稲葉誠一衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○稲葉誠一君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十六年度の決算に対して、関連する諸点を中心に質問をしたいと思います。 申すまでもなく、昭和四十六年度の決算はこれから審議されるものでございますから、詳細は委員会においてやらせていただきます。 検査の報告を見ますると、不用額が八百三十五億と非常に多く、そのうち厚生省が結核医療費三十五億、精神衛生費三十二億、児童保護費四十七億、社会保険国庫負担金六十四億、ただいま質問のありました国民健康保険助成費二百四十三億と、計四百二十余億円になっておりまして、全体の五〇%をこえておるのでございます。このような多額の不用額を出すのは、厚生省が国民の福祉、健康を……
○稲葉誠一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありました四十七年度決算に関連をいたして、総理に質問をいたします。 総理は、わかった、わかったと、こうよく言うのですが……(「近ごろ言わなくなった」と呼ぶ者あり)近ごろ言わなくなったですか。国民は近ごろあなたの言うことがよくわからないのであります。そこで、私は、役人のつくった作文等を読むのはやめて、遠慮なく腹を割ってほんとうのことを国民に語ってもらいたいと思います。(拍手)それでなくては、ここで私が質問する意味がないし、そしてまた、あなたの持ち味も生きてこないと思うのでございます。 序論でございます。 その一、経済運営の基本に対する……
○稲葉誠一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました刑事事件の公判の開廷についての暫定的特例を定める法律案、俗に弁護人抜きとか、弁護人なし裁判法とか言われるものにつき、福田総理大臣、瀬戸山法務大臣に対し、若干の質問を行わんとするものであります。(拍手) まず最初に、総理大臣にお尋ねしたいのは、本法案と日本国憲法、特に第三十七条第三項の弁護人依頼権との関係であります。 およそ近代民主主義社会においては、資格ある弁護人の弁護活動を抜きにしては刑事裁判を語ることは許されないのであります。日本国憲法が保障している公平な裁判「すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開……
○稲葉誠一君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十五年度の一般会計予算外二件に対して、反対の討論を行わんとするものであります。(拍手) 予算案そのものに対する批判に入る前に、私は二つの点を指摘をしておきたいと思います。 大平総理は、施政方針に関する演説の中で、「政治と行政が公正かつ清廉で、国民の信頼にこたえるものでなければなりません。そのためには、政治の倫理を高め、行政の綱紀を正し、時代の変化と国民の要請に対し適確な展望を示す努力が不可欠であると考えます。」というふうに述べておられるのであります。 しかし、その言やよし、その行いたるや全く反対でありまして、何らなすところがないのであります……
○稲葉誠一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、総理の所信に対し質問を行います。 本会議の質問とか答弁というものが非常に形骸化をいたしておりまして、何と申しますか、どういうふうに言ったらいいんでしょうか、結局、形骸化と言う以外にないのでしょうけれども、それではいけないというふうに私は思います。ですから、答弁については、それをその後の予算委員会等につなぐ、こういう意味でお尋ねをするわけでございますので、どうか率直に。そして、総理はいろいろ考えておられると思います。あなたは非常に能弁な方でございますけれども、能弁で結構でございますから、どうか十分にお考えのところを述べていただいて、そしてその……
○稲葉誠一君 予算委員長砂田重民君解任決議案の趣旨の弁明をいたします。 主文といいますか、 本院は、予算委員長砂田重民君を解任する。 右決議する。 こういうことが決議でございます。 その理由とするところを、以下述べさせていただきたいというふうに思います。 ちょうど四月の十四日に、この本会議におきまして、三木武夫先生の在職五十年に及びます、それに関連をいたしまして祝賀がございまして、三木先生のごあいさつが配られておりましたが、それを見ておりましたときに、三木武夫先生が政治家として絶えず健全な議会政治の発展というものを心にかけていらっしゃったということを感じ入ったわけでございます。こ……
○稲葉誠一君 ただいま議題となりました沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、沖縄及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、沖縄における電気の供給を民間会社が行うことができる環境が整備された現状にかんがみ、沖縄電力株式会社を民営化するもので、その主な内容は、 まず、現在沖縄振興開発特別措置法の中に規定されております事業計画や定款変更に関する通商産業大臣の認可等、沖縄電力株式会社に関する監督のための規定を削除するものであります。 なお、沖縄における電気の安定的かつ適正な供給の確保のため特に寄与する設備に対して国及び地方公共団……
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