金子与重郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

金子与重郎[衆]在籍期 : |24期|-25期-26期
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このページでは金子与重郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

金子与重郎[衆]本会議発言(全期間)
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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第4号(1949/10/31、24期、新政治協議会)

○金子與重郎君 私は、新政治協議会を代表いたしまして、いも類の統制撤廃に関しまして、森農林大臣より、政府の方針につき的確な御答弁を求めるものであります。  そもそもいも類の栽培面積は、昨年度におきまして、ばれいしよ、かんしよ合せて六十五万三千町歩、その収穫高は二十五億余万貫に達しておりまして、昨年度の供出料は、米に換算いたしまして、かんしよ六百余万石、ばれいしよ百八十余万石、合せて七百八十四万石という厖大な量に上り、食糧需給に役立ち、わが国民の飢餓寸前の食糧危機を突破するものに多大な貢献をいたしましたのであります。のみならず、他方生産部門におきましては、農業経営の上にきわめて重要な地位を占めて……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 衆議院本会議 第6号(1950/07/21、24期、国民民主党)

○金子與重郎君 私は、国民民主党を代表いたしまして、本年度関東各府県を通じまして、六月の成熟期にあたります霖雨のために麦類に非常な被害をこうむつておるのでありますが、これの措置につきまして農林大臣に緊急質問をいたす次第であります。  要点をきわめて簡單に申し上げます。本年度、御承知のように六月から七月にかけまして、麦の成熟期に連日の霖雨であつたために、赤さび、あるいは白かびというような諸種の病害、並びに收穫期におきますところの天候不順のための乾燥の不良、こういうふうないろいろの原因が重なりまして、農家の生産検査を受けましたときに、おそらく半分以上が格外として検査に合格しないのであります。そうい……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第11号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○金子與重郎君 私は、国民民主党を代表いたしまして、ただいま上程になりました健康保險法の一部を改正する法律案に対しまして、次に述べますところの理由によつて反対の意を表明するものであります。(拍手)  理由の第一点といたしまして、この改正をするにあたつて、政府は社会保障の問題に対して熱意がないということであります。本案の改正の要点は、先ほど委員長の報告にもありました通り、被保險者の料率を〇・五%上げるということであります。これは数字にいたしますと單に千分の五でありますが、現在全国の勤労者、この保險に加入しておる人たちが約三百三十三万といたしまして、この人たちが今年度内において負担増になるのが約三……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第22号(1951/03/20、24期、国民民主党)

○金子與重郎君 私は、ここ二上程されました農業委員会法案、農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案並びに農業委員会法案修正案に対しまして、国民民主党を代表して、強い要望を付して賛成いたすものであります。(拍手)  本法案の第一條には、「この法律は、農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄與するため、都道府県及び市町村に農民の代表機関として農業委員会を設け、その所掌事務の範囲及び組織を定めることを目的とする。」、こういうふうに書いてあるのでありまして、農業委員会に関する組織法であります。わが国の農業の生産力の発展及び農業経営の合理化を促進して農民の地位の向上を……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 衆議院本会議 第15号(1951/11/13、24期、国民民主党)

○金子與重郎君 私はただいま上程になりました国民健康保險強化に関する決議案に対しまして野党各派を代表いたしまして賛成いたすものであります。  昨年十月、社会保障制度審議会が過去一年数箇月にわたつて研究した結果を政府に勧告いたしたのでありますが、その後、結核対策に対する一部を除いては、ほとんどその勧告というものは実施の域に達しておらないのであります。しかも、本年の十月に、審議会は昨年度の勧告に対する再勧告をいたしておるのであります。こういうふうな形でおりますならば、社会保障制度審議会は作文製造審議会に堕してしまうということすらいわれておるのであります。従つて、ただいま趣旨の説明にありましたように……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第29号(1952/04/03、24期、改進党)

○金子與重郎君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま議題になつております戰傷病者戦没者遺族等援護法案に対しまして反対の意を表明するものであります。提案されました本法案には、政府原案に反対するとともに、自由党の修正案に対しましても、これは末梢的な部分修正にとどまるものでありまして、とうていわが党の容認するところではありませんので、同じく反対するものであります。  私は、もちろん本法律の目的そのものに対して反対するのではないのでありまして、その内容であります。その内容が、改進党が年来主張しているものと非常な隔たりを持つておるという点から、とうてい賛成し得ないのであります。(拍手)  その具体的……

金子与重郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

金子与重郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/04/27、24期、公正倶楽部)

○金子與重郎君 この趣旨説明だけですか。あるいは各党代表の質問でもやるんですか。
【次の発言】 公正倶楽部を代表して申し上げます。この前の委員会で承つた話を持ち帰つて、正式ではありませんが相談した結果によりますと、特にこれを取上げて大きく持ち出す重要性をそう感じていない、しかし非常に消極的ではあるが皆さんの意見で、どうしてもつくるべきだということが納得できる場合には賛成してもよろしい。積極的に賛成をするだけの意思表示はしなくていいだろう、こういうことであります。

第5回国会 議院運営委員会 第45号(1949/05/26、24期、新政治協議会)

○金子委員 石田さんや今村さんのお話を伺つて、しごくごもつともだと私も感じております。私は初めてここへ出て参りまして、あの國会の会議の状態を見て、実は驚いておる。おそらくいなかのおつさんの出ている縣会でも、もつと静粛にやつていると思う。熱心のあまりいろいろな言葉も出るでしようが、議長の制止を聞かないということは、一般の座席にいる人たちの騒擾で、議長の制止を聞かぬということになるのだろうと思うのであります。なお人の人格を尊重するようなことのために、罵詈雑言は一切禁ぜられておりますが、もしも小林君か五分ないし十分時間を延ばしたことが、議場の騒擾になつて、この規則にある通り規定せられているならば、日……

第5回国会 決算委員会 第13号(1949/05/16、24期、新政治協議会)

○金子委員 ただいま井之口委員の御質問に関連がありますから、これをお調べというかお考え願いたいと思いますが、指導農場の問題は先ほど政府委員の説明したように、その筋の奨励があつたというようなことで、われわれはこんなことはだめだということは最初からわかつておつた。しかしその筋の勧めもあり、こういうことをやつたというわけでありますが、もう一年足らずでやめてしまつて、今度は改良局がただいまの説明にあつたように五億一千万円の予算をもつて國の全部にわたつてそうした農業改良をやる。これもあちらの筋のお考えであつたろうと思いますが、そういうふうにいたしまして國家の予算を、実際的にその指導に長く当つておつた者が……

第5回国会 決算委員会 第14号(1949/05/18、24期、新政治協議会)

○金子委員 決算の問題につきまして非常に廣い範囲にわたり、しかもこまかい問題でありますので、決算委員といたしましてもなかなか目が通りかねることはまことに申訳ないのでありますが、現段階におきまして一番問題になつております復金の貸出しの問題でありますが、これは各委員とも非常に熱意をもつて調査しなければならぬ問題だと思つております。そのときにあたつて間に合わぬと困りますので、今から復金の貸出しの状況、あるいはその後における、返還の状況につきまして、非常にお手数だと思いますが、貸出先、あるいは貸出先別の調書をこれから御用意願つて、少し念を入れてこれらの問題に対して檢討してみたいと思いますから、その調書……

第5回国会 決算委員会 第16号(1949/10/04、24期、新政治協議会)

○金子委員 農林当局に御質問申し上げますが、薪炭の一括輸送の契約をした日時、昭和何年何日だつたですか、それからいついつに、これは数字の計算が時間をとればその後でもよろしゆうございますが、その日時前に取扱つている薪炭の数量はどれだけあるか、その後の取扱いはどれだけあるかということ、なおこれはきわめて概略しかお答えできないと思いますが、一括輸送を契約いたしました前における取扱い数量と思われるものにどのくらい損失があつたと思われるか、要するに先ほどあなたの答弁の損失はそれ前とその後とどのくらいの比率にたつているか、その点をまず伺いたい。
【次の発言】 どうしてこういうことをお尋ねするかというと、この……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第4号(1949/04/18、24期、公正倶楽部)

○金子(與)委員 ただいま河川局長のお話の二十三年度の差引合計の超過と言いますか、金の不足と言いましようか、それがすでに四十一億というお話で、実は私は群馬縣から一昨日知事以下縣会議員全部陳情に参つておるのでありますが、この一月以降ことしは非常に天氣がよかつたために工事が予想外に進捗しております。もつとも私の縣は二箇年の災害を合せますと、全國で一、二という量に上つておりますが、その関係か私の縣だけの金でも非常に多額に上つております。ことに今まで何とかやりくりしてやつて参りましたけれども、いよいよ縣は先月より土木業者に金を拂つておらない。それでこのままで行くならばおそらく暴動が起るだろうということ……

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/14、24期、公正倶楽部)

○金子委員 農林大臣にお尋ねいたします。ただいま今井委員の質問にありました、農業の自主性の問題でありますが、今までにたくさんの委員の方だから私の聞かんとする要点はつかれておると思いますから、三、四点具体的な問題をお尋ねしたいと思います。その前に基本的な問題だと思いますので、一言農林大臣に日本の農業に関します企業性の問題について、お考えを承りたいのであります。  御承知のように、日本の農業は平均耕作反別一町足らず、そこに家族人口六人強を擁しておりますので、極端な土地集約の農業経営をやつております。この農業の経営の状態と申しますと、今労働者、農民等、要するに國家の生産を上げる基礎的な地位におります……

第5回国会 予算委員会 第12号(1949/04/16、24期、公正倶楽部)

○金子委員 私は公正倶楽部を代表いたしまして、本予算案に対しまして、公正な立場からこれを検討いたしました結果、遺憾ながら反対の意を表明するものであります。昭和二十四年度予算の編成が、均衡予算を目的とする経済九原則に準じて編成さるべきことについては、もちろんこれを認めるところでありますが、その提示されました内容につきまして、何といたしましても承認でき得ないものがあり、この政府原案に対し、反対しなければならないことを遺憾に存ずるものであります。  まず総括的にこれを検討いたしました場合、本予算を実施すれば、国民経済に急激なる変化を與えて來ることであります。日本が戰争によつて直接間接に受けた損害は、……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/27、24期、新政治協議会)

○金子與重郎君 先ほどお話にありました通り、これは同じものが出ておるのならば、協議の結果やらしていただくということで、ここでおきめ願えればよいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/21、24期、新政治協議会)

○金子與重郎君 私どもの方は今になつて審議未了になるのは好まないことだから、一応政府の責任を私どもは追究する必要がある。しかし会期としては七日間を認めることがいいだろうという相談になりました。

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、新政治協議会)

○金子與重郎君 新政治協議会は討論を保留しておきます。

第6回国会 決算委員会 第3号(1949/11/11、24期、新政治協議会)

○金子委員 時間が制約されておることでありますから、まとめて二、三の御質問を申し上げますからお答え願いたいのであります。ここに日通の取扱いの調べが出ておりますが、これはこの前の委員会で私こういうことを要求した覚えもありますので、念のためお伺いしたいのですが、この一括した日通の調べというものは、調査の基礎は一体どこから来ておるのか。第一点はこういうことです。と申しますのは、これは日通の本社でただ総括したものをここに写して来たのか。あるいは貨車請求の基本からの数字があつて、それをトータルしたものか、こういうことです。それからこの日通の調査から、日通が仕向先に、いわゆる指図先に送つた調書というものが……

第6回国会 決算委員会 第4号(1949/11/14、24期、新政治協議会)

○金子委員 今のに関連した問題でありますが風早さんの質問に対してそんなつもりもないという話だつたのですが、それはやはりそつくりそうなんだというふうにお考えになるのがいいのではないかと思う。もしそうでないとするならば、今のは米の問題だつたのですが、たとえば今年の夏作り小麦ならば小麦におきましても、あなたの方の前年度の買上げの等級別、それに対して前年度の価格をかけてみる。それから二十三年度の買上げの等級別に対して新しい価格をかけてみたときに、その両方の数字がはたして前年度の価格に対して価格を上げただけ上つておるかどうかという統計をとつてみると、はつきりわかることなんです。これは一つの村を見てもわか……

第6回国会 決算委員会 第8号(1949/11/24、24期、新政治協議会)

○金子委員 寄付行為のことでひとつお願いがあるのですが、ただいま問題になつておりますような事例は、たまたま今幾つかが出ておる程度でありますが、先ほどほかの委員からも申し上げたように、学校の建設あるいは検察庁の各地方への新設というふうな問題で、実際にはこれが通常であるかのように寄付行為というものが行われておるのであります。これはひとり会計検査院の立場からこれを批難事項として出すというような問題だけでなく、こういうことが行われておるということは、国民がこういうことを知らないということなんです。だから官庁を建てるときに寄付をするのはあたりまえだ、あるいは今度おれの村にこういう役所ができるのだから寄付……

第6回国会 決算委員会 第9号(1949/11/26、24期、新政治協議会)

○金子委員 説明中ですが、時間もお晝にわずか十五分しかないので、ここに書いてあることは説明を簡單にしていただいて、総括的な問題について一、二質問さしていただくことがいいじやないですか。
【次の発言】 簡単に二、三質問いたします。特殊物件の拂下げの問題ですが、この特殊物件の拂下げについてどの会計の場合でも種々問題を起している。鉄道の場合にもいろいろ新聞紙上その他をにぎわし、あるいは考査委員会の問題になつているということは、元来戰時中に、国民がなけなしの最後り火鉢まで供出して、そして国家は国民に大きく圧力をかけて、資材なり税金においてしぼつたものを、戰争が負けたあと、それをこういうような形において……

第6回国会 決算委員会 第10号(1949/11/28、24期、新政治協議会)

○金子委員 今の寄付行為の問題でありますが、これはほかの省にもこの問題がたくさん出て参つております。国の公共施設をやるのにあたつて、寄付金でやることは、さいぜん井之口委員からのお話のような観点から申しましても、国の行政の不公平というふうな面もありまするが、もう一つは、今後起るべき問題といたしまして、国家が租税を少くしたといつて、表面の予算は少くなつていながら、国民の実質負担は――予算を少くするからして、従つて国家が事業をやろうとするときに、建物を建てるとかいろいろの施設をやるのにあたつて、その足りない分を寄付の形において国民にまた負担させるということは、従来でも起りつつあることだし、今後予算を……

第6回国会 決算委員会 第12号(1949/12/03、24期、新政治協議会)

○金子委員 この松根油の問題は、今会計検査院大分答弁に苦しんでおるようですけれども、どんなに経費がかかつても、こんなに元値がなくなるような運搬費があろうはずがないのです。そうして一応その当時の事情を申し上げますと、この松根油というものは、一体業者がこれだけつくれば利益になるというふうな形でつくつたものではなかつた。戦争だ戦争だということに押しつけて、そうして松根油をとることには不適当な土地の松山に対してまで、山主の供出した木の根つこをただ掘つて、しかもこれに対しては農村の人たちが労力奉仕をしなければ、あの代金ではとうてい松根油をつくつては合わなかつたのです。そういうふうな過程で、約二年にわたつ……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/04/26、24期、新政治協議会)

○金子與重郎君 国協党も、この問題についての討論を保留します。
【次の発言】 この決議案を出すまでの過程から申し上げまして、野党が連合で出そうということになつておりましたが、農林委員会で一致したことであり、農林行政として手を打つていないのであるから、これは各党一致でやろう、これに対する討論はさせてもらう、こういう條件でお願いしたものですから、この問題はあすの劈頭にお願いします。

第7回国会 決算委員会 第5号(1950/02/21、24期、新政治協議会)

○金子委員 ただいまの深澤委員の御質問に少し関連している部分もありますが、時間の関係上まとめて申し上げます。先ほどの売掛金の問題でございますが、これは御承知のように、政府が食糧を買い上げるのに、生産者に前金を出すということはない。一切荷を渡して、収納を完了してからでなければ支拂いをしない。また末端の消費者の人たちにも一切掛売りを認めていない。こういう中にあつて、総裁が言うのは、事業家だから一度にたくさんの資金繰りを要するような量を貸し預けのような形で渡す、これが掛売りになるのだ、こういう御説明でありましたが、これはなるべくやめたいとかということでなく、はつきりとこれはやめるということを原則にし……

第7回国会 決算委員会 第7号(1950/03/08、24期、新政治協議会)

○金子委員 私どもは法理論としてただいま大石さんと入江さんのお話がありまして、大石教授のお考え方と会計検査院の方のお考え方とは、大体よく似通つておると受取つたのであります。そこで法理論というものは別におきまして、会計検査院が私どもの国会における委員会においでになつて、この委員会が国民の税金を処理したあとの報告を受けて、そうして私どもが委員会として審議するその状態、これは毎日この決算委員会に出ておられますからよく御存じのはずです。その状態をごらんになつて、一方あなた方は会計検査院として国費の使われておるいろいろの批難事項をごらんになつておる。おそらくあの批難事項というのは、実際の何十分の一だろう……

第7回国会 厚生委員会 第3号(1950/01/31、24期、新政治協議会)

○金子委員 ただいまの苅田さんの質問と関連しておりますが、目標額を定めるということになりますと、当然地方においては割当額を定めることになる。割当額を定めることになると、これは当然強制することになるのであります。だから制度としてはそういうことはないから、強制されていないのだということは、実際末端においては通用しない問題で、地方の淳朴なる農村におきましては、募金の問題は全部割当であり、まつたく強制寄付と同じ結果が出ると思うのであります。そういう点におきまして先ほど広島事件の調査ということがありましたが、私は広島事件の調査を不詳事件だけの調査でなしに、末端において淳朴な人たちが、あの寄付をする過程に……

第7回国会 厚生委員会 第13号(1950/03/14、24期、新政治協議会)

○金子委員 大麻の五千町歩の栽培面積が、将来これ以上増せる見込みがあるかどうかということが一つ。その次に問題になりますのは、現在の段階において五千町歩の許可をとつておりますが、今課長のお話にありましたように、五千町歩に満ちていない。しかし麻の需要は、農村が不景気になればなるほど現金收入がなくなりますから、自給自足の範囲が増して来る。そういうことになると、景気のいいときは麻なんかはつくつても合わぬ、産地でつくつたものを買えば農家は間に合う。ところが今度は、たとい一円の税金でも出したくないということになりますれば、農村が従来のようにあぜに二さく三さくつくるということになる。そうすると、一年中麻に対……

第7回国会 厚生委員会 第14号(1950/03/17、24期、新政治協議会)

○金子委員 これはただ単なる進行上の意見でありますけれども、厚生委員会にはときどき出ておりまして、非常に超党派的で気分よく研究させてもらつておるのでありますが、きようの動議のように、この改正法のことはもちろん問題はないといたしましても、こういう機会に、たとえばこの厚生年金そのものを一つとりましても、これは次の社会保障制度の一環であり、私どもの率直な立場から言いますと、今までの保障制度というものは、各職場職場あるいは、地域々々によつて、おのおの別個に起つておる。こういうあり方ではいけない。そうするとこれから国民の全体の立場に立つて、機会均等の社会保障制度というものをつくり上げなければならぬ。こう……

第7回国会 厚生委員会 第30号(1950/04/22、24期、新政治協議会)

○金子委員 この決議案の全体の考え方に対しては、青柳委員のただいまの説明に対しましては、賛成できるのでありますが、この第一項に、国民健康保險制度の総合調整という字句を使つておりますが、これは思い切つて一元化するようにはつきりすべきじやないかというのが、私の考え方であります。それはなぜかと言いますと、厚生委員会に出て来るいろいろな厚生問題が、ひとり疾病問題ばかりでなく、失業問題にいたしましても、その他の問題にいたしましても、一応小市民的な一つの感覚の上に立つておるのであります。こういうような問題に当らない、やかましくない国民層というものが、半分以上占めておるにもかかわらず、ここに出て来るものは、……

第7回国会 厚生委員会 第36号(1950/05/02、24期、国民民主党)

○金子委員 議事進行について、ただいま丸山委員からいろいろ質問があつたのでありますが、それをお聞きしておりまして、まつたく私どもにもまだ納得のつかないたくさんの問題、ことに六、七、八條のごときは非常に影響力も多いし、また惡用すればどんなにでも惡用ができる。ことに売つた人を罰するということになりますと、それを故意に罰せさせるという行為も行われるという非常な疑念もありますので、御承知のように、きよう代議士会も休憩中であつて出て来ておりますし、委員もこの通り非常に少うございますので、この重大な問題でありますから、ぜひともこれはもう少し委員の多いときに十分審議して行きたい、こういうように考えますので、……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 厚生委員会 第2号(1950/07/20、24期、国民民主党)

○金子委員 この社会保障制度研究試案要綱に対しまして、第一編の基本原則について二、三、それと次の第二編以下の関連性につきまして、御質問申し上げたいと存じます。  まず第一に、基本原則の第一の目的という点につきましは、これだけ多くの目標を掲げましても、私の考え方といたしましては、どういうような政治組織を立てても、国費におのずから限度があるので、一時にこれだけの全目的を達するということは、相当至難だということがよくわかります。但し、この十まである中で、今度の社会保障制度に対して、最も根本的に考えなければならぬことは、第四の保障の原則であります。この保障の原則は、「本制度による保障は、すべての国民を……

第8回国会 厚生委員会 第6号(1950/07/28、24期、国民民主党)

○金子委員 結核の国立療養所に関しまして、かつてこの療養所の経費といたしまして、見返り資金からの融資を受ける、こういうことを確定しておるように聞いておるのでありますが、この問題がその後一向にはかがしくないように承知しておりますので、一体その金額の使途並びに支出はどうして行われるようにきまつたか、あるいはもしきまつたとしても、その支出はいつされるか、その経緯について、ないしは今後の見通しについて、少しく詳しく具体的に承りたいと思います。

第8回国会 厚生委員会 第8号(1950/07/31、24期、国民民主党)

○金子委員 厚生省の公園関係の方で、今年の夏ごろだつたかに承つておりますが、皇居外苑の整備保存協力会というものをつくらなければならなかつた動機、あるいは今後の行き方ということにつきまして、厚生省の計画をお聞きしたいと思いま。
【次の発言】 閣議決定におきましてこの一から三以下まで、たとえば「国民の公園として国が直接管理するとともに、史跡、名勝または天然記念物として価値あるものはこれを指定し、これが保存をはかり、あまねく一般国民の享用に供すること」この文以下、特殊な利権の対象にしないこと、あるいはこれをもつて何かこの土地を私ないしは広い意味の私的にこれを使うことをなくするというような決定があつた……

第8回国会 厚生委員会 第9号(1950/09/21、24期、国民民主党)

○金子委員 一つだけ希望というか、お願いしておきます。それはただいま総務課長の答弁によりますと、今度の今問題になつておる調査会は、医薬分業に関する問題だけで立てたものではないというふうなお話でありまするけれども、逆に医薬分業の問題が起らなかつたら、おそらくこの調査会も起らなかつただろう。こういうことにおそらく結論が行くのじやないか。これは実際に実施されたときに、ただいま厚生委員のお医者の專門の方々から大分御意見が出ておるようでありまするが、とにもかくにも国民の立場において大きな問題であることは確かであることと、またさればと言つて今の医療制度が万全であるとも思えない。そこでこの問題ばかりではあり……

第8回国会 厚生委員会 第10号(1950/10/12、24期、国民民主党)

○金子委員 鹽澤さんにひとつお伺いします。ただいまお述べになりました医薬分業の問題につきまして、現在の制度が任意分業になつていること、医薬分業の日本の場合における伝統というものがそうなつておつて、今の医薬料というものは診断料と兼ねた昔からの薬礼的な習慣が残されていること、それから欧米において必ずしも強制分業が行われておらない、アメリカにおいても、約半分は医師が投薬しておる。その次に調剤知識の問題につきまして、調剤学というものと製薬学というものの区別からいつて、調剤学においては医師は決して劣つているものではない。その次の問題として、医療費が安くなるか高くなるかという見解については、おそらく正当な……

第8回国会 厚生委員会 第11号(1950/10/13、24期、国民民主党)

○金子委員 これは数字の問題でありますが、先ほど御説明が早かつたので聞き漏らしました点を山本さんにお伺いいたします。  今あなたの方の健保で支拂つております保險支出の一般支出に対する医療費の割合と、医療費の内容について御説明があつたようですが、はなはだ恐縮ですが、その内容をもう一言御説明願いたいと思います。
【次の発言】 健保の上山さんにお尋ねいたします。前もつてお断りしますが、私は医者でもありませんし、薬剤師でもありませんから、率直にこだわらずにお話願つてけつこうだと思います。問題は、保險というものが、今経済的に行き詰まらんとしており、国家の助成も思うように出て来ない。その場合に医療費が上る……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1950/07/20、24期、国民民主党)

○金子委員 ただいま小淵委員から二、三質問があつたのでありますが、これに関連いたしまして申し上げますが、ひよう害というものは、その結果が收穫にそのまま現われて来るのに相当時間がありますので、これがひよう害の対策というものは非常に救助の方法がむずかしいと思つておりますが、ただいま話にありましたような資金の貸付をするとか、あるいは病虫害の善後策を講ずるとかいうようなことがありますが、そのうち肥料の問題で、大体において今の段階では窒素肥料は―桑は別でありますが、ほかの特作に対しては、災害の跡地に窒素肥料をやるということは、かえつて悪い影響さえ及ぼす場合があるのであります。ただ今その地方において困るの……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 厚生委員会 第2号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○金子委員 動議に入る前にひとつ……。先ほど委員の諸氏からいろいろ質問がありまして、答弁をお聞きしておつたのでありますが、これは非常に割り切れない問題があります。それは当局や厚生省の方では、今度の法令を実施されました場合に、従来の既得権者に対して何ら差別がないとおつしやつているのでありますが、一方委員の方々の御質問は、差別だとおつしやる。これはこういうふうに考えられれば、よくわかることだと思います。お前は今まで仕事をやつて給與においても何ら差別はないんだ、しかしながら、その一点をとられると差別ないということなんですけれども、例を別にとりまして、今度は試験を受ければ甲種医師の免状をとらせる、しか……

第9回国会 厚生委員会 第3号(1950/12/01、24期、国民民主党)

○金子委員 大臣はお忙しいようでありますから、簡單に二、三の点を御質問申し上げます。本年度におきまして、大臣が非常にお骨折りになつたにもかかわらず、国保に対する医療給付の二割の予算を要求したが、どうにもならなかつた、結局は事務費の国庫負担に終つたというようなお話を承つておるのでありますが、今度の社会保障制度審議会から出ました案は、單に医療だけでなく、すべての線に向つて非常に厖大な予算を要するような構想になつておりまして、おそらく実行するならば七、八百億以上の金が必要じやないか、こういうふうな問題であり、しかもその後における経緯を伺いましても、まだ何らの目鼻がつきかけておらないというのであります……

第9回国会 厚生委員会 第4号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○金子委員 ただいまの丸山委員の質問の中にあつた事柄であります、その点第八条の規定の取扱者の問題ですが、これにつきましてもう少し詳しく説明願いたいと思うのです。「厚生省令で定める課目につき、都道府県知事が行う毒物劇物取扱い試験に合格した者」こういう項目で、主として農薬の取扱者を一応取締るというふうなことに見えるのでありますが、この省令というものは、一体課目でどの程度の薬剤師なら、もちろんこれは問題ないのでございまして、新しく、かりに講習というような形式で受けなければならないと思うのでありますが、その内容はどのくらいの講習期間を置けばパスできる程度のものか、その点詳しく説明していただきたいと思い……

第9回国会 厚生委員会 第5号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○金子委員 この健康保險並びに船員保險の改正のうち、被保險者の料率の問題につきまして、最初に、私は懇談の形で、与党だとか野党だとかいうような感覚でなく、この問題に対して一番よく知つておるのは厚生委員だから、その厚生委員の人たちが、安田局長としては、一応打つだけの手を打つて、いかんともしかたがありませんと言われている。しかしながら、役人が政治を全部やつておるのではないから、そこでこの厚生委員会として、折合いの上で一致した考え方で、もう一度、なるかならないかは別といたしまして、国民のために手を打とうではないかということを懇談いたしたのであります。現に本国会におきましても、地方自治の問題につきまして……

第9回国会 厚生委員会 第6号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○金子委員 船員保險法等の一部を改正する法律案につきまして、この改正の部分は、そう広範囲ではないのでありますが、保險料率を引上げるという点につきまして、わが党といたしましては反対であります。その理由といたしますところは、保險料率をこういうふうに上げなければ、将来保險自体の維持が困難であるというような御説明は、政府当局から聞いたのでございますが、私が考えまするのに、今政府が社会保障測度の勧告案を受けまして、また百八に対しても、社会保障の問題に対しては、相当大きな重点を置くということを、常々声明されております。にもかかわらず、この保險の危機に際しまして、政府の予算が少しも考慮されておりませんで、そ……

第9回国会 厚生委員会 第7号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○金子委員 毒物及び劇物取締法案につきまして、その要旨には賛成でございます。ただこの法案の内容から見まして、この法律を実施いたしましたときに、いろいろと取扱い並びに末端におきまして疑義が生じて来るということが考えられまするので、その点について強く要望いたしまして、賛成いたしたいと思うのであります。  その第一点といたしまして、はたしてこの取締りが、毒物劇物を消費しておる末端の階級までできるかどうかということは、非常に問題であります。そこに疑義が出て参りますと、当然そこに取締法を過度に用いたために、営業上の支障というふうな問題が出て参るのであります。たとえば各種の工場におきまして――相当大規模な……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 厚生委員会 第5号(1951/02/22、24期、国民民主党)

○金子與重郎君 最初にお聞きしたいのは、これは私が聞き漏らしたのかしりませんが、健保の赤字が大体八億くらいできて、来年度はこれが解決できるというのは、どういう意味で解決できるという御説明だつたのですかその点を聞きたいと思います。
【次の発言】 これは予算の説明ですから、こまかいことは申し上げませんが、ただ国保の状態につきまして、ただいま局長の説明も、人によると言われ、人のいかんということが非常に大きく影響しているということは、私どもわかるのでありますが、しかしながら、人のいかんによつて、その制度が伸びたり縮んだりするというようなことは、法的に根拠かまだ弱体ではないか、あるいは予算的にまだ弱体じ……

第10回国会 厚生委員会 第8号(1951/03/12、24期、国民民主党)

○金子與重郎君 この請願は北海道留萌市明元町五丁目、留萌医師会長浅野修君外二十五名から提出されたものでありまして、本請願の要旨は昭和二十三年七月三十日改正された医療法は、種々なる不備欠陷があるから、同法の一部を次のごとく改正されたいというのである。一、医療法第十三條の規定に関連して定められた附則第四十七條第四項の「この法律施行の日から三年間は第十三條の規定によらないことが出来る」とある條文の三年を八年に改めること。二、医療法の診察所と病院との中間的な規格を設けて中間病院(仮称)とするような規定を設けること以上であります。

第10回国会 厚生委員会 第9号(1951/03/13、24期、国民民主党)

○金子與重郎君 こまかいところは、あとで質問させていただくことにしまして、ちよつと今の説明の中で思いついた点を、御質問申し上げたいと思います。  この事務所の問題が、町村で置いてもよろしいし、町村で置かなければ人口十万単位、いわゆる地方事務所単位で設けてもよろしいということになりますれば、そういつた場合には、地方事務所単位の中で、かりに十箇村のうち三箇村は設けておる、あとの七箇村は設けておらぬということになりますと、その地方事務所単位程度の福祉事務所の管轄というものは、残された七箇村に限つてやるということになりますか。
【次の発言】 やり方はそういうことだといたしましても、その意味がちよつと了……

第10回国会 厚生委員会 第10号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○金子委員 厚生次官がお見えになつておりますので、私の要望いたしたい二件のことについて申し上げたいと思います。次官御承知の通り、第九国会で看護婦制度の改正につきまして本委員会におきまして小委員を設け、非常に長い間数十回にわたりましてその改正の内容その他を検討いたしまして、ようやく過日これが一応のまとまりを見まして、現在法制化されつつあることは御存じと思います。そこでぜひともこの三月中にこの法案を通過させたい、こういうようなわれわれ意見を持つておるのであります。この法制化並びに飜訳を極力急ぎましても、なおこれを本会議にかけるまでの間相当いろいろの経緯を経なければならないと思いますので、ぜひとも三……

第10回国会 厚生委員会 第11号(1951/03/15、24期、国民民主党)

○金子委員 私は民主党を代表いたしまして、本法案に対しまして賛成の意を表するものでありまするか、ただここに一言、法案が通過するにあたりまして、政府が考えなければならない大きな問題があるということを申し上げたいと思うのであります。  最近の物価の上昇によりまして、生活費が当然高まつて来る。そこで本法律案もその通りでありまするが、また別にかかつております船員法のうちの養老年金の問題も同じ意味において当初の法律を変更いたしまして、時代の物価上昇に即応するように支給額を高めようということになりました。これはこのことだけで考えますならば、なるほどかつての低率では、養老年金も障害年金もその使命も果せないと……

第10回国会 厚生委員会 第15号(1951/03/22、24期、国民民主党)

○金子委員 時間がたいへん遅れましたから、いろいろ質問があるのでございますけれども、ほかの委員に迷惑ですから、四点ほど簡単に質問いたします。明確にひとつお答えを願いたいのでございます。  大体今度のこの法律を施行いたしましたあかつきに、地方自治体の負担というものが、相当多くなるのでありますが、これに対して本年度の予想といたしまして、結核予防法の実施のための費用増額というものが一体県全体で幾らになるか、それからそれより下の市町村の段階において幾らになるか、これははつきり数字がわかりますか。
【次の発言】 これは市町村といたしましても、地方自治体としても相当大きな問題だと思いますが、地方自治庁との……

第10回国会 厚生委員会 第16号(1951/03/23、24期、国民民主党)

○金子委員 時間が大分来ておりますから、私は質問いたすことがありますけれども、こまかい問題でありますし、なお意見にわたる問題もありますが、それは討論のときに十分意見として当局に申し上げたいと思いますから、こまかいことはここでは申し上げません。ただこの法案が結局健康診断の強制と、予防接種の強制という程度であつて、実際問題として病床の問題となると、非常にむずかしい問題が出て参りまして、この法律が法文に書いてあるようなぐあいにはなかなか行かないということをおそれるものであります。ただいま井之口委員から非常に御熱心に強制退所の問題が出ておりますが、確かに強制退所ということはいけないことであり、また患者……

第10回国会 厚生委員会 第17号(1951/03/24、24期、国民民主党)

○金子委員 この社会福祉事業法案は、今まで多岐にわたつておりますところの各種の社会事業を実行して行くにあたりまして、これをより整然と完璧を期するような方向に持つて行くための法案でありますので、法案自体のあり方としては問題はないのでありまするが、ただこの法律を今後施行して行きます上に、二、三要望を申し上げたいと思います。  まず第一にこの法律施行にあたりまして考えなければならぬことは、最初に出発しました民生委員の時代から、だんだん制度化されて参りましたので、そこに一つの特徴も見出されるのでありますが、同時に月並に言いますならば、官僚化して来る、こういうふうなきらいが出て来ると思うのであります。そ……

第10回国会 厚生委員会 第18号(1951/03/27、24期、国民民主党)

○金子委員 本請願は新潟県三島郡寺泊町金山国立寺泊療養所内玉井敏の請願でありまして、本請願の要旨は、結核は長期療養を必要とし、とくに貧困なものは医療扶助なしには療養ができないが、最近国立療養所では、この種の患者を制限して行く傾向があるが、社会的にみても結核ぼく滅の趣旨に反するものである。また昨今、結核病床の回転をよくするために、軽患者に対して、早期退所勧告が行われているが、これは結核病床の増加という根本的対策をはからないで、いたずらに目前の処置でごまかそうとするにすぎない。その他、完全看護、完全給食の問題、未復員の療養問題、ストレプトマイシン適用の問題等、結核対策には種種の問題があるが、要する……

第10回国会 厚生委員会 第20号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○金子委員 前々の委員会におきまして、私は政務次官に、看護婦制度の法律改正の問題につきましてお願いをしておつて、しかも当時政務次官は了承されたのであります。その内容を申し上げますと、御承知の通り、九国会から引続いて、日本の看護婦、制度につきまして、かつて改正された法律が国情に適しないという関係か、国民の間にもいろいろの非難もあり、また現実に看護婦の要員の程度を見ましても、このまま推移するならば決して楽観を許さない状態だというために、衆参両議院ないし各党を超越いたしまして、長い期間にわたり数十度の小委員会その他において会合を持ちまして、一応の結論を見たのでありますが、その結論に対して、これは議員……

第10回国会 厚生委員会 第22号(1951/03/31、24期、国民民主党)

○金子委員 各委員から詳細にわたりまして、いろいろ当局に対する意見ないしお願いが出ましたので、私はそういうことを繰返して申し上げませんが、この議案が議員提出でありながら、政府当局にいろいろ注文をつけるということは、一面から行きますと、先ほど次官がおつしやるように、議員提出である以上、予算的なことも一切のことを勘案して後に提出されたものだという考え方は、常識なのでありますけれども、この法案がこういうふうにして純然たる議員提出であり、しかも現段階に出ておりますところの議員提出法案の大部分というものは、役人から頼まれた議員提出である。またそうでないものになりますと、地域的な議員たちの利益の裏づけのあ……

第10回国会 厚生委員会 第23号(1951/05/10、24期、国民民主党)

○金子委員 医療法第十三条の三箇年の期限がいよいよ参りまして、実施期間に入つておるわけであります。そこで医療法附則の第七十九条の第三項にありますところの、病院または診療所の改造のために、その当該知事の許可を受けると、それによつて二箇年を猶予することができるということ、もう一つは第四項にありますところの、病院の普及が十分でない地域にある診療所については、その所在地の都道府県知事の許可を受けたときは、さらに二箇年、十三条の規定によらないことができるということ、この二つが附則にあるのであります。これに対しまして、栃木県のごときは、この第三項の許可申請を全然県が受付けない、こういう苦情も来ておるのでお……

第10回国会 厚生委員会 第24号(1951/05/18、24期、国民民主党)

○金子委員 ただいまの住宅法案の問題でありますが、ただいま亘さんの読まれた修正案によつて、これにピリオツドを打つということに対しまして、厚生省としてはどういうお考えを持つておるのですか。
【次の発言】 亘小委員長にお伺いしますが、もう少し研究してはまずいのですか。これはもう研究時間の余地なしですか。

第10回国会 厚生委員会 第25号(1951/05/19、24期、国民民主党)

○金子委員 休会前の国会におきまして、ぎりぎりの末期にようやくにして看護婦法の一部改正法律が出たわけでありますが、当時この法律を可決するにあたりまして、その中でもことに重要な問題でありますところの既得権者を新しい制度の国家登録にするための手続等につきまして、省令にまつという面を大きく残しておるわけでありますが、この省令のいかんによつて、法律が非常にきついものになるか、あるいはゆるいものになるかということがきまりますので、行政上の措置をここで相談することは、そこにどうかと思われることも一応は考えられるけれども、この法律の目的を達成するために、その省令等については、この委員会に一応はかるようにとい……

第10回国会 厚生委員会 第28号(1951/05/24、24期、国民民主党)

○金子委員 この法案を私まだよく勉強しておらないのでありますけれども、きよう採決するらしいので、二、三お伺いしておきます。  まず最初に、このごろこういうふうに、医者の試験から始まりまして、近くは看護婦の問題、すべての問題につきまして、学校をたくさん出さえすれば資格があるのだというふうな考え方によつての立法が、非常に多くなつております、本来ならば、敗戰しておるのでありますから、教育程度が下りますのに、敗戰しておつて、六・三制を初めとして、あらゆる部面が学校教育の程度を増しておる。そういうことを許されるのは、非常にけつこうでありますが、ここで問題になりますのは、やはり以前の獣医あるいは看護婦、す……

第10回国会 厚生委員会 第32号(1951/05/30、24期、国民民主党)

○金子委員 ただいま堤委員からたいへんいろいろな面にわたりまして質問がありましたので、それと重複しないように、簡単に要点だけを御質問申し上げたいと思います。  この理容師法の改正について、この理容師というものを、法律で監督あるいは指導するということは、私は公衆衛生という立場からのみ、比較的多くの関連性が持たれるということによつて、この法律が生れ、また改正されるのだと思つておるのでありますが、公衆衛生という純然たる立場のほかに、この理容師法というものを改正する何かほかに目的があるかどうか、それをお聞きしたいのであります。衛生面だけからするのか、何かほかにまだ目的があるのか、それを伺いたい。

第10回国会 厚生委員会 第34号(1951/06/01、24期、国民民主党)

○金子委員 准看護婦の講習というか、その養成基準は、こまかい点については、私かつての旧看護婦制度時代におけるその内容をよく存じておらないのでありますが、旧看護婦制度において、地方長官のもとにおいて行われました看護婦養成と、今度の准看護婦のものと、その学科内容なり、あるいはいろいろな規制されている條件は、一体ゆるくなつておりますか、きつくなつておりますか、どの点がきつくなつておるか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 たとえば従来の地方長官の時代における看護婦養成は、医師会のようなものが、各お医者さん方のところで働いております人たちを、医師会が主催して学科を一定のところで教えて、そうし……

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/06/02、24期、国民民主党)

○金子委員 現在一部社会におきまして、この覚醒剤のために非常な弊害をもたらしておることは、天下周知の事実でありまして、そのためにこの覚醒剤に対して取締りの法律をつくろうという趣旨に対しては、賛成するものであります。しかしながらこの法案の内容を見ますると、その度が非常に強度に過ぎはしないか。と申しまするのは、すべてのことが、たとえばヒロポンのようなものにいたしましても、それが悪いものであるにいたしましても、存在するのには存在するような一つの環境なり自然的な要求があるということも、ひとつ認めなければならないことなので、事のよしあしは別でありまして、現実にそういう社会があるということだけは認めなけれ……

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/07/20、24期、国民民主党)

○金子委員 たいへんに問題になりました看護婦法でありますが、その後施行細則にあたりまして、一言、今後の運営通牒等につきまして、私の考えを要望しておきたいと思うのであります。  まず最初の問題は、ただいま高橋委員から、いろいろ具体的な問題を、例をあげて質問があつたのでありますが、問題は一つの通牒なり何なりに法文化するということになりますと、非常に愼重な態度をとらなくてはなりませんので、いろいろむずかしく解釈すればできない、あるいは簡単に解釈すればそれもできるという問題が、幾つかこの中にも見えると思いますが、要はこの法律改正というものは、改正前の法律が、日本の国情よりもはるかに飛躍しておつた、そこ……

第10回国会 厚生委員会 第38号(1951/07/21、24期、国民民主党)

○金子委員 省令で定めるという点でありますが、ただいまの説明にもちよつとありましたが、要するに、店舗を持たない場合は、原則として営業できないことになつております。その省令の認めるという場合、たとえば病院の理髪であるとか、あるいは疾病等に対する出張というようなことは、ただいまの説明にもありましたが、今疑問になつて来る問題は、よく上野の公園なんかにあるような、ああいうふうな野天でバリカン等を持つて歩いて商売している者、しかもそれをほんとうの業にしている者があります。おそらく料金も非常に安いのだと思います。  その問題が一つあるのと、それから職場で理髪所を持つておるのがありますが、この問題がさしあた……

第10回国会 農林委員会 第10号(1951/02/20、24期、国民民主党)

○金子委員 簡單な問題を二つだけ質問いたします。  第一の質問は、ただいま小笠原委員の熱心なお話やら、あるいは農林大臣の、役人のセクシヨンを越えて、農村に急遽飼料が渡るような処置をとつたということを一応承つたのでありますが、ただここに心配いたしますのは、とうもろこし二万五千トン、あるいは大豆かすの五千トンというものは、今の政府手持ちの放出ということを中心に火急に処置をして、これをどうしてもやつてもらわなければならぬことはよくわかるのでありますが、今後の見通しといたしまして、はたして自由経済になつたときに、えさに向くものは、ほかの食品の用途にも向きます関係上、統制を解いた以上は、今までの飼料とい……

第10回国会 農林委員会 第13号(1951/02/28、24期、国民民主党)

○金子委員 まず第一に予算の問題でありますが、予算の問題は、前委員からも質問がありましたけれども、ここに私に納得の行かない問題は、今度の法令の第七條以下、この委員会がなすべき仕事の中に、自作農創設特別措置法の問題、あるいは農地調整法の問題等、ここに揚げてあることは、以前三つの委員会がやりましたものを、そのままここへ載せてあるように私は承知しておるのでありますが、そういたしますと、以前の委員会が別々にこれをやつておりましたときと、これを全部あわせまして、新しい制度の農業委員会になりましたときに、その名前は一つになりますけれども、その仕事はそのままやつており、なおもう一歩前進してほんとうにこれが農……

第10回国会 農林委員会 第17号(1951/03/07、24期、国民民主党)

○金子委員 前委員から大体の点は質問があつたと思うのですが、ただその答弁につきましては、さつぱり私にはわからないので、一応繰返すことをやめまして、簡單に三、四点、きわめて要点だけをつかんで質問申上げたいと思いますから、どうぞ率直にお答えを願いたいのであります。  まず第一に、先ほど大臣から、わが党は自由主義経済によつて統制を解いて行くのだというお話がありましたが、統制を解いた最近における肥料の問題、飼料の問題につきまして、統制を解く前と解いた今日と、肥料の生産なりあるいは消費者であるところの農民の上に、どういう点が利益になり、どういう点が損になつたか。また公団廃止をいたしますれば、今度四月から……

第10回国会 農林委員会 第18号(1951/03/08、24期、国民民主党)

○金子委員 前の質問の残りでありますが、漏れたところを簡単に質問申し上げたいと思います。それは第八条でありまするが、この八条の第一項に「耕作の業務を営む者(その所有する小作地の面積が二反歩をこえる者を除く。)」とあります。問題はその次の行にもあると思いますが、その次の(ロ)の「二反歩をこえる面積の小作地について耕作の業務を営み、」このことが一つと、もう一つは第十条に行きまして選挙の資格でありますが、内地における一反歩、北海道の三反歩という、この基準は――将来農民になるという考え方ならば別でありますが、農業者というふうな見解から参りますと、内地の農家は自給食糧をつくるだけでも、関東地帯における二……

第10回国会 農林委員会 第23号(1951/03/17、24期、国民民主党)

○金子委員 私は農業委員会法案、並びに農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案及びただいま上程になりました修正案に対して、国民民主党を代表いたしまして二、三強い要望をいたしまして、賛成の意を表するものであります。  この法律案が提案されまして、内容を検討してみまするのに、その第一条のこの法律の目的というものは、非常に合理的で、作文としては実にりつばにできておるのであります。また私どもも、こういうものがなければいけないということを、今の農村の段階において痛切に考えておるものであります。しかしながら、次の第七条の以下所掌事務の点に参りますと、市町村農業委員会は自作農創設の仕事、あるいは……

第10回国会 農林委員会 第24号(1951/03/19、24期、国民民主党)

○金子委員 食糧管理法の一部を改正する法律案と食糧の政府買入数量の指示に関する法律案とあつちこつちと混同して質問をするかもしれませんが、御了承願います。  最初に御質問申し上げることは、麦類の買上げを、政府は任意の立場で、国家が必要と認めたときに限つてこれを行うというように改正されようとしているのでありますが、この場合、政府の買上げは強制買上げになると思いますが、この買い上げた麦を――そのときには麦類の配給は自由の形になつておりますから、それを拂い下げる場合にはどういうふうな形で行われるのか。またこの問題は、配給統制をやめた後における輸入食糧の場合にも同じことが出て来ると思うのでありますが、拂……

第10回国会 農林委員会 第26号(1951/03/22、24期、国民民主党)

○金子委員 次官にお尋ねいたします。食管法の改正、いわゆる麥の統制解除の問題につきまして、数回にわたりましてこまかい数字の点や、いろいろのことにつきまして当局から回答をいただいたのであります。この問題は、きわめて近く採決に入る問題だと思います。きようあたりの新聞を見ましても、インドの食糧の不作、あるいはアメリカの日本に対する食糧援助が楽観を許さないということを言つておるのでありますが、それに比べて、私どもとして、この際にどうしても、この統制を一部解除しなければならぬという納得の行く理由が出て来ないのでありますが、これについて具体的に、一番大きな点から箇條にして、そうして、こういう点とこういう点……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/26、24期、国民民主党)

○金子委員 この法律案は、私どもが不満に思つた点を何かしら解決しておるようなところもありますので、大体賛成でありますが、なお法律案が出てすぐでございますので、こまかい調査をしております時間もないようでありますが、ちよつと今思い当つた点を二、三質問申し上げたいと思います。  この農業協同組合模範定款例新旧条文対照表の中に、第六条の、「農業協同組合連合会の設立の発起人となり」云々というところですが、この議決権だけは、どうしても三分の二以上の多数による議決を経なければならないのか。と申しますのは、單なる総会の議決を要するということでなく、どうしても特にこの会議の内容にまでここに入つているのか、その理……

第10回国会 農林委員会 第31号(1951/03/30、24期、国民民主党)

○金子委員 この法律案は、提出されて質問の時間もきわめて短かいのでありますが、その内容を検討してみますと、不備不満な点が見えるのでありますけれども、今この法律案を本国会で通した方が、全体的に見て不利であるか有利であるかということを勘案したときに、この際通した方が有利だという見解から、私は本法律案は一応この原案で賛成いたしますが、これについでは強く条件を付しますから、この点を当局の方々はよく守られて、将来この検査法が全面的に実施されるようなあかつきには、農業生産のためにマイナスにならないようにしていただきたいということをお願いするものであります。  それでまず第一の問題といたしましては、この法の……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 厚生委員会 第1号(1951/08/18、24期、国民民主党)

○金子委員 二つばかりお聞きしますが、今朝の新聞を見ますと、アフター・ケアの記事が出ておりました。私会議のたびにアフター・ケアを強調しておるわけでございますが、政府として今度の新年度予算において、具体的な計画がありますか、その点ひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは予算費目はどこから出すのですか。
【次の発言】 その次にお伺いしたいことは、これはまだ説明がありませんけれども、来年度において国保、建保に対しまして、医療費の二〇%を国庫補助るというような要求を、今しておるようにこれでは見えるのであります。このことにつきまして、常々私当局にも申し上げておる通り、今の保険制度というも……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 厚生委員会 第1号(1951/10/15、24期、国民民主党)

○金子委員 保險局長がお見えのようでありますから、国保の問題について二、三御質問申し上げたいと思います。  御承知のように、今社会保險が数多くありまするが、その中でも国保の状態というものは、経営の主体が経済力の乏しい市町村に置かれており、同時にまたその保險に対する公的な扶助といいますか、補助といいますか、そういうものもほかのものに比べて実質的に少いということが、結局今度の全面的に保險組合の経営の困難だという時代にあたりまして、ことさらに国保の問題が大きく出て参ると思うのであります。そこで、まず最初にお尋ねしたいのは、去る国会において、目的税にすることができるということを法律改正いたしました。そ……

第12回国会 厚生委員会 第2号(1951/10/22、24期、国民民主党)

○金子委員 ただいま問題になつておりますところのBCG問題につきましては、参議院は大分大きく取上げておるようであります。当委員会としましては、先日委員長から御相談がありましたときにも、一応委員会としての意見を申し入れる程度でいいじやないか、これを問題にすることによつて、いやが上にも新聞紙等が取上げることが、何らの裨益することもなくて、逆にただ国民を疑心暗鬼に追い込むだけであるということを、私どもも考慮いたしまして、その問題をことさらに取上げる意思を持たなかつたのであります。ただ先ほど大臣からの答弁を聞いておりますと、個人の良心的なものの考え方という点においては、了承できるのでありますが、しかし……

第12回国会 厚生委員会 第3号(1951/10/24、24期、国民民主党)

○金子委員 このBCGの問題につきましては、先般来から非常な問題が新聞紙上等において取上げられ、なおどういうふうな意図があつてかはわかりませんけれども、両三日前に日本医師会からことさらに速達の形で、マイヤーのいわゆるBCGは効力がないというような文献を送られて来ているということになりますと、私ども想像しますに、日本医師会も反対意思表示をしているのではないかと考えられるような行動を起されております。そこで衆議院の厚生委員会の理事会で、委員長からこの問題を諮られましたときに、私はこの問題をより大きくするならば、必要以上に国民大衆に不安を与えるだけであるから、なるべく早く終止符を打つべきものである。……

第12回国会 厚生委員会 第4号(1951/10/27、24期、国民民主党)

○金子委員 BCGの問題につきまして、二日間にわたりましてお忙しい大臣の出席を求めまして、いろいろと各委員から質問があつたのでありますが、どうも今までの二日間にわたる質問の過程におきまして、BCGの強制接種に対してどうするかという大臣の態度が、私ども頭に明瞭にピンと来ないために、くどいことは一切やめまして、結論だけをお聞きしたいのであります。というのは、大臣が、学術会議からこれだけのことがあつた以上は、相当考慮しなければならない。これも私はもつともだと思う。それから、そうかと思うと、この法律は強制はしておるけれども、罰則がないから、あながちほかの罰則のある種痘などとは違うというような見解を披瀝……

第12回国会 厚生委員会 第5号(1951/10/31、24期、国民民主党)

○金子委員 去る国会におきまして、たいへんな騒ぎを経て、看護婦法の改正があつたのでございまするが、それがまたたく間にこういうふうに一躍して、何といいますか、急転直下にかわつて来たことが、ちよつと私には了解しかねる点もあるのでありますけれども、まず第一に政府当局に質問したいことは、一体こういうふうにこの前は資質の向上、要するに看護婦の資質というものを当局の意見としても非常に重きを置くということで重大視しておりまして、私どもも一応もつともと考えましたがゆえに、非常に苦慮いたしまして、十三年の経歴だとか、あるいはそれでもいけないならば、ある一定度の講習会を設けたらどうかというようなことで、改正法律が……

第12回国会 厚生委員会 第6号(1951/11/09、24期、国民民主党)

○金子委員 ただいま丸山委員から、極端に申しますと、審議会が結果において作文製造所のような形に追い込まれておる、かりに政府が来年もこれと同じことを繰返したらどうするかという、大分きつい質問が、審議会の会長に向つてあつたのでありますが、それに対するお答えをここで聞いておりましても、なるほどそれよりほかないかということになりますと、私どもは審議会に大きな期待をかけるとともに、大きな失望と、二つこもごも出て来るわけでありまするが、その点はどう申しましても、それ以上どうにもならぬことでありますので、繰返してお話申し上げることはやめまして、ただ私は常々考えておることでありますが、審議会長の御意見というか……

第12回国会 厚生委員会 第8号(1951/11/22、24期、国民民主党)

○金子委員 BCGの問題につきまして、結論的に大臣に質問をするのでありますが、その前に委員長にお願いいたじておきます。きようは、最近結核ベツドに対する付添婦の点について問題が起つておりますので、この点について保險局長と、また病院の立場から医務局長に御出席を願つたのでありますが、この問題はあとで懇談の形にでもして研究していただくことにいたしまして、大臣はお忙しいと思いますから、BCGの問題について賛同いたしたいと思います。  この前の委員会におきまして、厚生大臣は、何はともあれ学術会議の答申が出ないことには自分の考え方をきめられない。そこで学術会議のごまかい資料を示していただいた後に、この問題を……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○金子委員 たくさんの委員から広い範囲にわたり質問がありましたので、重複を避けまして、質問されなかつた二、三の点に対して伺つておきたいと思います。  まず第一に、ただいま足鹿委員と局長の間で、この法律が糸価安定に効果があるとかないとかいうような問題がありましたが、私どもがこの法案の審議にあずかつておりましても、率直のところを申しまして、三十億の金をかけて二万俵程度のものを政府の手持ちにいたしたところで、かつての歴史から見てこれだけ大きな投機的な性格を持つていた繭糸価の安定には、相当たよりないという考え方を持つておるわけであります。ただ提案なさつている当局の立場から、これはたよりないという説明は……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 厚生委員会 第2号(1952/01/29、24期、国民民主党)

○金子委員 私は今の遺家族の問題は、後に別な機会に質問申し上げようと思つたのですが、今次官のお話を聞くと、何だか一向に要領を得ませんので、お尋ねいたします。予算もここに出ておつて、そうしていろいろな案があるけれども、これからきめるのだということでは、一体予算の数字はどこから割出したか、今、岡委員の言うと同じように、この金額はどういうふうな方法で支出するために組まれたか、それを私ども知らぬことには審議はできないじやないか。これが一つと、もう一つ質問するのは、なるほど橋本案だとか、あるいは自由党の政調会案だだとかいろいろなものがある。お話を承つておりますと、そういう話でありますが、しかしこの厚生委……

第13回国会 厚生委員会 第3号(1952/01/30、24期、国民民主党)

○金子委員 これはこの前の国会におきましても、私申し上げたような気がするのでありますが、厚生の統計関係は、非常に熱心に、しかも印刷物も頻繁に出ておりまして、その点私ども感心しておるのでありますが、ただ厚生行政の問題につきまして、われわれが参考にしようとするときに、疾病の問題にいたしましても、あるいは生計のような問題にいたしましても、ないしは社会福祉の方の関係におきましても、今の段階において問題になりますものは、国全体においてどういうパーセンテージに移つておるか、あるいはどういう率に上昇しておるか、落ちておるかということも、もちろん必要でありますけれども、政治的な面から見ますと、それらの社会保障……

第13回国会 厚生委員会 第6号(1952/02/07、24期、国民民主党)

○金子委員 私はこの際質問というよりか、お願いしておきたいことが一点あるのであります。先ほど予算説明を伺つておりまして、結核の後保護の施設に対して、遺憾ながら一銭も予算が折衝してとれなかつたというのでありますけれども、これはまことにふしぎな話であります。一昨年来から結核問題が大きくやかましく唱えられて以来、厚生委員会において各委員の意見も一人残らずこのアフター・ケアの必要性を主張しておりますし、大臣も政府当局も、異口同音にこの問題は大きく言葉の上で取上げられているわけです。にもかかわらず、金額が予算の都合上少かつたというのならば話もわかりますが、全然認められないというのは、これは必要を認めない……

第13回国会 厚生委員会 第8号(1952/02/19、24期、改進党)

○金子委員 保険局長の先ほどの青柳委員に対する御答弁や、先日の岡委員に対するこの問題についての御答弁を聞いておりますと、今のこの国保なり健保なり各種の社会保険というものを、どうにもならない一つわくの中で――憲法の中にでもあるかのような動かすべからざるわくの中で説明をしておるような点が非常に多く受取れるので、どうも納得が行かないのでありますが、こまかい点につきましては、国保に関する小委員会を設けてありますのでその際に讓るといたしまして今回はきわめて要点の五、六点について質問いたしたいと思うのであります。  まず第一に、国保の経営が困難になつて来ておる数字的な問題については、ただいま青柳委員との間……

第13回国会 厚生委員会 第9号(1952/02/22、24期、改進党)

○金子委員 厚生大臣に質問申し上げます。この間の予算説明の過程において出ました現在国が持つておりますところの国立病院の九十九病院のうち、二十二病院を残してあとを地方自治体に移管するというような予算が組まれておるのでありますが、この問題は単なる行政処置として処理されてよろしいものであるか、それに対して大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 実はぎよう私が質問申し上げることは四点でありまして、きわめて簡単に申し上げまするので、もし大臣の御答弁がはつきりいたしておらないような場合がかりにあつたときには、厚生委員会としてまた別な考え方をいたしたいと思います。  ただいまのお話によりまして……

第13回国会 厚生委員会 第10号(1952/02/26、24期、改進党)

○金子委員 国立病院の問題につきましては、この前大臣からいろいろお話がございましたのですが、二つの点、すなわち今度の予算の上に地方移譲の計画は立つけれども、強引に、これを無理やりにそういう方向をとるのではなくして、あくまでも地方庁と相談の上、今の病院がより以上の性能を現わす見通しによつて、会議によつておやりになること、それから予算措置が足りなければ、それを足してでも次の根本的な改革のある機会までは国立病院の姿をとつておくというような二つの要点ははつきりしたのでありますが、残された問題といたしまして、この委員会でも日本の医療体系が非常にまちまちであります。すなわち国立病院のような、ただ軍の病院を……

第13回国会 厚生委員会 第12号(1952/03/13、24期、改進党)

○金子委員 行政管理庁長官がまだ出席がありませんので、吉武厚生大臣からお伺いしたいのであります。大臣が就任されまして本委員会に初めて御出席になりましたときも、私はこの問題につきまして少しく触れたのでありまするが、最近新聞紙上等をもつて知るところによりますと、一府十省にするとか、あるいは十一省にするとかいうようなことがうかがわれ、また厚生省と労働省を一つにするというようなことも、ときどき聞くのであります。それに加えまして、これは偶然かもしれませんが、吉武労働大臣が厚生大臣を兼務されたというようなことが、その意味ではないだろうと思いまするけれども、その前提でもあるかのような人事ともうかがえるのであ……

第13回国会 厚生委員会 第15号(1952/03/20、24期、改進党)

○金子委員 最初に一、二点数字の問題につきまして御質問申し上げます。この船員保險でございますが、御承知のように、船員保險は、海上に働いておられる船員の保險を一本にいたしまして、いわゆる保険体制として一本法律として完成した形になつておるのでありますが、現在この船員保險の制度の恩沢に浴しておりますところの総人員は幾らありますか。
【次の発言】 これは大体法による船の大きさに準拠したものの範囲だと思いますが、そのほかに、広義におきますところの船員ということになりますと、二十トン以下の、ことに漁船あるいはその他の海上民間業に勤務しておる船員があると思いますがそういうもののトータルは一体幾らになつており……

第13回国会 厚生委員会 第16号(1952/03/24、24期、改進党)

○金子委員 同僚の各委員から、各般の問題につきまして、いろいろ大臣に質問があつたようでありますので、なるべく重複することを避けて、二、三御質問申し上げます。  まず第一に、今度の支給いたしますところの資格として、太平洋戦争といいますか、その以降の者ということに一応切つてあるのでありますが、この問題はいろいろ受ける方の立場に立つたときに、公平を欠くような、同じような立場でありながら非常に不公平だというような問題が出て来ると思いますが、これをそうしなければならなかつた理由と、この法律の通りにいたしましても、はつきりと大義名分が立つという理由があるか、その二点をひとつ御意見を承りたいと思います。

第13回国会 厚生委員会 第20号(1952/04/03、24期、改進党)

○金子委員 議事進行について――きようは午前十時の開会のはずでありましたけれども、自由党といたしましても、また野党連合といたしましても、原案に対する修正の問題が出まして、晝ごろになりまして自由党の方の修正案はオーケーが参りまして、本日その修正によつて会議が進められると思いますが、野党連合の修正案のオーケーがまだ参つておりません。一応どういう点がいけないかということに対して今交渉中でございますので、もしでき得るならば、この問題をはつきりさせまして、しかる後にこの審査に入ることが望ましいんじやないか、こういうふうに思いますので――応私から委員長にお願いいたしまして皆さんにお諮り願いたいと思います。

第13回国会 厚生委員会 第26号(1952/04/25、24期、改進党)

○金子委員 今度のこの貸付法案が出されなければならないような今の国保の状態に対して、私は非常に遺憾に思うものであります。そこで先ほど岡委員の質疑に対して、局長は、国保が現在のような弱体になつておる理由に対して、国保の意義が徹底していないとか、あるいは指導者の熱意が足りない場合もあろうし、いろいろな事情があるというような御答弁をなさつておるのでありますが、私はこの国保問題を考えるときに、常に申し上げておるのでありますが、現在日本で行われております社会保険のうち、国保の問題だけを取上げてみましても、この国保に加入しなければならないというか、し得るような国民層というものに対し一て、この国保の制度その……

第13回国会 厚生委員会 第27号(1952/04/26、24期、改進党)

○金子委員 ただいま上程になつております国民健康保険再建整備資金貸付法案並びに同法案に対する修正案に対しまして、はなはだ不満ではありますけれども、一応国保の救済策の一段階といたしまして了承し、これに賛成いたすものであります。但しこの法案の賛成にあたりまして、改進党は強い要望を申し上げたいのであります。  この法律は、再三この厚生委員会におきましても、また衆議院本会議におきましても、現段階の国民健康保険が非常な窮地に陷つておることを理解いたして、これに対して政府は何らかの曲化策をとらなければならないということは、院議としてもきまつておるりであります。しかしながら、この問題はなかなか思うように進展……

第13回国会 厚生委員会 第28号(1952/05/14、24期、改進党)

○金子委員 補足して……。ただいま委員長からの質問に対して、大臣は、この特別措置法が通つても、強引に移譲に持つて行くというようなことはしないということと、移譲できないものに対しては、予算的措置を講じて国立病院としての経営を継続するということの二点は、明確な御答弁がございましたのですが、それに関連しまして簡単に二つの問題を質問したいのであります。あの拂下げの対象は、公立病院ということになつておりますが、地方におきますと、その他のいわゆる市町村自治体またはそれに準ずると申しますと、公立病院という立場から参りますと、保健病院というようなものも入つておるのでありますが、その他の病院体系のものに譲渡する……

第13回国会 厚生委員会 第36号(1952/06/02、24期、改進党)

○金子委員 先ほど来各委員から、いろいろ参考人に対して質問があつたのでありますが、私は本委員会が、本日参考人に御苦労願いまして、赤十字の各般の、主として過去の問題につきまして陳述していただくという、その目的といたしましては、今ここに日本赤十字社法というものを制定すべきかいなか、どういうふうにすべきかというような段階に入りまして、今後の新しい法人をつくる、その参考としての御意見、そういう意味から私は聞いておると思います。そこで、私は今までの陳述の諸点は、各委員からお伺いがありましたから、その点には触れませんが、各参考人から、この問題はお答え願いたいのであります。皆様方は、過去労組の立場で働かれた……

第13回国会 厚生委員会 第37号(1952/06/07、24期、改進党)

○金子委員 ただいまの丸山委員、松谷さん、あるいはその他の方々からも、いろいろと質問が出ておりまして、私ここで聞いておりましても、こんな問答は、晩方までやつたつて終えないと思います。言うことがみな違うのだから、行つたり来たり、行つたり来たりすれば、一向に先に行かないので、地財委の考え方も、局長の考え方も、医務局長の考え方も、みな違うのでありまして、それでさつき言つたことと今度言うことと、また違うのでありまして、こういうことを何べんやつても、これは問題にならぬと思うのであります。  そこで質問の方向をかえてお伺いしたいことは、ただいま丸山委員の質問されました一般住民にも公開するものであるというこ……

第13回国会 厚生委員会 第38号(1952/06/10、24期、改進党)

○金子委員 ちよつと関連して……。今、丸山委員のお話のように、実は小委員会におきまして法を検討いたしますときには――私も提案者の一人になつていて、そういうことを申し上げるのも変でありますけれども――そういう考え方は持たなかつた。これはどうしても認可でなければまずいという考え方で、相談を進めたはずだと思つております。なぜならば、今までの赤十字が、赤十字本来の救護要員を養成すること、あるいは救護施設の拡充をすること、それに必要な薬品その他の備蓄をするということ、そういう働きを今の日本の社会において非常時対策として赤十字病院がする、これは認めておるところでありますし、またそうしなければならぬことであ……

第13回国会 厚生委員会 第39号(1952/06/11、24期、改進党)

○金子委員 本法律案に対します各條にわたる質問が、苅田委員その他からありました。私はこの法案を作成いたします過程において、過去の赤十字から、新しく民主的な形における赤十字が出発するにあたりまして、今までのあり方に対して、大きな反省と改善を加えなければならぬという点を重視いたしまして、本法案の審議に当つたのでありますが、法律の体裁と申しますか、形の上に、まだまだたくさんの條件を入れたいという希望を持つておりました。しかしながら、その事柄が、定款に含まるべき性格のようた要綱が多々あつて、この点は赤十字社に対する監督の立場に当りますところの厚生省が、定款の認可権を持つておりますので、厚生省に対して、……

第13回国会 厚生委員会 第42号(1952/06/19、24期、改進党)

○金子委員 今の問題はどういうふうに割り切つたのか、私さつぱりわからないのですが、今の丸山委員の質問の問題は、故意に言うのではなしに、食品衛生という立場から、一つの食品として人体に害があるとか、あるいはそういうふうな憂いのあるものに対する一応の制度があるわけでありますが、その食品衛生の方と、これの方は、今の食品衛生の取締り以外に競合するような問題は起りませんか。
【次の発言】 そうしますと、今の食品衛生法による検査とか、監督とかいうことが、今度この法律の範囲の仕事にかわつで来るということで、そのかわることに対しても問題はありませんね。

第13回国会 厚生委員会 第43号(1952/06/20、24期、改進党)

○金子委員 この際お諮り願いたいのでありますが、昨日立川の井水問題につきまして、厚生省当局からいろいろ実情を聴取いたしましたところ、その原因もはつきりいたしておりませんし、またその被害によりますところの市民の数は非常におびただしい数に上つており、しかもこれが解決対策といたしまして、見通しもほとんどついておらぬという事情にありますので、公衆衛生の立場から重大な問題でありますので、われわれ厚生委員といたしまして、時、国会の末期にあたつて非常に多忙でありまするけれども、半日の日時をさきまして、現地視察をいたすことがよろしいと考えるものでありますが、お諮りの上ぜひそういうふうにお運び願いたいと存じます……

第13回国会 農林委員会 第30号(1952/04/30、24期、改進党)

○金子委員 本法案に対しましていろいろ理論的な見地から質問が行われたのでありまして、私はそういう点を略しまして、この法案が実施された後における影響という点を中心にいたしまして、重要な点を質問申し上げたいと思うのであります。ことにこの法案実施後の影響というものは、私どもの考え方と政府当局の考え方と相当相違する点があるのでありますが、それに対して政府の当事者は、非常に割切つたような答弁をしております。しかしながら長い間統制経済が続いておりました農村の事情が、今度統制をはずしましたことによるところの自由経済に移行するその過程におきまして、いろいろと問題が発生して参りまして、それが農村経済ことに協同組……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1952/03/25、24期、改進党)

○金子委員 公述人浦田さんにお願いいたします。ただいま六項症の問題が出ております。この項症の限界が非常にむずかしい問題であることはよくわかるのでありますが、実際に患者の方方の中に入つておりまして、現行の各項症の切り方に矛盾がありましたら、その点を実例をあげて述べていただきたいと思います。
【次の発言】 それに関連したことですが、脊髄関係の病気は、どんな程度になつておりますか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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