西村久之 衆議院議員
23期国会発言一覧

西村久之[衆]在籍期 : |23期|-24期-26期
西村久之[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西村久之衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院23期)

西村久之[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期-26期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第47号(1947/10/18、23期、日本自由党)

○西村久之君 私は、この機会におきまして、日本自由党を代表いたしまして、政府の提案措置に対し警告を発しますとともに、ただいま議長の発議になる会期延長の件に対し、討論をいたさんとするものでございます。  政府はさきに内務省及び内務省の機構に関する勅令等を廃止する法律案ほか二案を議会に提出し、議長はこれを八月十二日常任委員会に付託して審査を求められたのでありますが、九月二十七日に至り、政府はこの三法律案を撤回いたし、國会法に基いて本院の承諾を求められましたことは、御承知の通りであります。ところが、日ならず九月十九日に至りまして、さらに本年度一般会計予算補正第二号議案を議会に提出、議長は審議の促進を……

第1回国会 衆議院本会議 第64号(1947/11/23、23期、日本自由党)

○西村久之君 私は、日本自由党を代表いたしまして、修正案の内容について趣旨弁明をいたさんとするものであります。  まず修正案の大要について御説明を申し上げます。歳出につきましては、産業経済費中、農業生産調整費一億九千五十九万四千円という額を修正全削せんとするものでありまして、行政共通費のうち、これに関連しております経費見積額三万九千円を、同じく修正減額をいたさんとするものであります。なお、政府出資金中四億二千五百万円を修正減額いたしまして、修正総額を六億一千五百六十三万三千円となさんとするものであります。歳入につきましては、租税收入中物品税におきまして、追加増税額分、すなわち六億一千八百万円を……


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第48号(1948/05/22、23期、民主自由党)

○西村久之君 私は、民主自民党を代表して、本年度予算案提出時期に関連して、特に重要と目される数点について、総理大臣に対し緊急質問をいたさんとするものであります。芦田総理大臣は、あまりにも言を左右にされ、國民は総理の信念を疑い、信をおく能わざるものがあるのであります。(拍手)いやしくも一國の総理である以上、確固たる信念のもとに、一言一句確信のある言論をなさるべきであると信じて疑いません。しかるに本月七日、本会議場において会期延長の件が諮られました際に、総理大臣は、昭和二十三年度予算については本月十五日前後に提出するよう目下政府は力をあげて準備しておると御答弁になつたのであります。にもかかわりませ……

第2回国会 衆議院本会議 第77号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○西村久之君 私は、民主自由党を代表いたしまして、昭和二十三年度一般会計予算並びに同年度特別会計予算に対する修正案について趣旨弁明をいたさんとするものでありまするが、その前にあたりまして、一言政府に対して遺憾の意を表するものであります。  今日この席、異例の審議を私どもがいたさなければならなくなりましたところのその責任は、まつたく政府にあるのであります。皆さん方も御承知の通りに、議題となつておりまするところのこの予算案は、昨日の午後に私どもの委員会に提案されたものであります。
【次の発言】(続) これを審議するのに日時がすこぶる短かいのを私は遺憾だと申しておるのであります。(拍手)しかして委員……


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第21号(1948/11/26、23期、民主自由党)

○西村久之君 ただいま議題となりました、政府提出、水産委員会付託にかかわる水産業協同組合法案及び水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案並びに漁業権等臨時措置法案に関し、一括してその審議の経過及び結果の概要を御報告いたします。  まず第一に、水産業協同組合法案につきましては、政府提案の理由を説明いたします。  現行水産業團体制度は、戦時中、水産業團体法に基いて水産業の統制を行うことを主要な目的として組織されたものであり、新しい水産業政策には性格的に入れられぬものを持つております。從いまして、現行制度を廃止するとともに、これにかわる新しい團体制度として、漁民及び水産加工業者が……

西村久之[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期-26期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院23期)

西村久之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期-26期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第35号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○西村久之君 嬉野、川棚間國營バス運輸開始の請願についてごく簡單に御説明申し上げたいと思います。  嬉野、川棚間には現在鐵道があるのでございますが、その間に窯業地帶が存在いたしておりまする關係上、今日の時勢に最も要望されておりますところの陶磁器の輸送に少からぬ不便と困難を感じておるような實情にあるのでございます。從いまして、見返品となりまする窯業生産地帶たる佐賀縣の嬉野及び長崎縣の上、下波佐見を通過する川棚線に、省營バス開通をお願いしたいという請願にほかならないのであります。  次に川棚、有田間省營バス運輸開始の請願について御説明申し上げてみたいと存じます。  川棚驛と有田驛とを連絡いたします……

第1回国会 国土計画委員会 第9号(1947/08/22、23期、日本自由党)

○西村久之君 ただいま上程に相なりました長崎縣福江港の修築促進に關しまする案につきまして、紹介者といたしまして一應御説明を申し上げ、御贊成をお願いいたす次第でございます。長崎縣の五島列島は九州の西南に位いたしまする離島であります。その首都でありまするところの福江港は、五島内外諸物資の集散基地でありますとともに、長崎縣におきましてはつとに連絡港といたしまして取扱われておるのでありまするにかかわらず、港灣設備が不十分でありまするがために、常に船舶の著離、荷物の揚げ不し、旅客の昇降等、その不利不便は申すに及ばず、連絡港本來の使名をさえ遂行することができずに、すこぶる遺憾に存じておるのでございます。な……

第1回国会 水産委員会 第2号(1947/07/05、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 農林大臣御出席の機會に、先ほど矢後君からお尋ねのありました漁業勞務者の加配米のことにつきまして、水産局長から、食糧管理局との關係について困難なる實情は伺つたのでありますけれども、最高當局である大臣が御出席になつておられますから、大臣はこれに對していかなる御方針をもたれておるか。ちよつと大臣の御意見を伺つておきたい。

第1回国会 水産委員会 第3号(1947/07/08、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 簡單に一、ニ點御質問申し上げてみたいと思います。  先ほど局長からのお話によりますと、魚價の訂正はすこぶる困難かのお話があつたように思われるのでございますが、私は今日物價廳において物價を發表し、政府において米價を上げられ、鐵道の運賃等を上げられて、同時に基準賃率と申しますか賃錢等の値上げをおやりになるといふことになれば、當然これにならいまして漁獲物の價格を二倍ないし三倍程度に引上げなければ漁業者は立ちゆかないのではないかということを憂慮いだすものであります。從いましてこれに對しましては、水産當局者といたしましても、漁師の諸君が増産をし、適正なる價格によりまして仕事のできる程度……

第1回国会 水産委員会 第7号(1947/07/29、23期、日本自由党)

○西村委員 ただいま小委員長から御報告になりました魚價の問題でありますが、大體私はあらゆる物價を、この變動極まりなき時代に机上で計數的にきめることが、大體において無理があり、また實際の物の値段に適合しないでないかということを考えるのであります。從いまして物價というものは、購買力によつておのずからきまる價格が正當なる價格でなければならないものと痛切に感じております。しかしながら今日變動期である中にも、物價の水準をある程度きめなければならないと政府も努力をされ、また私ども委員といたしまして、不適當なやり方ではあるが、ここで水準を決めるべく努力をしなければならないという觀點のもとに、この物價の、魚價……

第1回国会 水産委員会 第12号(1947/08/22、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 ただいま上程になりました長崎縣奈良尾漁港に關しますところの案につきまして、紹介者といたしまして一應御説明を申し上げて、御贊成を願いたいと存ずるのでございます。  長崎縣が全國に冠たる水産縣であることは御承知の通りであります。終戰後の躍進振りは目覺ましいものがあるのでございます。しかして水産長崎縣の生産物中その王座を占めまするものは、實にいわし漁業でありまして、いわしは現今全國的に窮迫する食糧事情下において、國民榮養の王座を占めておる實情であります。しかるにいわし漁業の根據地を求めますれば、長崎縣の奈良尾港を第一とするのであります。この天與の根據地を有する全町民は、今日の國家非……

第1回国会 水産委員会 第14号(1947/08/26、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 第二・四半期の金融關係の問題が今討議されておる模様ですが、これは討議したからといつてわくが一應きまつた以上は、いかんともいたしかたないのではないかと思います。從つて第三四半期、第四四半期における漁船その他の方面に對する金融のわくをどのくらい本省は要求して、殘りの第四四半期の産業資金として取出そうとするお考えをもつておられるのか、この點を伺つておきたい。
【次の発言】 漁船の建造に對する資金の不足は、物價の値上り等によりまして今日非常に急を訴えておることは痛感いたすのであります。從いましてこの問題は本委員會においても小委員會を設置して、小委員に付託されておる問題でありまして、内……

第1回国会 水産委員会 第15号(1947/08/29、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 ちよつとお尋ね申し上げます。ただいま山形縣ですか、新潟縣ですか、縣の方からの視察の申出によつてというようなお話があつたようでありますが、申出のない關係のところは調査をしないということになるわけでありますか。委員といたしましては、申出があるなしにかかわりませず、委員が必要なりと認めた場合には、手續を履んで、そうして漁港の視察をするという建前をとつていただきたいものだと思うのでありますが、この點に關する委員長の御所見を承りたい。
【次の発言】 ただいまの委員長の御説明によりまして了解いたします。

第1回国会 水産委員会 第21号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 本請願は政府委員のお話の通りに、漁業權制度の改正に伴いまして當然影響いたす問題であろうと存ずるのでございます。漁業權制度の改正そのものの委員會が、的確なる根據のもとに立ち、法規のもとに立つての審議をする委員會でないのでありますから、本案はこのまま参考採擇として本省の方にこの取扱方を任せる方がよろしいかに存ずるのでありますが、各委員の御意見を拜聽しておきたいと思います。

第1回国会 水産委員会 第24号(1947/10/22、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は本竃港漁船入澗修築の件に關し紹介者として、一言本竃の實情を申し上げたいと存じます。  樺島村本竃は、長崎縣五島列島の中央部に位し、西方向きの一漁村でありまして、現在漁港と申すだけの施設もなく、港の修築の必要性は認めながら今日まで放任され、その間幾多の不利不便を忍び來つたところであります。  漁業の盛漁期に入りますと、季節風とも申すべき北、西の風が眞正面より、吹きこみます關係上、船舶の出入りは申すに及ばず、船の繋留に困難を感じ、ときに船舶を破損する等、漁業者のこうむります損害は莫大であります。のみならず動力船ですら風浪の都度他に避難するため、燃料の消耗もはなはだしく、また小……

第1回国会 水産委員会 第25号(1947/11/19、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 この機會に一二お尋ねを申し上げて見たいと思うのでございます。本日付議になつております漁業法の一部を改正する法律案を御提出になられる際に、すでに新憲法が制定せられ、わが國は戰爭の放棄をすることに相なつたのであります。從いまして私は新憲法の精神に則りまして、漁業法の第二十四條と第四十一條は、當然かくのごとき機會に改正あるいは修正すべきものなりと信ずるのでありますが、この點に對する政府の御所見を伺つてみたいと思います。
【次の発言】 水産局長のお心持は私も了といたすのでございますが、すでに憲法に重大なる日本國民としての決意を示した、戰爭放棄の關係のことが制定されております以上は、當……

第1回国会 水産委員会 第26号(1947/11/21、23期、日本自由党)【議会役職】

○西村(久)委員長代理 本件に關する政府の意見を伺います。
【次の発言】 樺島村本竃港の修築に關しまする請願につきましては、過日委員會において明細に請願の趣意を申し述べてありまするので重複いたすきらいがありまするから、大體において省略いたしたいと存ずるものでございます。  本竃港と申しまするのは、長崎縣五島列島の中間に位する樺島村の本竃港になつておるのでありまして、港の口が西の方向に向いておりまする關係上、冬の季節が波に打込みまして、漁船が碇泊するに非常に不便であるばかりでなく、風が出ると一々小舟等も引揚作業をやらなければならないというような、すこぶる地の利に惠まれない港に相なつておるわけであ……

第1回国会 水産委員会 第27号(1947/11/25、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私はこの機會に漁業法の一部を改正する法律案に對する修正動議を各派共同提案として提出いたしたいと存ずるのでございます。その修正箇所は第二十四條第一項中「水底電線ノ敷設若ハ國防其ノ他ノ軍事上」という文字のありますのを「若ハ水底電線ノ敷設ノ」ということに改めたいと思うのであります。なお第四十一條第一項中「海軍艦艇乗組將校」という文字が現行法にあるのでありますが、これを削除いたしたいと存ずるのであります。漁業法の一部を改正する法律案についてかく修正をいたしたいと申し上げるゆえんのものは、御承知の通り新憲法におきまして、わが國は戰爭放棄をなすことに相なつておるのでございますから、現行法……

第1回国会 水産委員会 第29号(1947/11/28、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 今の關連しまして、……。鈴木君の御質問の御趣意と政府御當局の御答辯の御趣意が、いささか私はそれているのではないかと考えたのであります。なぜかと申しますると、鈴木委員の御尋ねの點は、漁港、船溜、すなわち水産關係の補助率と、内務省あるいは運輸省關係に屬する關係の補助率と違うが、これは他省との關係と、農林省の水産局の漁港、船溜の率を同じく引上げてきて平等にするべきものであると信ずるが、それに對する政府の所信はいかんというお尋ねであつたように私は承知するのであります。政府當局の御答辯は、北海道拓殖費關係と、内地關係との補助率の違いを御説明になつたかのように思われまするので、この點をは……

第1回国会 水産委員会 第30号(1947/12/02、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私も宇都宮君と同じ意見をもつておるものでございます。過去におきまして、農林省についておる水産局の力が足らなかつたためと申しまするか、過去の國民の代表者が水産の認識が不足していたためでありまするか、あまりにも今日まで水産民を輕視されておつたような感を深くいたすものでございます。今日宇都宮委員からもお話になりました通りに、わが國の國民の食糧事情を緩和する途は、水産の増産においてほかにないと申し上げても、おそらく過言でなかろうと思つておるのでございます。從いまして水産だけは私は前年の豫算を標準とすべきものでない。わが國の水産を興しまするのに所要なる經費は、當然政府としても支出すべき……

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/13、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 補正第一號の財源關係についてお尋ねを申し上げてみたいと存じます。本補正案の財源を三千六百四十萬九千圓の前年度の剩餘金に求めてあるのでありますが、前年度の剩餘金は現在どのくらい殘つておるのでありますか。
【次の発言】 御説明でわかりましたが、この殘りの四千四百萬圓というのは今後使途に充てられる大體の御豫定があるのでございまするか、そのままにしておいて臨機に必要を生じた際に、繰越財源をもつて充てられようとされる考えでありましようか。
【次の発言】 前年度の剩餘金も今日のような過渡期におきまして、あらゆる物價の變動が激しい時代に、決算の上では剩餘金となつて現われるでありましようが、……

第1回国会 予算委員会 第6号(1947/08/15、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私はただいま上程中の補正第一號に對しまして日本自由黨を代表いたしまして贊意を表するものであります。  この案につきましてはいろいろ意見もあり、また開會以來各委員から述べられておりますように、千八百圓のわく問題等につきましては、相當なる意見を有するものでございますけれども、この點に對しまする諸種のわが黨の意見は後日に讓りまして、今囘は本案が急を要するという建前上、意見を述べることを差控えることにいたしまして、本案に贊意を表する次第であります。

第1回国会 予算委員会 第8号(1947/09/30、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は御提案の補正豫算につきまして御説明を伺いまする前に、委員長に一言お尋ね申し上げます。この補正第三號の前に補正第二號というのが出ているのでございます。しかもその財源關係たるや、同じくただいま稻村君の御質問のような剩餘金關係で賄われる關係になつて、相關連するものであろうと考えます。補正第二號と第三號を一緒にして、御審議になる前に、取殘されたる理由はどういう理由か、まずその點を先に委員長にお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますると、補正第二號はあとで審議をするということになり、都合によりましてはその内容等にもまた支障を來すように相なるものだと承知してよろしいものでござ……

第1回国会 予算委員会 第10号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 實は補正第二號議案というのがこの委員會に付託されておりまするが、この二號議案は委員長の方で付議にならないのであります。催促いたしましたら、内容を修正するからという理由で一向修正した模樣も今日まで現われてまいらぬのでありますが、これを委員會に付託された案件のようにして、いつまでも委員會でもつておりますることは、委員會で迷惑でありますから、修正なされるなら修正なされるように、撤囘なされるなら撤囘なされるように、政府の方に責任があることを明らかにしていただきたいと存ずるのでありますが、これはどういうふうな扱い方になりまするものか、お尋ねいたします。

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/10、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は片山總理に對しまして、政令公布に關し、所信を質してみたいと存ずるのでございます。  御承知の通りに、新財政法が九十二議會の協贊を經まして成立いたしまして、一部は效力を發生しておるのでありますが、同法第三條の規定に關しましては、今日なお不文のままに放任されておるのでございます。これは立法の精神を無視し、議會の議決を否認するのはなはだしいもののように存ずるのでございます。すなわち同法附則第一條に、第三條施行の日は政令で定めるとあるのでありますが、四月以來七箇月を經過する今日、なおその政令の公布を見ないのであります。よつて本豫算委員會におきましても、過日委員長を通じまして、しば……

第1回国会 予算委員会 第20号(1947/11/13、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 議事進事について――議事の進行に關しまして政府當局の意見を拜聽したいと存ずるものでございます。今日私どもの手もとで審議いたしておりまするこの豫算案に、最も重大なる關聯性をもち、密接不可分の關係におかれておる法律が、今に提出にならないのであります。と申しますのは、國民の負擔に重大なる影響を及ぼし、千八百圓のベースに多大の關係を伴ひますところの税改正の法律案が出ておらないのであります。のみならず、今度新設されましたところの新税の法律案も、まだ出ていないではないかと思うのであります。私の考えでは、豫算の計數というものは、その根本となるべき法律案が先にできまして、その法律案を基礎とし……

第1回国会 予算委員会 第21号(1947/11/14、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 ただいま大藏大臣のお話によりまして經過は了承いたしたのでありますが、この案件は私ども今審議中の追加豫算案に重大なる關係をもちまする根幹法案である。ただいま手もとに法案の配付は受けておりまするが、一應目を通してあらためてまた疑義の點を質さなければならぬと存じますから、本日の會はこれをもつて散會され、そうして明日以後續行されんことを望みます。

第1回国会 予算委員会 第29号(1947/12/06、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 稻村君の動議に贊成するものでございますが、私どもの贊成するゆえんのものは、本案の提出が非常に遲れたのを遺憾といたしておるのでございます。しかしながら遲れながらも出てまいつたのでございますから、かくのごとき案は一日も早くこれを通過せしめまして、政府の方で支給を遲らさないように、衆議院、参議院の通過と同時に支給することを希望いたして贊成意見といたします。


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/28、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は本日の議題になつております生鮮食料品の配給確保に関する緊急具体措置に関する件につきまして、実は委員長からのお話もありますし、責任者たる総理大臣の出席を求めて、総理大臣に対して所信を質すのが根本問題であり、また本議案の要旨であると考え、総理大臣の出席を待つておるのでありますけれども、総理大臣は十一時に出席することを委員長と公約されておりながら、今までまだ御出席がないのであります。その御出席のない理由を委員長からお尋ねを願つて、委員会を無視されるのか、要件ができたならば、こういう要件で出席できないということを当委員会に通告なさるのが、お約束なされた建前から儀礼ではないかと思う……

第2回国会 水産委員会 第2号(1948/01/31、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は漁業用の資材確保に対して政府の責任ある答弁を要求するために、前回からたびたび申し上げまする通り、総理大臣の御出席を願つてあるのでありまするけれども、総理大臣並びに安本長官がお見えになりません。すこぶる委員長と同じく遺憾の意を表したいと思いまするが、私どもは遺憾の意を表するのでは、わが水産業の順調なる発達なり、漁獲の増進なりということは期し得られないのではないか、その結果は國民生活に重大なる影響を及ぼす、こういうことを考えまするがために、責任者の責任ある答弁をお願いいたしたいつもりであつたのでありますけれども、本日もまたお見えになりませんのであります。しこうして政府委員の方……

第2回国会 水産委員会 第10号(1948/04/06、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 この問題は水産課長の御答弁を願うより、物價廳の御方針を伺つた方が一番よいのではないかと私は考えます。私は馬越君の御意見を拜聽しまして、ごもつともだと思つておるのであります。この問題のような関係は、三月八日の値上げで初めて起つた問題でないのでありまして、過去数年間、鮮魚の値を上げて、そうして鮮魚を原料とする加工品の値上げがいつも遅れる。遅れるためにいろいろな事件が起きますばかりでなしに、消費者に少からぬ御迷惑をかける結果と相つておるのであります。地方の漁業会等の倉庫に製品を入れる。値段がきまりませんから出荷がされない。たまたま食糧難に追われて煮干等の欲しいと思う消費者の方に渡ら……

第2回国会 水産委員会 第12号(1948/05/06、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 まず漁業者に対しまして漁業事業税を創設せられんとする当局のお考えを先に御発表が願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話によりますと、おわかりにならないもようでございますから、これ以上質問いたすことは遠慮しなければならぬと存じますが、私の考えといたしましては、今日のような時代に、さなきだに負担の多い漁民に、漁業事業税という惡税を負担させるという考え方は、根本的に改むべきものであるという信念をもつております。理由その他につきましては追つて申し述べたいと存じまするけれども、地方の財源が枯渇いたしておりまする財源緩和の方法としては、漁師をいじめないでも、ほかに別途の方法が、……

第2回国会 水産委員会 第14号(1948/05/20、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は藤原委員の提議に関しまする漁業事務税反対の意見に賛意を表するものであります。ややともすると、過去におきまして水産に対するところの認識を欠くきらいがあつたのでありまするが、今日それが漸く目覚めんとする際に、また水産に対する認識を欠くような、非常識極まる課税をするような傾向を認めまするこの漁業事務税に対しましては、全面的に私は反対の意見を表明します。御承知の通り漁業は特定行為でありまして、行為税たる漁業税は納めておるのであります。しかして取得に関しまする所得税も納めております。しかるに別箇に漁業に対して特別の意味をもつた事業行為に対する税を納めなければならないという理由は、私……

第2回国会 水産委員会 第15号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 簡單に質問いたします。大臣の御考えを伺つたのでありますが、税制調査會の方針はきまつたというお話でございますが、漁業事業税を課することを撤囘する見込はつかないということに承知しなければならないものでございましようか。大臣の御努力によりまして、漁業に對する課税はまだ一るの望みはあるということに承知して、これから私ども理解ある方面に努力を拂つていけるものが殘されておるということに承知いたしてよろしいのであるか。この點を大臣に確かめておきたい。  もう一點お尋ね申し上げます。先ほどるる漁業に對する税金のお話があつたようでございますが、本税を地方税として設置するということになりますれば……

第2回国会 予算委員会 第5号(1948/02/04、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は提案されておりまする追加予算についてお尋ねいたしまする前に、大藏大臣は二十三年度予算編成が遅れているのは、なるだけ追加予算を出さないように、的確な数字をつかんで、そうして予算を編成したいというお心持のために、二十三年度予算の提出が遅れているというような意味合いのお話を伺つておるのでございます。私もなるだけ追加予算は避ける方針をとつていただきたいと考えておるのでございまするが、しかしこの内閣ができまして以來、追加々々で、実は忙殺されて、私ども委員会も閉口しておるようなわけであります。今日〇・八の追加予算が出て、またあと追加予算が出るのだというようなことをほのめかされておるの……

第2回国会 予算委員会 第7号(1948/02/24、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は本予算案につきまして質疑を試みまする前に、追加補正十四号、特第八号は、片山内閣の提案に基くものか、昨日指名を受けました新総理大臣によつてこれを施行していくという意味合で提出になつておりまするのか、この点もはつきりいたしたいと思うのであります。芦田首班がきのう議会の指名は受けて、おりまして、陛下の認証を受ければ総理大臣となられるのであります。それを急ぎまするために先議として――議会はもみにもんで昨日ようやく終結を告げたような状態であります。今日この案件が総辞職した前片山内閣より提出すべきものか、芦田内閣によつて提出すべきものかということにつきましては、かような時期におきます……

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/18、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 一点だけ、農林大臣がお帰りのようでありますから、農林大臣に先きにお確かめ申し上げたい。大臣のお座りが一向不安定なものですから、今まで質問を差し控えておりましたが、お急ぎのところをひとつ伺いたいと思います。いわゆる平野農政の失政によつた追加予算の生産調整費が、現在不用額として、今日官公吏の給與の支拂の一部に充つべき財源に織りこまれておるのであります。新農林大臣は、農業生産調整をしていかれるという御方途をもつておられるのであるかどうか、平野農政と同じような調整の方針をとらはるのかどうか、この点をまず農民が安心するように、御方針があられるなら、伺つてみたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 昭和二十三年度一般会計暫定予算並びに特別会計暫定予算について、予算編成の政府の方針並びに編成の概要につきましての説明は、大藏大臣より昨日伺つて承知いたしたのでありますが、大藏大臣の編成方針の御説明は、すこぶる抽象的でありまして、收支のバランスを保つために留意したと申され、あるいは健全財政を堅持する建前をとつたと抑せになり、独立採算制を確立する方針のもとに編成されたと仰せになつておられるのであります。ところが暫定予算の内容は、実はそうでないような感じがいたすのであります。從いまして、順を逐うて大藏大臣の所信を質したいと思うのであります。もちろん本暫定予算は、言葉は暫定予算であり……

第2回国会 予算委員会 第16号(1948/04/26、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は大臣がお見えになつて予算の説明も伺い、また審議にはいるのが順序と考えておつたのであります。しかるに政府委員の方から御説明を願いましたようなわけでありまして、一体この予算を提出する責任者が見えないで審議を進めるということが、私は少し行き過ぎたやり方であろうと実は考えておる次第であります。從いまして、大臣の責任者が見えられるまで審議を中止されまして、そうして責任者が見えられてから審議を続行するということにお取計らいを願いたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/27、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は芦田総理大臣に対しまして、二十三年度の一般会計暫定予算補正(第二号)、及び特別会計暫定予算補正(特第一号)を國会に提出になりましたその関係につきまして、いささか憲法上の関係に関連いたしまして、御意見を承つておきたいと思うのであります。  総理大臣が御提出になりました暫定予算は、憲法の精神を遵守せられ、内閣法に立脚して、しかも財政法三十條の基いて編成されたものであり、これを國会に御提出になつたものと信ずるのであります。憲法の精神を忠実に実行されて、そうして私は御提出になつていると信ずるのでございますが、はたしてそういうお心持で御提案になつておられるかどうかをお尋ね申上げてみ……

第2回国会 予算委員会 第22号(1948/05/21、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は大藏大臣に対しまして、一昨日同僚の上林山君がお尋ねになりました軍事公債の利拂いに関する問題につきまして、まだ了解せぬ点がありますので、順を追つてお尋ねしたいと思うのであります。  軍事公債の利拂いを停止いたします処置といたしまして、一年間停止をして、その停止せられました利息は、元本の償還期に、当該國債の利率と同率の利率を附して、元本と一緒に利息を拂うというような意味のお話を、総理大臣も、なされておられるのであります。これを一年間繰延べまして、國がいくばくの利益になるのであるか、その点を最初にお尋ね申し上げてみたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第29号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は二十三年度の本予算の審議にあたりまして、予算委員の一人といたしまして、この審議がいかに重大であるかを痛感いたしておるのであります。今月八日に提案されましたる二十三年度の予算は、申し上げるまでもなく厖大なる予算でありまして、三千九百九十三億余万円という過去にない國民の負担を重からしめる案件であるのであります。從いまして、その審議には、私ども委員といたしましては、及ぶだけの努力を拂い、國民のために、國家再建のために委員の任務を果さなければならないと信じておるものでございます。予算に対する私の質問の要点は、歳入に関係いたします部門が大体の骨子とはなつておりまするが、予算案をお尋……

第2回国会 予算委員会 第30号(1948/06/11、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 議事進行について、お許し願いたいと思います。農林大臣に質疑をいたすのは結構だと思いますが、けさの新聞を見てみますると、大藏大臣は議員の予算審議を拘束すると申しまするか、牽制すると申しまするか、解釈はいろいろございましようが、與党の代議士諸君の意見を束縛するようなことを記者團に発表されておるかのように思われるのであります。從いまして、あの記事の眞相を大藏大臣からはつきりしていただきますることが、今後與党の委員諸君が、予算案を審議する上について、参考にもなり、また審議の進捗をはかるゆえんではないかと、私は考えるのであります。この機会に議事の進行に関して、大藏大臣の弁明を求めたいと……

第2回国会 予算委員会 第32号(1948/06/14、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は議事進行に関しまして、大藏大臣の御所見を質すために、委員長の許可を願い出ておつたのでありますが、大藏大臣にお会いする機会を得ませんでしたので、大藏大臣の御意見を質す機会を失しておつたのであります。本日ここであらためて大臣の御出席をいただきましたので、お尋ねいたしたいと存ずるのであります。  北村大藏大臣は十日の正午ごろに、院内で記者團と御会見になりまして、当面の予算問題については、本年度の一般会計予算と、各特別会計予算とは、各党で大幅修正の意見があるように聞いておるが、政府としては、本予算案は閣議決定を経て議会に提出したことであり、與党三派間の修正等が議論されるはずはない……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 議事進行について………。本予算案の審議も、余すところ十月前後と相なつたのであります。実は非公式ではありましたが、委員長を通じて資料の提出をお願いしてありますけれども、出てまいらぬのであります。その資料と申しますのは、所得税の税額算出に関する件であります実は本年度の改正案とそれから現行法との比較表が出てまいるのでありますけれども、人員数と所得の見込数と、それによつた税收入見込数は出ておるのでありまするが、この算出にあたつて、税法十三條改正法案による算出によつて出まする関係を明示される明細書をお拵え願つて、提出願いたいということを要求してあるのであります。それが出てまいらぬので、……

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 軍公利拂関係に対する問題につきましては、再三再四御答弁を願い、なおかつ法的処置をとられまして、法律案の議会提出をみまして、政府の御方針のありますところはわかつておりますから、この点に対しましてはお尋ねいたしません。私がお尋ね申し上げてみたいと思いますることは、軍事公債の利拂は停止されておるが、臨時軍事費の借入金の利拂は停止されておらないのであります。同じく停止するものなら、臨時軍事費借入金の利息も停止されなければならぬと、私は信ずるのでありますが、ここに矛盾があると考えますので、一應総理の御意見を伺つてみたいと考えます。

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 農業大臣に質問いたしたいと思います。私は農業大臣に対しまして、わが國の食糧製策に最も重大なる関係のありまする水産関係の問題をお尋ね申し上げておきたいと存ずるのであります。農業行政の関する問題につきましては、各委員より、各方面からの質問が続行されたのでありまするが、水産に関係する問題は、質疑がないのを遺憾といたしまして、ここに農林大臣の御出席を煩わして、水産行政に関する諸問題について質疑をいたさんとするものであります。  先ほど來野溝國務大臣がおられたのでありますが、野溝國務大臣がおられる方がよかつたのではないかと思つておるのであります。かく申しますゆえんのものは、今回新設せん……

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 川島委員並びに苫米地委員からの質疑に対して総理大臣並びに大藏大臣の御答弁を承つたのでありますがその中で私わからないのは、先ほど苫米地君からお尋ねがありました七月の予算がないのに、二日や三日は何とかやりくりができるというような事柄が、私はわからないのであります。七月の予算がなければ、七月一日以後の七月にかかる予算の支出は、全然繰延ベのもののほかはいけない、かように私は解釈するのであります。從いまして、政府は七月以後の支拂いに支障のない暫定予算あるいは法的措置を臨時的にとつて、本予算成立までの間、議会の承認を得るという手続が穏当でなかろうかと考えるのであります。それは差支えないと……

第2回国会 予算委員会 第44号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は民主自由党を代表いたしまして、修正案を提出し、その趣旨弁明をいたしたいと思うのであります。  その前にお断わりを申しておかなければなりませんことは、政府の原案が突然今日午後になり変つたのであります。これの内容を檢討するのに、残念ながら時間がないのであります。從いまして、お粗末ながら、修正案もガリ版をこしらえまして、見にくい関係等がありますことを一應おわびを申し上げておきます。しかしながら、事務的に時間がない関係と、政府のあまりにも時間をきりつめてお出しになりました予算が、非常に時間が短かいのでありまして、その責は私ども修正をいたしております者の責でないことも、はつきりここ……


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 水産委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  会議に入るに先だちまして一言ごあいさつを申し上げます。今回の水産常任委員長の選挙にあたりまして、不肖はからずもその職につかなければならなくなつたのでありまするが、御承知の通り至つて不敏な者でありまして、その器ではないと考えまするけれども、皆さん方の絶大なる御指導と御鞭撻によつてその職責を果したいと考えているわけであります。何分よろしくお願い申し上げます。簡單でございますが、これをもつてごあいさつとします。
【次の発言】 この際おはかりいたしますが、ただいま皆さん方のおつきになりました席は、委員長においてかりに定めたものでございますが、このように決定いた……

第3回国会 水産委員会 第2号(1948/11/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 それではこれより会議を開きます。  昨日全員の御希望によりまして農林大臣の出席を促しておいたのでありまするが、きよう繰合せを願いまして御出席を願いましたので、各員の御希望に基きまする、特に水産人の熟望いたしております水産業協同組合法案並びに水産業協同組合法制定に伴う水産團体法の整備に関する法律案、これに関連いたします漁業権臨時措置法の経過並びに政府の御方針を大臣より伺いたいと存じます。
【次の発言】 ちよつと冨永君におはかりいたしますが、農林大臣は例の問題で閣議を急いでおられるのであります。それで漁業協同組合法に関係の遠い問題はあとの議会にお尋ね願うことに御了承願いたいと思います……

第3回国会 水産委員会 第3号(1948/11/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  最初に理事の追加選任を行います。さる九日の議院運営委員会におきまして、本委員会に小会派より理事を一名増員することに決定いたしましたので、選挙の手数を省き委員会において指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようですから、その通りとりはからいます。外崎千代吉君を理事に指名いたします。御異議ございませんか。
【次の発言】 その通り確定いたします。
【次の発言】 最初に一昨日石原委員の発議によります漁業燃料問題、漁業に関する金融問題並びに魚價に関する問題につきまして、政府から説明員がお見えになつておりますから、石原君の発言……

第3回国会 水産委員会 第4号(1948/11/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  去る十三日本委員会に付託せられました水産業協同組合法案、内閣提出第一五号、水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、内閣提出第一六号及び漁業権等臨時措置法案、内閣提出第一七号の三案を一括して審議いたしたいと考えるのでありますが、御承知の通り本三案は基本法たる漁業法の制定がまだ見ないのでありまして、本法が制定されますればその内容に相当に改廃を要するところが生じてまいると思いますから、その際にはこの法案を改廃するというお心持を持たれまして審議にお入り願いたいと存ずるのであります。從いましてまず政府より提案の理由の説明を求めます。――周東……

第3回国会 水産委員会 第5号(1948/11/16、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  水産業協同組合法案、水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案及び漁業権等臨時措置法案の三案を一括議題として審査に入るのでありますが、その前に以上三案の審査のため公聽会開会に関する件についてお諮りいたします。  昨十五日、委員長より提出いたしました公聽会開会承認要求書に対しまして、同日、議長より承認を得ました。つきましては、このたびは正式に公聽会開会を議決することに相なつておりますが、この議決には公聽会開会の日時を決定いたさなければなりません。この日時の決定に関しましては、公聽会に対する申出公述人の選定及び公述人への通知などの時間的余……

第3回国会 水産委員会 第6号(1948/11/17、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  審査に入りまする前にお諮りいたします。昨日の委員会において御協議いたしました水産金融、水産資材、水産物集荷配給及び魚價に関しまして小委員会を設置調査いたすことと相なりましたが、これには議長の國政調査承認を要しまするが、委員長においてとりはからうことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようですからさよう決定いたします。  次に小委員、小委員長は委員長より指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めますから、さよう決定いたします。では水産金融小委員会の小委員会には、    石原 圓吉君  三好 竹勇君    馬越 ……

第3回国会 水産委員会 第7号(1948/11/18、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  水産業協同組合法案外二法案の審議をいたします。農林大臣に対して馬越君より通告の順位になつておるのでありまするけれども、農林大臣の御出席がありませんので、大臣の御出席の機会に馬越君の通告は讓ることにいたしまして、次の通告者である川村善八郎君にお許しをいたします。川村君。
【次の発言】 この際お諮りいたします、午前の時間ももう間近かでございますので、午前の会議はこの程度にとどめまして、午後に会議を続行いたしたいと思いますが、午後会議を開きましてさしつかえございませんか。
【次の発言】 それでは午後一時半から会議を開くことにいたしまして、それまで休憩いたしま……

第3回国会 水産委員会 第8号(1948/11/19、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  水産業協同組合法案、水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、並びに漁業権等臨時措置法案を一括議題といたします。政府の内容に対する御説明を求めます。
【次の発言】 本日は午後会議を開くはずでございましたけれども、小委員会を開く都合上、午後の会議は開かれませんから、さよう御了承おきを願います。  明日は本委員会に付託になつておりまする請願並びに陳情の件を審議いたしたいと考えます。なお二十二日及び二十四日に開かれます公聽会の公述人も明日は選定いたしたいと考えます。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時十三分散会

第3回国会 水産委員会 第9号(1948/11/20、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  本日は委員会に付託になりました請願並びに陳情を審査いたします。  まず日程第一、全國内水面魚族増殖対策に関する請願、文書表第二一号を議題とするのでありまするが、紹介議員がおりませんので、紹介議員の出席された分を審査いたすことにいたします。日程第四、函館市に漁港築設の請願、冨永格五郎君外二名紹介、第五三号を議題として審査に付します。冨永君。
【次の発言】 本請願に対する政府の所見をただします。
【次の発言】 本請願に対し、御質疑はありませんか。――御質疑はないと認めます。請願はその都度採択、不採択の決定をいたすのが順序かは存じませんが、請願の出席議員の御……

第3回国会 水産委員会 第10号(1948/11/25、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  水産業協同組合法案、水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、及び漁業権等臨時措置法案を一括して議題といたします。  この際各委員にお諮りいたします。ただいま申し述べました三法案は、法案の成立を急がなければならぬ関係がありますので、本日をもちまして一應質疑を終り、明日午後討論に入りましてこれをあげたいと考えますが、御意見はございませんか。
【次の発言】 御意見がないようでありますから、その通りとりはからいます。  前会に引続きただちに質疑を行います。鈴木善幸君。
【次の発言】 他の御質疑はございませんか。

第3回国会 水産委員会 第11号(1948/11/26、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  水産業協同組合法案、水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、及び漁業権等臨時措置法案を、一括して議題といたします。水各案に対する質疑は前会で終了いたしましたので、本日の討論に付します。討論の通告があります。通告順によつてこれを許します。川村善八郎君。
【次の発言】 次に藤原繁太郎君にお願いいたします。
【次の発言】 小松勇次君。
【次の発言】 先ほどの鈴木君の御意見中に、修正を意味する御意見をお述べのような関係がありましたが、あれは全部希望ということに取扱いたいと思いますが、御異議ございませんか。

第3回国会 水産委員会 第12号(1948/11/29、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 御異議ないようですから、さよう決定いたします。  次に日程第一一、漁区拡張に関する請願及び第一二、水産業対策に関する請願は、前会紹介議員の説明は済んだのでありまするが、政府の説明が留保になつておりまするので、両請願を議題として政府の説明を求めます。
【次の発言】 便宜紹介議員の御出席の案件を繰上げて審査に移りたいと考えますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようですから、その通りとりはからいます。  日程第二八、三瓶漁港修築に関する請願、井谷正吉君外八名紹介、文書表番号第二五七号、日程第四二、豊ノ浦漁港修築の請願、井谷正吉君外……


■ページ上部へ

第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 水産委員会 第1号(1948/12/04、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  第三國会において小委員会を設置いたしました金融対策、資材調査、魚價の対策、集荷配給機構等々に関する問題につきまして、今議会において改めて政府委員より政府の意見を聽取いたしたいと考えます。從いましてこの件について御質疑があれば御質疑をかわされまして、政府の意見を質したいと考えます。御異議ありませんか――御異議ないものと認めます。從いましてその通りとりはからいます。
【次の発言】 石原君の御意見はごもつともでありますが、議事を運びます上について、一應その問題について各委員から政府にお尋ねを願つて、しかる後に小委員会設置の必要ありと認定いたしました場合に、小……

第4回国会 水産委員会 第2号(1948/12/07、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  漁業法並びに漁業法施行法制定に関して政府より説明を聽取いたしたいと存じます。水産廳次長藤田君。
【次の発言】 次の別表一は数字にまたがつておる計算方法でございまするから、これを朗読することを省略いたします。
【次の発言】 この際お諮りいたしますが、農林大臣に対しまして鈴木善幸君より特に要求がありまして、質疑をいたしたいという通告があつたのでございます。農林大臣は予算総会に今から御出席の御都合があられるそうでありますから、説明の中途でありますけれども、一應藤田次長の説明を中断いたしまして、農林大臣に対する鈴木君の質問を許したいと思います。

第4回国会 水産委員会 第3号(1948/12/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  一昨日の会議に引続きまして、漁業法及び漁業法施行法制定に関しまして、政府より説明を聽取することにいたします。水産廳松元説明員。
【次の発言】 大体これをもちまして、漁業法並びに漁業法施行法の概略の政府の説明を終ることといたします。
【次の発言】 この際日程を追加いたしまして、本委員会に付託になりました請願を審査いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようですから、その通り決定いたします。  追加の日程第一、漁船保險対策に関する請願、文書表番号第八号を議題といたします。紹介議員馬越君の説明を求めます。

第4回国会 水産委員会 第4号(1948/12/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  本日は去る十日本委員会に付託になりました請願を審査いたします。  まず日程第一請戸漁港修築の請願、文書表第二十九号を議題といたします。紹介議員關正一君の説明を求めます。
【次の発言】 本請願に対する政府の所見をただしたいのでありますが、ふまじめなために政府から説明員出席がないのであります。從いまして政府の説明はあとにまわしたいと考えます。  本請願に対してほかに委員の方々で御質疑はございませんか――御質疑がないようでありますから政府の説明はあとに留保いたします。
【次の発言】 次に日程第二、伊豫大島船溜修築の請願、井谷正吉君外八名紹介、文書表第三七号を……

第4回国会 水産委員会 第5号(1948/12/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  本日は去る十二日本委員会に付託になりました請願を審査いたします。  まず日程第一白糠漁港拡張工事施行の請願、文書表第一二三号を議題といたしますが、紹介議員の伊藤郷一君の出席がないのであります。審議を進めてさしつかえありませんか。
【次の発言】 御異議ないようですから審議を進めることにいたします。本件に対して政府の所見をただします。
【次の発言】 本請願に対する御質問はございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 次に日程第二、燒尻漁港築設促進の請願、文書表第一二六号を議題といたすのでありますが、本件も同じく紹介議員の出席がな……

第4回国会 予算委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 委員長の御意見はごもつともと思います。それでこの際この追加予算案を議了するということは、私どもに課せられましたる重大な義務でありますので、各派の諸君の絶大なる御協力を願います。そして種々の御意見があられる方は、この委員会になるべく早くお示しを願うことにして、いずれにきまりましようとも、なるべく早い時期に追加予算案の終幕を告げたい、かように私は考えておるわけであります。從いまして委員長の意見に賛意を表するものであります。


西村久之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期-26期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院23期)

西村久之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期-26期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1947/11/17、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 公共土木費の五十二億餘の中に農林省關係の土木關係の豫算はどれくらい含まつておりますか。
【次の発言】 この五十二億餘の豫算は、六・三制が中間からはめられました關係上、當初御計畫になつておつた金高から見て、事實上相當支障を來すのではないかと存じますが、六・三制の二十七億を五十二億の中に挿入されました關係のために、農林關係の事業資金に支障を來すようなおそれはないでしようか。
【次の発言】 そういたしますと水害對策の費用も、いくらか影響を受けておるけれども、水害對策をやつていく上については、水害地に支障を來さないということに了解してよろしうございますか。そうなりますと、結局削減され……

第1回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○西村(久)委員 私は商工大臣の出席を願つて、商工大臣に御意見を伺うことを主體として、發言を要求しておつたのでありますけれども、大臣は關係方面にお越しでおいでにならないということでございますから、大臣に對する質疑は、大臣のお見えになる時期まで留保することにいたしまして、簡單に一、二お尋ねを申し上げたいと存じます。  本商工省關係に屬しますのが、はつきりいたしません。大體において所管は内閣所管になるのかとは存じますが、價格調整費といたしまして追加豫算に百五十八億の豫算が計上されておるのでございます。これは價格を調整するための主要物資の調整費に當るものだと存じますが、このうち商工省所管の物資である……


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 私は今年の改正税法によつて算出されましたる所得税九百二億という算出の方法がわかりませんので、この九百二億の出ました関係を、いま少しく詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今の抽象的のお言葉はわかるのでございますが、その事業年度のいろいろ関係を基礎にされたというその基礎の案配をどういうふうな比率で案配されておるのか、その内容がわからないのでございます。今お話になりました点は、大体におきまして先般印刷物をいただいておりますので、わかつておるのであります。ところがその内訳の内容がはつきりいたさないのでありまして、それを御質問申し上げておるわけでございます。


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 水産委員会公聴会 第1号(1948/11/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより水産委員会公聽会を開きます。  本委員会が水産業協同組合法案、水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、及び漁業権等臨時措置法案の三法律案の審査にあたりまして、本日及び明後二十四日の両日特に公聽会を開き、利害関係者、並びに学識経驗者等の公述人各位より御意見を聞くことにいたしましたゆえんは、申すまでもなく漁業生産力の発展、漁村の民主化、漁民の経済的及び社会的地位の向上は、日本の民主化、経済の再建の重要な一環をなすものであり、漁業制度の改革と新しい協同組合組織は、その最重要部門をなすものであり、全國漁民が重大関心を持つておる問題であるのみならず、從來漁業の……

第3回国会 水産委員会公聴会 第2号(1948/11/24、23期、民主自由党)【議会役職】

○西村委員長 これより水産委員会公聽会を開きます。一昨二十二日に引続き、水産業協同組合法案、水産業協同組合法の制定に伴う水産業団体の整理等に関する法律案及び漁業権等臨時措置法案について、公述人各位より御意見を聞くことにいたします。  公述人より御意見の発表をお願いいたしまするに先だち、委員長として委員会を代表して、公述人各位に申し上げます。三法案について本日ここに御発表くださる各位の多年にわたる経驗と研究とに基く忌憚なき御意見は、必ずや大衆の声として、本委員会における審査に一層の権威を加うるとともに、その万全を期せしめ、もつて國民の代表としてのわれわれの使命達成に貴重なる参考となることを確信い……


■ページ上部へ

第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、民主自由党)

○西村(久)委員 簡單にお尋ねいたします。先ほど前の議会に問題になりました軍事公債利拂いの問題の御意見が出たのでありますが、それは法律がないのでここに軍事公債の利子を拂つて行くという形になつておると思いますが、この点どういうふうな御見解で御反対を述べられたのか、その点を伺いたいと思います。



西村久之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期-26期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

西村久之[衆]在籍期 : |23期|-24期-26期
西村久之[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 23期在籍の他の議員はこちら→23期衆議院議員(五十音順) 23期衆議院議員(選挙区順) 23期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。