苫米地英俊 衆議院議員
23期国会発言一覧

苫米地英俊[衆]在籍期 : |23期|-24期-26期
苫米地英俊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは苫米地英俊衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

苫米地英俊[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第54号(1947/11/05、23期、日本自由党)

○苫米地英俊君 内閣不統一の責を問われて、一閣僚が罷免させられた…。
【次の発言】(続) 内閣不統一の責を問われて、一閣僚が罷免させられたこの事柄は、至極簡單明瞭であるにもかかわらず、一たびこの報が傳わるや、世間には大センセーションを巻き起こしているのであります。そこには何らか深い理由がなければならない。この問題を…。
【次の発言】(続) この問題をめぐる閣内の対立、社会党内の紛爭のごときは、われわれの直接関知するところではありません。しかし、この問題の投げた暗い影、政治の混濁、國民に與えた疑惑、國際関係に及ぼす影響等については、なおざりにいたすことができないのであります。(「その通り」)憂國……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第20号(1948/12/22、23期、民主自由党)

○苫米地英俊君 ただいま議題となりました昭和二十三年度一般会計予算補正第二号及び昭和二十三年度特別会計予算補正特第二号について、予算委員会の審議の経過及びその結果を御報告いたします。  まず、今回政府より提出せられました昭和二十三年度一般会計予算補正第二号及び昭和二十三年度特別会計予算補正特第二号について、二号及びついて、その内容を簡單に申し上げます。  今回の予算補正は、政府職員給與改善費、災害復旧費等本予算成立後の情勢の変化に対應するため必要とする経費を追加する等の措置を講ずるためのものでありまして、一般会計におきましては、蔵入歳出とも補正額五百八十六億八千三百余万円となつております。また……

苫米地英俊[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

苫米地英俊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会 第12号(1947/08/20、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今の御質疑によりますと申請いかんというのが大分問題になつておりますが、これは場合によつては問題にならない。非常に大きな災害があつたような場合には、むしろ大藏大臣が初めから行動をとつても差支えないじやないか。そこでこの一條の要旨はどこにあるかといえば、大藏大臣は條件を變更することができる。ただそこに達するまでの要件として、公共の利益云々、預金部資金運用委員會の意見、これがそこへ到達するまでの手段としてこういう條項がはいつておるのだ。そこで葉梨君その他の御質問の要點は、申請云々ということを書けということを主張しておるのではなくして、大藏大臣が公共の利益云々を判定するのは、大藏大……

第1回国会 財政及び金融委員会 第26号(1947/10/07、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 一點だけ伺つておきたいと思います。政府の責任においてという言葉をしばしば使われましたが、それはただ政府が責任をもつて自由にきめろという意味であるか、もしくはきめたところに不滿があれば、政府の責任を問うという意味であるか、その點をはつきりさせておいていただきたいと思います。
【次の発言】 今の前段御説明はよくわかりました。終りのところが少しはつきりしないのでありますが、拘束されないということについてどうなるのですか。政府の責任を追究するということになるのですか。この問題はこの問題として引離して、政府の責任を追究するということはしない。こういうのですか。そこのところをもう少し明……

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 第一に伺いたいことは、これは日組全體の決議であるか、もしくは日教組の中の一部分に――大部分であるかもしらぬが――反對があるのかということを明らかにしてもらいたい。  第二としては、千八百圓ベースというものに反對であるということは別個の問題である。政府の責任においてしかるべく分配するがよい。こういうことを協約で認めておる。それには參加しておる。しかし今の證人の言に基くと、今の政府の原案によれば、どういう事態が起るかもわからぬ。そういう事態の起るのは政府の責任だ。こういう意味に解していいのでありますか。
【次の発言】 反對であるということは明瞭である。これは私も言つておる。しか……

第1回国会 財政及び金融委員会 第29号(1947/10/15、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 政府當局におかれましても、非常な苦心をせられてこの提案にまで及んだことは十分了承いたしておるところであります。しかしながら今までいろいろ討論し、研究をいたしたところによりますと、まだ何となくあのままでいいというような氣持にまで達しません。それからさらに勞組の方におきましても、今度の臨時給與と將來の給與の法案等について絡み合つて、はつきりいたさないところもあるように感ぜられるのであります。さらに地方を見ますと、數箇月も給料がもらえないでおるというようなところも現實にあるのであります。これらの事情に鑑みまして政府原案に附帶決議を添えて通過させたらばいかがかと存ずる次第であります……

第1回国会 財政及び金融委員会 第41号(1947/11/27、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 大體お聽きいたしたいと思つたことは、同僚の委員各位から御質問がありましたので、それをやめまして、きわめて簡單なことをひとつお伺いいたしたいと思うのであります。この第二條に、非戰災者というものはこういうものだというようなぐあいに書いてありますが、これは非常な複雑な關係がありまして、はたしてこの戰災者と認められるか非戰災者と認められるかという點について、はつきりわからない點があるのでありますが、これをもう少し詳しく御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいまの御説明で大體わかりましたが、この施行地内におきまして、たとえてみれば家を二軒もつておつた、疎開をした。この……

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/13、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 米窪國務大臣の御説明によると、財源が見つかればあるいはこの千八百圓ベースですか、動くかもしれない、こういうふうに了解できたのであります。元來今度の物價體系は、表面のいわゆる六十五倍とか四十五倍とかいうものが標準になつておる。これに伴う心理的の要素、やみの要素、こういうものが一切抜けておるのであります。從つてあの物價體系というものは、今詳しくは申し上げませんが、維持できないものというのが常識であります。しかるに今財源があれば、と言われましたけれども、この物價體系をきめる標準となつたものが崩れるようになれば、これは物價體系全部總崩れになる。そういう状態においてこの審議を進めるこ……

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/14、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今物價體系によつて原資材の値段が非常に上つたのであります。このために産業人は多くの資金を要する。ところが他方においては製品の新しいなにがきまらない。從つて生産はほとんど全面的に停頓しておる。こういう状態があるのであります。こういうことになると、これはやはりその物價體系全體にも、それから生活費にも反映してくると思うのであります。これはきわめて重大なことだと思うのであります。私はこの點に對して政府はどういうお考えをもつておるか。どういう方針でおやりになるのか伺つておきたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第9号(1947/10/07、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私がお伺いしたいのは、進駐軍の工事は物資の需給計畫に基いて行われておるのであるか。もしくは需給計畫のわく外において、勝手に進行されておるのであるかという點を、まずお伺いしたいのであります。
【次の発言】 私ども外部から見ておりますと、進駐軍の方の計畫は、政府があらかじめ生産資材の何パーセントを向うで使うといつたような大まかな割當をし、工事そのものは軍の必要に應じて突發的に行われていくのではないか。こういう印象を受けておるのであります。ただいまの御答辯によりましても、物動計畫に則らないものが緊急に使用されるということになりますと、それが一般民需の方に非常に大きく響いてくる。從……

第1回国会 予算委員会 第10号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 大藏大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、追加豫算がまだ提示されておらない。しかるに他の委員會においては豫算を伴う法律案が多數出ておる。そしてその法律案が次々と可決せられて來ている。そのことの善惡は別といたしまして、やむを得ない事情でそういうことになつたのでありましようが、私どもは豫算と各委員會の豫算を件う法律案とは、竝行してにらみ合つて研究をし、結び付けていかなければなならいものであると考えるのであります。この點についてまず大藏大臣の御所見を承りたいのですが、簡單でありますから、續けて申し上げます。こういうふうに豫算を伴う法律案が進んでしまつたときに、この豫算委員會の議で……

第1回国会 予算委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 社會黨の在野當時いろいろ公約された政策がありますが、そのうちたつた一つ取上げられたものが石炭の國管であります。きわめて重要なものと思いますが、これに對する經費が計上されておらないようですが、その理由はどういうところにありますか。
【次の発言】 その理由をお伺いしたのであります。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、農業生産調整費はこの追加豫算に計上せられておるのです。そうするとこの方はこれとの關係におきまして一方は落し一方は載せたというのはどこにありますか。
【次の発言】 國管案を提出せられるときに、これだけの經費がかかるという目安もなくて、そうして明細がはつきりしな……

第1回国会 予算委員会 第23号(1947/11/19、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 大藏大臣がおわかりにならないと申しますから、私からちよつと御説明申し上げたいと思います。特別會計の第三號、補正豫算の鐵道の歳入第八に、食糧増産に必要な經費三千萬圓が計上してあるのであります。これは先般運輸大臣にも質問いたしたのでありますが、實情は鐵道省がいろいろな厖大なる農地をもつておる。開拓も試みておる。そうしてその勞務員は鐵道員として、あらゆる鐵道員と同樣の給與をいたしておる。そうしてその中には本職の農家をも雇つておる。その收穫されたものは、供出されるでもなく、運輸省内部の人々のみに分配されておるのであります。この三千萬の經費はどこにかかるかと聽いたところが、くわとかす……

第1回国会 予算委員会 第25号(1947/11/27、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私はこの豫算については質問をいたしたい多數の問題をもつておりますが、ただいまの同僚の質問に關連した北海道の石炭手當の問題について、もう少し質問いたしたいと思うのであります。私は北海道において石炭が生活必需品であるということを十分認識いたしております。そしてこういう手當を支給することの必要さも認めておる次第であります。しかしこの豫算全體を通じてみて受ける印象でありますが、政府關係の職員に重きをおいて、民間が無視せられておるということを感ぜざるを得ないのであります。その一つは本年度石炭の配給、これは御承知の通り不足がちでありますから、配給のわくがきまりましても、ある所には早く配……

第1回国会 予算委員会 第27号(1947/11/29、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今の問題に關連してお伺いしたいのでありますが、北海道廳などにおきましては、公吏と官吏とが同じ部屋に鼻をつき合わしておる。ところが官吏の方は石炭手當がもらえるが公吏の方はもらえないのではないかというような不安がありまして、それに官吏の方の組合も同調いたしまして、相當穏やかでない空氣もあるやうに聞いておるのであります。大藏省の方では大體銀行から金を借りて間に合わしたらよいではないかというような御説と伺つておりますが、實は北海道の財政は非常に行き詰つておりまして、銀行の方にも相當多額の借金があるのであります。今のところでは借りられるとすれば拓銀でありますが、拓銀は國家の保證がなけ……

第1回国会 予算委員会 第28号(1947/12/01、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 今度國會に提出されました追加豫算は、この前に提出されました第一號より第八號まで、また特第一及び第三までの追加豫算が編成せられたときに豫見せられなかつたような項目が何もない。その後に突發事項が起り、緊急必要が起つて追加豫算を組んだという形跡がないのであります。ただ何かの事情もしくは何かの制約でこの少額の追加豫算を引離して出しておるのではないかというような印象を與えることは、まことに遺憾のことに存ずる次第であります。また、各項目にわたつて見ましても、産業の振興であるとか、民生の安定というような積極面の施策がほとんど盛られておらないのみならず、各種の國民運動というものに名をかりま……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融委員会 第9号(1948/03/19、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 きわめて簡單でありますけれども、根本的な問題について二、三伺いたいと思います。この法律では二千九百二十円のうち二千五百円だけをさしあたり給與して、四百二十円はこの條文にありますような、いわゆる職階制に一歩を進めると大臣の言われた方法で給與することになつておりますが、同時に大臣の御説明にもありました通り、物價は動く、從いましてこの給與があまり先に延びますと、四百二十円というものは、まつたく價値のないものになつてしまう。そういう一つの職階制に進む第一歩であり、また勤労に対する公正なる分配をするというお考えは、きわめて妥当なものであると考えますけれども、同時に今非常に生活に窮乏し……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/02、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 これに関連してでありますが、私は現在の他のこういうような免税の取扱いとの均衡においては、今さらこれをやめるということはいかがかと考えて、政府の提案をのむよりしかたがないのではなかろうかという個人的の意見をもつております。しかし、初めに專賣益金を見積つて歳入を組む場合に、大藏大臣が説明しているように、これは商品じやないのだ、財政收入を得るのであるから、というような見地に立つて、まつたく経済界の動き、経済人の心理を無視した、無理なことをやつて、それで健全財政ができるとお考えになつたところに、非常な間違いがあるのじやないか、私はこう考えるのであります。元來こういうくじの当籤に対し……

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 昨日総理大臣の答弁を聽きまして、今井尻銀行協会長のお話を承りまして、そこに二つの問題が絡まつておることを発見いたしたのであります。その一つの問題は、総理は金融界においてはこれを了承して何ら差支えのないような方法がすでに立つておると聞いておる、こういう問題であります。そこではたして金融界においてはこれを了承して差支えないような計画がすでにでき上つておるといたしますならば、その計画についてお伺いいたしたいのであります。もちろんできておらなければできておらないだけで結構であります。  いま一つは、総理はこれは本会議においても言われましたし、またきのうも言われたのでありますが、國際……

第2回国会 財政及び金融委員会 第46号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○苫米地委員 ただいまから御審議をお願いいたします皇室経済法施行法の一部を改正する法律案について説明いたします。  皇室諸般の費用は、憲法第八十八條の規定に基いて予算に計上し、國庫からこれを支出することとなつており、これをうけた皇室経済法の規定によりますと、皇室の費用は内廷費、宮廷費及び皇族費に区分されております。このうち内廷費は天皇、皇后両陛下をはじめ内廷にある皇族の日常の御費用その他の内廷諸費に充てるものであり、年額による皇族費は、皇族としての品位保持の資に充てるためのものでありまして、それぞれ法律で定める一定額を、毎年國庫から支出することとなつております。皇室経済法施行法第七條及び第八條……

第2回国会 財政及び金融委員会 第48号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 ごく簡單に質問をいたしたいと思います。ごく小部分の小さい問題でありますが、今度法人税と特別法人税とが一本になつたようでありますが、その必要な理由をひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 特別法人税が現行税率では二五%になつておるが、今度三〇%となつたわけですね。
【次の発言】 今度の税制の改革によりますと、余剩金がないような場合、もしくは余剩金がきわめて少いような場合には、租税の特別措置法によつて、登録社債、公債、または預け金の利息に対する免税がありましても、免税の特典にあずかることができない結果になると思いますが、この点はいかがでありますか。

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 本予算につきましては、政府も熱意をもつて官公吏の窮状を救おうといたしておるので、またわれわれもこれに劣らない熱意をもつて、一日も早くその窮状から脱出せしめたいという念願をもつております。從いまして私どもは政府のこの上とも善処せらることを熱望してやまないものでございます。しかし歳入の面を見ますと、これは今月下旬に拂い渡しをするという御説明でございますが、それまでに所得税の増收とか、「ひかり」の自由販賣とか、配給タバコの値上げとかいうようなもので、必要なだけの経費が收納せられるのもとは考えられないのであります。そこでおそらくこれは藏券をもつてひとまずお拂いになるものであろうと考……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 大藏大臣の説明は、大分逆戻りしておるようであります。しかし私の根本的に疑問と思うのは、今朝の新聞また昨晩の夕刊を見ると、民主党は利拂の停止をしないということを再確認しておるというのであります、この事実があるかないか、まずそれを承つて質問を続行したいと思います。
【次の発言】 声明したとは言わない。役員会できめた……。
【次の発言】 大藏大臣存じなければ、御存じないことを答弁していただくことは困難でありますから、これは今御答弁を求めようとはいたしませんが、三派協定である以上は、おのおのの政党の中において、政党が同じ決議をしておるのでなければならない。しかるにこの問題は、最初か……

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/27、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 先ほどのお話に、物價改訂は五月から六月ごろにでき上るというふうに承つたと存じますが、政府は本予算を五月の半ばまでに提出する、そして五月中に本予算を通過させたい。こういう希望を述べておられるのでありますが、私どもの考えをもつていたしますと、物價とか、賃金とか、税制とかいうものがはつきりいたして、初めて本予算が組めるのではないか。物價改訂がまた五月になるか、六月にできるかわからないのに、そういうことを言つておられるのは、ちよつと了解に苦しむ次第でありますが、この点はいかがなるものでありましよう。
【次の発言】 物價を改訂し、賃金をきめ、税制の改革をはつきりしなくとも、本予算がで……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/28、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 お伺いしたいことはいろいろありますが、すべてを本会議のときに讓りまして、ここでこまかい問題を二、三お伺いいたしたいと存じます。  その第一は預金部の不足金が、四月も五月も出ております。昨年の予算にも出ておつたのであります。あの厖大な資金をもつてこれを運用しておれば、もし民間であるならば、厖大な利益をあげるだろうと想像されるのに、この預金部はすでに四、五だけでも二億八千八百万円以上の不足を生じておる。その原因がはたしてどこにあるか、將來これをなくすような方法がないかということについて、大藏大臣にお伺いいたしたいのであります。

第2回国会 予算委員会 第29号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 先ほど問題になりましたが、予算に関する材料がいつごろでて来ますか、これは委員長がお計らいくださることになつておりますが、あまり遅れますと、質問を反復やり直さなれければならぬようなことも起るかと思いますので、あらかじめお含みおき願いたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 先般植原委員からの質問に対して、総理は國際信用を害したというような報道は受取つておらないということが一つ。今一つは現にロンドンの市場において、日本の外債が下落しておらないということで、この軍事公債利拂一年たな上げが、國際信用に何ら影響がないという御答弁があつたのでございます。しかるに私は不幸にして、さような御意見に共鳴することができないのであります。それは先般ドレーパー使節が來朝されましたころ、シモンズ氏が言うておる言葉がある。民間外資の導入には、まず資本尊重を現実で示さなければならない。しかるに日本では、投資者の権利を軽視する風が一般化しておる。かかる風潮は、公債利拂停止……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 賃金と物價の問題についても、各同僚からいろいろ微に入り細をうがつて御質問申し上げましたので、これ以上お尋ねするのもいかがかと存じますが、少し角度をかえて御意見を伺つてみたいと思うのでございます。私はこれは一つの抽象的な議論になるというような御批判をこうむるかもしれませんが、物價のこういうふうに激変いたしますときに、賃金ベースをきめるということそれ自身が不合理じやないかという考えをもつておるのであります。それはちようど物價のマル公の基準を生産原價にとるということと同様であります。生産原價にマル公の基準をとつておるそのために、私がこの前の議会でも申し上げましたように、原價という……

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 私はせんだつて委員長の御相談がございましたときに受けた印象は、万やむを得ない、至上命令である、こういう印象を受けたのであります。それでなければ、私どもとしては、引き下るべきではなかつた。むしろ引き下らない方がこういう問題を起さないでよかつただろうと考えておるのであります。今大藏大臣の釈明を伺いますると、これははるか以前に約束がしてあつたということが一つの理由。いま一つの理由は、委員長の承諾を得ておつたということが他の理由であるのであります。そこで最後のどたんばになつて、大藏大臣が幾度か断つたけれども、企画が関係筋の方のアツプルーバルを受けておるのであるから、ぜひ出て來いとい……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 大蔵委員会 第7号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 私のお伺いしたいと思つたことはただいま済みましたが、もう一つお伺いしておきたい。借入先は大蔵省預金部または日本銀行となつておりますが、さしあたりはどちらから借入れられる計画でありますか。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 大蔵委員会 第7号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 本案については質疑を打切り、討論を省略し、ただちに採決されんことを望みます。

第4回国会 大蔵委員会 第10号(1948/12/18、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 砂糖消費税法等の一部を改正する法律案が上程されておりますが、これは大体よく御趣旨の通つておることでありますから、質疑を打切り討論を省略して採決せられんことを望みます。

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 それでは一應休憩いたしまして、午後は二時から開会いたします。  これにて休憩いたします。     午後一時二十四分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後二時三十四分開議
【次の発言】 議事進行について……。非常に会期が逼迫いたしておりますにかかわらず、委員の出席が非常に少い。そして質問の通告だけはありますけれども、通告しつぱなしでちつとも出ておらない。また出て來て質問をする場合にも、欠席がちであるがために、重複した質問が長々と続く、これでははてしのないことでありますから、どうか委員長から議長にこの旨を正式にお話になり、議長から各党に警告を発して、出席を督励……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 川島委員の議事進行のお言葉ごもつともに存じますが、今委員長を迎えに行つておりますから、帰りましてからその問題をお取上げ願いまして、大臣も今本会議が開かれると、本会議に呼ばれておりますので、大臣のおられる間にできるだけ進行いたしたいと思いますから、どうかさよう御了承を願いたいと思います。
【次の発言】 夕食時間であることは私も万々承知しておりますが、もうわずかの時間でありますから、夕食は交互に交替しておあがりくださいまして、質疑を継続いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま質問の残つておられる方は四人ですか。

第4回国会 予算委員会 第15号(1948/12/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 会議を開きます。
【次の発言】 ただいまの小坂委員の御提案よく了承いたしましたが、私といたしましても、委員長を補佐して、完全にその任務を遂げさせるべき地位にありながら、それができなかつたということにつきましては、私自身も大いに責任を感ずる次第でございます。從いましてまことにごもつともなお説とは存じますけれども、しばらく休憩を……。
【次の発言】 やむを得ません、動議は成立しております。採決いたします。不信任案に賛成の方は御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて不信任案は可決されました。
【次の発言】 動議に御異議ありませんか。


苫米地英俊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第3号(1947/10/28、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 この排除法案はいろいろの基準があるようでありますが、これは企業自體を對象としてお考えでありますか。もしくは企業の内部における各種の生産品がありますが、その各個の生産品というものを對象としてお考えになりますか、その點を一つお伺いしておきたいと思います。  次は、この合理的ということは、現在の國内經濟を對象としてのみ合理的と考えられるものであると考えます。またこの法案を見ましても、外國の勢力が日本に及んできて、それが非常な力をもつておつても、これを排除することができないことは當然であります。そこで合理的ということは、現在の實情のみを對象としてお考えになるのか、將來展開せらるべき……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第4号(1947/10/29、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私は將來の質問をいたすために、たつた一つだけ伺つておきたいと思うのであります。この法案の内容をなすところのものは、もちろんポツダム宣言受諾に伴うところの、これを履行ずる政令によつて行い得るものであることは明らかであるのであります。しかるにその政令によらないで、これを國會に提出して、法律としてきめなければならないその根本の考えはどこにあるのであるか。國會に付議する以上は、國會の獨自の權限によつてこれをあらかじめ決定し、十分にやつていくことができるのであるかどうか。ただ責任を國會に轉嫁する。こういう意味でこの法案が提出されたのであるかどうか。そこの根本をはつきり伺つておきたいの……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第2号(1947/10/01、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 先ほど小坂政府委員から為替の問題について、私見であるというふうに御説明がありましたけれども、これはわれわれ現在考えて、それ以外に途がないとすべての人が見ておるのでありますが、さてしからば先ほどの御説明の通り、そのグループがだんだん短縮していつて、一つの為替相場におちつくかどうかというこの現實の問題になりますと、日本の經濟の運行によつて違つてくると思うのであります。近似生産物が近似價格をもつということは、これは自由經濟においては當然なことでありますが、現在の統制經濟においては、はたして近似製品が近似價格をもち得るように行くという御信念がありますならば、その基礎を明示していただ……

第1回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1947/11/17、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 私がお伺いいたしたいのは、一點でございますが、豫算に、食糧増産に必要な經費三千萬圓とありますが、それはどういうものでありますか、内容並びに機構をお伺いいたしたいのであります。
【次の発言】 ここに計上されておる三千萬圓はどういうところへお使いになるのでありますか。
【次の発言】 ただいまの御説明を承りましたが、私はこの豫算の三千萬圓の計上は、まことに不當だと思います。私の知つている限りでは先年から鐵道では作業隊というものをこしらえて、鐵道員として給料を拂つて増産をさせておる。そうしてその得たものは、どういうふうにしてわけておられるか知らぬけれども、わけて使つておられる。現在……

第1回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○苫米地英委員 一、二お伺いしてみたいのであります。その一つは、先日新聞に郵便の七割五分の値上げは、二月から實施するというようなことが出ておりましたが、それは事實でございましようか。
【次の発言】 この機會にお伺いしておきたいのは、都内各所に安全通信というような名義で、いろいろ通信事務の澁滯が起つておるように見ておるのですが、その通信の安全ということは、どういうことを意味しておるのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今大臣の御説明を伺いまして、成行き竝びに政府の御方針もよく了解いたしました。ただこの通信がそういうことのために機能を鈍らせ、それが國民生活に及ぼす影響が多い。今後もこう……

第1回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1947/11/17、23期、日本自由党)

○苫米地(英)委員 ごく簡單でございますが、終戰事務局が内閣に移管されるといううわさがありますが、それは事實でございましようか。
【次の発言】 その點につきまして伺つておきたいことは、この終戰事務局が内閣に移ることがいいか、外務省の手に殘ることがいいかという點であります。どうも從來の例を見ると、内閣直屬というと、非常に名義がよくて、力強く物が運行するように印象を受けるのでありますが、現實はこれと反對に、内閣に屬すると非常に弱體化してしまつて、ほんとうの仕事をやつておらぬということが間々あるのであります。これは外務當局としては、ちよつと意見を御發表になりにくいかと思いますが、外務省としてのお考え……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 お伺いいたします。今お述べになりましたことは、まことにごもつともな点であつて、いろいろ考えてみる必要もあると思いますが、私どもから見ると、もつと直接の問題がありはしないか、こういう点についてお触れにならなかつたのですが、今度所得税法が改正になつて、市街地信用組合が三〇%の税金をとられることになつた。この影響は相当大きいと思いますが、この点いかがでしようか。

第2回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつとお伺いいたしますが、五の二にあります国際文化機関保存に必要な経費という中に、国際学友会とか、友隣学会とかありますが、これはどういう性質のものであるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。目的も非常に結構だと思いますが、留学生などが本国から金を取寄せなくとも、これだけでやつていける補助費でありましようか。もしくはこれ以外に収入がないとやつていけないような程度のものでありましようか。
【次の発言】 御懇切なる御説明でよくわかりましたが、国家の財政も非常に困難でありますし、日本の学生も非常に困つている実情は十分知つております。しかしこの場合は、戦争……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1948/11/25、23期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 井藤さんにちよつと減價償却の問題についてお尋ねいたします。これはお説の通りだと思います。しかしこれは官業だけでなしに、民間企業でもあることであり、この減價償却を適正にやるためには、資産の再評價が必要である。そこで資産の再評價ということになると、そこにいろいろ関係した困難な問題が起つて來ると思うのであります。それにもかかわらず、この際再評價をやつて減價償却を嚴密にやつて行くことがいいか、今の時期においては減價償却が適正に行われておらないということを忍んで行くべきであるか、その点に対する御意見をお伺いいたします。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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