このページでは山下春江衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○山下春江君 議題となりました、各派共同提案にかかる、救援物資に対し亞細亞救援公認團体すなわちララに対する感謝決議案上程にあたりまして、提案の理由を説明いたしたいと存じます。 まず最初に、その案文を朗読いたします。 米國における亞細亞救援公認團体(ララ)が米國人の厚意と同情との贈物である食糧、衣料、医藥品等をわが國生活困窮者救済のため寄贈されていることは、輸入食糧の放出とともに全國民の感謝感激に堪えない所である。 今やこの救援物資は遍く全國社会事業施設に配分され、孤兒、結核療養者、病療養者等幾多薄幸のわが同胞はこの恩惠に浴し、日々感謝の生活を送るに至つたのである。 それは國境を超……
○山下春江君 ただいま議題と相なりました、昭和二十二年法律第七十二号日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律の一部を改正する法律案について、委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。まず、政府原案の要旨について御説明申し上げます。 第一の点は、現行法の第一條に、日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定であつて、しかも新憲法によれば法律をもつて規定すべき事項をその内容とするものは、これを暫定的に本年十二月末日まで法律と同一の効力を有するものと定め、このような命令は、それまでに法律化しないとその効力を失うことになつているのでありますが、この規定は、……
○山下春江君 私は民主党を代表いたしまして、官公労働爭議に関し労働大臣並びに総理大臣に御質問いたしたいと存じます。 すでに各党代表から述べられました通り、現下の労働爭議をこのままに打捨てておきますことは、國民の迷惑は從來にその比を見ないほど深刻となり、國の秩序は根底から崩壞することになるのでありますから、立法府といたしましては、断じてこれを默過することはできないのであります。(拍手)今回のストライキは、たまたまドレーパー視察團が來訪されまして、わが國の経済復興を援助する好意的な計画が発表されておる最中でありましただけに、対外的に與えました悪影響も、この際われわれ日本國民といたしましてはまじめ……
○山下春江君 本日午後六時ごろ(発言する者多し)午後六時ごろ、私ども大藏委員は、大藏委員会にかかつている法案の通過をスムースにするために大藏大臣の招宴がありました。その席上、泉山大藏大臣は泥酔いたし‥‥
【次の発言】(続) 私に向つて、廊下に出ることを、彼は暴力をもつて強要いたしました。私も相当な力は持つておりますけれども、泥酔せる男子にはかないません。そこで、彼は暴力をもつて私を参議院食堂の外の廊下に引出しました。そうして、彼の行いました行動は‥‥
【次の発言】(続) 私が恥を知らなければならないことを、私はここに断言いたします。私に向つて恥を知れと言う民主自由党に、私はあえて申します。大藏……
○山下(春)委員 昨日榊原委員より修案正の趣旨辯明中に、私に關する御發言がございましたが、多少それに榊原委員の誤解と思われるような點がございましたので、その點を辯明さしていただきたいと思います。私はそもそも姦通罪に關する問題は、原案を支持する者でありまして、その理由は今日まで妻のみが罰せられておりましたことを、修正案は男子も姦通罪を犯してはならないということの規定と同様の意味において兩方を削除した、そういうふうに私は解釋しているがゆえに、刑法一部修正法律案に賛成したものであります。榊原委員の言われます通り、過般行いました民主黨の全國婦人部大會においても、この問題が取上げられまして、大會の大部分……
○山下委員長代理 これより會議を開きます。 裁判官及びその他の裁判所、職員の分限に關する法律案を議題として審議を進めます。大島多藏君。
○山下春江君 福島縣の東白河郡宮本村大字横川に郵便局を設置することを許可されたいという請願でございます。この村は木材とか木炭とかいうものは郡下第一の生産地であり、そのほかのめんようとか、そのほか牧畜業の盛んな所であります。戸數は一千三百ばかりしかない所でございますけれども、村が非常に大きくございまして、そういつた事業を行つております村民といたしましては、この大きな村に郵便局がないということのために、非常に不便をいたしているのであります。長さがすみからすみまで五里ぐらいある村でございまして、一つの郵便物を出しますために、隣りの村まで辯當を背負つて歩いていくというような、少くとも村民が二日を費さな……
○山下(春)委員 ただいまの花月さんの世論を喚起したらどうかというような御意見でございましたが、それについての関連したことをちよつと申し上げたいと思います。昨年の十月私どもが引揚促進の歎願に対日理事会議長のシーボルト氏の所に参りましたときに、シーボルト氏が、アメリカ側としては何ら法律上の権利はないけれども、人道上の問題としていくたびかこの交渉はしている、從つて今後においてなすべき手は、ただ日本の國民の方々がどうぞ輿論を喚起してなお熱心にこの運動を続けていただきたい。そういうことを申されておりました。從つて輿論を喚起しながら私どもはどこまでも努力しなければならないと思つております。 それからも……
○山下(春)委員 本請願につきましては、本委員会といたしましても、同時に私個人としても非常に重要なことであり、衆議院の引揚議員連盟の方を代表いたしまして、対日理事会のシーボルト氏を数十回訪問いたしまして、再三熱心に申入れをいたしたのでありますが、ただいま伊東政務次官からお話があつたように、中共地区に対しては対日理事会においても、今的確な処置をとる方法がない。努力はしてやるという御返事を再三いただいております。しかし実情を聞きますと、想像以上のようでありますので、本委員会といたしましてもこのことに対しましては、外務当局を熱心に鞭撻し、何とかこの請願者の意思が速やかに残留者に到達するような声援をい……
○山下(春)委員 五万円の供託があれば、続けられると言われてるが、その点はつきりしないゆえ、説明されたい旨を述べた。
○山下(春)委員 大藏大臣にお尋ねいたします。この間の公聽会のお話のように、私もこの法案がただいま大藏大臣がお述べのごとく、少しも能率的でないということの確信を持つております。ただ官僚の変形による官僚温存でありまして、決して能率的の機構に改革されておらないのであります。のみならず、今タバコ專賣は御承知のように財政專賣でございますから、むろん財政の面で非常に大きな予算面の力を持つておることは当然であります。その九百四十三億という國庫に入ります財源を捻出するために考えられた一つの考え方の中に、タバコの原料というものを少しも考えられておらないと思うのであります。これは本年後におきましても、タバコの葉……
○山下(春)委員 福島縣石川郡は縣の南部に位し、面積五百三十平方キロ、戸数一万三千戸、人口七万七千人を有し、農産、畜産、林産、鉱産等その他各種資源すこぶるゆたかにして、地方の産業経済、非常に活発なる現況を示して、その將來は期してまつべきものがあり、縣下においても有力なる郡を構成する実情であります。しかして当地方にはいまだに地方産業経済の発展と密接不可分の関係を有する税務署の設置なく、あまつさえ目下二つの税務署の管轄下に属することは、地域的にも明瞭なるごとく、地方民の不利不便はとうてい忍びがたいものがあり、特に官廳民主化の声強く叫ばれる今日、はなはだ遺憾とするところであります。よつて地方民は地方……
○山下(春)委員 お酒のお話が出ましたから、私は私見を述べながら伺いたいと思います。政務次官はお酒の増石を野党時代から盛んに力説しておいでになりましたので、今の皆様の御意見はまつたく民自党の政策を裏づけしているようなものが多いと思いますが、私はそういう知惠のないことはまことにいけないと考えるのであります。今日食糧不足のときに米をつぶして酒をつくるというような、知惠の足らない考え方を持つたんでは、とうていそれは救國の財源にはならない。そこで今日、配給の場合でも見られますが、今年はさつまいもがまつたく配給の受け手がないほどごろごろしております。ただこれは主食の中に入れてある以上、農家では盛んに今栽……
○山下(春)委員 豪雪地帶の雪害による住民の苦痛は申し上げるまでもないことでありますが、今日のごとき重税の負担は雪のない地帶でも、ほとんどその限度を越えるような状態でありますので、豪雪地帶では非常な大きな苦しみに逢着しておるのであります。課税は公平が第一でなければならないと思いますので、この顯著なハンデイキヤツプを何とかお取上げいただきたく、豪雪地帶民の不公平な塗炭の苦しみを、一日も早く救済されんことを切望するものであります。しかしこれが実施にあたりましては、技術的に相当困難が伴うことはお察しできますが、さりとていつまでも手をつけなければ、この不公平はいつまでも取除かれないことでありますので、……
○山下春江君 昨晩本会議で私が一身上の弁明をいたしました泉山大藏大臣の、あえて暴行と申しますか、その事件に関しまして、お尋ねにお答えをいたしながら眞相を発表いたしたいと思います。 昨晩六時半ごろと思いますが、私ども大藏委員会の委員全体は泉山大藏大臣の招宴のため、参議院の食堂に参つたのであります。しばらく待つておりましたが、泉山大藏大臣は遅刻をいたされる由でありましたので、塚田政務次官があいさつされて、懇談会は先に開かれました。しばらくして泉山大藏大臣は來られたのでありますが、何でも二、三ばいお酒を飲まれたと思うころ、そこに給仕に参りました食堂の女中を、首の所を何か抱きかかえたようなかつこうを……
○山下(春)委員 井藤先生にお尋ねいたします。結局において井藤先生は機構改革については御反対のようであつたので、私もその点はまつたく同感なのでありますけれども、過日專賣局長官からこの公社法案を國会に提出しなければならない経緯の御説明を聞きましたときに、何か関係方面の示唆もあつたようでございますし、國家公務員法との関連が重大な問題であつただろうと考えます。今井藤先生の長所、短所という御説もごもつともな点もありますけれども、先生のお話の中に結局人の運営の問題であるというお話もありましたし、取締りの問題にもお触れになりましたが、その点も同感であります。のみならずタバコの場合は、九百四十三億の國庫財政……
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