田中稔男 衆議院議員
25期国会発言一覧

田中稔男[衆]在籍期 : 23期-|25期|-26期-27期-28期
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このページでは田中稔男衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

田中稔男[衆]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 衆議院本会議 第18号(1952/12/22、25期、日本社会党(左))

○田中稔男君 私は、日本社会党を代表して、日米船舶貸借協定に関し反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)  本協定によつてわが国に貸与されるフリゲート艦及び上陸支援艇は、明らかに軍艦であります。政府はこれを故意に船舶と呼んでいるのでありますが、おそらく小学校の生徒といえども、政府の説明に満足するものではありません。吉田首相は、その施政の根本方針として、最近しきりに道義の高揚を唱えておられますが、政府みずから、かくのごとく公然と国民を欺瞞するにおいては、一国の道義はただ低下するばかりであります。(拍手)  申すまでもなく、これらの艦艇は、アメリカにおいて、かつて軍艦として建造され、また軍……

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委員会発言一覧(衆議院25期)

田中稔男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1952/12/26、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 日本国民は、いかなる政党に所属しようと、またどういう思想を抱こうと、これは自由であるということは、現行日本国憲法が保障しておるところであります。ところが、今度中国から引揚げて来る人々の中には、信念として共産主義思想を持つている人も相当あるだろうと私は推測するのです。と申しますのは、御承知の通りに、現在中華人民共和国政権は共産政権ではないと思いますけれども、少くとも共産党を中核とした連合政権であるということは間違いない。しかも、北京政府ができましてから三年有余の行政の実績は、われわれがいろいろな出版物で読んだり、あるいはここにいる同僚帆足君や高良参議院議員の方々からいろいろお聞……

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1953/02/05、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 私どもがここにいただいたものに、「中共地域引揚者受入援護等の大要」とありまして、中共地域と書いてあるのですが、援護庁としましては、こういう名称は一つのきまつたものとして使われているのですか。私がお尋ねいたしたいのは、これはすなおに、中国引揚者とかいうふうにした方が穏当じやないかということです。何か中共地域というふうに政治的色彩が出たようなあれでは、大体引揚げて来る人も幾らか迷惑じやないか。中共地域と言うと、何か共産党の影響でもみな受けているように考えられるので、本人も迷惑するのじやないかと考えます。私は、そういうのじやなく、やはり中国という地名があるのですから、こういうふうに……

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1953/02/10、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 昨年十二月二十六日の本委員会の会議におきまして、私は援護庁長官に対しまして、今度の中国からの帰国者について思想調査や情報収集ということをやり、本人に不愉快な印象を与えたり、あるいはまた日本国憲法がすべての国民に保障しております思想及び良心の自由を侵害するようなことのないように、切に要望申し上げたのであります。その際に長官は、引揚援護庁といたしましてはそういうことは全然考えておりませんという御答弁をしておられるのであります。また一月十七日の帰国推進国民大会の代表に対しまして、たしか外務省の奥村次官だつたと思いますが、責任を持つて思想調査や情報収集はやらないと言明された。私は、こ……

第15回国会 外務委員会 第7号(1952/12/08、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員  「いかなる原因によるものであるかを問わず、」となつておりますが、滅失とか損傷とかいう事故が起る原因といたしまして、自然的原因と社会的原因とあります。そのいろいろな事例が質疑応答に大分出ております。私ここでまとめて少し御説明願いたいと思いますが、こういう自然的な原因による事故、社会的原因による事故、社会的原因によるものにはこれは政治的原因による事故を含むのでありますが、この協定に関係された方々には、どういうふうにその原因をお考えになつているか、それをまとめてここで御説明を伺えればけつこうだと思います。
【次の発言】 いろいろ自然的な原因による事故が考えられますが、それは私はあ……

第15回国会 外務委員会 第8号(1952/12/10、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 木村保安庁長官の先ほどのお話のうちに、この船舶の警備活動について触れられました際に、漁船の拿捕等のこともあるというお言葉がありました。そうしますと、こう船舶の警備行動の範図において、日本の漁船が出漁いたします場合に、必要な場合には護衛をしたり、あるいは拿捕が行われるような危険があつた場合には、その際抵抗をしてあるいは実力発動、発砲するとかなんとかいうような場合も起ることがあると思いますが、その点ちよつとお伺いしたい。

第15回国会 外務委員会 第10号(1952/12/17、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 私ども社会党左派として、政府原案に対しまして修正案を出します。修正案を私から朗読いたします。   在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案に対する修正案  存外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案の一部 を次のように修正する。  そういうわけで修正案を出すのでおりますが、その趣旨を弁明いたしたいと思います。中華民国と申しますのは、端的に申し上げますと、現在台湾にわずかに残存しておりますところの蒋介石政権のことをさすものだと思うのでございますが、われわれは隣邦中国というものを考えました場合には、こういう残存政権を相手として国交の回復をはかると……

第15回国会 外務委員会 第12号(1952/12/22、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 私は日本社会党を代表して、本協定に対し反対討論を行わんとするものであります。  本協定において、船舶という名称のもとにアメリカより貸与されるフリゲート艦及び上陸支援艇は、明らかに軍艦であります。たといそのトン数は比較的小さく、その装備は貧弱であり、その艦齢は古いと申しましても、本来アメリカにおきまして軍艦として建造され、軍艦として使用されたものであります。政府はこれらの艦艇をしいて軍艦にあらず、船舶なりと申しておりますが、一旦これを借り受けた上は、保安庁法第六十八條の規定にいう武器として警備隊の保有に帰することは、当然予想されるところであります。通常船舶は武器とは考えられない……

第15回国会 外務委員会 第13号(1952/12/24、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 私は鹿地事件については外務大臣に質問したかつたのでありますが、ただ一点だけ法務大臣にお尋ねいたします。これは新聞に載つておりましたが、鹿地君がいわゆるゾルゲ事件に関係をしておつたというようなことがありました。これは新聞の記事でありますから、信用するに足りないかもしれませんが、この点につきましてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 外務大臣に御質問したかつたのでありますが、外務大臣がお見えになりませんから、政務次官にかわつて御返答願いたいと思います。いわゆる中共地区からの邦人引揚げの朗報が伝わりますと、これは非常に国民的な関心を集めているのであります。政府もただちにこの問題……

第15回国会 外務委員会 第14号(1953/02/04、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 これは委員長に対する質問でありますが、昨年の暮れに外務委員長と若干の同僚議員の方が、東南アジア諸国をずつとおまわりになつたのであります。私はそのことは非常にけつこうなことだと思います。ことにまた、それが単に個人の資格で、個人の費用であまわりになつたのならこういうところで取上げるまでもないことでありますが、ただ私がちよつと聞き及びましたところによると、何か大蔵省方面からも幾らか補助が出たというようなお話もあつたようだし、それから新聞を読みますと、委員長がマニラでフイリピンとの賠償問題なんかについて発言されておるようであります。この場合に、何か使節団というようなことになつておりま……

第15回国会 外務委員会 第16号(1953/02/11、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 外務大臣にお尋ねいたします。一月の十七日、日本赤十字社の講堂で行われました帰国推進国民大会のとき、たしか奥村外務次官にお目にかかつたときのことだと思いますが、今後中国から引揚げる者については、思想調査や情報収集はやらない、こういうふうに言明されたのであります、岡崎外務大臣も同様のお考えをお持ちになつているかどうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 昨日の海外同胞引揚に関する調査特別委員会で明らかになつたことであります。またけさほどの各新聞の朝刊にも詳しく書いてあります。昨年十月中国から引揚げて参りました大阪の京昭という青年が申したことでありますけれども、麹町の宝亭ビルにあるア……

第15回国会 外務委員会 第17号(1953/02/14、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 その前に大臣にお尋ねしたいのですが、去る一月二十一日に、朝鮮の巨済島の俘虜収容所を脱出した――たしか中国人民義勇軍の捕虜だと思いますが、これが対馬に上陸して、対馬にあります日本側の官憲がこれを米軍に引渡したという事件、これは一九〇七年へーグで調印されました陸戦の場合における中立国及び中立人の権利義務に関する条約第十三条によりますと、逃走したる俘虜が中立国に入りたるときは、該中立国はこれを自由にまかすべしという条文があるのでありますが、私はこれに抵触するのじやないかと考えるのであります。このことに関連して大臣の御意見を伺いたいと思いますが、こういう質問をしますと、それは日本が国……

第15回国会 外務委員会 第20号(1953/02/25、25期、日本社会党(左))

○田中(稔)委員 私は社会党左派を代表して本協定に条件付で賛成の意を表明するものであります。  この協定は、本来商業的、技術的性格を持つた協定でありますから、必要だと思うのであります。ただこれが平和条約第十三条に基くものである点でありますが、平和条約にはわれわれ非常に大きな不満を持つており、締結当時反対したことは御承知の通りであります。この協定の末文に交換公文がありますが、この中に、琉球の政治的地位について触れられておる。沖繩に対する残存主権について日本国の請求権を主張しておる。このことについてはけつこうだと思いますが、大体その平和条約第三条において、政府が琉球について将来アメリカの単独信託統……


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データ更新日:2023/02/05

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