国会議員白書トップ参議院議員藤田藤太郎>本会議発言(全期間)

藤田藤太郎 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

藤田藤太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

藤田藤太郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



4回
23117文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
16505文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

13回
41634文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

4回
26266文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
24回
107522文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 参議院本会議 第13号(1956/12/08、4期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております、略称スト規制法について、政府に対して、二、三の質問をいたしたいと思います。  要するに、スト規制法の審議につきましては、本法が基本的人権、公共の福祉に関し、憲法精神をいかに体得し、いかに生かすかという憲法上の重大問題を含んでおります。従ってまた世論及び学界、ほかの有識者の強い反対があるにもかかわらず、政府がこれを強引に存続を押し通そうとしている事実の前に立ちまして、参議院社労委といたしましては、慎重審議を尽すとの方針のもとに、これを審議し始めたのであります。  すなわち社労委におきましては、このスト規制法の問題は、……

第28回国会 参議院本会議 第10号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました最低賃金法案に対して日本社会党を代表して質疑を行いたいと思います。  最低賃金法とは、そもそも今日の世界において耳新しいものではないのでありまして、今日の立法はおそきに失すると言っても過言ではないのであります。労働者に対して最低生活を確保するに足る賃金を保障すべきであるという原則は、だれも否定し得ない真理であります。近代社会においては、労働者がその国の生産、経済、国民生活に重要な役割を持っておることは言を待たないでしょう。そのために、各国が労働者保護政策をとり、また国際的には労働者保護の機関としてILOは大きな意義と功績を立ててきました。四十回の総会を重……

第28回国会 参議院本会議 第28号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました日本労働協会法案に対し、日本社会党を代表して、政府に対し質疑を行います。  まず第一に、質問しなければならないのは、なぜこの労働協会法案を、今このようにして成立を期さなければならないかということであります。  御承知の通り、この法案によれば、日本労働協会は、経済基盤強化資金の中から十五億円を取り出して、経済基盤強化に資するために設けられたものなのであります。しかるに、この親法案ともいうべき経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案が、衆議院大蔵委員会において上らず、今国会における成立が不可能と断定されている現在において、しかも、社労委員会……

第31回国会 参議院本会議 第23号(1959/04/03、4期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました最低賃金法案に対する修正案につきまして、その提案理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  政府は、最低賃金決定方法として、第一に、業者間協定によるもの、第二に、業者間協定の地域的拘束力によるもの、第三に、労働協約による地域的拘束力によるもの、第四に、審議会の調査審議に基くものの四つを掲げております。第三の方式は、すでに労働組合法第十八条の労働協約の一般的拘束力の規定の適用によって十分であり、第四の方式も、労働基準法第二十八条以下によって十分なし得るところであります。ゆえに政府案の真のねらいは、第一、第二方式であ……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 参議院本会議 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、ただいま議題となりました失業保険法及び職業安定法の一部を改正する法律案及び船員保険法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表して、反対の態度を表明するものであります。  まず第一は失業保険の意義であります。労働者が社会生活の中の一員として、自分の持つ労働力を物の生産を通じて社会に貢献をする、この労働者が、いずれの社会においても、自己の都合以外によって社会に貢献する場所から離れ、すなわち失職したとき、失職を通じて生活の道が断たれたときには、国が政治施策として、次の働く場所を作り、また次の労働につくまでは、国や社会がその労働者の生活維持に責任を持つという建前でなくてはな……

第38回国会 参議院本会議 第13号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、国民年金法の一部を改正する法律案及び関連法案について質疑を行なうものであります。  第一に申し上げたいことは、社会保障制度の今後の推進拡大を政府はどう考えているかということであります。先日の予算審議の過程におきまして、所得倍増政策の中で雇用問題をどうするか、中庸年失業者や農業労働者の工業労働者への移動をどうするかの質疑に、政府は的確な答弁をしなかったのであります。的確な答弁をしなかったということは、的確な施策がなかったと言えるのでありましょう。子供をかかえた世帯の主体者が失業からくる貧困、これをどうするかの答えがないのであります。社会の手で、……

第40回国会 参議院本会議 第7号(1962/01/24、5期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表して、政府の施政方針に関し、総理以下関係閣僚に質疑を行なうものであります。  池田内閣は、組閣以来、大資本中心の高度経済成長政策を掲げ、所得倍増論のムードを振りまき、いかにも国民の所得が急速に拡大するごとく宣伝してきたのであります。しかし、民間設備投資の行き過ぎは物価の上昇を来たし、国際収支は危機を招くに立ち至ったのであります。この責任はだれが負うべきか、池田内閣の責任であります。しかるに、池田内閣は、この責任を民間に転嫁し、デフレ緊縮政策にその方針を切りかえようとしております。この政治、政策の欠陥によって犠牲になるのはだれか――であります。それは、中小企……


6期(1962/07/01〜)

第42回国会 参議院本会議 第7号(1962/12/22、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、ただいま議題となっております北村議員提案の副議長重政庸徳君不信任決議案に賛成をする次第でございます。  今日、今開かれております本会議は、議長職権による本会議でございます。皆さん、今度の四十二回国会は、石炭国会と言われますように、石炭労働者にとっては非常に重要な国会であることは、私が申し上げるまでもないと思うのでございます。有沢報告から発展して、池田内閣できめました石炭政策の大綱によりますと、今後、特に重点は今年から来年になるわけでありますけれども、七万六千人の炭鉱労働者が首を切られる。ささいな手当はついておりますけれども、この手当では炭鉱労働者の生活は守ることができない……

第42回国会 参議院本会議 第8号(1962/12/23、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十七年度一般会計補正予算(第1号)及び昭和三十七年度特別会計補正予算(特第1号)に対する修正案を提案し、その提案理由の説明を行ないたいと存じます。  まず最初に、本修正案の要旨を簡単に申し上げます。  現在炭鉱離職者に対しましては、労働基準法の定めるところによりまして、平均賃金の三十日分に相当する金額が支払われることになっておりますが、政府の今回の提案によりますところの補正予算によりますと、これら炭鉱離職者に対する給付金を若干増額いたしまして、最高限度額を十万円に引き上げるということであります。しかしながら、今日……

第43回国会 参議院本会議 第9号(1963/02/20、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質疑を行なうものであります。  第一にお尋ねしたいことは、政府は社会保障をどう理解されているかという点であります。  わが国の憲法は、主権在民をもとに、主権者たる国民の世論の上に福祉社会を建設しようとする大原則を打ち立てているのであります。経済活動の発展により、国民生活は向上し、国民購買力の増大に従って生産活動が上昇する、この原則は、単に日本だけではなく、住民主権の建前を持つ西欧諸国のすでにとっているところであります。この施策の前提は、完全雇用であり……

第43回国会 参議院本会議 第12号(1963/03/11、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表して、清掃法の一部を改正する法律案の提案説明をいたしたいと思います。  昭和三十一年以来の神武景気あるいは岩戸景気といった時点を大きなきっかけといたしまして、経済が異常な発展を見せ、都市化が急速に進んでいるのであります。これに伴って、急激に、清掃問題を初め、水の問題、公害、公園緑地の問題など、いわゆる生活環境は、これに伴わず、悪化し始めたのであります。言うまでもなく、東京、大阪などの大都市は、従来からも清掃の問題はあったのでありますが、このころから、作業量、仕事上の困難が急増したのであります。また同時に、地方の中小都市にもこの問題が正面立って出てきたのであ……

第43回国会 参議院本会議 第15号(1963/03/27、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました雇用促進事業団法の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審議の経過と結果を報告いたします。  本法律案は、貿易の自由化に伴う金属鉱山の縮小休止等による離職者の再就職を促進せんとするものでありまして、その要旨は、第一に、雇用促進事業団の業務に特例を加え、公共職業安定所の紹介により、金属鉱業等離職者を雇い入れる事業主等に対して、一定の要件により、雇用奨励金及び労働者住宅確保奨励金を支給すること。第二に、政府は右に要する費用相当額を事業団に交付すること。第三に、金属鉱業が貿易自由化に対処する情勢等を勘案して、この特例規定の施行期間を本年四月一日か……

第43回国会 参議院本会議 第31号(1963/07/01、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました職業安定法及び緊急失対法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論を行なわんとするものであります。  この法律案が提案されましてから、日本社会党が終始一貫して反対の意思を表明して参りましたことは、御案内のとおりでございます。本法案改正は、いわゆる失対打ち切りと同じ結果になるということであります。また、これは、低賃金労働者の一そうの増加と、安価な労働力の維持という大きな目的を持っているからであります。  参議院におきましては、本法案審議にあたり、国会法に違反して中間報告が行なわれ、議題になっているのであります。昨日の総理の発……

第46回国会 参議院本会議 第17号(1964/04/15、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま加藤君の意見を聞き、政府の答弁を聞いておりますと、労働者には弾圧によって臨むことでよいと言っておられるように思います。このようなことでは問題の解決はできません。私は、国民生活、労働者の生活を守る立場より、日本社会党を代表して、政府に対し質問を行なうものであります。  まず、最初の論点は、池田総理の理論的背景をなしていると言われる下村治氏の論理によれば、「経済成長のプロセスにおいて重要なことは、卸売り物価である。これさえ安定しておれば、国際収支の観点からいって、その国の物価は安泰である。消費者物価は、物とサービスの価格を含んでいるが、物の価格を代表する卸売り物価が動かない……

第46回国会 参議院本会議 第27号(1964/06/12、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました二法案について、社会労働委員会における審議の経過と結果を報告いたします。  まず、中小企業退職金共済法の一部を改正する法御案について申し上げます。  政府原案の要旨は、  第一に、退職金共済契約を締結し得る中小企業の範囲を常用従業員三百名以内まで拡張すること、  第二に、掛金月額を被共済者一名につき最高二千円に引き上げて、退職金の増加をはかること、  第三に、共済制度加入者の従業員福祉施設に対し、中小企業退職金共済専業団の余裕金を貸し付ける道を開くこと、  第四に、建設業など特定業種の中小企業者に、転々として期間を定めて雇用される労働者について、退職金共……

第46回国会 参議院本会議 第31号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました五法案について、社会労働委員会における審議の経過と結果を報告いたします。  まず、環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。  本法律法律案の要旨は、  環境衛生同業組合が、適正化規程の順守について、アウトサイダーと、また、組合員の経済的地位改善のためこれと取引関係のある事業者と、組合協約を締結し得ること。  大企業者の環境衛生関係営業への進出が、組合員の事業の健全経営、適正衛生確保に甚大な支障となる場合に、同業組合は大企業者と、進出事業の開始または拡張を、組合員の事業の合理化に必要な最少の期間、停止する特殊契……

第46回国会 参議院本会議 第32号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました三法案について、社会労働委員会における審議の経過と結果を報告いたします。  まず、重度精神薄弱児扶養手当法案について申し上げます。  本法律案は、精神薄弱のため日常生活において常に介護を必要とする二十歳未満の者を監護または養育する父母等で、制限条件に該当しない者に対し、精神薄弱児一人について月額千円の重度精神薄弱児扶養手当を支給しようとするものでありまして、衆議院において修正せられ、手当受給者の一定額以上の所得または公的年金受納による支給制限について制限条件を緩和せられました。  委員会における質疑の内容は、会議録によって御承知を願います。  質疑を終わ……

第48回国会 参議院本会議 第12号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました清掃法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審議の経過と結果を報告いたします。  本法律案の要旨は、  第一に、公共の場所における清潔保持及び運行中の列車における「し尿」処理について、関係者の責務を明確にすること、  第二に、市町村が行なう水洗便所の普及事業を促進するため所要の措置を講ずること、  第三に、汚物の収集処分に関する業務の委託に関して統一基準を定めるとともに、汚物取り扱い業の許可は、当該市町村による収集処分が困難であり、かつ、環境衛生上の支障が生ずるおそれがないと認められる場合に限ることとしたこと、  第四に、一定規模以上……

第48回国会 参議院本会議 第17号(1965/04/28、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました理学療法士及び作業療法士法案につきまして、社会労働委員会における審議の経過と結果を報告いたします。  本法律案は、理学療法士及び作業療法士の資格を定めるとともに、その業務が適正に運用されるよう規律し、身体または精神に障害のある者に対する医学的リハビリテーションの普及及び向上をはかることを目的とするものであります。  本法律案の要旨は、  第一に、理学療法及び作業療法の概念を明確にするとともに、厚生大臣の免許を受けて、医師の指示のもとに、理学療法、作業療法を行なうことを業とする者に、それぞれ理学療法士、作業療法主なる名称の独占使用を認めること。  第二に、……

第48回国会 参議院本会議 第22号(1965/05/27、6期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、ただいま議題となりました重政副議長不信任の件の提案者鈴木壽議員に対して、若干の質問をいたしたいと思います。  ただいま提案者のお話によりますと、副議長不信任案の第一の理由は、二百五十名の参議院議員の議長副議長、特に重政副議長は、議長を補佐して、厳正公平なる参議院の運営をするというたてまえを忘れている。それから、いままでにも、失対法をはじめ、同じような中間報告を便々として、自由民主党の圧力に屈して、言いなりになってやっている。もう一つの問題は、任期が六月一日に切れるのに、もしも、この国会が終わり、任期が切れて選挙に入る、空白な状態が予想をされるようなときにおいても、まだ副議……


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 参議院本会議 第12号(1965/12/09、7期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま大和、横川、稲葉、久保、亀田、五委員より提出されました参議院議長重宗雄二君の不信任決議案について、提案者に質問をするものでございます。  第一問でありますが、大和提案者に質問したいのであります。  重宗議長は、私の知る限りでは、与野党を問わず、われわれのよき先輩として、まことに謹厳実直な議員として、議会政治のとりでを守るにふさわしい人であると思っておりました。事実、議長の歩んできた道は、昭和二十一年に勅選議員になられて以来、英国的デモクラシーを身につけた参議院議員として、政治生活は、何よりもこれを実証するのではないかと思います。それゆえに、こ……

第55回国会 参議院本会議 第17号(1967/06/16、7期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表して、ILO条約批准に関し、政府に対し質疑を行なうものであります。  政府は、わが日本が常任理事国として参加しているILOをどう理解しているかという点であります。  ILOは、一九一九年創立以来、働く者の保護と、世界の恒久平和のために、社会正義を樹立し、大きな成果をあげてきたのであります。世界の恒久平和とは、国と国との力によるバランス平和ではなく、人数の生活を高め、また世界の労働者が保護されるところから始まるのであり、この役割りをILOが果してきたと言っても過言ではありません。一九四四年ILOのフィラデルフィアにおける宣言は、「世界のいずれかの地域における……

第55回国会 参議院本会議 第19号(1967/06/23、7期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 ただいま議題となりました炭鉱労働者の一酸化炭素中毒症に関する特別措置法案の提案理由とその内容について説明いたします。  去る昭和三十八年十一月九日、三池炭鉱における炭じん爆発は、炭鉱合理化政策の途上に発生した悲惨な労働災害でありました。日本一の優良鉱といわれた三池三川鉱の入気口よりわずか千メートルの地点で大爆発を起こし、大量の一酸化炭素ガスを発生し、これが三川鉱の全坑内、各切り羽に侵入充満して、坑内の労働者は一瞬にして倒れ、四百五十八名の死亡者と八百名にのぼる一酸化炭素中毒患者を出すという大災害となったのであります。  また、昭和四十年二月二十二日には、三井三池に劣らない優良鉱……

第56回国会 参議院本会議 第8号(1967/08/18、7期、日本社会党)

○藤田藤太郎君 私は、日本社会党を代表して健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に反対の態度を明らかにいたします。  本法律案の反対を叫んでいる国民の大多数は、「われわれには血と汗と労苦と涙のほか提供すべき何ものもない」と言っております。私は、この人たちに国民の厳粛な信託を受けて、この神聖な議場で、全力を尽くして本法案を審議し、政府がいままでの態度を改めない限り、廃案に追い込むことです、と答えてまいりました。  言うまでもなく、本法律案は、今臨時国会における唯一の中心問題であり、国政の重点がすべてここに集中されておりまして、医療保険問題がこのような地位を占めたことは、国会史上いまだか……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

藤田藤太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。