国会議員白書トップ参議院議員山下芳生>本会議発言(全期間)

山下芳生 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

山下芳生[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP100(参)
55位

本会議発言(非役職)歴代TOP50(参)
31位
18期TOP25
22位
23期TOP5
3位
24期TOP10
6位
23期(非役職)TOP5
2位
24期(非役職)TOP5
4位

山下芳生参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

17期
(1995/07/23〜)
発言数
3回
76位
発言文字数
8504文字
79位

18期
(1998/07/12〜)
発言数
5回
66位
発言文字数
24518文字
22位
TOP25

21期
(2007/07/29〜)
発言数
1回
96位
発言文字数
2151文字
162位

22期
(2010/07/11〜)
発言数
2回
80位
発言文字数
4312文字
120位

23期
(2013/07/21〜)
発言数
9回
20位
発言文字数
36956文字
3位
TOP5

24期
(2016/07/10〜)
発言数
12回
14位
発言文字数
42917文字
6位
TOP10

25期
(2019/07/21〜)
発言数
6回
44位
発言文字数
20846文字
27位

26期
(2022/07/10〜)
発言数
3回
62位
発言文字数
9123文字
60位


参議院在籍時通算
発言数
41回
89位
発言文字数
149327文字
55位
TOP100

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

17期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
8504文字
73位

18期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
5回
24518文字
18位

21期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
2151文字
159位

22期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
4312文字
114位

23期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
9回
36956文字
2位
TOP5

24期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
12回
42917文字
4位
TOP5

25期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
6回
20846文字
24位

26期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
9123文字
57位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
41回
149327文字
31位
TOP50

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

17期(1995/07/23〜)

第134回国会 参議院本会議 第17号(1995/12/11、17期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、政党助成法及び公選法改正案に関し、総理、関係閣僚並びに提案者に質問いたします。  リクルートや佐川急便事件など、相次ぐ金権腐敗政治に対する国民の怒りと批判が高まる中、我が党を除く各党が政治改革の名のもとで行ったことは、民意をゆがめる憲法違反の小選挙区制と、国民の政党支持の自由を侵害するこれまた憲法違反の政党助成であり、さらには腐敗の根源である企業献金の温存でありました。これが真の政治改革でないことは言うまでもありません。  しかも、当時各党は、公費による政党助成をするかわりに、五年後には企業献金を見直し、全面禁止に向かうと言っていたではありませんか。に……

第142回国会 参議院本会議 第19号(1998/04/10、17期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  日米安保共同宣言に基づく新ガイドラインによって、日本防衛中心から、新たに周辺事態での出動、米軍支援に役割を拡大した自衛隊に、必要な権限、組織、体制を与えようとするのが今回の防衛庁設置法及び自衛隊法の改正であります。  まず初めに、統合幕僚会議の権限拡大について伺います。  一つは、統合防衛計画に並んで、新たに統合警備計画の作成を統合幕僚会議の権限としたことであります。政府は、この統合警備計画には周辺事態における米軍基地警備も含まれると衆議院で答弁しましたが、これはまさ……

第142回国会 参議院本会議 第25号(1998/05/11、17期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、大規模小売店舗立地法案外二法案について、総理並びに関係大臣に質問をします。  商店街を初め中小小売商業は、これまで地域の自治組織や文化行事の担い手になるなど、地域コミュニティーの核として大切な役割を果たしてきました。住民と商店街事務局をファクスネットで結び、救急通報にも活用するなど、お年寄りが安心して住み続けられる町づくりに積極的に貢献している商店街も生まれています。  また、同じ百万円の買い物がされても、大型店の場合はその大半が本部に吸収され、地元には年間百二十万円の経済効果しかないのに対し、商店街の場合はそれが仕入れや生活費などで地域を循環し、年間……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 参議院本会議 第10号(1998/09/25、18期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、総理の訪米報告に対する質問をいたします。  初めに、金融問題について伺います。  最近の世論調査でも、九割近くの国民が日本長期信用銀行への公的資金投入に反対と答えています。中小企業に貸し渋る銀行をなぜ税金で助けるのか、長銀の乱脈経営のツケをなぜ国民が負担するのか、これが町にあふれる国民の声であります。  ところが、日米首脳会談で総理は、クリントン大統領に存続可能な銀行を十分な額の公的資金で支援すべきだと要求され、金融システムの安定性を揺るがさない決意で臨むと答えたといいます。総理、大統領の言う存続可能な銀行とは何を指しているのですか。総理は、存続可能、……

第146回国会 参議院本会議 第5号(1999/11/17、18期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、中小企業基本法等改正案に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  日本の中小企業は全事業所の九九%を占め、勤労者の七八%がそこで働いています。また、世界でも群を抜く技術水準で日本の物づくりを土台から支えるとともに、地域の文化、伝統を守り、安心して住み続けられる町づくりに貢献しています。まさに中小企業は日本経済の主役であります。  そこでまず、中小企業の果たす役割について総理の認識を伺います。  中小企業基本法を改正するというのなら、こうした役割を正しく評価し、大企業中心の産業政策の補完役として中小企業を位置づけてきた歴代自民党政権の中小企業政策を……

第147回国会 参議院本会議 第7号(2000/03/17、18期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇〇年度政府予算案に反対の討論を行います。  討論に先立ち、私は、小渕首相がわずか三日間、従来の三分の一にも満たない日数しか予算委員会に出席しなかったことに強く抗議するものであります。  言うまでもなく、予算編成の最高責任者は首相です。加えて、首相自身にかかわるNTTドコモ株疑惑が政治問題となっているのであります。首相出席は国会が決めることなどと逃げるのではなく、みずから進んで国民に対する説明責任を果たすことこそ最高責任者のとるべき態度であります。  こうした首相の責任回避とも言える姿勢が今や内閣全体に蔓延していることを端的に示したのが、新潟県警の……

第149回国会 参議院本会議 第2号(2000/08/01、18期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、森総理に質問をいたします。  久世前金融再生委員長が辞任をいたしました。しかし、これで一件落着ではありません。総理は、久世参議院議員が三菱信託銀行から巨額の利益供与を受けるなど特別の癒着関係にあったことを事前に知っていながら、それを問題なしとして、事もあろうに金融行政の責任者に据えました。総理、この判断自体は今でも間違っていないと言うのですか。  また、久世参議院議員は、記者会見において、参議院比例区選挙で名簿の順位が当選ラインに入るために、霊友会などに協力を求めて自民党の党員を大量に確保し、その党費として一億円をマンション業者大京から自民党に支払って……

第150回国会 参議院本会議 第4号(2000/10/19、18期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題とされました議長不信任決議案に対し、我が国の民主主義と参議院の権威にかけて断固賛成する立場から討論を行います。(拍手)  この国会の異常な状態の中で、斎藤十朗前議長が辞任をされ、新たに井上裕議長が選出をされました。  私たちは、井上新議長にあてて、選挙に先立ち、けさ次の二点の要請を行ってきました。一つ、公正、民主的な議会運営に努められたい。二つ、今日の事態の正常化を図るよう努力されたい。  これに対し、井上議員は就任のあいさつで、国民主権の原則を大切にしながら、公正無私を旨として、議院の正常かつ円満な運営を図り、もって本院の権威の高揚と使命……


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 参議院本会議 第9号(2007/11/26、21期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党を代表して、二〇〇六年度の決算について、福田総理に質問します。  この決算は、貧困と格差が広がる中、弱い立場の人々を更に容赦なく切り捨てる小泉構造改革の総仕上げともいうべきものでした。その下で国民がどれほど苦汁を味わってきたか、私は六年間、人々の声をじかに聞き、一つ一つ胸に刻んできました。  わずかな年金でおかずのない御飯を何回も食べています、年配の女性がうつむいたまま話してくれました。こういう方の住民税まで三倍、四倍に引き上げたことに怒りを覚えます。  昨年末、滋賀県で、四十三歳の父親と障害を持つ二人の娘さんが無理心中する事件がありました。新聞には、障害者自立支援法に……


22期(2010/07/11〜)

第180回国会 参議院本会議 第25号(2012/08/29、22期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、野田内閣総理大臣に対する問責決議案に賛成の討論を行います。  日本共産党が野田総理問責決議案に賛成する最大の理由は、自民党政治を変えてほしいという政権交代に託された国民の願いを、三代にわたる民主党政権がことごとく裏切ったからであります。  とりわけ、野田政権は、四年間は消費税を上げないという公約を投げ捨てて、事もあろうに、自民党、公明党と大連合を組んで消費税増税法案を強行するまでに成り下がりました。政権交代に期待した数千万の有権者に一体どう説明するのか。今や野田政権は、身も心も自民党とうり二つの政権になったと言わなければなりません。  一方、自民、公明……

第183回国会 参議院本会議 第10号(2013/03/06、22期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問します。  東日本大震災から間もなく二年となります。しかし、復旧・復興、とりわけ住宅再建の遅れは深刻です。親戚宅に身を寄せていたが、二年もたち、これ以上は肩身が狭い、狭い仮設住宅に二世帯で同居しているが、もう限界、世帯ごとに入りたいなど、今でも仮設住宅への入居待ちが陸前高田市で七十世帯、東松島市で百世帯にも上っています。  災害公営住宅の建設を急ぐとともに、被災者が自ら住宅を再建する支えとなる被災者生活再建支援法による支援金を大幅に拡充すべきではありませんか。  これから住宅を再建する被災者にとって、消費税増税は大打撃となります。岩手県では、……


23期(2013/07/21〜)

第185回国会 参議院本会議 第9号(2013/11/22、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、国家戦略特別区域法案について質問します。  政府は、国家戦略特区について、新たな規制緩和を全国で展開するための突破口と位置付けています。しかし、これまでの規制緩和によって私たちの社会が一体どうなったのか、しっかり検証する必要があるのではないでしょうか。  今や、若者や女性の二人に一人が正社員になれず、不安定雇用と低賃金に苦しんでいます。そのことに多くの国民が胸を痛めています。若者や女性のせいではありません。一九九九年の派遣労働の原則自由化、二〇〇四年の製造業への派遣労働の解禁など、相次ぐ労働法制の規制緩和がもたらした結果であり、これが賃下げ社会の一番の……

第185回国会 参議院本会議 第12号(2013/12/05、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、内閣委員長水岡俊一君解任決議案に断固反対する討論を行います。  反対理由の第一は、政府の提出した法律案を始め、付託された案件を慎重に審議することは委員会の最も重要な使命であり、その点で水岡委員長には一点の瑕疵もないからであります。  提案者が問題にする国家戦略特区法案は、衆議院では、三日間の質疑と参考人質疑、総理出席の審議など二十二時間以上を充てているのに対し、参議院の内閣委員会では、まだたった一回、五時間程度しか審議できておりません。  審議が十分にできていない最大の原因は何か。そもそも、五十三日間しかない今臨時国会であるにもかかわらず、政府が内閣委……

第185回国会 参議院本会議 第14号(2013/12/07、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、国家戦略特区法案に反対の討論を行います。  法案の内容に入る前に、法案審議の民主的ルールを真っ向から否定した与党による本院と内閣委員会の運営について一言申し上げたい。  国家戦略特区法案は、安倍内閣の重要法案とされているにもかかわらず、公正で円満な運営を進めようとしていた前内閣委員長を数を頼んで解任した上に、委員長職権で委員会を開催し、参考人質疑も行わず、委員の十分な審議も保障しないまま、委員会に続いて本会議で採決を強行しようとしていることに対し、まず強く抗議をいたします。  内閣委員会における本法案の審議時間は、衆議院の三分の一にも満たない僅か七時間……

第186回国会 参議院本会議 第3号(2014/01/30、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問します。  今国会は、これまでにない状況の下で幕を開けました。秘密保護法廃止を求める人波と声で国会が包囲されたのです。昨年暮れの秘密保護法強行に反対した国民の声は、収まるどころか、日がたつにつれ広がっています。  なぜか。秘密保護法では、政府が保有する膨大な情報の中から政府の恣意的判断によって特定秘密が指定されます。懲役十年以下の重罰と、それによる威嚇や適性評価の名によるプライバシー侵害と権力の監視にさらされるのは、限られた公務員の特殊な漏えい行為だけではありません。国民の普通の日常とその自由が広く対象とされます。国民は、何が秘密かも秘密とさ……

第186回国会 参議院本会議 第13号(2014/04/02、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、国家公務員法改正案について質問します。  まず、国家公務員制度改革の基本問題について質問します。  本法案は、二〇〇八年に制定された国家公務員制度改革基本法に基づくものとされています。我が党を除く与野党の修正合意で成立したこの基本法を始め、この間、国家公務員制度改革と称して進められてきたのは、第一に内閣一元管理という名の官邸の人事権の強化であり、第二に天下りの全面的な容認でありました。その一方で、公務員制度の根幹問題である労働基本権の回復は一切先送りされてきたのであります。こうした改革が何をもたらしたのか、今厳しく問われなければなりません。  第一に、……

第187回国会 参議院本会議 第3号(2014/10/02、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問します。  初めに、御嶽山噴火による犠牲者、負傷者の皆様に心からの哀悼とお見舞いを申し上げます。引き続き、捜索、救出に全力を挙げることを求めます。  また、広島市での甚大な土砂災害を始め、この夏、全国で相次いだ集中豪雨や台風による犠牲者、被災者の皆様にも心からの哀悼とお見舞いを申し上げます。  土砂や瓦れきの撤去、当面の住宅の確保など緊急の要求に応えるとともに、被災者生活再建支援法に基づく支給限度額を少なくとも五百万円に引き上げること、その対象を、浸水被害を受けた被災者、商店や小規模事業所など、なりわいに被害を受けた被災者まで拡充することを求……

第189回国会 参議院本会議 第7号(2015/02/18、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問します。  今年の一月十七日は、六千四百三十四人が犠牲となった阪神・淡路大震災から二十年目の日でした。当時、住宅を失った被災者が復興への道を歩み始める上で最大の障害となったのが、私有財産制の国では個人の財産は自己責任が原則という立場をかたくなに取り続け、住宅再建のためには一円も出さないとした政府の姿勢でした。しかし、被災者が中心となって粘り強い共同と闘いが取り組まれ、一歩一歩それが政治を動かし、被災者生活再建支援法を実現させ、ついに国の制度として全壊世帯に三百万円支給するところまで前進しました。  この制度は、運動の発端となった阪神・淡路の被……

第189回国会 参議院本会議 第43号(2015/09/18、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、安倍首相問責決議案に断固賛成する討論を行います。  問責決議案に賛成する第一の理由は、安倍首相が、憲法九十九条によって課せられた憲法を尊重し擁護する義務をないがしろにし、憲法を憲法でなくする暴挙にひた走っているからであります。  戦争法案の中身は、戦闘地域での米軍への兵たん、戦乱が続く地域での治安維持活動、地球のどこであっても米軍を守るための武器使用、そして、日本が攻撃されてもいないのに、アメリカ及び第三国に対する武力攻撃に対処するために武力の行使をする集団的自衛権の行使など、全て憲法違反であることは明白であります。  憲法学者の大半、歴代の内閣法制局……

第190回国会 参議院本会議 第7号(2016/01/28、23期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。  まず、甘利大臣の口利き疑惑について伺います。  甘利大臣は、国会質疑で現金の受取を否定しませんでした。大臣室で会ったことは覚えているのに、五十万円受け取ったかどうか記憶が曖昧というのは、国民の常識では考えられません。  この疑惑は、あっせん利得罪に関わる重大な問題です。大臣どころか国会議員の資格が問われています。総理は甘利大臣任せで見守るという態度ですが、それでは済まされません。総理が任命した主要閣僚の重大疑惑です。総理自ら真相解明に責任を負うべきではありませんか。  通常国会が始まった一月四日、議員会館の前には三千八百人の人……


24期(2016/07/10〜)

第192回国会 参議院本会議 第9号(2016/11/09、24期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党を代表して、関係大臣に質問します。  地方自治体が住民福祉の増進を図るという本来の役割を果たすためには、地方税や地方交付税など必要な財源が保障されなければなりません。ところが、地方の財源不足が二十一年間も続いています。その原因はどこにあるでしょうか。まず、総務大臣に認識を伺います。  元々、我が国では、国と地方を合わせた行政サービスの六割を地方自治体が担っているにもかかわらず、国、地方を合わせた税収の四割しか地方に配分されないというギャップがあります。その上に、この間の自民党政治が地方財政を悪化させる要因となったことを指摘しなければなりません。  一つは、バブル経済崩壊……

第193回国会 参議院本会議 第8号(2017/03/10、24期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  地方財政計画及び地方税法、地方交付税法改定案について質問します。  地方自治に関わって、まずお聞きします。  安倍政権は、二月六日、沖縄県名護市辺野古で米軍新基地建設の工事を再開し、大浦湾のちゅら海に連日、巨大なコンクリートブロックを投げ込んでいます。断じて許されません。  沖縄では、二〇一四年の名護市長選挙、県知事選挙、総選挙、そして二〇一六年の参議院選挙と、辺野古が争点となった全ての選挙で新基地建設反対を掲げたオール沖縄が勝利するなど、県民の意思は明白です。この圧倒的な民意を踏みにじり、新基地建設を強行することなど、民主主義と地方自治を掲げる国と……

第193回国会 参議院本会議 第32号(2017/06/14、24期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長山本順三君解任決議案に賛成の討論を行います。  そもそも、今日は、本会議散会後に、次回の日程を協議するために議院運営委員会理事会を開くことを朝の理事会で確認しておりました。にもかかわらず、山本議院運営委員長は、昼休みに突然、理事会を開いたのであります。なぜか。今日、昼前に突然、与党代表自民党国対委員長から野党代表民進党国対委員長に対し、共謀罪法案については中間報告を行いたい、その上で採決したいと、一方的な通告があったからであります。  与党の諸君は恥を知りなさいと言わなければなりません。国会は何のためにあるのか。参……

第195回国会 参議院本会議 第5号(2017/11/22、24期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。  総理は、森友、加計疑惑について、丁寧に説明すると繰り返しながら、所信表明では一言も語りませんでした。しかし、総理夫妻のお友達のために行政がゆがめられ、国政が私物化されたのではないかという重大な疑惑です。いつまでも逃げ続けることは許されません。  まず、森友疑惑について聞きます。  国民の財産である国有地が八億円も値引きされ、ただ同然で森友学園に払い下げられたからくりが、音声データの生々しいやり取りで明らかになりました。  近畿財務局の職員が、幾らなら買えるのかと籠池理事長に尋ね、籠池氏が一億六千万円と応じ、財務局職員は、それに近いと……

第196回国会 参議院本会議 第7号(2018/03/16、24期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党を代表して質問します。  法案の質疑に入る前に、麻生副総理・財務大臣に質問します。  学校法人森友学園への国有地貸付け、売却に関して、財務省が決裁文書を改ざん、捏造して国会に提出していた事実が明らかとなりました。この文書は、国政調査権を持つ本院の予算委員会が要求し提出されたものであり、まさに本院を冒涜するものであります。  行政府が立法府を一年以上にわたって欺き続けていたなどという事態は前代未聞であり、これでは国会審議も議会制民主主義も成り立ちません。そもそも公文書管理法第一条には、公文書が民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源であると記されています。その公文書を改ざ……

第196回国会 参議院本会議 第25号(2018/06/04、24期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党を代表して、働き方改革一括法案について安倍総理に質問します。  政治家にとって言葉は命です。たとえ自らに不都合なことであっても、真実に真摯に向き合う姿勢があるなら、その言葉は国民の心に響くでしょう。ところが、総理、あなたの言葉にはそれがありません。自らに掛けられた疑念に対する誠実で真摯な姿勢が全く伝わってきません。  総理、あなたにとって言葉とは何ですか。あなたの言葉は国民の心に響いているとお考えですか。  過労死の悲劇を二度と繰り返さない、総理の言葉です。しかし、全国過労死を考える家族の会の寺西笑子会長は、衆議院の意見陳述で、過労死防止法に逆行する働き方改革関連法案、……

第196回国会 参議院本会議 第36号(2018/07/19、24期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、伊達忠一議長不信任決議案に対する賛成の討論を行います。  議長にとって最も重要な役割は、選挙によって選ばれた全国民の代表者によって構成される参議院を公平かつ円満に運営することであります。  前回選挙直後の二〇一六年八月一日に行われた本会議での議長選挙において、投票総数二百四十二票中二百四十一票を得て当選したのが伊達忠一君でありました。  当選した伊達新議長は就任の挨拶で、もとより微力ではございますが、公平無私を旨として、議院の正常かつ円満な運営を図り、我が国二院制の下で参議院がその使命と役割をしっかりと果たしていけるよう、全力を尽くす決意でございますと……

第197回国会 参議院本会議 第3号(2018/10/31、24期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。  この間、大阪北部地震、西日本豪雨、台風二十一号、北海道胆振東部地震など、大規模な自然災害が連続しました。亡くなられた方、被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。  災害から国民の命と財産を守ることは政治の要です。その立場から二点提案します。  一つは、被災者の住宅となりわいをどう再建するかです。  東日本大震災では、いまだに五万七千人もの被災者が避難生活を強いられています。七年半もたつのに、なぜ住宅の再建ができないのか。インフラの点検だけでなく、被災者の住宅となりわいの再建に関わる問題点の把握こそ緊急に行うべきです。……

第197回国会 参議院本会議 第9号(2018/12/07、24期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、安倍首相問責決議案に賛成の立場から討論を行います。  賛成理由の第一は、安倍首相の国会を愚弄する暴走が余りに目に余るからであります。  今参議院で起こっている、重要法案が審議が極めて不十分なまま次々強行されようとしている事態の震源地は、全て安倍首相にあります。  技能実習生の失踪者調査によって、日本では外国人労働者を人間として受け入れる体制が整っていないことが浮き彫りとなりました。国民の六割から八割も今国会で法案を成立させる必要がないと言っています。にもかかわらず入管法改定の来年四月施行を急ぐのは総理の御意向だと法務省担当者が与党議員に説明していたとい……

第198回国会 参議院本会議 第8号(2019/03/13、24期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党を代表して、安倍総理並びに関係大臣に質問します。  東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から八年がたちました。改めて、犠牲となられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、今も避難生活を強いられている方を始め、被災された方々にお見舞いを申し上げます。政府が被災者支援に最後まで全力を尽くすこととともに、東電が最後のお一人まで誠実に誠意ある賠償を行うことを求めます。  震災の教訓を生かすために、野党は、津波で根こそぎ住まいを失うなど、被災された方々への支援金の上限をせめて五百万円に引き上げる被災者生活再建支援法改正案、いまだ四万人を超える方がふるさとに戻れない福島の現実を踏……

第198回国会 参議院本会議 第10号(2019/03/27、24期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表し、地方税法、地方交付税法の改定案等四法案に対し、いずれも反対の討論を行います。  法案の問題点に入る前に、安倍政権が、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う埋立てで、新たな区画への土砂投入を開始したことに対し、民主主義と地方自治の名において断固たる抗議の意を表明するものであります。  七割以上が埋立て反対という県民投票の民意を無視し、一か月の工事停止と集中協議を求めた玉城デニー知事の要請も拒否した上に、大浦湾側の埋立面積の六割以上を占める軟弱地盤の改良には途方もない時間が掛かる、施工不可能な深度に軟弱地盤が存在することも確認されている。にもかかわらず、た……

第198回国会 参議院本会議 第29号(2019/06/24、24期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理問責決議案に賛成の立場から討論します。  賛成理由の第一は、安倍総理には、主権者である国民の声に真摯に耳を傾ける姿勢が一切なく、ただただ数の力で、国民の切実な願いを踏みにじり、悪政を強行するばかりだからであります。  その典型は沖縄です。安倍総理の任期中に、沖縄県民は、翁長雄志知事が誕生した知事選挙、オール沖縄勢力が圧勝した国政選挙、玉城デニー知事が誕生した知事選挙、そして辺野古埋立て反対が七割を超えた県民投票など、繰り返し繰り返し辺野古新基地建設ノーの圧倒的民意を示し続けてきました。ところが、総理は、口では沖縄県民の心に寄り添うと言いながら、……


25期(2019/07/21〜)

第201回国会 参議院本会議 第3号(2020/01/24、25期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。  まず、桜を見る会について聞きます。  どの世論調査でも、七、八割の国民が総理の説明に納得できないと答えています。ところが、総理は、施政方針演説でこの問題に一言も触れませんでした。余りに無自覚、無反省と言わねばなりません。  以下、端的に聞きます。  一つ。総理は、長年の慣行の中で、招待者の基準が曖昧であった結果として招待者の数が膨れ上がってしまったとの答弁を繰り返していますが、問われているのは長年の慣行ではありません。第二次安倍政権で総理自身が行った桜を見る会の私物化です。その認識はないのですか。  二つ。下関市の安倍晋三事務……

第201回国会 参議院本会議 第23号(2020/06/08、25期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党を代表して、第二次補正予算案について安倍総理に質問します。  まず、予備費の問題です。  十兆円もの巨額の予備費は、憲法に定める財政民主主義をじゅうりんするものです。巨額の血税の使い道を政府に白紙委任することなどできません。  国民の批判が高まる中、政府は予備費十兆円のうち五兆円について、雇用維持や生活支援に一兆円、事業継続に二兆円、医療提供体制に二兆円と、大まかな使途に言及しました。ならば、総理、政府・与党の責任で明確に予算化し、国会で修正すればよいではありませんか。答弁を求めます。  緊急事態宣言は解除されましたが、北九州市や東京都での新規感染者の拡大に見られるよう……

第203回国会 参議院本会議 第6号(2020/11/30、25期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表し、二〇一九年度決算について菅総理に質問します。  同決算は、内閣総理大臣が主催する政府の公的行事として、桜を見る会に予算の三倍もの税金が投入された決算です。  当時の安倍総理は、桜を見る会に多数の地元後援会員を招待した上、その前夜、都内のホテルで安倍晋三後援会主催で後援会員らを招いた前夜祭を開催していましたが、安倍氏側が数百万円の費用を補填していたことが判明したと報道されました。これが事実なら、公職選挙法違反、政治資金規正法違反は明白です。  しかも、重大なのは、国会で一年にわたって総理がうそをついていたことです。国会と国民を愚弄するものであり、絶対に曖昧……

第204回国会 参議院本会議 第20号(2021/05/07、25期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  会派を代表して、温暖化対策推進法改正案について関係大臣に質問します。  法案に入る前に、田村厚労大臣に伺います。  新型コロナの感染者が入院できず必要な医療を受けられない事態が広がっています。国が主導して全国レベルの連携を強め、病床確保や医師、看護師の派遣など、緊急対策を行うことを求めます。  大阪の事態は特に深刻です。二点提案します。  第一は、大阪への医師の派遣です。いまだ実績はゼロです。これでどうして命が守れるのか。大阪からの要請待ちにならず、国として医療機関のニーズをつかみ、医師派遣に道を付けるべきではありませんか。  第二は、自宅療養者への……

第208回国会 参議院本会議 第13号(2022/04/01、25期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。会派を代表し、岸田総理に質問します。  冒頭、ロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略に強い憤りを込めて抗議し、ロシアの軍事行動の即時中止を求めます。  ウクライナに対する人道支援が急務です。我が党はウクライナ支援募金に取り組み、これまでに九千二百四十五万円が寄せられ、UNHCRとユニセフに順次お渡ししています。その際、四百万人を超える国外避難民のほとんどが女性と子供であり、家族ばらばらにされることへの深い心の痛みを抱えていること、心のケアも含めて国際社会の支援が必要となっていることも伺いました。こうした点や避難民の受入れも含め、政府として非軍事の人道支……

第208回国会 参議院本会議 第22号(2022/05/13、25期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  会派を代表して、温暖化対策推進法改正案について関係大臣に質問します。  南太平洋に浮かぶソロモン諸島では、既に五つの島が海に沈みました。インド洋で水没の危機にあるモルディブの元大統領は、一・五度に抑える目標を放棄することは我々への死刑宣告だと昨年のCOP26で訴えました。南極では、氷河の先端が海にせり出した棚氷の崩壊が急速に進んでいます。最新の研究ではこれを引き金とする大規模な氷床の崩壊が危惧されており、そうなれば大規模な海面上昇となります。  温暖化による海面上昇は百年、二百年と長く続きます。将来世代の被害を少しでも和らげるためにCO2の排出削減は……


26期(2022/07/10〜)

第211回国会 参議院本会議 第18号(2023/04/26、26期、日本共産党)

○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。会派を代表し、安保三文書について総理に質問します。  岸田政権が閣議決定した安保三文書は、戦後の安全保障政策を大転換し、敵基地攻撃能力の保有とGDP二%への大軍拡に踏み切るものです。  歴代政権が掲げてきた専守防衛の建前さえかなぐり捨て、憲法九条を真っ向からじゅうりんするもので、断じて容認できません。  まず指摘したいのは、三文書には、東アジアの平和をどう構築していくか、主体的な外交戦略が欠落していることです。  三文書は、ウクライナ侵略のような事態が東アジアで発生することは排除されないとして、防衛力を抜本的に強化していくとの結論を一足飛びに導き出してい……

第211回国会 参議院本会議 第28号(2023/06/02、26期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、いわゆるマイナンバー法等改定案に対し、反対の討論を行います。  そもそも、本日の会議でこの法案を採決することが許されるのでしょうか。  政府はこの間、河野太郎デジタル大臣を先頭に、マイナンバーカードは便利です、安全ですと大宣伝し、カードを持てばポイントが付きます、カードに保険証や年金口座を付ければポイントが更に増えます、合計二万ポイントですなどと、本来任意であるはずの国民のマイナンバーカード取得をあおりにあおってきました。  ところが、今起こっていることは何か。コンビニで他人の住民票が出る、病院で他人の診療情報や薬剤情報が出る、ポイントが他人のカードに……

第213回国会 参議院本会議 第28号(2024/06/19、26期、日本共産党)

○山下芳生君 私は、日本共産党を代表し、自民党が提出し、公明、維新の賛成で可決され、参議院に送付された政治資金規正法改定案に反対の討論を行います。  今国会に課せられた重要な責務は、自民党裏金事件の真相を徹底解明し、再発防止の抜本改革を実現することであります。  ところが、自民党には真相を解明する気がさらさらありません。政治倫理審査会では、衆議院で申し立てられた四十四名、参議院で規程十七条に基づき出席と説明を求められた二十九名の自民党議員はいまだ誰一人応じておりません。加えて、東京地裁における安倍派会計責任者だった松本淳一郎被告の証言によって、三月に出席した安倍派幹部議員の弁明が偽りだった疑い……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10

山下芳生[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。