このページでは古島義英衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○古島委員 同僚諸君の質問でありましたが、私にはさらに了解のできないところがある。条約局長の先ほどのお話で、犯人を引渡すときの了解事項の中に、向うの軍事裁判に立会いをするというのであるが、立会いというのは、立会いでなく傍聴だけではないか。立会いであるというならば、どういうふうな形式の法廷構成でどういうふうな立場の仕事をやるのか、その点を承りたい。
【次の発言】 監視をするというと、傍聴よりはさらに強いわけですね。法廷でどういうふうな構成になつて日本人が外国の裁判を監視することができるか。監視するならば、もし違反があるならば発言しなくてはならない、発言することができるのか。単純な傍聴か、監視か、……
○古島委員 ちよつと一、二点伺いたいのです。あなたが昨年の十一月か十二月の初めに、突然光田軍曹に呼ばれたということを言いましたが、そのとき初めから、マスクをかけて来いとか、あるいはガウンを着て来いと言われたのですね。
【次の発言】 あなたは、そういうマスクをかけろとか、ガウンを着て来いとか言われたときに、どう思いましたか。何事だと思いましたか。
【次の発言】 部屋に入るとシャンデリアが床にでも落ちておつたのですか。
【次の発言】 それを見たときにあなたはそう思いましたか。
【次の発言】 そうすると、病人が便所の中におることを発見する前に、もうこれは自殺未遂でもあつたのだろう、こう考えましたか。
○古島委員 委員長が先ほど政府に質問いたして、政務次官からお答えがあつた点でありますが、第三項ですね。第三項の「その満了に際し、法務省令の定めるところにより、これを延長することができる。」この延長は一回でなく、反復幾度もできるという考えでおるのだが、政府はどうかという質問であります。すると政府の方では、御希望通りに沿うというのだから、一回延長してまた二度も三度も延長ができるという趣旨にとれるわけだ。そういたしますと、四項の方とどうなりますか、「前項の規定により延長する期間は、十五日をこえてはならない。」こういうことになつておりますが、一回十五日を越えてはならないということにしないと、仮復するこ……
○古島委員 今回の警察法の改正は一段と飛躍した改正でありまして、主として治安の問題についての改正部分が多いのであります。そこで、慣行はどうでありましても、地方行政委員会がやるということはむしろ不適当であつて、法務委員会が審査するのが当然だと思いますので、どうか法務委員会の方に渡してもらいたいということを要求していただきたい。
○古島委員 少年院に関する改正案が出ておるのでありますが、少年の犯罪がどうして起るかという根源をつかずして、ただいたずらに枝葉末節を改正いたしても、何もならぬと思うのでありますが、どういうわけでこういう少年犯罪がだんだんふえて来るかということの根源をつきとめて見ましたか。もしあなたの方でそういう根源をつきとめたならば、その御発表を願い、それに対してどういう対策があるか承りたい。
【次の発言】 政府委員の説明はちようど肺病患者が多いが、かぜを引いているやつが多いから肺病が伝染するのだ、そこでかぜを引く者をなくすというような考えと同様であります。そんなことではとてもこの少年犯罪というものは減少する……
○古島委員 関連して。私は反対の意見を述べたい。今の福井君の御質問では、検事が同意したものに向つて判事は拒否することができないことにしたいという希望のもとに御質問があつたようであります。ところが私は、検事が一般的に同意を与えるというようなこともあり、また場合によると全部幾枚も白紙の同意書をこしらえておくという心配もある。そういうときには従来警察が直接に逮捕状を請求するのとごうも違わずにできるということになるのであります。はなはだしきに至ると場所によつては逮捕状を白紙で出しておく場所もあつたのであります。驚くべきことでありますが、判事が判をついて逮捕状をそのまま白紙で出す。それに書き込んでやつた……
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