稲村順三 衆議院議員
25期国会発言一覧

稲村順三[衆]在籍期 : 23期-24期-|25期|-26期
稲村順三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは稲村順三衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院25期)

稲村順三[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-|25期|-26期
第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 衆議院本会議 第35号(1953/03/02、25期、日本社会党(左))

○稻村順三君 私は、先ほどの太田委員長の予算に関する報告に対し、若干の質疑をいたしたいと存じます。  そのうちの第一は、予算委員会が満足すべき審議ぶりを示したかどうかということでございます。周知の、ことく、予算委員会は近来まれなほど荒れました。そのために、形式の上では日曜を除いて二十三日間の日数を審議に使つたことにはなつておりますが、実質的には、先ほど委員長も申しました通り、わずかに十六日と少しでございます。これは時間的に申しまするとこれまでの予算委員会と比べて、決して少い時間ではないという答弁ではございました。しかし、私は、議員生活八年間を通じましてこの予算委員会ほど政府の人々の答弁がふまじ……

第15回国会 衆議院本会議 第39号(1953/03/12、25期、日本社会党(左))

○稻村順三君 私は、国会議員の一人として、一昨日岡崎外務大臣が参議院外務委員会において対日援助費に関して言及したことは、その内容がきわめて重大であることにかんがみ、ここに総理大臣がおられなかつたならば官房長官、また外務大臣、大蔵大臣に緊急質問をする義務があると思うのでございます。  岡崎外務大臣は、杉原委員の御質問に対して、対日援助費の使用について次のごとく答えております。――私の見込みでは、何かの理由でかりに再軍備するというようなことになつた場合には、その費用はかなりいることでありましよう。そこで、そうすればいろいろな点からこれを捻出しなければならぬという問題になつて来ますから、その問題も一……

稲村順三[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-|25期|-26期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院25期)

稲村順三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-|25期|-26期
第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 予算委員会 第6号(1952/12/03、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 最近自由党では、国会に臨むにあたり、新政策というものを発表いたしましたが、これを発表する以上、現に総理をやつている吉田氏は自由党出の、自由党の総裁でもありますので、在任中に当然に何らかの形で、またどれだけかの程度でこの新政策を実行すること、すなわち予算にこれを組み込むという義務を負うておるものだと考えてよろしいですか、その点、御答弁願います。
【次の発言】 もしそうだとすれば、吉田内閣はいつまでも、――それは任期は長いほどいいかもしれませんが、鳩山氏も命旦夕に迫つておるといつたぐあいでありますから、おそらくいつまでも続くものではないと思う。そうすれば、少くともこの補正予算の中にも、……

第15回国会 予算委員会 第7号(1952/12/04、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 昨日に引続いて、総理に対して、本日は自衛力漸増について二、三の質問をしたいと思います。  総理はしばしばこれまでの警察予備隊、現在の保安隊を軍隊ではない、こう言つております。ところが外国の有力なジャーナリズムなどでは、さような総理の言明を全然信用しておらないという事実を、総理は知つて御答弁になつているかどうか、それをまずお伺いいたします。
【次の発言】 わが国の中央公論という雑誌の中にも、エコノミストからの抜萃にこういう文句が出ております。「ところが首相吉田は憲法のこの条項を変えようという危い仕事から逃げを打つために、警察予備隊はただ局地的な警察力に過ぎないというような天外の奇想に……

第15回国会 予算委員会 第9号(1952/12/06、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 農業金融の関係者として、この再建整備の方に乗り出して行くということ、これはそれを促進して行きたいという願望を持つておるのは当然でございますが、もつと根本的に考えて、どうも今日の状態のままに置いておくと、いくら農業協同組合に、ちよつとやそつと再建整備をさしてみたりなんかしても、ほとんどまたさいの河原の石積みのように、元にもどつてしまうというような危険があるのではないか、この点農業金融に従事しておる湯河さんとしては、どういうお考えであるか。私から申しますと、今日の農業経営の実態から申しますと、元来がこういう農業を相手にして、非常に貧弱な自己資金を中心として運営する、そういうような立場に……

第15回国会 予算委員会 第22号(1953/02/12、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 向井大蔵大臣に、成田君に対する答弁に関連して簡単な質問をいたしますが、大蔵大臣は、成田君の質問に対して、対日援助費は債務であると心得えておる。それでこれは返済しなければならないという意味があるでありましようが、しかしながらまだアメリカ側とは話合いがされたわけではないからして、幾ら払わなければならないかということの総額あるいは支払い方法については何にも打合せていない、こういうようなお話であります。ところが予算書には、平和回復善後処理費の中のこの経費は、連合国に対する賠償の支払い及び米国に対する対日援助費の返済、こういうようなことを言つております。そうするというと、総額のわからないもの……

第15回国会 予算委員会 第27号(1953/02/21、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 今成田委員の質問に対して、都道府県なら給与を支給される形になつているから、警察官は地方公務員だというふうに言つております。しかし単に給与だけで、実は地方公務員であるとかあるいは国家公務員であるとかいうことをきめるのは常識上許さないと思います。やはり任免権というものが非常に大きな事由になる。たとえば任免権というものがあり、そこに給与がくつついているところに初めて自治体職員か国の職員かが決定すると思うのであります。しかるにこの警察法によりますと、警視総監あるいは警察長は国が任免するものだから、国家公務員であることは明らかであります。ところが今度はその系統である警察長というのが一般警察官……

第15回国会 予算委員会 第28号(1953/02/23、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 ちよつとその問題に関連してお尋ねいたしますが、今足鹿委員から人口吸収政策いかんという話がありましたが、非常に抽象的な議論でございましたので、私にはどうしてもそれが納得できないので、もつと具体的に、その政策の一つ一つについて簡単にお答え願いたいと思います。  農村過剰人口を吸収するということが非常に重要な問題だということは、日本が近代生活に入るようになつてから、すでに問題になつて来たところでございます。従つて農村過剰人口の調査もすでにあることと思うのでございまして、この調査がなければ何にも計画は立つておらぬということになるのであります。従つてまず第一に、農村過剰人口がどれくらいあると……

第15回国会 予算委員会 第29号(1953/02/24、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 ちよつと関連して……。今主計局長が西村委員に対して答弁したところは、まだ債務として確定しておらないものであつても、支払う予定として政府が債務と心得てこれを計上した、こういう話だつたのですが、この前の私に対する答弁は、これとまつたく違つております。はつきり債務と確定していると答弁しております。それは十二日の速記録を見てもわかるのでありまして、「しかし平和条約にもこの規定がありますように、これが日本の債務である。」と、こう言つている。この点、はつきりと御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 河野主計局長が、債務を確定していないものをなぜ計上したかということに対して、この十九ページに……

第15回国会 予算委員会 第31号(1953/02/28、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 ちよつと関連して。今の門司委員と法務大臣との質疑応答を聞いておりますと、結局警察法を改正しなければならぬ緊急問題というのは、破壊活動ということが中心になつて押問答がされたと思うのであります。そうすれば私たちはここに破壊的活動というものの一応の外郭がわからないと、緊急か緊急でないかということの結論が出て来ない。そこで私は国会議員の当然の義務として、法務大臣に質問するのでありますが、公安調査庁の予算の中に、破壊活動調査に必要な経費というのが二億一千七百万円ばかり組まれております。こういうことになりますと、先ほど申しました通り、地下運動は共産党の地下運動ばかりのようではございません。それ……

第15回国会 予算委員会 第32号(1953/03/01、25期、日本社会党(左))

○稻村委員 私たちはすでに予算審議を始めましてから、しばしば予算の審議が途中で停頓したことを、はなはだ遺憾と思うものの一人でございます。しかしながら私たちがその原因をここにたどつてみると、一に政府の、閣僚ばかりではなくして、政府委員として出席している人々の不勉強に、大きな原因があつたことを認めなければなりません。まず第一に私たちから申しますならば、たとえば岡崎外務大臣は、今日きわめて重要な日本の国際的地位に関するところの弁明におきましても、なお中立を唱える者が日本を誤るかのごとく述べると同時に、しかもその速記録を読んでみますと、一朝事あるときに中立は保てないから、今から中立をしないなどというよ……


稲村順三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-|25期|-26期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院25期)

 期間中、各種会議での発言なし。

稲村順三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-|25期|-26期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

稲村順三[衆]在籍期 : 23期-24期-|25期|-26期
稲村順三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 25期在籍の他の議員はこちら→25期衆議院議員(五十音順) 25期衆議院議員(選挙区順) 25期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。