苫米地英俊 衆議院議員
24期国会発言一覧

苫米地英俊[衆]在籍期 : 23期-|24期|-26期
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このページでは苫米地英俊衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

苫米地英俊[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-26期
第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第17号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○苫米地英俊君 私は、民主自由党を代表して、昭和二十四年度一般会計、特別会計及び政府関係機関の補正予算に対し賛成の意を表するものであります。(拍手)  申すまでもなく、本年度当初予算は、経済安定に関する九原則の線に沿うて編成せられたものであります。 その九原則には二つのねらいがあつたのであります。その第一は経済の安定であり、その第二は貿易の振興であります。長年にわたるインフレを一挙に収束するこの均衡予算の実行にあたつては、種々の困難に遭遇することは、もちろん予見せられるところであります。従つて、政府においてそれに対処するため絶えず着々と必要な手を打つて来たことは、国民のひとしく認めるところであ……

苫米地英俊[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-26期

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委員会発言一覧(衆議院24期)

苫米地英俊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-26期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 経済安定委員会 第17号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○苫米地英俊君 北海道煖廚房用石炭に特殊價格設定の請願、文書表番号第一五号について紹介いたします。  北海道における冬期間の煖廚房用石炭は、家庭を初め学校、病院、各種営業所において絶対不可欠の必需品であり、主食にも匹敵すべき最も重要なものであります。從つて石炭價格の高低は、道民の家庭経済はもちろん本道全体の経済安定、及びその他あらゆる面に重大なる影響を及ぼすのであります。しかるに石炭價格は逐年高騰の一途をたどりつつあり、これに対し政府は、昭和二十三年度家庭用炭に限り、一トンにつき九百七十円値引きの措置が講ぜられたのでありますが、この措置は該年度限りで、しかも学校、病院等の煖廚房用石炭にはこの措……

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○苫米地英俊君 北海道は、御承知の通り半年にわたりまして、零下五度ないし三十度の極寒の地であります。從つて北海道におきましては、石炭は食糧にもおとらない絶対的必需物資でございます。しかるに近年石炭の代價が非常に上りまして、道民が手に入れる石炭は大体四千円以上五千円近く、まことに高い値段を払つておる次第であります。そこで近年の統計を見ますと、この燃料費が生活費において占める割合が、急激に高騰いたしておるのであります。そこで二十三年度におきましては、臨時処置士して一戸当り一トンについて九百七十円ずつ政府で補給されたのでありますが、これは二十三年度限りの処置で、二十四年度になつてどうなるかということ……

第5回国会 商工委員会 第22号(1949/05/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいまの御意見ごもつともでありまして、同じに農民の声の中にももつともなところがあるのであります。どちらかにもつともでないところがあれば、問題の解決はきわめて簡單なのであります。ところがいずれの要求を聞きましても負け劣りのない、もつともな主張でありますので、これの裁定はきわめて困難になつて参るのであります。そこで安本を中心として商工、農林両省が長いこと折衝を続けて参つたのでありますが、なかなかその妥結点に到達し得なかつたのであります。ところが先般農林委員会におきまして、日を限つてこの三省の意見をまとめて、決定的の結論をこの委員会において申し述べろということになつたのであります……

第5回国会 農林委員会 第10号(1949/04/15、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいま御審議を願います馬籍法を廃止する法律案の提案理由を御説明いたします。  馬籍法は、大正十年主として軍馬徴発の便宜に供するとともに、一面馬産改良及び馬の取引改善をはかる目的で、市町村における馬の所有者またはその管理人の届出による馬籍簿という帳簿の作成を骨子とし、あわせてこのために行われる主務大臣による馬の檢査に関する規定を内容として制定されたのでありますが、今日においては、以下に申し上げるような理由により、その存続の必要がなくなつたのであります。  第一に、現在においては、軍馬徴発をその主目的とした馬籍の作成の必要がないことは申しあげるまでもございません。  第二に、馬……

第5回国会 農林委員会 第12号(1949/04/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律案につきまして、その提出理由を御説明申し上げます。  この法律案の内容は、農業災害補償法第十二條によりますと、食糧管理特別会計は水稲、陸稲、麦の農作物共済掛金の一部を農業共済再保険特別会計に繰入れて負担いたしますとともに、この負担金を食糧の賣渡し價格の中に織込みまして、消費者に負担させるように定めているのでありますが、昭和二十三、二十四の両年度におきましては、食糧管理特別会計は負担金を消費者價格に織込まずに負担するようにいたしたのであります。しかして食糧管理特別会計から農業共済再保険特別会計に繰入れます金額につきましては、……

第5回国会 農林委員会 第15号(1949/04/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業協同組合自治監査法を廃止する法律案の提案理由を御説明いたします。  農業協同組合自治監査法は、昭和十三年に、産業組合の自治監査を行うことを目的として制定された法律でありますが、その後農業会の制度となるに及んで、農業團体自治監査法となり、さらに農業協同組合法が制定されますに伴つて、農業協同組合自治監査法となつた沿革を有しておりまして、この法律に基く監査連合会は、多年にわたり農業團体の監査並びに監査事業の指導に当り、農業團体の健全なる発達に資するところが少くなかつたのであります。しかしながら、自主を旨とする新しい農業協同組合の精神から見ますると、この法律は事態にそぐわないとこ……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/10、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業資産相続特例法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げたいと思います。  申すまでもなく、わが國の農業はその経営規模がきわめて零細でありまして、農業的産力の発展をはかる上において大いなる難点をなしておることは、御承知の通りであります。從つて経営規模が現状以上にさらに零細化を來すことに対しては、可能なる限り必要な対策を講じますことはきわめて大切であります。この事柄に関連して一昨年新憲法の施行に伴い、民法が改正せられて家督相続が廃止され、均分相続が行われることになりましたが、そのことはこれをそりまま農地その他の農業資産の相続に適用することになりますと、そうでなくても寡少な……

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/12、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいまの井上君の御質問にお答え申し上げます。政府としては、今後も最善の努力を盡して関係方面と折衝を継続することにいたしております。本年度はすでに予算もきまつていることでありますから至難のことであるとは存じますが、それにもかかわらず、農民のためにできるだけの努力を盡すという決心にはかわりがありません。なお將來に対しては、必ず所期の目的を逹するようにいたし得る確信を持つております。以上お答えいたします。
【次の発言】 ただいまの御質問にお答えいたします。昨日の大臣との問題は、比率等のこまかい点に触れたので、大臣はそういうことは事務当局の方で知つているので、自分の方では関與しない……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいま御審議を願います競馬法の一部を改正する法律案の提出理由を御説明申し上げます。  さきに第三回國会におきまして、公正な競馬を行うため、従前の競馬法及び地方競馬法を廃止するとともに、新たに競馬法を制定し、従来事日本競馬会の行つて来た競馬を國営とし、馬匹組合または馬匹組合連合会の行つてきた競馬を都道府懸営または指定市営とし、今日まで運営して参りましたが、その実績にかんがみ、なおまた競馬法第四十條の規定により、施行後一年内に改廃の措置をとる必要事もあるますので、ここに次の要事旨により所要の改正を加えることとしたのであります。  第一は、競馬の公正を維持するために必要な改正を行……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/17、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 ただいまの御質問でございますが、御趣旨のあるところはよく検討し、関係各省と協議をして決定いたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御意見ごもつともに存じます。なるべく早い時期と申しますのは、それに間に合うような早い時期、こういうふうに御了承願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの委員長の御意見もございますので、明後日ごろまでに何とかきめてもらうよう大臣に努力してもらうようにいたします。さよう御了承願います。
【次の発言】 私どももその方が希望でありますけれも、現在の機構においては、なかなかそう行かないようであります。農林省といたしまして、どういうものをどういうふう……

第5回国会 農林委員会 第25号(1949/05/18、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 肥料配給公團令改正法律案の提案理由を御説明申し上げます。  第一は本公團令の効力を明年四月一日まで延長することをはかつたのであります。第二は、公團に対する主務大臣及び経済安定本部総務長官の監督責任を明確にしたことであります。すなわち公團に関する基本的政策の決定について、経済安定本部総務長官が責に任ずるほかは、業務実施上の監督権については、主務大臣が責に任ずるものとし、この関係を明確にいたしました。第三は、公團の予算、決算については、さきに公布施行を見た公團等の予算及び決算の暫定措置に関する法律(昭和二十四年法律第二十七号)によることとなつてをりますが、この旨を本令においても明……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/20、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、作物報告事務所の新設に関し承認を求めるの件につきまして、提案理由の御説明をいたします。  作物報告事務所は、昭和二十二年四月各都道府縣に設置せられ、昭和二十二年産の米及びかんしようの収穫高調査より活動を開始いたしまして、その後標本調査法による科学的調査によつて、主要農作物の作付面積及び收積高等を推計し、その正確な把握に努めて参つたのでありますが、北海道につきましては、從來これを一作物報告事務所の管轄のもとに調査を進めて参りましたところ、その管轄区域は、他の作物報告事務所に比し、総面積においてはもとより、耕地面積、作付面積及び農家人口等……

第5回国会 農林委員会 第28号(1949/05/21、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 平野委員の御質問ごもつともだと存じます。租税の問題は將來是正される。しかるに農民の供出の方はこの議会でただちに決定するということは、片手落ちじやないかという御趣旨のように了解いたしたのであります。しかしこの食糧の問題は、まだ見通しがつかない現実の問題になつて現われて來ておるのであります。租税の方はこれから一つの方策を立てて、改善して行くという大体の見通しもついておるのでありますが、國民の食糧という問題につきましてはまだ見当がつかない。その見当のつかない一つの條件はどこにあるかというと九原則の進行成否によつて、アメリカから日本に供給されるところの食糧の数量もかわつて來るのであり……

第5回国会 農林委員会 第31号(1949/05/24、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 どうもはなはだ追究急で、政府といたしましては、リンク物資について可能な程度で、できるだけの力を盡しておるのであります。これをそれでは法制化して、これを具体的にわかるようにしたらいいではないかというのでありますけれども、この報奨物資等のごときは、この買上げ代金を幾らにするかというようなことと同様に、多少の伸縮性を持つておりますし、また法制化するとしても、嚴格な数字を出して、これはこういうふうに嚴格に法文通りにリンク物資を配給するのだというような法制化は、私しろうとですから、よくわかりませんけれども、非常に困難だと思うのであります。でありますから、政府は、できるだけの努力をし、で……

第5回国会 農林委員会 第36号(1949/05/31、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 これは私直接関與しておらないので眞意は存じません。しかしこれは私の想像でありますから……。
【次の発言】 それでいけなければ私は閣議に列席しておりませんからわかりません。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 大蔵委員会 第21号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 今の大臣のお話でよく了解できますが、私は自分の承知しておるところで、現在の品物が売れないということの根本には、一体特別調達庁があれを買い入れるときのいろいろないきさつを大臣は御存じであろうと思います。とにかく買い入れるときに、その当時の相場としても非常に高い物が買われておる。またいろいろの事情から、満足すべからざる品物も入つておつたのであります。それが蓄積されて来て、先ほどのお話のようにいろいろな問題か起つて来ておりますが、私の考えはあるいは非常にとつぴであるかもしれませんけれども、先ほどの噴霧器であるとか、その他日常使われるような商品については、これは信用のあるデパートと……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 昭和二十四年度の当初予算編成にあたりましては、例の経済安定に関する九原則、これに準拠いたしておつたことは、われわれの十分承知しているところであります。この九原則のねらいがどこにあつたかというと、これは経済の安定と貿易の振興という二つのねらいがあつたのであります。政府はこの二つの目標を達成するために、非常な努力をもつてこの均衡予算の実施に当られたのであります。その結果といたしまして大蔵大臣も言うておられる通り、わが国の経済はようやく安定の軌道に乗つて来たわけであります。もちろん一挙に長年のインフレーションを克復しようとする企てでありまするがゆえに、いろいろの困難が起つて来るこ……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会 第41号(1950/03/28、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 配炭公団が、石炭以外に、寮とかその他の名義で持つておつた財産が大分あるはずですか、これはどういうふうな措置がされてあるか。もしくはどういう処分をしたか。それをちよつと承つておきたいと思います。
【次の発言】 表面はそうでありましようけれども、現実は寮が番人みたいな、まかない人みたいな人間の名前になつて、その人たちの所有になつておる。これは一体だれがそんなものを買つて與えてあるのか。そこに私は大いにふしぎなものを感ずるのですが、そういう事実はありませんか。
【次の発言】 調べたことがありますか。
【次の発言】 配炭公団が石炭を受けるときに、途中の欠斤とかもしくは何とかというの……

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ただいまの案本の御説明で事態が大分ほぐれて来たと思うのであります。そこでこの問題を解決するポイントはどこにあるかというと、こういうような赤字を出したこと、これを一つの面から見れば、ただいま明らかにされたように統制そのもの、統制の機構、その運営、これが惡かつたということが一つの原因だと思うのであります。われわれはこの公団をつくるときに、こういうことを見越して反対をいたしたのでありますけれども、とにかくこの公団というものが成立して、昨年の九月までやつて来た。それから生れて来た不始末であるとすれば、これはわれわれも責任の一半を負わなければならないものだと考えるのであります。そこで……

第7回国会 大蔵委員会 第59号(1950/04/26、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 現在の世相を見ますと、予算執行職員等の責任に関して、何らかの処置をとらなければならないということは、何人も異議がないところであろうと思うのであります。しかし内容を見ますと、債務の弁済とか、とにかくこの当事者を相当強く追究しておる点に重点があるように見えます。これについて私が感じますのは、アメリカの法律は処罰が非常に重い。その結果として見のがされるものが非常に多くなります。一例をあげますと、公園の木の小枝を折つた者は五十ドルの罰金に処すとちやんと立札が出ている。ところが小枝を子供が折つても、巡査は見ておつて知らぬ顔をしている。子供が小枝を一本折つて五十ドルの罰金をとられたので……

第7回国会 大蔵委員会 第60号(1950/04/27、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 昨日、途中になつたのでありますが、考えてみますと戰争の始まる少し前あたりから、大分いろいろと乱れて来たのであります。これはその当時の印象であつたのでありますが、上司の監督の地位にある人が責任を負わない。それはもうしかたがないというような見方で、当の責任者だけを追究するというような傾向があつたのであります。でありますから、以前ならば当然上司が責任を負うべきところを、上司は平気でいる。そうして下の直接の当事者だけが罰を受けている。また、もつとひどいのになつて来ますと、大目に見てしまつて、当然処罰せらるべき者が処罰せられないで、転任ぐらいのところで済むといつたような傾向が大分あつ……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/01、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 私は主として貿易関係の質疑をいたしたいと存じます。  小峯、上林山両委員から全般的の質問がございましたので、私はなるべく集中した質問をいたしたいと存じますが、そこに達する径路といたしまして少しく大蔵大臣にお聞きいたしたいことがあるのであります。  来年度の予算のねらいと性格は、通貨の安定と建設面の経費に復興的性格が現われている、この二点にあると存ずるのであります。そこでこの線はドツジ・ラインから生れ出たものと観察いたしておるのでありますが、ドツジ氏は、日本のインフレは消費インフレだ、かような観点から出発いたしまして、購買力の圧縮と債務の償還、この二点に力が入れられておるので……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/02/13、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 通産大臣に前にお伺いいたしたのでありますが、すべて制限を撤廃して行くというようなことであり、すべてが公平に行われる。ただいまの質問でも、内外人の間になるべく公平にやつて行く。内外人の間で公平に行つておらぬという事実はありますけれども、これは今私お尋ねいたしません。私のお尋ねいたしますのは、通産省から近ころ通牒が出て、タバコの輸入については五つの社を指定しておられる。これは決して公正でもなければ、必要なる制限でもない。こういうところにいろいろの疑惑がかかつて来ますし、また事実そういうような疑惑がすでに起つておるように承知しておりますが、その点についてお伺いしたいと思います。

第7回国会 予算委員会 第17号(1950/02/20、24期、民主自由党)

○苫米地(英)委員 第三分科会における審議の経過並びに結果について簡単に御報告いたします。  本分科会に付託されました議案は、ただいま上程されておりまする昭和二十五年度一般会計並びに特別会計予算のうち、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管に関するものでありまして、十七、八日の二日間にわたり開会いたしましたのであります。それぞれ各省側より説明があつた後、委員との間に熱心に質疑応答がかわされました。  質疑応答の中でおもなるものを申し上げますと、まず外務省所管の予算につきましては、在外事務所設置に関する問題、日本人の在外資産の問題、あるいは講和会議への準備態勢等々についてでありました。  在外事務……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/08、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 吉田内閣の財政、経済政策は、ドツジ・ラインに沿うて推進されておることは、いまさらあらためて申すまでもないのであります。この結果として、さしも荒れ狂つたあのインプレーシヨンも収束され、通貨はようやく安定して参つたのでありますが、他方輸出貿易の不如意と有効需要の減退のために、滞貨の増加、金融の逼迫を来し、その上徴税旋風が吹きすさんで、国民は青息吐息、まことに深刻な苦悩に沈んでおるのが現状であります。この国民的苦悩を反映いたしまして、本予算委員会においても、このたびの画期的税制の変革より来るべき各般の影響、並びに国民税負担の軽減等につき、熱烈なる論争が繰返されたのであります。シヤ……

第7回国会 予算委員会 第27号(1950/03/22、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 まず第一にお尋ねいたしたいことは、この連合国軍人等住宅公社法案は、いつごろ御提出になる予定でありますか。
【次の発言】 次に連合国司令部から来ましたスキャップ・インの二〇七六号によりますと、その第三項に「日本政府は本指令実施方の為必要な実施計画を作成し、一九五〇年二月一五日迄に経済科学局に提出。」という項目があります。これはもちろん御提出になつたことと思いますが、この実施計画がどういうものであつたか。これが必要であると思いますが、これを御提出願われませんでしようか。
【次の発言】 今御説明の通り四月一日からとりかかる。そのために三月一日から四月一日までの間に建設計画及び契約……

第7回国会 予算委員会 第28号(1950/03/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 昨日スキヤツプ・イン二〇七六の第三項目になつております実施計画を作成して、一九五 ○年二月十五日までに経済科学局に提出するということになつておりますので、その建設の実行計画がどういうものであるか、それを知りたいと思いまして、この書類を要求いたしたのでありますが、それに対して、本日この実施計画の書類を提出したその返信が、ここに提出されておるのであります。この返信はこの実施計画の内容を少しも明らかにしておらないのであります。書簡を向うで了承する、受納するというだけであつて、その書簡にどういうことが書いてあつたかはわからないのでありますが、その実施計画についてまずお伺いしたいと思……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 大蔵委員会 第1号(1950/07/14、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 理事はその数を五名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ここに何も書いてありませんが、葉山御用邸の付属地の大きさはどのくらいあるか。それからその付属地の馬匹の繋養とか、馬匹の格納等に使われておつた土地の全部を意味しておるのか。もしくは付属地のうちどのくらいその目的に残されておるか。これをまずお伺いしたい。
【次の発言】 その全部をこの場合に処理するのですか。その一部分ですか。
【次の発言】 それが必要がなくなつたというのは、だれがそう認めておるのですか。もしくは必要がなくなつたという理由はどこにあるのですか。
【次の発言】 それでは必要がないということは、皇室経済会議できまつたわけですね。そこでこの必要がなくなつたというのであり……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/06、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 今の御説明で大体わかりましたが、操作の手続を聞いておりますと、そこにアメリカの綿花に限られておりまして、そのほかの土地で生産されるものについては、ちよつと操作がむずかしいように思いますが、これはアメリカの米綿だけについて行われるのですか。もしくはその他の綿花も同じようにおやりになるのですか。

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 本案は、わが国の経済自主性を築く上におきまして、必要なるその一環をなす法案でございます。わが国の経済自主性を得るがためには、外国貿易の振興ということがきわめて必要であり、近年年とともに貿易が進展して参つたことは、御同慶にたえないところでございます。しかして昨年すなわち昭和二十四年度から今日まで、急激に輸出貿易が増加いたして、外貨の手持が急激に増加いたして来ましたことは、その貿易伸張の一証左でありまして、慶賀にたえないところでありますが、これがために円資金の予算が不足して参つて来たのは、やむを得ないことであると存ずるのであります。昨年度におきましては、その不足金を日銀から信入……

第9回国会 予算委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 まず厚生大臣にきわめて簡単な問題でありますが、しかし深刻に憂えられている問題について二、三お尋ねいたしたいと存じます。  近ごろ国民健康保險が非常に普及して参りましたことは、まことに国民のために喜ぶべきことであると存じます。しかしこの国民健康保險が現在までのところでは、勤労者のため、勤め人のための国民健康保險であつて、一般国民にはこの恩典に浴しておらないものが相当数あるのであります。伝えられるところによりますと、一般国民健康保險というものをお始めになるという話でありますが、この点について、はたしてそういうお考えがあるかどうか、まずお伺いいたしたいのであります。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会 第33号(1951/03/12、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 外務省の方にお伺いしたいのですが、この為替レートをきめる前に確認の問題が先だと思うのです。その確認が大分できておらないらしいのですね。そのために非常に多く財産を預けておきながら、現在生活に困つておるような人があるのですが、この確認はどういうぐあいにしてやつておられるのですか。何か確認の條項とか、條件とかいうものがあるのですか。
【次の発言】 用途が引揚げに要する経費であつたかどうか、こういうことが一つの基準になつておるというお話ですが、貸した方はそういう用途ということで出しておるのですが、それが実際にどういうふうに使われたかは、これは貸し出した人には責任がないわけです。この……

第10回国会 大蔵委員会 第34号(1951/03/14、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと遅れて来ましたので、すでに済んだかもしれませんが、もう一度承りたいのですが、確認をいたします場合の条件で、せんだつてちよつと大蔵省関係の方から聞きましたのですが、もう一度はつきり……。
【次の発言】 今のお話をわけますと、借り入れた主体とそれからその用途、これが重大な問題になつているようでありますが、それに対してせんだつては、正規借入証というものが必要だというお話であつたのですが、正規借入証というのはどういうものであるか伺いたい。
【次の発言】 これは主体が非常に雑多でありますので、借入証というようなものもまあ持つて来なかつたのもあると思います。持つて来たとしても、……

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/10、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと関連質問をさせていただきます。輸入貿易がきわめて緊要であり、それに対して政府におかれてはいろいろな施策を講ぜられております。いずれもまことにけつこうなことでありますが、ただここに運賃に関連して御考慮を願わなければならない問題があるのであります。それは運賃が近ごろ非常に高騰して来ておる。しかもこれがユーザンスの恩恵を受けることができないので、すぐ金融してこの運賃をまかなわなければならぬ。この運賃が厖大な数字に上りまして、輸入業者が非常に困難をいたしておることは御承知の通りであります。この点について政府では今後どういうふうな御計画を持つておられるか、また計画を持つておら……

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/05/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 少し遅れて来ましたので、前の様子がわかりませんから、あるいは多少重複するところがあるかもしれませんが、この点御了承いただきたいのであります。  私のお聞きいたしたいのは電力料金の問題であります。電力再編成の場合に、日発と配電会社の意見に相当食い違いがあつたのであります。日発は再編成をすれば値上りは必然だと主張したのに対して、配電の方は値上りはそうない、合理化すればむしろ現在よりも安くすることもできるかもしれないというような意見を私どもは聞いておつたのであります。しかるに近ごろ世間に発表された間接のものでありますが、それによると七割とかなんとかの値上りを考えておるということで……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵委員会 第11号(1951/11/07、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと簡單な質問をいたしたいと思います。  現在の日本は物価高で非常に困つておる。これが国際水準を抜いておるというようなところから、輸出貿易も行き詰まつておる。国内の物価高のために生活が圧迫されて、ストライキが各方面に起つておる。しからばその物価高の原因は一体どこにあるのかと考えてみますと、それは中小企業の金融の逼迫であると私は考えておるのであります。そこでこの中小企業の金融を緩和しなければ日本の物価を押えることができず、輸出の振興もできないで、インフレ傾向をますます増して行くと考えるのであります。この中小企業の金融難を打開する道は、私はまず重要なものが二つあると思うので……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/16、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 関連して……。私は予算委員の一人でありますが、ただいまの監理官の言葉は、予算委員としても聞き捨てにならないと思います。予算が無理があつたから、それだけを獲得するために、そういう無理をしなければならなかつた。それは当然こうとれるのであります。しかも先はどの質問によれば、特殊の関係を持つているものは抱き合せでなくもらつているのだ、しかるに一部のものに対してのみ抱き合せをやつているのだ、こういうことをはつきり質問しておるのであります。そういう差別的な行動があるということに対しては、一言の答弁もなくして、予算を非難するというのは、私は予算委員として聞き捨てにならない。取消さないなら……

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/17、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 二、三お尋ねしたいと思います。この国鉄が独立採算制になつて何年かすでに経験を積まれておるはずだと思いますが、一体この独立採算制の方がいいと考えておられますか、もしくは昔の形の方がいいと考えておられますか。今これを反省して考えてみる時期ではないかと私は思うのであります。その一つの理由はどこにあるかというと、物価が多少年内に上つたり下つたりということで、すぐ運賃を動かすというようなことになると、財界の安定というものは容易に得られないと思います。この点について、独立採算制にした場合には理由があつたと思うのです。それは第一次吉田内閣のときに私が予算委員会で質問いたしました。鉄道の方……

第12回国会 予算委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 庄司一郎君。
【次の発言】 昨日御説明を伺いまして、物価の値上りという原因のために運賃の引上げを必要とするということは了承できるのでありますが、これを正当化しようとした三つの御説明には、私は必ずしも全面的に賛意を表することができないのであります。そこで今度の値上げは物価の値上りによつてやむを得ず上げることになつたので、これはある程度認めざるを得ないものと考えるのでありますが、物価の値上りが理由となつて運賃が上げられた場合には、物価が値下りになれば当然下げていいことになるはずだと思うのであります。しかし物価の値上りということで値上げになつたものは、決して元へもどらないと……

第12回国会 予算委員会 第5号(1951/10/25、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 先ほど有田君がいろいろ御質問になりましたので、重複しないようにごく簡單な問題を承りたいと思います。  まず第一は地方をまわつてみまして、どこへ行つてみても文教費が平均三割三分ないし三割五分もかかつておるのであります。このために地方財政が非常な困難に陷つているようであります。また地方によりましては教育委員会との関係で非常に困つておるところもあるように見受けたのでありますが、私はこの根本を是正するためには、やはり文教費は戰前のようなぐあいに、全額国庫負担ということが将来望ましいことだと考える次第であります。現在の日本の財政において、急激にそういうことができるかどうかということは……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 北澤直吉君。

第12回国会 予算委員会 第13号(1951/11/05、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 午前の会議はこの程度にとどめまして、午後二時より委員会を再開して、質疑を継続することといたします。  これにて暫時休憩いたします。     午後零時四十八分休憩


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第42号(1952/03/29、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 関連して……。今予備隊の問題が出ましたが、私のお伺いしたいのは官庁の自動車、トラック等はどうなるかという点であります。
【次の発言】 それは、たとい建設省のものであつてもとりますか。

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/04/11、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 関連して伺いたいのですが、同じ弔慰金をもらうとか慰藉料をもらうとかいうことでも、その人の過去の功績によつて、勤めておつつた会社からもらうという場合と、こういうアクシデントによつてなくなつた場合に、日航というものが出すのとは、全然性格が違うと思うのです。その死んだ人間の過去の功績に対してくれるのではないのだからして、これは相続税の対象とするのは不合理だ、私はこう考えるのです。これは死んだ人間の個人の功績、勤務その他を考慮して與えるものであるならば、これはその人間に與えるのであるからして、これは相続になるだろうと思います。けれども汽車の事故によつて死んだ、飛行機の事故によつて死……

第13回国会 大蔵委員会 第56号(1952/04/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 きわめて愚問のような、しかも簡單なことでありますが、一点明らかにしておきたいと思うのです。朝鮮銀行が閉鎖機関になつた、台湾銀行が閉鎖機関になつたと簡單にこう申しておりますが、その閉鎖機関の指定は、日本の領土内においてのみであるか、もしくは朝鮮まで閉鎖されておるのであるか、台湾においても閉鎖されておるのか、こういうことを一つお伺いしたいのであります。
【次の発言】 これが重大な点でありまして、閉鎖されたのは日本の国内にあるものだけである。台湾銀行は国民政府がそのまま受継いでそこで営業をやつておる。閉鎖されておらない。朝鮮においても朝鮮の中央金融機関としてこれが閉鎖されずに動い……

第13回国会 大蔵委員会 第61号(1952/05/08、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ただいまの高金利等の取締に関する法案につきましてはすでに質疑も大体盡されておりますが一点だけお伺いしたいのです。それは第一条の第一項と第三項との関係について、宮幡委員に対して御説明がありましたが、まだ十分納得できませんので、それをはつきり御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明は先ほどの御説明と同じでありましてそのねらつておるところは大体わかるのでありますが、先ほどもお話がありましたように、これを利息制限法の特例とするとどういう弊害が起つて来るか。それをひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 今の銀行局長の御説明の通りに、私もこの利息制限法を改正すること……

第13回国会 大蔵委員会 第64号(1952/05/12、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 ちよつと関連してお伺いしたいのですが、従来行政指導で、五十銭という限界でもつてやつて来られたというお話でありますが、その指導の方法はどういうふうであつたか。また指導の際に、五十銭というのは大体想像がつきますけれども、利息制限法等の関係において、どういう指導をやられたか、それをお伺いしたいのであります。
【次の発言】 その行政指導の際に、五十銭よりもつと安くすることができなかつた事情は、どこにあるのでございましようか。
【次の発言】 その指導の際に、利息制限法というようなものについては、どういうふうに取扱つて来られたのでありましようか。

第13回国会 大蔵委員会 第69号(1952/05/17、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 前にお尋ねいたしたのでありますが、まだはつきりいたしませんので、重ねて高金利等の取締に関する法律案について一、二お伺いしたいと思います。  まず第一にお伺いしたいのは、貸金業等の取締に関する法律の第八条、第十四条というものはどういう意図をもつて挿入されたかということであります。
【次の発言】 そこに問題があるのでありまして、これは明らかに金利とか媒介手数料とかいうようなものが高過ぎてはいけないから、それを取締るということが起つて挿入された規定であつたのであります。しかるに臨時金利調整法の第五条によつて布告していないがゆえに、この効果というものは全然ゼロになつてしまう、こうい……

第13回国会 大蔵委員会 第72号(1952/05/21、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 長期信用銀行制度の問題につきまして、まず大蔵大臣に二、三お伺いいたしたいと思うのであります。長期信用銀行制度をこのたび確立せられる意思をもつて法案が上程されておりますが、私は原則としてこのたび提案された法案に対して賛意を表するものであります。この長期信用銀行ができますれば、資金源と貸出しとの間の調和もとれ、従つて長期資金が円滑に運営されて行く。従来設備資金にのみ重きが置かれておつて、長期の運営資金がとかく軽んぜられて来たために、業者が非常な困難をしておつたことも事実であります。これらの各階がこの制度の確立によつて非常に円滑に行くようになり、また経理の問題でありますが、ある程……

第13回国会 大蔵委員会 第74号(1952/05/23、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 二、三参考人の方々にお伺いしておきたいと思います。  まず第一に、一井三井船舶社長にお伺いいたしますが、現在私どもの見たところでは日本の金利があまり高過ぎるので、その金利を払うだけで、外国から用船ができるというような状態ではないかと思うのですが、その点いかがでございましようか。
【次の発言】 お話はよくわかりましたし、私も用船したり買船するより、新造船で行く方がいいと考えておるのでありますが、今度長期信用銀行が発足するにあたつて、造船を考えておられる会社として、何か長期信用銀行に対して御希望があるのではないかという考えをもつて、前の質問を申し上げたわけであります。何かもし長……

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/05/26、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 今度長期信用銀行が発足いたすことになりますと、北海道拓殖銀行は債券の発行ができなくなるわけであります。もちろん北海道拓殖銀行は相当強固な基礎を持つて、従来も商業銀行として北海道の企業育成に努力をして来ておるのでありますが、これだけでは微力な部分があるのであります。内地方面の銀行も北海道に支店を出しておりますが、その普及率はきわめて乏しく、ある地区に限られておるような状態であります。従いまして今後北海道の金融をさらに円滑にし、強大にして行くためには、北海道拓殖銀行がさらに強化拡充されて行くことが、きわめて必要な要件であると信ずるものであります。そこで北海道拓殖銀行が今まで持つ……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 これまでにいろいろの大きな問題が取上げられており、大体私どもとしては了承できるので、こまかい問題の二、三について、大蔵大臣にお伺いしたいと思います。  まず第一に日本の在外財産に関する問題であります。講和條約の第十四條の四項に、こういうことが書いてあります。「前記の」「日本財産を差し押え、留置し、清算し、その他何らかの方法で処分する権利は、当該連合国の法律に従つて行使され、」日本の「所有者は、これらの法律によつて與えられる権利のみを有する。」この條文から見ますと、当該連合国の法律によつて、ある程度日本の財産が保護せられるということがあり得ると考えるのでありますが、この点いか……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 小野瀬委員より運輸大臣に対する関連質疑の要求が出ております。この際これを許します。
【次の発言】 小野瀬君、時間がありませんからその一問だけで……。
【次の発言】 世耕委員、時間が切れましたから、あと一問くらいにしておいてください。

第13回国会 予算委員会 第21号(1952/02/22、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 第二分科会における審査の経過ならびに結果について報告いたします。  本分科会に付託されました議案は、昭和二十七年度一般会計並びに特別会計予算のうち、内閣、総理府、法務府及び外務省所管の分でありまして、一昨二十日より本二十二日まで三日間愼重に審議いたしました。まず各省当局者よりそれぞれ予算内容の説明を聽取し、続いて質疑を行いましたが、これらの詳細は会議録でごらんを願うことといたし、ここでは質疑によつて明らかになつた点を要約して報告するにとどめます。まず外務省関係におきましては、奄美大島の問題が取上げられましたが、政府側の答弁によりますと、現在奄美大島と内地との間には関税も撤廃……

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/02/26、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 私はただいま提案されておりますところの委員長不信任案に対して、反対の意見を述べんといたすものであります。私は最も公平なる……。
【次の発言】 私は……。
【次の発言】 われわれは良識をもつてしては理解いたすことができないのであります。さて、今度の予算審議にあたりましては、委員長はきわめて円満に規則を遵守し、野党の立場を十分理解し、むしろ野党を立てるために、與党を押えて来た場合すらもしばしばあるのであります。議事の重大なるにかんがみ、これを円満に遂行するために、譲歩に譲歩を幾度も重ねて来て、われわれ與党の中にあまり弱過ぎるというような意見が出るほどまで譲歩を重ねて来たのであり……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 ちよつと、法務総裁が見えましたから、どうか簡単に……。
【次の発言】 庄司一郎君。
【次の発言】 宮幡靖君。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。川島君。
【次の発言】 岡野国務大臣は他に御用事がありますので、もし簡単に済みますならば、その方をひとつお願いしたい。

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)委員長代理 中曽根康弘君。
【次の発言】 横田甚太郎君。
【次の発言】 横田君、答えがないそうです。
【次の発言】 通産大臣は答弁がありません。
【次の発言】 そういう質問に対しては、答えなくてもしかたないと思います。
【次の発言】 横田君、大分時間が経過いたしましたが、ひとつこの辺でまとめてもらいたいと思います。
【次の発言】 本日の会議はこの程度にとどめまして、明後二十一日は午前十時より委員会を再開し、残余の質疑を継続することにいたします。  これにて散会いたします。     午後四時四十五分散会


苫米地英俊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 農林委員会法務委員会連合審査会 第1号(1949/05/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○苫米地政府委員 農業資産相続特例法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げたいと思います。  申すまでもなく、わが國の農業は、その経営規模がきわめて零細でありまして、農業生産力の発展をはかる上において大いなる難点をなしていることは御承知の通りであります。從つて経営規模が現状以上にさらに零細化を示すことに対しては、可能な限り必要な対策を講じますことは、きわめて大切であります。  この事柄に関連して一昨年新憲法の施行に伴い、民法が改正せられて、家督相続が廃止され、均分相続が行われることになりましたが、このことは、これをそのまま農地その他の農業資産の相続に適用することとなりますと、そうでなくて……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 私関連でお伺いいたします。つい二、三日前に連合軍軍人等の住宅建設の問題につきまして、この見返り資金の性格というものが議論されたのであります。このときに私が大蔵大臣にこれを伺つたところが、はつきり債務であると答えたのであります。この二、三日の間に、どうしてそういうふうにかわつたのか。いつかわつたのか。これを伺いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと関連してお伺いいたしたいのでありますが、この見返り資金の性質が、今橋本委員が取上げられたようなぐあいに関連して考える向きと、また先ほど大蔵省からお話がありましたように理論的に二つにわけて考える向きと、二通りあるのであります。そこで……

第7回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地主査 ただいまより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本分科会は外務省所管、文部省所管、厚生省所管及び労働省所管の審議を進めることになつておりますが、審議の都合上、本日の午前は外務省所管、午後は文部省所管とし、明十八日午前に厚生省所管、午後に労働省所管の審査をいたしたいと存じますから、さよう御了承をお願いいたします。
【次の発言】 これより昭和二十五年度一般会計予算中、外務省所管を議題といたしまして審査に入ります。  まず政府側の説明を求めます。川村政務次官。
【次の発言】 以上で政府当局の要旨の説明を終りました。  次いで質疑を通告順に許します。小金義照君。

第7回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1950/02/18、24期、民主自由党)【議会役職】

○苫米地主査 ただいまより前会に引続き予算委員会第三分科会を開会いたします。  本日は午前中に厚生省所管、午後は労働省所管の審査をいたしたいと存じます。  これより昭和二十五年度一般会計予算、及び昭和二十五年度特別会計予算中、厚生省所管を議題にいたし審査に入ります。まず政府側の説明を求めます。
【次の発言】 では次に補足的に大宰政府委員から御説明を願います。
【次の発言】 以上で説明を終りました。質疑のお申込順によつて発言を許します。小金義照君。
【次の発言】 この際分科員の各位にお諮りいたします。質疑通告が現在六名もありまして、すでに十二時で、午別中に済ませるにはきわめて困難に思われますので……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 今までにすでに重要な点は論じ盡されておるように考えるのであります。この問題を大観してみると、現在の銀行、また金融界の資金難、また資金を供給しなければならない点、こういう面から申しますならば、大蔵大臣がるる説明せられておるように、一手に集めて運営して行くということが、現在の状況下においてはわれわれの適切であると考えざるを得ないのであります。同時にこの簡易保險の業務形態から申しますならば、この行き方は非常に理論的にぐあいが悪いことは、先ほども指摘されている通りであります。しかしてこの問題の重要な点は、衆参両議院で決議をして、その郵政省の業務形態を維持しよういうことを、国民代表と……

第10回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地(英)主査代理 それでは会議を開きます。  主査がお見えになりませんので、主査がお見えになりますまで、暫時私が主査の職務を行います。  ただいまより予算委員会第二分科会を開会いたします。  本分科会は、外務省所管、文部省所管、厚生省所管、及び労働省所管の審査を進めることになつておりますが、審議の都合上、本日の午前は外務省所管及び文部省所管、午後は厚生省所管とし、明二十一日午前に労働省所管の審査をいたしたいと存じますから、さよう御了承願います。  これより昭和三十六年度一般会計予算中、外務省所管を議題といたしまして、審査に入ります。  まず政府側の説明を求めます。草葉政府委員。

第10回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)

○苫米地(英)委員 時間がありませんので、一々具体的の問題を取上げてお尋ねすることは差控えたいと思いますが、予算を通してみますと、非常に事務費が多くて、実際の保護であるとか、もしは療養とかいうような金が予算の何分の一にも当つておらない。もちろんある対策を講ずるのには、その根本的な研究が必要であるということは私も十分に認めておる次第であります。またそれに対する会議、講演というような価値を決して無視するものではありませんけれども、いたずらに委員会というようなものばかりが多くて、そうして実際に何をしておるのだか、われわれにはその効果がはつきりしない、こういうものが相当あるのであります。その一例をあげ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  本分科会は、昭和二十七年度一般会計予算、同特別会計予算中内閣、総理府、法務府及び外務省所管の審査に当ることになつております。従つてこれらを一括して議題といたします。この際察査の都合上その順序について申し上げますと、本日はまず政府側よりそれぞれその所管について説明を聴取することとし、明二十一日午前中に法務府、外務省所管について質疑を行い、午後に内閣、総理府所管について質疑を行うことにいたしたいと思います。なお、この際には地方財政委員会、国家地方警察本部、外国為替管理委員会及び警察予備隊関係等については、特に詳細に説明を聴取した後、質……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地主査 これより第二分科会を開きます。  午前中は、昭和二十七年度一般会計予算のうち法務府及び外務省所管及び昭和二十七年度特別会計予算中法務府の所管を一括して議題とし、質疑を行います。
【次の発言】 外務省から吉田説明員が参つたようですから、この際上林山君に質疑継続を許します。
【次の発言】 御質疑がまだ大分あるようですから一旦休憩いたし、午後は総理府及び内閣関係とともに外務省及び法務府関係を議題といたし、質疑を行いたいと存じます。  午後一時半まで休憩いたします。     午後零時二十三分休憩
【次の発言】 これより第二分科会を再会いたします。  まず午前中に引続き外務省、法務府関係に……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1952/02/22、24期、自由党)【議会役職】

○苫米地主査 これより予算委員会第二分科会を開きます。  昨日に引続きまして、予備隊関係予算と留保せられた質疑を行いますが、本日は午後より予算委員会がありますから、時間の関係上、質疑は各人三十分程度に限ることにいたしたいと存じますので、御了承願います。それでは質疑の通告がありますので、これを許します。横田甚太郎君。
【次の発言】 ちよつと主査から申し上げますが、今増原長官は所用があつて行かなければならぬところがあるので、あとに質問をまわしていただけませんか。
【次の発言】 中曽根君に申し上げますが、増原長官が所用のために急いでおりますから、増原長官に対する質疑がなければ、帰つてもらうことにいた……



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データ更新日:2023/02/05

苫米地英俊[衆]在籍期 : 23期-|24期|-26期
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