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岡部常 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

岡部常[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

岡部常参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



18回
47354文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
3226文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
21回
50580文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第30号(1947/09/15、1期、緑風会)

○岡部常君 大分時間もたちましたし、又数人の弁士によりまして、かなりに廣い範囲において論じ盡されたように思います。私は重複を避けまして私の所見の一端を述べたいと存ずるのであります。今までお立ちになつた皆さんのお話を聞いておりまして、この問題解決の必要は十分に認められておるのでありますが、皆さんの御懸念になつておりまする元といたしましては、どうも新憲法が実施せられ、新國会が生れ、新らしき形式によつて内閣が成り立つておる今日において、今尚古き形が存して、それがどこやらに底力となつておるということを御心配になつておるように受取れるのであります。私は本問題につきましても、やはり同樣の疑念を持つ者であり……

第1回国会 参議院本会議 第50号(1947/11/12、1期、緑風会)

○岡部常君 私は成るべく重複を避けまして異なつた観点から数点に亙りまして総理大臣並びに大藏大臣に御質問申上げたいと存ずるのであります。  第一に挙げたいのは終戦処理費の問題であります。これがすでに同僚諸賢よりたびたび論ぜられおりまするように、この大予算の中で三十何パーセントという大きな部面を占めるものでございます。この大予算に対しまして現在の内閣はその編成権をいかに行使しておるか。又いかにその提出権を行使しておるかという点についてお伺いいたしたいのであります。この終戰処理費は非常に多額でもあり、廣汎に亙つております。私不敏にいたしましてその内容をよく判断しにくいのであります。大きな予算には、や……

第2回国会 参議院本会議 第30号(1948/04/06、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました檢察廳法の一部を改正する法律案の審議の軽過並びに結果について御報告申上げます。本案は檢察廳法の第二十三條の改正てありまして、同條には、檢察官が心身の故障、その他の事由に因り職務を執るに堪えないときは、檢察官適格審査委員会の議決を経てその官を免することかてきることになつております。併し檢察事務が國家の利害休戚に関係するところが非常に重大でありまして、これを処理する檢察官の能力や品質等は十分吟味されなければならないところでありますから、單に心身の故障及びこれに類する事由のみならず、職務上の非能率及びこれに類する事由によりまして、その職務を執るに適しないときにも、その……

第2回国会 参議院本会議 第37号(1948/05/06、1期、緑風会)

○岡部常君 先ず行政代執行法について申上げます。  本案は行政執行法を廃止いたしまして、新たに行政上の代執行に関する法規を整備せんとするものであります。現行行政執行法は、古く明治三十三年の制定にかかるものでありまして、その内容におきましては、例えば行政檢束の規定のごとく、過去の歴史におきまして、暗い陰影に満ちているものがあります。その他これを新憲法の光の下に照らして見まするならば、調整を要するところが少ないからざるものがあると思われるのであります。よつてこれが調整につきまして、政府におきましても種々研究を進めて参つたのでありますが、その結論といたしまして、この際行政執行法を全面的に廃止いたしま……

第2回国会 参議院本会議 第39号(1948/05/21、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました戸籍手数料の額に関する法律案についての委員会の経過並びに結果を御報告申上げます。  本年一月一日施行を見ましたところの戸籍法を改正する法律におきましては、その第五條第二項によりまして、「手数料の額は、別に法律でこれを定めるとされております。ただ同法第百四十三條には、「この額は財政法第三條の規定の適用あるまでは、政令の定めるところによることを妨げない。」とされており、同條は、財政法第三條の特例に関する法律により、現在のところ一般には適用がないことになつておりますので、現行の戸籍手数料規則は現在その効力を認められておりまするが、成るべく速かに戸籍手数料規則を法律に切……

第2回国会 参議院本会議 第53号(1948/06/25、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題になりました請願の第三十四号外一件、陳情の第四号外一件、計四件の委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  請願第三十四号、仙台高等裁判所郡山支部設置に関する請願は、郡山市長本間善庫君の提出でございまして、その趣旨は、裁判所法によつて裁判所の構成と事件の管轄が変更されましたため、交通不便な地方の者には、経済事情や交通難から控訴の申立を取止めることになりまして、憲法第三十二條の趣旨にも反しますので、地理的に見て東北の要地であり、発展的必然性として訴訟件数も増加の傾向にある郡山市に、仙台高等裁判所の支部を設置せられたいというのであります。  それから同じく請願……

第2回国会 参議院本会議 第54号(1948/06/28、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題となりました民事訴訟法の一部改正する法律案の司法委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  日本國憲法の大改正に伴いまして、民法、殊にその親族、相続の部面に相当な改正が行われまして、これに関連する裁判機構にも著しい改革がもたらされましたのであります。昭和二十二年法律第七十五号「日本國憲法の施行に伴う民事訴訟法の應急的措置に関する法律」を制定いたしまして、日本國憲法及び改正民法並びに裁判所法の施行上必要止むを得ない部分に限りまして、民事訴訟法に対する應急的措置を講じたのであります。而してその間に現行民事訴訟法を根本的に檢討して、本格的の改正を加えるために、……

第2回国会 参議院本会議 第55号(1948/06/29、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程になりました請願第九百六十二号外一件、陳情第百六十七号外二件の司法委員会における審議の経過及び結果について御報告申上げます。  先ず登記事務の簡易化等に関する請願第九百六十二号の趣旨は、現行の登記申請手続は極めて複雑で、一般民衆の不利迷惑は言語に絶するものがあるから、実質の影響のない形式的な手続を今少し簡易化して欲しい。又不動産登記について添附する書類は市町村役場より発給せられるものが非常に多いから、不動産登記事務は市町村に移管することが適当である。寄留法は現実に即せず、励行されておらんから廃止すべきであるし、各種の願書、届書類に対する進達期間処理期間を制定して、事務の澁滯……

第2回国会 参議院本会議 第57号(1948/07/01、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程に相成りました三法案につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず第一に、日本國憲法の施行に伴う刑事訴訟法の應急的措置に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。刑事訴訟法の應急的措置に関する法律は日本國憲法の施行せらるるに当り、現行刑事訴訟法に新憲法の要求する最小限度の應急的措置を講ずることを目的として制定せられ、一應昨年末を以てその効力を失うこととなつていたのでありまするが、その後諸般の事情によりまして、刑事訴訟法の改正が遅延しておりました結果、再度に亘り有効期間の延長を見まして、現在では、本年七月十五日からその効力を失うこととなつてお……

第2回国会 参議院本会議 第58号(1948/07/03、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程に相成りました二法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ず第一に、判事補の職権の特例等に関する法律案について申上げます。本案の内容は裁判所法で一人前の判事になるには、十年間、裁判官、檢察官、弁護士等の職にあつたことを必要とするように定められておりますため、判事の不足が二百名に達する有様で、民事刑事の事件の処理に困難しておる現状であります。前に述べました在職十年経過の条件に満たざる者は、判事補として地方裁判所の限られた事件は、独りで処理できない等の制限があるのでありますが、当分の事態に対処いたしまする方便として、五年以上の経驗を持つ……

第2回国会 参議院本会議 第59号(1948/07/04、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題となりました裁判官の刑事事件不当処理等に関する調査につきましては、中間報告として先般尾津事件の報告をいたしましたが、ここに松島事件の調査報告をいたします。  本件は世にいわゆる松島丸事件とか言われまして、捕鯨船であるとか或いはキヤツチヤーボートであるとかいうふうに誤つて傳えられておりまするが、実は千葉縣木更津市に船籍を有しまする第二厚生丸という、百五十トンの遠洋漁業用の漁船の船長松島嘉久藏が、日本の漁業制限海域北緯二十四度線を越えて、遠く赤道の海域において「まぐろ」漁業に從事中、濠洲の軍艦に発見されて臨檢を受け、一方濠洲政府からは関係方面にその旨の通牒があり、嚴重な抗議がな……

第2回国会 参議院本会議 第60号(1948/07/05、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程に相成りました法案中、少年法を改正する法律案並びに少年院法案について、司法委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。  この法律は、少年の犯罪が激増し、且つその質がますます惡化しつつある現状に鑑みまして、少年に対する刑事政策的見地から少年法の全面的改正が企てられたのであります。今回の改正点は多岐に亘つているのでありまするが、その重要なる点を簡単に申上げますと、先ず現在の少年に対する保護処分は、法務廳の所管である少年審判所がこれを行つているのであります。然るに新憲法下における人権尊重の趣旨からいたしまして、これを裁判所の所管に改め、新たに設置された地方裁判所と同格の独……

第3回国会 参議院本会議 第13号(1948/11/17、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました二法案について、簡單に委員会の経過報告をいたします。  先ず第一に、副檢事の任命資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案でありますが、御承知の通り、二級の檢察官たる資格を有する者の外、檢察廳法第十八條第二項によりまして、高等試驗に合格した者及び三年以上政令で定める二級官吏その他の公務員の職に在つた者で、副檢事選考委員会の選考を経た者の中からもこれを任命することができるのでありますが、その任命資格を有する者を以てその定員を充たすことが困難でありましたので、第一回國会において副檢事の任命資格の特例に関する法律を制定し、「副檢事は、この法律施行の日から一年以内に限……

第3回国会 参議院本会議 第17号(1948/11/29、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程になりました二法案について委員会の審議の状況並びに結果を報告いたします。  先ず訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律案について申上げます。民事、刑事の訴訟費用及び執行吏手数料等は、それぞれ民事訴訟費用法、刑事訴訟費用法及び執達吏手数料規則の三法律の中に規定してありますが、戰時中の諸物價騰貴に應じて臨時的にこれらを増額するために訴訟費用等臨時措置法が制定せられまして、更に諸物價の引続く高騰に伴いまして、一昨年の九月及び昨年十一月と再三増額を見たのであります。然るにその後も経済情勢の変遷は依然として物價高騰を続けておりまして、現行手数料は全く実情に副わぬものとなつております……

第3回国会 参議院本会議 第18号(1948/11/30、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題になりました請願第二十三号外四件の法務委員会における審議の経過及び結果について御報告申上げます。  まず、郡山市に仙台高等裁判所支部設置の請願第二十三号の趣旨は、同市には福島地方裁判所郡山支部が設置され、便利にはなつたが、他面、裁判所法の改正によつて今まで地方裁判所に控訴していた一審判決に対する控訴は高等裁判所に申立をしなければならないことになり、從つて同地方の控訴は仙台高等裁判所に申立てなければならないのでありますが、現下の経済状態と交通難の時代においては、そのために控訴申立を差控えるような事態を生ずる虞れがありますので、地理的に見ても東北の要衝であり、又訴訟件数も増加の……

第5回国会 参議院本会議 第20号(1949/04/28、1期、緑風会)

○岡部常君 本員は、この際、選挙法の改正に関する調査のため、選挙法改正に関する特別委員会を設置いたしまして、その委員数を二十七名とし、その指名を議長に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今上程に相成りました「罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案」の法務委員会における審議の経過及び結果について御報告いたします。  罹災都市借地借家臨時処理法は、元來戰災都市の急速なる復興を図ることを目的といたしまして、戰災都市における借地権に関し特例を認めた法律でありまするが、その後これを改正いたしまして、第二十五條の二の規定を加えて、戰災のみなら……

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程になりました七法案につきまして、それぞれ簡單に法務委員会における議事の審議の模樣並びに結果を御報告いたします。尚、詳細につきましては速記録に讓りたいと思いますから、予めその点御了承置きを願います。  先ず第一に刑事訴訟法の一部を改正する法律案について申上げます。  この改正法案の第一点は、家庭裁判所の開設に伴う改正でありまして、家庭裁判所は少年に関係のある一定種類の成年者の刑事第一審事件も取扱うことになりました結果、特定の事項につきまして、家庭裁判所の裁判官に対し地方裁判所の裁判官と同等の権限を賦與する等、その他必要な範囲内で簡單な改正を加えました。  次に身体の拘束を受け……

第5回国会 参議院本会議 第35号(1949/05/26、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました認知の訴の特例に関する法律案並びに弁護士法案の二法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について簡單に御報告申上げます。  現在認知の訴は、民法の規定によりまして、親の死亡の日から三年経てば提訴することができないことになつておるのであります。今次の戰爭におきまして、親が戰地等で死亡したとき等について、その事実を知ることが困難なために、時日を経過し、訴の提起ができなくなる虞れがあるので、この点につき民法に特例を設け訴の提起期間の延長を図つたのが本法案の趣旨であります。委員会におきましては、原案に立法技術上多少不備な点があるのを発見いたしまして、この点に……


2期(1950/06/04〜)

第13回国会 参議院本会議 第49号(1952/06/09、2期、緑風会)

○岡部常君 先ず決議案文を朗読いたします。    戦犯在所者の釈放等に関する決議案   講和が成立し独立を恢復したこの時に当り、政府は、  一、死刑の言渡を受けて比国に拘禁されている者の助命  二、比国及び濠洲において拘禁されている者の速やかな内地帰還  三、巣鴨プリズンに拘禁されている者の妥当にして寛大なる措置の速やかな促進のため、関係諸国に対し平和條約所定の勧告を為し、或いはその諒解を求め、もつて、これが実現を図るべきである。   右決議する。  次に趣旨の説明をいたします。先般平和條約が効力を発するに当り、政府は、この国家的慶祝を一般受刑者に及ぼし、広い範囲に亘つて恩赦を行なつたことは、……

第15回国会 参議院本会議 第15号(1952/12/23、2期、緑風会)

○岡部常君 只今議題になりました請願及び陳情に対する委員会における審査の経過並びに結果について御報告申上げます。  請願第百五十九号は、福島県石川町に簡易裁判所設置のものであり、同第九百四十八号は大分家庭裁判所新築に関する請願、同第千二百六十三号は大阪布施市に大阪地方裁判所支部設置の請願、同第八十九号、同第七百二十二号、同第七百二十三号及び陳情第六十八号、同第八十九号、同第九十四号、同第百十一号、同第二百六号、同第二百五十三号は、いずれも戦犯者の釈放に関するものであり、同第百九十九号は、戦犯者の減刑等に関するもの、同第二百九十四号は、戦犯者の助命等に関するものであります。  以上の諸件につきま……

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、会派情報なし)

○岡部常君 只今上程の裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  御承知のことく、政府は、一般の国家公務員の給与につきましてそのベース・アツプをするために、今国会にその趣旨の法律案を提出いたしました。裁判官の報酬及び検察官の俸給等は、従来それぞれ一般の国家公務員とは別個の法律によりまして定めておりますので、一般公務員並みにベース・アップすることにつきましても、これらの法律を改正しなければならないわけであります。従つて政府はこの両法案を提出いたした次第であります。  両……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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