小泉親司参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、北朝鮮のミサイル発射問題について質問をいたします。 今回の北朝鮮によるミサイル発射は、民間の航空機や漁船など多数が往来する太平洋の公海上に、何らの通告もなく撃ち込まれた危険で乱暴きわまりないものであります。また、ミサイルの着弾点から見て、日本領土上空を通過した可能性が伝えられていますが、そうだとすれば、我が国の主権と安全を脅かす行為であります。 日本共産党は、北朝鮮に対し、厳しく抗議をするものであります。同時に、北朝鮮に対し、事実関係の全容を明らかにすること、二度とこうした行為を繰り返さないことを強く求めるものであります。 そこで、今回の問題の事……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、額賀福志郎防衛庁長官問責決議案に、賛成の討論を行うものであります。 今回の防衛庁背任事件は、兵器の調達に当たって、防衛庁と日本電気・NECとその関連企業が共謀して、国民の税金である四兆八千億円にも上る軍事予算を食い物にした重大な事件であります。しかも、防衛庁が組織ぐるみで証拠を隠滅するという恥ずべき行為を行った前代未聞の事件であり、二重三重に国民に対する背信行為として、断じて容認できないものであります。 既に明らかなように、今回の事件は、防衛庁と東洋通信機の不正な水増し事件からニコー電子の背任事件に拡大し、親会社であるNEC自身も、五年間で百億円以……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、日米ガイドライン関連法案について質問いたします。 ガイドライン関連法案が、戦争か平和かという日本の二十一世紀の命運にかかわる重要な法案であることは、法案に対する立場を超えて、だれもが認めることでしょう。ところが、政府が法案の根本的な問題について筋道の立った説明を行わないまま、事もあろうに首相の訪米の手土産などとして衆議院で採決が強行されました。私は怒りを持ってこれに抗議するものであります。まず、このことを指摘して、以下質問いたします。 質問の第一は、アメリカの軍事行動への自衛隊の軍事支援が、戦争を放棄し、国際紛争を解決する手段としての武力の行使と威……
○小泉親司君 日本共産党を代表して、日米地位協定に関する特別協定について質問いたします。 今回の特別協定は、本来アメリカ政府が負担すべき米軍基地の維持経費を日本政府が肩がわりするために特例措置を設けるものであります。 日本政府はこれまで、米軍への思いやりと称して、アメリカ政府言いなりにこの負担に従ってきました。その際、政府は、米国が膨大な財政赤字を抱え、国防費、在日米軍駐留経費が逼迫していることを最大の根拠として、この特別協定を締結すると説明してきました。しかし、今日、アメリカは財政黒字を記録し、逆に日本は六百四十五兆円という膨大な財政赤字を累積するに至ったのであります。事態は全く逆転し、……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、総理のAPEC首脳会議報告について質問をいたします。 APECはそもそもアジア太平洋地域の経済協力会議でありますが、今回はテロ対策が焦点となりました。このことは、テロ根絶が二十一世紀の世界とアジアの平和にとって不可欠の課題であることを示しております。 APEC首脳会議でのテロ対策に関する声明は、同時多発テロを厳しく非難するとともに、テロ根絶のために国連が主要な役割を果たすべきことを強調しました。その一方、アメリカなどの軍事攻撃に対する支持表明は一言もありませんでした。 総理は、テロ特別措置法案の審議の際、APEC首脳はアメリカの軍事行動は基本的に……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、PKO協力法改正案に反対の討論を行うものであります。 まず、指摘したいことは、本法案が憲法九条にかかわる重大な法案にもかかわらず、総理出席、連合審査、参考人招致などの徹底審議を求める要求をすべて拒否し、わずか十二時間、二日の委員会で審議を終結させて強行したことは、議会制民主主義の上からも看過できないものであり、強く抗議するものであります。 反対の第一の理由は、本改正案の国連平和維持軍、PKFの凍結解除が、武力行使に一層踏み込むものであるからであります。 我が党は、国連が行う平和維持活動をすべて否定するという態度をとっておりません。しかし、自衛隊の……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、中国瀋陽総領事館事件の外務省報告について質問をいたします。 今回の問題では、事件の本質的な部分で日本側と中国側の説明が食い違っており、事実の解明が必要であります。そこで、幾つか事実関係をただしたいと思います。 昨日、総理は、我が党の質問に対し、本年三月以降、北朝鮮から脱出する者の事案が頻発していることも踏まえ、これらの者が在外公館に侵入した場合を念頭に対処を準備し、関係公館に伝達していたと答弁されました。侵入というのは、押し入るという意味でありますが、これへの対処というのは受入れ阻止の措置を取るということではないのですか。もしそうでないというなら、……
○小泉親司君 日本共産党を代表して、イラク特措法案について、小泉純一郎総理に質問をいたします。 まず、私は、依然として戦争が続くイラクに戦後初めて自衛隊地上部隊を派遣する重大な本法案が、衆議院でわずか四十数時間の審議で与党三党によって強行されたことに強く抗議をするものであります。 イラク特措法案は、自衛隊のイラク派兵によって米英軍による軍事占領を支援することに核心があります。アメリカのイラクでの戦争は、国連憲章に照らして何の道理もない無法極まる戦争であります。最も貴ぶべき人命を奪い、イラクの子供たちや女性たちを始め、イラク国民に惨劇を与えるものでありました。今回の法案がこの無法な戦争を正当……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました石破防衛庁長官に対する問責決議案に賛成の討論を行うものであります。 現在、重大な問題となっているイラクの特措法案は、戦後初めて自衛隊の地上部隊をイラクに派兵し、米英占領軍の支援を行う希代の違憲立法であります。 現にイラクでは全土で戦闘が行われ、毎日と言われるほど米兵が襲撃され死亡するなど、危険極まりない状況を呈しております。そのイラクに自衛隊を派遣したら自衛隊員の命が危険にさらされるという重大な懸念も取りざたされております。 それにもかかわらず、石破防衛庁長官は、ブッシュ政権のブーツ・オン・ザ・グラウンドという圧力を受けて……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、イラク特別措置法案に対する反対の討論を行います。 まず、私は、戦後初めて自衛隊の地上部隊を戦地イラクに派兵する究極の違憲法案が、わずか三十数時間という極めて不十分な審議時間の下で、自民、公明、保守の与党三党によって強行されたことに満身の怒りをもって糾弾するものであります。 反対の理由の第一は、戦闘地域と非戦闘地域の区分ができるという虚構の下で、自衛隊を戦地に派遣する危険極まりない法案だからであります。 参議院での審議のさなかにもイラクの現地の情勢は悪化の様相を呈しており、正に泥沼化しているのであります。ロケット弾や仕掛け爆弾、自爆テロなどによる米……
○小泉親司君 日本共産党を代表して、テロ特措法改正案について小泉純一郎総理に質問をいたします。 まず、テロと戦争の問題であります。 アフガニスタンにおける対テロ戦争は二年を過ぎました。米英を始めとした大規模な戦闘によってタリバン政権は倒れましたが、ウサマ・ビンラーディンもアルカイダ・ネットワークも見付かっておりません。この事実は、戦争という手段ではテロを根絶できないということを示しているのではありませんか。 アナン国連事務総長は、七月二十三日に提出したアフガニスタンの状況に関する報告書で、アフガニスタン全土の全般的な治安状況は脆弱のままであり、多くの地域では悪化の兆しを示していると述べて……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表してテロ特措法改正案に反対の討論を行うものであります。 テロ特措法案は、そもそも九・一一テロに対し、アメリカが開始した報復戦争の軍事支援のために自衛隊を海外派兵させるものであり、日本国憲法第九条を真っ向から踏みにじるものであります。この違憲立法を延長する今回の改正案は断じて許されるものではありません。 反対の理由の第一は、戦争という手段ではテロを根絶できないどころか、軍事力での対応がテロの土壌を増幅し、拡大するものであるからであります。 アフガニスタンにおけるテロ報復戦争は二年を過ぎました。しかし、米英を始めとした大規模な武力行使によってタリバン政権は……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、イラクへの自衛隊派兵承認案件について、小泉純一郎総理に質問をいたします。 小泉内閣は、戦争状態にあるイラクに戦後初めて武装した自衛隊の派兵を強行いたしました。戦争をしない国としてアジアと世界の平和を希求する日本国憲法を軍靴で踏み付けにする正に歴史的暴挙であります。しかも、衆議院で日本の命運を分けるこの重大問題を虚偽とごまかしで押し通したことは絶対に許されるべきものではありません。 総理は、自衛隊の派兵に当たって、慎重の上にも慎重に検討し判断すると述べ、陸自先遣隊の調査を受けて、サマーワの治安が安定している最大の論拠に、住民の意向を反映した市評議会が……
○小泉親司君 私は、日本共産党を代表して、有事関連七法案並びに関連条約について質問をいたします。 まず指摘したいのは、日本国憲法と国の進路にかかわるこれらの重要法案が、残り会期わずか数週間という状況の下で当院の審議に付されることであります。これは、参議院の審議を軽視する以外の何物でもありません。十分な審議時間も保障されないこれらの有事関連法案を強行することは断じて許されないことをまずもって強調したいのであります。 今回の法案は、昨年強行した武力攻撃事態法を具体化し、日本国民をアメリカの戦争に動員するものであります。 まずお伺いしたいことは、今日の情勢の下で、一体アジアのどの国が日本に攻め……
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