このページでは田中稔男衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○田中稔男君 私は、去る十四日全逓爭議に関し政府及び組合の双方に対して提示されました中央労働委員会の調停案につきまして、関係大臣に若干質問をいたしたいと考えるものであります。 調停案は二部にわかれておるのであります。第一に、物價安定を基礎とする最低賃金制の確立という組合の要求に対しましては、中央労働委員会は、その理念自体はこれを認めるが、軽労働二千四百カロリー、生計費のうちに占める飲食費の割合六〇%とするところの要求内容については、國家財政または企業経理能力の窮乏せる現状においては、とうてい首肯しがたいという態度をとつているのであります。しかるに、一方政府の施策を檢討いたしまするに、千八百円……
○田中(稔)委員 理事の數を七名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。
○田中(稔)委員 この法案の幾つかの條文におきまして細かいことを政令に讓つているのでありますが、それはもちろん結構でありますけれども、二つの點につきまして政令で規定することなく、法律としてこの法案の中に明記した方がよくはないかと考える點があります。そういう點につきましてお尋ねいたしたいと思います。 それは第三十九條の第三項であります。「前二項に定めるものの外、失業保險委員會に關し必要な事項は、政令でこれを定める。」こうなつております。先ほど荒畑委員の質問に對しまして、政府委員から失業保險委員會は非常に重要である、從來ありましたような形式的な委員會というようには考えない、その答申には十分重きを……
○田中(稔)委員 総理大臣にお尋ねいたします。外資導入の見透りでありますが、エロア資金とかその他いろいろと今日アメリカの議会で問題になつておりますが、今日までの正確な情報をお聽きしたい。それから民間の資本の導入の問題でありますが、日本軽金属あるいは松尾鉱業なんかにおいて、その先鞭をつけておるという話を聞いておつたのでありますが、その話はその後あまり進展していないというようなうわさも聞いております。その民間資本の導入につきましては、いろいろな障害があると思うのでありますが、どういうふうな点が障害になるか、こういう二つの問題についてお尋ねします。
○田中(稔)委員 冨田委員の御意見に賛成でありますが、私は政府委員の方で審査状況についてごく簡單な御説明に終つたのでありますが、この点をもう少し詳しく御説明願うことが、形式的な改正のようでありますけれども、この改正案を審議します上においてやはり必要だろうと思います。もう少し今日までの審査の状況について詳細な御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 処理件數について財閥別の數字はもちろんわかつておると思いますので、この次にプリントにでもして出していただきたいと思います。それから処理件數六百五十五、六條、七條関係は、役員數三千六百二十五というのに含まれておるわけですね。
○田中(稔)委員 この法案はきわめて簡單な、單純な性質を持つておりますし、別に異議はないと思いまするので、質問等は省略して、これで採決していただいていいのじやないかと思います。
【次の発言】 加藤委員の御質問の中にもありましたが、從來の審査及び再審査の業績を見ておりますと、少し甘いのではないかという感じがあるのであります。しかしながら処理の事情につきましては、もうこれ以上具体的にいろいろお聞きすることもどうかと思いますから、今度審査委員会及び再審査委員会がなくなつて、そのかわりに総理廳の官房に一課ができ、そして從來の両審査委員会の仕事を継続するにあたのましては、その機構の簡素化はけつこうであり……
○田中(稔)委員 日本が文化國家として健全に発達するために、科学技術の面において行政を強化することはしごく賛成であります。民間團体として日本学術会議が設置されまして、その会議の業績を一般行政の上に反映させるためにも、また政府の各省で扱いますところの科学技術関係の仕事を連絡調整するためにも、こういう協議会が必要であるという趣旨はよくわかるのであります。ただ望ましいことはこの協議会が從來よくありましたように官僚主義に陷つてはいけない、そういうふうな観点から私は役員のことについてちよつとお尋ねしたいと思うのでありますが、本協議会の会長は第四條によりまして「内閣総理大臣をもつて充てる。」とこうなつてお……
○田中(稔)委員 國鉄の從業員と郵政並びに電氣通信省関係の從業員とは、現業方面ではあまり違わないと思うのですが、國家公務員法の適用関係ではそれが別になつております。逓信大臣としましては、両省の現業関係の職員は、公務員法の適用を除外するというようなことをお考えになりませんでしようか。これは國家公務員法と関係があるのです。逓信大臣としてのお考えを承りたい。
【次の発言】 私の質問は一應これで打切ります。
○田中(稔)委員 社会党を代表したしまして両省設置法案に反対の意を表します。社会党といたしましては、実は詳細な、きわめて具体的な修正案を研究中であつたのでありますが、何せ審議の時間が限られました関係上、責任ある修正案を提案することができないのを、はなはだ遺憾に思つております。それで反対の理由を若干述べてみたいと思います。 両法案の内容について檢討いたしますに、案自体としては合理的であり、よく研究されたものと考えるのであります。しかしながら案自体がどんなによくとも、これが日本の國情、特に官吏の生活と財政の現状とに適合していないうらみがあります。さらにまた職員の身分や給與の問題を全然無視している……
○田中(稔)委員 補欠理事の選任に関しましては、その手続を省略して、委員長において御指名あらんことを望みます。
【次の発言】 この際一言私の希望を述べておきたいと思います。私も本法案を承認するものでありますが、ただ第三國会で問題になつた際に、わが党の山中委員が述べた趣旨をもう一度簡單に繰返しておく必要を認めるものであります。
私どもは日本が民主的な文化國家として再建されることにつきましては、もちろん双手をあげて賛成いたしますし、そのために日本の学術が大いに発展をし、また業績が行政の上に反映することに努めなければならぬということをわれわれは考えております。その場合にこの科学技術行政協議会の占め……
○田中(稔)委員 岩本國務大臣に質問いたします。この間本会議において、民自党の辻君の質問に対して、行政整理の問題で御答弁がありましたが、その際に大臣は、以下述べることはまだ閣議決定は見ていないが、閣議決定を見るように努力をする、そういうつもりで聞いてくれというので、つまりこれは私見として、相当つつこんだ御答弁があつたのであります。午前及び午後にかけて本委員会で御答弁になりましたことは、大体の筋としては本会議の答弁と同じだと思いますが、これはその後において閣議の決定を見ての答弁でありましようか、それとも依然としてまだ正式の閣議決定はなされないが、私見として今後の努力を含んでの御答弁でありますか。
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