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仁比聡平 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

仁比聡平[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP250(参)
101位

23期TOP10
7位
24期TOP25
12位
26期TOP5
2位
23期(非役職)TOP10
6位
24期(非役職)TOP10
10位
26期(非役職)TOP5
1位

仁比聡平参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

20期
(2004/07/11〜)
発言数
1回
136位
発言文字数
1978文字
161位

21期
(2007/07/29〜)
発言数
2回
61位
発言文字数
4567文字
97位

23期
(2013/07/21〜)
発言数
11回
14位
発言文字数
31345文字
7位
TOP10

24期
(2016/07/10〜)
発言数
11回
18位
発言文字数
37725文字
12位
TOP25

26期
(2022/07/10〜)
発言数
10回
5位
発言文字数
35042文字
2位
TOP5


参議院在籍時通算
発言数
35回
122位
発言文字数
110657文字
101位
TOP250

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

20期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
1978文字
155位

21期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
4567文字
94位

23期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
11回
31345文字
6位
TOP10

24期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
11回
37725文字
10位
TOP10

26期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
10回
35042文字
1位
TOP5


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
35回
110657文字
72位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

20期(2004/07/11〜)

第165回国会 参議院本会議 第14号(2006/11/24、20期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に御質問をいたします。  まず、理事会の御配慮をいただき、教育について質問をいたします。  今、いじめにより子供たちが自ら命を絶っています。どうすればいじめや自殺をなくせるのか、未履修問題で問われる本当の学力を保障する高校教育の役割は何なのか、親も先生方も、国民みんなが胸を痛め真剣に考えています。この国民的議論にこたえ、これを真正面から受け止めて徹底審議を尽くすのが国会の責任ではありませんか。  にもかかわらず、教育基本法改定という、憲法に準ずる法案を与党単独で強行採決した衆議院での暴挙に私は怒りをもって抗議をするものでございます。  まず、総……


21期(2007/07/29〜)

第170回国会 参議院本会議 第10号(2008/11/26、21期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、麻生総理並びに関係大臣に質問いたします。  年の瀬を前にして、今、国民生活と経済は危機に立たされています。  二〇〇七年度決算の最大の特徴は、国民には定率減税の全廃だけでも一・七兆円の庶民増税、さらに社会保障予算の二千二百億円削減を押し付ける一方で、空前の利益を上げる大企業、大資産家には証券優遇税制の延長を始め二兆円規模の減税を強行したことにあります。  一部の輸出大企業の応援に熱中し、そのしわ寄せを雇用や家計に押し付けてきた自民、公明の構造改革路線が深刻な貧困と格差を広げ、国民の所得を減らし、内需を冷え込ませ、極端な外需、輸出頼みという我が国経済の脆……

第173回国会 参議院本会議 第5号(2009/11/30、21期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  自民、公明の福田内閣による〇八年度予算は、生活者、消費者が主役と言いながら、あくまで構造改革路線を強行するものでした。自公政権は、大企業のもうけがいずれ家計に波及すると強弁してきましたが、その誤りはもはや最悪の形で証明されたと言うべきです。総理はどうお考えですか。  家計への波及どころか、新政権の貧困率調査によっても、既に〇六年には国民の六分の一、およそ二千万人の国民が貧困ライン以下の生活を強いられていました。  暮らしは今、一層深刻な危機に立たされています。その根源にある世界でも異常な大企業の横暴を規制し、暮らしと権利を守るルールある経済社会への転……


23期(2013/07/21〜)

第185回国会 参議院本会議 第10号(2013/11/27、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、憲法の基本原理を踏みにじる希代の悪法、特定秘密保護法案の乱暴極まる衆議院採決を強行した安倍内閣及び衆議院与党の暴挙に、満身の怒りをもって抗議し、安倍総理に質問いたします。  およそ国の行政機関が保有する情報は、主権者国民のものであります。その国民世論を見るなら、総理、何が何でも今国会で成立させるなど、もってのほかではありませんか。  先週、本法案の廃案を求め日比谷公園を出発したデモは、一万人を超え、夜十時過ぎまで国会を包囲しました。日本弁護士連合会、日本ペンクラブ、テレビのキャスター、出版人、演劇人、憲法・メディア法・刑事法・歴史学者など、これまでにな……

第185回国会 参議院本会議 第13号(2013/12/06、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、この参議院においても、先週水曜日の審議入り強行以来、実質僅か七日の間に行われた国会の自殺行為というべき暴走の数々に満身の怒りをもって抗議するとともに、特定秘密保護法案に断固反対の討論を行います。  同僚議員の皆さん、今この瞬間も、立場を超えて国会を包囲し、国の隅々から噴き上がっている、希代の悪法、特定秘密保護法案廃案、今国会成立などもってのほかという圧倒的な国民の声がどう聞こえているのでしょうか。私たちは、この世論を敵視し、テロ行為とその本質において変わらないなどと威嚇した政治家と断じて同じ立場に立ってはなりません。これほどの重大法案の行方に世論が集中……

第186回国会 参議院本会議 第11号(2014/03/28、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、二〇一二年度決算について質問いたします。  民主党野田政権による二〇一二年度予算は、その公約に反して、消費税の増税、米軍普天間基地の辺野古への移設、TPP推進などに踏み出し、国民からノーを突き付けられて下野することとなった予算であります。  ところが、安倍政権は、その民主、自民、公明三党合意による増税と社会保障の改悪を一層推し進め、今、八%増税の四月一日が迫る中、国民の怒りと不安は渦を巻くように広がっています。  世論調査でも、景気回復を実感していないという方が七七%、家計支出を減らすという方が五五%に上っています。つくられた円安と株高で一部の輸出大企……

第186回国会 参議院本会議 第31号(2014/06/13、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、改憲手続法改正案に断固反対の討論を行います。  安倍総理が、何が何でも集団的自衛権の行使を容認しようと、事もあろうか解釈改憲の閣議決定をあと僅か一週間の今会期中に迫るなどという立憲主義破壊の暴走に、国民的怒りは日を追うごとに広がっています。  解釈改憲であれ明文改憲であれ、我が国憲法の根幹である憲法九条をなきものにし、日本を戦争をする国に変える憲法改悪は断じて許されない、それが多くの国民の声であります。  そもそも、改憲手続法は、七年前、戦後レジームからの脱却、時代に最もそぐわないのは憲法九条と唱えた第一次安倍政権によって強行された九条改憲と地続きのも……

第186回国会 参議院本会議 第33号(2014/06/20、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、秘密国会法案、すなわち国会法及び参議院規則改定案、参議院情報監視審査会規程案をまたも多数を頼んで強行した自民、公明与党に満身の怒りをもって抗議をするとともに、断固反対の立場から討論を行います。  本法案は、戦後初めて国会に秘密会を常設するという極めて重大な法案であり、国会の在り方の根本に関わるにもかかわらず、自民、公明両党が会期末ぎりぎりに提出し、実質会期前日の昨日、合意なく強行付託され、僅か七時間で強行採決されたものであります。  国会法改正案はもちろんのこと、参議院規則、規程案をどう定めるかは、二院制の本旨と参議院の自律性が問われる大問題です。その……

第189回国会 参議院本会議 第33号(2015/07/24、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、参議院選挙制度に関する自民党、維新の党、日本を元気にする会、次世代の党及び新党改革提出のいわゆる二合区十増十減案、民主党、公明党、無所属クラブ及び生活の党と山本太郎となかまたち提出の十合区案に、いずれも反対の立場から討論を行います。  まず、審議の在り方について、同僚議員の皆さんは、先ほど来の不十分極まりない質疑のみで立法府の責任を尽くしたというのでしょうか。我が党は、両案を政治倫理・選挙制度特別委員会に付託し、必要かつ十分な審議を行うことを強く求めましたが、この後採決されようとしていることに改めて厳しく抗議をするものです。  そもそも、選挙権は国民の……

第189回国会 参議院本会議 第36号(2015/08/21、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、盗聴法の大改悪など刑事訴訟法等改定案について、関係大臣に質問いたします。  本法案は、我が国の刑事司法に問われてきた根本問題である冤罪の根絶を、取調べ及び供述調書への過度の依存からの脱却とか世界一安全な日本創造などとすり替えて、盗聴法の大改悪と司法取引導入を柱にした憲法違反の治安立法というべきであり、その本質をいささかも変えるものではない修正によって成立を図ることは断じて許されません。  今回の刑事司法改革の直接の契機となった厚生労働省村木厚子さんの事件では、特捜部主任検事自ら、関係者に虚偽の自白を強要し、証拠を改ざんした重大な違法捜査が明らかとなりま……

第189回国会 参議院本会議 第42号(2015/09/17、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、安倍政権と自民、公明両党が、戦争法案の夏までの成立という対米誓約の下、今国会で強行してきた数々の強行採決、憲法と議会制民主主義を破壊する数々の暴挙に満身の怒りを込めて抗議するとともに、ただいま議題となった中川雅治議院運営委員長の解任決議案に断固賛成の討論を行います。  その最大の理由は、憲法違反が明白の戦争法案を何が何でも成立させるために、議会制民主主義を踏みにじり、この本会議の開会を強行したことであります。  与党が本日夕刻に安保特別委員会で行った戦争法案の強行採決は、暴力的とはもはや形容できない、暴力そのものでした。鴻池委員長が、解任動議の取扱いの……

第190回国会 参議院本会議 第8号(2016/02/02、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。  本日、この異例の本会議が行われることとなったのは、甘利明前大臣が、安倍内閣中枢の重要閣僚として政府四演説を行いながら、代表質問の直後に辞任したからであります。しかも、その理由は、前大臣と公設秘書が多額の金銭を受け取って口利きを行ったという、あっせん利得罪を始め、議員の資格そのものが問われる重大疑惑です。大臣を辞めたからといって、幕引きが許されるものでは断じてありません。  まず、伺いたい。甘利前大臣を重んじてきた総理自身の任命責任、真相解明の責任の重大性をどのように認識しているのですか。  甘利前大臣は、報道は記憶と違う部分が……

第190回国会 参議院本会議 第26号(2016/05/13、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  九州熊本地震で亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。  会派を代表して、九州熊本地震対策と補正予算について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  私も、本震が襲った翌日の四月十七日、余震で大きく揺れ続ける熊本に入り、一週間後の二十四日、また二十九日、五月一日、七日と、熊本市、益城町、西原村、南阿蘇村、阿蘇市、菊池市、大津町、御船町、甲佐町などを訪ね、被災者の皆さんの声を伺い、また各自治体の対策本部や関係団体の皆さんの御要望を受け止めて、その実現のた……

第190回国会 参議院本会議 第29号(2016/05/20、23期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、盗聴法拡大、刑事訴訟法等改悪案に断固反対の討論を行います。  今回、刑事司法改革の直接の契機となった厚生労働省村木厚子さんの事件を始め、繰り返されてきた数々の冤罪事件は、たまたまの不幸だとか刑事裁判に付きまとう弊害などではありません。憲法と刑事訴訟法に反する捜査権限の濫用によって生み出されてきたものであります。  そこには、捜査機関が描いたストーリーに従って、都合が悪ければ客観的証拠を隠してでも自白を強要する根深い自白偏重主義があります。その温床が、長時間、密室の取調べ、長期の身柄拘束を可能とする人質司法、代用監獄、調書裁判など、我が国刑事司法の構造的……


24期(2016/07/10〜)

第192回国会 参議院本会議 第7号(2016/10/28、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、外国人技能実習法案について、関係大臣に質問いたします。  我が国で働く外国人労働者は過去最高の約九十一万人となり、そのうち派遣や請負で働く人たちが四分の一、技能実習生は一八・五%を占めています。言葉の壁、構造的な低賃金と様々な人権侵害、家族を含む生活の困難さなど問題は深く、外国人労働者の憲法と労働法に基づく権利が保障され、人間らしい営みができるよう、労働条件の抜本的改革こそ急務です。  安倍政権は、いわゆる働き方改革の一つとして外国人材の受入れを掲げ、また、自民党働き方改革特命委員会は、これまで政府が高度人材として積極的に受け入れてきた多国籍企業の経営……

第192回国会 参議院本会議 第17号(2016/12/09、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、部落差別の解消の推進に関する法律案に対し、断固反対の討論を行います。  その理由は、本法案が、部落差別の解消推進のための理念法といいながら、部落問題解決の歴史に逆行して、新たな障壁をつくり出し、部落差別を固定化、永久化する恒久法であり、その危険は極めて重大だからであります。  部落問題は、封建的身分そのものではなく、その残滓です。その解決は、民主主義の前進を図る国民の不断の努力を背景に大きく前進しました。国の同和対策特別事業は二〇〇二年三月に終結し、十四年たつ今日、社会問題としての部落問題は基本的に解決された到達点にあります。  時として起こる、不心得……

第193回国会 参議院本会議 第27号(2017/05/29、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、憲法違反の共謀罪、組織的犯罪処罰法改定案を何が何でも押し通そうとする安倍政権に満身の怒りを持って抗議するとともに、総理及び関係大臣に質問いたします。  まず、加計学園疑惑について伺いたい。  格差が大きく広がる中で、政治や行政を私物化し、これが発覚すると権力ずくで隠蔽する。森友学園疑惑に国民はあきれ果て、うんざりする中、総理の腹心の友が理事長を務める加計学園の獣医学部新設問題について、前川文科省前事務次官の重大な発言がなされたのです。にもかかわらず、先ほど来の開き直った総理の答弁に国民の怒りは沸騰することでしょう。  同学部新設を可能ならしめた規制緩和……

第193回国会 参議院本会議 第30号(2017/06/07、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました法務委員長秋野公造君解任決議案に賛成の討論を行います。  その最大の理由は、安倍政権が憲法違反の共謀罪法案を何が何でも押し通そうとする下で、法務委員長が、徹底審議に求められる重要問題を脇に置いて、結局、政府・与党言いなりにその職権を行使しているからであります。  先週の北海道新聞の世論調査で、共謀罪反対の声は前月から一四ポイント増えて五九%と、賛成三四%を大きく上回り、特に四十代、三十代以下の若い世代で急増していることがはっきりしました。内閣支持率は一二ポイント急落し、四一%です。説明不十分との声は八五%に達し、自民党支持層でも……

第193回国会 参議院本会議 第33号(2017/06/15、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、憲法違反の共謀罪法案について関係大臣に質問いたします。  法案が付託された法務委員会において、審議は全く尽くされていませんでした。逆に、僅かな対政府質疑でも、法案の持つ重大な危険性、それをごまかそうとする政府答弁の矛盾や詭弁が更にあらわになっていました。  その法務委員会の審査権を踏みにじり、議案を本会議が取り上げておきながら、その国会を国会でなくす暴挙を行った自民党が、質疑時間を数を頼んで制限する、私は断固抗議をするものです。  まず、法務大臣に伺いたい。昨日から続くこの本会議で同僚議員が明らかにしてきたとおり、審議すればするほど、国民が内容を知れば……

第196回国会 参議院本会議 第9号(2018/03/28、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、二〇一八年度一般会計予算外二案に対し、断固反対の討論を行います。  国民の怒りと野党六党の結束した追及の中、とうとう政府は、森友学園に国有地を異例の条件で貸し付け、ただ同然で売り払うことを決めた決裁文書を改ざんしていた事実を認めざるを得なくなりました。  公文書は、民主主義の根幹を支える国民の共有財産であり、現在と将来の国民のための歴史的事実の記録です。焦点の決裁文書は、本院の予算委員会が一年以上にわたって要求し続けてきたものです。改ざん文書を提出して本院を冒涜し、国政調査権をじゅうりんし、国会と行政府の信頼関係を破壊し、国民を欺いてきた罪は余りにも重……

第196回国会 参議院本会議 第23号(2018/05/30、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、民法の一部を改正する法律案について質問いたします。  本法案は、民法が定める成年年齢を二十歳から十八歳に引き下げようとするものです。  大人も子供も、一人の人として基本的人権、自己決定権が尊重されなければなりません。成年年齢の引下げは、現在未成年者とされている十八歳、十九歳の若者の自己決定権を拡大する積極的な意義を持ち、欧米諸国を始め国際社会の趨勢にも合致するものです。  一方、我が国において今成年年齢の引下げを行うことについては、それに伴う大きな問題が存在し、国民的な合意が成立しているとは言えない状況にあります。  今日の成年年齢引下げ法案提出へとつ……

第196回国会 参議院本会議 第30号(2018/06/27、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、二〇一六年度決算及び二〇一六年度国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、内閣に対する警告及び二〇一六年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成の立場から討論を行います。  本決算は、森友学園に異例の条件で貸し付けられた国有地がただ同然で売り払われた二〇一六年、疑惑の年そのものの決算です。  国民の怒りと野党の結束した追及の中、今国会でとうとう政府は、この特例承認の決裁文書の膨大な改ざんを行っていた事実を認めました。さらに、学園側との交渉記録について、廃棄した、残っていないという佐川元理財局長の昨年二月以来繰り返してきた答弁……

第197回国会 参議院本会議 第5号(2018/11/28、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、出入国管理法及び法務省設置法改定案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  本法案に、世論調査では六割から八割の国民が今国会の成立にこだわるべきではないと答え、その声は急速に広がっています。またもや民意を踏みにじり、昨日、衆議院でまともな審議もないまま強行採決で押し通し、今日、こんな夕方からの異常な本会議を強行した政府・与党は恥を知るべきであります。  総理、これほど乱暴に事を推し進めるのはなぜですか。二〇一六年、日本経団連が、労働力不足がボトルネックとして一定の技能を有する外国人材の活用を求めた提言など、財界の要請を何より優先するからではあり……

第197回国会 参議院本会議 第10号(2018/12/08、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法改定案について、反対の討論を行います。  今国会での成立を急ぐべきではない、この世論は急速に広がり、八割に上っています。多くの皆さんが、外国人労働者が置かれている深刻な労働実態、無権利、そこに付け込むブローカーや暴力団の暗躍を知るにつけ、ルーツが違っても人間として共に暮らせる社会、同じように八時間働けば人間らしく暮らせる社会をどうやったらつくれるのか、真剣に考えておられるのではないでしょうか。  家族の帯同や教育、社会保障の在り方など、徹底した審議こそ本院に求められていました。大体、地域経済や中小企業、農業、建設……

第198回国会 参議院本会議 第26号(2019/06/14、24期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、二〇一七年度決算に反対、内閣に対する警告に賛成、国有財産増減及び現在額総計算書に反対、国有財産無償貸付状況総計算書に賛成の立場から討論を行います。  反対の理由の第一は、政府が、国民犠牲のアベノミクスによって貧困と格差を大きく広げ、暮らしと景気に大打撃を与えてきたからです。  二〇一七年の施政方針演説で、総理は、全国津々浦々で確実に経済の好循環が生まれていると都合の良い数字ばかり並べて胸を張りましたが、国民にそんな実感は全くありませんでした。それどころか、リストラや過労死、子育てや教育、介護の負担、病気などで、かつて中間層と言わ……


26期(2022/07/10〜)

第210回国会 参議院本会議 第7号(2022/11/18、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表し、民法等一部改正案について質問いたします。  戦後民法は、一九四七年、日本国憲法施行に伴い、家父長制を柱とする家制度を廃止し、女性と子供を無権利者とした明治民法を根本的に改めて出発しました。しかし、嫡出、非嫡出の差別や、父の子に対する支配権の色濃い親権概念、懲戒権など、差別的規定をそのまま引き継ぐ不十分さを残しました。  刑法においても、性犯罪における抗拒不能要件や堕胎罪など、憲法に照らし改正されるべき不当な規定が残されています。  憲法二十四条は、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持され……

第210回国会 参議院本会議 第12号(2022/12/10、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、消費者契約法等一部改正案に賛成、法人等寄附不当勧誘防止法案に反対の討論を行います。  二法案は、安倍元首相の銃撃事件を契機に、我が国の重大な政治課題となっている統一協会問題について、霊感商法と高額献金問題に絞って新たな規制を設けようとするものです。  消費者契約法等改正案は、これまでも強く求められてきた付け込み型勧誘への取消し権をようやく霊感商法対策としては導入するなど、前向きな一歩を評価し、不十分ながら賛成します。  しかし、法人等寄附不当勧誘防止法案は、衆参両院の参考人質疑で、全国霊感商法対策弁護士連絡会の川井、阿部両弁護士……

第211回国会 参議院本会議 第21号(2023/05/12、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、内閣提出の出入国管理及び難民認定法等改定案について、法務大臣に質問いたします。  二年前、名古屋入管収容所で起こったウィシュマ・サンダマリさんの死亡事件は、国連機関や専門家から国際人権法違反、憲法違反と厳しく批判されてきた我が国の入管収容、難民認定行政の底深い人権侵害構造をあらわにしています。まだ若く健康だったウィシュマさんが、なぜあのような亡くなり方をしなければならなかったのか。その答えはなお出ていません。  最期の十三日間、入管単独室の監視ビデオは、急激に衰弱していくウィシュマさんの姿を記録しています。亡くなる二日前の朝、ウ……

第211回国会 参議院本会議 第28号(2023/06/02、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、日本共産党を代表して、法務委員長杉久武君の解任決議案に賛成の討論を行います。  賛成の理由は、昨日の法務委員会において、入管難民法改定政府案と野党対案一括審議の終了後、再開した理事会で、職権で質疑終局、採決を決めたことに尽きます。  五月十二日の本会議代表質問以降、委員会審議を通じて、衆議院では明らかにされてこなかった法案の根幹に関わる重大問題が次々と明らかになっています。にもかかわらず、それらの問題に蓋をし、これまで入管行政の闇の中で繰り返されてきた人権侵害をただすことなく政府案を成立させるなど、断じて許されません。今、熟議、再考の府たる参議……

第211回国会 参議院本会議 第30号(2023/06/07、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、齋藤法務大臣問責決議案に賛成の討論を行います。  衆参両院の審議を通じて、入管法改定政府案に関わる大臣の答弁は、その立法事実の根幹部分で大きく崩れています。野党対案を一括審議してきた参議院法務委員会では、審議すればするほど大問題が噴出しています。それは、我が国の入管難民行政と政府案そのものが底深い人権侵害の構造の中にあるからにほかなりません。そのことに何の反省もなく、政府・与党一体に審議を打ち切り、法案を押し通そうとする齋藤大臣に法務大臣としての資格はないと言うべきだからであります。  第一に、大臣は、我が国に難民はほとんどいな……

第211回国会 参議院本会議 第31号(2023/06/09、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  会派を代表して、性刑法、刑事訴訟法改正案について関係大臣に質問いたします。  一九〇七年の明治刑法においては、家父長制の下、強姦罪を始めとした性犯罪の規定は、男、すなわち夫、父親の財産に対する犯罪として位置付けられ、命懸けで抵抗したが圧倒された抗拒不能の場合でなければ強姦罪は成立しないとされ、そうした抵抗をしなかったとされた女性は、逆に非難の対象とされました。  戦後、家制度は廃止され、女性も子供たちも憲法十三条のとおり個人として尊重されることになったにもかかわらず、これらの明治刑法の規定は特段の議論なく引き継がれました。  六年前の二〇一七年改正は……

第212回国会 参議院本会議 第11号(2023/12/13、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、特定不法行為等に係る被害者の迅速かつ円滑な救済に資するための日本司法支援センターの業務の特例並びに宗教法人による財産の処分及び管理の特例に関する法律案に賛成の立場から討論を行います。  賛成する理由は、本法案による法テラスの特例援助、特に立担保など訴訟費用の実費負担、対象宗教法人の財産監視制度などに個々の被害者の旧統一協会に対する請求を後押しする一定の意義を認めるからです。  しかし、今求められているのは個別支援にとどまりません。  これまで現に声を上げ、相談を寄せ、集団交渉に参加しておられる被害者の方々が個別に民事保全を進めた……

第213回国会 参議院本会議 第13号(2024/04/19、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  会派を代表して、民法改定案について質問いたします。  離婚後共同親権を導入しようとする本法案は、親子関係と家族の在り方に関する戦後民法の根本に関わる改正であるにもかかわらず、国民的合意のないまま、まるで波風が激しくなる前にと言わんばかりに衆議院採決、本院に送付されました。  とりわけ、DVや虐待から逃れ、安心、安全な生活を取り戻そうとする方々や、行政、弁護士の支援に対し、裁判所の保護命令が出されたもの以外は虚偽DVなどと一律に非難する質問まで行われましたが、法務大臣、そうした非難は誤りではありませんか。  多くの一人親家族から悲鳴のような怒りの声が噴……

第213回国会 参議院本会議 第21号(2024/05/24、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、育成就労の創設、永住資格の取消し拡大など、入管難民法、技能実習法等改定案について、総理及び関係大臣に質問いたします。  まず、我が国の人手不足の実態と政治の責任について、本法案の衆議院代表質問で、自民党議員から我が国における労働力確保策を問われた総理が極めてあっさりと、働き方改革に取り組むこと等により、女性、高齢者などの活躍を促進し、引き続き人材確保に取り組んでまいりますと答弁して済ませたのには驚くほかありませんでした。総理にはその程度の認識しかないのですか。  失われた三十年という長期にわたる経済の停滞、衰退は国民生活に深刻な困難をもたらし、そこに円……

第213回国会 参議院本会議 第27号(2024/06/14、26期、日本共産党)

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、入管法、技能実習法等改定案に反対の討論を行います。  その理由の第一は、永住者の在留資格取消事由の拡大は断じて許されないからです。  自民党政治の外国人差別と排外主義はどこまで底深いのか。  昨年、難民申請者の強制送還など深刻な人権侵害をもたらす入管法改悪が強行され、約束したはずの日本生まれの子供と家族への在留特別許可さえ出ないまま今月十日施行されたことに強い恐怖と怒りが広がっています。  今度、突然法案に持ち込まれた、義務を遵守せず、故意に公租公課の支払をしないという取消事由は、永住資格を軽微な義務違反を端緒に入管の裁量で取り消し得る不安定な地位へと……


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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10

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