込ませていただいておりますが、今の段階で具体的にどの程度ということを申し上げることは難しいということは御理解いただきたいというふうに思います。 ただ、開会中、閉会中を問わず必要な調査をしっかりと行うと。例えば、外交防衛委員会や調査会などから審査の要請があれば、その都度、その委員会や調査会に特定秘密を出せるのかどうか、そういった審査を行うということが今回国会法の改正案百二条の十三にも書かれてあるところでございますし、また、この情報監視審査会として調査、審査の報告書を作って、この結果について……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、日本のこれからの将来を担う若い方々、青年の方々を取り巻く現状を踏まえて、特に非正規雇用労働者への支援策及び若者の使い捨てが疑われるいわゆるブラック企業対策などについて政府の更なる対応を求めたいと思います。 最近の青年層、若者を取り巻く現状、総理、どのように認識されておられますでしょうか。 私も地元などで地域の若い方々とお会いしますと、アベノミクスを大変高く評価する声もある一方で、しかしながら、景気回復の実感はまだまだ感じられないという声も残念ながら伺うところでございます。 グラフの一つ目を御覧をいただきたいというふうに思います。(資……
○大臣政務官(石川博崇君) この度、防衛大臣政務官を拝命いたしました参議院議員の石川博崇でございます。 我が国の平和と安定を守るために取り組むべき課題は多岐にわたっておりますが、左藤副大臣、原田政務官とともに江渡大臣をしっかりと補佐し、また、安全保障法制の担当としても、国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の構築に向け、全力で職責を果たしてまいります。 片山委員長を始め、理事、委員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますように心よりお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 先生からの御下問、公明党の立場はどうなのかという御質問かと理解をいたしましたが、大変恐縮でございますが、本委員会には政府の一員として、防衛省の政務官としてお招きをいただいておりまして、特定の政党の立場をこの場で、この席から答弁として述べることは差し控えなければならないということは御理解を賜りたいというふうに思っております。 ホルムズ海峡における機雷の敷設に関する政府の立場といたしましては、先ほど大臣から御答弁がありましたとおり、現場で発生した事態の個別具体的な状況に即して政府が全ての情報を総合して客観的、合理的に判断することとなりますけれど……
○大臣政務官(石川博崇君) 御質問にお答え申し上げます。 一般論として申し上げれば、自衛隊が行う災害派遣活動というのは、地方自治体、被災自治体と緊密に調整、協力しながら、様々な事態に対応できるように所要の体制を取っているところでございます。 今般の長野県北部における地震が発生した直後から、自衛隊は、自主派遣としてまず連絡調整要員、LOを長野県庁や白馬村役場に速やかに派遣するとともに、航空偵察などにより被害状況等の把握に努めたところでございます。また、翌日、二十三日早朝でございますが、午前二時二十五分からは、長野県知事より白馬村における給水支援に係る災害派遣要請を受けまして、航空偵察に加えま……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 今先生御指摘のとおり、一昨日、二十三日、沖縄防衛局として沖縄県知事からの文書を受領したところでございます。 私ども防衛省といたしましては、今回この文書の中で問題視されておりますアンカーの設置自体は地殻そのものを変化させる行為ではないと考えておりまして、岩礁破砕には当たらないと考えております。また、許可申請外の行為であるとされておりますけれども、これは、これまで、以前より沖縄県が私ども沖縄防衛局に対して示していた内容とも異なるものでございます。また、沖縄県内で国を事業者といたしまして行われている同種事案におきましても、本件と同様のアンカーの設……
○大臣政務官(石川博崇君) 私からお答え申し上げます。 御指摘の今般新設させていただきます武器等防護の規定、自衛隊法第九十五条の二でございますが、我が国の防衛に資する活動というのはどういう活動なのか、どこまで含まれるのか、公明党を始め、与党協議の場でも精力的に御議論いただいたところでございます。この我が国の防衛に資する活動とは、例えば平素から行われるものといたしまして、弾道ミサイルの警戒を含む我が国の防衛に資する情報収集・警戒監視活動や、自衛隊と米軍等が各種事態、状況の下で連携して行う活動を想定した共同訓練が考えられます。また、重要影響事態に際しまして行われます輸送、補給等の活動が考えられる……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 NGOの現場で活躍されてきた谷合委員からの貴重な御意見に感謝申し上げたいと思います。 御質問の駆け付け警護の対象でございますけれども、今回の法制で規定させていただきますいわゆる駆け付け警護の対象者は、国連PKO等の活動に従事する者又はこれらの活動を支援する者と規定されております。これは、具体的には国連関係者、国際機関、NGO職員、平素より業務上の交流のある現地邦人等を想定させていただいているところでございます。 政府といたしましては、これまでも、自衛隊の活動の現場において、平素より国際機関やNGOの職員の方々との情報交流、あるいは情報交換……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 先生御指摘のようなサイバー攻撃対処などを担う人材の育成、確保というのは極めて重要な課題であると認識をしております。防衛省といたしましても、教育の拡充、あるいは部外からの高度人材の効果的な採用など、枠組みについて検討を行っているところでございます。 御指摘いただきましたとおり、昨年三月、サイバー防衛隊を新編をいたしまして、これにより、防衛省・自衛隊のネットワークの監視及びサイバー攻撃発生時の対処を二十四時間体制で実施をしておりますとともに、サイバー攻撃に対する脅威情報の収集あるいは分析、調査研究等を一元的に行っているところでございます。 今……
○大臣政務官(石川博崇君) 私からお答え申し上げます。 今般、新たに規定されます自衛隊法第八十四条の三、今御指摘の在外邦人等の保護措置でございますが、これは、自衛隊が保護措置を行う場所において以下の三点を法律上の実施の要件とさせていただいております。 まず第一に、領域国の当局が現に公共の安全と秩序の維持に当たっており、かつ、戦闘行為が行われることがないと認められること、そして第二に、武器の使用を含む保護措置の実施について領域国の同意があること、さらに第三といたしまして、予想される危険に対応して保護措置をできる限り円滑かつ安全に行うため、自衛隊と領域国の当局との連携及び協力の確保が見込まれる……
○大臣政務官(石川博崇君) 私からお答え申し上げます。 先生御指摘のとおり、今回付け加えました安全確保業務におきましては、犯罪捜査、犯人逮捕といったいわゆる警察権の執行そのものを除外しているところでございますが、これは一般的に、今の、現代の国連PKOにおきまして、こうした業務は現地警察当局又は国連暫定統治機構がある場合にはその国連警察が実施することとされているからでございます。自衛隊の部隊等が行う安全確保業務には、そういった理由からこういった業務を含まないこととさせていただきました。 その上で、今回の安全確保業務には、参加五原則が満たされていることに加えまして、派遣先国の受入れ同意が安定的……
○大臣政務官(石川博崇君) 私から、女性自衛官の活躍の状況についてお答え申し上げたいと思います。 これまで、自衛隊の海外派遣におきまして女性自衛官は約五百二十名派遣されてまいりました。このうち、PKO法に基づく国連PKO等への派遣は合計で約百三十名となるところでございます。 現在、南スーダンのPKOに派遣されております第八次要員といたしましては十三名の女性自衛官を派遣しておりますが、これまでの南スーダン派遣部隊の中で最も女性の数が多い状況でございます。業務内容といたしましては、カウンセラー、看護官、総務、渉外、広報、給水などなどでございます。 また、ジブチ、ソマリア沖・アデン湾におきまし……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 我が国を取り巻く安全保障環境は近年ますます厳しさを増し、我が国にとって、そして国民にとってのリスクは高まっていると認識をしております。 例えば、先般も北朝鮮による挑発行動によりまして南北関係の緊張が一時高まる事案が発生しましたとおり、朝鮮半島情勢はいまだ緊張をはらんだものと認識をしております。また、北朝鮮は、日本の大半を射程に入れる、発射されれば僅か約十分で到達すると言われます数百発もの弾道ミサイルを配備する状況となっているところでございます。さらに、二〇〇六年以降、三回の核実験を実施しており、ミサイルに搭載できる核兵器の開発を進めていると……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 この船舶検査活動につきましても、与党協議で精力的に御議論いただいたところでございます。 まず、現行法における船舶検査活動とはでございますが、周辺事態に際して、貿易その他の経済活動に係る規制措置であって我が国が参加するものの厳格な実施を確保する目的で、国連安保理決議又は旗国の同意の下で、船舶の積荷や目的地を検査、確認し、必要に応じ当該船舶の航路等の変更を要請する活動でございます。 具体的には、船舶の航行状況の監視、呼びかけ、船舶の名称、目的地等の照会、停船要請や船長等の承諾を得ての乗船検査、確認、要請に応じない場合の船長等に対する説得などの……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 中国は、国防の目標として主権の防衛、海洋権益の擁護、祖国統一などを挙げ、そのための戦略方針として海上における軍事闘争への準備を優先していくと説明しております。 その一環として、台湾を含む島嶼部への着上陸作戦能力の向上を進めていると認識しているところでございます。具体的には、水陸両用戦闘車や空挺戦闘車を始めとする着上陸部隊の強化、水上戦闘艦艇や戦闘機を始めとする海上優勢、航空優勢獲得のための海空戦力の強化、揚陸艦や輸送機を始めとする着上陸部隊投入のための機動展開能力の強化、弾道ミサイルや爆撃機を始めとする着上陸作戦支援のための対地攻撃能力の強……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 米軍そのものが訓練を通じてパイロットの技能の維持及び向上を図ること自体は即応態勢を維持する上で不可欠な要素でございまして、在日米軍が実施している飛行訓練というもの自体は日米安保条約の目的達成のために極めて重要であると考えております。 しかしながら、もちろんそうした飛行訓練を実施する際には、安全性が確保されていることが最も重要であると同時に、地域の住民の方々への配慮がなされることが不可欠でございます。在日米軍も安全性の確保及び地域住民への影響の最小化に配慮しながら訓練を行っているものと承知しているところでございます。 しかしながら、今、荒木……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 先生御指摘の、まず評価についていつ行うことが予定されているかという点でございますが、本法律案におきましては、実際に長期契約を締結したときには遅滞なく長期契約を行った装備品等の契約金額などの概要と長期契約による縮減額を公表することを防衛大臣に義務付けておりますので、まずは契約時点で縮減額の評価を行うことになると考えております。なお、契約後におきましても、契約の履行状況の確認と併せまして、必要に応じコスト縮減の状況の把握、分析を行ってまいります。また、本法律案が期限を迎えます平成三十年度末までの時点において、長期契約による効率化等の効果の評価を私……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 先ほどの答弁と少し重なりますけれども、当然のことでございますが、防衛省といたしましては、平素より隊員の安全確保に十分努めてまいって、隊員が万が一にも命を落とすことがないよう十分に留意してまいりたいと考えております。その上で、もし万が一にそのような不幸にして隊員が命を落とすようなことになった場合の仮定の話でございますが、殉職者をどこに祭るか等につきましては御遺族等に決めていただく問題だというふうに考えておりまして、私ども防衛省、政府として申し上げる立場にはないということを御理解をいただきたいと思っております。 なお、防衛省といたしましては、不……
○大臣政務官(石川博崇君) 私から御答弁させていただきます。 先生御指摘のような新聞報道があることは承知しておりますけれども、先ほど大臣から答弁がありましたとおり、防衛省設置法第十二条の趣旨につきましては、従来から官房長、局長による政策的な見地からの大臣補佐と幕僚長による軍事的、専門的見地からの大臣補佐を調整、吻合する規定であると説明されてきておりまして、御指摘のような現行第十二条が背広組が制服の自衛官より優位に立つ文官統制であるという仕組みではないというふうに説明させていただいております。 その上で、この第十二条は官房長及び局長が大臣を補佐する旨を明確に定めているところでございますが、こ……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 先ほど大臣からも答弁させていただいたところでございますが、政府といたしましては、九月九日までの間、辺野古移設に関する作業を一時中断して問題解決に向けて集中的に沖縄県と協議することとしており、また、この期間中に県による立入調査についても実現するよう、米側及び沖縄県と必要な調整を進めてきたところでございます。 その上で、今御質問いただきました沖縄県の調査終了後の報告書についてということでございますが、沖縄県側が立入調査の結果に関する報告書を作成されて防衛省に提示されることがございますれば、当然ながら、その内容等は防衛省としてしっかりと精査をして……
○大臣政務官(石川博崇君) お答え申し上げます。 先生御指摘のとおり、拉致被害者の方々の安全確保というのは極めて重要な課題でございますし、また、政府全体として、拉致被害者の方々の全員帰国と救出のために何ができるか、不断の検討は続けてまいりたいと考えております。 一方で、先生御指摘いただきましたとおり、今回の安全保障法制の検討をするに当たりまして、海外における邦人の命をどのように守るべきかということは重要な課題であって、その中に拉致被害者の方々が含まれるというふうに考えていることは当然でございます。 一般に、在外邦人の安全確保というのは、その邦人の所在する領域国が一義的な責任を有することと……
○石川博崇君 おはようございます。公明党の石川博崇でございます。久しぶりの外交防衛委員会での質問でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、自公政権になりましてから政府を挙げて精力的に推し進めていただいてまいりました観光立国の推進について取り上げさせていただきたいと思います。 特に、今日お手元に資料を配らせていただいておりますけれども、外務省先頭になりまして、海外関係諸国に対するビザの、一般旅券の所持者に対するビザの発給要件の緩和に取り組んでいただいてまいりました。自公政権が成立したのは二〇一二年の年末でございますが、その直後、二〇一三年三月に観光立国推進閣僚会議を開催いた……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、今田参考人、大野参考人、山田参考人、大変貴重な御意見をいただきました。心より感謝と御礼を申し上げます。 まず、今田参考人にお伺いをしたいと思います。 今田参考人は、日頃から市民社会の立場より様々な活動、また御提言等を行っていただいているところでございますが、参考人から御指摘をいただきましたとおり、今回のG7サミットはSDGs採択後の最初のサミットでございます。日本がグローバル社会に向けて、持続可能な世界に向けての強力なメッセージを発信する大きなチャンスであると私自身も捉えているところでございます。 SDGsについては、策定に至る過程……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 マイナ大使、エスティファノス大使、本日は貴重な御意見を賜りまして、心より感謝を申し上げたいと思います。 これまでのプレゼンテーションあるいは御質疑の中で出てきたものと多少かぶる面もありますが、準備させていただいた質問に従って御質問させていただきたいと思います。 まず、ケニアのマイナ大使に対してお聞きしたいのは、今回TICADY、初めてアフリカでの開催となります。TICADの創設の基盤であったパートナーシップの精神それからオーナーシップの原則、これを今回アフリカで開催するに当たってどのように具体化していくのか、非常に各界も関心の高いところでござ……
○石川博崇君 おはようございます。公明党の石川博崇でございます。 本日は質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。早速質問に入らせていただきたいと思います。 まずは、この三年間、自公政権で取り組んでこられた政府の外交、そして安全保障政策についてお伺いをしたいと思います。 この三年間、総理御自身、地球儀を俯瞰する外交を精力的に推し進められて、日本と国際社会の連携を確実に強化してこられました。特に昨年は、平和安全法制の成立直後でございましたが、日中韓サミットを開催し、また中国、韓国とのそれぞれのバイの首脳会談も実施され、またさらには、先ほど来御議論のありました日韓の外相会談におい……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。本日は質問の機会をいただきまして、岸委員長始め関係の皆様、感謝を申し上げたいと思います。 まず初めに、総理にお伺いをいたします。 先日、厚労省の子どもの医療制度の在り方検討会が報告書案を取りまとめて、近く政府に提出する運びとなっております。この検討会は、今や子供の医療費助成を実施している地方自治体は全国に及ぶわけでございますが、こうした自治体に対して国が国保補助金の減額調整措置を行っていることの是非を検討してまいりました。結果といたしまして、取りまとめの内容としては、早急に見直すべきであるという意見が大勢を占めたところでございます。 本件は、昨……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十八年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。 昨年九月、安倍総理は、希望を生み出す強い経済、夢を紡ぐ子育て支援、安心につながる社会保障の新しい三本の矢を放ち、その具体策として、一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策が取りまとめられました。加えて、TPPを真に我が国の経済再生、地方創生に結び付けていくことが求められております。 こうした喫緊の重要課題について重点的に取り組む強い姿勢を示した本予算の一刻も早い成立と着実な執行こそが政府・与党の責任であります。 以下、賛成する主な理由……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、四人の先生方、大変傾聴に値する御意見をお述べいただきまして、心より感謝申し上げたいと思います。 私から、まず、伊藤参考人と小林参考人に対しまして、選挙権年齢の十八歳への引下げに関して、教育現場で子供たちに対する憲法意識、憲法への理解というものをどのように深めていくかという観点をお聞きしたいと思います。 伊藤参考人もレジュメの中で、中学生から憲法教育をしっかり行うと、日本の小中学校では法教育が弱いということをお述べになっておられます。また、小林参考人も高校生の社会意識を高めることをお述べになっておられますけれども、現段階で公教育におきま……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 本日は、宍戸先生、それから藻谷先生、貴重な御意見、陳述いただきまして大変ありがとうございました。 私から簡潔に宍戸先生とそれから藻谷先生に一問ずつお聞きをしたいと思います。 まずは、宍戸先生にお聞きをしたいのは消費税についてでございます。 事前に先生の様々な論文、著作等も読ませていただきましたが、消費税についていろいろ世の中でも御意見がございますけれども、宍戸先生の、特に景気、デフレを加速化させるような負の側面についての御指摘が非常に多く散見されたなというふうに思っております。 先ほど西田先生に対する御回答にもありましたが、当然王道として……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 三人の参考人の先生方、今日は大変貴重な、また興味深いお話、ありがとうございました。 端的に私から御質問に入らせていただきたいと思います。私からは、小幡先生と岩本先生に御質問させていただきたいというふうに思います。 小幡先生のお話の中で、今のアベノミクス、景気の循環と成長力というのをきちんと分けて考える必要があるという御指摘、大変興味深く拝聴させていただきました。 その中で、十一ページ以降、政府による賃上げ要求はナンセンスであるということ、それから、賃金低下の理由について指摘された上で、解決すべき問題として、日本の労働者の付加価値を高めるとい……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 両参考人の先生方、今日は本当にお忙しい中、貴重な御意見、大変ありがとうございました。 私は、両参考人に対して同じ問いを二問お問いかけし、お聞かせいただきたいと思います。 一つは、佐々木参考人からもありましたとおり、アベノミクス、それから政労使の協議を経て久方ぶりにベースアップを含めた基本給、大企業を中心に進んできているところでございまして、これをいかに順調に軌道に乗せていくのか。まだまだ始まったばかりという私自身認識でございまして、これを、好循環を本格的な軌道に乗せていくためにも、今後、東京から全国、地方へと、先ほども地方の話も少し坂根参考人……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 このデフレ脱却及び財政再建に関する調査会、十三名の参考人の方々をお呼びし、大変有意義な運営がなされてきたことを感謝申し上げたいと思います。 多くの参考人の方々から、現在、我が国、自公政権が目指しておりますデフレからの脱却と経済の好循環の実現に向けて、着実な歩みが進められていると認識が表明されたのではないかと考えております。 私からは、大きく三点について申し上げたいと思います。 第一に、このデフレ脱却と経済の好循環の中で賃金上昇、特に消費需要を押し上げることになる家計の可処分所得の上昇が目に見えて現れてきたことでございます。 経団連が四月の……
○石川博崇君 公明党の石川博崇でございます。 林公述人、加藤公述人、お二人の先生方におかれましては、本日は貴重な御所見を賜りまして、心より感謝、御礼申し上げたいと思います。 まず、林公述人に何点か御質問させていただきたいと思います。 林先生からは、来年度予算案、税制に対する力強い御支持とともに、現在の我が国の経済状況に対しまして、世界経済の動向あるいは消費性向から足取りが鈍っているという御指摘がございました。 そうした中で、原油安の価格転嫁の効果を生かすためにも円安の是正が求められること、さらにはGDPギャップの迅速な解消が必要であること、そして、その中でも所得格差の是正を進めるべきと……
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