志苫裕参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○志苫裕君 私は、日本社会党を代表をして、ただいま報告のありました農業、林業、漁業に関するそれぞれの報告について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 三木総理には御静養のところ、おいでいただきまして感謝いたしますが、無理のない程度にお答えをいただきたいと思います。 さて、ことしの農業白書は、端的に言って、不況は農業発展のチャンスだという見方をとっております。つまり、わが国農業は、これまでの高度成長のもとで、消費水準が急に上がったり、労働力や土地の流出、生産資材の高騰、地力の減退、生態系や環境の問題など、さまざまな困難を抱え込んでいたが、景気の鎮静化、不況で消費の伸びも山を越し、農地の転用……
○志苫裕君 ただいま議題となりました地方財政計画及び税財政の問題について、日本社会党を代表して、二、三質問いたします。 総理、経済の見通しがさっぱりつかないために、国民は、果たして福田さんでやれるのかどうか、疑問を持っております。あなたが怠けておるというのではありません。経済の専門家をもって任ずる総理の知識や、やっておられることが今日の状況に合わないのではないかという疑問、その検証がないままに、これでもかこれでもかと予算をつぎ込むことへの不安が頭をもたげておるのであります。 はた目には失政だと見えるのに、その基本認識を欠いたまま、国難のように人々の気持ちをそろえようとすることに抵抗を感じて……
○志苫裕君 ただいま報告及び提案のあった問題について、日本社会党を代表して質問いたします。 さきに行われた自民党の総裁選挙は、およそ国民の共感に乏しく、なかんずく地方政治についての認識はゼロに近かったのでありますが、わずかに大平さんの「田園都市」が救いであったと言えましょう。以来、この田園都市構想なるもの、一躍地域社会づくりの主役にのし上がった感がいたしますので、この際、その輪郭をはっきりさせたいと思います。 まず、田園都市という都市の概念あるいは都市設計の理念は、経済の発展段階に応じた古い歴史を持つものでありますが、総理の唱えるものはそれと同じ系譜の中にあるものか、それとも全く異質の発想……
○志苫裕君 日本社会党を代表して質問いたします。 「地方の時代」と言うから、それにふさわしいものでもあるかと思ったら、何もない。あべこべに来年度の地方財政は国の規模よりも小さくなっております。これは絶えて久しい逆転現象であるばかりでなく、総理がしばしば口にする時代論とは似ても似つかない奇異な感じがいたします。 八〇年代への第一歩を踏み出すわが国は内外にわたる変革と対応を迫られておりますが、経済の目標を国民の福祉に置き、地域経済の充実と個性のある多彩な地域社会を創造することが大きな課題であり、そのために国・自治体間の政治制度にも大胆なメスを加えることは国民的合意となっているのであります。地方……
○志苫裕君 ただいま議題となりました昭和五十一年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 昭和五十一年度決算は、昭和五十二年十二月二十七日国会に提出され、翌五十三年四月十日当委員会に付託され、また、国有財産関係二件につきましては、昭和五十三年一月三十一日国会に提出され、同日当委員会に付託されました。 当委員会は、決算外二件の審査に当たりましては、国会の議決した予算が所期の目的に沿い適正かつ効率的に執行されたかどうかについて広く国民的視野からの実績批判を行い、その結果が将来の予算策定に反映されるべきであるとの観点に立って審査を行ってきたのであ……
○志苫裕君 本院議員寺下岩蔵君は、去る四月十九日、東京慈恵会医科大学附属病院において、急性心筋梗塞のため、卒然と逝去されました。まことに痛惜哀悼の念にたえません。 私は、ここに、皆様の御同意を得て、議員一同を代表して、故寺下岩蔵君の霊に謹んで追悼の言葉をささげたいと存じます。 寺下君は、明治三十九年三月、青森県八戸市に生をうけられました。将来、土木建築業で身を立てるべく決意された君は、若くして故郷を後にされて以来、まさに裸一貫で、血のにじむような辛苦に耐えつつ修業を続ける傍ら、他日、建設業界で名を成すための素地を着々と積まれるという、苦難と努力の青春時代を過ごされたのであります。 やがて……
○志苫裕君 ただいま議題となりました昭和五十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外七件につきまして、決算委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 これら八件の内容は、昭和五十四年一月一日から同年十二月三十一日までの間に使用決定されました一般会計、特別会計の予備費関係及び国庫債務負担行為に係る経費でありまして、主な項目として、災害復旧、外国旅費、インドシナ難民関係及びスモン訴訟における和解の履行に必要な経費等が挙げられております。 委員会におきましては、これら八件を一括して審査いたしましたが、質疑の内容につきましては会議録によって御承知願いた……
○志苫裕君 日本社会党を代表して質問いたします。 田園都市国家の理念をうたい上げた大平前総理の承継者として東北出身の総理が誕生したことは、地方の時代を象徴するようではあった。が、やがて一年を迎えようとする鈴木内閣からは、その理念もリーダーシップも感じ取ることができない。 二度にわたる総理の施政方針演説が、個性に乏しい原稿の棒読みであったことは、はからずも総理に選ばれた者の緊張、まじめさと受け取れないでもないが、「地方」の問題についての認識が一言も表現されなかったのはなぜか。言うまでもなく、「地方の時代」は、爛熟した産業社会としてのわが国が直面するさまざまな課題、難問を乗り越える歴史的キーワ……
○志苫裕君 社会党を代表して幾つかのお尋ねをいたしますが、通告をした質問の前に、今も降り続いております雪の対策について政府の対応をお伺いいたします。 日本海側を中心とする雪は、既に五六豪雪を上回る地域も出て、人命を失うなど大きな痛手を受けております。政府は、災害救助法を発動するなどそれなりの手を打っておりますが、なお万全を期されるとともに、特に交通確保のための除雪費用が底をついてしまった自治体も多いので、とりあえずは五六豪雪の例に倣って特別の措置を講じられるよう、即席で恐縮ですが、雪国の人々のために総理の言明をお願いしたい、かように考えます。 さて、本題に入ります。 まず、新聞の投書欄か……
○志苫裕君 私は、日本社会党を代表して、ただいまの趣旨説明に関し若干の質問を行います。 「「警察官僚」が日本を制圧する」というショッキングなレポートが本になっておりますが、そこでは、かつて警察国家と言われた時代に地方を統治し、警察権も握った血統を持つ官僚集団の内務省復活のもくろみが追跡されております。名づけて新内務官僚。彼らには、内務省解体によってつくられた戦後の日本が欠陥だらけで、およそ行政の統合力が欠けているように映る。一方、民主警察のあかしとしてその職務を限定されたはずの警察は、いつの間にか総合治安対策を唱えて国の隅々にまで目を光らすほどにはみ出しております。これらの新内務官僚たちは、……
○志苫裕君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和六十年度予算三乗に対し、反対の討論を行います。 中曽根政権誕生以来二年四カ月、この間の総理は「戦後政治の総決算」をうたい上げ、すべての価値の中心であり国政の規範である平和憲法をないがしろにして、ひたすら軍拡路線を突っ走るとともに、アメリカ・レーガン政権の世界戦略に深くコミットして、スターウオーズ構想にまで理解を表明するなど、その言動は平和を愛好する日本国民の気持ちを逆なでするものであって、厳しく糾弾されなければなりません。 また、中曽根総理は、行政改革を金看板に掲げて政権の座についたのでありますが、第二臨調の答申を金科玉条……
○志苫裕君 日本社会党を代表して、地方税法と地方交付税法等の一部改正案及び六十一年度地方財政計画に関して若干の質問を行います。 まず、質問通告になくて大変恐縮でありますが、神奈川県逗子市では、池子弾薬庫跡に米軍住宅を建てたいという国の政策とのかかわりにおいて住民のリコール運動が展開され、これを推進する議会のリコールが成立し、反対の立場に立つ市長のリコールは不成立となりました。地方自治の本旨にかんがみ、住民の意思はあくまでも尊重さるべきであるが、まず総理の見解を求めます。 さて、昭和六十一年度の地方財政は、六十年度に続き、国庫補助負担率の引き下げがなければ収支が均衡するとされております。しか……
○志苫裕君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 反対理由の第一は、特別措置の点検と整理が極めて不徹底だということであります。 今日、税についての国民の関心が高まるにつれ、勤労所得の重税感や現行税制のゆがみからくる不公平感がますます募り、租税の信頼感は根底から揺らいでおります。租税が国家の根幹にかかわるものであることを思うとき、これはゆゆしき事態と言わなければなりません。 租税特別措置は、本来の租税原則や体系を離れた政策上の選択によって税の減免等を図るもので、単にこの措置法の規定のみならず、それぞれの本法の中にも導入され……
○志苫裕君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、反対の討論を行います。 この法案は、暫定予算絡みでいわゆる日切れ法案扱いとされ、わずかの審議日程で処理を求められたものであります。 補助金等の一律カットは国の財政事情だげを優先したものであることから、本院においては、この措置が地方公共団体の運営や国民の暮らしに多大な影響を及ぼすことを重視し、特別委員会を設けて慎重に取り扱ってきたいきさつがあります。しかるに、四十七法律にわたり、しかも補助金カットは三年間とした政府の約束を公然と破る本法律案の審議において、特別委員会の設置はおろか連合審査もままならぬ日程で、国民生活に支障が出るから上げてくれと……
○志苫裕君 私は、ただいまの片山君の動議に賛成いたします。
○志苫裕君 私は、ただいまの動議に賛成します。
【次の発言】 私は、ただいまの動議に賛成します。
○志苫裕君 私は、ただいまの動議に賛成します。
【次の発言】 私は、ただいまの動議に賛成します。
○志苫裕君 参議院制度改革検討会の設置について御報告申し上げます。 本院の組織及び運営の改革につきましては、これまで歴代議長のもと、同僚議員並びに各会派の御協力によりまして、幾多の改善策が実施され、その成果を上げてきたところであります。 このたび、さきの通常選挙により院の構成が改まりましたのを機に、去る九月二十八日に開かれました斎藤議長と各会派代表者との懇談会におきまして、我が国の二院制のもとにおける参議院のあり方に関する諸問題とその改善策を検討するため、新たに本院議員で構成する議長の諮問機関を設置することが合意され、その取り扱いについては議院運営委員会において検討することとなりました。 ……
○志苫裕君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして御報告申し上げます。 本法律案は、一般職の国家公務員の給与改定に伴い、国会議員の秘書に適用されている別表第一及び別表第二の給料表の全部改定を行おうとするものであり、本年四月から適用することといたしております。 委員会におきましては、審査の結果、本法律案は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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