小巻敏雄参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○小巻敏雄君 私は、日本共産党を代表して、原子爆弾被爆者等援護法案について質問いたします。 「三たび原爆を許すまい」、日本国民が心に抱き続けてきたこの悲願にこたえて、被爆三十周年の本国会に上程された本法案が全会一致をもって成立することを私は心から期待するものであります。(拍手) 審議に当たって、原子爆弾の投下が広島、長崎にもたらしたはかり知れない惨禍、その後今日まで被爆者、遺族に残された深い傷の跡について、いま改めて明らかにする必要があります。三年前、昭和四十七年、広島テレビ放送が出した「被爆者の手記」、その中で一人の遺族は次のように語っております。 気がついたとき、私は家屋の下敷きにな……
○小巻敏雄君 私は、日本共産党を代表し、日本専売公社法等の一部を改正する法律案について、総理並びに大蔵大臣に質問いたします。 今日のたばこは、年間販売高は二兆円を超し、葉たばこ耕作者は十二万人、たばこ販売店は二十五万店、これらを擁する一大産業であります。その経営の帰趨は、関連業界はもちろん、国民生活、わが国経済にも大きな影響をもたらす存在となっております。今回の法改正は、公社設立後三十年目にして初めて実施される重大な制度改正をも含んでおり、その影響はきわめて大きなものがあります。 まず第一にお尋ねしたいのは、物価に関する問題であります。 最近の物価をめぐる情勢はきわめて重大であります。昨……
○小巻敏雄君 私は、日本共産党を代表して、五十五年度予算三案に対する反対討論を行います。 八〇年代に入って国民生活が日に日に苦しさを増す中で、わが国の政・官・財界を通じて不正腐敗がせきを切ったように噴き出しています。長期にわたる自民党政権が招いた政治、経済、社会全域にわたる危機的様相に対して国民は深刻な不信を表明するとともに、五十五年度予算に対しては国民生活の安定と国家財政の再建を切実に求めているのであります。 ところが、政府予算案は、こうした国民の願いを無視し、じゅうりんするものでさえあります。 以下、私は、予算案の反国民性を明らかにして、反対理由を述べます。 まず第一に、この予算案……
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