松沢兼人 衆議院議員
23期国会発言一覧

松沢兼人[衆]在籍期 : |23期|-24期
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このページでは松沢兼人衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

松沢兼人[衆]本会議発言(全期間)
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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第9号(1948/11/11、23期、日本社会党)

○松澤兼人君 昨日御説明になりました國家公務員法の一部を改正する法律案につきまして、私は日本社会党を代表いたしまして、総理大臣その他の所管大臣に対しまして質問を申し上げたいと存ずるのであります。  まず第一にお願いいたしたいことは、私は、この法案がきわめて重要なものであり、單に日本國民ばかりでなく、國際的に見て、この改正法案の審議の問題が注目を浴びているという事実に基きまして、総理大臣に対しまして、質問の内容については率直丁寧に御答弁願いたいと存ずるのであります。私昨日の御答弁を拝聽しておりまして、こういうことでは円満なる國家公務員法の改正を審議するに十分でないという感じがいたしたのであります……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第18号(1948/12/20、23期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は、社会党、國民協同党、民主党その他本案に賛成する党派を代表いたしまして、この修正案の提出につきまして賛成の意を表するものであります。(拍手)  私どもは、政府が五千三百三十円という給與の改訂を提出たしまして以来、すでに半月以上にもわたりまして、この政府の案が絶対のものであると考えて、これを中心にして審議して参つたのであります。しかも政府は、この案が最上の案であるごとく考え、その間、人事院が六千三百七円の給與の改訂を勧告したのにかかわらず、これをのむことができないといつて、拒否して来たのであります。私どもは、六千三百七円の科学的、合理的根拠のあることを信じまして、これをすみやか……

松沢兼人[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

松沢兼人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、日本社会党)

○松澤兼人君 紹介議員の佐々木盛雄君が出席しておられませんので、私神戸市に在住しております者といたしまして代つて御説明申し上げたいのであります。神戸市長田区は戰前におきましても神戸市の中で最も大なる面積を有しており、また人口ももつていた生産地帶であつたのでありますが、神戸市全體が戰災によつて非常な打撃を受けた今日、特に長田区は人口十五萬二千人、神戸市全體の人口の四分の一強をその区に包容しているわれであります。もちろんかくのごとくなりました事情は、いろいろ地理的、あるいは文化的な條件によつているものと考えられるのでありますが、この面積において十平方キロメートル、人口において十五萬人を擁しておりま……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/08/07、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 私も委員長のおつしやることに贊成であります。いろいろ研究する必要もあると思いますけれども、すでにこの問題は相當古いのでありまして、またこれが通過いたしましたときにも、おそらく次期の國會においてこれを提出するというような附帶決議があつたかと聞いております。從つて十分に調査するということは必要でありますけれども、このままでいつまでもいつまでも放任しておきますれば、ますます市部と殘存郡部との對立がはげしくなつてまいりますから、國會は國會獨自の決定をなるべく速かにすべしという感じをもつているのであります。從つて十一日に常任委員會を開くということは私贊成であります。なお實施調査の必要が……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/08/14、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 直接警察組織の問題とは關連がないのでありますが、言論、思想の自由というようなことから、新聞雜誌などで、どうもいかがわしいような方面のものが多數出版されておるようであります。また内容から考えてみて、これは純粹の犯罪的なものであるということも考えているのであります。過日もまたG・H・Qの方から、いわゆるゴロ新聞を退治すべしというような意見が發表されておつたのでありまして、われわれとしましては、どこまでも言論の自由、思想の自由を尊重するということはよくわかつておるのでありますが、どうも多少その内容においてはき違いがあると考えられるものが、多數出版されているように考えられるのでありま……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/08/30、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 簡單に小委員會の報告及び矢尾君の修正意見に對する贊成の意見を申し上げます。私どもは今特別市制の善惡可否ということについて論議をしておるのではなく、この委員會及びこの國會の行き方といたしましては、前囘の議會の議決をそのまま繼承いたしまして、どこまでもそれから先にそのことを進めていくという立場で議事を進行させていかなければならないと考えるのであります。從つて地方自治法に規定されております特別市、あるいは特別市になろうとする都市、つまり資格を備えておる都市というものは、すでに決定されております附帶決議の中において、速やかに特別市制を實施するということがある以上、その速やかなる機會と……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第16号(1947/09/22、23期、日本社会党)

○松澤委員 たまたまこの問題は、私の附近に起つた問題でありまして、かねてから阪神間の各町村では都市的に扱つてもらいたいという意見があるのであります。それはただいま行政課長のお話の、地方自治法における地位という問題も關連するでしようが、御指摘のありました配給の問題とか、あるいは最も大きい問題は給與上の問題でありまして、從來は、あのへんは非常に低い状態におかれてあつたのでありまして、各方面から、たとえば教員間から、あるいは國鐡などの從業員の中から地域を上げてくれという運動がありまして、現在ではあるいは甲地區になつておるかと存じますが、せつかく阪神間の町村が甲地區になりますと、またその上に特地という……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1947/10/09、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 簡単にお尋ねいたします。先ほど鐵道警察官の制度を近く設けたい問いうお話がありました。その中で、中學卒業程度の學力のある者を新規採用するというふうに言われたのでありますが、これは全然新規に採用するのであるか、あるいはすでに鐵道に從事しておる者の中から抜擢されて、その志望者を鐵道警察官として任命されるのであるか。できれば配置轉換などに關連いたしまして、志望者がある場合には、省内から採用することが望ましいように考えられるのであります。この點一つお伺いいたしたい。  もう一つ、國鐵における鐵道警察官の制度は、はなはだ結構でありますが、同時に海上における警察制度というものを、さらに完備……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1947/10/23、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 第一にお伺いいたしたいことは、地方税法の改正が衆議院に出ております。これはきわめて簡単なようでありますが、地方税法の問題はあの程度のもので、今後改正がないものであるかどうか、伺いたいのであ」ります。なお地方税の問題については、最近各市町村とも非常に財政が窮乏しておりまして、ほとんど無制限に各種の新税を探し出しまして、これをかけているようであります。一方地方財政を確保するという意味からいえば、そういうことも當然考えられることでありますけれども、地方國家的な見地かち考えてみますと、ただ地方財政の必要から無制限に新しく地方税をつくつて、これを微收することはあるいは国家の産業の點から……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1947/11/04、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ただいま地方局長からお伺いしたのでありますが、これは主として地方廳關係と考えてよろしいでしようか。たとえば公安委員會といつたようなものは別箇に考えられておつて、それは地方局とはまた別の角度から立案されるというふうに了解しても差支えないでしようか。
【次の発言】 先ほどお話のあつた大體三つあるいは四つの委員會は、これは地方局關係の委員會の全部であつて、公安委員會は別箇に、ほかの方から考えられるということですか。
【次の発言】 そうすると今まで自治委員會、公安廳、建設院というもののうちの自治委員會が、こういうふうにこまかくわかれて將來できるだろうというお考えなんですか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第32号(1947/11/10、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 先日この問題が當委員會に陳情の形で出てまいつたのでありますが、その後地元では請願の形にいたしまして、ただいま中村君が紹介された趣旨の請願が出てまいつたのであります。このことについては私過日御説明申し上げましたように、制度上は町村という形になつておるのでありますが、實質的には都市的な形態が備わつており、かつまたその内容も備わつておるという状態であるのでありまして、これはまことにその關係町村について、その住民の方々がただ、たまたま制度上町村こ住んでおるということのために、一般の都市から見て非常に惡い待遇を受けなければならないということは、氣の毒なことであると考えるのであります。た……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1947/11/14、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ちよつと關連して簡單なことでありますが、二、三お聽きしておきたいと思います。私どもは、高級飲食店は閉鎖した方がいいという考えなんですが、ただ一般戰災者や、あるいは引揚者などでやつております露店營業、こういうものは、その事情に即して何とか考えてやる必要があるのではないかと思うのであります。先ほど來のお話を承つてみますと、すべて一律に取締らなければならないというふうにお考えでありますが、これらの人々を救つていくために、最近農林省の方面におきまして、そば屋を新しく許可するという話を聞いておるのであります。このそば屋を新しく許可される場合におきまして、今申し上げましたような、主として……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1947/11/19、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 二、三の點について御質問申し上げたいと思います。第一の點は、他の委員諸君からも御指摘になつたところでありますが、この警察法の目的とするところは警察行政運營の民衆化、地方分權という狙いであるように承つているのであります。これはたいへん結構なことでありますが、同時に反面、警察力というものを非常に弱體化するおそれがあるということは、憂慮すべき事態ではないかと考えるのであります。なるほど定員は三萬人増加せられたのでありますが、全體的に考えてみて、最近の警察力が非常に弱體化しているのが、この制度の變化によつてさらにその弱體化が拍車をかけられるのではないか。民主的な運營にということはまこ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1947/11/20、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ただいま川橋委員から、警察廳舎その他都道府縣用の財産の無債讓渡の話が出ました。これに關しまして、私も強く希望を申し上げたいのでありすま。大體ただいまのお答えでは、國家地方警察なり、自治體警察なりで使うことになるからというお話であつたのでありますが、地方に行きますとなかかそうもいかないので、あの警察の建物はこういうことのために使いたいという府縣側の強い希望もあつたりいたしまして、必ずしもそれが自治體警察に讓渡されるとは限らない場合が生じてくると思うのであります。この點につきましては、川橋委員の希望のごとく、何とか、法律で出なければ、内部的な措置として、警察廳舎その他の設備は、自……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第40号(1947/11/24、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 答弁の保留になつておる箇所があるのです。それは第四條の第七項に宮城の警備という言葉がないが、この條文でそういうことができるか、これを入れる必要はないかという質問だつたのですが……。
【次の発言】 そういうように廣く解釈していただけば心配はなくなるわけであります。なお委員長に御希望申し上げたい点は、もしその筋と折衝される場合は、ただいま警保局長の答弁にありましたように、皇宮警察の管理に関する事項は、皇宮警察官の管理、警察制度の管理のみでなく、宮城の警備等に必要なる場合は、国家公安委員會で警備をすることができることにして差支えないかということを、一度御了解を得ていただきたいと思い……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1947/11/26、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 私は遲れてまいりましたが、この問題につきましては、對内的な問題であると同時に、對外的な大きな關係のある問題でありますので、なるほど一部の人たちにはたいへんお氣の毒なことでありますが、この問題を委員會で採り上げて、政府に強く要望するということはしばらく見合わせていただきたいと思うのであります。請願というものを採擇する以上におきましては、やはり政府に實效の伴う施策をしてもらうということが、その趣旨であろうと考えるのでありまして、政府として非常に窮地に陷るというようなことを、われゝが一方で考えておりながら、この請願を採擇するということは、われゝの職責の上から申しましても、ははだ殘念……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 簡単に中島君の提案の修正意見に贊成し、かつその他の點につきましては、原案に贊成いたします。ただ一、二希望の點を申し添えておきたいと思うことがあるのであります。  それは第一に、二十一條の公安委員會の委員の選任の條件でありますが、警察職員または官公廳における職業的公務に従事した者、そういう前歴のないものからとるということでありますが、そういたしますと、非常に選考の範囲が窮屈になりまして、現實において最も優秀な公安委員を任命することができないという結果になりはしないかということをおそれているのであります。もちろんこういつた前歴のあるものの打ち、公安委員として新しい機構を運営してい……

第1回国会 文教委員会 第2号(1947/07/12、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 先ほど聞いていますと、今日閣議で三十一億か五億かということが決定するそうですが、もしそうだとするとその前に一度委員會の意向を向うに傳えてえおく必要はないのですか。一應大藏當局と文部當局へ文教委員會の意思として、文部省案を最小限度絶對支持するから、そういうようにはかつてもらいたいということを申し出てもらつたらどうですか。實行は委員長と理事の方にでも行つていただきますか。
【次の発言】 それでは本會議の前に、寄つて協議したらどうですか。

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/07/24、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 二つばかりお尋ね申し上げます。一つは從來の公民館の問題は、どうも建物本位になつておるのではないかということを伺うのであります。建物を建てることを勧奬し、建物を中心として事業をすることを勧奬されておるように考えられるのでありますが、私はむしろ、先ほども黒岩委員からお話がありましたように、あるいは神社とか寺院とか、そういうものを十分に利用すれば利用できるのでありまして、私の考えは、むしろ事業中心に、公民事業を普及するというような意味に、今後もつていかれる方が、よくはないかと考えるのであります。それと申しますのは、申し上げるまでもなく、地方町村は最近非常に財政的に疲弊しております。……

第1回国会 文教委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 お願いいたしますが、教員養成に關する小委員會は非公式に今日まで會合を開きまして、それぞれ材料も集めておりますが、一通り材料で整理しましたので、十二日午後一時から小委員會をこの會場で開きたいと思いますが、お許しをいただきとうございます。いかがですか。
【次の発言】 委員諸君にもお願いしますが、これは七人の委員から成つておりますが、教員養成に關する問題は、學制改革の一環であります。學制をきめる中にありますのでどうか學制の小委員の諸君もなるべく多數御参加いただきたいと思います。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第84号(1948/10/07、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 私はこの委員会の構成を終つて、かりにいつまで続くかわかりませんけれども、一応は委員長もきめて、それで普通の國会の議事が進行して、また首班がきまりましたら、そのときに変更するということが適当じやないかと思います。それまで委員会が全然何もしないということはぐあいが悪いと思います。
【次の発言】 その点については、日程として総理大臣の指名という問題を出して、一方では常任委員会の構成をやつていつたら、これは問題はない。日程として上程して、それは別に運営委員会にかけるなり何なりしておいて、一方では常任委員会を決定する。並行的にやつていつて構わない。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1948/02/03、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 われわれが多年望んでおりました地方の財政の自主化をはかられるために、地方財政委員会ができましたということは、まことに慶賀にたえない次第であります。この点につきまして、三月六日までに成案を得て國会の審議にかけるというお話を聽きまして、たいへんうれしく思つております。そういたしまして、この地方財政の自主化、あるいは独立化ということが、大体の成案といたしましてできましたあとに、地方の財政が確立する時期のお見透しはどういうものであるか、四月一日からできるのであるか、あるいは來年くらいから眞の地方財政の確立というお見透しがつくのか、その辺のところをひとつお聽かせ願いたいのであります。 ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1948/02/05、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 この條例の案の内容をお示し願うわけにいきませんか。
【次の発言】 ただいまお伺いしたのですが、どうもはつきり数字はつかむことができませんでして、よくわからないのでありますが、もしそういう要件から考えてみますと、現在の市制を施行しております市などにおきまして、こういう要件に合致しないものが出てくるように考えられるのであります。まず第一に人口の点に一おきまして、あるいは官公署その他学校の設備などにおきまして、要件に合致しないような所が出てくると思うのでありますが、それは、地方的な事情によつて、必ずしもその要件を全部具えないでも、その大部分を具えれば、それで市制を実施することが適当……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1948/02/17、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 入場税の地方委譲は、まことに結構であるが、実際はどういうことになるのでありましようか、府懸が徴収いたしまして、市町村にこれをまた配付するということになりますか、あるいはまた市町村が直接これをとつて、自治体警察等の費用に使われるということになりますか、その点についてお伺いします。  それからもう一つの問題は、事業者の税の中に農業事業税というものがあるようでありますが、これはどういう基準によつておとりになりますか。各府懸とも最近においては耕作段税、耕地税といつたような形で歳入に充てたいということで、新規に税を起すということになつておるようでありますが、農村方面から非常な反対があり……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第14号(1948/03/05、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 大体ただいま中島小委員長より御報告になりましたことは、われわれも考えておりましたことでありますし、まことに適切な御報告と考えるのであります。ただ希望的な意見を一、二申し上げてみたいと思いますことは、商工省関係で現在うわさされております中小企業廳の出先官憲の問題でありますが、これはまだ具体的に法律案が出ておりませんから、ここで取上ぐべき問題ではないとも考えられるのでありますが、ここに治安及び地方制度委員会としての意見として、適当なる方法によつて商工省当局に御傳達願えれば幸だと思うのであります。中小企業の振興をはかるために、商工省におきましては、近く中小企業廳というものを設置いた……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1948/04/01、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ただいま荻田事務局長のお話がございました御当局の御努力の点につきましては、まことに敬服する次第であります。しかし大体におきましては、三月六日を限つて法案が國会に提出されなければならないということになつておつたのでありますが、これが多少の遅延を見るということは、やむを得ないことだと思うのでありますが、まだ内閣の内部におきましても、税制の改革あるいは地方委譲ということが、大藏その他の関係筋と了解を得ていないということであるのでありますが、御承知のように地方におきましては、府縣たると市町村たるとを問わず、一應二十三年度の予算は骨格予算と申しますか、あるいは二十二年度の踏襲した予算と……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/04/02、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 大体門司君から御質問がありましたので、簡單に二、三の点だけ御質問申し上げたいと思います。ただいま聽いておりますと、いろいろ地方に税を委讓することに難色があるようなお話でございましたが、全体として考えてみまして、いろいろ差触わりがあるということは十分わかるのであります。何の問題にいたしましても、地方制度の民主化の問題にいたしましても、あるいは警察の分権にいたしましても、考えようによれば、いろいろ問題があると思うのでありましで、それを今日まで制度の上ではとにかく、一應地方分権あるいは地方自主化ということをやつてきたのでありますから、この上は今度は財政の面において、やはりそういつた……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1948/04/05、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 私はこの際岡田運輸大臣が見えておりますので、お願いかたがたちよつと御質問申し上げたいと思います。それは海上保安廰と直接の関連がないのでありますが、今度神戸市に海上保安近畿本部というものができますことになりましたことは、たいへん私どもといたしまして、適切な御計画であるということを感謝しておるのであります。それに関連いたしまして考えられますことは、從來神戸市は近畿における、あるいは西日本における重要な貿易港でもあり、その繁栄は東の横浜と相競つていた関係があつたのであります。戰事中あるいは戰後、いろいろ貿易関係がむずかしくなりまして、今日は戰前の状態から見ますと、まつたく見る影もな……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/04/15、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 今の点に関連しますが、先ほど門司君からもお話がありましたように、こういう事件は今まででもあつたのであります。しかもそれを未然に防止することができずに、大規模の乱闘事件が起つたという問題は各地にあるのであります。この点につきましては、内務省の所管にありました警察制度の中におきましても、すでにあつたことでありまして、この点はいわゆるボスとか親分とかいうものと警察との結託の問題が取上げられるのでありまして、今警察官の士氣の問題が懸念すべき点であるというお話が部長からあつたわけでありますが、しかし一方小野組の親分小野某という人は、縣会議員であり、かつ公安委員長であるということも承つて……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第25号(1948/04/30、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 直接この問題に関係はないのでありますが、自治課長がもし御承知なら御説明願いたいと思うのであります。それは地方財政委員会においても、やはり期限を切つて國会に提出しなければならないことになつておつたと思いますが、これも未だに出てまいりません。この方は法律的な処置は決しないでもよいのでありますか、どういうことになつておりますか、一應この点承りたいと思います。
【次の発言】 國家公安委員会なり、あるいは國家警察本部なりに、たいへん連絡が遅かつた、あるいは連絡がなかつたということは、どういう原因からそういうことになつたのであるか、通信機関が十分、普及していないというためであるか、あるい……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第29号(1948/05/18、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ちよつとお尋ねいたします。ただいま御提案の説明を聽いておりますと、まことにごもつともであります。ただしかし、この中に海上保安廰の基地施設、通信施設、航路標識及び水路官署というふうになつておるのであります。この通信施設というのは申すまでもなく、これは海上保安の業務を遂行するに必要である限度の通信施設であるというふうに考えられるのでありますが、それは地方自治法の中においては電話及び郵便官署を置くということがあるのであります。従つてこのあとにあります通信施設というのは、海上保安業務を遂行するための通信施設というふうに了解せられるのでありますが、しかしただこういうふうに羅列してある場……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1948/05/20、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 その問題に関連いたしまして運動費用の問題でありますが、なるほど選挙の腐敗的な行為があつた場合には取締規定があると思うのですが、たとえば町役場が合併派である。そうして先ほどの場合において玉川村は分離派である。そういたしますと、どうかすると小名浜町の財産を使つて合併を継続するという運動をやるというようなことが当然起つてくると思う。もちろんそれに対してはいろいろと取締りの規定もあると思いますし、ただいま上程になつております二百四十三條の二に、公共團体の住民は公共團体の長あるいはその他の吏員に不正の行為があつたと考えられる場合には、監査委員に対して監査を請求することができるというよう……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1948/05/25、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ちよつと簡單に二、三点伺いたいと思います。先日も松野君から質問がありまして、大体御了解を得たのでありますが、この第二條第二項の次に、地方公共團体の事務の例示をつけるわけでありますが、これはあくまでも例示であつて、市町村が当然なさなければならない事務がこのほかにあれば、いくらでもこれに附け加えていつて差支えはない。但し禁止せられているものは別でありますが、そうでないものはいくら附け加えても構わないというふうに了解しておるのでありますが、これはその通りでよろしゆうございますか、一應お聽きしたいのであります。たとえば私ちよつと考えましたところでも、四のドック、防波堤というようなこと……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第32号(1948/05/27、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ちよつとお尋ねしたいのであります。これは変な質問になるかもわかりませんが、風俗営業取締法というものは、國家地方警察ばかりでなくて、もちろん自治体警察にも適用になるものかとも思うのですが、こういう法案を國家地方警察において起草するということは、便宜上のことでありますか、それとも何かもつと根拠があつてなさることでありますか、審議の前提になることでありまするので、一應それを確かめておきたいと思います。
【次の発言】 この風俗営業取締法という名称であります。こういう名称は前から警察において使われておつたものであろうと考えるのでありまするが、同時にまた警察において風紀営業ということも使……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第33号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 附則の第二項ですが、三十日の間は許可を受けたものとみなす、しかし三十日を過ぎた場合には、それぞれ公安委員会の許可を受けなければならないということになつておりますが、他の法令などを見ますと、現に法律施行のときに許可なり認可なりを得たものは、引続き新らしい法律による許認可を得たものとみなして、あらためて許認可の必要がないという規定になつている法律もあるように考えられるのでありますが、特にこの法律におきまして三十日後において再許可を申請しなければならないというふうにしてありますことは、何か特別の理由に基くものでありますか、どうですか、その点お尋ねしたいのであります。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1948/06/03、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 ただいまの警察許可の問題ですが、警察と公安委員とどちらが許可の権限があるかという問題で、御趣旨はまつたく同感なのでありますが、一つ例をとつて申し上げますと、たとえば道路交通法の中におきまして「左の各号の一に該当する者は、命令の定めるところにより、警察署長の許可を受けなければならない。一、道路において工事又は作業をしようとする者、二、道路に碑表、廣告板、飾塔等を設置しようとする者、三、道路に露店、屋台店等を出そうとする者」等四項があるのでありますが、道路に露店、屋台店などを出そうとする者の許可は警察署長だけでよろしいということになつておるのであります。そういたしますと、料理店な……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第35号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 地方財政制度改革に関する小委員会につきまして、五月十八日高岡忠弘君ほか十三名が小委員に選定され、同時に私が小委員長に就任することになまりした。爾來打合会を開くこと六回、その間政府から野溝國務大臣、竹谷地方財政委員会委員、荻田同委員会事務局長、その他の関係者の出席を求めまして、いろいろと意見の交換をいたし、また調査研究をいたしたのであります。この問題は今後もなお継続してやつていかなければならないのでありますし、一應地方財政につきましては、政府において地方財政委員会の立てました案に基き、地方財政の歳入歳出というものをきわめて大まかに決定いたしたのであります。しかし地方財政委員会の……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1948/06/11、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 実は先月の五日より神戸大阪における騒擾事件の調査を川橋豊治郎君、小暮藤三郎君及び私の三人に御委託になりまして、その後いろいろと調査の結果をまとめておつたわけでありますが、あまり時間も長引きますし、もし委員長においてお差支えなければ本日ここで報告をさせていただきたい。  それからもう一つは、これを最初から詳細にそのいきさつをお話いたしますとたいへん長くなりますので、詳細の報告は別紙報告書を委員長の手もとに提出いたしますから、ただいまから申し述べます最後の結論的な部分、すなわち警察制度運営の問題を中心として將來改正すべき点として申し上げます分と一緒にして、速記録にお載せくださるこ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第44号(1948/06/25、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 この際お許しを得まして、地方財政制度改革に関する小委員会の報告をさせていただきたいと思うのであります。
【次の発言】 それでは簡單に御報告申し上げます。  去る五月十八日坂東委員長より指名されました地方財政制度改革に関する小委員は、私が小委員長として、委員各位の熱心なる御協力により、八回の会議を開き、本日の小委員会において最後的な案の承認を得ましたので、ここにその結果を御報告いたしたいと思います。  一、政府決定の昭和二十三年度予算は、一つ、從來の税目の課率の引上げ、二つ、住民の過重負担となるべき新税の設定、三つ、多額の赤字公債の計上、四つ、多額に上る分與税制度の残存、五つ、……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 この問題に対しましては、これまで委員会におきましては正式に決定したわけではないのでありますが、刑事訴訟法との連関があるから、この問題については合同委員会を設置したらいいだろうという意見があつたということは確かであります。それを昨日小委員に付託されて、本日上げてしまうということは、私は今までのそういう意向もあつたことでありますし、これはもう少し愼重に考えていただきたいと思うのであります。元來、この警察官等職務執行法というものは、おそらくほんとうの法律的な考え方から言えば、この委員会にかかるべきものでないのではないかということを多少疑念を持つているのであります。すでにこのことは指……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第49号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 今朝の懇談会におきまして、一應小委員長といたしまして本委員会に提出すべき地方税制に関する修正の意見をまとめるようにという御付託がありまして、委員各位の御参集を得まして、いろいろ審議したのであります。この点は以前本委員会の中にも地方税制改革に関する小委員会というものが設けられて、大体において現在提出されております地方財政法、地方税法あるいは配付税法等、これらの案件について審議を進めてまいつた関係もありまして、一應大体の方向というものはまとまつていたわけでありますが、本日小委員会においていろいろと論議いたしましたその結果について御報告申し上げます。  簡單に申しますと、税の軽減を……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第51号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 修正案が出たようでありますが、これに対して委員長がただちに御採択になるかどうか、あるいは御採決を明日までお延ばしになるか、その辺のところはひとつお諮りの上で、多少の見込みがないというわけでもないのでありますから、明日の午前中まで、あるいはもう少し持つていただくことが適当ではないか、こう申しましても、はたしてどの程度顔を立ててくれるのかということは、私保証できないのでありますが、官房長官がそう言つたことをあなた方にお傳えするわけであります。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第52号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 直接この法案に関係があるわけでもないのでありますが、この際ちよつと伺つておきたいことがあります。それは最近における福井、石川地方の大震火災に鑑みまして、今後の建築というものはいわゆる耐震耐火建築でなければならないと考えます。これは東京の大正十二年の震災のときにも、またその後の震災、または戰年中そういうことが絶えず言われたわけであります。しかしながら依然としてわが國の住宅政策と申しますか、あるいは住宅建設政策というものが非常に燃えやすい、そうして耐震的な意味におきましても、非常に弱い建築でやつてきているのであります。われわれの委員会におきましては、消防組織法なりあるいは消防法を……

第2回国会 文化委員会 第9号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○松澤兼人君 「こどもの日」を祝祭日に指定していただきたいという請願でございます。同じような趣旨の請願が多数出ておりますが、特に御考慮をお願いしたいというわけであります。祝祭日が改正されまして、新らしく別個の観点からこれが考慮されるということになりましてから、從來兒童文化運動の活発な神戸市の方面におきまして、兒童並びに兒童に接しております人々の中に、ぜひ「こどもの日」を設けてほしいという声が、だんだんと起つてまいりまして、神戸兒童文化連盟におきまして、これを正式に取上げることになつたのであります。ぜひ祝祭日の中に「こどもの日」を制定されたいていう請願であります。請願者は神戸兒童文化連歴で委員長……

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/04/28、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 大変結構な案でありますが、中國地方に総合大学が必要であるということも十分わかるのでありますけれども、ただこの計画書を拜見いたしまして、この計画の中で一番弱点と考えられることは、政経学部というものを新設するということであります。ただいま日高政府委員からも申されましたように、学部を新設する、また新設しなければ総合大学としての意義がないということですが、はたしてこの新設される政経学部の中にある各種の講座に対するそれぞれ專門的な、十分熟練も経驗もある造詣の深い人を招請し得られるかということは、非常にこの計画における弱点ではないかと考えているのであります。既存の学校で、新しい綜合大学に……

第2回国会 文教委員会 第16号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 この括弧の中に「第六條第三項の委員たる議員を除く」ということになつておりまして、これは地方議会において一名選挙することになつておるのでありますが、そういたしますと、現在は地方議会におきまして現職の教員が立候補することも自由でありますし、現職のまま地方議会の議員になつていることも自由であります。從つてもしこの地方議会の議員のうち、現職の教員である議員が選挙せられて出てきた場合には、第九條との関係はどうなりましようか。
【次の発言】 そのお話はたいへん変であります。第六條の地方議会から選挙するものは、地方議会の議員たる資格で選挙されるのでありまして、一般の公選によつて選挙されるの……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会 第9号(1948/11/24、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 関連事項ですが、先ほど人事委員長は九十八條の例をおあげになりまして、團体交渉は法律で認めている。その手続を規則に讓つておるのであるというお話であつたのであります。しかし私が百二條の例をあげまして、選挙権の行使以外のことは、人事院規則で定めて、そういう政治的な行為をしてはならない、こうあるのであります。これなどは、選挙権行使以外の政治活動ができないということを人事院規則で定めるということは、先ほど菊川君も言われました人事院規則というものが、法律あるいは場合によつては憲法をもしのぐ非常に大きな権限を持つ。こういうことはあらかじめ百二條なら百二條の中において、どういう政散的な活動を……

第3回国会 人事委員会 第10号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 文部大臣に対する質問は留保しておきましてほかの人に質問します。
【次の発言】 関連して御質問申し上げます。良心的な政府という問題が出まして、何か良心的な政府という、抽象的な概念があるように考えられるのであります。実際にそういうことはあり得ないのでありまして、良心的ということは、やはり客観的に判断しなければならないと思うのであります。抽象的なそういう概念というものは、私はここでとられないというふうに考えます。しかも何か内閣が任命するということに、無過失というような考えがあるように見受けられるのであります。しかし現に百九條の罰則を見ますと、人事官の任命につきまして、第五第に規定し……

第3回国会 人事委員会 第11号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 それでは第二國会に出された、教育公務員の任免等に関する法律案という形式でお出しになるということであれば、私どもは法律としてお出しになるという考えであると了解するのですが、その通りでありますかどうですか。もう一つは、教育公務員の任免等に関する法律案の第一條には、國家公務員法を準用するという規定があつたのであります。そこで特別法をお出しになるときには、やはり全面的に國家公務員法を準用するという規定をおつくりになるのであるか、その点を承りたいのであります。
【次の発言】 特例法を議会をお出しになりますか。
【次の発言】 官吏であるためというお言葉でありますけれども、なるほど地方教官……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 赤松君が各派の共同提案者になつております。印刷物がただいまできて参りまして、お手元に差上げてあるわけであります。もはやこの時期になりましては、詳しく政府案と共同修正案とを比較して申し上げることもどうかと思うのであります。と言いますことは、最初政府が出しておりました五千三百三十円ベースの、政府職員に対する法律案につきましては、私ども種々なる意見を持つているのであります。しかし御承知のように野党各派におきまして共同修正の案が持ち上りまして、一週間以上にわたつて、主として人事院が國会及び内閣に対し勧告いたしました案を中心として、私どもはさらにこれより進んだ案を用意して参つたのであり……


松沢兼人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会公聴会 第1号(1948/11/17、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 関連いたしまして、公述人におかれまして、もし参考資料をお持ちの場合は、委員長を通じて配付していただきたいと思います。
【次の発言】 関連して伺います。官立学校の教員は別としまして、一般大多数の教員が國家公務員でないということは、私どもよくわかるのであります。先ほどのお話の中に、教育公務員を何か特例で規定するというような話があるという仰せがあつたのでありますが、そういう具体的な事実がありますか、どうか。
【次の発言】 それではあの教育公務員の任免等に関する法律案をさしておつしやつたものと了解してよろしいのですか。そのほかに何か特例法というものをつくるということが、政府の中で協議……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第4号(1948/11/19、23期、日本社会党)

○松澤(兼)委員 その点は第一條のあとにあります、すべての法律にこの國家公務員法が優先しておるという点、またこの法律に抵触する他の法律については、この法律は優先するという点についても、われわれとしましては十分に憲法違反の疑いがあるので、この点も関連してお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 なるほどわかりきつたことをここに書いたと言われればそれまでであります。それではお伺いいたしますが、今後制定される法律は、わかりきつたこういう條文を、すべての法律に記載するのかどうか、こういう法律の形式は從前から先例があるかどうか。こういう点を第一にお伺いしたい。第二の点は、その五項の從前の法律またはこれ……

第3回国会 両院法規委員委員長互選会 第1号(1948/11/12、23期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) 私ただいま互選によりまして委員長に当選いたしました。まことに浅学菲才な者でありまして、はたしてその職責を全うし得られるかどうか、はなはだ疑問に思つておりますが、皆様方の御協力によりまして、大過なく運営をいたしたいと存じます。  本日は委員長の互選ということが議題でありますが、今後の運営を円滑ならしめるために、本日引続いて理事の互選を行いたいと思います。これにつきまして、何か御意見がございましたらどうぞ……。
【次の発言】 ただいまの八並君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでございます。それでは理事二名を私より指名いたします。    佐瀬 昌三君……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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