目黒今朝次郎参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました国民年金法等の一部を改正する法律案について、三木総理大臣並びに関係大臣に若干の質問を行うものであります。 最近における物価の情勢は、一時の狂乱状態を脱しつつあるとはいえ、現在、なお、その上昇率は対前年同月比一三%を超える大幅なものであり、加えて酒、たばこ、郵便料金の値上げなど本国会に提案され、さらに新聞報道によれば、私鉄運賃の二三%前後の値上げ、国鉄運賃の倍額値上げ、消費者米価の大幅値上げ、地方公共料金の大幅値上げなど、三木内閣の公約と逆行するいわゆる政府指導型による物価大幅値上げの動向にあり、依然として国民生活を圧迫して……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案理由の説明がありました原子爆弾被爆者等援護法案に対しまして、発議者代表の浜本万三君に対し、次の諸点についてお尋ねしたいと思うのであります。 その第一点は、原爆被爆者に対する国家補償の必要性についてであります。浜本君の提案理由の説明にもありましたように、米国は、昭和二十年八月六日広島市に、続いて同月九日には長崎市に原子爆弾を投下し、一瞬にして三十万人以上の国民の生命を奪い、それから三十年を経過した今日においても、生存被爆者たちは放射線障害によって肉体的、精神的な苦しみを強いられております。このような言語に絶する悲劇の直接の加害者……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして、これに反対する立場から討論をいたします。 国鉄は、昭和三十九年国鉄財政が赤字に転じて以来今日まで十四年、この間三回にわたるいわゆる再建計画が実施されましたが、ほとんど失敗し、さらに昨年末には国鉄再建対策要綱を閣議で決定し、五〇%の大幅運賃値上げと、財政面では特定債務整理特別勘定を新設、二兆五千四億をたな上げしたにもかかわらず、昭和五十一年度の決算では赤字額が当初予定の二倍にも及ぶ九千百四十一億円になり、まさに破局状態であります。今日でも一日の収入が七十一億……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました新東京国際空港の安全確保に関する緊急措置法案に対し、反対する立場から討論いたします。 昭和四十一年七月四日、政府は、わが党を初めとする多くの国民の反対の意思を無視し、しかも地権者である現地農民の同意を得ることなく、三里塚に巨大な国際空港の設置を決定いたしました。 以来十二年間、政府並びに空港公団は、権力を背景に、生活防衛のため反対する農民を排除し、一方的に工事を進め、生活を死守せんとする農民との間に血で血を洗う対立抗争が幾度となく繰り返され、三月二十六日には、空港管制塔の機器が破壊されるというきわめて不幸な事件が発生いたし……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、九月二十日行われた政府三演説に対して、雇用、農業問題を中心に若干の質問を行いたいと存じます。 造船不況や二百海里問題で大打撃を受け、社会不安におびえている宮城県の石巻市で、私は小学校のある先生から次のような話を聞きました。この学校は一クラス四十人前後、そのうち、失業し、保険給付も切れ、毎日の生活に困っている方々の子供さんが十人前後おります。昼の給食終了後、一人の生徒がビニール袋に残飯を詰めているのを給食係の先生が見つけて問いただすと、生徒は、「犬やネコに食べさせるのではありません、小遣いもなく、空腹に耐え、食べ物を欲しがっている小さな妹や……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案について反対の立場から討論を行うものであります。 まず、反対の第一の理由は、この法案自体が持つ基本的な性格についてどうしても承服できないということであります。 この法案は、名前の示すとおり、行き詰まった国鉄の経営を再建するための特別措置法であり、その目標を昭和六十年としているのであります。そのため幾つかの柱から成る措置を講ずることとしているわけでありますが、その最大の柱となる地方交通線の扱い、とりわけ特定地方交通線についてその重要な部分を法律で明らかにせずに政令にゆだねているのであります……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度決算について、鈴木総理初め関係大臣に質問いたします。 第一に、政府の経済運営について質問します。 五十五年度当時の政府の経済見通しによれば、当該年度の経済運営の二大目標は物価の安定と景気の回復となっておりました。五十五年度の政府経済運営はこの公約どおり実行されたでありましょうか。実績は公約とは全然逆の結果となっております。すなわち、消費者物価は当初見通しの六・四%が実績は七・八%、卸売物価は当初見通し九・三%が実績は十三・三%であります。また、これら両物価は前年度実績以下の上昇率に抑制するという政府見通しで……
○目黒今朝次郎君 ただいま議題となりました四法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、老人保健法案について申し上げます。 本案の主なる内容は、国民の老後における健康の保持と医療の確保を図るため、市町村は健康手帳の交付、健康診査、医療等の保健事業を、医療については七十歳以上の住民を、その他の保健事業については四十歳以上の住民を対象として総合的に実施すること。その医療を受ける際、医療を受ける者が一部負担金を支払うこととし、保健事業に要する費用について、医療以外の保健事業は国、都道府県、市町村がそれぞれ三分の一ずつの負担を、医療に要する費用につい……
○目黒今朝次郎君 ただいま議題となりました毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本案は、シンナー等をみだりに摂取し、もしくは吸入しまたはこれらの目的で所持する行為の禁止規定に違反した者に対する法定刑を引き上げ、新たに一年以下の懲役等に処することができることとするものであります。 委員会におきましては、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 以上御報告いたします。(拍手)
○目黒今朝次郎君 ただいま議題となりました公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件(国鉄労働組合関係)外十七件につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 各件は、公共企業体等労働関係法に基づき、三公社五現業の職員の基準内賃金を、昭和五十七年四月一日以降、一人当たり、基準内賃金の三・二二%相当額に二千六百九十円を加えた額の原資をもって引き上げること等を内容とする本年五月八日の仲裁裁定の実施について、国会の議決を求めるものであります。 委員会におきましては、採決の結果、各件はいずれも全会一致をもって公共企業体等労働委員会の裁……
○目黒今朝次郎君 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、戦傷病者戦没者遺族等援護法のほか、関連する二法律を改正しようとするものであり、その主な内容は、勤務に関連する傷病等による障害年金の受給権者の平病死に係る遺族年金等の額を恩給法に準じて引き上げるほか、戦没者の妻及び父母等に改めて特別給付金を支給することであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び無党派クラブを代……
○目黒今朝次郎君 ただいま議題となりました四法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、特定不況業種・特定不況地域関係労働者の雇用の安定に関する特別措置法案は、最近における内外の経済的事情の著しい変化により、特定不況業種及び特定不況地域において多数の離職者が発生していること等のほか、特定不況業種離職者臨時措置法及び特定不況地域離職者臨時措置法の有効期限が本年六月三十日に到来すること等にかんがみ、両法を統合整備し、引き続き関係労働者等の失業の予防、再就職の促進等のための特別の措置を講じようとするものであります。 次に、駐留軍関係離職者等臨時措置……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 我が国は四面を海に囲まれ、貿易立国を国是とする我が国経済社会活動の中にあって、港湾運送事業は海陸運送の結節点として重要な物流機能を担い、かつ国民生活の発展向上に多大な貢献をしているものであることと同時に、本法の第一条に定める法の目的に照らしてみて、今回の法改正案の内容では健全な港湾運送事業の発展につながり得ないものであり、逆に港湾の秩序を混乱させ、中小零細事業者の倒産、整理淘汰の促進、港に働く労働者の雇用不安の増大など、港湾機能の低下をもたらすことが強く予測されるもので……
○目黒今朝次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十八年度決算並びに決算に関連する諸問題について、中曽根総理及び関係各大臣に質問いたします。 まず、五十八年度決算の背景となっている経済運営について伺います。 五十八年二月を底に、戦後最大の不況と言われた第二次石油ショックに伴う経済の停滞は回復に向かい、それ以降、今日まで景気は回復拡大の方向に進んでまいりました。五十八年度政府経済見通しのGNPの実質成長率三・四%の見込みが実績は三・九%で、見通しを上回る好成績と表面的には言えます。しかし、政府は、四月に公共事業予算執行の前倒しを、さらに十月には内需拡大による景気振興……
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