このページでは新妻秀規参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規です。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、安倍総理大臣及び下村文部科学大臣に質問をいたします。 今般、地方教育行政制度の改革が行われることとなった発端は、いじめや体罰を苦にした子供の自殺など、教育現場で生じた重大な問題に対し、現行の教育委員会制度は必ずしも適切に対応できていないとして、その責任体制の不明確さや緊急事態対応の体制不備、審議の形骸化等が指摘されたことにありました。そのような問題のある教育委員会は不要であると廃止を求める声もあります。しかし、教育委員会の存在が問題……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規です。 ただいま議題になりました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案及び地域再生法の一部を改正する法律案について、自由民主党、公明党を代表して質問をいたします。 先月、我が党では、地方創生の課題についての全国会合を開催し、北は北海道、南は九州鹿児島から集まった六十名の地方議員とともに、国の方向性そして現場の課題を議論いたしました。本日は、地方議員からの現場の声も交え、質問をさせていただきます。 まず、地域再生法について伺います。 地域再生法は、自治体が作成し、政府が認定した地域再生計画を支援するとされていま……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 本日は、福島第一原子力発電所の四号機の燃料棒の抜取り、移動の作業及び原発事故の被災者の皆様の健康管理について質問をいたします。 これまで私は、候補者の時代を含めまして四回、原発被災地に足を運んでまいりました。仮設住宅の集会所をはしごをして、様々被災者の方々のお声をちょうだいする中で、まだまだ多くの課題があるんだなということを実感してまいりました。 また、ついこの前の日曜日、福島市長選、現職が敗北いたしました。これを始め、最近相次いで福島県内の被災地で現職の首長が敗北をしております。やはり、東日本大震災、そして福島第一原発の事故に対する行政側の対……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規でございます。 瀬谷先生、江藤先生、日比野先生、大変貴重な御意見、ありがとうございました。私自身も、この国と国民の安全を守るために一定程度の情報を保護すること、これは必要だと考えております。これは多くの党が、全てではないにしても、必要だと感じていることではないかなと感じております。同時に、行き過ぎた情報の保護ということが知る権利の侵害につながるので、この両者のバランスを取るということがこの衆参を通した国会での審議だったのかなというふうに理解をしております。 今の参考人の皆様の御所見を拝聴いたしまして、様々な論点があるなということも改めて実感をさせていただきまし……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 去る七月の参議院選挙では命懸けで応援してくださった支援者の皆様に改めまして御礼を申し上げます。 本日は、科学技術行政の一つ、宇宙開発、宇宙利用について質問をさせていただきます。(発言する者あり)ありがとうございます。 私は前職が航空宇宙産業であり、昨年の春まで十七年間勤めてまいりました。技術者の国家資格である技術士試験にも航空・宇宙部門で挑戦、そして合格、登録をし、今でも技術士活動を続けております。 また、五年前の二〇〇八年、行われましたJAXAの宇宙飛行士候補者選抜試験に挑戦をいたしました。応募したのは約千人、その中で幸運にも残り五十名まで……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規でございます。 前回、十一月五日の文教科学委員会で宇宙の開発利用について質問させていただきましたが、時間切れとなってしまいましたので、本日、この分野について引き続き質問をさせていただきます。 まず、実用準天頂衛星についてお尋ねをします。 前回の答弁では、測位衛星、位置を測る測位衛星につきましては、内閣府にて平成二十四年よりGPSを補完、補強する準天頂衛星の整備などに着手しており、これを着実に実施していきたい、こうした方針をお話しいただきました。 内閣府が本年八月に発行いたしました「宇宙基本計画」、この本には、準天頂衛星の整備によって、現在GPSで十メートル……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 本日は、防災体制と情報収集衛星についてお尋ねをいたします。 最初に、内閣府にお尋ねをいたします。 観測機器に関わる支障対策についての件です。気象庁は、予報、警報を発令する際に、同庁以外の様々な関係機関、例えば大学とかあと研究所とかありますけれども、そうした機関からも観測データの提供を受けておりますが、こうした機関では、観測網の停電などの支障対策について明確な対応方針がありません。事実、東日本大震災などでは、観測データの確実な提供が得られませんでした。 会計検査院は、この問題について、平成二十三年度の検査報告において、総合的な支障対策の検討を国……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規です。 先週の金曜日、三月の二十八日、東京電力の福島第一原子力発電所で掘削作業をされていた作業員の方が土砂の下敷きになりまして亡くなりました。この原発事故収束作業中での初めての死亡事故とのことです。本当に残念なことです。心から御冥福をお祈りしたいと思います。事業者、また入構業者、そして現場に詰めている国、自治体の関係者、皆様に、二度とこのような死亡事故のような重大事故が発生しないよう、原因究明、是正対策はもとより、安全教育また危険予知活動の徹底など安全第一で作業に当たっていただきたいということをお願いをまず申し上げます。 本日は福島第一原発の汚染水問題について……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 本日は、原発の再稼働についてのバックフィット審査について伺いたいと思います。 つい先日、大飯原発の再稼働を認めないという判断が福井地方裁判所で出されました。このニュースをきっかけに再稼働について国民的な関心が高まっています。関心の高まり自体は良いことだと受け止めていますが、原発再稼働に関わる問題は、あくまで政治的に中立を守り、技術的な観点から公正に冷静に議論をしていくべきだと考えます。この中立、公正な姿勢は、取りも直さず原子力規制委員会、規制庁が自らに課している原則であると承知をしております。 公明党は原発ゼロを目指しております。中長期的には再……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規でございます。 本日は、国連持続可能な開発のための教育の十年について触れたいと思います。 二〇〇二年に開催されました持続可能な開発に関する世界首脳会議、これは開催地の名前からヨハネスブルク・サミットとも呼ばれておりますが、この会議にて、当時の小泉首相から、国連持続可能な開発のための教育の十年について提案がありました。 なお、この持続可能な開発のための教育は、英語で言いますとエデュケーション・フォー・サステーナブル・ディベロップメントと言うので、以後、頭文字を取ってESDと略することにします。同様にして、この持続可能な開発のための教育の十年は、ディケード・オブ……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規でございます。 今、グローバル化の中、海外で学ぶ子供たちが増えております。今からお配りする資料の一の下のグラフを御覧ください。下のグラフの、折れ線が二つありますが、ジグザグしながら上がっている線、これが海外の日本人学校そして補習校で学ぶ児童生徒の数です。昨年は三・八九万人、三万八千九百人にまで上っております。 ここで用語の説明ですけれども、日本人学校とは、国内の小学校、中学校、高校と同じ教育を目的とした全日制の教育施設です。二年前のデータですけれども、世界で五十か国、八十八校が設置をされています。補習校というのは、現地の学校やインターナショナルスクールに通学し……
○新妻秀規君 私は、これまで八重山の問題、再三論じられてまいりましたので、あくまで私は法文上確認をしておきたいこと、これについて質問をさせていただきたいと思います。 まず、採択地区の設定単位の変更についてお尋ねを申し上げます。 今回の改正案では、第十二条、都道府県の教育委員会が設定する採択地区の設定単位を市、郡から市町村に改めるとされています。また、今回変更されることはない十二条の第二項には、都道府県の教育委員会は、採択地区を設置し、又は変更しようとするときは、あらかじめ市町村の教育委員会の意見を聞かなければならない、このようにされております。 質問に入ります。 まず、都道府県の教育委……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 早速質問に入ります。 これ、お三方に最初、著作権者と出版権者の契約の在り方についてお尋ねをしたいと思います。この点については、二之湯先生からも今お尋ねがありました。 まず、幸森先生からお尋ねしたいと思うんですけれども、幸森先生は先ほどの意見陳述の中で、出版権者と漫画家との間で一方的でない契約を結べるような双方の努力をという話をされました。 また、漫画家協会としても、昨年の五月の御提言の中で、デジタルへの出版権拡大を見据えて、標準契約書、契約書のひな形のようなものについて早急に設定すべきと御提言をされております。そうした御提言の中では、新たに発……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規です。
本日は四名の参考人の方、貴重な御所見ありがとうございます。早速、じゃ質問に入らせていただきます。
先ほど、天笠参考人の方から教育委員会の活性化について、るる地域に開いた教育について御教示がありました。なので、天笠参考人以外の三名の参考人の方に、教育委員会の活性化が叫ばれておりますが、その現状認識とあるべき姿、先ほど天笠参考人もおっしゃったようなコミュニティ・スクール、また学校支援地域本部、こうした取組とかにも触れながら、三人の参考人の方の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 貴重な御所見ありがとうございます。
続いて、木村参考人、村上参考人、天……
○新妻秀規君 本日は、これまでの衆議院そして参議院の本委員会での質疑を踏まえて、実際の運用に役立つように具体的な問題について質問をしてまいろうと思います。 まず、町村、町、村で例外的に認められている三人体制の教育委員会について質問をいたします。 改正案の法文第三条において、教育委員会は、教育長及び四人の委員をもって組織するとされまして、原則は五人以上で構成をされると承知をしておりますが、同じ条文には、町村及び地方公共団体の組合のうち町村のみが加入するものの教育委員会にあっては教育長及び二人以上の委員をもって組織することができるというふうにありまして、町村への例外規定として三人体制の教育委員……
○新妻秀規君 本日は、総合教育会議そして緊急事態への対応、教育委員の資質向上、そしていじめ問題について扱いたいと思います。 今回、愛知、静岡に公聴会に行ってまいりました。その公聴会では、総合教育会議について様々な意見が出ました。 総合教育会議は、基本的には自治体ごと、つまり、都道府県そして市町村ごとの開催と承知をしております。しかし、総合教育会議で扱うべき議題の中には複数の自治体にまたがるものもあるのではないか、このように思います。 例えば、防災教育はどうでしょうか。共通の火山、原子力発電所の近隣区域、そして洪水が懸念をされる川の流域、こうした複数の都道府県や市町村にわたる広域の危険事象……
○新妻秀規君 まず最初に、下村大臣に質問をさせていただきます。 衆議院の六月六日での文部科学委員会の宮本委員との質疑において、大臣は、世界の大学の学長にお会いをして、日本の大学は衰退化してしまうと危機感を覚えた、このようにおっしゃっております。 本当、私は、下村大臣は常に自分の言葉で感じたことを語られる、本当に尊敬しているんですが、こうして世界の大学の学長とお会いをして、やはり海外の大学は本当にすごいな、進んでいるなと、一方、日本の大学というのはなかなか厳しいところがあるなという、やっぱり具体的な様々な感じるところがあってこういう御発言になったと思うんですが、どうしてそのように感じられたの……
○新妻秀規君 本日は、産学連携の促進、そして寄附の受入れ体制への環境整備、そして教育予算の増額、また授業料免除制度の拡充について質問をさせていただきます。 まず、産学連携の促進についてお尋ねをします。 今回のガバナンス改革におきまして、学外の声がより大学の経営に反映されやすくなると承知をしております。これによって、産業界との連携も加速をしていく、このように期待をしております。 産学の間には基本的な性格の違いがあるというふうに思います。これについては、衆議院の文部科学委員会の参考人質疑において、名古屋大学の名誉教授である池内参考人よりこのような意見表明がありました。 産業界というのは短い……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。本日は私にとって初めての予算委員会の質問となります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 さて、明日で震災三周年になります。改めまして、犠牲になられた方々に心から哀悼の意をささげたいと思います。また、今も困難な状況と闘ってみえる被災者の方々にお見舞いを申し上げます。 私は、亡き父のふるさとが福島県のいわき市でございまして、今でも多くの親戚が被災地におります。これまでも被災地に幾たびか足を運ばせていただきまして、様々なお悩みの声を頂戴をしてまいりました。公明党といたしましても、震災三周年を迎えるに当たり、本年を本格復興年と位置付けて、復興加速への決意……
○新妻秀規君 まず、内閣官房にお尋ねをします。国のCSCについての認識についての問題です。
本年六月の十二日に開催されました原子力損害賠償制度の見直しに関する副大臣等の会議におきまして、座長を務めた世耕内閣官房副長官より、CSCについては年内の条約及び関連法案の国会提出が喫緊の課題と認識したとの発言がありました。そのときに、我が国の原子力発電の再稼働、また新設が進んでいないその当時の現状においてもそのように認識した理由は何だったんでしょうか、お答えください。
【次の発言】 福島の事故の収束の加速のためということは理解をいたしました。
じゃ、御退席いただいて結構でございます。
○新妻秀規君 まず、汚染水処理後の放射性廃棄物の管理についてお尋ねをいたします。 私、この七月に、アメリカのワシントン州の元核施設でありますハンフォードサイトを視察をしてまいりました。 この施設は、第二次世界大戦の末期の一九四三年、昭和十八年に核兵器の研究開発拠点として開発が始まりまして、その後、冷戦期間を通して軍事用のプルトニウムの生産拠点、そして原子力発電の拠点として稼働をしました。その後、一九八〇年代の終わりにプルトニウムの製造が終了しまして、こうした一連の過程の中でサイト内は様々なレベルの放射能汚染に侵されてしまいました。そして、このハンフォードでは、この四半世紀、二十五年間にわた……
○新妻秀規君 本日は、大臣の先日の挨拶を踏まえまして、基礎研究の充実、推進、そして総合型地域スポーツクラブについてお尋ねをさせていただきます。 まず、基礎研究の更なる充実を目指した基盤的経費の拡大というテーマについてお尋ねをしたいと思います。 大臣は先日の挨拶におきまして、青色発光ダイオードを世界で初めて実現し、実用化に導いた、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の日本人三名のノーベル物理学賞の受賞が決定したといううれしいニュースがありました、改めて我が国の学術研究、技術開発の水準の高さを世界に示してくれましたと述べられています。この吉報には、本当にまさに日本中が沸き立ちました。この受賞につなが……
○新妻秀規君 下村大臣は、十四日の所信的挨拶におきまして、活力ある地方の創生に大学はもっと貢献できます、地域の中核的存在である大学等が地域に必要な人材を育成する取組を推進し、理工系人材の戦略的育成の取組を集中的に進めますとおっしゃっております。 大臣がおっしゃるとおり、大学が地域の発展に果たす役割は非常に大きいと私も考えます。本日は、そこで、地域への大学の貢献についてお尋ねをいたします。 まず、産学連携の在り方の見直しについてお尋ねをいたします。 大臣は、本年三月十九日、衆議院の文部科学委員会での地(知)の拠点事業についての質問の答弁におきまして、このように答弁されています。文科省として……
○新妻秀規君 おはようございます。本日は、学校防災、とりわけ津波対策についてお尋ねをさせていただきます。 この春、四月に、神奈川県の藤沢市の湘洋中学校に津波防災の視察に行ってまいりました。本当に海岸の目の前にある学校です。一たび大地震が起これば、最大の予想の津波の高さが十・七メートル、しかもこの津波が来るまでの時間が十分しかないという屋上がない三階建ての学校です。PTAは、生徒が安全に避難できて、また地域の住民の方が避難の生活の拠点になるような施設の整備を市長に求めている、このようにも伺いました。 折しも二週間前、十月の二十八日に文科省から公立学校施設における津波対策状況調査が発表されまし……
○新妻秀規君 先ほど二之湯委員の質問にもありましたとおり、この条約及び国内法は福島の復興を加速するためのものであると理解をしておりますので、しっかりとした質疑にしていきたいと思います。 まず、CSCの条約加盟に向けた検討の経緯についてお伺いをします。 平成二十年十二月の文科省の報告書におきまして、CSC締結について、本検討会ではその前段階として基本的な考え方について論点を整理し、次の全政府的な検討の段階へとつなげていくことを基本とする、そしてまた、今後設置するワーキンググループにおいて更に検討を深めるべきとしております。この平成二十年の報告以降、本年、平成二十六年の原子力損害賠償制度の見直……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 最初に、情報収集衛星についてお伺いをしたいと思います。 官房長官は次があると伺っておりますので、最初に伺います。 昨年の四月十四日の本委員会におきまして、官房長官より、情報収集衛星の画像をどこまで公開することが可能なのか、外交防衛、安全保障に支障を来さないのがどこまでなのか、そうしたことを含めて検討させていただきたいとの答弁がありました。この検討状況について、その後はいかがでしょうか。その際、災害発生時の情報提供はスピードが命だと思いますので、どのレベルの情報をどの範囲の方々まで提供できるかに係るルールをあらかじめ定めておくべきと考えます。官房……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。本日も福島の復興の加速にお役に立てるよう質疑をしていきたいと思います。 本日で震災より四年と九か月になりました。改めて、お亡くなりになられた方々に哀悼の意をささげさせていただくとともに、今も被災地で苦しんでいらっしゃる被災地の方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 本日は、まず福島イノベーション・コースト構想についてお尋ねをしたいと思います。 甚大な被害を受けた福島県においては、今でも懸命な取組が行われています。この福島の復興の原動力となるのが、国際廃炉研究開発拠点やロボット開発・実証拠点、そして国際産学連携拠点等の整備により新たな産業の……
○新妻秀規君 東日本大震災の発災から四年がたちました。公明党といたしまして、風化と風評という二つの風と闘う決意を新たにいたしました。本日も、被災地の復興加速に役立つ質疑にしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、地元産業の支援、産学の連携についてお尋ねをいたします。 今月の始め、福島県の南相馬市にあります菊池製作所という会社の工場を視察をいたしました。パワードスーツと呼ばれます力仕事を助ける人工筋肉のような装置、そしてドローンという無人の飛行体、こうした新しいものの製造に取り組んでいる工場です。 この会社の社長さんは隣の飯舘村の御出身で、故郷の福島に貢献をしたい……
○新妻秀規君 本日も被災地の復興に役立つ質疑にしていきたいと思います。 まず、被災地の自治体職員の不足分の派遣について総務省に伺います。 被災地の復興には自治体の果たす役割が大変に大きく、職員の方々が日々復興のために全力で御努力されていることに、まずは心から敬意を表したいと思います。復興事業の莫大な作業量、そして職員の方自らも被災者、犠牲になられた方々も多いと承知をしております。被災地の自治体の職員不足は大変に深刻であり、こうした自治体は事務処理に当たる職員の派遣を求めています。震災以降、全国の自治体から延べ九万人弱の職員が派遣をされておると承知をしております。 今、配付をしている資料を……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 原子力規制委員会、規制庁が発足してもうすぐ三年になります。この間、各界から厳しい意見を投げかけられながらも新規制基準を作り、また再稼働に向けた適合性審査を推進してまいりました。道がない道をつくりながら膨大な作業に取り組んできたその御努力と成果は素直に評価をするべきだというふうに思います。一方で、審査のプロセスにはまだまだ改善の余地も見られるように思います。本日はこの点について質疑をしてまいります。 まず、敦賀の破砕帯調査をめぐる原子力規制委員会と事業者の意思疎通について取り上げたいと思います。この点については、先ほど滝波先生、また浜野先生からも質……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。 早速、質疑に入らせていただきます。 最初に、審査の結果の蓄積を、審査の基準とかガイド、また解釈に反映できるか、これについて伺おうと思います。 前回の本委員会、五月十三日の質疑で、私は、審査の結果をどのようにして今後の審査に生かしていくのか、これを質問をいたしました。これに対しての答弁で、こう答えました。審査基準に各条文ごとに要求事項が書かれています、それから、これは、解釈があり、また審査ガイドがありという形で、かなり細かいところまで既に文書化がなされているんですけれども、もうちょっと突っ込んで、実際の審査の場合にどういうことを聞いたのか、その結……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規と申します。本日もお役に立てるよう質疑をしていきたいと思います。 私からも、馳大臣、就任おめでとうございます。大臣とは何度か、文化とか教育、スポーツに関する様々な議連で一緒に活動をさせていただいております。大臣の教育、文化、スポーツに懸ける情熱、改めて敬意を表したいと思います。私自身、本委員会で大臣と活発に意見を交換し議論する中で、科学技術、教育、文化、スポーツの発展のためお役に立っていきたいと思います。 本日は、大学の基盤的経費の拡充について取り上げたいと思います。先ほど斎藤先生も取り上げていただきました。 御存じのとおり、大学の基盤的経費は減り続けていま……
○新妻秀規君 おはようございます。 まず、国立天文台が参画をする二つの国際プロジェクトについてお尋ねをしたいと思います。 今配付している資料の一を御覧ください。 国立天文台は宇宙の謎に迫る二つの国際プロジェクトに参画をしています。一つが大型電波望遠鏡ALMA、そしてもう一つが超大型、光と赤外線で見る望遠鏡TMTです。 まず、ALMA望遠鏡から見ていきましょう。先ほどの資料一なんですけれども、この資料というのは写真、何かちっちゃい円盤がたくさん、白いやつがありますね、これがアンテナです。このALMA望遠鏡は標高五千メートルの南アメリカのチリのアタカマ高地にあります。これまでの望遠鏡とはも……
○新妻秀規君 おはようございます。公明党の新妻秀規です。 予定していた質問の一問目が、今、森本先生、また橋本先生によってカバーされましたので、二問目から行こうと思います。 まず、スポーツ庁が行う調整について伺います。 スポーツ庁が行う省庁間の調整については衆議院の文部科学委員会でも議論されました。そのときの御答弁によりますと、スポーツ庁が関係省庁に対して積極的な基本施策を提示し、関係行政機関の事務の調整をスポーツ庁が中核となって行って、スポーツ関連施策を総合的に推進するという御答弁だったんです。抽象的で、ちょっと分かりにくいんですよね。なので、実際にどのような調整を行うのか、具体例に即し……
○新妻秀規君 それでは、私はラグビーを中心に今日は質疑をしていきたいと思います。といいますのも、私は大学に入ってからラグビーを体育会で始めましてすっかりとりこになりまして、社会人になってもずっと続けてまいりました。また、今月に入っても二試合、草ラグビーの試合に飛び入り参加をしまして、今でも体が痛いんですが、本当にラグビーの魅力に取りつかれている一人でもございます。なので、本当に二〇一九年、楽しみにしております。 そうしたところから、まずは、寄附金付の郵便はがきなどを使ったラグビーワールドカップの国内認知度向上と財政的支援について、まずは伺おうと思います。 ラグビーワールドカップとオリンピッ……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規です。 まず、教職員の配置拡充の必要性について伺いたいと思います。この点については、二之湯先生、神本先生、那谷屋先生も質問されていましたが、改めて伺います。 小中一貫教育の実施には、中一ギャップの解消などの成果が報告される一方で、課題も多いと認識をしております。中央教育審議会の答申におきましては、小中一貫教育の実施に当たって、時間の確保や教職員の負担感、多忙感の解消が大きな課題とされています。 お手元の資料一を御覧ください。枠囲みで示しましたように、上から、小中の教職員間での打合せ時間の確保、小中合同の研修時間の確保、少し飛びまして、教職員の負担感・多忙感の……
○新妻秀規君 三名の参考人の皆様、本当にありがとうございました。 小中の移行期について、三人の参考人の先生方にお伺いしようと思います。 まず、無藤先生、小中の移行期を具体化するということでレジュメの中の四番に書いていただきました。六三とか四三とか五四という学制の問題ではなく、決着が学制では付かない、個人差が大きいからという御見解の上で、それでもやはり小学校の高学年と中学校の一年の間には移行的なそうしたところを設けるべきではないか、具体的に今そうした取組を行う教育委員会も増えているというふうにおっしゃいました。 そうした具体例も通して、また実際の効果、そんなことも含めて、どのような具体的な……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規です。 人が生きる地方創生。地方創生は我が党にとっても最重要の課題の一つです。 党の青年委員会では、昨年の春から初夏にかけて全国で五十回を超す青年市民相談会を実施し、八百名以上の青年から現場の声を聞きました。その声を青年世代のための政策集、青年政策アクションプランとしてまとめ、昨年の八月、政府に提出をいたしました。その政策三本柱の一つに地域で活躍する若者をサポートと掲げ、地方創生に活躍する青年を応援をしております。 まず、地域おこし協力隊についてお伺いをいたします。これは、まさに青年の力が地方創生の力となる事業であり、さきのアクションプランでも推進を訴えてお……
○新妻秀規君 冒頭、熊本地震で犠牲になられた方々に心からお悔やみを申し上げ、また、被災地の皆様にお見舞いを申し上げます。 本日は、学校施設の維持管理について質問をさせていただきます。 学校施設の老朽化、大変な問題です。お手元の資料を御覧ください。 この資料の一の左上の写真に示すように、生徒が寄りかかったところ手すりが落下、またその右隣、雨漏りによって天井の木製つり部材が腐食して落下、更にその右、四十センチのコンクリートが教室まで落下、このようにいろんな事故も生じております。 また、この中ほどの棒グラフを御覧ください。建築後二十五年たって改修を要するものがピンク色の部分なんですけれども、……
○新妻秀規君 まず、昨年の本委員会による政策評価制度に関する決議を受けてのこれまでの政府の取組について伺いたいと思います。 まず、政策に反映する政策評価の決議内容の反映について伺います。 昨年の七月六日、本委員会の全会派が政策評価に関する八項目から成る決議、政策評価制度に関する決議を提案をしまして、七月八日、参議院本会議において採択されました。高市総務大臣は、決議を受けて、政策評価制度の実効性を高めるなど、国民の行政への信頼向上に努力する旨所信を述べていらっしゃいます。 八項目から成るこの決議の一番目は、政策評価結果を政策に反映せよという内容です。この委員会として、形式的な評価のための評……
○新妻秀規君 まず、ため池防災について伺いたいと思います。 まず、熊本地震によるため池など農業用施設の被害状況について伺いたいと思います。 先月四日の本委員会におきまして、ため池防災について質問をいたしました。そして、その十日後に熊本地震が発生しました。改めて、熊本地震で犠牲となられました方々の御冥福をお祈りをし、また被災されている皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 さて、この熊本地震におきまして、阿蘇郡の西原村にあります下小森ため池第二で堤防の一部が決壊をして、周辺の農地に大量の水が発生をいたしました。人的被害は幸いなかったというふうに伺っております。 まず、農水省に伺います。 ……
○新妻秀規君 まず、イノベーション・コースト構想の具体化について伺います。 資料の一を御覧ください。 この左上にモックアップ施設とありますが、去る三月十二日、党の視察でお邪魔をいたしました。廃炉用の屋内ロボットの開発実証が行われる拠点です。屋外用ロボットについては、この資料一の右上ですね、ロボットテストフィールドの構想が進んでいると伺っています。 この二つの施設について、福島県より要望をいただきました。@ロボットテストフィールド及び国際産学官共同利用施設の整備・運営に関する協定に基づき、ロボットテストフィールド等の拠点を安定的に運用できるよう、県が新たに設置する運営法人の基本財産に対する……
○新妻秀規君 先ほど田中委員長からの御報告にもありましたとおり、原子力規制委員会、規制庁は本年の一月に、前回二〇〇七年から九年ぶりに、IAEAのIRRSのミッション、すなわち国際原子力機関の総合規制評価サービスのミッションを受け入れました。今、規制委員会、規制庁、そして、その際の指摘事項に真摯に取り組んでいると承知をしてございます。その姿勢に敬意を表し、取組を高く評価したいと思います。 この四月には、IRRSよりミッション報告書が規制委員会に対して提出をされました。この報告書には、調査の結果として、二つの良好事例、まあよくやっているじゃないかと、あとは十三の勧告、そして十三の提言としてまとめ……
○新妻秀規君 早速質疑に入りたいと思います。 配付資料の一番、資料一を御覧ください。 この資料は、二月二十九日に示されました労働者福祉中央協議会の調査でございます。この図の左上の方に赤い枠で囲ったとおり、三十四歳以下で働く男女、奨学金を返している方に行った調査なんですけれども、奨学金の返還が結婚に影響していると回答しているのは三一・六%、出産に影響があると答えていらっしゃるのは二一%だと。この協議会は、収入が低ければ返還が生活の重荷となって少子化にもつながりかねないと制度の改善を訴えています。 では、まず、返還期限猶予制度などの救済措置の周知徹底についてお伺いをします。 文部科学省の報……
○新妻秀規君 まず、高校生等に対する奨学のための給付金について伺いたいと思います。 資料の一を御覧ください。 この資料の一の上の方にその他教育費とありますが、その右にオレンジの箱で高校生等奨学給付金とありますが、これが住民税非課税世帯、年収でいうと約二百五十万円以下の方のために今支給をされていると承知をしております。この配付資料の二の上の欄にこの制度の詳細が示されています。これは、授業料以外の教育費、すなわち教科書、教材、学用品、通学用品、校外活動、生徒会、PTA会費、入学学用品など、こういう費用の負担を軽減するために高校生等がいる低所得世帯を対象に支援を行う制度と承知をしております。 ……
○新妻秀規君 本日は、がん教育と、あと福島への教育旅行についてお伺いをしたいと思います。 まず、がん教育のための医師確保を含む現在の検討状況について文科大臣に伺いたいと思います。 昨年の二月の二十三日、衆議院の予算委員会での質疑にて、このがん教育のための医師の確保、また、がん教育の推進協議会についての質疑では、当時の下村文科大臣からこのような答弁がありました。今後、モデル事業の成果を踏まえ、厚労省と連携を図り、医師確保の方策を含め適切にがん教育が実施されるように検討していく、そして、がん教育の全国展開に当たっては、厚労省と連携して各都道府県教育委員会、保健福祉部局に働きかけていく、こういう……
○新妻秀規君 冒頭、私からも、熊本を始め九州で大地震が起きまして、被災された方に心よりお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられた方に御冥福をお祈りをしたいと思います。
早速質問に入ります。
まず、国立大学の研究力の向上について伺います。
今回の法案の提出の理由の冒頭にこのようにございます。「我が国の大学の教育研究水準の著しい向上を図ることが重要であることに鑑み、」とございます。ここで、この法案によって具体的にどのようにして国立大学の研究力を向上させていこうと考えているのか、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 今回の法案に直接関係することもそうじゃないことも、いろんな取組があるん……
○新妻秀規君 改めまして、熊本地震の被災者の方々に心よりお見舞いを申し上げまして、そうした犠牲になられた方々のお悔やみを申し上げたいと思います。 まず、新国立競技場の新しい整備計画の工事費とその計画の実現可能性についてお伺いをしたいと思います。 ザハ案の白紙撤回の後、政府は、工事費の総計を千五百五十億円以下とすることを決定しまして、昨年の十二月に新整備計画における優先交渉権者として選定されました大成建設、梓設計、また隈先生の事務所の共同事業体は工事費を千四百九十億円といたしました。 政府は、この工事費の妥当性、あと計画の実現可能性をどのように考えているのか、根拠とともに示してください。
○新妻秀規君 今回の法案に関連し、東京大会の準備について伺いたいと思います。
まず、受動喫煙の防止対策について内閣官房にお伺いをします。
二〇二〇年の東京大会の準備及び運営に関する施策の推進を図るための基本方針という政府の文書によれば、受動喫煙防止対策を強化すると明記されております。
大会まであと四年となりました。どのように対策を具体的に進めていくのか、御答弁をお願いします。
【次の発言】 この方針にのっとって、様々な検討がハード、ソフト面でガイドライン作りとかこれから行われていくと思うんですけれども、たった四年しかないわけなんです。なので、本当にちゃんと工程表を作ってきちんと進めていた……
○新妻秀規君 本日は、海外子女教育の環境整備について伺いたいと思います。 まず、総務省に、昨年発出されました海外子女教育の環境整備の改善に関する勧告について伺いたいと思います。 海外進出企業が増加をいたしまして、それに伴って海外子女の数も増加をしております。過去九年間で企業数が約二倍、海外子女の数も約一・四倍になっています。日本再興戦略の二〇一五年改訂版には、グローバル化等に対応する人材力の育成強化として、在外教育施設における質の高い教育の実現を図ると明示されています。 この件について総務省は、昨年八月二十一日、グローバル人材育成に資する海外子女・帰国子女教育に関する実態調査に基づく勧告……
○新妻秀規君 早速質疑に入らせていただきます。 まず、実態と異なる求人票の是正について伺います。 まず、配付資料の一を御覧ください。 ハローワークにおける苦情は、このように多岐にわたっております。この資料の下の方の具体的な要因の表に示しますとおり、この一番上の行、求人票の内容が実際と異なるという回答が最も多くて三六%にも上ります。 この問題を我が党の青年委員会は深刻に捉えまして、昨年七月の末に政府に提出をいたしました青年政策要望集、青年政策アクションプラン二〇一五には以下の目標を掲げました。特に固定残業代など就業実態と大きく異なる求人票の記載が多いことに鑑み、実態把握を行うとともに、誤……
○新妻秀規君 結城先生、山崎先生、今日はお忙しい中お越しいただきまして本当にありがとうございます。この社会保障の問題、本当にもう政党の枠を超えて国の課題として解決に取り組んで、そうして二度の政権交代を経て粛々と議論をお進めくださった山崎先生、結城先生に深く感謝を申し上げます。 両先生は同じ社会保障審議会の介護部会で、山崎先生は部会長として、また結城先生は臨時委員として議論に携わっていらっしゃってきたと承知をしております。その上で今日は様々な質問をさせていただこうと思っております。 まず最初に山崎先生にお伺いしたいんですが、昨年の十二月に国会を通りました社会保障制度改革プログラム法案、この法……
○新妻秀規君 公明党の新妻秀規です。 最初に、オリンピック・パラリンピック教育の推進についてお尋ねをいたします。 遠藤大臣は、所信挨拶におきまして、東京大会の開催は、ちょっと中略しますが、日本が聖火の火に再び自信を感じ、元気な次世代をつくり上げていくための出発点として、国民に夢と希望を与えるものです、このようにおっしゃっております。 大臣は、これまで自民党の教育再生実行本部長、またスポーツ立国調査会長も務めてこられました。大臣は教育とスポーツの力をどなたよりも強く信じていらっしゃる、このように承知をしてございます。そして、元気な次世代をつくり上げていく重要な要素に、大臣が心血を注いでこら……
○新妻秀規君 岩崎先生、日野先生、大変に貴重な御意見、ありがとうございました。 まず、私は岩崎先生から御質問させていただきたいと思います。 先生の御主張の趣旨は、私の理解なんですけれども、日本の二院制議会の根本的な問題は第一院と第二院の代表原則が同じところにあると。つまり、両院共に国民代表原則だと。だから、選出方法、選挙制度も似通っていて、一票の較差が問題になるんだと。ほかの国では第二院は国民代表原則じゃない、だから一票の較差は問題にならないと。よって、選挙制度のみをいじっても本質的な問題解決にならないし、第一院と第二院の違いが有権者には見えにくい。だから、第二院の代表原則を変えて地域代表……
○新妻秀規君 大山先生、竹中先生、大変貴重な御意見、ありがとうございました。 私からは、まず竹中先生に質問をしたいと思います。 私も、先生が五ページで提案されているように、参議院に求められる役割は均衡と抑制なんだと、多様な民意の反映なんだと、おっしゃるとおりだと思います。その結果導かれる六ページの選挙制度改革案に同意をしたいと思います。 これまで参議院も、先ほどもありましたとおり、我々自身の役割は一体何なんだということを累次にわたって検討しておりまして、昭和六十三年、参議院制度研究会、また平成十二年、参議院の将来像を考える有識者懇談会、また平成十七年、参議院憲法調査会の下の二院制と参議院……
○新妻秀規君 まず、決算の参議院として重要な当院での決算審議の充実について意見表明をいたします。 自民党の渡邉美樹委員は、先ほど御本人からもございましたが、民間企業の経営者の観点から国の決算の問題点を指摘しました。すなわち、本来決算をしてから予算を組むのが当たり前なのに国会では順番が逆になっているという問題提起です。これについて飯尾参考人は、他国ではITの活用により決算までの距離が短くなっているとの傾向を紹介した上で、旧来のやり方を続けている日本政府は民間に学ぶべきとの意見表明をされました。海外では四半期ごとに執行状況が報告をされ、それを基に議論をしているという国も多くなっているそうです。 ……
○新妻秀規君 西元先生、小林先生、大変貴重な御所見ありがとうございました。
まず、西元先生にお伺いをしたいと思います。
先ほど宇都先生から質問がありました。これは、国内産業を守るという観点で西元先生から、二点目重要な点としては研究開発費、これをきちっと確保をして日本独自のものを造っていくんだ、こういうことに期待をしているというふうにおっしゃいました。
この日本独自のものを造るということの意義について教えていただければと思います。
【次の発言】 あと、それに関してなんですけれども、このいただいたレジュメの一番最後に、国内基盤の強化についての配慮ということで、防衛産業は防衛力を支える重要かつ……
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