このページでは滝波宏文参議院議員の24期(2016/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○滝波宏文君 自由民主党の滝波宏文でございます。 委員派遣第二班について御報告申し上げます。 去る十一月十七日、環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の審査に資するため、茨城県に委員派遣を行い、水戸市において地方公聴会を開催いたしました。 派遣委員は、福岡資麿理事を団長として、二之湯武史理事、大野元裕理事、進藤金日子委員、堀井巌委員、渡邉美樹委員、川合孝典委員、藤田幸久委員、高瀬弘美委員、井上哲士委員、福島みずほ委員、行田邦子委員及び私、滝波宏文の計十三名で、四名の公述人より意見を聴取した後、委員……
○滝波宏文君 自由民主党、福井県選出の滝波宏文でございます。岩井筆頭理事に続きまして、次席理事として質問させていただきます。 まず、国家的な議論となっております地元福井県に所在する高速増殖炉「もんじゅ」につきまして、先日、二十一日の原子力関係閣僚会議におきまして、「もんじゅ」については廃炉を含め抜本的な見直しを行うとの取りまとめが行われ、世耕大臣からの所信的挨拶にもございましたが、年内に高速炉開発の方針策を策定する、すなわち今年中に最終決定をするということとされました。廃炉という文言が政府の取りまとめの中に突然出てきたことに、今、立地軽視と拳を握り締める方々など大変な激震を引き起こしておりま……
○滝波宏文君 自由民主党、福井県選出の滝波宏文でございます。 まず、昨年末に政府が廃炉の決定をした地元福井県に所在する高速増殖炉「もんじゅ」に関連し、質問したいと思います。 「もんじゅ」については昨年十月二十日の本委員会においても質問させていただきました。その中で、本件は非常に多くの論点を抱えるものでありますが、とりわけ大きく三点、最終決定の前にしっかりと整理していただく必要があると申し上げました。一つ目には、地元立地の理解、納得を確保した上での結論を出していただかねばならないということ。二つ目には、日米原子力協定を含む安全保障上の問題。三つ目は、核燃料の最終処分との関係であります。 こ……
○滝波宏文君 自由民主党、福井県選出の滝波宏文でございます。
原子力に関しましては、先月、三月九日の所信質疑においても「もんじゅ」の質問をいたしましたが、国の「もんじゅ」廃炉の方針については、いまだ地元了解が得られておりません。
この地元了解に向けた現状と地元尊重を中心とした決意を、文部科学省、経産省、両省にまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それで、この「もんじゅ」廃炉につきましては、福井県からは主に体制についての注文が出ておりますけれども、敦賀市の方からは別の話が出てきております。立地自治体としては、「もんじゅ」を中心に……
○滝波宏文君 自民党、福井県選出の滝波宏文でございます。 先月二十五日の質問でも原子力いじめとの関係で強調いたしましたが、原子力、放射線について正しく怖がるという国民理解をしっかりと広げていくことが重要です。 そこで、小中高での放射線についての副読本を見ましたら、第二章には、我々が普通に生活していても、また医療健診や飛行機に乗ることなどでも放射線を受けることが書いてあります。例えば、自然放射線は日本平均で年間二・一ミリシーベルトということが明記されております。もちろんそれで、生活、健康に支障が出るわけではありません、我が国で普通に住んでいる場合に受けるものでありますから。 これで分かるこ……
○滝波宏文君 自由民主党、福井県選出の滝波宏文でございます。 この秋から筆頭理事を務めさせていただいてございまして、本日は、自民・こころを代表して、大臣の所信に対する質疑を行わさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、イノベーションと地方創生について伺います。 イノベーションといえばシリコンバレー。日本でも、シリコンバレー型のイノベーションにつながるベンチャー、スタートアップを育むエコシステム、これをつくらなきゃ駄目だと言われ続けて久しいわけでありますが、なかなか果たせぬ中、ずるずると、俗に言う失われた十年、二十年になり、アベノミクスで今盛り返しておりますけれども、我が……
○滝波宏文君 自民党、福井県選出の滝波宏文でございます。 自民・こころを代表し、筆頭理事として、大臣の所信に対する質疑を行わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、経産大臣の所信におきまして、今夏の取りまとめを目指すとされました今回のエネルギー基本計画見直しに当たりましては、世耕大臣のイニシアチブで、二〇五〇年をターゲットイヤーとして議論するエネルギー情勢懇談会が設置されています。同懇談会では、世界的な需給見通しの専門家やドイツの政策担当者なども呼んで議論を深められているようでありますが、これまでのところ、この二〇五〇年断面の検討に当たりましてどのような示唆が得られたか、……
○滝波宏文君 おはようございます。自民党、福井県選出の滝波宏文です。どうぞよろしくお願いいたします。
省エネ法の審議ということで、今、足下の最終エネルギー消費は減少しており、日本の省エネは順調に進んでいるようにも思われます。他方で、オイルショック後の二十年間と同等のエネルギー消費効率の改善を見込んでいるエネルギーミックスの省エネ見通しは非常に野心的であると考えられます。
そこで、近年のエネルギー需要の動向と、エネルギーミックスで掲げている省エネ対策の進捗に関する御認識を経産省にお伺いします。
【次の発言】 省エネの中で、今、ネット通販市場、これがここ五年で一・八倍に拡大していますが、それに……
○滝波宏文君 自民党の福井県選出、滝波宏文でございます。 本日、平成二十八年度決算についての締めくくり総括におきまして質疑の機会をいただきましたこと、参議院自民党の吉田幹事長を始め、先輩、同僚の先生方に感謝申し上げます。 まず冒頭、私からも、今朝八時頃に発生しました大阪を中心とする地震につきまして、亡くなられた方々へのお悔やみと被災者の皆様へのお見舞いを心から申し上げます。 被害等の状況と政府の対応について、私もお伺いしようかと思いましたが、既に委員長が質疑されてございます、リソースを現場に少しでも割いていただくために、答弁は求めませんが、くれぐれも各省庁連携して迅速にしっかりと対応して……
○滝波宏文君 自民党、福井県選出の滝波宏文です。どうぞよろしくお願いいたします。
まず冒頭、直近で発生いたしました大分中津市耶馬溪の山崩れと島根県西部の地震について、災害状況と被害、そして対応状況について山下政務官に伺います。
【次の発言】 亡くなられた方の御冥福を衷心よりお祈りしますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
各省庁協力して、しっかりとスピード感を持って対応をお願いいたします。
続きまして、本日は、当委員会でも御視察いただきましたところでありますが、今年二月に地元福井を始め北陸を中心に発生しました平成三十年豪雪、いわゆる三〇豪雪について伺わせていただきま……
○大臣政務官(滝波宏文君) この度、経済産業大臣政務官を拝命いたしました滝波宏文でございます。 世耕大臣を支え、我が国の経済産業の発展、成長に向けて全力を尽くしてまいります。 当経産委員会におきましては、政務官拝命まで筆頭理事として大変お世話になりました。立場も変わりましたけれども、改めて、浜野委員長、理事、委員の先生方の御指導、御鞭撻、心からお願いします。 よろしくお願いいたします。
○大臣政務官(滝波宏文君) 経産省では、私の前任の政務官をお務めになった平木先生の御指導もいただきながら、中小企業・小規模事業者、先ほど来議論のありましたこの製造三業種も含めてでありますが、様々な施策の展開をしているところでございます。 例えば、物づくりとITの双方の知見を有する専門家のサポートにより、生産現場におけるITやロボットの導入を伴走型で進めるスマートものづくり応援隊事業ですとか、バックオフィス業務の効率化などITツールの導入を促進するIT導入補助金、また、新製品開発などの積極的な設備投資を支援するものづくり補助金や、また固定資産税ゼロの仕組みも導入しておりまして、こういった施策を……
○大臣政務官(滝波宏文君) 矢田理事先生におかれましては、クールジャパン戦略の推進に当たりまして御指導賜りまして、誠にありがとうございます。 クールジャパン機構は、正式名称は海外需要開拓支援機構と申しますが、民間が投資をためらうようなハイリスクな事業を支援することで文化や商慣行が異なる地域を対象とした事業化の可能性を広げることを目的として、食・サービス、メディア・コンテンツ、ライフスタイル関連を中心に、さっき先生の御指摘のあった会計検査院のときと更にその後進んでおりますので、三十件、約六百三十億円の支援決定、公表を行ってきてございます。 会計検査院の報告書につきましては、その内容を真摯に受……
○大臣政務官(滝波宏文君) お答えします。 平成二十九年七月に地域未来投資促進法、これを施行してから、同法案に基づいた制度でありますけれども、平成三十一年、今年の二月二十八日までに都道府県が承認した事業計画、これは一千六百二十六事業者による千二百九十三計画となっております。これらの事業計画のうち、同法に基づく設備投資減税、これはいわゆる地域未来投資促進税制でありますけれども、この基準を満たすことを国が確認したもの、これは三十一年二月二十八日までに六百九十三件となっておりまして、この計画の方を積み上げてまいりますと、総額で約一・八兆円の設備投資が計画されているという状況であります。 また、先……
○大臣政務官(滝波宏文君) お答えいたします。 再生可能エネルギーにつきましては、重要な低炭素の国産エネルギー源でありまして、昨年七月に閣議決定いたしました第五次エネルギー基本計画におきまして初めて主力電源化していくことと位置付けたところであります。 これは、世界的には技術革新等々により低コストで再エネの導入が増大している一方で、日本の再エネ発電コストは海外に比べて今約二割高い状況にあるわけであります。自然環境ですとか系統を他国につなぎ難いといった異なる事情に置かれる中でも、この世界の状況を日本でも実現し、増大する国民負担を抑制しつつも大量導入を図っていく、こういう決意を示した主力電源化と……
○大臣政務官(滝波宏文君) 先般の商工中金の不正事案、これは一義的には、この危機対応融資等を不適切に運用したこと、またそれを組織として防げなかったこと、つまり商工中金のビジネスモデルとまたガバナンス、これが本質的な問題ではあります。 他方で、御指摘ありましたように、結果としてこうした不正事案を防げなかったことについて、経産省にも商工中金を監督指導する主務省としての責任があると考えてございます。 このため、昨年三月には、商工中金に対する公正中立な監督を強化するため、関係省庁と連携し、商工中金の経営及び危機対応業務に関する評価委員会、これを政府側の方で設置いたしまして、強力にガバナンスを利かせ……
○大臣政務官(滝波宏文君) お答えします。 先週の参考人質疑の際も商工会連合会の森会長からもお話ございましたように、宮本周司先生は、松村祥史先生、また渡辺猛之先生と共に商工会青年部の御出身でありまして、現場の声を踏まえた適切な御助言によって我々の中小企業・小規模事業政策につき日々ブラッシュアップをいただいてございまして、改めて感謝申し上げます。 御指摘のとおり、中小企業・小規模事業者の防災・減災の取組への支援については、国際社会に発信していくこと、これ本当に重要と認識してございます。昨年の自然災害を踏まえて開催した中小企業強靱化研究会においても、日本は災害頻発国とみなされていることから、中……
○大臣政務官(滝波宏文君) 経産省のイノベーション施策についてお答えいたします。今先生お話ありましたように、イノベーションの関係の施策、多岐にわたるところがございますので、若干かいつまんでお答えさせていただきたいと思います。 まず一つは、IT投資など、また技術開発など、こういった無形資産への投資、ソフト投資と言っていいかと思いますけど、これが日本の場合まだまだ少ないというふうな観点からでありますが、この促進のために、研究開発税制ですとかIT導入補助金等の既存の施策についても、これは不断の見直しをしながら、必要に応じて改善を施し、無形資産投資の量的拡大を図っているところであります。 それで、……
○大臣政務官(滝波宏文君) お答えいたします。 経済産業省では、グループ補助金の自己負担分となる費用につきまして、中小企業基盤整備機構と県が協調し、県の公益財団法人を通じて、これは宮城の方ですと公益財団法人みやぎ産業振興財団となりますが、こちらを通じて震災で被災した中小企業等に長期無利子で貸し付けている被災中小企業施設・設備整備支援事業を措置しているところでございます。 この事業につきまして、仮に償還が困難な方から償還猶予の申請があった場合には、貸付主体である各県の公益財団法人が、これは案件ごとに国や中小機構に相談しなくとも、貸付要綱に基づき、それはすなわち、事業継続が見込まれていること、……
○大臣政務官(滝波宏文君) お答えします。 福島第一原発の廃炉・汚染水対策、これは中長期ロードマップにおいてそれぞれの対策の当面の目標を設定し、国も前面に立って各対策を安全かつ着実に進めてきてまいってございます。 第一発電所の廃炉・汚染水対策全体としての三十年、四十年後の廃炉措置完了を目標として設定し、関係者が共通の目標を持ってしっかりと取り組んでいるところであります。今後も、予測の難しい困難な作業の発生も想定されますが、安全確保を最優先にしながら、廃炉・汚染水対策をしっかり進めてまいりたいと思います。 それで、お話ございました第二発電所の方の廃炉の判断につきましては、これは東電の方が行……
○滝波宏文君 自民党の滝波宏文です。 先日、我が党の憲法改正推進本部において九州大学井上武史先生から、日本国憲法が制定以来一度も改正を経験していない、この事実は、政治、社会や国際情勢の変化にもかかわらず、憲法は何らの応答も示してこなかったということを意味している、つまり憲法は七十年間の社会の変化に一貫して目を閉ざしてきたということだとの話がありました。 この憲法改正のなさは国際的にもまれなケースであります。例えば、アメリカだと戦後六回の憲法改正を経験し、いずれも戦後に作られたフランス、ドイツ、イタリアの憲法は、それぞれ二十四回、六十回、十六回の改正を行ってきています。 一方、我が国の現行……
○滝波宏文君 自由民主党、福井県選出の滝波宏文でございます。 私からは、今般、福井を始めとした北陸を中心に発生した平成三十年豪雪、いわゆる三〇豪雪に関係する話をさせていただきたいと思います。 昭和の五六豪雪以来三十七年ぶりの豪雪で、地元福井では大動脈の国道八号線で千五百台の車が三日三晩にわたって立ち往生し、物流は途絶え、燃料不足で除雪車すら動かせないかもしれないという事態に陥りました。何とか電気がほぼ持ちこたえてくれたのが不幸中の幸いでしたが、福井県内だけで死者十二名を数えました。降り続く雪との格闘で疲労も極限だったのでしょう、除雪車の中でオペレーターの方が心肺停止状況で発見されるというふ……
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