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田畑金光 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

田畑金光[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP100(参)
60位

本会議発言(非役職)歴代TOP50(参)
35位
3期TOP25
23位
4期TOP25
13位
5期TOP5
4位
5期(非役職)TOP5
3位

田畑金光参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

3期
(1953/04/24〜)
発言数
18回
22位
発言文字数
53182文字
23位
TOP25

4期
(1956/07/08〜)
発言数
10回
21位
発言文字数
33981文字
13位
TOP25

5期
(1959/06/02〜)
発言数
9回
26位
発言文字数
34232文字
4位
TOP5

6期
(1962/07/01〜)
発言数
4回
72位
発言文字数
21101文字
27位


参議院在籍時通算
発言数
41回
89位
発言文字数
142496文字
60位
TOP100

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

3期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
18回
53182文字
20位

4期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
10回
33981文字
11位

5期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
9回
34232文字
3位
TOP5

6期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
4回
21101文字
25位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
41回
142496文字
35位
TOP50

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は只今の岡田宗司君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の森崎隆君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の佐多忠隆君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の藤原道子君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第19号(1953/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私はこの際、今次ストに対するいわゆる政府警告に対する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際、吉田内閣総理大臣並びに小坂労相に対しまして、昨日発表されました労働大臣の談話を中心といたしまして、政府の労働政策に対する所信のほどを伺つておきたいと思います。  昨七日、労働大臣は突如としていわゆるスト規制法案反対ストライキに関する談話を発表し、労政局長名を以て全国各都道府県の知事に依命通牒を発したのであります。目下本法案は衆議院に上程せられ、同労働委員会におきましては慎重審議のさ中にあり、而も本案の重要性に鑑み、国民ひとしく注視し、なかんずく直接の利害関係を持つ組織労……

第16回国会 参議院本会議 第32号(1953/08/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は、只今議題となりました動議に関し、提案者の小林英三君に、社会党を代表して一言お尋ねしたいと思います。  只今小林英三君の答弁を聞いておりますると、労働委員会の審議の内容については何ら承知しておらんのであります。(「不勉強だ」「黙つて聞け」と呼ぶ者あり)小林英三君を含む自由党の諸君の御承知のごとく、今回のスト規制法案なるものは、自由党の諸君が日経連の支援の下に憲法に認められた労働者の基本権を抑圧する反動立法であることは、国民周知の事実であります。本法案については、自由党の委員を含む労働委員会においては、国民の輿論の動向に鑑みても、(「輿論の動向で引延ばすのか」と呼ぶ者あり)参議……

第16回国会 参議院本会議 第34号(1953/08/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は日本社会党を代表し、只今議題となりました電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案に対し、絶対反対の意思を表明するものであります。(拍手)  本法案は、民主憲法の精神を蹂躙し、全体主義的旧日本逆行への一里塚であり、独占資本に奉仕する反動立法以外の何ものでもありません。労働者の団結権、団体行動権は、近代市民社会における社会権としてその地歩を確保し、今日の文明国家におきましては、憲法その他の立法を通じ、或いは又制度の上におきましても、労働者の基本権として保障されておることは周知の事実であります。然るに公務員に対しましては、公務員は全体の奉仕者であつて一部の奉仕……

第17回国会 参議院本会議 第5号(1953/11/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は、外国の視察報告にはならないと思いまするが、先般、奄美大島を視察して帰つて参りまして、政府に緊急質問をしたいと思いましたけれども、遺憾ながら自由討議に一括されましたので、いささか現地の模様を報告申上げまして、各位の御批判を仰ぎたいと考えております。  今回私が日本社会党を代表いたしまして、奄美大島に参りましたのは、現地視察並びに八年間の長きに亘り占領下にありまして大変苦労された住民の人がたに対し、心からの激励と慰問を贈るために、一週間旅行して参つたわけであります。奄美大島は、本来我が国古来の領土の一部でありますことは、歴史上、又、血縁上から見ましても明らかな事実でありまして、……

第19回国会 参議院本会議 第6号(1954/01/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は只今の常任委員長の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議をこの際提出いたします。

第19回国会 参議院本会議 第43号(1954/05/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は日本社会党を代表し、只今議題となりました会期延長に関する件に対し反対の意思を表明するものであります。  重要法案が両院に山積し、これが通過を図るため会期を延長することでありまするが、御承知の通り、本国会は通常国会であり、国会法に基き会期百五十日間の長期に亘る国会であります。その長期国会も本日を以てまさに終ろうといたしておるのであります。然るに、今日なお我が参議院におきましては、百二十数件に上る案件が上程されておるのであります。議案審議の渋滞は何に由来し、何が故にかくのごとき法案の山積を見るに至つておりましようか。言うまでもなく、これは政府の不手際の結果であり、汚職に明け、疑獄……

第19回国会 参議院本会議 第45号(1954/05/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 この際、最近のテロリズムの横行、凶悪犯罪の頻発に対する政府の取締りに関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は先ず最初に、吉田総理の心構えについてお尋ねいたしたいのであります。  只今の質疑にもありましたが、五月八日に終る予定の会期は、二週間延長に決定されました。曰く、重要法案の通過を図るためであります。佐藤幹事長に対する逮捕要求に対し法務大臣の指揮権発動についても同様の言訳をいたしております。そもそも法案審議の渋滞は、何に基いておりましようか。政府与党が検察庁追及に対し、汚職疑獄事件のもみ消しに狂奔した結果でありまして(「その通り」と呼ぶ者あり。拍手)吉田総理の……

第19回国会 参議院本会議 第48号(1954/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は、只今の藤田進君の動議に養成いたします。

第20回国会 参議院本会議 第3号(1954/12/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私はこの際、石炭緊急対策に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表し、石炭緊急対策について政府の所信をお尋ねいたします。過日行われました小笠原大蔵大臣の財政演説は自画自讃に終始し、選挙演説に過ぎません。インフレは終熄し、物価は下落し、国際収支も好転したと、至極楽観的な御意見であります。併し表面的な輸出増加にもかかわらず、その実態は繊維品にしましても、鉄鋼、船舶、大型機械等一いずれも原料リンク制や出血補償リンク制度によつて支えられた安値輸出か、出血輸出によつて賄われております。成るほど卸売物価は四月以降五%程度下つておりますが、これは生産コスト引下……

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は、只今の動議に賛成いたします。

第22回国会 参議院本会議 第5号(1955/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 只今の動議に賛成いたします。

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました在外財産処理促進に関する決議案に賛成の意を表するものであります。  御承知のように、終戦以来すでに十年の歳月を経過し、戦争に伴う犠牲者に対する国内措置も、国民経済力の許容する限度において逐次解決の途上にあることは、われわれもこれを認めるにやぶさかでありません。旧軍人遺家族恩給も復活されて、本年度予算においては六百八十億に達し、文官恩給を入れますと九百億に上り、恩給費の国家予算に占める比率は一割に近く、国家財政の能力から見ましても、社会保障制度の国民的視野から見ましても、再検討を余儀なくされておるのが現況であります。  しか……

第22回国会 参議院本会議 第32号(1955/07/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 今日わが国の諸政党のうち、最も熱心に憲法改正と再軍備を主張しで参ったものが民主党であることは、天下周知の事実でありまして、また追放解除者が多いということ、戦前戦時中の指導者が多いということも、この政党の特色であります。今回ようやく憲法調査会法は、めぐりめぐって政府与党の議員立法として提案されることになりました。不可解きわまることは今日までの経緯であります。鳩山総理は総選挙前後の遊説先におきまして、超党派的な憲法調査機関を国会に置くことを明らかにいたしました。しかるに総選挙において憲法改正阻止に必要な三分の一以上の革新勢力が進出するや、急速、方針を変更し、内閣に調査会を置くことに決……

第22回国会 参議院本会議 第42号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田畑金光君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております防衛庁設置法の一部を改正する法律案外二法案に対し、反対の討論をいたさんとするものであります。  反対の第一の理由は、これらの法律案は、いずれも憲法違反の最たるものであり、吉田前内閣以来、保守政党の常套手段としてとって参りました既成事実を一歩々々積め重ねることにより、抜くべからざる軍備体制の強化をはからんとする悪質きわまる反動立法であるからであります。本改正法案により十六万四千五百三十八名の自衛隊員は十九万五千八百十名に上るのであります。それのみではありません。陸上兵力は十五万に増強し、海上自衛隊においては現有勢力八万二……

第23回国会 参議院本会議 第8号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○田畑金光君 私はこの際、在外財産の補償に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました在外財産補償に関し、政府の所信をたださんとするものであります。  すでに御承知のように、去る第二十二国会においては、六月二十三日衆議院において、六月二十九日には参議院におきまして、在外財産処理促進に関する決議案は満場一致をもって可決されたのであります。本院におきまして採択されました決議案の内容は、次の通りであります。「政府は、さきに在外財産問題審議会を設置し、在外財産の処理について調査審議しつつあるが、いまだになんら解決の方途をみるに至っていない現状で……

第24回国会 参議院本会議 第18号(1956/03/07、3期、日本社会党)

○田畑金光君 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました国防会議の構成等に関する法律案に関し、鳩山総理ほか関係閣僚に対し、以下数点にわたり質問せんとするものであります。  本法律案は、すでに第二十二国会の折、第二次鳩山内閣の手によって提案され、政府、与党の異常な努力にかかわらず、ついに参議院において審議未了に陥ったいわくつきの悪法であります。また本法律案は、すでに提案されておりまする憲法調査会法案と一体をなすものであり、保守内閣の反民主革命途上における典型的反動立法であります。  わが国は独立を回復して以来四年になりまするが、今日、政治的にも経済的にも軍事的にも大きな制約のもとに置かれて……

第24回国会 参議院本会議 第21号(1956/03/14、3期、日本社会党)

○田畑金光君 ただいまの動議に賛成いたします。


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 参議院本会議 第12号(1956/12/07、4期、日本社会党)

○田畑金光君 私は、日本社会党を代表し、先ほど安井謙君ほか二名から提出されました、略称スト規制法延長議決案に関する中間報告を求める動議に対し、以下二、三質問を試みるものであります。  第二十五国会の任務は、申すまでもなく日ソ共同宣言の批准承認、あるいは北海道、九州、四国等における冷災害の対策、人事院の勧告の実施、健康保険赤字対策を中心とする補正予算提出により、年末に伴う民生の安定をはかることが、この国会の重要な任務であると思います。ことに鳩山内閣の三次にわたる施策の経過を見ますと、何ら見るべきものがなかったのでありまするが、ただ一つ、特筆すべきものがあるとするならば、それは日ソ国交調整の実現を……

第26回国会 参議院本会議 第30号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○田畑金光君 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました防衛二法案について反対の意見を述べたいと思います。  岸総理は、近く渡米するに当り、国防の基本方針、長期防衛計画を携行する手はずになっておりますが、今回の二法案は、これら長期計画における年次計画にほかなりません。編成装備の質的改善をはかる、これがため誘導弾の研究開発を行うというのが法改正並びに本年度防衛予算の内容でありますが、研究開発はやがて利用に至る前提であり、原子力体制に第一歩を踏み出したものと言わなければなりません。委員会における質疑応答を通じ明らかにされましたことは、攻撃的核兵器は憲法の認めるところでないが、防御的核兵器――……

第26回国会 参議院本会議 第35号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○田畑金光君 私は、この際、核兵器受け入れに関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表し、憲法と核兵器問題について、岸総理並びに関係閣僚に対し、以下数点にわたり緊急質問を行わんとするものであります。  岸総理は、六月中旬訪米を前にして諸般の準備を進めております。すなわち、内にあつては国防の基本方針、長期防衛計画を定め、政府案としてアメリカに携行する準備に懸命であります。また一方においては、すでに有名無実と化した憲法調査会を発足させ、アメリカに対し媚態を売ることに懸命であります。マッカーサー大使との間には数度にわたる予備会談を行い、共同コミュニケの打ち合せまで終了……

第28回国会 参議院本会議 第6号(1958/01/31、4期、日本社会党)

○田畑金光君 私は日本社会党を代表し、岸内閣の内政政策、労働、中小企業、地方行財政、社会保障に関し、若干の質問を行わんとするものであります。  まず第一に、私は岸内閣の労働政策に関しお尋ねいたします。すでに周知のように、第二次岸内閣はその成立に際し、三つの公約をいたしたのであります。すなわち第一は、完全雇用の実現であり、第二は、勤労者の生活水準の向上であり、第三は、よき労使慣行の樹立ということであります。しかし事実は、反動的労働政策に終始し、公約の一つすら実行できなかったのがこの一年間における岸内閣及び石田労政の実体であったのであります。今日、国民の切実な要求は、完全雇用の問題であります。とこ……

第28回国会 参議院本会議 第27号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○田畑金光君 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行わんとするものであります。  恩給制度の歴史的変遷を見て参りますと、明治以降、わが国の官吏制度と表裏一体をなして発達してきたものであります。いわゆる天皇の官吏、大元帥の股肱の臣としての文武官に付与された特権的恩恵であったことは否定し得ない事実であり、恩給制度が、過去の幾多の戦争を通じ、戦争遂行の面に、はたまた戦後処理の面におきまして、大きな支柱であったことは事実であります。しかしながら、戦後、連合国最高司令官の覚書に基き、昭和二十一年勅令六十八号により、軍人恩給は、傷病者に対する少……

第29回国会 参議院本会議 第12号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○田畑金光君 ただいま議題となりました六件の請願につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、日中貿易協定の実施促進に関する請願、東北開発促進計画に関する請願、東北地方開発事業推進に関する請願、繊維産業不況打開に関する請願の四件について申し上げますが、以上四件の請願は、委員会において審査の結果、いずれも願意を妥当なものと認めて採択し、院議に付するを要し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。  次に、バナナ輸入外貨資金人口割の適正化に関する請願二件について申し上げます。この二件の請願は、委員会の審査の結果、右の請願は、いずれも主としてバナナ輸入の外……

第31回国会 参議院本会議 第3号(1958/12/17、4期、日本社会党)

○田畑金光君 ただいま議長から御報告のありました通り、長らく病気御静養中でありました議員西川彌平治君は、昨十六日逝去いたされました。私ども同僚議員として、まことに痛惜の至りにたえません。ここに同君の生前を回想し、つつしんで哀悼の辞をささげるものであります。  西川君は、明治三十一年新潟県北魚沼郡川口村に生まれ、新潟県立工業学校を卒業後、実業界に身を投じ、新潟鉄工所に入社、後、西川鉄工所、理研電線株式会社、理研木工所等の役員に就任し、ことに、当時の理化学研究所長大河内正敏博士の知遇を得て、農村工業の振興に大いに貢献せられたのであります。また、そのころより志を政治に向けられ、柏崎の市会議員となり、……

第31回国会 参議院本会議 第5号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○田畑金光君 ただいま議題となりました二法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  まず、公共用水域の水質の保全に関する法律案について申し上げます。 この法案は、汚濁水規制についての各種行政法規に対する基本法的な地位を占めるものでありまして、その要旨は次の通りであります。  すなわち、第一は、経済企画庁長官が、河川とか湖沼とかのいわゆる公共用水域のうち、水質の汚濁について、一定の要件を備え、問題の多い水域を、指定水域に指定するのであります。この指定水域に排出される水の汚濁度を、水質基準として、同じく経済企画庁長官が定めなければならないことになってお……

第31回国会 参議院本会議 第14号(1959/03/04、4期、日本社会党)

○田畑金光君 ただいま議題となりました工場立地の調査等に関する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告いたします。  近年における工業生産の著しい増大と技術革新の目ざましい展開にもかかわらず、わが国においては新規工業地帯の造成と開発がおくれ、既成工業地帯に工場が過度に集中しておりますために、種々の看過し得ぬ問題が発生していることは、御承知の通りであります。かかる事態に対処するためにまず必要なことは、わが国のすべての工場適地の立地条件について、国家的見地からする科学的な調査を行い、その結果を、新たに工場を設置しようとする企業に広く利用せしめることによって、わが国工……

第31回国会 参議院本会議 第26号(1959/04/30、4期、日本社会党)

○田畑金光君 ただいま議題となりました二十一件の請願について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  商工委員会におきましては、付託された請願百六十一件を審査し、うち公報日程第六号から第十五号までの貿易関係十五件、中小企業関係二件、鉱業関係二件、その他二件、計二十一件の請願は、いずれも願意を妥当なものと認め、採択し、これを議院の会議に付し、内閣に送付することを要するものと決定いたしました。  右御報告申し上げます。(拍手)


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 参議院本会議 第7号(1959/11/11、5期、社会クラブ)

○田畑金光君 私は社会クラブを代表し、藤山外相の安保条約改定交渉に関する中間報告について、総理、外相、防衛庁長官に対し、以下数点の質問を行ないたいと思います。  まず、外相は、今回の条約改定の必要論は日本国内の事情だけによるとしておりますが、はたしてそうでありましょうか。すなわち、日本の国力の充実、国連加盟による国際的地位の向上、防衛力の充実のみが改定交渉を可能にしたと見ておりますが、これは他の反面を見失っておると思います。米国が改定交渉に応じた背景は軍事政策の変更のためであり、また、ミサイル戦略の現在、基地としての日本の価値が減じてきたところに重要な要因があると思います。米陸上部隊の引き揚げ……

第33回国会 参議院本会議 第19号(1959/12/25、5期、社会クラブ)

○田畑金光君 私は、社会クラブを代表して、ただいま衆議院より回付されてきた自民党佐々木盛雄君外四名提出の、国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案について、憤りを感じつつ若干の質問を行なわんとするものであります。  本案は、二十四日の午後、衆議院において、自民党の単独審議によって強引に可決された法案でありまして、われわれは、民社クラブ、日本社会党とともに審議を拒否したにもかかわらず、自民党は、みずから提案した議員立法を、提案者とその与党議員のみをもって審議可決したのであります。本案については憲法上にも疑義ありとされ、国会の秩序保持のためには当然にとらるべき議長の責任も不明確のままに、国……

第34回国会 参議院本会議 第16号(1960/04/06、5期、民主社会党)

○田畑金光君 私は、民主社会党を代表し、三井三池争議に伴う諸般の問題について、以下数点にわたり政府当局に質問を行なわんとするものであります。  端的に言うならば、三井三池の問題は、今日、労働問題というよりも、むしろ社会問題、政治問題としての側面が強く表面化しております。私は、三月末現地を視察し、大牟田市内から炭住街を一巡いたしましたが、市内に漂う不穏な空気、ことに楽しかるべき炭鉱住宅街は不気味な暗雲に包まれているということでございます。平素は労農提携、労商提携の必要を訴え、地域共闘を通じて民主化を進めるはずの勢力が、大牟田市民と越えがたき障壁を設けて相互に相反目している姿は、民主主義のチャンピ……

第38回国会 参議院本会議 第9号(1961/02/24、5期、民主社会党)

○田畑金光君 この際、私は、沖繩基地長期保有についての米国防総省特別委員会報告に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、民主社会党を代表し、去る十九日、ワシントンUPI報道による米国防総省特別委員会の沖繩長期保有に関する中間報告並びに沖繩施政権返還について、総理並びに外務大臣に若干の質問を行ないたいと思います。  この報告書は、まだ全容は明らかでございません。しかし、これはケネディ大統領が一般教書に述べておりますように、米国の防衛戦略全体を再検討し、二月末までに中間的結論を出すように国防長官に訓令いたしておりまするが、当該報告を意味するものと考えます。新聞の伝うるところでは……

第38回国会 参議院本会議 第11号(1961/03/10、5期、民主社会党)

○田畑金光君 私は、民主社会党を代表し、昨九日正午、福岡県田川郡香春町の上田鉱業上清炭鉱に起きました炭鉱災害に関し、若干質問したいと思います。質問に先立ち、七十一名の犠牲者に対し、つつしみて哀悼の意を表します。  ただいま通産大臣から災害発生の原因について説明がございましたが、坑内コンプレッサーの事故に基づく火災によりまして、七十一名の犠牲者が出たわけでございます。昨年九月二十日、同じく福岡県川崎町における豊州炭鉱の水没事故に引き続く最大の悲惨事でございます。ことに、豊州炭鉱における犠牲者六十七名の遺体収容も終わらないうちにこの事故を見ましたことは、政府の保安監督行政の不備欠陥、鉱業権者の保安……

第38回国会 参議院本会議 第33号(1961/06/02、5期、民主社会党)

○田畑金光君 私は民主社会党を代表し、ただいま議題となりました防衛二法案に対し反対の意見を述べるものであります。  反対の第一の理由は、憲法上の観点からであります。今回の改正は第一次防衛力整備計画の補完作用であり、第二次防衛力整備計画とは無関係なりというのが政府の態度でありますが、陸上自衛隊について現在の六管区四混成団を十三個師団に改編するがごときは、重要な軍の編成組織の改編であり、第二次計画の土台をなすものであります。われわれは、いわゆる無防備、無抵抗主義の上に立つ逃避的孤立主義者でもなければ、また中立の名において共産主義陣営の世界戦略の一環に利用される、えせ中立主義者の立場に立つものでもあ……

第40回国会 参議院本会議 第2号(1961/12/15、5期、民主社会党)

○田畑金光君 私は、民主社会党を代表し、ただいまなされました安井国家公安委員長の報告に対し、以下二、三の質問を総理以下関係閣僚に対して行なわんとするものであります。  去る十二日、旧軍人右翼グループによる反共クーデター計画が発覚し、首謀者等十三名が逮捕されたという報道は、その時代錯誤の暴挙に国民を憤激させると同時に、昨年の安保闘争以来の右翼テロと同じ社会的背景から生まれておるという事実に照らし、あらためて社会的危険性を指摘せざるを得ません。従来の一連のテロ行為が一人一殺主義であったのに比し、今回のそれは、明らかに集団的計画的犯行であったということでございます。戦後の右翼は、思想も組織も持たず、……

第40回国会 参議院本会議 第13号(1962/03/23、5期、民主社会党)

○田畑金光君 私は、民主社会党を代表し、ただいま提案されました石油業法案に関し、総理並びに通産大臣に、以下二、三の質問を行ないたいと思います。  政府は、本年十月から石油輸入を自由化する方針を決定しております。もし今日、石油業に対し何らの規制も行なわないままに自由化を実施する場合には、次のような危機を招くおそれが強いと思います。  すなわち、現在並びに近い将来も世界的な原油の供給過剰傾向が続くので、石油消費が大幅にふえているわが国では、今後も激しい石油販売競争が必至であること。第二に、わが国では、石油の九八%は輸入に依存しており、かつ石油精製業者の多くが国際石油資本と直接間接の資本提携をしてい……

第40回国会 参議院本会議 第20号(1962/05/04、5期、民主社会党)

○田畑金光君 私は民主社会党を代表して、ただいま議題となりました特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定のある規定に代わる協定の締結について承認を求めるの件に対し、反対の討論を行なおうとするものであります。  タイ特別円に関しましては、昭和三十年八月、「特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定」が締結され、わが国は五年の分割払いによって五十四億円をタイに支払うとともに、経済協力として、九十六億円を限度とし、投資及びクレジットの形により、わが国の資本財及び役務を供給することを約したことは、御承知のとおりであります。しかも、このことは、当時の国会の厳正な議決を経ている事柄であります……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 参議院本会議 第5号(1962/08/13、6期、民主社会党)

○田畑金光君 私は民主社会党を代表し、総理の所信表明に対し、若干の質問を行ないます。  まず初めに、内閣改造の意義と政治の姿勢についてであります。総理は所信表明の中で、今回の参議院選挙において、政府与党が圧倒的支持を受けたとしております。なるほど、自民党の支持率はなお高いかもしれません。しかし、頭打ちし、漸減しつつあることも否定できない傾向であります。しかも、今回のように数億に上る国民の税金を使い、投票をかり立てるやり方が、国民の自由な意思表現と言えるでありましょうか。政治に対する国民の不信が言われて久しきになります。このことは、すべての政党、政党人がひとしく考えてみなければならない問題だと思……

第43回国会 参議院本会議 第10号(1963/02/22、6期、民主社会党)

○田畑金光君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました中小企業基本法案について、時間の関係もありますので、政府案について、総理並びに通産大臣に二、三お尋ねいたします。  今回の中小企業基本法案が、かつての農業基本法案のときと同じように、各党それぞれの立場において提案されるに至ったことは、内容の差異はともあれ、中小企業者や多くの国民の待望久しかりし法案であっただけに、喜ぶべきことであり、私たちは、実質審議を通じ、よりよき内容の実現をはかり、これが成立をはかることが、との国会の重大な任務であると考えております。  わが国経済の欠陥は、いわゆる二軍構造の問題であります。都市と農村……

第46回国会 参議院本会議 第17号(1964/04/15、6期、民主社会党)

○田畑金光君 私は、民主社会党を代表して、四月十七日に予定されている公労協の統一ストについて、政府に対し若干の質問を行なわんとするものであります。  率直に申しまして、今回の公労協の統一ストは、第一に、国民の利益に対する重大な挑戦であり、第二に、順法と民主的労働運動のルールをあえて犯さんとするものであり、第三に、その当然の帰結として、議会制民主主義の基本をそこなうものである点において、われわれは、かかるストが絶対に行なわれてはならないと確信するものであります。(拍手)  特に、今回の公労協ストは、総評の春闘の中で計画された完全なスケジュール闘争である点を看過するわけにはまいりません。労働運動は……

第48回国会 参議院本会議 第5号(1965/01/29、6期、民主社会党)

○田畑金光君 私は、民主社会党を代表し、佐藤総理以下関係閣僚に対し数点の質問を行ないます。  質問の第一は、経済運営の基本的姿勢についてであります。日本経済は、昭和三十年代、年率平均一一%という驚くべき高度成長を遂げております。しかし、この高度成長は、大企業本位であり、生産財中心であり、金融も税制もこれが推進に奉仕し、いまその矛盾が一時に表面化しております。格差は拡大し、農業・中小企業はますます困窮を深めております。消費者物価の上昇、地価の高騰、株式市場の低迷、社会資本の立ちおくれによる交通難、住宅難、公害難をもたらしております。イギリスの「エコノミスト」が、いみじくも指摘したように、日本経済……


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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10

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