諌山博参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました日米原子力協定について、反対討論を行います。 反対理由の第一は、この協定が、現行協定の持っている米国への従属性をそのまま受け継ぐばかりか、米国の国内法である核不拡散法の諸規定を全面的に取り入れた対米追従の協定となっていることです。 政府は、包括同立意取極にこぎつけたことを大きな成果だと言っています。しかし、原子力発電に使用する濃縮ウランは、その九割を米国からの供給に仰いでいるため、米国の同意がなければ原子力の平和利用ができないことに変わりはありません。さらに、新協定によって、従来米国の同意を要しなかった貯蔵や二〇%以上のウラン……
○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について質問します。 今、世界の人々は、米ソによるINF全廃条約締結、イラン・イラク戦争の終結など、核廃絶と軍縮、平和実現の可能性に明るい希望を持ち始めています。ところが、竹下内閣は、既に世界第三位の軍事費の水準に達しながら、来年度も軍事費突出の予算を続けようとしています。竹下内閣最初の防衛白書でも、平和と安全が依然として核兵器を含む力の均衡に基づく抑止によって維持されていると、核抑止力論を殊さら強調しています。 先日、ニコシアで開かれた非同盟諸国外相会議の宣言は、核抑止力論は平和を守るどころか、核軍備は……
○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、平成二年度の予算三案に対して反対の討論を行います。 反対理由の第一は、本予算案が国民世論に逆らって消費税を定着させ、国民に一層の負担を押しつけるものだからであります。 本年度の予算で政府がまずやらなければならなかったのは、消費税廃止を願う国民の声に耳を傾け、それを誠実に反映することでありました。消費税は本来、無条件に廃止すべきものです。しかるに政府は、ごまかしの見直し案を国会に上程し、それが本院で成立しないことを十分承知の上で押し切ろうとしています。このような政府のやり方は断じて容認できるものではありません。 反対理由の第二は、世界の流れに反し、軍……
○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成元年度決算外二件について、海部総理に質問します。 本日、午前中に開かれた参議院本会議において、昭和六十一年度決算に引き続き、昭和六十二年度決算が否認されました。それは、六十二年度予算が、GNPの一%枠を突破するという歯どめなき大軍拡である一方、国民生活関連予算を大幅に削減し、農業や石炭産業、中小企業を切り捨てる反国民的なものになっていたからであります。しかも、その執行において、中曽根内閣のもとで今日の異常な地価高騰や国土の荒廃をつくり出しました。緊急輸入されたスーパーコンピューターは、リクルート事件NTTルートの重大な疑惑を……
○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、財政演説に対して総理に質問します。 我が党は、本臨時国会が、宮澤総理の服部元秘書官らに対する証人喚問も実現されないまま、十一日間延長されたことに反対であります。しかし、PKO法案成立をねらう自民党は、そのための長期延長を強行することができませんでした。これは、憲法違反の自衛隊海外派兵に反対する大きな国民世論によるものにほかなりません。我が党は、あくまでもPKO法案の廃案を目指して奮闘する決意を改めて表明するものであります。 そこで、まずPKO法案について質問します。 PKO法案は、昨年の国連平和協力法案が廃案になったのに続いて、前臨時国会で継続とな……
○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、議院運営委員長井上孝君を解任する決議案に賛成の討論を行います。 解任に賛成する第一の理由は、本日の本会議の設定を強行し、かつ、議院運営委員長として、本来国際平和協力等に関する特別委員会に差し戻さなければならない国際平和維持活動協力法案を、職権によって無理やり本会議に上程したことであります。 六月五日の国際平和協力等に関する特別委員会での採決とは一体いかなるものであったでしょうか。国民が寝静まった深夜、委員会での一切の約束を踏みにじって審議を強行的に中断し、我が党の吉川春子理事が文書によって質疑継続の動議を提出しているにもかかわらず、いかなる正規の採決……
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