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広中和歌子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

広中和歌子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは広中和歌子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。広中和歌子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 外務委員会 第1号(1986/10/09、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 広中和歌子でございます。  まず最初に自己紹介からさせていただきます。  私は、ことしの七月に参議院議員にならせていただいたばかりで、外務委員会に出席するのもきょうが初めての体験でございます。私は決して外務の専門家であるから外務委員会に所属しようと思ったわけではなく、大いにこれからこの分野において勉強し、そしてさらに、私のかなり長くありましたところの海外体験が少しでもお役に立てばということで属させていただいたわけでございます。  そういうわけで、最初はこの会の雰囲気、委員会の雰囲気になじみ、そして徐々に質問をといったような心づもりでいたわけでございますけれども、昨日ですか、突然……

第108回国会 外務委員会 第1号(1987/03/26、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 最初に、ただいま提示されております法律の一部改正について御質問させていただきます。  在外公務員の数は、六十一年十一月現在二千百三十九名と伺っております。このうち既婚者は千九百四十一名、うち家族同伴者千七百七名、単身赴任者二百三十四名、またそれ以外に独身者百九十八名、こういうふうになっております。要するに、家族同伴者と単身また独身者の割合は四対一になっておりますのですけれども、ただいま小和田官房長が御指摘になりましたように、海外における外交官の活動の中で夫婦での活動が非常に大切であるというふうな御指摘があったわけです。そして、単身赴任をいたします場合の理由としても三つほど指摘さ……

第108回国会 外務委員会 第3号(1987/05/21、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 最初に、アジア=太平洋郵便連合憲章に関しまして質問をさせていただきます。  郵政省にお願いいたします。郵便料金の中で、航空便とそれから船便があるわけでございますけれども、航空便はいつごろできましたのでございましょうか。
【次の発言】 戦後でございますね。そのときの航空運賃の一般的な値段なんでございますけれども、私が何となく覚えておりますのは、昭和三十二、三年ごろ、例えば日本からアメリカまでの往復運賃が千ドルだったと思うのでございます。現在その料金は二千ドル近くで、倍にしか上がっていないわけでございます。当時、昭和三十二年ぐらいでございましたらば、私どもが大学を出まして初任給とい……

第108回国会 外務委員会 第5号(1987/05/26、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、在日米軍労務費特別協定について、公明党の立場から改めてまた御質問させていただきます。  日米安保条約第六条に基づく地位協定の第二十四条では、在日米軍を維持するために伴う経費は、原則として米側が負担、日本には負担をかけないと規定されております。今回のこの協定は、この条項について特別措置ということでございますけれども、内容的に見て事実上の地位協定の改定ということになるのではないかと思いますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 この協定の効力存在期間は一九九二年三月三十一日までとなっており、一応五年間でございます。日米経済関係の現状や今後の展望から見ましても、この五年間……

第108回国会 環境特別委員会 第3号(1987/05/25、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 私は、絶滅のおそれのある野生動植物の譲渡の規制等に関する法律案について御質問させていただきます。  ワシントン条約に昭和五十五年に加盟した際に、その条約を遵守するための予算的な措置、また輸入業者の登録制度とか専門の検査官の配置、輸入港ポイントの制限とか、データ収集処理方法などについてどのような配慮をなさったのかお伺いいたします。
【次の発言】 しかしながら、実際にどのようなことがなされたかということについては、環境庁は御存じではございませんか。例えば特別に計上されました予算について。
【次の発言】 それから、アメリカの場合でございましたけれども、予算二百万ドルがついておりまして……

第108回国会 予算委員会 第9号(1987/05/11、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。  きょうは予算委員会での処女質問でございます。しかし、この処女は大変に年を食っておりまして、長年日本の政治、また社会のあり方についてさまざまな素朴な疑問を持っておりましたので、それを一政治家としてよりもむしろ消費者、一市民の立場から発言させていただければと思っております。そして、私のこうした質問がこれまで政治の中に反映されることの少なかった一般消費者、つまりサイレントマジョリティーの声なき声をできるだけ反映するものであることを私は謙虚に願っている次第でございます。  まず、総理に、このたびの御訪米大変に御苦労さまでございました。日米の……

第109回国会 外務委員会 第3号(1987/08/27、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、政府調達に関する協定の改正議定書について御質問させていただきます。  我が国の政府調達協定対象機関の中に、既に民営化されておりますところのJR各会社やNTTが依然として入っている理由についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 ということは、いずれはその中から、協定から外すということになるのでございますか。
【次の発言】 民間の調達に占めも外国製品の割合というのは、政府調達の外国製品に占める割合と比べてどういうふうになっているんでしょうか。その数字はわかりますでしょうか。
【次の発言】 それは民間でございますね。

第109回国会 環境特別委員会 第2号(1987/08/19、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 御質問させていただきます。  水俣病の認定基準に関しましては午前中社会党の渡辺、丸谷の両委員の質問があり、基準がまず 厳し過ぎるということ、そして国が依頼した専門医師集団への不信感があるという二つの点から、せっかく国の研究センターがありながら利用者が非常に少ないということが指摘されたわけでございますが、私は水俣問題に関しましては素人であり、まして医学の分野では全くの門外漢でございますが、素人としての素朴な質問をさせていただきたいと思っております。  死亡後水俣病と認定された者の数についてお伺いしたいのでございますが。
【次の発言】 解剖した者、解剖しない者ということでございます……

第109回国会 環境特別委員会 第4号(1987/09/04、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 参考人の皆様方どうも御苦労さまでございます。  最初に新宿区長でいらっしゃる山本参考人に御質問させていただきます。  先ほどのお言葉の中で、公健法を改正するに際しては慎重かつ適切にというお言葉をお使いになりましたけれども、この慎重かつ適切にというのは具体的にどのようなことを考えておっしゃったことでございましょうか。
【次の発言】 つまり反対でいらっしゃるわけだと思いますけれども、東京都の他の指定地域の区長さん方ともお話し合いをなさったと思いますけれども、どのような御意見でいらしたか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ほかの区の区長さんの御意見とも一緒でございますか。

第109回国会 環境特別委員会 第6号(1987/09/09、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 高桑栄松委員は、公明党・国民会議でしかも医学博士でいらっしゃいますけれども、本会議並びに当委員会で、公害指定地域の全面解除は時期尚早であり、疾病と健康は連続的であるのでオール・オア・ナンではなく段階的措置が必要である、そういう御意見を申されたわけですけれども、私は心からこれに賛成するものであります。それを踏まえた上で今後に向けての幾つかの問題点について御質問させていただきたいと思います。  私は一昨日板橋区の大和町の交差点に行き、大変な環境のところで人々が生活しているんだなと非常に驚いてしまったわけです。その交差点は首都高と中仙道と環七が立体交差して一日二十四万台、そういうふう……

第109回国会 環境特別委員会 第9号(1987/09/18、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 既に多くの同僚委員が御質問になりましたのでかなりの重なりがあると思いますけれども、質問させていただきます。  大気汚染に関しましては、確かにSOxの対策が進展いたしまして汚染度は昭和四十二年をピークといたしまして現在は非常に下がっている、このことは非常に評価いたしますけれども、こうした実績を上げるためにどのような対策がとられ、どのくうい予算が計上され研究が行われたか伺いたいわけでございます。
【次の発言】 一方、NOx対策においてSOx対策と同様の熱意を持った政策、予算が組まれたのかどうかお伺いしたいんでございます。  確かに乗用車については厳しい規制がとられたんでございますけ……

第109回国会 予算委員会 第3号(1987/07/21、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。専業主婦にも税金の恩典をという視点で関連質問をさせていただきます。  産業のサービス化とともに女性の職場進出は年年盛んになり、なかんずく結婚した女性の就業がふえております。女性の能力が女性の伝統的職場、つまり家庭以外で発揮され、適正な金銭的報酬と社会的評価を受けているということはそれなりに喜ばしいことでございますが、一方、職場で働きたくても家庭の事情でそれができず、あるいはそれを選択せずに主婦業に専心している女性も数多くいるわけでございます。  それで、総理並びに文部大臣にお伺いしたいのでございますが、専業主婦の社会における役割とその評……

第109回国会 予算委員会 第4号(1987/07/22、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 けさのニュースを拝見いたしまして、急遽次の質問をさせていただきます。  半導体協定、ココムなど最近国際協定に、特に日米間で結ばれる協定に関しまして問題が非常に起こっております。そうした中で日本は、協定を遵守するための国内体制の整備などさまざまな視点から、協定締結後に付随して起こり得る問題を検討しなければならないことを痛感しているところでございます。  けさ方ワシントンでSDI協定に日米間でサインが交わされたというニュースがございましたが、SDIに関しては研究成果の民間利用と機密保持の二つの大切な内容を含んでいると思いますが、これらに絡んで国内法に十分に対策が考慮されているのか、……

第112回国会 外務委員会 第1号(1988/03/28、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 今の質問に関連いたしまして一言だけ伺わせていただきたいんですけれども、修学旅行生は日本の国内において障害保険、死亡保険、そういうものに入っていたかどうか、事実をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 それぞれ入っているんですね。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  その金額なんかはわかりませんね。
【次の発言】 それでは、別な質問に移らせていただきます。  けさほどからODAに関して大変いい御質問もございまして、また御親切な前向きなお答えもいただいたわけでございますけれども、一つだけ伺わせていただきます。  前々回でしたか、私は外務委員会で小規模援助の必要と……

第112回国会 外務委員会 第2号(1988/03/31、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 先回に引き続き、日米経済摩擦の言ってみれば象徴でありますところの農産物、そして流通業とともに公共事業、この三つがあるわけでございますけれども、本日は公共事業についてお伺いいたします。  農産物に関しましては先回、現在農林大臣が訪米中であり、そうした大事な交渉のさなかであるからということで、はっきりとしたお答えはいただけませんでしたし、またこちらも要求するべきではないというようなこともございましたけれども、幸い公共事業に関しましてはきのう一応の決着を見たということでございますので、この件に関しましては素人、部外者にとっては非常にわからないことだらけでございますので、丁寧に御説明も……

第112回国会 外務委員会 第4号(1988/04/21、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 外交問題一般に関しまして御質問させていただきます。  まず、ペルシャ湾の軍事交戦についてなんでございますけれども、ペルシャ湾での米艦の触雷に端を発しまして米国とイランの軍事衝突がございましたけれども、この触雷についてまず思い浮かびましたのは、日本が敷設を約束いたしましたところの電波航行援助施設についてなんでございます。  私は昨年十月ごろアメリカに行っておりまして、松永大使からこのことについて直接伺い、日本がペルシャ湾対策として湾岸地域に高性能のデッカ、つまり電波航行援助施設を設置するということで、アメリカもそしてヨーロッパ諸国も大変にこの日本の努力を評価している、そのようなこ……

第112回国会 外務委員会 第6号(1988/04/28、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 引き続きまして、子女教育手当の支給額に関する法律改正案について、もっと幅広い形で子女教育全般についてお伺いさせていただきます。  この法律に書いてありますところの   在外職員の勤務する在外公館の所在する地であつて、当該在外職員の年少子女に適当な学校教育を受けさせることができない地として外務大臣が定める地に所在する在外公館に勤務する在外職員の年少子女 これに該当する人たちというのは大体何人ぐらいいるのでございましょうか。それから国ですね、該当する国、外務大臣が「学校教育を受けさせることができない地」として認めた地域でございます。

第112回国会 外務委員会 第7号(1988/05/10、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 今回のゴールデンウイークには、竹下総理のヨーロッパ訪問を初めといたしまして各大臣が外地に赴かれたわけでございますけれども、宇野外務大臣も香港、中国などを御訪問、御苦労さまでございました。  次回はどのようなところを考えていらっしゃいますでしょうか。今まで、フィリピンに始まりまして、いろいろアジア諸国を非常に地味な形で外交を展開していらしたわけでございますけれども、次のターゲットとしてどこをお考えでございますか。
【次の発言】 今環太平洋の時代というようなことで、三カ月ぐらい前になりますか、環太平洋ということでニューズウイークなどにも特集が出て、そして日本のアジアにおけるリーダー……

第112回国会 外務委員会 第9号(1988/05/17、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 今の同僚議員の質問に関連したところで続けて質問さしていただきます。ほとんど私がお聞きしたいことに触れていただいたわけでございますけれども、一部残った問題などを伺わせていただきます。  停戦監視団、今の状況ではまだ検討中ではっきりしたことはわからないということでございますけれども、国連側としては何人ぐらいを予定していらっしゃるんでしょうか。どういう国々から派遣される予定であるのか、そういうことをお伺いいたします。
【次の発言】 どういう国の方々から成り立っているか、そういう情報はございますか。どういう国の方々から成り立っているか。

第112回国会 外務委員会 第10号(1988/05/24、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 先回に引き続きまして、今度の原子力協定について質問を続けさせていただきます。  空輸の問題でございますけれども、アメリカの方から米本土、特にアラスカでは給油をさせない、上空も通過させない、そして緊急時の避難にも民間空港は利用させないなどという厳しい条件を突きつけられたようでございますけれども、日本政府はこれを約束させられたと伝えられるんですが、それは事実でございましょうか。
【次の発言】 そういったノンストップの航空機の開発の見通し、そしてそれができるまではプルトニウムなどの輸送はしないのか、それとも別の方法を考えるのか、その点についてお伺いいたします。

第112回国会 環境特別委員会 第3号(1988/03/23、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 冒頭、田渕委員が環境庁に対し、より多くの予算を、そして他省庁へのもっと大きな発言力を、そういう発言をなさいましたけれども、それに対して心からサポート、支持するものでございます。それに対して長官は、環境庁関係の予算は各省庁にまたがって一兆円を超え、しかも非常に発言力もあるのだというお答えで、大変に頼もしく、御期待しているところでございます。  重点課題の第一としてきれいな空気を挙げられ、その中でNOxによる汚染の改善がおくれていることを指摘され、そしてその主たる原因がディーゼル車によるものであるということを認識されたことは、私も前回の委員会でそのことを主張し、何か対策をとられるべ……

第112回国会 環境特別委員会 第4号(1988/03/30、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 私がお尋ねしようと思った質問の多くは既に同僚委員によって質問されましたし、それに夜のやみもだんだん色濃くなり働く環境としては決して最良とも申せませんので、できるだけ質問を短くさせていただきます。  環境庁の独自の予算は少ないし、そしてまた権限の点でも余り大きな力があるとは言えないというような指摘があったわけでございますけれども、環境庁としては、特定の公害を防止するため、例えばNOxを減少さすためにその公害の発生源たる自動車関連の税金の一部を公害防止のために使うことを私は昨年九月の環境特別委員会で主張をしたわけですけれども、そのときの大蔵省の方の答弁では、目的税というのはぐあいが……

第112回国会 予算委員会 第2号(1988/02/19、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。委員長、どうぞよろしくお願いいたします。  午前中の質問に引き続きまして、きょうは最初、防衛問題から取り組んでいきたいと思います。   防衛問題といいますと多くの女性にとっては大変苦手なテーマでございまして、好きでもない、できれば避けて通りたいわけでございますけれども、しかし日本は経済活動の主要な部分を海外に依存している、そしてそういう中で安全保障問題というのは欠かせない問題でございます。しかも、いざ有事というようなことになりますと、戦場に駆り出されるのは我々の夫であり、恋人であり、そして大事な子供たちである、そういうようなことを考えま……

第112回国会 予算委員会 第7号(1988/03/15、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 昨夜のサンケイ新聞夕刊に、首都圏の通勤鉄道建設計画が地価高騰のあおりを受け軒並み建設がおくれていると報道されておりますが、運輸大臣にお伺いいたします。  運輸政策審議会の答申を受け、現在二十八の新線計画があると思いますが、現状について御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 当初の計画より大幅なおくれがあるというふうに見るわけでございますけれども、私が今非常に画期的だと思いますのは、地下五十メートル以下におきましては私権が及ばないという考え方があり、そういうところに地下鉄を通して新線建設をといったような動きがありますけれども、それについてコメントしていただけますか。

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/03/25、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず最初に、高知学芸高校の生徒さんたちが修学旅行中上海郊外で列車事故に遭遇され、そして多くの死傷者が出たことに大きな驚き、深い悲しみを感じております。御遺族の方方に深い哀悼の意を表するとともに、けがをされた方々の一日も早い回復を祈っております。  そうした大災害の中で生命と死という問題を扱うのは実に気が重いのですけれども、与えられた時間、人間の死について質問させていただきます。  現在、脳死か心臓死かという問題が臓器移植とのかかわりから主に論ぜられておりますが、私は臓器移植とは切り離した立場で死をとらえ質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、脳死の医学的定義……

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/04/05、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 新たな時代をあらわすキーワードにいろいろございますが、特に国際化とか高度技術、情報化社会、高齢化社会などがございます。こうした来るべき社会の要請に教育はどういうふうにこたえているか、そういう観点に立って以下質問させていただきます。  昨年八月に出されました臨教審の第四次答申の中でも、個性化、多様化、国際化を強調していらっしゃいます。そして生涯学習への移行、それをうたっていらっしゃいます。  まず、個性化とか多様化、そういう視点にかかわる問題として、大学入試資格検定試験についてお伺いいたしますが、これはどういう趣旨で、そして毎年何名ぐらい受験し、合格率はどのようなものか、そして平……

第113回国会 外務委員会 第2号(1988/11/08、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 海外におきまして日本語熱が大変に高まっているということを聞いております。それは、日本から技術を学びたいという発展途上国だけではなくて先進諸国にも広がっている。私自身の体験といたしましてもアメリカの友人などがそのように申しておりましたし、外交官の方なども広くそのような感触を得ているというふうなことなんでございますけれども、外務省の御認識はいかがなものでございましょうか。
【次の発言】 それと同時に、日本語を教える質の高い教師が求められている。そのようなことを聞くんでございますけれども、いかがでございましょうか、その点につきまして。

第113回国会 環境特別委員会 第2号(1988/10/26、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 石垣島新空港建設計画をめぐりまして、埋立予定地の白保のアオサンゴへの影響への関心が国内だけではなく国外からも高まっております。自然保護の視点から以下質問させていただきます。  IUCN、国際自然保護連合という団体がございますけれども、これは一九四八年に設立され、スイスに本部があるわけでございます。我が国も昭和五十三年これに加盟しております。この連合の役割、そのほかさまざまな助言、そうしたものを環境庁はどのように評価していらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 このIUCNは本年二月第十七回総会を開催いたしまして、白保リーフに関する決議を全会一致で採択した、そのように聞いております……

第114回国会 外務委員会 第2号(1989/03/28、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず一番最初に、在外公館の備品につきまして簡単に質問させていただきます。  このほどIPUの会議に参加するためにハンガリーに参り、現地の大使館のみならず周辺の大使館にお世話になり大変感謝しているわけですけれども、その際に気がついたこととして、大使館の中にファックスがないところがあるということなんでございます。テレックスならございます。テレックスとか専用回線というものはあり、それは外務省とそして出先の公館との通信にはいいんでしょうけれども、一方、一般の人にとりまして、受け取る側の問題ですね、日本ではテレックスを持っているところは意外と少ないわけですね。むしろファックスというのは非……

第114回国会 外務委員会 第3号(1989/04/11、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 ただいま同僚お二人の委員に引き続きまして、日本国と中華人民共和国との間にこのたび結ばれます投資の奨励及び相互保護に関する協定について幾つか質問させていただきます。準備をいたしました質問が重なることもあるかと存じますけれども、より具体的にお答えいただければありがたいと思います。  投資の奨励並びに保護に関する協定でございますけれども、一般的に申しましてこのメリット、そしてもしデメリットがあるとしたらどのようなデメリットがあるか、お答えいただければと思います。
【次の発言】 この協定はエジプトそしてスリランカに次いで三番目でございますけれども、なぜこのような協定がもっと積極的に結ば……

第114回国会 外務委員会 第5号(1989/06/20、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 この協定に関しましては大変結構なことだと思うのでございます。日本と航空協定を結びたいという国が非常に多いと伺っておりますけれども、その中でトルコとオーストリアを今回選ばれた理由は何でございますか。
【次の発言】 つまり、政治的、経済的、文化的な、そのほかさまざまな理由がこういう協定を結ぶ強い背後の理由となると思うんですけれども、ちなみにトルコの場合、拠点はどちらでございますか。拠点というんですか、日本で言えば成田なのか大阪なのか、トルコで言えばアンカラかそれともイスタンブールなんでしょうか。
【次の発言】 直航便でございますか、これは全く好奇心で伺っているんですけれども。

第114回国会 外務委員会 第6号(1989/06/21、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 時間が限られておりますので、まず龍澤先生にお伺いいたします。  平和利用の定義につきまして、非軍事、非侵略という言葉をお使いになりましたけれども、もうちょっと詳しく非軍事、非侵略の違い、そして軍人、軍属の参加ということも平和利用という定義の中で許されるというような言い方をなさったと思うんですが、それについても言及していただきたい。  ついでに伺いますと、それぞれの宇宙ステーションというのはそれぞれの参加国で独自につくると思うんですが、お互いの施設なり持ち込みに関して、例えば相互監視をするのか、また了解を求めるというようなことがあり得るのか。例えば、ちょっとSF的になりますけれど……

第114回国会 環境特別委員会 第3号(1989/06/21、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、水質汚濁防止法について質問させていただきます。  先端産業などの工場から排出される有害化学物質そのほかトリクロロエチレンなど、有害と考えられる化学物質などで地下水が汚染された事態を重く見て環境庁、厚生省が水質汚濁防止法の改正に取り組んだことを非常に高く評価しておりますけれども、まず最初に、全国の地下水汚染の実態、それについてどのような調査をなさったか。特に環境庁が行ったとされている五十九年地下水の調査に基づいた結果の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 今回の法案では排出規制と監視体制の充実、それと特定施設からの有害物質を含む水の監視体制を強めるというふうになっており……

第114回国会 商工委員会 第5号(1989/06/22、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 商工委員として初めて質問させていただきますので、懸案となっております法律案を審議いたします前に、対外経済関係について一般的な質問を通産大臣にお伺いしたいと思います。  日米経済関係というものの見方は人によりさまざまだろうと思いますけれども、少なくとも日本のマスコミを見る限りかなり厳しいものもございますし、一方アメリカのマスコミの方でも、例えばジム・ファローズの日本封じ込め論などが出ておりまして、そういうものでアメリカの政治家たちは勢い込んで日本を攻撃してきている、そういう傾向が見られるような気がいたします。アメリカは言い募り、そして日本は少しずつ少しずつ譲歩していく、そういうよ……

第114回国会 予算委員会 第3号(1989/03/06、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 関連。
【次の発言】 今回の大喪の礼の受けとめ方は、内外、各層さまざまだと存じます。その壮厳な儀式は、波乱、激動に満ち、悔いの多かった昭和という一時代を超えた長い伝統が我が国にあることを国民に思い出させるものとなり、かつ海外には、日本の古式豊かな伝統文化が現代にも立派に生きていることを知っていただくことになったと思います。私の聞いた範囲でも、この儀式をこの世のものとも思われないといったような表現で言われる方もございました。多くの外国の元首、国際機関の代表もこの儀式に参加され、外交的なインパクトも与えたと存じます。  今回の大喪の礼が示しますように、我が国の中にある伝統文化を大切……

第114回国会 予算委員会 第10号(1989/05/16、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、中ソ首脳会談が日本に与える影響について質問させていただきます。  目下、国際的な注目を集めているソ連のゴルバ チョフ書記長の訪中、三十年来の中ソ関係の新しい展開が見られるわけですけれども、それが西側陣営に与えるインパクト、なかんずく中ソという東側の二つの超大国に地理的に最も近い位置にある日本がどういう影響を受けるか、それについてのコメントを総理並びに外務大臣からお願いいたします。
【次の発言】 ソ連の環太平洋地域への関心というのは非常に高まっているわけでございます。その中で、三十年ぶりに中ソが和解する、非常に結構なことだというコメントでございますけれども、ゴルバチョフ書記……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 環境特別委員会 第2号(1989/11/29、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、志賀環境庁長官にお伺いいたします。  先般、環境行政における政府代表が集まって、オランダのノルドベイクで開かれましたハーグ会議に御出席になりまして御苦労さまでございました。私も、その後ワシントンで開かれましたEC、アメリカ、日本の議員で構成されましたGLOBEの環境問題にここに御出席の國弘議員とか衆議院の小杉、武村両議員とともに出席してまいったわけでございますが、その際ECの議員から、先般のオランダでの会議におきましてはアメリカと日本が地球温暖化防止のためのCO2排出規制に非常に消極的であった、失望した、そのような指摘を受けたわけでございます。日本の新聞の報道も、そして外……

第116回国会 商工委員会 第2号(1989/12/14、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 御質問させていただきます。  日本の経済の競争力はすばらしいものがございます。日本人といたしましては当然誇り高く思うことでございますし、外国人さえそれを驚異の目で見ているわけでございます。特にプラザ合意以降の日本の経済のパフォーマンスは、外国人であれば尊敬の念を通り越してフラストレーションを起こしてしまう、そういう人もいるわけでございます。  つまり、円高になりドル安になれば、当然のこととして日本の輸出は先細り、アメリカ初め各国からの輸入がふえて、アメリカにとっては対日赤字解消につながるでしょうし、日本にとっては黒字の解消、そういうふうにいくだろうとだれもが予想していたわけでご……

第116回国会 土地問題等に関する特別委員会 第6号(1989/12/06、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、土地基本法について伺いますけれども、土地基本法の基本理念といたしまして、投機的取引の抑制をうたい、土地取引の規制に関する措置を施策として挙げられておりますが、具体的にはどのようなことを考えていられるのか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 そうした施策は現実に使われ、効果はあったわけでございますけれども、残念な ことに大変後追いであったこと、現実に高騰が起こり、数年たった後に後追い政策として導入された、それは大変残念なことだと思います。  次に、法人所有の土地の簿価、それから評価額、時価、その三つの比率と、それから固定資産税の税率についてお答えください。土地の時価に換算……

第116回国会 土地問題等に関する特別委員会 第9号(1989/12/13、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 現在の野党の勢力分野、分布ですか、それにおきましては、委員会での質問はどうしても日本社会党の後塵を拝するという宿命を負っているわけでございまして、今、村沢委員から非常に多岐にわたっての御質問があったわけでございます。  私も首都機能移転の問題、つまり新都建設についてこれから具体的にお伺いしていきたいわけでございますけれども、少なくともお答えに関しましては一歩も二歩も三歩も踏み込んだお答えをちょうだいできればと、そのようにお願いしたいと思います。  総理も国土庁長官も世界の大都会というものをよく御存じでいらっしゃると思いますけれども、不思議にお思いになりませんか。つまり大都会とい……

第118回国会 環境特別委員会 第6号(1990/06/13、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 けさから三時間以上にわたりまして三人の同僚議員からの御質問を承り、また丁寧なお答えも伺って多少理解も増しましたと同時に、私の質問する内容も項目もだんだん少なくなったということが実態でございます。  このたびの改正案のねらいでございますけれども、私が理解したところによりますと、水質汚濁防止法改正のねらいは、湖沼、湾など閉鎖性水域での水質の汚染寄与度は産業系よりもむしろ現在では生活系排水の方が多いということ、産業排水規制に加えて生活排水規制を導入したことであるということ、具体的には生活排水対策の責務の明確化、そして生活排水対策の重点地域を定める、このように理解いたしましたのですが、……

第118回国会 環境特別委員会 第8号(1990/06/20、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 当委員会におきまして水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法、これを審議いたしましたときに私も参加させていただきました。その際の議事録を読み返したわけですが、そのときのお答えによりますと、申請者一万六千名余り、それから未処分者が五千五百人余りということで認定業務を急ぐということを誓われたわけでございます。  どのくらい認定業務が進みましたでしょうか、そして何人新たに認定されたか、お伺いいたします。
【次の発言】 つまり約三千人ぐらいはお医者様に診ていただいた、再びというんでしょうか診察を受けることができたということでございますか。

第118回国会 環境特別委員会 第9号(1990/06/25、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 私は、委員長に上野雄文君を推薦することの動議を提出いたします。

第118回国会 建設委員会 第6号(1990/06/12、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 よろしくお願いいたします。  東京を震源地として地方に波及するという地価高騰のパターンは戦後何回か繰り返され、結果として我が国の地価、なかんずく都市部における地価は世界の中でも格段に高くなっております。そして、国民の税金で賄われている公共事業にそれがはね返り、また個人の住宅取得を非常に難しくしているわけでございます。そうした中で、昨年十二月、土地基本法が制定され、土地の有効利用の原則に立ち、公共の福祉優先のため私権の制限もあり得るということがうたわれたことは一応歓迎すべきことであると存じます。  あれから半年がたちまして、国土庁、建設省としてもこの法律の原則にのっとってさまざま……

第118回国会 商工委員会 閉会後第1号(1990/09/21、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 中東貢献策の第二弾として合計四十億ドルの支援を行うということが発表されたわけですけれども、その受け皿並びに使途について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今後の中東情勢の変動から増額になるということも予想されますでしょうか。少なくともアメリカ側はそう期待しているようでございまして、これは最近の二十日の朝日新聞の夕刊でございますけれども、「ソロモン米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は十九日開かれた下院アジア・太平洋小委員会の湾岸危機に関する集中審議で証言し、日本政府に対して状況の変化に応じた追加的財政支援と、人員と船舶、航空機の中東地域への派遣拡大を求めていることを明……

第118回国会 商工委員会 第2号(1990/05/24、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 通産大臣が通商産業行政の基本施策に関する所信の中で述べておられる幾つかの項目の中で、三つに絞って御質問させていただきます。つまり、日米構造協議の取り組みの中でのいわゆる大店舗法の改廃に関して。次に、東京圏への一極集中の是正と地域活性化について。そして第三に、地球環境問題が関心を集めている中で、中長期的視点に立った資源エネルギー政策の推進について。この三つについてお伺いさせていただきます。  いわゆる大店舗法でございますけれども、そもそも通産省という省は、私の理解する限りでは、自由主義体制の中で貿易を中心に産業を振興する。そして、最近の貿易摩擦に関しても交渉相手国である米国の保護……

第118回国会 商工委員会 第5号(1990/06/14、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 通産省は、戦後一貫して日本におきますところの国土の均衡ある発展のため、産業立地の地方移転政策をとってこられたわけでございますが、今回の地域産業の高度化に寄与する特定事業の集積の促進に関する法律、これ以前にも産業分散を図るさまざまな政策をとってこられたわけでございます。その結果、地方への企業誘致がうまくいった場合もあれば、必ずしもそうでないケースもございました。せっかく宅地造成をしたものの企業誘致がうまくいかなくなった市町村もあり、私もそうした例を知っております。  戦後四十年、産業構造もさまざまに変化してきたわけでございますが、その中にあって地方での企業誘致、産業振興が成功する……

第118回国会 商工委員会 第7号(1990/06/21、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 産業構造審議会で検討していらっしゃいましたときには、経済的価値のある情報という意味で財産的情報という言葉を用いられていたわけですが、なぜ営業秘密という言葉にかえられたのでしょうか。午前中少し触れられたわけですが、昭和四十九年五月二十九日におきますところの法制審議会総会決定の改正刑法草案における企業秘密漏えい罪に対して、産業界から非常に強い反発があったというふうに伺っております。ともかく、秘密といったような非常に国民になじまないような、また企業風土になじまないような言葉をあえてお使いになった理由は何でしょうか。
【次の発言】 次に、営業秘密を保有する事業者という言葉が使われており……

第119回国会 環境特別委員会 第2号(1990/11/02、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 ジュネーブで十月二十九日から第二回世界気候会議が開催されております。そのことについて若干お伺いしたいと思います。  この会議におきましては、前半は世界各国の科学者約六百人が参加して専門家会議が開かれ、後半は約百カ国からの閣僚が参加して、そして宣言文が出されることになっているようですけれども、政府といたしましてはどのようなメンバーでこの会議に臨もうとしていらっしゃいますか。
【次の発言】 各省庁から大体どのくらいの参加者なんでしょうか。
【次の発言】 いえ、総員でございます。
【次の発言】 それでは長官は御出席になりますでしょうか。

第120回国会 環境特別委員会 第3号(1991/04/09、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 ただいまの清水委員の御質問と重なりますけれども、大変有意義なことをおっしゃいましたので、私もちょっと重ねて繰り返させていただき、要望にかえさせていただきたいと思います。  地球環境は今や世界の外交のメーンテーマになっていることを踏まえて、環境庁の職員の海外派遣への予算の配慮、そして長官御自身の国際会議への積極的な御出席の必要性を非常に痛感しております。これを心から要望させていただく、これがまず一点でございます。  それから、湾岸戦争が一応の停戦を見た今、世界最大の、そして緊急の対応を要する課題というのは、イラクのクルド族の難民化であり、そしてペルシャ湾への石油流出とともに油井火……

第120回国会 環境特別委員会 第4号(1991/04/17、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 先ほど同僚の清水委員から質問があったところでございますけれども、私もバーゼル条約についてお伺いしたいと思っておりました。  UNEP、国連環境計画により策定されたバーゼル条約は八九年三月に採択され、諸国において批准に向けその作業が進められているわけでございますが、日本では、日本政府はその条約を今国会に提出しようと準備していらしたけれども間に合わなかったということで、先ほど断念された理由とか、いつごろをめどに提出なさるのか、そういった質問に対するお答えは既にいただいたわけでございますが、現状におきまして、もしこのバーゼル条約を批准した場合でございますけれども、憲法では違反になるケ……

第120回国会 商工委員会 第2号(1991/03/12、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 日米経済摩擦についてお伺いさせていただきます。  湾岸戦争が一応終わりを告げ、米国を中心として世界の安全保障について新たな秩序づくりが模索されている中で、日米の経済関係に再び焦点が当たるものと考えられているからでございます。  経済摩擦についてでございますけれども、今非常に大きく取り上げられておりますが、これは実は古い問題ではなかろうかと思います。中尾大臣の御本を読ませていただいた中でも、若かりしころ二年間ワシントンに滞在されて、アメリカ議会に自由に出入りされ、その仕組みについてつぶさに学ばれたという御体験の中で日米経済摩擦についても触れられていらっしゃいます。そのときお持ちに……

第120回国会 商工委員会 第3号(1991/03/26、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 オゾン層保護対策の一層の推進は各国共通の課題であり、工業先進国の責任は大であると思います。我が国としても法改正は当然だと存じますが、その内容は規制物質の拡大、削減スケジュールの拡大と前倒し、他の化学物質及び過渡的物質の製造数量の把握などを盛り込んだものであり、今回のそうした法律案に対して非常に評価をしているところでございます。  ところで、その削減スケジュールでございますけれども、目標達成は完全にクリアできるのでしょうか。
【次の発言】 第一世代フロン、CFC五種類は二〇〇〇年全廃という体制で取り組んでいらっしゃるわけです。CFC113ですね、これは洗浄剤に使われ日本では非常に……

第120回国会 商工委員会 第5号(1991/04/09、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 湾岸地域は石油エネルギーの七〇%を依存する我が国にとって関係深い地域ですので、委嘱審査の質疑の冒頭に湾岸戦争後の緊急課題について質問させていただきます。  湾岸戦争が多国籍軍の勝利のうちに一応の停戦を見たわけですけれども、新たに多くの問題が起こり緊急の対応を求められております。  その一つは、イラクにおけるクルド系イラク人が難民化し、イランやトルコ国境に集まっている。特に北部イラク、トルコ国境には三十万人のクルド人が寒さと飢えで苦しんでいるという現状がございます。その数はいずれは百万に上ると言われておりますが、イラクによるクルド系住民の大量追放とも言われております。湾岸地域に多……

第120回国会 商工委員会 第7号(1991/04/18、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 今回の廃棄物処理法、いわゆるリサイクル法案は、よく見てみますと、通産大臣を初めとする事業所管大臣に委任されている範囲が非常に大きくて、ガイドラインも政省令で決められ、具体的な中身がはっきりしないんでございます。つまり、事業所管省庁へ配慮して自由裁量を最大限に与える法律ではないかなというふうに思ってしまうんですが、例えば何を特定業種とするか、何が第一種指定製品なのかエトセトラ、こういうようなこと、衆議院の商工委員会の議事録を見ても明確な答弁が聞かれていないと思います。  このようなあいまいな法案を提案し、審議を求めるということは、あえて言わせていただくと、国会軽視ではないかなとい……

第120回国会 商工委員会 第8号(1991/04/23、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 お伺いします。  私が質問しようと思っておりましたことの多くが先ほど庄司委員によりまして大分カバーしていただきましたので、できるだけ重複を避けて質問したいと思いますと同時に、お答えの方もさらに一歩突っ込んでお答えいただきたいと思います。  先ほど指摘されましたように、諸外国に比べ、大学を含めて、我が国の予算に占める基礎研究の割合は非常に少ないということが指摘されております。しかしながら、ハイテクの分野で技術大国となっている。日本は、今後そうした点で科学技術の分野でさまざまな形で世界に貢献していくことが内外から求められております。  研究費ですけれども、GNP比の比率としては〇・……

第120回国会 商工委員会 第9号(1991/04/25、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 日々の家庭生活で消費をつかさどるのは主として女性でございます。そして、多くの女性は買い物好きです。女性にとって買い物はいかによい物を安く買うかの真剣な経済行為でありますけれども、またより便利でサービスがよく買いやすい商店を好みます。そして、親しみのある顔なじみの小さな商店も好きですし、活気のある市場、それも好ましい。あるいは高級感のあるデパートやショッピングモール、そういうところに行きますと、単に買い物をするというだけではなくて、気分転換になります。そうした選択の自由、そうしたものを消費者は求めているわけでございます。  私は、この委員会におきまして唯一の女性でございますが、こ……

第120回国会 商工委員会 第10号(1991/05/07、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 私は、公明党・国民会議の広中和歌子でございます。  本日は、大店法改正の審議にかかわりまして、六人の多様な御意見を代表する方々のお話を大変に興味深く拝聴させていただきました。どうもありがとうございました。  まず、宇野先生にお伺いいたします。  この大店法改正への動き、その背景として消費構造の変化ということ、また消費行動、消費者行動の変化ということを挙げられました。そのほかにも、おっしゃいませんでしたけれども、いろいろあると思います。豊かさであるとか、産業構造の変化、それから産業立地の変化による人口移動、それから高齢化など人口動態の変化、そういうものもあると思います。  高齢化……

第120回国会 商工委員会 第11号(1991/05/08、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一、大規模小売店舗の出店調整に当たっては、法の運用における過剰な規制を排除するとともに、大規模小売店舗と中小小売業者との共存によってもた……

第120回国会 予算委員会 第14号(1991/04/03、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 重ねて、具体的な作業、そして進捗状況をお伺いいたします。
【次の発言】 重ねて総理にお伺いいたします。  この会議で世界の子供たちの直面するさまざまな問題が指摘され、宣言、そして行動計画の指摘がなされたわけですけれども、総理はこの会議に御出席になって、どの問題が一番日本が取り組むべき問題だとお考えになったか、そのプライオリティーについてお伺いいたします。優先順位、重要課題でございます。
【次の発言】 過去十年間に発展途上国と先進国、いわゆる南北の貧富の格差が増大しております。今総理も御指摘になりましたように、一日四万人の子供が栄養不良、飢餓その他劣悪な生活環境のために死亡してお……

第121回国会 商工委員会 第2号(1991/09/26、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 よろしくお願いします。  ベルリンの壁の崩壊後のポスト冷戦の世界は、湾岸戦争やその後のソ連内部における連邦と共和国の力関係、なかんずくロシア共和国との力関係のシフトによって非常に流動的になっております。こうした中で、西側陣営でもこれまで彼らを結束させてきた外からの力、つまりいわゆる共産主義の脅威が取り除かれたことによって、その結束の形にも変化が見られるように思われます。  これからは東西間の軍事競争の時代が西側間の経済戦争の時代になるなどとドラマチックに表現する人もあるほどですけれども、大臣はポスト冷戦後の日本と諸外国との経済関係、なかんずく対米、対ECとの関係をどう見でいられ……

第122回国会 環境特別委員会 第2号(1991/11/20、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、環境庁長官、御就任を心からお喜びしております。テレビなどでのインタビューで、長官個人としてもまた市民としてもリサイクル等に御関心を示され、そして現実に御生活の中で実行していらっしゃるというようなことを伺いまして、環境庁長官としてのお仕事ぶりを大変期待を持って見守らせていただきたいと思っております。きょうは大勢の方、建設省それから運輸省など多くの省庁から私の質問に対してお答えいただくためにお越しいただきましたことを大変ありがたく思っております。大体、環境に関する問題というのは本当に多省庁にまたがる問題でございまして、環境庁がいかに総合調整省庁として大切であるかということを示……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1991/12/18、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 御質問させていただきます。  湾岸戦争のさなか、私は外国の人たちに、なぜ日本が湾岸戦争のときに参戦しなかったのかとたびたび聞かれました。そのとき私は、日本は憲法の制約で参加できないということではなくて、それは事実なんですけれども、憲法といえども国民の合意があれば改正することができるわけです。だから、そういうことではなくて、むしろ我々の中に憲法を守ろうとする気持ちが強いのだ、だから憲法改正などは論外なのだ、そのように説明してまいりました。国民の間に強い反戦気分があり、それは第二次大戦のときの深い反省からくるもので、その反戦思想ゆえに平和憲法を支持していきたいのだ、それは日本の国民……

第122回国会 商工委員会 第2号(1991/12/17、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 質問させていただきます。  本日の委員会の主たる目的は、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案の審議でございますが、昨今日本経済はバブルがはじけ景気の先行きが懸念されており、経済、景気一般についても質問したく存じます。  今臨時国会では、商工委員会の開催はきょう一日だけという事情もございますから、ぜひその質問をさせていただきたいわけですけれども、与えられた二十五分間をできるだけ有効に使わせでいただきたいと思います。  まず最初に、通産大臣にお伺いしたいのでございますけれども、今国会で宮澤総理が所信表明の中で生活大国づくりを進めていきたいということをおっしゃいまして、公明党はかねて……

第123回国会 環境特別委員会 第5号(1992/04/15、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 ニューヨークで行われてまいりましたUNCEDの準備会が先週で終わりまして、多くの重要な点で各国の合意が見られず、あるいは中身が骨抜きにされるといったことで失望感が広がっている、そのように報道されております。来る六月のブラジルでの地球環境サミットの成功が危ぶまれているところでございます。  GLOBEインターナショナル、訳して地球環境国際議員連盟、私もそのメンバーでございますけれども、その会長のアルバート・ゴア上院議員は、みずからの国アメリカのブッシュ政権が特にCO2削減問題について後ろ向きかつ非協力的なことを問題視して、声明を発表しております。日本は地球温暖化防止行動計画で西暦……

第123回国会 環境特別委員会 第8号(1992/05/20、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 けさからこの法案につきまして審議が行われているわけでございますけれども、少し別の視点からというか話題を変えまして、まず地球サミットに関連する質問をさせていただきます。  先日、地球サミットに向けて日本のイニシアチブによって開催されました賢人会議でございますけれども、成果をどのようにとらえていらっしゃいますでしょうか、環境庁長官にお伺いいたします。
【次の発言】 日本としては日本の貢献、なかんずく資金面そして技術貢献、そういうものへの期待を痛いほどお感じになったんだろうと思います。  このたびの地球サミットに環境庁長官も御出席になりますね。それで、日本がとるべきイニシアチブという……

第123回国会 商工委員会 第3号(1992/03/25、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 きょうはどうも、石炭についていろいろなお立場からお話をいただきましてありがとうございました。  私は、同僚の対馬委員と違いまして、知識の点でも体験の点におきましても石炭産業についてほとんど知らない、そういうことでございまして、ですから、質問申し上げることは全くの素人の素朴な質問でございます。その中で、知らないがための大変失礼な質問などもあるかもしれませんけれども、どうぞお許しいただきたいと思います。  私の石炭産業のイメージなんでございますけれども、全く失礼な言い方かもしれませんけれども、きつい、汚い、危険、三Kの職場ということと、それからもう一つは、石炭を掘っている地域という……

第123回国会 商工委員会 第4号(1992/03/26、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 石炭構造調整の関連法案を質疑いたします前に、他のエネルギー源だる原子力発電についてちょっと御質問させていただきます。  三月二十四日、ロシアのレニングラード原子力発電所に放射能漏れの事故がありまして、チェルノブイリ事故を体験した後でもあり、しかもこれが、つまりレニングラードの発電所の原子炉がチェルノブイリのものと同型であるということのためにショックが世界じゅうを走ったということがあるわけでございます。  まず、これに対して日本政府はどのような対応をなさったのかということについてお伺いいたします。
【次の発言】 大変いいお答えをちょうだいいたしましてうれしいんですけれども、私も二……

第123回国会 商工委員会 第5号(1992/03/27、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 質問させていただきます。  千億ドルに上る貿易黒字、世界じゅうのほとんどの国で黒字をつくっていることへのはばかり、なかんずくアメリカとの貿易摩擦拡大への懸念等がこのたびの輸入の促進及び対内投資事業の円滑化に関する臨時措置法案となったと理解しておりますけれども、まず大臣にお願いいたしますが、日本の貿易競争力が強い理由それから日本への製品輸入が少ない原因、この二つについて大臣の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  まさに大臣がおっしゃいますように、日本は安くていい品物をつくり、しかも商社などの努力によって買いやすい状況をつくり出した、そういう……

第123回国会 商工委員会 第10号(1992/05/21、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 大臣、OECD閣僚会議御出席御苦労さまでございました。さぞお疲れでございましたでしょう。  五月十八日、十九日、パリで開催されましたOECD閣僚理事会におきまして、日本に世界の景気の牽引役を期待する声が強かったと報道されております。コミュニケの骨子にありますが、大きな黒字国は内需強化を念頭に置くべきであると明記されております。これは事実上日本を対象に内需拡大に期待となっているわけですが、大臣は、内需拡大策をどのような形で我が国に取り入れる政策をお持ちなのか、そしてことし七月の先進国のサミットに向けましてどのような具体策を提示できるのか、まずその点についてお伺いいたします。

第123回国会 予算委員会 第11号(1992/04/01、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 よろしくお願いいたします。  昨日三月三十一日、政府は経済対策閣僚会議を開き、国の九二年度公共事業の上半期契約率が七五%を上回るような前倒し発注をするほか、七項目の緊急経済対策をお決めになりました。また、日銀は本日四月一日、公定歩合を〇・七五%下げました。  こうした経済対策、金融対策は、いわゆる後退の著しい景気てこ入れのためと説明されておりますが、景気は本当に悪いのか、どの分野、どの部門でそれが顕著なのか、まず経済企画庁長官に、どのような御認識のもとにこのような景気刺激策をとられたのか、その背景を説明していただきたいと思います。


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 運輸委員会 第1号(1992/12/07、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 広中でございます。今国会から初めて運輸委員会に所属させていただきました。よろしくお願いいたします。  まず最初に簡単な質問と、そしてお願いを申し上げたいと思います。  中長距離列車におきますところの禁煙席と喫煙席の割合をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 禁煙車と喫煙車の割合なんでございますけれども、もちろん乗る方の中で、乗客の中での割合なんでございますけれども、恐らく喫煙をしない方の割合というのはもっと多いんではないかなと思うんです。最近特にその傾向が強いようでございまして、予約などとりますときに禁煙車の方から満員になっていくという、そういう状況があるようでござい……

第126回国会 運輸委員会 第2号(1993/03/26、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 考えてみますと、私どもはさまざまな交通機関にお世話になっているわけでございます。バス、電車、タクシー、汽車、飛行機、たまには船も利用します。そういう中に、しかしながらこうした交通行政をつかさどる運輸省の運輸行政については私は全くの素人でございます。したがいまして、一利用者の立場からもう本当に素朴な質問をさせていただきたいと思うわけでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  最初の質問は、旧国鉄の債務の現状とその返済スケジュールでございます。ここに御出席のベテラン運輸委員の方々にとっては復習になるかもしれませんけれども、どうぞお許し願いたいと思います。  一九八七年に生まれ……

第126回国会 運輸委員会 第3号(1993/04/08、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。よろしくお願いいたします。  前回、去る三月二十六日のこの運輸委員会におきまして、リニアモーターカーについてお伺いいたしました。現在建設中の山梨実験線については九七年まで実験を進めることになっておるけれども、その後の実用化については、実験の結果を踏まえ、技術面、コストなどに配慮して考えるということでございますが、この点を確認した上で以下質問させていただきます。  そこで、技術面ですけれども、風圧それから超低温を保つシステム、電力消費、トンネルの長さ、強力磁場、高圧送電線の住民への影響、自然破壊、こうした問題が指摘されているわけでございま……

第126回国会 運輸委員会 第4号(1993/04/20、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 きょうは貴重なお時間を割いて、大変いいお話を伺いまして、ありがとうございました。  まず鈴木参考人にお伺いいたします。  まず、支援センターについてでございますけれども、新しい法人をわざわざつくる必要があるのかどうかということについて御意見を述べられましたが、現在の体制でやる場合ですけれども、どのような不都合があるのか。そして、許認可を緩めることで対応できるのではないかとおっしゃいましたけれども、もう少し具体的にこの点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 違った予想が出てくる可能性があるということで予報士の制度をつくるということが今回の法案にあるわけでございますけれど……

第126回国会 運輸委員会 第6号(1993/06/03、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 御質問させていただきます。  五月二十四日、成田空港問題シンポジウムの場で調整役の隅谷調査団長が所見を示し、関係者がこれを受け入れたわけでございます。この所見には、国側は土地収用申請を取り下げ、二期工事計画を白紙に戻す、地域全体で協議の場を設けるとあります。この所見の内容は国にとって極めて厳しい譲歩となっているわけですけれども、まず大臣から所見へのコメントと、そのような結論を提示した背景をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 隅谷調査団の所見の中で、多数者の利益のために少数者の存在が侵害されることがあってはならないと述べられております。これは人権という視点から一つの見識だとは……

第126回国会 環境特別委員会 第8号(1993/05/26、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、環境憲法とも言われる環境基本法の制定につきましては、関係省庁との困難な調整を果たし、今国会に提出された環境庁並びに関係省庁の担当の方々の御努力に心から敬意を表します。  しかしながら、この基本法をじっくり読みますと、一気に読めない難解な文章である、表現にも非常にあいまいなところが多く、どう読み取ってよいのか理解に苦しむ箇所が少なくありません。したがいまして、これから条文を一つずつ細かく検討しつつ質問させていただきたいと思います。  まず、第一条でございますけれども、「環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与……

第126回国会 環境特別委員会 第9号(1993/06/02、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 前回、五月二十六日の環境特別委員会の審議に引き続きまして、環境基本法案各条文に沿いまして質問を続けさせていただきます。  政府は、環境の保全に関する施策の総合的、計画的推進を図るため、環境基本計画を立てなければならないとされておりますけれども、これは第十五条でございます。この基本計画と既に存在している開発計画あるいは経済政策、例えば土地利用計画、生活大国五カ年計画、四全総、リゾート法等々との調和、整合性はどう保っていかれますかお伺いいたします。
【次の発言】 では、今まで既に計画されているものがございますけれども、それについても大丈夫でしょうか。念を押しておきます。

第126回国会 環境特別委員会 第11号(1993/06/14、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 過去四回にわたりまして、この基本法の審議の中で、各条文について環境庁長官並びに政府委員に細かく質問させていただいたわけです。きょうは環境保全が経済に与えるインパクトにつきまして四点、経済の専門家としての総理にお伺いさせていただきます。  第一に、経済成長と環境保全とのかかわりについてでございます。  生活大国五カ年計画では、昨年六月、リオで開かれましたUNCEDにうたわれている持続的開発とか、あるいは環境基本計画、この基本計画でございますけれども、理念が取り込まれていると、そのように理解しておりますけれども、それは正しいでしょうか。  そこで、予算委員会での補正予算審議の際なん……

第126回国会 予算委員会 第6号(1993/03/22、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 総理、今、国民の政治不信は極限に達しております。日本への国際的評価、信用も急速に下降しているんではないかと心配しているところでございます。自民党前総裁宮澤内閣の生みの親と言われる金丸氏の所得税法違反の容疑に見る逮捕と起訴について、総理は遺憾とおっしゃる以外にいかなる形で内閣の責任をとられるおつもりか、お伺いいたします。  ちなみに遺憾の意味は、思いどおりでない、心残りで悔しいこと、残念であること等でございます。
【次の発言】 検察の取り調べにより莫大な額の蓄財の事実が次々に明らかになっております。  新聞報道によれば、甲州金脈と言われ、公共事業を通じ集金がなされたということです……

第126回国会 予算委員会 第14号(1993/04/02、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。  山口参考人は、もう野党の置かれている立場、そして感じているフラストレーションをまことに見事に説明していただきまして、感謝していいのか、本当に情けなく思っているところでございます。  例えば野党の得る情報量のことでございますけれども、これはかつて野党だった方が与党になられましたときに、政府から得られる情報量が格段に違う、十倍も二十倍も違うのだということを得意げに話していらしたのを今思い出すわけでございますけれども、野党の得る情報量がいかに少ないかということ。それからまた、審議時間の短さというのもまさに御指摘のとおりでございまして、例え……

第126回国会 予算委員会 第19号(1993/06/07、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 経済の審議に移ります前に、時の話題を二点、短く質問させていただきます。  まず第一にPKOの活動における正当防衛についてなんでございますけれども、最近のアメリカでの日本人留学生射殺事件の裁判を見ますと、正当防衛の概念あるいは正当防衛が認められる状況というのは国によって違うのではないか、そのような気がいたします。  PKOにおきまして自己防衛あるいは正当防衛のための実力行使が許されるのはどんな状況なのかPKOにはそうしたマニュアルがあるのかどうか、そして民間人が非軍事部門で参加する場合その自衛はどのように担保されるのか、そしてまた他国の民間人は自衛のためにピストルを持っているのか……

第127回国会 環境特別委員会 第2号(1993/08/26、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 去る八月九日、国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました広中和歌子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  今日環境問題は、私たちの暮らしにかかわる身近な問題から、温暖化等地球規模にまたがる問題まで広がり、また将来の世代に影響を及ぼす大きな課題となっております。こうした中で、社会経済システムのあり方や行動様式を見直し、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築を目指していくとともに、地球サミットにおける合意の実現に向けまして我が国の経験と能力を十分に生かしながら地球環境の保全に率先して積極的に取り組んでいくことが必要でございます。  こ……

第128回国会 環境特別委員会 第2号(1993/10/20、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 第百二十八回国会における参議院環境特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  細川内閣は、豊かさが実感できるよう、生活者の視点に立って質の高い実のある国づくりを目指すとともに、国際国家としての我が国の立場と責任を十分に自覚し、これからの世界的な課題の解決に積極的な役割を果たすこととしております。私は、内閣の一員として、この課題に環境の視点から挑戦してまいります。  今日の環境問題は、私たちの暮らしにかかわる身近な問題から地球的規模の問題にまで広がり、また、子供や孫など将来の世代にも影響を及ぼす……

第128回国会 環境特別委員会 第3号(1993/10/27、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 大変複雑な気分でもあるわけでございますけれども、きのうは一日衆議院の環境委員会で環境基本法を審議させていただき、大変緊張いたしましたけれども、きょうは参議院環境特別委員会に戻りまして、何か里帰りをしたような、そのような気分で、多少リラックスしております。  どうぞ、きょう一日よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 我が国を取り巻く環境の状況は、かつての激甚な公害は軽減されてきましたものの、大都市地域における窒素酸化物等による大気汚染や生活排水などによる水質汚濁など、都市・生活型公害に関しましては改善が余りはかばかしくございません。そしてまた、人類の生存基盤にかか……

第128回国会 環境特別委員会 第4号(1993/10/29、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 私も、昨日、全国公害被害者総行動デーで患者の方あるいはその患者の家族の方々にお目にかかりまして、そして公害によって苦しまれたその苦しみを痛いほど感じたところでございます。  一日も早くこうした問題が解決することを心から望んでいるわけでございますし、また環境庁といたしましても特に今水俣病に関しましては重要課題の一つとして一生懸命取り組んでいるところでございます。  患者の救済に関しましてはさまざまなことをしているわけでございますけれども、公害健康被害の補償等に関する法律、いわゆる公健法によりましてこれまで二千九百四十六人の患者の方々を認定しておりますし、またこうした医……

第128回国会 環境特別委員会 第5号(1993/11/10、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 私は、西田委員のこの環境基本法への思い、まさに同感でございます。そして、今国会にこの法案が提出されましたことを私は大変にありがたいことだ、ぜひきょうを最後にいたしましてこの法案が可決され、そして環境庁といたしまして新たな取り組みができることを願っているところでございます。  今日の環境問題は、人類が直面する最大の課題であるという認識を持っております。その解決の ためには国、地方公共団体、事業者、国民が一丸となって取り組むことが必要でございまして、積極的に対応してまいりたいと思っております。  環境基本法は、地球サミットの成果を踏まえ、環境の保全に関する新しい基本理念……

第128回国会 決算委員会 第3号(1993/11/08、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) オゾン層の破壊はほぼ全地球的に進行しておりまして、その対策は非常に緊急なものである、そのように認識しております。  このために、フロン生産を九五年までに全廃するため規制の円滑な実施を行うとともに、使用済みのフロンについては回収から最終的な破壊までの仕組みをつくることが重要であると考えております。  環境庁といたしましては、オゾン層保護対策地域実践モデル事業をスタートするなど、回収、再利用等のシステムを構築していくための条件や問題点を明らかにするとともに、関係省庁と連携いたしまして、破壊までの仕組みづくりを具体的にづくっていく、そのために努力したいと思っております。

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1993/12/27、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 正直な感想といたしましては、衆議院の選挙制度が大変参議院に近づいているな、そういうところでございまして、衆議院のこの法案を通していただきました後は参議院もそれなりの改革ということを考えなければいけない、そのように思います。
【次の発言】 そのような誤解をお与えして大変恐縮に思っております。  ただ、今回の政治改革というのは両院におきまして考えられたことでございまして、少なくとも私どもの属しております公明党・国民会議におきましても参議院の改革につきましては独自にいろいろ勉強してきたところでございます。このたび衆議院におきましてこのような政治改革法案が通ったわけでござい……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第13号(1994/01/14、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) ちょっと私の立場を説明させていただきます。  私は、公明党・国民会議のメンバーでございまして、公明党の党員ではございません。しかし、公明党の会派に属し、そして公明党と御一緒に仕事をしている者でございます。参議院議員として七年間の経験を経た後、このたびの新内閣におきまして閣僚に選ばれましたことを大変に光栄だと思っておりますし、また私の同僚、すばらしい男性議員の方々を差しおいて、また女性議員もいらっしゃいますが、私が選ばれましたことに対してひどく恐縮した思いをしているところでございます。  参議院の制度でございますけれども、私はこの比例代表制度によりまして公明党はいわゆ……

第128回国会 予算委員会 第3号(1993/10/08、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) お答えいたします。  環境基本法案は、環境に負荷の少ない社会経済を構築し、また環境協力で世界に貢献するための基本的な枠組みを定めるものでございまして、さきの通常国会での審議のいきさつを十分に踏まえた法案を九月未に国会に提出したところでございます。  どうぞ、皆様方の御協力を得まして一日も早くこの法案が通りますことを祈っております。

第128回国会 予算委員会 第7号(1993/12/13、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) ガット・ウルグアイ・ラウンドの成功は我が国の国益にかなうことでございます。ですから、ぜひこれを成功させなければならないということで、私は政府が賢明な決断をすることを望んでおりますし、また議員各位におかれましてもその決断をサポートしていただくということを心からお願いしたい次第でございます。  しかし、農業の大切さという問題でございますけれども、環境庁長官という立場からいたしまして、農業と環境の関係というのは非常に大切なものでございます。そうした視点から、環境あるいは安全保障、食糧安保の視点から、これからガットの後のMTOでございますか、そういうような中におきましても自……

第128回国会 予算委員会 第9号(1993/12/15、16期、公明党・国民会議)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) お答えいたします。  旧ソ連、ロシアが多年にわたりまして我が国周辺に大量の放射性廃棄物を投棄していた問題に関しましては、近隣諸国への配慮を欠く行為だと非常に遺憾に思っているところでございます。  今回の投棄問題につきましては、私も地球環境問題を担当する大臣といたしまして直接あちら側の環境大臣ダニリアン氏に抗議の手紙を送るとともに、今後こうした問題が起こらないようにということをお願いしたわけでございます。  我が国といたしましては、この問題というのは科学技術庁が中心となりまして、そして放射能対策本部が中心となりまして、政府一体となって取り組んでいるところでございます。……

第129回国会 環境特別委員会 第2号(1994/02/18、16期、公明党)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) ただいま議題となりました特定水道利水障害の防止のための水道水源水域の水質の保全に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  河川や湖沼等の公共用水域は、農業用水、水産、工業用水等の多様な利水がなされているとともに、さまざまな経済社会活動による環境負荷が加えられている水域であります。このため政府としては、旧公害対策基本法及び環境基本法に基づき環境基準を定めるとともに、工場・事業場の排水規制の実施や、下水道、し尿処理施設の整備等の水質保全に資する事業の推進等のさまざまな対策を従来より講じてきたところであります。  水道もまた、公……

第129回国会 環境特別委員会 第3号(1994/02/25、16期、公明党)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 先ほどから御意見などを伺っておりまして、生活経験というんでしょうか、それが非常に先生の場合と私の場合と近いので、大変興味を持って伺っていたわけでございます。  井戸水などもあのおいしさがもう過去のものになっているという現実でございますが、環境教育についての御質問ですが、今御指摘のように、現在の環境問題というのはもう生活型と言われるように、私たちは被害者であると同時に加害者であるといったような認識を持つことが必要なんではないかと思います。本当に国民一人一人が人間と環境というんでしょうか、人間と自然とのかかわり、そういうものを十分に理解した上で具体的な行動に結びつけてい……

第129回国会 建設委員会 第8号(1994/06/22、16期、公明党)【政府役職】

○広中和歌子君 広中和歌子でございます。  最近この建設委員会に所属させていただき、きょうが第一回目の質問でございます。建設行政につきまして十分な知識を持ち合わせておりませんために、私のこれから行う質問が多少はみ出たり見当違いであったりすることがあるかもしれません。お許し願いたいと思います。  私は、主に住環境あるいは生活環境といったらいいんでしょうか、そういった視点から建設行政につきましてあるいは建設予算につきまして御質問させていただきたいと思います。  多くの国民が豊かさの実感がない、そのような言い方をしております。GNPは世界第二位になっている。国民一人当たりの所得も非常に高い。それなの……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第2号(1994/03/02、16期、公明党)【政府役職】

○国務大臣(広中和歌子君) 私も、今、久保田大臣がお答えなさいましたように、衆議院の政治改革法案成立後に当然参議院の方でも、今までのそれぞれ各党各会派の参議院の政治改革、選挙制度の討議を踏まえた上で新たな考え方が出てくるのではないかと思います。  私の立場といたしましては、特に申し上げることはございません。

第131回国会 建設委員会 第2号(1994/11/08、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 公共投資基本計画についてお伺いいたします。  これは平成六年十月七日、閣議了解されたと報道されております。この基本計画は平成七年度から十六年度までの十年間に実施される計画であり、高齢化を迎える中、豊かな生活環境を創出するために社会資本整備を実施していく必要が指摘され、そして生まれたものでございます。  その内容といたしましては、午前中の御答弁の中に出てまいりましたけれども、下水道を二十一世紀初頭までに我が国人口の九割までが何らかの公共主体による衛生処理施設を持つということ、それから都市公園の充実、リサイクル型のごみ対策、住宅も大都市圏で百六十万戸新たに供給しようというもの、その……

第132回国会 建設委員会 第2号(1995/02/09、16期、平成会)

○広中和歌子君 阪神大震災により亡くなられた方々、御遺族に対して哀悼の意を表し、負傷された方々や、今なお避難生活を余儀なくされている方々に心からお見舞いを申し上げます。  大震災から既に三週間を経過し、その被害の甚大さというのは想像をはるかに超えております。十兆円を超える被害額とも言われており、復旧、復興には国の全面的な支援策なくしては阪神地域の立ち上がりはあり得ません。  そこで、この緊急な課題と今後の対策についてお伺いいたします。  災害というものは時と場所を選ばず、いつも新しい顔をして襲ってくるものでございます。ですから、今回の災害でもまさに予想を超えたものだと思われます。私も震災後五日……

第132回国会 建設委員会 第3号(1995/02/22、16期、平成会)

○広中和歌子君 大臣にお伺いいたします。  建設省は、道路、橋、河川といった土木事業のみならず、都市の設計、計画についても責任を負っている省でございます。日本は地震国で火災も多いということは周知のことでございますが、当然その対策は今まで建設省で講じられてきたと思うわけでございます。しかしながら、今回の阪神・淡路大震災におきましてはあのようなありさまでございます。未曾有の災害であり、予想を超えるものであった、そういうことはだれもが申しますし、私もそう思います。しかしながら、現在出された都市再開発法案とか被災市街地復興法案ですか、こうした法案を見ましてもわかりますように、もっと前から建設省としては……

第132回国会 建設委員会 第5号(1995/03/10、16期、平成会)

○広中和歌子君 先週末、私は長野県松本市に参りました。列車の中から外を見ますと、新宿を出発して中野区、そして杉並区、その辺の住環境の貧しさを非常に痛感いたしまして、そして次第に列車がいわゆる田舎、田園の中に入ってまいりますと、そこに建っている住宅の立派なことに本当に感心すると同時に、うらやましく思ったわけでございます。  これから都市の住民のためにいろいろな政策をやっていただかなければならない。そういう中で、この都市緑地保全法は大変結構な法律だと思いますし、大臣のおっしゃる緑サンサン計画、ぜひ私どもも応援したいと思います。この法案につきまして若干お伺いしたいと思います。  緑地管理機構、これは……

第132回国会 建設委員会 第9号(1995/04/25、16期、平成会)

○広中和歌子君 阪神大震災の後、私は東京を見回しましたときに、まさに高山参考人がおっしゃいましたように、かつて良好な住宅地だと思われていたような世田谷区とか中野区、杉並区、それがもし震災が起こった場合には第二の長田区になるんじゃないかなと、私は裸然としたことを今思い出しているわけでございますが、先生のおっしゃる住環境への投資をどういうふうに誘導するかということでございます。  行政がもちろんやらなければならないこと、議員も一緒になって考えなきゃならないことがいろいろあるわけでございますが、先生としては特にこれは絶対に必要だと思われることがあればおっしゃっていただきたいと思います。  例えば、私……

第132回国会 建設委員会 第10号(1995/06/08、16期、平成会)

○広中和歌子君 三つのテーマについて御質問させていただきます。  最初に防災対策についてお伺いいたします。  このたびの阪神大震災は、犠牲者五千五百余名、焼失家屋七千四百余戸、倒壊家屋十七万千四百余戸、避難住民は三十万人以上という想像を超える大災害となったわけであります。日本列島は活断層の上にあると言われておりまして、今後このような起こり得る地震に対しまして災害を最小限度にするために防災対策の充実というのが急務だろうと思います。  まず、地震予知についてでございますけれども、国の地震予知推進本部は科学技術庁にあり、観測は文部省、そして建設省などがそれぞれ予知に携わっておりますけれども、予知はど……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号(1995/03/15、16期、平成会)

○広中和歌子君 細川内閣は、緊急経済対策の中で、規制緩和を推進するため経済的規制は原則自由、社会的規制は必要最小限にするという基本的考え方を打ち出しました。  こうした方針は村山内閣でも引き継がれると発表され、総理御自身も繰り返し答弁されておりますが、改めて総務庁長官にその御決意をお伺いいたします。
【次の発言】 しかしながら、規制を緩和するということは、これまで規制で守られていた業界、利益を得ていた人たちは損をする。ですから当然反対いたしますし、他方、規制を受けていた業界や、また消費者の多くは自由化で利益を得ます。経済的規制を撤廃する中で利害調整は決して楽ではないわけでございます。  そこで……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第7号(1995/04/28、16期、平成会)

○広中和歌子君 同僚議員のすばらしい質問を伺っておりましたんですが、私も、少し重なるところがありますが、それを避けながら御質問させていただきたいと思います。  二十一世紀に向けた我が国の経済の活性化、国民生活の質の向上、対外摩擦の原因になっている内外不均衡の是正、特に、急速な円高の中で、我が国の巨額な貿易黒字を削減するためにも大胆かつ実効性、即効性のある規制緩和が今求められているわけで、三月三十一日に規制緩和推進計画が発表されたわけです。それについては一応評価申し上げますけれども、たった十四日で当初五年であった計画を三年に前倒しされたわけですね。こうした十四日間での変更というのはどういう理由で……

第132回国会 内閣委員会 第7号(1995/06/14、16期、平成会)

○委員以外の議員(広中和歌子君) ただいま議題となりましたボランティア基本法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  去る一月の阪神・淡路大震災に際し、ボランティアの救援活動が非常に注目を浴びたところですが、ボランティア活動は、個人が社会の構成員としての責任を自覚し、自助の精神に基づいて、人のため社会のために行う活動ということができます。さらに、この活動は、公共の利益のために自分の時間と技能や労力を提供することにより、一方では公的なサービスでは対応しがたい多様なサービスを供給することを可能とし、他方では自己実現と社会参加の手段ともなるものと言えます。このような活動が国……


17期(1995/07/23〜)

第133回国会 決算委員会 閉会後第4号(1995/09/20、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党の広中和歌子でございます。平成会を代表いたしまして、数点質問させていただきます。  まず、沖縄県で起こりました忌まわしい事件から質問を始めたいと思います。  沖縄県で発生した米兵三人によります少女への暴行事件で憤りの声を上げているのは、地元沖縄の人たちだけではございません。犯人の逮捕、その厳正な処罰がなされるよう、日本国じゅうの人々が求めております。逮捕されました三人の犯人の身柄は米軍基地内に勾留されておりまして、これでは犯罪の立証に、そして厳正なる裁判に至る十分な事情聴取ができるのだろうか、そういう危惧の念を抱いている人が多くございます。  日本の警察は犯人の引き渡しを……

第133回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1995/08/04、17期、平成会)

○広中和歌子君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第135回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1996/01/11、17期、平成会)

○広中和歌子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第136回国会 科学技術特別委員会 第9号(1996/06/19、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正、円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)  この際、前委員長の長谷川清君から発言を求められておりますので、これを許します。長谷川君。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異……

第136回国会 環境特別委員会 第3号(1996/02/28、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党の広中和歌子でございます。  大臣御就任おめでとうございます。これまで環境問題に深くかかわってこられた岩垂先生が大臣となられ、御活躍を心からお祈り申し上げます。  昨年秋の水俣の和解解決、そしてまた昨日の新聞でも水俣に引き続き新潟水俣病の和解が成立したと報じられております。  冒頭から重苦しい話題で恐縮でございますが、最近、国民の間に行政の対応への不信感が高まっております。卑近な例を挙げれば、大和銀行、住専問題での大蔵省、「もんじゅ」における科学技術庁、エイズ薬害に対する厚生省のやり方などでございます。  さて、環境庁にとりましては、長いこと背負ってきた課題として水俣問題……

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1996/01/22、17期、平成会)

○広中和歌子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1996/02/13、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会の広中和歌子でございます。  宇野会長におかれましては、国会等移転調査会におきましてまさに精力的に御活躍され、そしてリーダーシップを発揮されましたこと、そしてすばらしい報告書をつくっていただきましたことを心から感謝し、そして敬意を表したいと思います。また、本日は参考人としておいでいただき、本当にありがとうございます。  幾つか質問させていただきたいわけですが、首都機能移転に関しましては、昭和三十年以降その必要性が言われ始めまして、たびたび検討されてきたわけでございます。その山は三回ぐらいあったと思います。まず昭和三十年ごろ、それから昭和四十年から五十年にかけて、それから最……

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1996/06/18、17期、平成会)

○広中和歌子君 首都機能移転につきましては、一極集中の結果生まれる数々の弊害をなくしていこうということでございますけれども、その結果として波及する効果にはプラス面とマイナス面があるのではないかと思います。  総理は、今度の国会移転、もし決まりましたらでございますが、最大の意義をどこに見出していらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 総理は、国会移転が規制緩和とか地方分権、行政改革のきっかけになればということを橋本ビジョンの中で述べておられますけれども、地方分権、なかんずく省庁の統廃合は、省庁はもとより自民党の中でもいろいろ反対があるというふうに伺っておりますが、総理の御所見、御決意をお伺いい……

第136回国会 逓信委員会 第3号(1996/02/22、17期、平成会)

○広中和歌子君 先日、沙漠植林ボランティア協会というところから、モシゴルの砂漠の植林、緑化、農業振興についての活動を伺い、大変すばらしいことだと思ったわけです。この協会がというんでしょうか、この団体がボランティア貯金から一部支援を受けているということで、私はこのボランティア貯金が生まれた精神というんでしょうか、そしてそれに協力してくださる預金者の皆様方を初めとして、こうした取り組みにリーダーシップを発揮していらっしゃる郵政省に対して心から敬意を表したいと思うんです。  ただいま預金金利が低くなっている中で、ボランティア貯金の額というのはどのような推移をしているか、まずお伺いいたします。

第136回国会 逓信委員会 第5号(1996/03/26、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党・平成会の広中和歌子でございます。  私は、一視聴者といたしまして、NHKの番組も大変楽しませていただいております。「生きもの地球紀行」、「大地の子」、「戦後五十年NHKスペシャル」など、思いつくままに述べましたけれども、今後ともいい番組をつくり続けていただきたい。要望いたします。  次に、TBSの未放送ビデオ問題につきましては多くの同僚議員が既に発言されたわけでございます。大臣は、今後、事実を厳正に調査し、放送法に照らして違反については厳正に対処していきたいというふうに述べられまして、これはもうぜひそれをやっていただきたいと思うわけでございます。  しかし、違法性はさて……

第136回国会 逓信委員会 第6号(1996/04/02、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党・平成会の広中和歌子でございます。  きょうはお忙しい中を御出席いただきまして、参考人の方々に心から御礼を申し上げます。  私は、放送界、特に放送の現場には全くの素人、無縁の人間でございましたので、見当違い、失礼な御質問をするかもしれませんけれども、あらかじめお許しを願いたいと存じます。  このたびのTBSオウム報道に関しまして、新進党といたしましてはコメントを発表しております。「東京放送(TBS)のオウム・ビデオテープ問題は、単に報道のモラルから大きく逸脱したという問題に留まらず、それがきっかけとなって殺人事件が誘発され、さらに一連のオウム事件に発展する一因となったとも……

第136回国会 逓信委員会 第7号(1996/04/09、17期、平成会)

○広中和歌子君 まず最初に、預り金の民間災害救援事業に対する寄附の委託に関する法律案について御質問いたします。  制度創設の趣旨といたしまして、第二条に、天災その他非常の災害があった場合で、寄附の委託を受けることが必要と認めたときは、郵政大臣は寄附の委託を受ける期間を定めるとございます。だれが必要と認めるのか、主語はだれなのか、まずお伺いいたします。  天災その他非常の災害はどのような災害をイメージしていらっしゃるのかもあわせてお伺いいたします。
【次の発言】 郵政大臣がお決めになると。
【次の発言】 それでよろしいんでしょうか、改めて伺います。それとも、例えば内閣でお決めになるとか、そういう……

第136回国会 逓信委員会 第10号(1996/05/30、17期、平成会)

○広中和歌子君 一つだけ簡単に御質問させていただきます。  視聴率についてたびたび御質問があったわけですけれども、今後の民放のあり方にもかかわりますので、三一日お伺いいたします。  この視聴率について砂原社長は、視聴率を無視はできない、しかしそれを質に置きかえ志を持った番組をつくっていくとおっしゃいまして、その心意気を大いに多とするものでございます。そしてまた、それを期待しているものでございます。  しかしながら、申し上げるまでもなく民放というのはコマーシャル収入によって成り立っているものでございます。ですから、コマーシャルの収入と番組の視聴率、それがどのようにかかわっていくのか。今後、スポン……

第136回国会 逓信委員会 第11号(1996/06/04、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました電波法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、二院クラブ及び新党さきがけの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    電波法の一部を改正する法律案に対する    附帯決議(案)  政府は、本法の施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。一、電波利用料額については、最近の携帯電話  等の無線局の増加状況も踏まえ、無線局の区  分間の公平な負担、電波利用の実態に配慮  し、適正な水準の確保に努めること。一、電波利用の拡大・多様化に伴い、様々な社  会問題も生じてきている……

第138回国会 科学技術特別委員会 第1号(1996/11/07、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正、円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鹿熊安正君、吉川芳男君、及川順郎君及び松前達郎君を指名いたします……

第138回国会 科学技術特別委員会 第2号(1996/11/12、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として松谷蒼一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第139回国会 科学技術特別委員会 第1号(1996/11/29、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正、円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鹿熊安正君、吉川芳男君、及川順郎君及び松前達郎君を指名いたしま……

第139回国会 科学技術特別委員会 第2号(1996/12/17、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一〇号原子力発電等に関する請願外六件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ござ……

第140回国会 科学技術特別委員会 第1号(1997/01/20、17期、平成会)

○広中和歌子君 お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。  委員長在任中は、大過なくその責任を果たすことができ、本当に皆様方の御協力をありがたいものとして感謝しているところでございます。これからは一委員として、科学技術の振興、発展に微力を尽くしたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第140回国会 科学技術特別委員会 第5号(1997/03/27、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会・新進党の広中和歌子でございます。  科学技術基本計画が決まり、その中に五年間で約十七兆円という大きな予算が盛り込まれたことで、科学技術の分野で新しい時代が到来するという期待を私自身も持っておりますし、多くの方がそうした期待を共有しているんじゃないかと思います。  その中で、新しい科学技術のフロンティアとして重点的に科学技術庁が考えていらっしゃる分野というものはどういうものなのか、そして今度の予算の中でどういうふうに反映されているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 予算がふえるということはすばらしいことだと思います。  ただ、その予算を使ってどのような成果を上げるかと……

第140回国会 科学技術特別委員会 第6号(1997/05/16、17期、平成会)

○広中和歌子君 参議院平成会の広中和歌子でございます。  きょうは、大変に重たい問題を審議させていただくという認識を持っております。  昭和三十一年五月でございますか、科学技術庁の設立の歴史を見ますと、その前に既に原子力委員会が存在していたと。つまり、科学技術庁にとりまして原子力の開発は国策として位置づけられていたことがよくわかるわけでございます。安定したエネルギーを供給することによって国民生活の質の向上を図るということが科学技術庁にとっての大きな原点であるということだろうと思います。その研究開発の前提は平和利用であり安全の確保であり、原子力というのはクリーンである、安全である、平和利用なんだ……

第140回国会 環境特別委員会 第5号(1997/04/02、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党・平成会の広中和歌子でございます。  きょうは差しかえで久しぶりに環境特別委員会で質問するチャンスをいただきましたことを大変喜んでおります。そして、今同僚議員のすばらしい、また興味ある御質問を伺いながら、まさに環境問題は超党派の問題であるということ、そして願わくはこうした環境に対する思いが我々全議員の中に広がることを心から願うものでございます。  さて、南極条約の批准に向け、この南極地域の環境の保護に関する法律案が今国会に提出され、こうして当委員会でも審議が行われることをとても喜んでおります。我が国の批准がおくれたことにつきましては同僚議員から厳しい御指摘などが出ておりま……

第140回国会 建設委員会 第2号(1997/02/21、17期、平成会)

○広中和歌子君 思い出しますと、去年の今ごろは住専国会と言われ、住専問題で荒れ狂った国会でございました。六千八百五十億円国民の税金を住宅金融専門会社を救うために投入することに国民の怒りが盛り上がり、それを受けて新進党、平成会も反対運動を繰り広げたわけでございますけれども、住専処理法案は前の通常国会で成立し、住宅金融債権管理機構が去年の秋誕生したと聞いております。まず、決まった以上、その順調な仕事ぶりを期待させていただきたいと思います。  それで、住宅金融債権管理機構についてお伺いしますが、回収の実績は今のところいかがでございますか。そして、今期の目標は三月末に達成されるのかどうか。また、おやり……

第140回国会 建設委員会 第7号(1997/03/27、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会・新進党の広中和歌子でございます。  ただいま冒頭に平成九年度建設省、北海道開発庁そして国土庁の予算に関しての御説明をいただきました。膨大な予算であり、多岐にわたる大切なお仕事だろうというふうに認めます。これはもちろん日本の社会資本の充実のために組まれたものだと思います。ことしも非常に大きな予算でございますけれども、前年度もそして前々年度も絶えずふえることはあっても減ることはなかった、こうした予算でございます。  それというのも、もちろん戦後あの灰じんに帰した我が国の国土を建て直すためにそうした予算が必要であり、それを少しずつ積み上げながら現在のレベルの社会資本の整備に至……

第140回国会 建設委員会 第9号(1997/04/24、17期、平成会)

○広中和歌子君 阪神・淡路大震災による被災市街地の再建状況、そしてまた再建に当たっての問題点などをまずお伺いいたします。
【次の発言】 私の場合、テレビなどで状況を聞くばかりなのでございますけれども、更地に、火事で焼けて、家が倒壊して、そういうような状況でありましてもやはり地元の方々の土地へのこだわりというんでしょうか、地域へのこだわり、そういうものがあって再開発が非常に難航しているんじゃないかなというような印象を持ったんでございますが、それはきちんと解決されつつ、進捗状況はいいというふうに考えてよろしいんでしょうか。  そして、この御経験が今度の密集市街地のこの新しい法案にどのように反映され……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/06/16、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、自由の会、新党さきがけの各会派共同提案による附帯決議案を提案いたします。  案文を朗読いたします。     金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に関し、次の事項に十分配意し、適切な金融行政の確立に努めるべきである。   一、金融の自由化・国際化が急速に進展する状況の下、住専等金融機関の不良債権問題の顕在化等を機に、金融行……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第1号(1997/09/29、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、委員長に遠藤要君を推薦することの動議を提出いたします。

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1997/11/17、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会の広中和歌子でございます。  けさ、三塚大蔵大臣から大変ショッキングな北海道拓殖銀行の件について御報告があったわけですけれども、けさもう一つ、これは大変に明るいニュースがございましたので、この委員会をそれから始めさせていただきたいと思います。  昨夜、皆様の多くの方とともに私はサッカーを見ておりました。そして、対イラン戦で勝利を得たわけでございます。まさに最低からの出発、そしてワールドカップ出場の権利を得たわけでございます。ゲームそのものも二転三転、まさに劇的な勝利でございました。そして、新監督に就任された岡田監督の采配が大変評価されております。優勝劣敗の激しいスポーツ界……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号(1997/11/21、17期、平成会)

○広中和歌子君 おはようございます。  引き続きまして、不良債権問題について御質問させていただきます。  拓銀の破産の過程を見ましても、また三洋証券の倒産にいたしましても、破綻した金融機関が別の金融会社に救済されるという可能性が今後現実的ではないということを示しているのではないかと思います。  現在、ビッグバンを目前に、多くの金融機関がまさに綱渡り的な状況にあるんではないかと予想されます。しかし、総理は、今後金融破綻の連鎖反応が起こり得ないと断言なさいますか、そして、もし起こったらどういう形で対応なさいますか、お伺いいたします。
【次の発言】 細心の注意を払っても倒産が起こるというのが現在だろ……

第141回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1998/01/08、17期、民友連)

○広中和歌子君 一月七日の朝日新聞の夕刊であったわけでございますけれども、榊原大蔵財務官がイギリスの金融関係者にもう大手銀行の破綻はないという発言をなさったということが報道されております。  大手銀行を守るのは国際的な常識だと述べ、破綻がこれ以上ないという考えを強調なさったらしいんですが、この真意というのはどういうものなのか、山日銀行局長にちょっとお伺いしたいと思います。新聞に出ておりましたので、多分その発言の背後というんでしょうか、バックグラウンドは十分に御存じだろうと思います。
【次の発言】 外向けのスポークスマンとしてのこの発言というのは、銀行局長が今おっしゃられたように、非常に重要な意……

第142回国会 外交・防衛委員会 第1号(1998/02/05、17期、民友連)

○広中和歌子君 きょうは、各国大使から本当にすばらしい現場のお話を伺うことができて、大変幸せでございます。  欧州統合に関しましては、もうかなり前から、紛争の世紀と言われた二十世紀におけるまさに壮大なすばらしい希望のある実験であるというふうに思っていたわけでございますが、多くの困難を克服しながらついに通貨統合の方向に、さらには政治的に、そして文化的にもさらに一体化していくんじゃないかと思うのでございます。  その中で、言語の問題です。パスポートなんかはかなり自由になっているわけでございますけれども、ご札から経済の点で、自由主義経済の中で非常に成長率の大きいところとそうじゃないところと、いろいろ……

第142回国会 外交・防衛委員会 第5号(1998/03/26、17期、民友連)

○広中和歌子君 民友連に所属いたします広中和歌子でございます。  私は、オーストラリア・エイジア・インスティチュートのボードメンバーでございまして、この会議に出席するのをいつも楽しみにしております。  貴国オーストラリアが白豪主義を捨て、そしてアジアの一部という認識のもとに、アジアとのつながりの中で共存共栄を図っていくという御方針を打ち出されてきていることに私は心から歓迎の意を表すると同時に、事実、一九八〇年にはPECCを軌道に乗せられたり、また一九八九年にはAPEC創設に関してリーダーシップを発揮されたことにも心から敬意を表しているものでございます。  さて、アジアというのは世界の成長センタ……

第142回国会 外交・防衛委員会 第13号(1998/05/07、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 どうもお三人の大使、御就任おめでとうございます。そして、今後の任地での御活躍を心から御期待申し上げております。  最初に谷野大使にお伺いしたいんですが、今までインド大使でいらして、そして今度中国に行かれるわけですけれども、インドの場合は明らかに親日的な国であると。日本に対する基本的な尊敬の念というんでしょうか、特にアジアの中で日本が果たした役割について非常に高く評価しているわけですが、中国は逆に日本に対して恐れと警戒感というのを戦争中の体験を含めて持ち続けている国であると思いますので、一方で非常にやりにくいんではないかと思います。  しかも、沿岸部と内陸部の格差であるとか、環境……

第142回国会 外交・防衛委員会 第14号(1998/05/12、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。おはようございます。  きょうの三法案、大変興味深い法案でございますけれども、その審議に先立ちまして、昨夜以来マスコミで大きく取り上げられておりますインドが地下核実験を行ったこのニュースにつきまして、外務省の現在また今後の御対応についてお伺いさせていただきたいと思います。  まさにCTBTによって核の拡散をとめようという世界的な動きのある中で、インドがこのようなことを行ったということを外務省はどのように受けとめていらっしゃるか、まず外務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 インド政府を代表するインド大使にお会いになったわけでございますけれども、……

第142回国会 外交・防衛委員会 第16号(1998/05/19、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 引き続き御質問させていただきます。  今、国際情勢は複雑かつ非常に目まぐるしく動いておりますが、不安定さは特にアジアで顕著でございます。なかんずくインドネシア情勢は非常に緊迫しているわけでございます。  そこで伺いますが、もう既にインドネシアからは一万人を超える邦人が帰国をされた、そしてさらに近隣に出国された方も多いということでございます。それだけではなくて、中国系の人々が三十万人既に出国していると聞いておりますけれども、こういう状況の中ではインドネシアの経済というのは機能停止みたいな状況にあるのではないかと思います。したがいまして、我が国が多く海外投資をしているわけですけれど……

第142回国会 外交・防衛委員会 第21号(1998/06/11、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 四人の参考人がすばらしいプレゼンテーションをしてくださいまして、私の頭の中はいまだにどのような形で御質問していいのかということで混乱しているわけでございます。  広瀬参考人、これは特に質問ではないんですが、私は六、七年前にパキスタンを参議院の議員団の一人として四つの州を訪問したわけですけれども、そのときに、歓迎レセプションなどでその国の首相またはそれにかわる方々が必ずと言っていいほどこのカシミール問題を取り上げ、そしてインドに対する敵がい心、敵意、そういうものをあらわにされることに非常な驚きを覚えたわけでございまして、その印象が強い中で、今、先生のすばらしいプレゼンテーションを……

第142回国会 予算委員会 第2号(1998/01/29、17期、民友連)

○広中和歌子君 おはようございます。  私は、民政党の広中和歌子です。民友連を代表いたしまして質問させていただきます。  さきの国会で我が国が対人地雷全面禁止条約に署名したことを心から喜んでいる国会議員の一人でございます。今民間では、次の運動として、地雷で手足を失った人のために義足を贈る運動が始まっております。それがこのポスターでございます。(資料を示す)地雷禁止に貢献なさったダイアナさんの肖像が美しい花びらでつづられております。今後、対人地雷の犠牲者を支援するODAを行うことは、我が国にふさわしい貢献だと思いますが、総理の御所見をお伺いいたします。

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/02/04、17期、民友連)

○広中和歌子君 私は、民友連を代表して、ただいま議題となりました平成九年度一般会計補正予算外二案につきまして反対の討論を行います。  昨年十一月には三洋証券、北海道拓殖銀行、山一証券、徳陽シティ銀行が次々に経営破綻を起こし、国民の間に金融不安が一気に高まりました。また、銀行の貸し渋りが広がり、企業倒産は過去最高水準となっているほか、消費者マインドも一段と冷え込み、景気は腰折れ寸前の状況となっています。  このような景気の大幅な後退をもたらした責任はまさに橋本内閣の政策判断の誤りによるものであり、消費税率の引き上げ、特別減税の打ち切り、さらに医療費の負担増等、合計九兆円に及ぶ国民負担増を強行した……

第142回国会 予算委員会 第10号(1998/03/25、17期、民友連)

○広中和歌子君 おはようございます。  参議院予算委員会もきょうで三日目でございます。既に十人を超える委員が質問に立ちましたけれども、その多くが現下の不況を訴えているわけでございます。資産デフレ約千兆円、うち土地六百十六兆円、株四百三十四兆円、こうした背景の中で、消費マインド、企業マインドが冷え切っているわけでございます。  日本は不況のさなか、けさの新聞にも書いてございましたけれども、デパートの売り上げが前年同月の六・六%マイナス、しかしそれよりももっと問題なのは、日用品を買うスーパーとかコンビニ、その売り上げでさえ五・五%下がっているということでございます。不況感がちまたにみなぎっているわ……

第142回国会 予算委員会 第19号(1998/05/07、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 大変やりたくない質問なのでございますけれども、させていただきます。  政治腐敗につきましては、古くはロッキード、私が政治に入りましてからもリクルートとか共和、泉井等々ございまして、国民の政治への不信感というものはもう広く深く広まっております。しかし、行政に関しましてはむしろ信頼感があったのではないかと思います。  特に、高度成長期、日本の経済発展をまさに陰に陽に支え、引っ張っていったその行政の力に対する国民の畏敬の念みたいなものがあって、そしてまさにそれと裏腹に外国からは日本株式会社というような言い方で、官僚の強力な力というんでしょうか、それを批判するさまざまな意見があったわけ……


18期(1998/07/12〜)

第145回国会 財政・金融委員会 第3号(1999/03/09、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  私は、宮澤大臣を初めそこにお座りの方々、経済の専門家と違いまして全くの素人でございます。普通の金銭感覚と申しますか経済感覚で質問させていただけたらと思います。  きょうは非常に寒い日でございまして、まさに桜の咲くころが待たれるわけでございます。去年はそのころには日本の経済環境も明るくなると言われたわけでございますけれども、ことしはいかがでございましょうか。〇・五%の経済成長率、先ほども同僚議員が御質問になりましたけれども、果たしてそれが達成できるのかどうかということが今問題だろうと思います。民間の研究機関などには、それはとても無理で……

第145回国会 財政・金融委員会 第7号(1999/03/19、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきであ……

第145回国会 財政・金融委員会 第8号(1999/03/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 おはようございます。  三法案の審議に入ります前に、この週末に大きく新聞で取り上げられておりましたODA債権全額放棄について、大蔵大臣の御所見をお伺いできたらと思います。  六月に開催される主要国サミットの議長国提案として、それはドイツでございますけれども、議長案としてODA債権全額放棄が明らかになったというふうに報道されております。主要七カ国全部で二百億ドルに上る最貧国向けODAがあるわけでございますけれども、その対象となるODA債権のうち日本は一兆円規模であるというふうに報道されております。つまり、二百億ドル中八十五億ドルでございます。これまでもたびたび債権の繰り延べなどを……

第145回国会 財政・金融委員会 第10号(1999/04/13、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 金融業者が発行する社債を購入する投資者を保護するため、金融業者の監督体制の強化を図るとともに、不良債権の状況など融資業務の特殊性に対応したディスクロージャーの充実を図ること。また、本法律に基づいて……

第145回国会 財政・金融委員会 第11号(1999/04/15、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 堺屋長官は経済改革、行政改革に大変熱心な方でいらっしゃいましたが、その方が経済企画庁長官になられた、そしてきょう審議されております国際協力銀行法の主務大臣である、そういう状況の中でまずお伺いいたします。  行政改革の一環として行われた特殊法人の改革と統合でございますが、なぜ海外経済協力基金、OECFと輸出入銀行の統合なんでしょうか。例えば、同じ金融機関の統合であるならば開銀と輸銀という考え方もあったでしょうし、ODAという視点であればOECFとJICAという考え方もある。なぜこういう組み合わせ、OECFと輸銀の組み合わせを選ばれたのかということについて御感想をお伺いいたします。

第145回国会 財政・金融委員会 第14号(1999/05/18、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 国民生活金融公庫の業務実施に当たっては、民業補完の原則を踏まえつつ、今後の業務の実態に即して、管理運営体制等について適切な見直しを行い、効率的かつ効果的な運営に努めること。  一 国民生活金融公庫に関するリスク管理債……

第145回国会 財政・金融委員会 第17号(1999/06/03、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、日本政策投資銀行法案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨及び概要について御説明申し上げます。  本法律案は、特殊法人の整理合理化及び経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化の観点から、日本開発銀行及び北海道東北開発公庫を廃止して日本政策投資銀行を設立し、経済社会の活力の向上及び持続的発展、豊かな国民生活の実現並びに地域経済の自立的発展に資するため、一般の金融機関が行う金融等を補完し、または奨励することを旨とし、長期資金の供給等を行わせるため、日本政策投資銀行法を制定することとするものです。 ……

第145回国会 財政・金融委員会 第20号(1999/08/03、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私も、冒頭の質問は実を言うと質問通告していないんですが、林委員の御質問に触発されまして、質問させていただきます。  この御報告の中で、「デフレ懸念の払拭が展望できるような情勢になるまで、現在の思い切った金融緩和基調を維持し、金融面から、物価の安定と経済の回復をしっかり支えていく方針であります。」というふうにおっしゃっているわけでございます。  私は、日銀総裁が初めてこのポストにおつきになりましたときに、庶民の立場から言うと、千二百兆円に上る預金がほとんど金利を生まないといういわばお金の飼い殺し、そういう状況に対して大変にフラストレーションを感じている、それが消費マインドを押し下……

第145回国会 財政・金融委員会 第22号(1999/08/06、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 残りの貴重な時間をちょうだいいたしまして、新宮澤構想について再度御質問させていただきたいと思います。  タイのバーツの下落に始まるアジアの通貨危機、そしてそれが経済危機に広がる中で新宮澤構想というのが発表され、それが三百億ドルという大きなお金、円に直してみましたら三兆五千億という大きな金額でございまして、年間ODA予算の三倍にも当たる大きな規模でございます。それがどのような形で使われ、そしてどのように評価されているかということについてまずお伺いしたいわけでございます。  新聞報道などによりますと、「「宮沢構想」半年―高い関心、非対象国から要請も」という何かポジティブな見出しの記……

第145回国会 予算委員会 第7号(1999/03/01、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 おはようございます。  先週からけさにかけてマスコミのニュースを独占したのは、脳死からの臓器移植でございました。心臓、肝臓、腎臓と、それぞれ各地で提供を待たれている方への手術が終わったということでございますが、厚生大臣、簡単にその経過をお話しいただけませんか。
【次の発言】 脳死からの臓器移植に関しましては、世論もいろいろ割れてきたわけでございますけれども、今回の移植について総理のコメントをお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  私ごとになりますが、私は一九八六年に政治の世界に入らせていただき、十二年前初めてこの予算委員会で総括質問に立たせていただき……

第145回国会 予算委員会 第13号(1999/03/10、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 一番最初にコンピューター二〇〇〇年問題をお伺いしようと思ったんですが、官房長官がいらっしゃいませんので、それは後でさせていただきます。  私は、民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。三月一日の総括質問に引き続きまして、その残りの質問をさせていただきたいと思います。  前回は、金融問題を含む日本の経済危機に関しての認識、共通の認識については一致しているわけでございます。しかし、世界第二の経済大国である日本、しかもそのGDPはアジア全体の二倍に達する、金融資産も千二百兆に上っている、海外にも一兆ドル前後の資産がある、国内には技術も人もある、それなのに国も国民も自信喪失している、……

第146回国会 総務委員会 第2号(1999/11/11、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府並びに人事院は、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。  一 人事院勧告制度が労働基本権制約の代償措置であることを踏まえ、政府は人事院勧告制度を引き続き尊重するとともに、人事院は官民給与の精確な比較等により公務員給与の適正な水準の維持・確……

第146回国会 総務委員会 第3号(1999/12/14、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  総務委員会に属するのは今回初めてでございまして、しかも最初の質問でございますので、見当違いな質問もあるかもしれませんけれども、どうかあらかじめ御容赦いただきたいと思います。  このたびの法案でございますが、官民交流法は労働力の流動化が起こり始めている我が国では非常にタイムリーな法案と思えるわけでございます。しかし、これがどのような職種でどのような規模でどのくらいの期間、期間は三年以内というふうになっておりますけれども、どのような成果を期待していらっしゃるのかお伺いしたいと思います。

第147回国会 総務委員会 第6号(2000/03/28、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 第八委員会室で初めて総務委員会が開かれるということでございますが、そうそうたる貴族院議員の方々の肖像画を前にいささか緊張しているところでございます。  本日、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案でございますけれども、簡単に内容を言ってしまえば、今までビジネスクラスを使っていた方が一部エコノミークラスに変わっていただく、そしてファーストクラスの方も一部ビジネスクラスに変わっていただくということなのでございますけれども、ビジネスで公務員が御旅行になる場合には原則としてビジネスクラスをお使いになってよろしいんじゃないでしょうか。特に遠距離の旅行などというものがございま……

第147回国会 総務委員会 第8号(2000/05/11、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 広中でございます。  この中央省庁改革基本法で、国の行政機関の職員の定数約八十四万人を十年間で一〇%削減するとされたものが、なぜ平成十一年四月の閣議決定で二五%になったのかということについてでございますけれども、その二五%の数字の根拠というのは何でしょうか、簡単にお答えください。
【次の発言】 私がお聞きしたいのは、経緯じゃなくて、その根拠なんですよね。  二五%の削減というのは、独立行政法人化、特に国立大学の独立行政法人化を前提としてその数字が出てきたんですか。
【次の発言】 従来でしたら十年間で一〇%ですから、八十四万人をベースといたしますと、十年間で八万四千人の削減ですよ……

第150回国会 国土・環境委員会 第2号(2000/11/09、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の福山議員からCOP6についての御質問があったわけですけれども、私は、地球温暖化一般について、建設大臣並びに環境庁長官に御質問させていただきたいと思っている次第でございます。  地球温暖化による異常気象、それによる災害が地球規模で各地に起こっているわけでございます。長雨による浸水、それから大雨による洪水、片や砂漠化も進行しているわけでございます。  ここに御本がございますが、「人類は80年で滅亡する」と、ちょっとショッキングなタイトルの本でございますが、立派な学者が書いていらっしゃる。東北大学の西澤潤一先生と上墅勲黄先生、このお二人の書いていらっしゃる本でございますけれど……

第151回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2001/03/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 今国会からこの沖特、沖縄北方領土特別委員会に所属させていただきました。橋本大臣はこの問題に、特に沖縄には深くかかわっていらっしゃいましたので、横綱に幕下が挑むような、本当に素人の質問になってしまうと思いますけれども、複雑な問題について本当に素朴な質問をさせていただきたいと思います。  沖縄振興に関しましては、米軍基地の七五%が沖縄にあるということで、私としても、そして多くの日本の国民も理解を示しているんではないかと思います。しかし、予算の仕組みが非常に複雑過ぎて、それがどのように適切な形で使われているかわからないというような思いがいたします。  例えば、平成十二年度、去年までの……

第151回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(2001/06/20、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 最初に、尾身沖縄担当大臣に御質問させていただきます。  この六月ですか、沖縄を訪問なさいまして、そして稲嶺知事を初めさまざまな場所を御訪問になったと伺っておりますが、大臣は沖縄訪問に際して、責任の重さを痛感している、皆さんと一体となって新しい沖縄づくりに取り組みたい、期待に必ずこたえたいと語られたというふうに報道されております。  沖縄県民が期待している沖縄振興策のビジョンについてお伺いしたいわけでございますけれども、一国二制度というのを稲嶺知事などは要望されているようでございますけれども、この一国二制度の可能性に触れながらそのビジョンについてお述べいただきたいと思います。

第151回国会 外交防衛委員会 第4号(2001/03/22、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。久しぶりにこの委員会に戻らせていただきました。緊張と期待を持って質問をさせていただきたいと思います。  私は、一九八六年、今から十五年ぐらい前になってしまうんですが、政治の世界に入りまして、最初に所属したのが外務委員会でございました。当時、日本を取り巻く環境というのは、言ってみれば、ジャパン・バッシングに象徴されるように、非常に日本の経済力が強かった。バブルも起こり始めていたわけですけれども、そういう中でゴルバチョフ・ソ連邦書記長が登場し、東西冷戦の雪解けムードが始まった。そして、地球環境を人類共通の敵として戦っていこうという本当にすばらしい時期……

第151回国会 外交防衛委員会 第14号(2001/06/07、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  きょうは、川島裕外務事務次官を政府参考人としてお願いしたわけですが、いらっしゃることができないということですので、外務大臣官房長の飯村さんにぜひお残りいただきたいと思います。  さて大臣、小泉内閣の人気は上々、そしてそれを支える田中外務大臣のマスコミの注目度抜群でございます。このように六台のカメラがこうした委員会に来てくれるということ、それはそのことを示しているんだと思いますけれども、一々その御発言が取り上げられ、大臣の御発言、あるいはそれに絡むものが非常に注目を浴びているということ、これは喜んでいいのか、それとも問題なのか、大臣と……


19期(2001/07/29〜)

第152回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2001/08/07、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第153回国会 外交防衛委員会 第3号(2001/10/25、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  けさ、約三時間半にわたりまして六人の公述人から、今、私どもが扱っております法案、テロ対策特別措置法等に関する意見の聴取を受けました。六人それぞれすばらしい御意見を発表していただいたわけですけれども、非常に多様であり、この問題がいかに複雑であり、奥が深いかということを感じさせられたことでございました。  九月十一日以降、世界は変わったとよく言われます。灰色の重い雲が地球を覆っている、そして二十一世紀冒頭、アメリカ人のみならず全世界の人々の意表をつくニューヨークWTCなど同時多発テロによる攻撃によって、どのように今後このような種類の挑戦というんで……

第153回国会 外交防衛委員会 第6号(2001/11/08、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 おはようございます。民主党の広中和歌子でございます。  きょう、略称爆弾テロ防止に関する条約とそれから爆弾テロ防止条約関連関係法律整備法案、この二つについて御質問させていただきます。  もう既に衆議院ではこれが全会一致で可決されたという法律でございますけれども、しかしながら素人ではございますけれども、この件に関して素人ではございますが、いろいろ勉強させていただき、質問させていただきます。  二十世紀というのは戦争の世紀というふうに言われておりますけれども、二つの世界大戦、そしてその後の冷戦、冷戦のさなかに世界各地でさまざまな、大小そして長短はございますけれども地域戦争が起こった……

第153回国会 外交防衛委員会 第12号(2001/12/04、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 おはようございます。民主党の広中和歌子でございます。  法案の審議に入ります前に、けさ報道されておりますイスラエルがパレスチナ自治政府に対してミサイル攻撃を始めたと、そのニュースについて伺わせていただきたいと思います。  九月十一日のアメリカ同時多発テロ以降、世界の注目は、その首謀者オサマ・ビンラディンをかくまっているタリバン、その勢力が実質支配しているアフガニスタンに注がれてまいりました。その間、テロの遠因とも言われるイスラエル、パレスチナ関係は小康状態を保っていたということが言えるのではないかと思います。  ところが、アフガニスタン状況が急展開し、タリバンを追い詰めるといっ……

第153回国会 国家基本政策委員会 第1号(2001/10/17、19期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) ただいまから国家基本政策委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  去る九月二十七日の本会議におきまして国家基本政策委員長に選任されました広中和歌子でございます。  皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、中立、公正な運営に努め、職責を全うしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、筆坂秀世君及び角田義一君が委員を辞任され、その補欠として宮本岳志君及び岩本司君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現……

第154回国会 外交防衛委員会 第6号(2002/04/09、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 おはようございます。民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  環境問題というのは、正に最近は、最近といいましても過去十数年にわたりまして正に外交問題でもあるということで、環境大臣を経験なさった川口大臣が外務大臣に御就任になったこと、正に適役かなというふうにお喜び申し上げております。  最初、まず、オゾン層に関するモントリオール議定書について御質問させていただきます。  まず、モントリオール議定書の成立、それが一九八七年以降のことでございますが、その後度々改正がされ、成層圏におけるオゾン層の破壊、ガスの濃度がどのように変わったかということについて御質問させていただきますが、実……

第154回国会 外交防衛委員会 第9号(2002/04/18、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 二つだけ短く質問させていただきます。  先ほど行方不明者という言葉が出ましたけれども、日本の国内で行方不明者として警察に届けられる方の数というのはどのくらいあるかということ、それが一点です。  それから、かつて森さんが総理でいらしたころに、この拉致問題に絡んで、ヨーロッパのどこかで突然出てくることもあり得るといったような発言をなさったことがあるんですが、その発言の背後には何らかの捜査当局の確信みたいなものがあってそのような発言につながったのかどうか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 そのうち見つかった人たち、それから北朝鮮に絡んでいると考えられる人の、いわゆる行方不明者の……

第154回国会 外交防衛委員会 第11号(2002/04/25、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  さて、防衛庁長官、五月の連休にせっかく中国に御訪問になろうという予定でいらしたのに、中国から断られてしまった。外交的には大変失礼なことではないかなと思うんでございますけれども、どのようにお考えになっているのか、そして断られた理由は何だというふうに認識していらっしゃるか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 相手国にも事情と立場がおありでしょうというふうにおっしゃいましたけれども、理由もなくお断りになったわけですよね、あちらは。ですから、こちらとしてはどういうことなんだろうかと推測なさるんだろうと思いますけれども、どのようにお考えでいらっしゃい……

第154回国会 外交防衛委員会 第12号(2002/04/26、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 先ほど、大使を民間からとか適材適所とかいろいろなサジェスチョンがございましたけれども、どういうふうに人を選ぶかという、だれが選ぶかということが本当に問題なんではないかなと思うわけでございまして、大臣、政務官、そういう人たちに任せろとおっしゃいますけれども、少なくとも今のシステムというのは、大臣も、要するに一年間我慢していただく方にすぎないといったような、そういうことで、実際にトップダウンのシステムができ上がっていないということに非常に問題があるんではないかと思うんでございますが、改めまして宮内参考人にお伺いします。  それから、現在の外交というのがむしろ非常に専門性が必要となっ……

第154回国会 外交防衛委員会 第18号(2002/05/30、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  今日は京都議定書という大変重要な問題について質疑をさせていただくわけでございますけれども、外務省、防衛庁、この外交防衛委員会には、様々、いろいろ問題が噴出いたしまして、やはりそういう時の話題についても触れないわけにはいかないわけです。  まず、防衛庁のリスト作成問題についてお伺いいたします。報道によれば、防衛庁の職員による情報公開法に基づく請求者百四十二人全員の身元を独自に調べ、リストを作成したと報道されました。この事実関係について、まず防衛庁長官、御報告お願いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと幾つか確認させていただきます。  まず、……

第154回国会 外交防衛委員会 第22号(2002/07/02、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。おはようございます。  日韓共同開催ワールドカップが終わりました。この一か月間、日本じゅうが久しぶりに一つになって燃えたと、そういう思いがいたします。隣国韓国と非常に仲良くなれたこともすばらしかったし、世界の国々が日本人のホスピタリティーを知ってくれたということ、これも私どもにとってはうれしいことではないかと思います。  こうした盛り上がりの後、一種のうたげの後の脱力感みたいなのがあるわけですけれども、日本を取り巻く状況というのは決して、何というんでしょうか、易しいものではなくて、ひっきりなしに外交問題が襲ってきていると。最も最近では、六月二十九……

第154回国会 外交防衛委員会 第27号(2002/07/18、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  人事交流のことで大分御質問、御意見が多いようでございますけれども、大臣は環境大臣も経験していらっしゃると思います。環境庁のほとんどのトップ人事というのはよその省庁で占められている。大蔵省、通産省、農林省、そして環境庁の下から積み上げた人がなかなか上に行けないという、そういうことがあるわけでございまして、そういうことを考えますと、上をばっちり占められていることの弊害はございますけれども、よその省庁の方が来たからといって、意識改革というか刺激にこそなれ、それほどダメージがあるとも思えないわけです。ましてや、外務省、一人、二人、三人、せいぜい十人ぐら……

第154回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号(2002/07/19、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。民主党にいただいた一時間のうち前半を私が受け持たせていただきます。  バブル崩壊後の十年間、グローバル化の中で経済が目まぐるしく変化し、非常に難しいかじ取りを金融・経済・財政運営において求められている中で、三大臣の御出席をいただきまして質問させていただくことを大変有り難い機会ととらえております。  まず最初に、平成十四年六月二十五日、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇二」を出されました。これは実を言うと昨日いただいたんですけれども、読ませていただいて、非常に多岐にわたって問題を提起をなさっていることに気が付くわけですけれども、特に「経……

第154回国会 国家基本政策委員会 第1号(2002/02/20、19期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) ただいまから国家基本政策委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家の基本政策に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、合同審査会に関する件についてお諮りいたします。  国家の基本政策に関する調査について、衆議院の国家基本政策委員会と合同審査会を開会することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、初回の合同審査会の日時及び場所につきましては、公報をも……

第155回国会 外交防衛委員会 第4号(2002/11/19、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  私は、多くの同僚議員のように防衛庁の組織とか人事について熟知しておりませんので、質問は大変素朴な率直なものになると思いますが、お許しいただきたいと思います。  このたびの防衛庁の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案でございますけれども、先ほど、先週でございますか、公務員の一般職の給与が改正されたことに伴うものでございます。  公務員の給与というのは、戦後は非常に低いものであったのが、民間並みに上げましょうということで上がってきた。今非常に厳しい経済状況の中で、民間が、すべてではございませんでしょうけれども、下がっている、少なくとも平均……

第155回国会 外交防衛委員会 第6号(2002/11/26、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 三人の参考人の方々、本当にありがとうございました。  今日のこの参考人質疑というのは、私ども、前回行いましたテロ特措法の二度目の延長が閣議決定されたことに関して参考人の方々に御意見をお伺いしようと、そういうことで設定されたものなのでございますが、まず孫崎参考人にお伺いしたいんです。  このテロ特措法でございますが、昨年の九・一一のあのテロをベースにして作られた法律でございますが、アメリカなどはテロとイラクとのかかわりをいろいろな形で指摘しているわけで、もしこれが安保理などで関係付けられた場合には、テロ特措法が今後あり得るかもしれないイラク攻撃に対して援用される可能性があるのかと……

第155回国会 外交防衛委員会 第7号(2002/11/28、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  行政改革の大きなうねりの中で、政府の持っている特殊法人、それを民営化する、あるいは合併する、あるいは独立行政法人化すると、そういう大きな流れが大分前から始まっているわけでございますけれども、関係する団体にとっては大きな問題だろうと思います。  一般の人たちにとりましては独立行政法人になったらどう変わるのと、特殊法人がどのような独自性を、自由度を発揮できるんだろうかと、そういった疑問もありますし、またどのような効率化、そしてまた予算の節約、そういったものにつながるんだろうか、あるいは今まで言われていた天下りの問題とかそういうものがどうなるんだろ……

第155回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2002/10/18、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの櫻井君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に清水達雄君を指名いたします。

第156回国会 外交防衛委員会 第3号(2003/03/25、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中でございます。  イラク問題をめぐりまして、過去数か月、そして特に最近のこの数週間というもの、外務大臣、防衛庁長官、官邸、そしてスタッフの皆様、昼夜を分かたない情報収集とか分析、そしてまた決断をなさらなければならなかったと、そういうことに対して心からのねぎらいの気持ちを表させていただきたいと思います。  しかしながら、戦争は残念ながら三月二十一日に始まってしまいました。民主党はこの戦争に反対でございます。参議院本会議で民主党・新緑風会を代表して、一日も早い停戦を求め、私は総理に対して質問を行いました。川口大臣に対しても、また防衛庁長官に対しましても同じ思いであること……

第156回国会 外交防衛委員会 第4号(2003/03/26、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中でございます。  昨日に続きまして質問させていただきます。  まず、外務大臣、予算書でございますけれども、国際社会全体の平和と繁栄の実現という項目におきまして、いろいろな、七百三十五億円が計上されております。これはODA予算とは別に考えていらっしゃるんでしょうか。  例えば、人間の安全保障への取組のための経費等というふうにおっしゃっていますけれども、ODA関係ではなくて、別に七百三十五億円を計上していらっしゃる。その中にはTICADV、東京アフリカ開発会議も含まれております。それから、グローバルな安全保障問題への対処のための経費、地域紛争の対処のための経費というふう……

第156回国会 外交防衛委員会 第9号(2003/05/08、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  外務大臣そして防衛庁長官におかれましては、外国訪問精力的にこなされたこと、まず敬意を表したいと思います。  さて、イラク問題についてまず御質問させていただきます。  ブッシュ大統領による正に洋上でのドラマチックなイラクの終結宣言が出されたわけでございます。私といたしましては、始めた以上早く終わることを願っていたわけでして、それにしても全くあっけない幕切れでございました。  その結果として、死者、負傷者も多分当初の予想よりは大分少なかったんではないかと思いますけれども、実数が分かりましたら教えていただきたいと思います。

第156回国会 外交防衛委員会 第13号(2003/06/10、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中でございます。  榛葉同僚議員に引き続きまして質問させていただきます。  私が担当いたしますのは使用済核燃料及び放射性廃棄物管理の条約についてでございますけれども、これにつきまして、まず、チェルノブイリ事故を契機として原子力安全条約ができた、それが一九九四年である。それが採択され、発効したのが九六年。日本もこれに入っておりますよね。  そして、今回、放射性廃棄物の管理の安全に関する条約に関しては署名もしていないし、そして、それが九七年にウイーンで採択されたにもかかわらず、二〇〇三年の今日まで時間が、この批准に対して非常に時間が掛かっているということ。その間……

第156回国会 外交防衛委員会 第18号(2003/07/22、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私の質問は、是非官房長官、実を言うと総理にいていただきたいぐらいなんですけれども、官房長官を含めた閣僚の皆様にお伺いしたいと思っておりましたが、今、記者会見だということでおいでになりませんので、少し順番を変えてお伺いいたします。  ブッシュ大統領がかねてから言っている悪の枢軸発言の中に、イラクや北朝鮮とともにイランが含まれているわけでございます。そういう中で、日本がこれまでイランと非常に友好な関係を持ち、我が国のエネルギーをイランに依存する部分が非常に多かったわけでございますが、イランとの間に結んだアザデガン油田開発の最優先権についてアメリカから待ったが掛かっていると。そのこと……

第156回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2003/01/20、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの荒木君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に清水達雄君が選任されました。

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号(2003/05/23、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  有事とか災害、それに伴う混乱とかカタストロフィー、私たち、考えたくない、ましてや武力攻撃されるなどということは本当に考えたくないことでございます。しかし、災害は忘れたころにやってくると、そのようなことわざがありますように、備えあれば憂いなしということです。  しかし、どれだけ備えれば憂いがないのか、安心なのかと、これが問題でございます。あり得うべき危機にどれだけコストを支払うか、そのコストというのは分からないわけですから、できるだけそのコストを払いたくないというのが人間の普通の心情だろうと思います。だから、有事や災害など決して起こりっこないん……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2003/10/08、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  テロ特措法の二年間延長問題についての審議、既に今日で三日目に入りました。  私は、今日一時間の時間をいただいたわけですけれども、既に多くの質疑がなされ、問題提起がなされているわけでございます。そういう中での質問でございますから多少の重なりがあるとは思いますが、私なりの質問をさせていただきたいと思います。  テロというのは、これまで世界じゅう、いつの時代でも、どこでも存在したわけでございます。それぞれの国の警察が処理をしていた、取り締まっていた。しかし、世界がグローバル化するにつれて警察が、世界の警察がそれぞれに連携を取り合いながら取り締まると……

第159回国会 総務委員会 第1号(2004/03/11、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 当委員会が行いました委員派遣について、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、景山俊太郎委員長、山崎力理事、内藤正光理事、久世公堯委員、世耕弘成委員、高橋千秋委員、宮本岳志委員及び私、広中和歌子の八名で、去る一月十四日、十五日の両日、大阪府、奈良県及び京都府に派遣され、情報通信行政に関する視察及び奈良県の行財政問題等に関する実情調査を行ってまいりました。  訪問先は、近畿管内の総務省関係機関、NHK大阪放送局、奈良県、NTTコミュニケーション科学基礎研究所及び国立国会図書館関西館であります。  以下、視察調査の結果について御報告いたします。  第一に、総務省近畿行政評価局……

第159回国会 総務委員会 第6号(2004/03/25、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 大変長い題の法案でございます。新東京国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆる成田財特法でございますが、これは整備事業の、成田空港周辺の地域の整備事業の補助率を上げるという、そのような法案でございます。今回で五回目の延長になるわけでございますけれども、総額これまで幾らぐらいお使いになっているんでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 この額が多いか少ないかということでございますけれども、過去二十年間このような資金が投ぜられた結果として、どのような形で地域に貢献しているのか、お伺いいたしたいと思います。

第159回国会 総務委員会 第7号(2004/03/26、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による地方分権を推進するための地方税財政基盤の確立に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方分権を推進するための地方税財政基盤の確立に関する決議(案)   政府は、地方分権の推進に関する国会決議等を十分踏まえ、真の地方分権型社会にふさわしい税財政システムを確立するため、次の諸点について格段の努力をすべきである。  一、歳出面においては、国の関与の廃止・縮減を図るとともに、歳入面においては税源移譲による地方税中心の歳入体系を構築することにより、地方公共団体の自由度を一層高……

第159回国会 総務委員会 第8号(2004/03/30、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  冒頭、NHKの番組に対して、すばらしかった、私にとって印象に残っている番組についてコメントさせていただきます。  「プロジェクトX」というのは最初から私はファンでございまして、特に不況が長期化する中で人々のマインドが非常に、マインドってごめんなさい、人々の心が非常に落ち込んでいる中で、戦後の厳しい時代を生き抜いてきた技術者たち、心を合わせて頑張っているそういう姿、それが私たち日本人に非常に勇気を与えたんではないかなと。こういうことで、こうしたすばらしいシリーズ物を作っていただくということに関してとても感謝申し上げております。  それから、数年……

第159回国会 総務委員会 第10号(2004/04/08、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読させていただきます。     消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について十分配慮すべきである。  一、住宅用火災警報器等の設置が、住宅火災における死者発生率低減に高い効果を上げていることにかんがみ、火災保険の保険料割引制度の拡充、技術開発及び適正競争の実現による消……

第159回国会 総務委員会 第14号(2004/04/22、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました行政機関の職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     行政機関の職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について十分配意し、行政に対する国民の期待に応えるべきである。  一、引き下げられた職員数の最高限度の下で、今日の複雑高度化する行政課題に柔軟かつ的確に対応するため、行政需要の変化やIT・電子政府の進展等に応じた政府部内全体の定員配……

第159回国会 総務委員会 第16号(2004/05/11、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。  一、電波の再配分に係る給付金は、公正かつ合理的な方法を用いて算定するとともに、給付金支給の実施状況を明らかにする等制度の透明性を確保すること。  二、電波の再配分に当たっては、既存の免許人への経済的な影響等に……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 文教科学委員会 第4号(2004/11/11、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。私にとりましても、この委員会、初めての質問でございますので、よろしくお願いいたします。  先ほど同僚議員から、地震など突発的に起こる災害に、非常時のトラウマに対する心のケアの必要性ということで御質問がございましたけれども、そうした突発的な事故だけではなくて、日常的に様々な形で今現代人というのはストレスを感じている、子供たちも例外ではないわけでございます。  今朝の参考人質疑で小柴昌俊先生もおっしゃいましたように、本当に今子供たちの置かれている状況というのはかつてと大いに違うわけでございます。決して今の子が不幸だと言うつもりはございませんけれども、……

第162回国会 文教科学委員会 第12号(2005/07/07、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  私どもはこの学校教育法の一部改正に対して基本的には賛成でございますし、ただいま有村議員から幅広くかつ適切な御質問をなさいましたので、それに敬意を表しながら、重複を避けて質問をさせていただければと思います。また、時間が余りましたらば、他の分野についても御質問させていただきたいと思っております。  この学校教育法の改正の理由として、学位について、国際的な動向を踏まえということと教育活性化の観点からとなっておりますけれども、まず、国際的な動向ということにつきましてはどういうふうに具体的にとらえていらっしゃるのか、お伺いいたします。

第164回国会 文教科学委員会 第2号(2006/03/16、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  小坂文部大臣、御就任おめでとうございます。  所管大臣として過日所信を述べられましたけれども、文部行政というのは本当に幅が広く奥が深い。そういう中で、どういうことに焦点を当てて大臣個人としてはやっていかれるかということ、当然そういう関心があるわけでございますけれども、今朝、同僚議員が質問なさいましたので私はあえて質問いたしませんけれども、そのときのお答えとしては、受け手の側に立った文部省改革をしたい、それから明るく活力のある学校現場、それからスポーツを振興したい、それから安全というようなこともおっしゃいましたし、科学技術もちょっとおっしゃり、……

第164回国会 文教科学委員会 第14号(2006/05/30、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  ただいま林議員から現役の母親としても真剣な御質問があったわけでございますけれども、私はどちらかというともう卒業して、もう大分年を取っております。そういう中でこの法案につきまして審議させていただくわけですが、私の時代というものは、保育所というのは、正に官庁用語なんでしょうけど、保育に欠ける子供たち、つまり母親が経済的理由で働かなくちゃならない、したがって、そうした子供たちを面倒を見るのが保育所であり、幼稚園というのは学校に上がる前の子供が図工やお遊戯やその他の遊びを通じて社会性を学ぶ場所であったと、そういうことであるわけでございます。しかし、時……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第4号(2006/11/28、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  伊吹大臣におかれましては、財政とか金融あるいは税制の専門家でいらっしゃいますと同時に、教育問題に関しては非常に御造詣が深いと。そういうことで、このたび文部大臣に御就任なられたことは大変適材適所だと、大変期待していたわけでございますけれども、しかしながら、現在、政治を取り巻くその最重要課題として、いじめによる自殺であるとか高校での未履修問題、あるいは公聴会、タウンミーティングにおけるやらせとかサクラとか、本当に、大臣になられてこういう問題を背負われたということに関して、本当に心から同情申し上げる次第でございます。  そこへもってきて、教育基本法……

第166回国会 文教科学委員会 第6号(2007/03/29、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  国立大学法人法の一部を改正する法律案について、なかんずく、大阪大学と大阪外語大学の統合について審議されるわけでございますけれども、まず、幅広く高等教育の国家戦略についてお伺いしたいと思います。  折から、時代は少子化、そして高齢化、国際化、IT化ということで非常な変化のときにあるわけでございます。そういう中で、平成十六年四月、国立大学法人化がなされたわけでございます。その制度を導入するに至った目的、そしてその概要、そしてその後の評価ですね、特にその後の評価についてまずお答えいただければと思います。

第166回国会 文教科学委員会 第17号(2007/06/05、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  今日、日本の学校制度について、広く教育について質問するチャンスをいただきましたこと、本当にありがとうございます。大臣からの忌憚のない御意見をお伺いできればと思います。  古いことで恐縮なんでございますが、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本が出版されました。アメリカ人のエズラ・ヴォーゲルという方が書いた本でございますが、ともかく日本の様々なシステム、制度について非常にポジティブな、前向きなお褒めの言葉がちりばめてある本でございます。  私は教育の部分を思い出しながら読んでみたわけでございます。そういたしますと、日本の学校制度のことを非常に……

第166回国会 予算委員会 第8号(2007/03/12、20期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。よろしくお願いいたします。  最初の質問は、私の知人、この方は独身女性でございます。この方が賃貸住宅に住んでいたわけですけれども、そこで立ち退きを求められた。その理由というのは、建て替えをするから出てくださいということです。そのことについてはその女性は何も文句言っておりません。そして、その近所に同じような、今まで払っていたと同じような家賃の賃貸が一杯ありましたので、いろいろ物色したそうです。ところが、実際に契約という段になりますと、その女性の年齢は私知りませんけれども、六十歳以上あるいは六十五歳以上ということで借りられないということで断……


21期(2007/07/29〜)

第169回国会 環境委員会 第8号(2008/05/27、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の広中和歌子でございます。  大臣、環境大臣サミットでのリーダーシップに心から敬意を表したいと思います。私もGLOBEという地球環境国際議員連盟の一員として、前日、神戸の同じ会場に行かせていただきました。環境大臣会議に先立ちまして、NPOの方、国際機関の方、大勢御参加になり、そして危機感を共有すると、地球温暖化に対する危機感を共有するということがあって、そしてさらに環境大臣との対話の時間も持てたということ、本当にすばらしいことだと思いました。今昔の感を持ったわけでございます。いずれにいたしましても、これからの大臣の御活躍を、環境大臣としてのリーダー……

第171回国会 外交防衛委員会 第11号(2009/05/12、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 専門家ではございませんので、非常に素朴な質問をさせていただきます。  最初は、お一人に一分以内で答えていただきたいんですが、一九九五年にSACO最終報告で普天間の返還が決まったと。私は現地に参りましたけれども、宜野湾市、人口九万に膨れ上がっています。しかも、そのど真ん中に基地がございますから、人々がその周辺にひしめいて暮らしている。そういう中で返還することが非常にもう喫緊の課題である。にもかかわらず、これだけ時間が掛かった理由。  それから、次の協定がありますよね、二〇〇六年の今度はロードマップ。そのときに米軍再編と沖縄の基地の軽減、そしてグアムへの移転と、そういうことが話し合……

第173回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号(2009/10/26、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの富岡君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に岩永浩美君を指名いたします。(拍手)

第174回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号(2010/01/18、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの富岡君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に岩永浩美君を指名いたします。(拍手)



各種会議発言一覧(参議院)

14期(1986/07/06〜)

第108回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/02/27、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 随分もう既にお答えいただきましたんですけれども、私は三十年近く前に私自身がアメリカに留学しておりますので、そのときの経験などと対比しながらちょっと数点聞かせていただきたいと思います。  まず一番最初に、日本の大学の国公私立四百六十校あるうちの、そのリストが存在しないということをちょっとおっしゃっていたんですけれども、日本大使館にそういうものは全然ございませんでしょうか。
【次の発言】 日本にもないんですよね。日本の大学生が受けるんでも細かなことになるとなかなかリストもないんで、それはぜひ必要なんじゃないかと思います。  それから、宿舎の問題のことに絡みましてそうなんですけれども……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1987/03/25、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 どうも大変に興味深いお話ありがとうございました。質問させていただきます。  都市にいながら田舎に住んでいるような感覚で一戸建てを要求するということ、一戸建ての家に住みたいといったような人が非常に多いというようなこと、その意識改革が必要だという御指摘は大変いいことだと思いますし、それから同時に、一生同じところに住まなくちゃならないという感覚もこれから変わっていかなければならないんじゃないか。確かに都市にスポーツの施設、そういうものをふやしていく、大いに結構だと思いますけれども、同時に、子供の小さい間は田園に住み、そして子供が大きくなったらば都市に住むといった、そういった住宅の供給……

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まず、伊藤先生に三点お伺いいたします。  日本の国土、狭い国土の七割が森林である、森林資源を上手に利用するためにもっと道路網が必要であるという御視点、大変興味深く伺ったわけですけれども、一方住宅地は国土の中でたった四%前後でございまして、その中に我々は日常暮らしているわけでございます。そういう都市の住民たちが広い森林を利用するために、つまりアクセスを図るためにも私は道路網が必要だろうと思います。そしてまたさらに、森林の中にある種の質のいいレジャー施設なども建設されることが必要だと思うわけでございますけれども、そういう中で、自然保護団体との関連が問題になると思います。その点がまず……

第114回国会 予算委員会公聴会 第1号(1989/05/18、14期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 お二方のお話を大変興味深く、そして心して伺いました。  最初に、坂本公述人に御意見をお伺いいたします。  確かに今よく言われておりますのは、政治が揺らいでも経済は安泰である、それが証拠にちっとも株価は下がらないではないか、それから経済大国政治小国、むしろそれで国がうまくいっているんだという意見があります。さらには、だれが政権をとっても官僚がいる限り日本は心配ないんだと。政治に身を置いて三年になりますけれども、こういうことを聞きまして本当に恥ずかしく思っております。  しかしながら一方で、このような政治家の悪口を言うということは、同時に天につばをするようで、国民には自分にはね返っ……


15期(1989/07/23〜)

第118回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1990/04/20、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 内外価格差縮小に向けて消費者、生活者の視点からそれを今後解決していかなければならない、そういうことでございますけれども、日本社会の構造的問題そのものにメスを入れなければならないということは、アメリカ側から求められているだけではなくて日本人自身が気がついていることではなかろうかと思います。そして臨時行政改革推進審議会の答申におきましても、系列取引とか排他的慣行、商習慣、輸入総代理店制度などにメスを入れると同時に、独占禁止法の厳正な運用が非常に大切である、そのようなことが言われているわけでございます。私に与えられましたきょうの調査会での三十分の時間は、独占禁止法の適用に限りまして質……

第121回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1991/09/06、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 地球環境破壊が人類共通の敵であるという認識に立って、この外交・安保調査会で取り上げられましたことを高く評価させていただきます。  ただいま、外務省並びに環境庁から地球環境問題について総括的かつ多岐にわたってのお取り組みの御説明をいただきまして大変ありがとうございました。短い時間で急いで質問させていただきます。  平成三年度政府予算案四千八百八億円が見込まれておりまして、それは対前年度比六・三%の増であると。これは大変結構なようでございますが、その内訳についてちょっと見ておりますと、地球環境保全関係一般経費が七百六十一億円、つまり一五・八%で、残り八〇%近くがエネルギー対策関係費……

第121回国会 厚生委員会,地方行政委員会,商工委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1991/09/27、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 御質問いたします。  今回の法案は、廃棄物処理がこのままでは立ち行かない現状であり、その認識が深まる中で提案されましたが、その目的、内容には、廃棄物排出の抑制、廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分などが含まれております。また、廃棄物に関する責務について新たに国民を加え、事業者、国及び地方自治体の責務も強化されております。日本は他の先進諸国に比べて相対的に高い再資源率を示していますけれども、さきの国会で成立した再生資源促進法と今回の廃棄物法の二法が車の両輪のごとく廃棄物処理と再資源化に効果的な成果を果たす、そのように期待できるのでしょうか、大臣の御所見をお伺いいたしま……

第123回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1992/02/14、15期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 与えられた時間が十分間でございますので、二点につきまして御質問させていただきます。  まず、輸入品の価格設定と航空業界における内外サービス格差についてでございます。輸入ブランド商品は国内で高い価格設定がされるということは我々承知しているわけでございますけれども、酒類については改善が見られた。これに関する公取の御努力を多とするところでございます。しかしながら、輸入品の高い価格設定は必ずしもこうした高級ブランド製品に限らず、意外と日常製品にも及んでおります。  というのは数カ月前でしたけれども、ワシントンで国際会議に出席した際、アメリカのある有名工具メーカーの社長にお目にかかったわ……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 商工委員会,厚生委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1992/12/07、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 有害廃棄物の越境移動を禁ずる国際法、バーゼル条約は地球環境保全の視点から、また自国のみでなく他国の国民の健康への配慮の視点から、そしてまた貧しい国が富める国のごみ処理場にならないためにも実に画期的な法律だろうと思っております。  これは一九八九年三月にスイスのバーゼルで採択されたわけでございますけれども、しかし我が国がこの締約国になるのに実に多くの時間がかかっている。そのことにつきましてまず環境庁長官に、このバーゼル条約そして本法律案の意味、そしてまたなぜ新しい国内法ができるのにこのように時間がかかったのか、その辺のいきさつについてお話を伺いたいと思います。

第126回国会 予算委員会公聴会 第1号(1993/03/25、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。  まず、佐々波先生にお伺いいたします。  日本は外国に対しまして千百十七億ドルという膨大な黒字を抱えている、御指摘のあったとおりでございます。これは対米を初めといたしまして、EC、アジア、世界じゅうに黒字をつくっているわけでございますけれども、言ってみればあちらの国の側から見ますと日本によって赤字を抱え込む、そういう状況があるわけでございます。いわば日本は勝ち過ぎているんじゃないかという批判があるわけで、そういう中で、先生も御指摘になりましたように、日本は国際貢献でバランスをとるということをおっしゃっているわけでございますけれども、そ……

第126回国会 平成五年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1993/06/08、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1994/11/09、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 本間先生に今のところで早速お伺いしたいんでございますけれども、今、個人が寄附をした場合にはほとんど優遇措置はないというふうにおっしゃいましたけれども、表3によりますと、「個人が特定寄付金を支出した場合には、次の額を限度として課税所得から控除する」というふうになっておりますよね。だから、特定寄附金の対象となる財団は少ないかもしれませんけれども、例えば私個人が赤十字に寄附をするとかあるいはだれかが政治献金をするとか、そういうような場合には一万円を除いて全収入の二五%までは控除になるというふうに理解しているんですけれども。

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1994/11/11、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 質問する時間が大変限られておりますので、御答弁の方もよろしく御協力をお願いいたします。  現在、我々のエネルギー多消費型の生活、ライフスタイルを維持するためには原子力発電を抜きにしては考えられない、しかも環境面あるいは資源の枯渇の点で原子力発電への依存度はますます高まるであろう、そういう前提に立ったといたしまして、今後原子力発電所の新規の設置、まずその予定と、そしてそういうことが可能であるのだろうか、住民の理解が得られるんだろうかということについての見通しについてお伺いいたします。
【次の発言】 次に、核燃料リサイクルヘの取り組みについてなんでございますけれども、日本が核兵器製……

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1994/11/30、16期、公明党・国民会議)

○広中和歌子君 まとまったお話ができるかわからないのでございますけれども、今、皆様方御指摘になりましたように、現在日本の経済は構造転換の時期にあるわけでございまして、新しい分野をぜひ開拓していかなくちゃならないという時期です。しかしながら、現実には経済は低成長であり、空洞化の心配もある。そういう中で、雇用はどういうふうに変わっていくんだろうかということが非常に大きな関心事になっていると思います。  申し上げるまでもなく日本の雇用は終身雇用を前提としているわけでございますけれども、これが崩れるかもしれない、しかし守らなければならない。守るためには、先ほど牛嶋先生などもおっしゃいましたように時間短……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1995/02/15、16期、平成会)

○広中和歌子君 先ほどの星野委員の御発言を受けて、さらに議論を膨らませていただきたいなと思ってちょっと二点ばかり発言をしたいわけです。  一つは、つまりこれからは企業の海外移転ということも大いにあり得るし、そういう中で日本の雇用をどうするかという問題、そして最先端の分野で新たな産業を創出していくということ、これはもう本当に喫緊の課題だろうと思います。日本がどうやったらベンチャーキャピタルというんでしょうか、そういうものを起こしていけるかということの問題点としてこういうことが言われているわけです。  例えば、ある小さな一人あるいは数人が新しいアイデアをやったといたします。そうすると、今の日本の現……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1995/04/26、16期、平成会)

○広中和歌子君 それであるんだったら、やはりこれからの新産業分野として情報そして環境産業、もう既に十何兆という予測がされているぐらいですから、情報、環境そして高齢者福祉産業をこれできっちり書いた方がいいんじゃないかと思うんです。  そして、「疑問であるとの指摘がなされた。」というところでございますけれども、もし立木委員がよろしければ、情報産業というのは非常に大切な分野であるだけに一日も早い省庁間の意思統一が必要であると、そういうふうにおさめていただければいかがでございましょうか。
【次の発言】 その関連で申し上げます。  たまたま先週でしたか、ニューズウイークに出ていたあるインタビューを読んだ……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1995/05/24、16期、平成会)

○広中和歌子君 先ほど通産省の方が、今、新エネルギーは一人前になっていない、育てるために施策を講じている段階だというふうにおっしゃいましたけれども、価格競争力をつけるためにも、また質を向上さすためにも、産業振興のための強力な行政指導というものが必要なんじゃないかと思います。  それで、先ほどちょっと予算の点で伺ったわけですけれども、まだまだ本格的に育てるお気持ちがないんじゃないかなというような気がして仕方がないわけで、ぜひこの産業を育てるために今まで通産省がやっていらしたような強力な行政指導をしていただきたい。そして、補助金、税制上の対策など、いろいろな形でこの産業を育てていただきたいと思うわ……


17期(1995/07/23〜)

第141回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1997/11/05、17期、平成会)

○広中和歌子君 最初に高木先生には外交問題、そして小島先生には経済についてお伺いいたします。この両方の質問とも、今までの御質問の流れに沿うものでございます。  まず、外交問題についてですが、日本から見ておりますと、中国というのは非常に自己主張が強いというのでしょうか、独自外交を展開している。永野先生のお言葉をかりれば、原則を変えないというふうなことでございます。世界の世論を無視しても立場を通してしまう。人権問題においてしかり、核実験でもしかりでございます。また、環境問題を我が国が中国に与えているODAに絡めようとしても決して妥協しなかった。最近、ちょっと態度が変わってきておりますけれども、それ……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1997/10/27、17期、平成会)

○広中和歌子君 さきの馳先生そして山本先生がもう既に立派なことをたくさんおっしゃったので、補足的に申し上げることになると思いますけれども、やはりODAというのは我が国日本にとって大きな意味での国益をあらわすものではないかと思います。いじましくない国益ということは当然でございますけれども、二十一世紀、日本がどういう国としてどういうイメージを世界に与えたいかということを考えたときに、ODAの果たす役割が非常に大きな意味を持つのではないかと思います。  私が非常に今問題意識を持っておりますのは、政府開発援助大綱の中で掲げられています基本理念、人道的考慮、相互依存性の認識、環境の保全、自助努力の支援と……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1997/10/31、17期、平成会)

○広中和歌子君 大変、皆様方のすばらしいプレゼンテーションを伺っていていろいろ考えていたわけでございますけれども、貧困の問題というのはどういう形で解消されていくのかということを考えてみましたときに、例えば我が国が戦後もう非常に貧しかったとき、それは国が中心となって、政府が中心となってさまざまな形で経済振興をし、そしてインフラの整備をし、そしてそういう中で全体の産業構造とか何かを活性化する形でいわゆる生活レベルを上げていったという国中心でやれる貧困解消もあると思いますけれども、同時に他方、国自身の統治能力というものが、不十分という言葉を言えば語弊があるかもしれませんけれども、そういう国の統治から……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号(1997/12/01、17期、平成会)

○広中和歌子君 具体的な御質問をさせていただきますけれども、大島局長に伺いますが、ODAの中でNGOを通じて援助されているポーション、それからいわゆる小規模援助というんでしょうか、その部分を教えていただけませんか。そして、ほかの国との比較でございますね、特にカナダ、アメリカ、そしてどこかEUの国の例を引いて教えていただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカはいかがでございますか。
【次の発言】 一〇%ぐらいございませんか。
【次の発言】 カナダはもうちょっと多いんじゃございませんか。八・五というのは驚いたんですけれども、かなりの部分がNGOを通じて、しかもそういうふうにカナダの大学生と契約……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号(1997/12/05、17期、平成会)

○広中和歌子君 馳先生、山本先生がおっしゃられましたように、この小委員会で非常に充実した議員間のディスカッションが行われてきたこと、私にとってはまさに初めての体験でございました。国会に長く籍を置いておりますけれども、こうした議員間のディスカッションというのは、今まで提案されながらなかなか実現していない中で本当に画期的なことだろうと思う次第でございます。もっとこれを広げていくように、ここの小委員会の体験を発信していく必要があるんじゃないかなと思います。  まず、政府開発援助大綱を基本法に高めていく必要があるかどうかということでございますけれども、もし現段階のあれで十分であるというのであるのならば……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1998/02/04、17期、民友連)

○広中和歌子君 まず、宮崎先生にお伺いいたします。  アジア経済の金融を中心とする危機についてでございますけれども、マレーシアのマハティール首相がジョージ・ソロスという投資家を名指しで批判しております。一国の首相が個人を名指すということは特別なことでありまして、その背後にあるものは、これは私の想像でございますけれども、恐らく欧米資本主義の陰謀というのか、そういったものに対する強烈な批判ではなかろうかと思います。  先ほど寺島先生が実需の六十倍の資金の流れがあるというようなことをおっしゃいましたけれども、このグローバルな市場の中で翻弄されないための処方せんとは何かということを伺いたいわけです。先……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1998/02/25、17期、民友連)

○広中和歌子君 民友連の広中でございます。  今回は、まず小島参考人にお伺いさせていただきます。  先ほどのアジアの現下の金融危機に関しては日本はその一部であるというメッセージは、大変重く、そして興味深く受けとめたわけでございます。  私にも小さな体験があるんですけれども、アメリカからコンピューター関係の若いビジネスマンが日本に立ち寄りました。それは台湾でのビジネスの帰りだったわけですけれども、この会社は台湾からパーツを輸入していると。アメリカにおける生産を拡大するために台湾からのパーツの輸入を拡大したいという目的で視察に行ったわけですけれども、台湾側としては増産の見込みが立たないと。その見込……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1998/03/11、17期、民友連)

○広中和歌子君 話をもとへ戻して大変恐縮でございますが、高野先生が御発言になったソフトパワーにつきまして、その関連で発言させていただきたいと思います。  私は、昨年の一月でございましたか、ユネスコで開かれました科学諮問委員会に出席いたしました。その諮問委員会でのメーンテーマというのが、二十世紀の終わりに世界科学会議を開きたいということで、その是非についての討議でございました。私はその場におりまして、決して日本の代表という立場ではなかったわけですけれども、絶対これは開くべきだということが一点と、そして開くのであればぜひ日本で開いてほしいと切実に思って、そのような発言をしたわけでございます。  な……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1998/04/15、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私も、この小委員会に参加させていただいて一年間でございましたが、大変にすばらしい体験をさせていただいたと思っております。  多くの委員の方の卓越した意見、その中に私も発言の機会をたくさんいただいたわけですが、国会という場所がどちらかというと議員同士のディベートがないと言われる中で、こうした小委員会が存在するということはもうちょっとマスコミなどに知られてもいいんじゃないかなと。そして、少しは皆さん方、外部の方も積極的に見学にいらしていただいたらいいんじゃないかなと思った次第でございます。  私が一つ強調したことの中に、なぜODAなのかということがございます。それは、何人かの御意見……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第6号(1998/04/20、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 きょうは意見交換ということでございますので、今まで諸先生方の御意見などを伺いながら、どういう形で私がそこに参入できるかなと思いながら伺っていたわけでございます。  意見をお聞きしながらまた私の頭はいろいろなところをさまよっていたわけでございますけれども、かつてイギリスは世界の七つの海を支配するという大きな国であったのが、第一次世界大戦あたりから次第にアメリカにそのパワーを譲って、そして第二次世界大戦後はアメリカが少なくとも自由主義世界の覇権国であり、ソ連邦と東西対立という形で覇権を争ったわけでございますけれども、その冷戦が終わった後にわかにアジアに注目が集まり、先ほど笠井先生も……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1998/02/27、17期、民友連)

○広中和歌子君 外務大臣のODA改革懇談会報告の中で、ODAというのが広い意味の国益であるということが書き込まれたということは、私は当然であろうし、またいいことだろうと思います。そしてまた、杉下参考人は、ODAのこれからのキーワードは国民参加型のODAである、そのためにはODAをなぜ実施するのか国民的合意が必要だとおっしゃいましたけれども、私も当然だと思います。  それは、広い意味の国益、地球益、そしてまた人道的な意味もあるということ。そして、情けは人のためならず、日本のためになるんだと、そういう世論をだれがどういう形で起こしたらいいのか。日本ではいいアイデアというのはいろいろ出るわけですけれ……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1998/03/09、17期、民友連)

○広中和歌子君 永野先生が余りにも見事にまとめられたので、もう本当に申し上げることがないほどでございます。  なぜ今までODA基本法ができることが妨げられてきたのかというのが逆に不思議なぐらいでございまして、これもぜひ一日も早くつくられればいいと思います。  それから、実施体制の一元化、これは当然でございまして、私もそれが外務省であるか他の省庁であるかは問いませんけれども、ともかくそれを通して、透明度とか理念が、実際に実行される過程というのが非常にわかりやすく、国民の支持も得られるようになるんではないかと思います。理念としての地球主義、人道的なものというのは私どもの憲法にもうたわれていることで……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号(1998/04/08、17期、民友連)

○広中和歌子君 私も、この提言を読ませていただいて、改めて長期にわたっていい結果が出てきたんじゃないかなと喜んでおります。  例えば、「提言七 環境ODAの重視と人材の確保」とか、「提言八 社会開発分野の重視」とか、そのほか、「提言一三 国民参加型援助の推進」、「提言一四 NGOとの連携の強化」あるいは「提言一七 開発教育の推進」といったような新しい方向性というか、さらに強調しようという新たな方向性が出されたこと、そしてまた、ODA基本法に向けての骨子も具体的に出てきたことなども私はすばらしいことだと思います。  ただ問題は、今、馳先生もおっしゃいましたように、もうちょっと世間にこうしたものが……

第142回国会 予算委員会公聴会 第1号(1998/04/02、17期、民友連)

○広中和歌子君 民友連の広中和歌子でございます。  きょうは原田公述人、笹森公述人両氏から大変貴重なお話を伺いまして、どうもありがとうございました。  最初の質問はお二人にお伺いさせていただきたいと思います。  昨年暮れ、私は財政金融構造改革特別委員会において財政構造改革法の審議に参加いたしましたし、またことしも予算委員会で予算の審議に携わっているものでございますが、私は、笹森さんがおっしゃいましたように、この財政構造改革というのは二つの点で出すべき法案ではないと。まずタイミングの問題、非常な不景気の中で今そのタイミングではないということ、そしてまた構造改革の名に値しないということを理由に反対……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 共生社会に関する調査会 第1号(1998/08/31、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第143回国会 共生社会に関する調査会 第2号(1998/10/01、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  男女共同参画社会基本法(仮称)について論点説明をいただきましたけれども、この基本法の必要性として、人権、社会の要請それから個人が能力と個性を発揮できる社会が望ましいんだ、そういうことで必要性を述べられたわけでございますけれども、私としては社会の要請というのが一番正直なところではないかと思います。本当に個人が能力、個性を発揮できる社会、そしてまた人権、平等ということですけれども、そういうものが現実の社会で守られているかというのは、これは男女の間の問題だけではなくて社会そのものの問題であるような気がいたします。  では、なぜ今こうした基……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2000/02/14、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 両先生、本当にありがとうございました。  そして、今最後の御質問で多少カバーされたわけですが、功刀先生にまとめとして御発言いただきたいと思うんです。  先ほど冒頭の御説明で、最後の部分、「おわりに」という部分ですね、つまり二十世紀の倫理では地球は保てない、そして主権国家の国益と権力追求への排他的関心から政治の営みを開放し、パートナーシップの相乗効果から地球益、公共善の追求と、それが書かれている後で、望まれる日本のスタンス転換というところがあるんですけれども、日本外交が今までとってきた方策をどのように転換しなければならないと思われるか、具体的に、元外務政務次官でいらした武見先生に……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/02/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 伊勢先生にちょっと簡単に、今の御説明の中でフォローさせていただきたいことを質問させていただきます。  日本人が管理職につきにくいということで御説明になった中で、経営管理の考え方の違いということをおっしゃいましたが、これは具体的にどういうことであるのか、大変興味がありますので、ぜひ御説明いただきたい。  それから、上級のポストになると、例えば日本と比べて国連の職員、トップの同じようなレベルの職員の給料が低いという、しかも例えば日本からその差額を出すというようなことは許されないということでございますけれども、国連で働きたいという希望を持った方は少なからずいらっしゃるんじゃないかと思……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2000/03/01、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中でございます。きょうは本当にいいお話をありがとうございます。  人間の安全保障についてでございますが、ディーセントな仕事、そしてディーセントな生活を途上国の人々を含め共有するという理念というのが非常に大切だろうと思うわけで、そこで問題はODAでございます。  ODAの質を上げるために私ども国際問題調査会でもいろいろ議論をいたしまして、例えば草の根レベル、NGOと協力をしてというようなことも話し合われ、またODAのガバナンスというのでしょうか、出す側のガバナンスと受け取る側のガバナンスなんという点でも話し合いをしたわけでございます。  しかしながら、現実に南北の格差は……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2000/04/21、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 御指名、ありがとうございます。  私たち日本人は、戦後、まずユネスコに入ることができ、そして国連に参加したとき以来、本当に国連に対して夢を持っているということが言えるんじゃないかと思います。  横田先生がおっしゃいました、国連は非常に大切であると。場合によっては国の主権の制限があり得ても、それが方向であるというふうにおっしゃることは本当にもっともなことだと思いながら、しかしながら、世界の動きは実際どうなんだろうかと。  今、アメリカの動きを見ておりますと、それは一部の議員の横やりとばかり言えるのだろうか、アメリカ全体が一つの大きな島国になっているんじゃないかみたいな考え方もある……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2000/05/12、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  第二次世界大戦後、世界の人々が平和への希求と期待を込めて国連が創設されたわけですけれども、早くも五十余年がたちました。その後、世界はさまざまに変化し、冷戦下、そして冷戦後に各地で起こった数々の紛争に国連は十分に対応してきているとは言えないと思います。特に、安全保障理事会は、第二次世界大戦の力関係をそのまま引きずっており、しばしば機能不全を示していると思います。  しかしながら、環境問題、人口問題、貧困、飢餓あるいは人権侵害などの諸課題が地球規模で対応すべきものとして国連を中心に数々の枠組みがつくられてきたことは、大いに評価してもいいのではない……

第150回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2000/10/31、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、会長に関谷勝嗣君を推薦することの動議を提出いたします。

第150回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2000/11/06、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私も、資料として渡されたものの中に、森総理大臣が中央公論の中で書かれていることに非常に新鮮な驚きを感じたものでございます。  我が国のODAは連続して年間約一兆円に及び、世界第一であると、しかし日本には陰徳を積むという考え方があり、財政面での援助、支援も黙々と静かに努力していくことこそ望ましいのであって、そうした長年の積み重ねの中から、自然にみんなに喜ばれ、感謝され、そして例えば安保理一つとっても推挙されていくようになればいいというようなお考えを述べていらっしゃることに関して、同僚議員の御質問に河野外務大臣としては先ほどお答えになりましたのであえてコメントは求めませんけれども、……

第150回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/11/15、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  お三方のお話を伺いながら、国連の機能の複雑さとか、十分に機能させようとすることの難しさというものを十分に受けとめることができたわけですけれども、国連は第二次世界大戦の後、世界中から希望を持ってその誕生が祝われ、また特に我が国にとっては平和と調和の象徴として非常に熱い思い入れがあったわけで、いろいろ問題はありますけれども、されど国連だということだろうと思います。  ところが、前回の調査会でも話題になったんですけれども、日本は国連の分担金を払い過ぎであると。特にバブルのときに調子に乗ってどんどんふやしてしまって、今それを調整する時期に来ているという意……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2001/02/14、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 もう既に多くの御質問、そしてお答えがあったわけで、少し重なるかもしれませんけれども、最初に波多野大使にお伺いして、もし御意見があればあとの質問に関してはお答えいただける方に答えていただければと思います。  波多野大使は、国連大使として安保理のメンバーでないためにさまざまな場面でフラストレーションを感じられ、そういう中で御発言があったわけなんですけれども、国連改革ということが言われながらなかなかそれが実現していないというそういう現状の中で、本当に可能であるというふうに思っていらっしゃるのか、そのことについてお伺いいたします。  それから、私の世代ですと、国連というのは非常に輝ける……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/02/26、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 広中でございます。  とかく日本の外交というのは顔が見えないと言われる中で、UNHCRで過去十年間御活躍になった緒方さんの優しくて、しかも輝いて見えるお顔、それを日本人として本当に誇らしく思っていたところでございます。本当に御苦労さまでございました。そして、今後ともまた別の形で御貢献を続けていただけるとうれしく思います。  日本の国際社会における貢献ということは戦後ずっと言われ続けたわけでございますけれども、平和憲法を持ち、そして私どもにとって最もふさわしい貢献というのは、やはり人道的なものであろうという何となしのコンセンサスのもとに私どもはいろいろやってきたわけです。特に貧困……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2001/04/18、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 国連への思いと二十一世紀国連の果たすべき役割について、多くの方々から御意見を伺ったわけでございます。  国連というのは、二つの大戦を経て生まれた人類の英知の結集だろうと思います。ですから、それはすばらしいと。そして、多くの期待を持って国連に我が国は入ったわけでございます。国連の憲章の理念はすばらしいわけですけれども、しかしながら、現実には冷戦によって理想は多くの妥協を強いられている。しかし、そうした中でも、特に国連の中では経済社会理事会が多くのいいことをやってくれた。  例えば、南北格差をなくすために貧しい国の子供たちに教育を与えようというユニセフの運動であるとか、文化、教育の……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2001/05/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 まず初めに、冷戦後の世界情勢の変化と問題点について指摘させていただきたいと思います。  二十世紀は戦争の世紀と言われるように、我々人類は二つの世界大戦とその直後に始まる核の均衡による東西の冷戦を経験し、そしてその間、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争に代表される世界各地で起こる米ソの代理戦争が続いて、多くの人々が紛争に巻き込まれてまいりました。  日本は第二次世界大戦後、冷戦構造の中で平和憲法を堅持しつつ、米国との間に安全保障条約を結び、外交、安保の面でその判断と責任の多くを米国に依存してまいりました。そして、世界の紛争に巻き込まれることなく、防衛支出はGDPの一%にと……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 外交防衛委員会公聴会 第1号(2001/10/25、19期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  九月十一日のあの事件以来、ニュースにくぎづけになりながら、このテロ事件というものをどのように認識したらいいか、新しい形の戦争に対してそれをどういうふうに受けとめるのか、それからそれによってまた世界がどのように変わっていくのか、日本はどのように対応したらいいのかということを考えながら、本当に迷いつつきょうに至っているのが私の心境でございます。  そういう中で、六人のすばらしい公述人の方々からそれぞれ違ったお立場で、あるいは共通点もございますけれども、このテロ事件についてあるいは私ども我が国の対応について御意見をお述べいただいたことに感謝しつつ、……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2004/10/12、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして本調査会の会長という重責を担うことになりました。私は参議院議員広中和歌子でございます。  本調査会は、経済・産業・雇用に関し長期的かつ総合的な調査を行うため今回新たに設置されたものであり、十分な調査活動を行うことが期待されております。人口減少時代と言われている中で、こうした委員会の活動は非常に大切だと思っているところでございます。  甚だ微力ではございますが、委員の皆様方の御支援、御協力を賜りながら、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)……

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2004/11/10、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  まず、本調査会の調査項目について御報告いたします。  理事会等において調査項目の選定について協議を重ねました結果、調査項目を「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」とすることで意見が一致いたしました。  今後三年間、実りある調査活動を行ってまいりたいと考えておりますので、委員各位の格別の御協力をお願い申し上げます。
【次の発言】 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査のため、本日の調査会に内閣府大臣官房審議官薄井康紀君、内閣府大臣官房審議……

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2004/11/17、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査のため、本日の調査会に文部科学大臣官房総括審議官玉井日出夫君、厚生労働大臣官房審議官高橋満君、厚生労働省職業安定局長青木功君及び厚生労働省職業能力開発局長上村隆史君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、雇用対策基……

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2004/12/02、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十一分散会

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2005/02/09、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、藤原正司君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任いただきたいと存じますが、御異議ございませんか。

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2005/02/16、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、成熟社会における経済活性化に向けた方策について参考人からの意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、三名の方々から御意見を伺います。  御出席いただいております参考人は、内閣府経済社会総合研究所長香西泰さん及び日本労働組合総連合会副事務局長久保田泰雄さんでございます。また、社団法人日本経済団体連合会専務理事矢野弘典さんには後ほど御出席いただく予定となっております。  この際、参考人の……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2005/02/23、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、本日は地域経済の活性化について参考人の方々から意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、法政大学経済学部教授黒川和美さん、社団法人全国地方銀行協会会長・株式会社東邦銀行取締役頭取瀬谷俊雄さん及び日本政策投資銀行地域企画部参事役藻谷浩介さんに御出席いただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  御多用のところ本調査会に御出席賜り、本当にありがとうございます……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2005/03/02、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  本日、松あきら君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に浜四津敏子君を指名いたします。

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号(2005/04/06、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに浜四津敏子さんが委員を辞任され、その補欠として松あきらさんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に松あきらさんを指名いたします。(拍手)

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号(2005/04/20、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、フリーター・ニート等若年者をめぐる雇用問題について参考人から意見を伺います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、特定非営利活動法人「育て上げ」ネット理事長工藤啓さん、東京大学社会科学研究所助教授玄田有史さん、兵庫県教育委員会教育次長杉本健三さん及び千房商事株式会社代表取締役中井政嗣さんに御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところ私ど……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号(2005/05/11、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、経済社会の変化に対応した人材育成の在り方について参考人からの意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、早稲田大学ビジネススクール経営専門職大学院教授梅津祐良さん、ジャーナリスト多賀幹子さん及びお茶の水女子大学文教育学部教授耳塚寛明さんに御出席をいただいております。  この際、参考人の方に一言ごあいさつ申し上げます。  御多用中のところ本調査会に御出席をいただき、誠にありがとうございま……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号(2005/05/18、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について委員間の意見交換を行います。  本調査会は、これまで「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」をテーマに調査を進めてまいりました。  本日は、これまでの調査を踏まえ、初年度の中間報告書を取りまとめるに当たり、委員各位の御意見をお述べいただきたいと思います。  議事の進め方でございますが、まず各会派から一名ずつ大会派順にそれぞれ十分以内で御意見の表明を行っていただきました後、一時間程度、委員相互に……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第9号(2005/06/13、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  調査報告書の提出についてお諮りいたします。  本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。  理事会において協議の結果、お手元に配付の経済・産業・雇用に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。  つきましては、本案を本調査会の中間報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま提出を決定いたしました調査報告書につきましては、議院の会議にお……

第163回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2005/10/28、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、辻泰弘さん、朝日俊弘さん、小林正夫さん、足立信也さん及び広田一さんが委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹さん、伊藤基隆さん、池口修次さん、津田弥太郎さん及び大久保勉さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2006/02/08、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、椎名一保さん、小野清子さん、岡田広さん、中島眞人さん及び加納時男さんが委員を辞任され、その補欠として南野知惠子さん、岩井國臣さん、佐藤昭郎さん、松山政司さん及び吉村剛太郎さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2006/02/15、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、経済及び所得格差問題について参考人から意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、三菱UFJ証券株式会社チーフエコノミスト水野和夫さん、東京学芸大学教育学部教授山田昌弘さん及び独立行政法人労働政策研究・研修機構労働経済分析研究部門研究員勇上和史さんに御出席いただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  御多用のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にあ……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2006/02/22、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、日本経済のグローバル化への対応について参考人から意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、大阪大学社会経済研究所教授小野善康さん、株式会社野村資本市場研究所シニアフェロー関志雄さん、同志社大学大学院ビジネス研究科教授浜矩子さんに御出席いただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  御多用のところ本調査会に御出席をいただきまして、本当にありがとうございます……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2006/03/01、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題といたします。  先般、本調査会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。南野知惠子さん。
【次の発言】 ありがとうございました。  以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 次に、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、団塊世代の退職による経済・産業・雇用への影響について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、シャープ株式会社代表取締役専務取締役人事本部長熊谷祥彦さん、株式会……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号(2006/04/05、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、大久保勉さんが委員を辞任され、その補欠として広野ただしさんが選任されました。
【次の発言】 経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、高齢者雇用の在り方について参考人からの意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、株式会社リクルートワークス研究所所長大久保幸夫さん、一橋大学大学院経済学研究科教授大橋勇雄さん、株式会社前川製作所取締役会長島賀哲夫さんに御出席いただいております。  ……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号(2006/04/19、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、広野ただしさん及び池口修次さんが委員を辞任され、その補欠として大久保勉さん及び島田智哉子さんが選任されました。
【次の発言】 経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、女性雇用をめぐる課題について参考人からの意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、株式会社イー・ウーマン代表取締役社長・株式会社ユニカルインターナショナル代表取締役社長佐々木かをりさん、昭和女子大学副学長・理……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号(2006/05/10、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、島田智哉子さんが委員を辞任され、その補欠として池口修次さんが選任されました。
【次の発言】 経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について委員間の意見交換を行います。  本調査会は、これまで「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」をテーマに調査を進めてまいりました。  本日は、これまでの調査を踏まえ、二年度目の中間報告書を取りまとめるに当たり、委員各位の御意見をお述べいただきたいと思いま……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号(2006/06/02、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  調査報告書の提出についてお諮りいたします。  本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。  理事会において協議の結果、お手元に配付の経済・産業・雇用に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。  つきましては、本案を本調査会の中間報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま提出を決定いたしました調査報告書につきましては、議院の会議にお……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第9号(2006/06/14、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時五十一分散会

第165回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2006/11/08、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、谷博之さん、峰崎直樹さん、池口修次さん、津田弥太郎さん、大久保勉さん、浜田昌良さん、松山政司さん及び吉村剛太郎さんが委員を辞任され、その補欠として小林元さん、尾立源幸さん、下田敦子さん、柳澤光美さん、藤本祐司さん、澤雄二さん、神取忍さん及び松田岩夫さんが選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  和田ひろ子さんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第165回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2006/11/22、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、井上哲士さんが委員を辞任され、その補欠として吉川春子さんが選任されました。
【次の発言】 経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、非正規雇用をめぐる現状と課題について参考人からの意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、株式会社ジョーズ・ラボ代表取締役城繁幸さん、京都大学大学院経済学研究科教授橘木俊詔さん及び慶應義塾大学商学部教授樋口美雄さんに御出席いただいております。 ……

第165回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2006/12/13、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二十二日、吉川春子さんが委員を辞任され、その補欠として井上哲士さんが選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2007/02/14、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する実情調査のため、新潟県……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2007/02/21、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、和田ひろ子さんが委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子さんが選任されました。
【次の発言】 経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」のうち、我が国におけるワーク・ライフ・バランスへの対応と課題について参考人からの意見聴取を行います。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、株式会社クララオンライン代表取締役社長家本賢太郎さん、同志社大学政策学部教授川口章さん、株式会社第一生命経済研究所副主任研究員松田茂……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2007/04/25、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、岡崎トミ子さんが委員を辞任され、その補欠として和田ひろ子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済・産業・雇用に関する調査のため、本日の調査会に内閣府大臣官房審議官齋藤潤さん、内閣府男女共同参画局長板東久美子さん、厚生労働大臣官房審議官森山寛さん及び厚生労働大臣官房審議官村木厚子さんを政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2007/05/09、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について委員間の意見交換を行います。  本調査会は、これまで三年間にわたり「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」をテーマに調査を進めてまいりました。  本日は、これまでの調査を踏まえ、最終報告書を取りまとめるに当たり、委員各位の御意見をお述べいただきたいと存じます。  議事の進め方でございますが、まず各会派から一名ずつ大会派順にそれぞれ十分以内で御意見の表明を行っていただきました後、一時間程度、委員……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号(2007/06/08、20期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。  この際、御報告申し上げます。  本日の理事会において協議の結果、お手元に配付のワーク・ライフ・バランスの推進に関する決議案につきまして、本調査会の会長、理事及び委員を発議者並びに賛成者とする本会議決議として提出することに意見が一致いたしました。  以上、御報告申し上げます。
【次の発言】 調査報告書の提出についてお諮りいたします。  本調査会は、第百六十一回国会で設置されて以来三年間にわたり調査を行ってまいりました。今期国会におきましては、これまでの調査の経過及び結果についての報告書を議長に提出することにな……


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号(2007/10/05、21期、民主党・新緑風会・日本)

○広中和歌子君 ただいまから国際・地球温暖化問題に関する調査会を開会いたします。  本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより会長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、会長に石井一君が選任されました。

第168回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号(2007/10/31、21期、民主党・新緑風会・日本)【議会役職】

○理事(広中和歌子君) どうもありがとうございました。  次に、国土交通省から御報告を聴取いたします。榊総合政策局長。

第168回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号(2007/11/07、21期、民主党・新緑風会・日本)【議会役職】

○理事(広中和歌子君) ありがとうございました。  次に、農林水産省から報告を聴取いたします。吉田大臣官房技術総括審議官、お願いします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  次に、参考人から御意見をお伺いいたします。  それでは、林参考人から御意見をお述べいただきます。林参考人、どうぞよろしく。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  次に、末吉参考人から御意見をお述べいただきたいと思います。末吉参考人、よろしくお願いします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  温暖化についての危機感を私ども今共有し、政治としてどう対応するかといった問題意識が高まったのではない……

第168回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第4号(2007/12/05、21期、民主党・新緑風会・日本)

○広中和歌子君 ありがとうございます。お三方、すばらしい問題提起をしていただいて心から感謝申し上げます。  私どもがなぜこのテーマ、すなわち日本の発信力強化というテーマを取り上げたかというと、やはり今、日本には国としての存在感がないのではないか、発信能力がないとは言わないけれども、少なくとも少ないんではないかといったような雰囲気というんでしょうか、そういう感覚が広がり始めているので、私たちとしてはこういう問題に真正面から取り組むということで始まったというふうに私としては理解しております。  冒頭、いろいろな局面でおっしゃいましたけれども、個人としてはすばらしい仕事をしている人はいる。スポーツの……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号(2008/02/06、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 本当にお寒い中、お忙しい中、よくおいでいただきました。ありがとうございました。  今、神取さんが御質問になったことのフォローアップみたいな感じになりますが、私もここ数か月、日本の存在感が弱いとか、発信力が弱いとかということをテレビなどで発言する人が多いことに気が付いておりますんですが、本当にそうなのかどうかということですよね。もしそうだとしたら、その原因は何なんだろうか、お三方にそれぞれ御意見をお伺いしたいんですけれども。  今、山本参考人が、資金というんでしょうかね、ともかくそういう発信するための資金がないというようなことをおっしゃったわけですけれども、確かに諸外国と比較する……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号(2008/02/13、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 お四方、本当にありがとうございました。それぞれの方々のすばらしいお話を聞きながら、またこうした対話を通じて本当にいろいろなことを私自身も考えたわけです。  また、私も個人的に非常に今までお世話になったなと。アメリカ文化センターには留学の際に大学の、どんな大学がアメリカに存在するかというリストを、そういう部屋があって、そこで情報をもらったし、それからゲーテ・インスティチュートとドイツ大使館からは、コンシダレーションについていろいろそちらの経験を学ばせていただいて、日本がやはりどのように対応するかというようなことも学ばせていただいたわけです。  それからまた、明治以来、日本という国……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号(2008/02/20、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○理事(広中和歌子君) どうもありがとうございました。  では、次に八谷参考人から御意見をお述べいただきます。八谷参考人、よろしく。
【次の発言】 室井さん、お願いいたします。
【次の発言】 本当に貴重なお話、ありがとうございました。私は文科系なものですから技術の話というのは大変理解できないところもあるわけですけれども、ともかく貴重なお話、ありがとうございました。  一九五〇年代から六〇年代にかけて日本は公害列島と言われましたよね。苦しむ患者、それから世論の批判、そして地方自治体、国が最後に動いて、非常に厳しい規制を掛けたり、それから一方では課徴金を掛けたり、あるいはあめとむちということで補助……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第4号(2008/02/27、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○理事(広中和歌子君) では、次、ツルネンマルテイさん。
【次の発言】 それでは、野村哲郎君。
【次の発言】 では、今野東さん。
【次の発言】 それでは、久森参考人の方から順次お願いいたします。
【次の発言】 では、西田さん、お願いいたします。
【次の発言】 じゃ、まず小林参考人からお願いいたします。
【次の発言】 じゃ、神取さん、お願いします。
【次の発言】 それでは、佐藤正久さん。
【次の発言】 四人の参考人の皆様方、それぞれのお立場ですばらしいお話をしていただきまして、ありがとうございます。  時間の制約がありますので、短く二つ聞かせていただきたいんですが、まず小林参考人です。  CO2……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第5号(2008/04/02、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○理事(広中和歌子君) ありがとうございました。  これより質疑を行います。  本日の質疑はあらかじめ質疑者を定めずに行いますので、質疑を希望される方は、挙手の上、会長の指名を待って御発言くださるようお願い申し上げます。  なお、質疑の時間が限られておりますので、委員の一回の発言は三分程度となるよう、また、その都度答弁者を明示していただきますよう御協力をお願い申し上げます。  それでは、質疑のある方は挙手を願います。  ツルネンマルテイさん。
【次の発言】 次、今野東君。

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第6号(2008/04/09、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 お三方、本当にありがとうございます。  実を言うと、私も非常に環境に関しては混乱しているところがございます。  明日香参考人も鮎川参考人も日本人の環境意識が非常に低いということ、それは単に一般の人だけじゃなくて政治家も低いのであって、一応クールアース50などと時の総理はおっしゃってもなかなか現実には政策の中に反映されないということをおっしゃったわけですけれども、実を言うと、日本人の多くは、自分たちは環境先進国であるというふうに長い間思っていたんじゃないかと思います。  それは、公害で非常に苦しめられた、苦しんだ一九六〇年、七〇年代、そのころに、ともかく目に見える形で被害が頻発す……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第7号(2008/04/16、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 今日、お三方、すばらしいお話をありがとうございました。大変参考になったわけですけれども、まずドイツのデア大使にお伺いいたします。  ドイツという国は、私どもの目から見ても、環境先進国というんでしょうか、自他共にこれは認めるところでございます。ドイツ国民が政府の環境政策に協力する理由、あるいは自発的に協力している理由というのはどうなのかなと、どうしてなのかなというふうに素朴に思うわけです。  省エネにしても、それから分別の仕方にしても、私はわざわざ視察に行ったことがあるんですけれども、すごいですよね。システム全体ができ上がっていて、本当に協力しやすいようなやり方で分別、リサイクル……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第9号(2008/05/14、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 どうも、冒頭に御指名いただきましてありがとうございます。  本当にすばらしいお話をありがとうございました。私も結構海外に長く住んでおりまして、日本がどのように海外で受け止められているかということに関しまして非常にセンシティブであったわけですけれども、他方、日本に戻りまして、日本がどのように外国で見られているかといったような報道に関しましては結構ネガティブだということに気が付きまして、やはり日本のメディアにもうちょっと働きかける必要があるんではないかなと思います。  例えば、一九七〇年代後半から八〇年代にかけてですけれども、ジャパン・バッシングというようなことをさんざん言われるわ……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第10号(2008/05/21、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  環境問題には、私、かなり長いこと取り組んでおります。というのは、政治に入った時期というのが東西冷戦が終わりかけているときでありまして、それまでの核を中間とした対立から、地球環境問題こそ共通の課題として取り上げられた、そういう時期に私が政治に入ったことと関係するかもしれません。  いずれにいたしましても、そういう中で、リオのサミットで地球環境問題が一種の共通の安全保障の課題として取り上げられたわけですけれども、しかしながら、その後の世界の歩みというのはそのようには動かずに、内乱であるとかイラン・イラク戦争であるとか湾岸戦争、そしてイラク戦争、様々……

第169回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第11号(2008/05/28、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 私は、少なくとも、あの忌まわしい戦争の後、また公害問題ありましたよね、あのときもひどかったですよね。だから、すべて日本は優等生じゃないと思うけれども、そこそこやってきたと思うし、また、日本が発信できる美しいものというのは確かにあると思います。だから、それに対して、そちらの方に焦点を当てて、自信を持って折に触れてそういうものが世界に知られていくといいと思うんです。  あえて発信するかどうかということなんですけれども、幸いにして、本当に今、情報通信機関、発信機会というのはいろいろございますから、本当に大事なことは、日本人が本当に心底誠実にいいものを、そしていいことをやっていくことだ……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号(2009/02/10、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  幾つか質問があるんですけれども、特に今の部分でちょっと混乱したわけですが、ともかく、まず古谷参考人から。  まず、なぜ寄附が少ないのかと。木寺参考人から示していただいた日本のNPO法人の数が、まず数が少ないんですけれども、そのうち税制面での優遇を受けている認定団体が非常に少ない、三万六千のうち九十二団体にすぎないわけですよね。当然、その団体が受ける寄附金額も、個人寄附額というのも非常に少ないということで、もうちょっと税制面での優遇が受けられるNPO法人をどんどん増やしていっていいんじゃないかと思うんですが、そのことについてコメントしていただきた……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号(2009/02/18、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 どうも興味のあるお話、ありがとうございました。  原子力発電についてお伺いいたします。  日本の原子力発電所の稼働率について、世界各国と比べてどのような状況であるかということをまず伺います。経産省、お願いいたします。
【次の発言】 その稼働率が低い理由というのは、先ほど地震ということを触れられましたけれども、それ以上の理由。かつては良かったわけですよね、八〇%ぐらいあった。それがずっと下がっている理由というのは、どういうことですか。
【次の発言】 私、浜岡原子力発電所に行ったことがあるんですけれども、一基しか動いていなかったんですね。  日本では一年に少なくとも一回は点検する、……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第6号(2009/04/15、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 私も、前の二人のすばらしい御発言に触発されて発言させていただきます。  日本のODAなんですけれども、額はだんだん縮小している中で、それだったら小規模支援ですよね。それをもっともっと増やしたらば、本当にすそ野が広がるような支援ができるんではないかと。しかし、小規模支援というのは非常に人手が掛かるわけですね。だけど、同時に、いい点は顔の見える支援になるんですが、そういうことにお金を使った方がいいということは分かっていても、現実に増えていない。  草の根無償というのは百五十億まで行ったんですが、百二十億にまた下がってしまっている。それは、人手不足とかなんとかということも一つの理由に……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第7号(2009/06/17、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 特に悪いとは思わないんですけど、もうちょっと経済的手法ということを強調した方がいいんではないかと思います。そのための税制とか補助金とか、いわゆるもっと政策的なことでインセンティブを与えながら社会を変えていくということ。  今日のお話、非常に良かったと思うんですけれども、やはりある程度環境に関する知識のある方、そしてある程度の経済力のある方がああいうことをなされるわけですけれども、一般の人はそういう情報も少ないし、それからゆとりがないわけですから、そうした例えばエコ住宅などを造る場合には、その場合、補助金だけじゃなくて、ローンができるとか、そしてそのローンが適切な非常に低利なもの……

第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第9号(2009/07/01、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 済みません。もう時間もないようですので。
【次の発言】 ここに伺う前に、ユニセフ議連で黒柳徹子さんの話を聞いてまいりました。まさに大林参考人がおっしゃるウルトラハンガーというんでしょうか、もうどうにも救いようのない立場で苦しんでいる人たちが本当に大勢いるという中において、山田参事官にお伺いいたします。  日本の援助はバラエティーに富むとおっしゃいますが、どうしてNGOを通じての、要するに末端に行くような援助にもっとお金を出さないんでしょうか。今、全ODAの中で、NPOを通して、いわゆる小規模支援ですよね、そういうのは百五十億、つまり一%というような御指摘が大林さんからもあったわ……

第171回国会 在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号(2009/05/13、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○広中和歌子君 ただいまから第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの井上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、議長に浅尾慶一郎君、副議長に小川勝也君を指名いたします。  これにて散会いたします。 ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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