周東英雄 衆議院議員
24期国会発言一覧

周東英雄[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-27期-28期-29期-30期-31期
周東英雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは周東英雄衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

周東英雄[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-27期-28期-29期-30期-31期
第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第16号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○周東英雄君 私は、民主自由党を代表して、ただいま上程せられております森農林大臣不信任案に対し反対の意見を述べるものであります。(拍手)  森君は至誠の人でありまして、その経歴からいたしまして、農林漁業に対しては深い見識と熱意を持つている人であります。森君が国務大臣に就任以来傾けられた農政に対する意見というものは、実に当を得たものでありますが、ことに農林大臣に就任以来は、日夜苦境にある農村の復興に荒して努力を続けて来られたのであります。  しかしながら、農業復興に対しましては、何と申しましても、農業部門だけですべてが解決するものではないのであります。すべて政治、経済を一環といたしまして、その復……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 衆議院本会議 第5号(1950/07/17、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 私に対しては復興計画についてのお尋ねであります。まず前に出ておつた復興五箇年計画の成行きはどうなつたかということでございますが、これはまだ今日以上に不確定の條件が非常に多いものを前提として立てられておりますので、これはとらなかつたのであります。しかし、今日の事態におきまして、インフレは防止され、価格も、また賃金もやや安定の道に乗つた今日において、積極的にこの際は産業の復興計画を立てることが必要でありますし、先ほどもお話がありましたように、来々年から援助資金等もあるいは打切られるのではないかというときにおいて、自立経済に対して総合的に、まじめに、真の国家の将来に対する計……

第8回国会 衆議院本会議 第6号(1950/07/21、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 吉川君にお答えいたします。  肥料の問題が農家にとつて最も重大な問題であるという御意見に対しては同感であります。従つて、肥料公団の廃止後における肥料の価格について御心配の事柄はもつともであると思いますが、この点につきましては、あなた方のお考えは、どこまでも補給金をやつて、合理化せざる生産者をそのままに生かして行くということがいいというお考えであろうかと思いますが、私どもはそれに反対であります。むしろ今まで補給金のあるに甘えて合理化すべきことをしないがために価格の高いということも見のがしてはならぬ点でありますので、そういう問題につきまして積極的に考えなければならぬ時期に……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第4号(1950/11/25、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 水谷君にお答えいたします。自立経済達成に関する予算措置があるかというお尋ねであります。水谷君のお話のように、あるいは援助資金等が遠からずなくなる場合を予想して日本の自立経済達成に関する施策をとることが必要であるので、政府としてはそれに対しまして着着準備を進めておることは御承知の通りであります。しかして今度の予算の中においても、それに関しまして先ほど大蔵大臣からも申されましたように、たとえば輸出銀行の設置等に関する処置または預金部資金、見返り資金等の活用によつて設備の合理化、新設、改善に対する処置をとること等は、その予算の一部であります。しかして来年度予算には、さらに食……

第9回国会 衆議院本会議 第5号(1950/11/26、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 私にお尋ねの二、三点についてお答えいたします。  稻村君は、わが政府が農村について考えていないということの一つの設例として、統制撤廃をするということが農民に非常に迷惑になるようなことをおつしやいましたが、一体戰争前において統制のなかつたとき、しかして戰争が始まつて主食の統制が始まらんとしたときには、農民全体において統制反対であつたはずであります。従つて、本来の姿としては、農民に自由の作付を認め、その生産品について自由の販売を認めつつ、その間に価格調整の機能を政府が持つことが一つの本来の姿であります。その形に返るについて経過的に必要な処置をとることが必要であつて、その必……

第9回国会 衆議院本会議 第11号(1950/12/07、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えいたします。  米価審議会を法制化する意思はないか、また財政法第三條の規定によるような形にかえる意思はないかというお尋ねであります。ただいまのところ、さような考えを持つておりません。ただ私がこの際つけ加えておきたいことは、むしろ審議会の形式ではなくて、何とかして米価の算定方式を、各方面の経済学者または経験者を集めて確定いたしたい、こういう形において審議会等を持ちたいと今考究いたしております。  今年の問題にいたしましても、いろいろとお話がありましたが、それぞれの違つた立場において算定しましたものを審議会で御議論になつているが、これでは根本の意見が合わぬはずであり……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第5号(1951/01/26、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 本日第十回国会の再開にあたりまして日本経済に関する最近の諸情勢と政府の経済施策の大綱につきまして所信を朗らかにする機会を與えられましたことは、私の最も欣快とするところであります。  わが国経済が、昭和二十四年以来の経済安定諸施策の実施によりまして経済の安定と正常化に多大の成果を收め、さらに安定から自立に向つて堅実な歩みをたどつて参りましたことは、国民諸君とともに、まことに喜びにたえないところであります。しかるに、昨年六月の朝鮮動乱の勃発を契機といたしまして、世界各国は本格的に軍備拡充の方向に乘り出し、世界経済もまた大きく転換を見つつありまするが、これらの最近の国際情勢……

第10回国会 衆議院本会議 第6号(1951/01/27、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えをいたしますが、第一に日本経済と国際経済との結びつきについてどう考えるかといつて種々お尋ねがありましたが、私ども日本経済の自立ということを考える場合におきまして、その一つの支柱として貿易の振興を考えるということを申し上げたのであります。この貿易の振興ということは、当然国際経済に今後結びついて行くということを、はつきり申し上げておる次第であります。しかして、ただいま講和後においてブレトン・ウツズ協定、ハヴアナ憲章に基く国際関税協定等に入るか入らぬかということをお話でありますが、これはすべて完全独立いたした、講和成立後において当然考えらるべきことでありまして、勝間田……

第10回国会 衆議院本会議 第7号(1951/01/29、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えをいたします。  経済自立に関しての基本構想についてまずお尋ねがありました。ただいま政府において立てました一応の計画におきましては自立経済であります。どこまでも貿易において收支償わしめる方法をとり、しかして二十八年度において、輸入大体十五億程度、輸出十七億程度ということを目標といたし、これに対して必要なる生産指数の目標を昭和七――十一年の一四二%、また食糧については、大体二十八年度までに九百万石の増石をはかるように考えております。しかして、その当時における人口は大体八千八百万人を予定し、それに対する生活の水準は、昭和九――十一年の九〇%ということを一応の目標とい……

第10回国会 衆議院本会議 第11号(1951/02/10、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えいたします。  二月一日の米国農務省の発表ということを外電が伝えておりますが、これに関しましてはまだ公電を入手しておりません。総司令部等に対して、ただしておりますが、その方におきましても、今日までのところ、まだ確実な報告を入手いたしておらぬのであります。しかし、かりにこれが正確なものといたしましても、政府手持ちの小麦ということは、おそらくCCC、商品金融機構の手持ちの小麦をさしておると思いますが、今日まで二月中に積出しを予想されておる民間輸入のものは、このものに関係はございませんから、約十万トンは別に心配はございません。また援助資金によるところの九万トンの問題も……

第10回国会 衆議院本会議 第35号(1951/05/17、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えいたします。  日米経済協力という問題につきまして昨日マーカツト声明が出た、これを元にしてのお尋ねであります。しかしてお尋ねの要旨は、あの声明によると、協力の結果はインフレが高進し、民需が圧迫され、労働者が圧迫せられはしないかという御質問のようであります。そういう御心配はいらぬのでありまして、大体経済協力というものは、具体的にはまだデイテールに入つての話はありませんが、声明を通じてごらんになりましても、何も協力それ自体が軍需の仕事だけをやつて軍需インフレができるというものではなくて、あなたも内容をごらんになるとおわかりになりますように、むしろ東南アジア地区におけ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 衆議院本会議 第4号(1951/10/15、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官・賠償庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えします。講和條約成立後における日本経済の自立についてのお尋ねであります。  詳しくは委員会等において述べたいと思いまするが、これを要するに、戦後における、講和條約締結後における対外、対内各方面からする新しい経済負担の増加ということを内蔵しているわが国経済としては、これを克服しつつ自立経済を遂行するには相当骨が折れるとは思いまするが、過去六箇年間におけるわが国経済の復興の状況を顧みまするときに、私どもは決して悲観する必要はないと思います。しかしてその方法としては、何といたしましても貿易規模の拡大、生産の増強と国土の開発、インフレの回避、国民生活の安定ということを基……

第12回国会 衆議院本会議 第7号(1951/10/22、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官・賠償庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 荒木君にお答えいたします。  講和後の経済基本政策についてのお尋ねであり、それに関連して自由経済を基本として行く行き方でよいかというお尋ねであつたようであります。講和後におけるわが国経済の復興ということが非常に重大なものであることはお話の通りであるます。われわれもまた、講和後における賠償その他各般の負担の増加ということによつて、従来のごとくたやすい行き方で楽になるとは思いません。しかし、あくまでも今後における経済の基本というものは、輸出輸入、すなわち貿易規模の拡大と生産の増強、国土の開発、インフレの回避、国民生活の安定ということを目途としてすべての政策を強力に遂行して……

第12回国会 衆議院本会議 第10号(1951/10/30、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官・賠償庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 電力の問題についての非常な御心配から起る御質問に対しては、よく了承いたしました。政府といたしましては、本年度の電力危機に対処いたしましては、大体次のような方針のもとに強力に施策を進めつつあります。御承知のように、今年の電力危機の一つは、当初計画いたしておりましたよりも、生産の増強によつて九%ほどの需用がよけいにふえたことと、もう一つは、異常渇水による水力発電の二〇%ほどの減が大きな理由であります。この際におきまして、二〇%の渇水が今後続くものといたしまして、総体の不足量を火力発電によつて補うということも計画を進めておりますが、それにつきましては、大体石炭にいたしまして……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第6号(1952/01/23、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) 諸君、わが国は近く発効する平和條約の成立に伴い、国際経済に復帰し、自立国家としての名誉ある地位を確立いたし、世界の平和と共通の福祉の増進に積極的に寄與し得ることとなるのでありまするが、この機会におきまして、私は、日本経済に関する最近の諾情勢と政府の経済政策の大綱につきまして所信を明らかにいたしたいと存ずるのであります。(拍手)  まず日本経済に関する最近の諸情勢について申し述べますれば、わが国経済は、一昨年の六月朝鮮動乱の勃発を契機といたしまして、生産の上昇、貿易規模の拡大等、産業活動の著しい進展を示したのでありますが、昨年四月ごろから、国際市況の影響もありまして、経……

第13回国会 衆議院本会議 第7号(1952/01/25、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えいたします。  まず備蓄輸入に関する問題につきましては、ただいま大蔵大臣からお話をいたしましたように、大体の跡始末はできておりますが、私が一つ苫米地さんに申し上げたいことは、他を責むることだけでなくて、この備蓄輸入の奨励につきましては民間の要望もあり、当時の事情として、従来の輸入に関する許可制度に非常にきゆうくつな面があるので、大きく先物契約を認め、金額についても相当大きいことを望むという立場において自動許可制を認めたことは、御承知の通りであります。その間におきましては、おのずから輸入業者の間におきましても、輸入をいたすについては、日本における需要の限度を見通し……

第13回国会 衆議院本会議 第8号(1952/01/26、24期、自由党)【政府役職:経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(周東英雄君) お答えいたします。  東南アジア開発に関しては、日本は金も何もないから技術だけかというお尋ねであります。これは一昨々日の施政方針にも申し上げましたように、日本といたしましては、技術、また輸出銀行を通しまして、資金あるいはプラント輸出等による器具機械等によりましても援助を考えておる次第であります、同時に、東南アジア開発ということは、日米経済協力を通じつつ、その方面からの資金資材等の援助も受けつつ開発をいたし、日本の経済復興に資したいと考えております。  なお、国民所得について何か作意的に増加したような御質問でありますが、ただいま大蔵大臣からも申しましたように、これは今日……

周東英雄[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-27期-28期-29期-30期-31期

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委員会発言一覧(衆議院24期)

周東英雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第26号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○周東英雄君 ちよつと私から説明をいたします。小野田港、小野田両駅間の電化についての請願であります。詳しいことは請願文書にありますが、御承知の通り小野田市と宇部市というものをつなぐ線路であります。これは旧宇部西線と小野田線とを一緒にして今の省線になつておるわけであります。実は小野田市と宇部市との間に大工業会社が十以上ございまして、非常な工業地帶であることは御承知の通りであります。從つてその間における乘降客並びに貨物の輸送量が莫大に上つておることは御承知の通りであります。しかるところ、昭和十八年に合併して省線になつたのでありますが、実は今日は、その当時と同じように宇部西線であつた方面は電車であり……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 経済安定委員会 第2号(1950/07/18、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 まず最初に、このたび私経済安定本部長官を拝命いたしましたので、今後ともよろしくお願いいたします。  きようはいろいろこの前安本から発表いたしましたいわゆる経済白書なるものについての御説明を求められておりますので、後ほど係の方から、できるだけ簡明直截に御説明を申し上げたいと思います。これはかなりの労作でありますが、とにかく今までと違つてありのままを、主観を交えずに、客観的にこれを取扱つて、現在の経済状態をそのまま表わしてあるものでありますので、いろいろ御批判を伺いまして、今後の経済復興等の計画を立てるにつきましての参考にいたしたいと思いますから、忌憚なき御意見を伺いたいと思います……

第8回国会 経済安定委員会 第6号(1950/07/29、24期、自由党)【政府役職】

○周東國務大臣 お話の点ごもつともですが、これは今までは第一の政策としてインフレを防止するということが一つの大前提となつておつて、その面に向つて財政金融政策がとられて来て大体今日の成果をあげて来たことは御承知の通りであります。そこで今後どうするかということになると、結局次の段階としては、産業が積極的に興るように、生産が増強するような面に向つて積極的に動かなければならぬときでありますし、従つて財政金融政策も、おのずからその面に向つて発展して行くことと考えます。但し御質問のように、こげついても貸せとおつしやる。しかし政府の金融政策も慈善事業ではないので、これはやはり現実に見込みのあるものでなければ……

第8回国会 建設委員会 第2号(1950/07/19、24期、自由党)【政府役職】

○周東國務大臣 ただいまのお尋ねにお答えいたします。非常に仮説をもつてお尋ねのようでありますが、仮説じやなくしてこれはそういうことをお聞きになつてのお尋ねと拝承いたします。災害に対して従来の比率がこうであるからという、比率によつてわけること自体が形式論であると私は思います。私は客観的に見まして、その場合における復旧の急を要するもの、実質的に必要なものについて考えて行つたらよかろう、こう考えておるのでありまして、漫然と従来の河川なりその他のものと比率がこうであるから、あとから起る災害のものにつきましても、常にその比率でわけるということで進むことは、かえつて間違いじやないかと思います。しかし具体的……

第8回国会 建設委員会 第12号(1950/09/02、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 淺利さんの御質問にお答えしますが、まだ全体的にも予算がきまつておりませんことを前提としてのお尋ねでまことに恐縮であります。私どもは今日の日本の現状からいたしまして、どうしても国土が水災害によつて消耗、減損されることを防ぐことが、一番資本の蓄積を要求し、また蓄積された資本の破壊されることを防ぐことから行きましても、必要だという立場に立つて、総額の費用の増額を要求し、相談しておる最中であります。まずもつてわれわれは総額がふえなければ、今のようなお話があつても、きまらぬ前からあつちにもくれ、こつちにもくれといういろいろなお尋ねは、まことにごもつともでありますが、恐縮いたす次第でありま……

第8回国会 建設委員会 第15号(1950/10/19、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お話の点でありますが、これは結局予算との振合いになると思います。今政府としましては、でき得る限り総合的な計画を地域的にも立てて行くことがよろしかろうという形で、いろいろ計画しておりますが、予算総額の関係でなかなか十分なことはいたしかねます。しかし大体に予算の総額はきまつております。これにもし国土総合開発審議会の意見がきまつてからそれを参考にして、そのあんばいをすることはできると思いますが、しかし総額はきまつておりますから、多くを期待できないと思います。
【次の発言】 お話のように、国土総合開発計画ということは、今までもかなり計画、研究されておつたことは事実でありますが、具体的に……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第4号(1950/07/31、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。御趣旨にありましたように、災害というものが予算の範囲内で起つてくれれば、非常に都合がよいのでありますけれども、そういうことはないのであります。むしろ出て来た災害に対して、できるだけ早くこれに対して処置をするということが当然必要であろうと思います。今お話がありましたが、別に安定本部で小さく削るとか何とかいうことを考えておるのではなくて、大体予備費に対して相当額出すことが適当だと思うが、それについては、あまりありがたくない話だが、秋等における災害に対して、従来の例から言うと、特にそういう場合においての補正予算の見込みが立つか立たぬか、そういう場合やる意思があるか……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1950/09/07、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。ただいまのお話はまつたく同感であります。今日の日本の状態は、積極的に資本の蓄積をなすことの必要なときに到達しております。いわんや蓄積されておる過去の資本、国土が減損破壊されて行くことを未然に防止する施設こそ急務中の急務と考えるのであります。従つて私どもは、ただいま予算編成に当つて、その観点から予算の相当大幅な増額を計画しておるのでありまして、目下財政当局と折衝中であります。その中におきまして、お話のように河川については河川の上流、渓流砂防、今日かく荒れておる、山の濫伐されておる状況、従つてそれから起る渓流の土砂を流しておる状況、この荒れておる状況に対して段階……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1950/10/19、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ただいまのお話でありますが、キジア、ジエーン台風による被害に対しては、政府としては重大な関心を持つて現地に調査団を派遣し、また各地方の要求等を見まして、今せつかくどの方面に何億ということについての計画も立てつつあるわけであります。いろいろ出席の要求があつたのに来なかつたというお話でありますが、各大臣それぞれ理由があつたと思います。私は先日の台風については、関係方面に具体的に予算の問題で折衝いたしておるのでありまして、その点は御了承を願いたいと思います。
【次の発言】 お答えしますが、ただいまの御質問は多少何か誤解があるのではないかと思います。政府の予備金というものは五十億残つて……

第8回国会 水産委員会 第4号(1950/07/19、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お話の点につきましては、ただいま申されたごとく、漁港に対する全額国庫負担をするかせぬか、いろいろ議論をやつている間に、予算だけは先に組まれてしまつた。あとで漁港に対して同様に全額国庫負担にするということにきまつたので、その間に多少予算的に盛るべき金額にずれがあつた。しかし趣旨として全額国庫負担をなすべしときめてある以上は、私どもの方においても、これに対して応ずる処置をとるつもりであります。大体大蔵省とも相談をいたしまして、下期に至つて、不足額について他の災害復旧費から相当額を支出するように処置するつもりでおりますから、御了承を願いたいと思います。

第8回国会 農林委員会 第10号(1950/07/31、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ただいまの御質問の要旨はまことに同感であります。かねがねわが党としても、政府としても考えておることは、食糧の自給態勢を高める上において、單に米麦かんしよ、ばれいしよ等の澱粉質食糧に依存した形のみをとることが、農家に対する非常な負担になるということを考えなくちやならぬ。そこに今お話のように、大きく畜産を取入れつつ、そうして総合的立場に立つて食糧自給態勢をとるということは、最も私どもの希望するところであります。ただその間におきまして、立案にあたつて大動物、小家畜、あるいは養鶏等をいかにあんばいするかということは、單価面積によつて養い得る 人間の数量ということを考えて、そうしてそれに……

第8回国会 予算委員会 第2号(1950/07/26、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 橋本さん御存じのように、日本の国民経済の安定を阻害し、産業の発展を妨げておつた一番大きな原因の一つであるインフレの收束ということは、幸いにして過去一年間の強力な施策によつて一応目的を達したのであります。そこで当然来るべき問題としては、今後は積極的に生産の増強をし、積極的に産業の振興、復興をはかるべく、それらに対する総合的立場に立つて計画を立てることが必要になつて来たのであります。またその面に向つて財政金融政策が発展して行くことを私も考えております。ところが同時に考えられることは、ただいま大蔵大臣からも申しましたように、普通の形に行けば、在来の多額の援助資金がなくなるということに……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 農林委員会 第3号(1950/12/02、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。一番最初の米の消費者価格の決定をなすに際して、でき得る限りこれを下げるためには、中間経費を十分検討して、むだを省いてもらいたいという御議論には根本的に賛成であります。今度は、特に私どもは経済調査庁の手を煩わして、詳しく調査いたしました結果が大体出て参つておりまするし、適当な機会にはこれをお示ししてもいいと思つております。その内容一つ一つ??倉庫倉敷料、金利、いろいろな点で十分下げ得るものについては、できるだけ合理的な線によつて決定をする。今お示しの日通の運賃の問題にしても、すでに研究の対象になつておることを申し添えておきます。なお農業倉庫について虐待しておる……

第9回国会 農林委員会 第8号(1950/12/08、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 私農林大臣にかわつてお答えします。政府は書面で回答するのだろうと思つておりましたところが、ちよつとかわつておりました。政府の方に来たものは書面で回答せいというのではなくて、むしろ農林委員会において口頭で説明するようにということであつたのです。書面の回答はできておつたようですが、それを御必要ならばいつでも差上げる準備はできております。
【次の発言】 書面の答弁が行き違いで口頭になつたというお話、これは恐縮でありますが、明らかに私どもは書面でなくして、みずから出て来て説明せいというお話であつたので、この点はよろしく御了承願いたいと思います。今の点についていろいろ御指摘でありましたが……

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 大体におきましては昨年よりもふえる見込みでありますが、三兆八千億余でありましたか、詳しい数字は覚えておりませんが、もう一度調べて申し上げます。
【次の発言】 大体生産力につきましては、最近におきまして、昭和七年を一〇〇といたしまして工業生産力におきましては、十月ごろにおきまして、約九七%余に上昇しております。それから農業生産におきましては、同様に約一〇〇%近くなつておりますが、これらにつきましては今の一時的な現象もございますので、今後の生産力増強につきまして愼重に今後も続行するように努力しております。この主たる目標はあくまでも輸入の増強がどこまで行くかということが、今後における……

第9回国会 予算委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 新聞でごらんになつたというお話でありますが、私新聞のことを存じておりません。国民所得につきましては、昨日申し上げましたよう目下いろいろな点から検討をいたしておるのでありまして、大体は三兆二千億前後におちつくのではなかろうかと考えておる次第であります。
【次の発言】 国民所得は物価の上昇並びにそれによる国民所得の増加、賃金の状況とそれから生産上昇率等を勘案しまして決定するのでありますが、こまかい見積り計算等につきましては、必要があれば別の機会に係の方から説明いたさせます。
【次の発言】 お話の通り、これにつきましては、国民所得の計算をなすについて特に專門家も集め、しこうして先ほど……

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/11/30、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えを申します。今お話のように、日本の独立ということの要求の裏には、経済的の自立を要するということは同感であります。しかもこの自立に対しまして、従来得ておつたところの対日援助貸金なるものは、普通の形に行けば来々年これがはずされるやに聞いておりますので、政府としてはあらかじめその場に備えつつ、一応自立し得るように、二十八年を目途として、自立経済審議会等において計画を検討中であります。しかしお話のように急速にやれとおつしやつても、七十年来積み上げた資本が数年の戰争によつて根底から破壊消滅したので、なかなか困難であるということは中曽根君もお認めだと思います。ただ私どもとしては、二十……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 自立経済の問題については、今日一番重大な問題でありまして、今お話のように、私どもの方では、大体において一応来々年あたりに援助資金が打切られるということが、今までの考え方であり、そういう事柄でありますので、その場合において、打切られた後において、今お話のように私が申し上げたのですが、生活水準の一定の限度、すなわち戰前の七――十一年の当時に比べて、九〇%くらいは維持しつつ、国際収支のバランスを合せて行く。それを目標に生産をマツチさせて増強して行く。それに沿うように必要な電力資源の開発なり、原材料の輸入を目途としているということをお話したのであります。お話のように国際情勢の変化によつ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 外務委員会 第9号(1951/03/14、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。新聞紙はいろいろ書いておりますが、まだ正式に向うの政府から日本の政府に対して何ら具体的な指示もなければ、話合いもしておりません。
【次の発言】 まだ進めておりません。
【次の発言】 いろいろ個人的な意見等がアメリカの方でも外電で伝えられておりますが、おそらくアメリカ本国においても、まだしつかりとまとまつた意見はできておらないと私は考えるのであります。従つて私どもの方は、もちろんそういうことを受けておりませんし、またそういう仮設でのお話でありますけれども、現実に何らそういう関係に来ておりませんから、私どもはそのうちに何らかの必要が起つての話でもあれば、そのときに……

第10回国会 経済安定委員会 第5号(1951/02/07、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 講和條約の締結は、おそくとも本年内にはできる見通しのもとに、すべての会談が進められておるようでありますが、講和條約が早く結ばれて、政治的な独立ができることは国民のひとしく望んでおるところである。ぜひこれはやらなければならないのですが、しかし国の独立というものは、他国のごやつかいにならないで経済の自立ができるという裏づけがなければ、実質、形式ともに国の真の自立はない、こういう建前をとつておるのであります。従つて政府におきましてはそういう意味合いにおいて、経済の自立をするについての総合計画を立て、一日も早く経済の自立をはかり、経済的に見ての日本の信用を高めることによつて、講和締結後……

第10回国会 経済安定委員会 第7号(1951/02/16、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 国際間における物資の割当輸出というようなことが起り得るのではなかろうかというお話でありますが、この点は私どももさように考えます。これは今までの本会議または委員会でもたびたびお話をしていることであり、そういうことが起ることは予想しておりますが、その際におきましても、日本に対し必要なる限度の原材料の輸入はぜひやつてもらうように、すでに関係方面と品目別に交渉を進めておるわけであります。
【次の発言】 この間、アメリカが政府手持ちのものを輸出禁止をしたから、すぐに影響があるのではないかというような足鹿君の質問がありましたが、それにお答えしたように、今後いろいろの情勢が起きて参ると思いま……

第10回国会 経済安定委員会 第15号(1951/03/19、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 臨時物資需給調整法の改正につきまして、熱心に御審議をいただきまして、合日委員会を通過させてい介だきましたことにつきましては感謝する次第であります。審議の過程において出ました御意見等につきましては、これが運用にあたりまして十分に考慮に入れまして、万全を期したいと考えております。一言お礼を申し上げます。  なおこの際申し上げておきたいことは、かねがね政府は、国民生活に関係の深い食糧事情の改善について努めて参りましたし、今後におきましても、いろいろ経済の情勢の変化がありましても、国民生活の維持安定に対し、食糧、衣料について量的の確保並びに価格等については、あらゆる施策をいたしまして万……

第10回国会 経済安定委員会 第20号(1951/05/18、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ただいま委員長からのお話でありますが、マーカツト少将の声明書の内容はすでに新聞に発表されておりますので、それを繰返して御説明する必要もなかろうかと思います。従つて大要は大部分それで御承知を願いたいと思います。昨日マーケット少将に呼ばれて会いまして、お話をしたのですが、大体同じようなことであります。マーカツト少将以下随員の方がアメリカへ帰られて、三週間にわたつて各方面を視察され、そして日本との将来起ることあるべき協力問題についていろいろ話されたようでありますが、その点につきましては、従来とかく日米協力の内容等について誤解があつたというようなことがすべてはつきりし、氷解した、との点……

第10回国会 経済安定委員会 第22号(1951/05/25、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 従来研究されております十三地区ですか、十四地区の問題につきましては、まだ関係府県において資料の出そろわないものもあるようでありますが、これも大体八月ごろには出そろうと思いますから、そのときにおいては御趣旨に沿うように指定ができると考えております。
【次の発言】 権限が安本、建設にわかれておるから支障があるということは感じません。片方は一般的に計画を推進するのでありまして、片方は各省別の立場に立つて受持つて立てられた計画に従つて実行して行くという形になつておりますから、これは支障はあるまいと私は思います。問題は日本の財政問題であると私は思います。まま子、連れ子、ほんとうの子と言わ……

第10回国会 建設委員会 第1号(1950/12/12、24期、自由党)【政府役職】

○周東國務大臣 細目の各省別、事項別の割当はまだきまつておりません。きようも関係大臣と会つた結果いろいろ相談はしておりますが、今お手元に何かあるそうですが、私は聞いてはおらぬのですが、とにかくさつき申し上げたような趣旨で配分関係を相談しております。かなり大きな変化があり、見返り資金というものが一応とられた形においてのやり方については、各地方とも同じような憂えを持つ。その間においていろいろと苦心しておりますが、まだ数字はきまつておりません。
【次の発言】 増田さんは北海道開発の長官だから言いにくいかもしれませんから私がかわつて……。今のお話はごもつともであります。かりに全体的な減額が起つたとすれ……

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/02/22、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ねらいはみんなよくわかつておると思います。今増田君から答えました通り、一例を上げて申しますと、地方負担のことも考えつつ、平均三分の二でやれば、これは事業量は大体減らぬようでありますが、それを地方負担を考えてスライド制をとつたということになれば、それだけよけい費用がかかることは当然であります。それをたこの足のようにお互いの中で食うか食わぬかということが問題であります。これは今すぐと申しませんが、何とかたこの足を食わないで出すような方法を今研究しております。その一事をもちまして、事業の量を減らさぬように、かつまた今日における物価の動向等も考えて、でき得る限り災害の復旧等につきまして……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/18、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ただいま小笠原さんの御質問の点はまことにごもつともであります。肥料の問題については、私どもも非常に心配をいたしておるのであります。ただ先般硫安の製造業者に集まつていただいて、今年の肥料の輸出問題に関連して、現在の需給推算から考えて、七万一千トンでありますので、法律的に、有権的にこれを押える方法のないことは、お話の通りであります。これは自由経済にいたしました結果当然でありますが、しかしそこにはおのずから私は道義があろうと思うのであります。極力業者の協力を求めたゆえんもその点であります。わが党の主張する価格統制をはずすということは、特定の業者にめちやくちやにもうけさせることを目的と……

第10回国会 予算委員会 第3号(1951/01/31、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。前に経済五箇年計画を立てておつたが、それを御破算にして新たに自立三箇年計画を立てたのは、どういう理由かというお尋ねであります。この前に立てられておつた案によりますると、当時の情勢といたしまして、あのフアクターには不確定要素がまだ非常にたくさんありますので、あの内容についてもさらに検討を要することでありましたので、一応これをとらなかつたのでありますが、その後だんだんと日本経済の安定が実現されて、これから積極的に復興への道に入ろうとする段階に入りまして、やや、いろいろな情勢が確定的に見られる分も相当ふえましたし、一面日本の終戰後における経済を助けておつたアメリカ……

第10回国会 予算委員会 第6号(1951/02/03、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。輸入の関係が昨年四月を契機として五、六、七、八月ぐらいまで少し減じましたことはお話の通りであります。しかしその後におきましては、九、十、十一、十二とまたずつとしり上りになりまして、十二月はまだ最後の集計には至りませんが、円での通貨にいたしましたものを略算いたしますと、約一億二千万ドルになります。十一月には約九千万ドルという形に伸びて来ております。ことしの二十五年度の目標十一億ドルはおそらく越えるのではないかという形に考えております。
【次の発言】 そうです。従つて今後の処置であります。私どももお話の通り、今の状態といたして、国際情勢のもとに、外国だけが買いあさ……

第10回国会 予算委員会 第7号(1951/02/05、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 現下の国際情勢下においての食糧問題についての御心配はまことに敬意を表します。しかしただいまのお話の中に、多少時期的の誤りがありますからこれを修正しておきます。あなたは本年度十二月まで八十万トンしか入らないということでありますが、政府としての計画は四月から三月までの年度についての計画であり、これに対しまして、一応修正いたしました輸入計画は三百十万トンでありまして、しこうして四月から十二月までにおいては、すでに百七十万トン、米、麦、大麦合せて入つておることを、はつきり申し上げておきます。しこうして一―三月の見込みに対しまして、いろいろ船の問題なり、市場における関係もありまして、非常……

第10回国会 予算委員会 第8号(1951/02/06、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。お話の点はごもつともであります。経済が復活して、商工業関係が殷盛になる場合において、常にいためられるのが農村であります。それにつきましては、今後の情勢に即して、できる限り農業経営、農村の生活に必要なる外から入る物資の生産を増強して、数量を増加して、これが価格の安定をはかることが一つの問題であります。  同時に常に遅れがちの農村における生産性の高揚ということが一番重点であると思います。決して農家というものは、物の価格、農産物価格の上昇のみ願うものでなく、單位生産量というものを高める。いわゆる生産性を高めることによつて収入を得せしめるということが必要でありますので……

第10回国会 予算委員会 第9号(1951/02/07、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。御意見にありますように、講和條約が締結されれば、そのこと自体で日本の経済がよくなつて、国民生活が安定するというわけのものではないのであります。その点につきましては、政府は一致してさように考えております。それであればこそ、たとい政治上の独立を得る講和條約の締結があつても、真の独立というものは、経済の自立なくしては、ならないのだ、その意味におきまして、従来外国の援助、ことにアメリカの援助によつて、わずかに今日まで、敗戰後五箇年の経済生活を進めて来たのでありますが、そのことも一応今の形で進めば、来々年にはなくなるわけであります。そういう場合において、われわれは講和の……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/08、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。政府としては朝鮮動乱の見通しは、そう簡単に片づくものと考えてはおらなかつたのであります。ある程度、これは情勢からいつて長引くかもしれぬ。ことに朝鮮における具体的な問題がかりに片づいたとしても、朝鮮の動乱後における経済復興の問題もありましようし、またこれを動機とする世界全体の軍備拡張熱というか、競争は相当続くものと考えて案を立てたのであります。
【次の発言】 物価の将来に対しての御心配については、ごもつともなところであります。この点ただいまどのくらい上るかという見通しを話せというお話でありますが、これはむずかしいと思います。私ども決して物価の将来については楽観……

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/02/24、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 肥料の問題は最も大事なものでありまして、農業生産に及ぼす影響が大でありますから、これは御趣旨に沿うように積極的に考慮をして研究いたしております。ただ今日の事態からいたしまして、どういうふうになつて行くかということはわかりません。もう少し推移を見て来年度において善処する意味において今研究いたしておりますから御了承を願います。
【次の発言】 お話の通り補給金というのは、原則としてはずして行くという方針にかわりはなかつたのであります。しかし今日における国際情勢その他の変化というものは非常なものであります。むしろその変化に処して――非常に燐鉱石等が値上りがして、肥料に関する価格が暴騰す……

第10回国会 予算委員会 第21号(1951/02/25、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 御質問の経過がどうなつておるか知りませんが、一応一九五のパリテイはことしの秋の米ができ上つた場合において、物価の上昇率を考えて、そのくらいの程度に行くだろうということが基礎になつております。昨年産米を買い上げた場合におけるパリテイ指数は、たしか一八二でありました。もしこれが上昇の関係において非常にかわりますれば、バツク・ペイの問題も起りますが、一応ことしの秋を見て、一九五ぐらいの程度となる、そのときのことを考えて織り込んで六千幾らときめておりますから、それ以上に上つた場合において、初めてそれ以上のバツク・ペイの問題が起る、こういう考えであります。

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/05/23、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お尋ねにお答えいたします。御意見の通り日本の今後の進むべき道として、貿易によつて日本の経済の自立ということをはからなければならぬことは申すまでもないのでありまするが、それに関連いたしまして、御指摘のように日本の製品の価格が、国際価格よりも高過ぎるということであつては、とうていこの目的を達しないのでありまするので、この間のマーカツト声明にもありまするように、今後の日本としてでき得る限り努力して、価格の騰貴を防いで行かなければ物が売れないぞということがありましたが、その意味において、ただいまの御指摘のように、やるべきことの一つの問題として、企業の合理化ということの必要なことは申すま……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務委員会 第9号(1951/11/16、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 供出米についてはどこまでも話合いによつて出していただくということで進みたい、こういう意味で申し上げたのであります。
【次の発言】 私は大体今日の事態としてよく県知事が町村長と話合いをつけて、現在の災害等によつて実収が減ずるという場合においては、あの申合せにありますように、それぞれ減額補正をすることも認めておりますが、そう私は昔のように力ずくで取上げるというような形を今想定いたしておりません。

第12回国会 経済安定委員会 第3号(1951/10/31、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 どういう資料を配つたか私存じませんが、おそらくこれは経済自立計画の重要な部門としての食糧需給計画の一端ではないかと思つております。
【次の発言】 この間お配りした資料は今手元に参りましたが、これによりますと、これは今度二十六年産米の供出割当の数量をきめる前提としての、需給推算の一部であるそうです。
【次の発言】 大体そうです。統制を撤廃する場合におきましても、統制を撤廃しない場合においても、今日の事態におきまして内地における食糧の生産それ自体の数量では、全部まかない得ないことは竹山君御存じの通りであります。従つて必要なる輸入食糧の数量は常にいるわけであります。幸い最近における食……

第12回国会 建設委員会 第5号(1951/11/17、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お尋ねの第一点でありますが、これは私どもも御承知のように去年は減税か公共事業かという議論をやつた一人でありますくらいに、希望としては災害復旧を早くやるということについては同感であります。しかし実際上の処置になりますと、初年度三、次年度五、あと二という形になりますと、あなたの今お示しになりましたこの災害復旧及び他の公共事業を合せただけでも二十億を加えなければならぬというかつこうになつて、そのことが来年度の予算にあとを引いて事実言うべくして不可能なことを組んでもかえつて申訳ないので、出すく言つて出さないようなことになつては困る。こういうことで非常に苦慮しております。今までの経過とい……

第12回国会 建設委員会 第7号(1951/11/28、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 今建設省の局長から御答弁になりましたように、私どもも、過去の災害が原因をしておるとはいえ、少し性質が違うものでありますから、根本的に沈下の度合い等もきわめ、これに対する改良復旧工事をすることが必要であるという結論に到達しておるわけであります。それでありますから、今申しましたように、災害であるからどうしても出せという、その御要求を待つていただいて補正予算で組みかえをして、むしろ地盤沈下に対する改良復旧をやるという一つの現われが今度の組みかえになつたむしろ災害復旧ではない、別の行き方で行くということであつて、もしも従来通りの災害であるならば、災害費を組んであるから黙つて出せるわけで……

第12回国会 農林委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 議会に対する答弁では、無責任な答弁はいたしておらぬつもりであります。しかし今お話のような、抽象的に何でもかんでも答弁に対して責任を負うかということについては、おのずから考慮があろうと思います。もとより政府の行う、また行わんとする仕事につきましては、あくまでもこれをやり遂げて行きたいというつもりで、いろいろの施策について御答弁申し上げておるはずであります。しかしその事柄以後においての事情の変化ということに対しては、おのずからお考え願わなければならぬと思うのでありまして、同じ條件のもとにおいてあるならば、そのものについては、御答弁を申し上げた通りに実行せられるように責任を持つのが当……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。今度の講和條約における賠償に、ついては、誠意をもつて日本政府は被害を受けた国について考慮いたすことはもちろんでありますが、しかしあくまでも日本の経済の自立並びに国民生活の水準を破壊するがごとき形のものであつてはならぬし、またそういう趣旨を講和條約もうたつていると思うのであります。どこまで今後きまるべき問題でありますが、生活水準の維持と経済自立の線は守る範囲で話合いを進めて行きたいと思つております。  それから内容といたしまして、役務賠償に限るかというお話でありますが、大体その通りであります。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号(1951/10/20、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。賠償の支払いにつきましては、條約の命ずるところによつて、被賠償国に対する善隣友好の関係を確立する上からも、誠意をもつて支払うということの必要があることはもちろんであります。しかし條約にも書いてありますように、この支払いの限度というものは、あくまでも日本経済の存立可能な限度ということ、そのことは同時に国民生活の水準を維持して行くに足ることでなければならぬのであります。その線に沿うて賠償の範囲、額、その支払いの方法というものは今後の折衝によつてきまるのであります。しかしそのきめる場合には、ただいまの限度を維持して、相談してきめられると思うのであります。従つて今日た……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/10/31、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えしますが、輸入計画なるものは、一米穀年度を通じて内地生産の米麦幾ら、それからそれに対して不足する食糧の輸入は幾ら、こういうふうに立てていることは従来とちつともかわつておりません。最近における各年度における輸入数量は、あなたも資料によつて御承知だと思いますが、大体二百七、八十万から三百万トン前後が入つております。しこうして二十六年度における需給の計画に基いての輸入食糧というものは、数量は三百二十万トンというものが大体実行される形になつております。今日までの輸入されておる数量の総計から見まして、これはちつとも狂つておりません。そこで今後の統制撤廃という基本方針に基く経過的措置……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/01、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。早川さんの御意見でありますが、わが政府におきましては、決して自由放任主義というような形で進めてはおりませんので、基本的にいえば、各企業の自主性というものを尊重するということが建前であります。しかもそのことによつて、過去二三箇年間における日本の経済の復興の目ざましい跡を見得るのであります。私は本会議でも申し上げましように、抽象的議論でなくして、事実をもつて証明しておるのであつて、個人企業それ自体の自由を尊重するということが、いかに経済の復興を増進したかということを示して余りあるものと思います。しかし今後の問題についてどうなるか。基本的原則はあくまでやはりそこに……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/02、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。最近における電源開発に対する計画を詳細に新聞紙上でごらんになつたというお話でありますが、その事柄についてはまだ政府部内においても検討中でありまして、最後決定したものではありません。大体の線はそういう形でありますが、新聞にはまだ発表もいたしておりませんので、この点をまず御承知を願つておきたいと思います。  次に、なるほど日本の未稼働の工場なり、労働の余力というものをフルに活用し得るように原材料の確保ができれば、今お話のように一九〇前後に生産を高めろ可能性はある。その間において問題は、電力、石炭、原材料の確保いかんということになるわけでありますが、実行し得る予想……

第12回国会 予算委員会 第13号(1951/11/05、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 その前に、今の輸入外貨の問題について、あなたの誤りをひとつ正しておかなければいかぬ。もう少し真剣に議論されれば私も真剣に答えますが、物事を悪く悪く考えるということは、私はとらないのであります。今あなたは去年の一―三、四―六の問題を御指摘になつた。七―九以後において外貨割当が非常に急激に増加したことは、故意に高く買わせたのだろうというようなお考えでありますが、私は、それは少しひど過ぎると思う。もう少し御勉強になつて、一―三、四―六における日本の輸入外貨の割当というものが、どういうふうになつていたかということをよくごらんにならなければならぬ。その当時までは各四半期ごとにおける輸出に……

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/06、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 三十六億の中の二十億は、議会で通過いたしました積雪寒冷地帶の対策としての土地改良費であります。その他には砂防とか灌漑も入つておりますが、大体温暖地におきましては小規模の土地改良というものができる、そういう部分を考えて額がきめてあります。
【次の発言】 お話の点ごもつともでありますが、大体二十六年度において予想し得る土地改良の経費は、すでに予算としてきまつております。追加予算、補正予算というものは、御承知の通り事後に起つた予想されざる事柄に対しての補正ということが、財政法上当然の建前じやないかと思います。従いまして、これまでの議会を通りました積雪寒冷地帶における対策としての問題は……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定委員会 第8号(1952/02/19、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ポンド過剰対策につきましてかねがね考えておつたことは、でき得る限りドル圏に対する輸出を増加し、ポンド圏からの輸入をふやすことをもつてまず第一義として考え、輸出等に関しましては積極的に制限をするというような措置に出ることは、かえつて輸出産業等に従事しておるものに対する影響もあります。ポンド地域への輸出を制限して、それだけのものがすぐにドル圏へ出るということになればよろしいですけれども、そこらに多少いろいろな問題がありますので、まずこの点については従来は見送る方法をとつておりました。しかし最近における情勢は、ポンド地域におけるポンド安の影響を受けて、同地域における価格の高いというこ……

第13回国会 経済安定委員会 第12号(1952/03/20、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 笹山さんの御質問はごもつともな点でありますが、先ほどから政府委員がお答えいたしましたように、国内的に見れば、大体各種の物品につきましては、需給の現状から見て統制が必要のないような形になつておりますので、それをはずすことが原則になつております。従つて今後起るべき事態で、何を統制し、何を使用制限するかということは、先ほど御指摘のありましたように、あくまでも国会の審議権を尊重しつつ、具体的に需給に非常なアンバランスが生ずるという場合に、それを別個の法規によつてやつて行くことが適当である、こういうことに考えたわけであります。従つて現在の状況から見て、今度の法律でははつきりしておる市価、……

第13回国会 経済安定委員会 第16号(1952/04/16、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ただいま議題となりました国土統合開発法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  講和條約の締結後におきまして、わが国の経済自立を達成するためには、電源開発、食糧増産、未利用林の開発及び災害防除対策の確立等の国土総合開発事業の推進が、焦眉の急務となつておりますることは、御承知の通りでおります。  これがために、一昨年の五月二十六日に国土総合開発法が公布され、中央、地方を打つて一丸とした総合開発計画の立案とその審議の体制を整備する上に、大きな役割を果して来たのでありますが、同法は計画組織法でありまして、実施上の措置につきましては、特定地域の関発について国の経費負担及……

第13回国会 経済安定委員会 第17号(1952/04/17、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 行政機構の問題についてはいろいろ議論があると思います。従来、安本は終戰後特殊な使命を帶びてできて、その後において他の省にとらわれずして、大所高所から総合計画を立てるというように性格がかわつております。これが一つの官庁の形をとるか、あるいは今の委員会制度をとるかということについての議論は両方あると思います。しかしいろいろ議論の末、一応今の審議会制度をとるというかつこうになつております。これも実際は運用のいかんにあると私は思います。今人員の配置等も考えられておりますが、もしそこに相当なエキスパート、民間有識者等を入れて、また事務のスタツフに相当優秀な――無能なものは困るが、精鋭な人……

第13回国会 経済安定委員会 第20号(1952/04/23、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 有田さんからのお尋ねでありますが、この点につきましてはいつかも申し上げたと思いますけれども、外資に関しては、あくまで私どもはいろいろな線から、いろいろな形において導入すべく努力中であります。日本の独立後における経済自立の上に、外資の導入ということは相当大きな力を持つておることは事実であります。従つてできる限りそういう方面がいい結果をもたらすように努力はいたしております。この外資法の一部改正にいたしましても、今日まで株式、社債あるいは技術等の方面でかなり増加いたしておりますが、独立を機会に、本案にありますように、投資した社債、株式に対する元本、利息の配当等の送還に関して、ある程度……

第13回国会 経済安定委員会 第35号(1952/07/29、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お尋ねでありますが、御質問の中にもありましたように、独立後の日本の経済の進展復興ということについては、私どもも見込みは立てておりましたが、なかなか今日においては容易ならぬ因子を含んでいると思います。ことに最近における世界的な景気後退の状況、このことはいつまで続くか、これは確言できませんが、必ずしもいつまでも続くものとは思いません。しかし現在の状況においては世界的な経済の後退といいますか、そういつた状況にあります。こういう状況のところで講和が成立しましたが、その影響を受けまして、最近における貿易の伸び方というものは非常に悪いのであります。こういうふうな状況を考えつつ、将来の生活水……

第13回国会 通商産業委員会 第20号(1952/03/28、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 電力行政に関してはでき得る限りこれを統一した形において電力行政が行われることが適切だと思つております。ただいまのところ行政機構に関する全般の案についてまだ審議中でありますので、確定したことについて申し上げる時期ではありませんが、遠からず確定した場合においては法案等について御審議を願うことになりますが、考え方としてはただいま申し上げたような趣旨でございます。
【次の発言】 私はただいま申しましたように、はつきりとこういうものは一元化すべきが適当であるということを申しました。しかしこの形につきましては、まだ最後決定に至つておりません。しばらく御猶予を願いたい。しかし私の言葉で大体は……

第13回国会 通商産業委員会 第23号(1952/04/16、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お話の通り、国の税金等から出る金等を投資して開発するのでありますから、その開発された電気を国民の間に公平に分配して行くということは、もとよりそうなくてはならぬと思つております。しかし先ほど福田君からお答えになつたように、今どの部分に何をといつたような、具体的なはつきりした割当はできていないことは当然であります。しかし今日においても、すでに電力というものについて三千キロワツト以上どの程度持つて行くとか、あるいは全体の点燈用にはどうするというような割当基準は、すでに今日示してやつておるわけであります。おそらく完全に電気が豊富になるまでは、そういう形はどの官庁にか持たせて、割当や基準……

第13回国会 通商産業委員会 第24号(1952/04/17、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 これはたびたび申し上げております通り、あなたのお話のように、軍需生産を目的とする特殊会社と結びついての電源開発をするというふうなことは一つも考えておりません。たびたびそういう趣旨の答弁があつたようなことを一方的にまず前提としてのお話ですが、電源開発はあくまで日本の国民生活上必要な電気、またそれと関連して日本の産業復興に必要な立場において今非常に電力が足らないということは、去年の異常渇水における影響をごらんになつてもよくわかるわけです。そういう意味合いにおいて、日本が将来伸び行くために日本の産業を復興させる上において必要なるがゆえに電力を開発するのであります。特定の会社のために電……

第13回国会 通商産業委員会 第30号(1952/04/25、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ごもつともなお尋ねでありますが、自由党で立てております案は、大体昭和三十年までに開発をするという計画でありますが、この間の資金計画といたしましては、こまかい出入りはありましようが、大体四千五百億程度考えております。初年度、二十七年度には約一千二百億円程度でありますが、この間に初年度においては政府資金関係が約六百十億円ほどあつたと思います。これだけくらいの資金計画でありますならばまず遂行は可能であるというふうに考えております。資材の面につきましても、鋼材とかセメントについては、今後における生産計画の遂行状況ともにらみ合せまして、初年度に必要な分については実行可能なりと考えておるの……

第13回国会 内閣委員会 第19号(1952/05/12、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 ただいま議題となりました経済審議庁設置法案につき、その提案理由を御説明いたします。  今次の行政機構改革の一環といたしまして、来る六月末日をもつて経済安定本部を廃止することに相なつたのでありますが、これに伴い新たに総理府の外局として経済審議庁を設置し、国民経済の総合的運営に資せしめることといたしたのであります。  経済安定本部は昭和二十一年八月、戦後の荒廃した国土と経済の復興と再建のための総合的な経済企画官庁として設置せられ、わが国経済の安定のために大きな役割を果し、ほぼその任務を果したと申せると思うのであります。しかしながら、講和後のわが国の経済の現状は、なお幾多の困難な課題……

第13回国会 内閣委員会 第21号(1952/05/14、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お尋ねの点、ごもつともな御質問でありますが、考え方といたしましては、審議庁においては今後長期な経済計画というようなものにつきましては、これは他の行政機関に関するものといなとを問わず、総合的な計画の策定をするということにいたしております。ただ時期的に、その年年の計画というような短かい計画については、むしろ各担当の行政機関において、これを立てしめることを原則として行きたいという考え方であります。この三条の二号の書き方から見まして、その点はそういう意味合いに考えておりますが、多少この二号の書き方におきましては、他の所掌に属さないという排他的に出ておりますが、むしろ属さないもの及びぽつ……

第13回国会 内閣委員会 第25号(1952/05/20、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 私も当時直接関係はありませんでしたけれども、当時設置された安定本部の総裁を総理にしたのは、大体において各省との関係を総合調整をいたす権限が与えられておりますので、事前にそこで一つの調整をはかるということに対して、各省大臣の上に、総裁が総理になつておつたと思います。
【次の発言】 お答えいたしますが、今度の審議庁においての仕事そのものの一番の重点は何かと言えば、現在の日本の経済復興、産業復興に関して最も必要である長期経済計画というものを総合的に立てるということであります。お示しのように、現在の事態が、占領直後のごとき状態とは大分かわつてはおりますけれども、なお国際情勢の中に立つて……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/02/29、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 今のパリテイの上昇の問題については、おそらく肥料の点も一つの要因になつておるかと思いますけれども、私は全体的に見れば他の方の関係があると思います。いずれにいたしましてもパリティが上昇することになれば、これは例年の通り一つの方法として、米価の問題につきましては、四、五月ごろにパリティの上昇によるバツク・ペイという問題が起りますが、それは別といたしまして、根大は米の値を上げることが最善ではなイして、できれば肥料を安く供給する問題だと思います。政府としては、行き方としては、何といたしましても肥料の数量の増産をはかることが第一の行き方でなければならぬと思います。御承知のように、これだけ……

第13回国会 予算委員会 第4号(1952/01/30、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 東南アジア開発に関しましては、日本の輸出銀行等の資金あるいは日本の技術というもので協力する以外に、日米経済協力の線を通じて、アメリカその他の資金あるいは資材等の必要な援助ということについては、具体的な物事について話合いを進めようとする段階であります。
【次の発言】 その点につきましては、硫黄、鉄、銅、ニツケル等におきまする必要な要求数量等に関しまして、日本の設備能力等を考え、それに対する原材料の供給等について、今後話合いを進める考えでございます。
【次の発言】 過去における問題につきましては、そういう話があつたということは聞いておりますが、具体的な話は詳しくいたしません。しかし……

第13回国会 予算委員会 第5号(1952/01/31、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 予算の執行にあたりましては、お話の点は十分考慮いたします。もちろん必要な箇所に対する財政投資その他については十分やりますとともに、不急不要の用途はできるだけ金融的に引締めるということを考えつつインフレの動因を押えることにいたしたいと思います。同時に今日生産の増強ということから、必需品の需要ということもあわせ考えつつインフレに対処するつもりであります。

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/02、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。講和発効後における日本経済は、あくまでも自立経済を目標として行くことについての考え方にかわりはございません。ただ従来と異なりまして、御指摘のように講和後に伴う賠償、外債の支拂いあるいはその他各般の負担の増加がありますので、それを克服しつつ、自立経済の目的を速成するということにつきましては、相当の努力と困難が伴うとは考えますけれども、しかし根本の目標については、あくまでもそれらの困難を克服しつつ、自立経済に向つて進めるということの基本方針にかわりはございません。
【次の発言】 お答えをいたしますが、ただいま申しましたように相当の負担の増加を克服しつつ、自立経済を……

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/02/13、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お尋ねの不動産等に関する接収の問題でありますが、これら軍事施設等に関しましては、従来の占領下にあつた時代と講和発効後における行き方とは、多少異なるとは思いますけれども、行政協定の内容をなす軍事施設の問題と、それからしからざる建物等の利用等については、接収とか借受けとかいうことがおのずから違つて参ると、私は考えております。
【次の発言】 お話のごとく従来占領軍の必要とする物品の調達にあたつては、お話のような遺憾な点が全然ないとは言えないのであります。お示しの石炭等につきましても、その発注が時期的にあるいは受注する相手方の場所的な選択によつて、国内における石炭の需要供給の関係を調節……

第13回国会 予算委員会 第15号(1952/02/14、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お話の点でありますが、いろいろ稻村さん御心配のようでありますが、私どもの方ではお示しのような場合は起らぬように考えておりますので、今補正予算のことを考えておらぬのであります。
【次の発言】 鉄材が建築の方に非常によけいまわつておるではないかという質問でありますが、数量ははたして全体の三分の一かどうかよく承知しませんが、ともあれ鉄の生産されたものが、あまり大建築に使われる結果、価格等に影響を及ぼすこともありますので、これに対しましてはお示しのように政府では不要不急の建築については、勧告によつて建築をとめるような方向をとつております。但し、これは大きな建築でありますので、ただいまの……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/02/15、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お尋ねの点でありますが、日本の今後における経済発展の基礎をなす経済構造は、もとより従来通りの軽工業的な方面が重視されると同じような程度に、機械工業、化学工業等の重化学工業の問題が、これに並行して進んで参らなければならぬ、かように考えて起ります。
【次の発言】 御懸念の点でありますが、私どもはさように考えておらないのでありまして、ことに平和産業といわれておる一つの例として紡績工業にいたしましても、すでに今日政府といたしましても、民間といたしましても、これには十分の力を入れておる次第でありまして、終戦後三百八十万錘であつたのが今日すでに六百五十万錘くらいになつております。この点は私……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/02/16、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 御質問でありますが、昨年立てましたのは、二十八年度において八九%、約九〇%程度まで持つて行きたいという目標であります。残念ながら朝鮮事変等の勃発によつて、生産の増強はありましたが、一時価格のある程度の上昇のために、その比率が七〇%に下り、今日においては七三、四%になつておるということは、お示しの通りであります。しかし私どもは、その後における日本国内における産業復興の状況なり、また講和後における日本の産業の復興計画なりから考えまして、やはり目標としてはでき得る限り戰前の九十一年を一〇〇として考えるときに、国民生活を、できるならば九〇%まで持つて行きたい、かように考えて、各般の施策……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 便宜私から申し上げますが、お話のようにこれを理想的にいたしますると、日本国内で生産するもののみによつて自給することが一番安全なことであり、理想であります。しかしふえて行く人口と、そして御指摘のような形において、現在年々三百万近くの輸入を仰いでいるものを、ただちに内地で生産するということは急速にはむずかしい。しかし政府といたしましては、自給度の向上といいますか、でき得る限り内地における生産を高めて行くということは、一面において米麦に対してとらるべき処置であり、そうしてできるだけ輸入食糧を減ずるという行き方が一つの行き方でありまして、その現われといたしまして、ことしの米麦増産対策と……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。電源開発につきましては急速にこれを進めるという計画のもとに、二十七年度から大体今の一応の計画は四箇年計画であります。それをその計画のもとに今日大体六百四十億キロワツト・アワーでありましたか、それを完成後において七百六十億キロワツト・アワー程度にまで増加するという目標のもとに、各地域における水力電気の開発を進めるという計画であります。これに対しましては、計画といたしまして資金面におきましては、ただいまお話のありましたように、二十七年度は約千二百億程度であります。四箇年計画を総計いたしまして約四千五、六百億円程度になると思います。さしあたりは二十七年度は千二百億円……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/04/02、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 新聞にどういうふうに出ましたか、私も承知しませんが、安定本部におきましては、絶えず世界情勢の動きなり、経済の実態等を探索しつつ研究しておることは事実であります。またお示しのように、五箇年計画であるとか、内容がどうであるとかいうところまで行つておらぬわけであります。私は聞いておりません。

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えいたします。大体わが党の政策の立て方としては、今宮幡君のお話の線に同意見であります。あくまでも各企業そのものの創意くふうを尊重しつつ経済を進めて行くということについては、まつたく同じであります。しかしながら全体としては、ことに今日のような日本経済の弱い幅しかない、しかも国際経済に結びついた今日においては、国際的な影響が、常に日本の経済に及ぼして来るのであります。しかも生産そのものに必要な原材料の多くが、これを外国に仰がなければならぬ立場にあります。しかも国の貿易収支のバランスの上から見て、どれを先にということは、おのずからそこに考えられて行かなければならぬ点であります。従……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えします。ただいまのまぐろの輸入関税の問題に関しては、お話の通り、私もこれが課せられるということは非常に遺憾に思います。政府としても、業界の人たちがこの前に行つたときも、ぜひ日本に対するまぐろの輸入関税をかけないようにしていただきたいというような話合いはしておるのでありますが、向うの業界の方では――やはり製造業者の方の方が主であると思いますが、これに対して強い希望――関税をかけるようにとの希望を持つておるようであります。しかしこの間新聞に出ておりましたように、アチソン長官の反対が出ておりましたが、政府の部内にはこういう考え方が強いようであります。まぐろの輸出というものは、日……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会水産委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えします。今度の家賃の統制の撤廃につきましては、大体従来から不合理な面について撤廃をいたしておるのが一つ。たとえば一時的に一日のうち午前あるいは午後一ぱい借りるというようなごく一時的な借入れに対しては統制をはずすと、また最近新しく建設される家についても統制をはすすことにしてはおりますので、これは最も時宜に適したはずし方だと考えております。将来続けて行くものについて今後家賃がどうなるかということに対しては、御懸念もありますが、これは大体今度地方税が上げられる程度において上げることをきめる。こう考えております。
【次の発言】 大体地方税が上げられた幅程度において従来のものにつけ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定委員会建設委員会連合審査会 第1号(1952/04/22、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 浅利さんの、重要河川開発法案に対する御意見、お気持は、私らもよくわかつております。従つて個別的な法案をたくさん出して行くよりも、総合的に一本の法律で目的を達成するということの方がよろしいという意味合いで、ここに国土総合開発法案の改正をいたしたのでありまするから、従つてただいまの御質問、御意見の点は、この一本になつた法律の運用によつて、重要河川に関する開発を重要現して、これが措置をいたしたいと考えておる次第であります。
【次の発言】 御承知の通り、国土総合開発法に基きしまして、すでに全国的に十九の地区が指定されており、その中にはお話の北上、利根という川を含んだ総合開発地点として指……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第3号(1952/03/31、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。政党内閣の本質から考えまして、党が提出される法案は、常に政府と密接な連関のもとに調整、作成されたものであります。党の提出の法案に対しては政府は全幅の支持をいたしております。
【次の発言】 本法案は御承知の通り自由党の議員提出であります。自由党の方からも連絡があつたかと思いますが、それは別といたしまして、これと大体同じ案について当初政府が提案を考えたときに、公益事業委員会の方とは両三回にわたつて連絡はしております。その間において会社の形態、数等について御意見のあつたことはおつしやる通りであります。それ以上一歩も進みません。しかし最終におきまして新しい法案に基い……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第4号(1952/04/01、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お話を承ると、一方的の断定のもとに立つてのお話が大分多いようでございます。アルミ工業、鉄鋼業、そういうものに使つておる事力は、みな進駐軍用たという御断定でございますが、私どもはそう考えておりません。アルミとかは近くでき上るものの中で外国に輸出するものは約四分の一、鉄にいたしましても、御承知の通り、四百四、五十万トンを輸出に使つておるということであります。いろいろと一方的な御断定の上に立つてのお話でございますけれども、私どもは電力の開発等に関して必要なる動力源を得るということは、日本の産業復興が目標であるから、これによつて国富を増進し、国民生活を十分上げて行こうということが眼目で……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第5号(1952/04/02、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お話の通りでありまして、内容的に、自由党の提案にかかる法案については、政府としても全幅の支持をいたしておるわけであります。
【次の発言】 お尋ねの点はごもつともでありまして、かねがねから電気というものの重要性から見まして、電気行政はこれを統一した官庁に行政上の監督指導をなさせることが適当であると覆えておりまして、目下行政機構改革につきましてもその線に沿うて研究をいたしております。
【次の発言】 特に再軍備計画というようなものと関連して何を考えたかというお尋ねでありますが、特別にそういうことを考慮には入れておりません。しかし日本の経済が成り立つて行くために、幸いにして今日本にある……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第6号(1952/04/03、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 お答えをいたします。外資導入に関する見込みについてということでありますが、これは相手のあることでありますから、いろいろな点からただいま努力をいたしておりますが、今よいとも悪いとも申し上げる時期ではないと思います。今の御質問は、外資導入がないようなら電源開発はやめたらどうかというふうに受取れる御質問でありますが、それはおかしいのであつて、電気は基幹産業として産業に対して絶対なければならぬものであつて、これはよく御承知であると思う。早く電源を開発しなければならぬということで私どもは努力し、自由党の提案になつている。よしんば外資導入がなくてもなし得るだけの計画のもとに進めねばなります……

第13回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 経済安定本部の予算につきましては、大体が役所の性質上行政費が大部分を占めております。会計課長から御説明申し上げますから、どうぞよろしく御審議を願いたいと思います。

第13回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【政府役職】

○周東国務大臣 最近における肥料の生産の状況等につきましては、あとで数字でもつて御説明申し上げますが、輸出問題につきましては、政府といたしましては、内地における農民の必要量を圧迫して輸出するという考えは持つておりません。二十六肥料年度と申しますか、二十七年肥料年度と申しますかにおける輸出計画につきましても、大体の目安を十五万トンでありますか、硫安については増産計画を立て、その増産が実行されたあかつきにおいて、これを輸出にまわそうという計画を立てておつたことは御承知の通りであります。ところが去年の八月以降における電力の非常な飢饉のために、生産に非常な影響を受けましたので、輸出に関しては非常に苦慮……



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データ更新日:2023/02/05

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