田中稔男 衆議院議員
28期国会発言一覧

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田中稔男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中稔男衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

田中稔男[衆]本会議発言(全期間)
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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 衆議院本会議 第16号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○田中稔男君 私は、日本社会党を代表して、ここに提案されておりまする日米、日英両原子力協定に関し反対の討論を行いたいと考えるものであります。  日本社会党は、原子力の平和的利用そのものにつきましては、もとより積極的に賛成するものであります。しかしながら、私があえてここに両協定に反対するのは、まず第一点として、両協定とも、わが国の独立を傷つける、はなはだしい不平等条約であるという理由によるものであります。(拍手)すなわち、日米協定第九条及び日英協定第五条において、米英両国は日本における原子炉等設備の設計を審査し、炉の運転や燃料の状態等の記録を随時報告させる権利を有することが規定されているのであり……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 衆議院本会議 第19号(1959/12/16、28期、日本社会党)

○田中稔男君 私は、ここに、日本社会党を代表して、新安保条約草案においては、在日米軍、特に国連軍の資格におけるその域外出動に関し、いかなる規制が加えられることになっているか、政府の明確なる答弁を求めんとするものであります(拍手)  政府は、かねて、在日米軍の域外出動に関しては、新安保条約草案に付属する交換公文に事前協議の規定を設け、場合によっては、その出動を拒否することができるから心配は要らない、と説明してきたのであります。しかし、われわれは、事前協議は事前同意ではなく、また、在日米軍はあくまで米軍であって日本軍ではなく、米軍の出動が事前協議によって制約されることはアメリカとして絶対に許すわけ……

田中稔男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

田中稔男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 外務委員会 第3号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 私は特に外務大臣の渡米問題について御質問を申し上げたいと思いますが、その前に今の帆足委員の質問に関連いたしましてもう一度私からもお尋ねしたい。  沢田廉三全権が発言されましたのは、何でも六月十一日の朝鮮懇話会主催の日韓会談政府代表をかこむ会という席上であると思います。今の帆足君の発言をもう少し具体的に申しますと、これは当日出た人のメモによる要旨でありまして必ずしも一言一句正確だとは言えませんが、大体間違いないらしい。それによりますと、日韓の不和が続けば好まざる第三の勢力がここにくさびを打ち込んでくることをおそれる、三十八度線はだんだん南下し、ついには釜山に近づくという形勢を心……

第29回国会 外務委員会 第4号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 沢田全権のステーション・ホテルにおける演説の内容について、今六四委員から追及的な質問がありました。大体これで済んでおると思いますが、若干要点についてさらに深めた御質問を申し上げてみたいと思います。  あなたはだいぶお年だと思います。つまりあなたが教養を受けられた時代というのは、やはり明治のよき時代であったわけで、大日本帝国はなやかなりし時代であったのであります。人間はやはり環境の産物でありますから、あなたの今日のいろいろなものの考え方というものは、やはり一つの時代性を持っておる。あなたの発言の中に、これは形容的な言葉でありますけれども、日清、日露の両戦争は、いずれも日本を脅か……

第29回国会 外務委員会 第5号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 今の松本委員からの質問に関連いたしまして、私も二、三補足的にお尋ねいたしたい。外務大臣、このごろはなかなか答弁が上手になられたというか、ずるくなられて、あいまいもことして捕捉しにくいような答弁で困るのです。だから繰り返しの質問になりますが、はっきり一つ御答弁願いたい。  まず、大村収容所におる北鮮に返りたいという朝鮮人、この諸君を北鮮に帰すという問題は、日韓会談その他政治問題と切り離して、これだけを個別的に人道上の問題として処理する、こういうふうなお考えをお持ちでありませんか、一つお尋ねいたします。
【次の発言】 日韓会談の予備協定で双方が合意に達したのは、南鮮の方に帰るのを……

第29回国会 外務委員会 第10号(1958/07/30、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 七月十二日の五大使会議で行われた中東情勢に関する判断は、まことに当を得たものであります。この正しい情勢判断がアラブ共和国を初め広くアラブ諸国民の共鳴を得たことを、私は政府とともに心から喜ぶものであります。外務省から発表された刷りものによりますと、「アラブ・ナショナリズムというものの勢いは阻止することはできず、地域内各国の政治体制いかんにかかわらずますます一般化してくるであろうと意見が一致した。」こういうふうに書かれておりますが、岸総理はアラブ民族主義に対するこういう見方に同意されるかどうかお尋ねいたします。簡単に一つ。

第29回国会 外務委員会 第11号(1958/08/30、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 私は昨日発表されました佐多忠隆君の中国訪問報告書の内容に関連いたしまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。  先ほど帆足委員がお尋ねいたしましたことに対する御答弁の中で、アメリカの中国政策は、二つの中国というのではなく、あくまで台湾政府を唯一の正統政府と考える、こういう立場だという御答弁がありました。私も現在アメリカの中国政策に関するオーソライズされた見解はまさにその通りだと思うのであります。しかしながら他面、台湾は台湾として置くが、しかし中国大陸を事実上支配して今やアジアにおける押しも押されもせぬ大国となった中華人民共和国を何か承認しなければならぬだろう、こういう意見があ……

第29回国会 外務委員会 第12号(1958/09/01、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 今回藤山外務大臣が国連通常総会に出席されるために、またアメリカ政府と広範な諸問題について会談されるために、渡米されることになりましたので、社会党を代表して一言申し上げたいと思います。  申すまでもなく、藤山外務大臣は国を代表し、国民を代表して行かれるのであります。断じて自由民主党を代表して行かれるのではありません。従って私はここに国民的要望を代弁して、一言壮行の辞にかえたいと思う次第であります。  しかしながら、私は岩本委員の言われる超党派外交の立場に立って申し上げるものではないのであります。わが社会党の、いずれの陣営にも属しない、自主中立の平和外交政策と、自由民主党のアメリ……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 外務委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 まず総理にお尋ねいたしたいと思います。ブラウン記者とのインタビューの内容は、総理が全面的にこれを否定されたのであります。まあどっちが正しか、はっきりさせる証拠がないようでありますから、結局これは水かけ論に終るのでありますが、しかし一般の国民の印象では、岸総理がやはり不用意に、あるいはむしろ故意にやったのではないか、非常に危険な放言をされた、こういうふうに受け取っておるのであります。ジャーナリズムの一応良識を代表する朝日新聞も本日の社説において、「岸首相に直言する」という、こういう社説を書いております。さらにまた「天声人語」に至ってはずいぶんひどいことを書いて、一番最後に、「と……

第30回国会 外務委員会 第7号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 十月十日新橋ステージにおきまして右翼主催によって援蒋反共台湾激励大会というのが催されたのでありますが、その会場において、中華人民共和国の国旗に火をつけて、極端な侮辱の意思を表示した者があるのであります。このことにつきまして、日中友好協会は、さっそく十月十三日警視庁に参りまして、事件の真相について説明を求めたのであります。総監もおられず、また部長、課長もおられなかったので、公安第二課の豊田第三係長と会って話を聞いたのであります。その際の豊田係長の態度は、大体においていい態度であった。この事件はきわめて悪質なものだということを率直に認められた上に、こういうことを言われたのでありま……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 外務委員会 第2号(1958/12/22、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 それではきょうはやめてこの次にしましょう。

第31回国会 外務委員会 第6号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 私もいずれあらためて総理と御一緒のときに本格的な質問をいたしたいと思いますが、二十分ほどの時間、中間的な質問をしたいと思います。  外務大臣は外交演説で中国問題に触れております。その場合に、日中関係の今日の不幸な事態が起った責任を一方的に中国側に転嫁して、外務大臣自身としては何らの反省のお言葉がないのです。私はこの点を非常に遺憾といたします。誤解だ、誤解だとおっしゃいますけれども、岸内閣のこれまでの言動において、確かに中国を敵視する態度が具体的に現われている。その事例を一々申し上げる必要はないが、ただ今日安保条約改定の交渉が行われておりますけれども、安保条約の改定は、結果にお……

第31回国会 外務委員会 第8号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 わが社会党は、中国政策におきまして岸総理並びに岸内閣と根本的に所見を異にしておるのであります。これは私ども非常に不幸だと考えております。血は水よりも濃しという言葉があります。だからあなたにも私にも同じ民族の血が流れておるのでありますから、ひとしおこのことを不幸と感じるわけであります。わが社会党は中国政策についてあなたの内閣に勧告をしたい、さらにまた平和を愛する国民の名において要求をしたいと考えるものであります。そういう意味において以下若干中国問題を中心にいたしまして質問を申し上げたいと思います。  まず第一に今日の中国の情勢について、中国をめぐる内外の情勢について総理は一体ど……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第6号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 関連してちょっと総理にお尋ねいたしますが、外務省はフランス政府に対してトラン・ヴァン・フー氏の国籍問題で照会をして、そうして回答があったわけです。それを一応信頼して御答弁になったわけです。それはそれで一応私はよいと思うのだが、しかし、今、穗積委員の質問にもありましたように、きょうの産経の朝刊を読みますと、トラン・ヴァン・フー氏自身が、自分は二重国籍は持たなかったのだという重要な証言をしておるわけです。だとすれば再調査ということもあるわけです。再照会ということもあるわけですから、国民の血税を支払う重大な賠償問題でありますから、一応の調査は――一応照会をしてフランス政府の回答があ……

第33回国会 外務委員会 第12号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 松本委員の質問に関連いたしまして、簡単に議事進行に関する動議を提出いたしたいと思います。  国会における内閣総理大臣の発言というものはきわめて重大であります。ところが、先ほどから私どもが盛んに南ベトナム賠償についての根拠ある数字の提出を要求しておるのでありますが、アジア局長の説明によりますと、初めはそれがないかのごとく、戸叶里子君のただいまの質問に対しましてはあるかのように答弁されておる。植村特使が参ります際に持っていった何か数字があるようであります。さらにまたベトナム側との交渉の際にも、日本側で一応ラウンド・ナンバーは出したといいますが、そのラウンド・ナンバーの算定の根拠に……

第33回国会 外務委員会 第15号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 新聞に私が何か爆弾質問をするというような報道もありますが、爆弾質問になるかどうか別といたしまして、相当の時間を要する質問であります。ところが申し合わせによって非常に短く私の持ち時間が制限されているのであります。そこで問題の要点をしぼりまして、特別円等処理の問題を中心として、それと賠償との関係について政府当局にお伺いいたしたいと思うのであります。  まず第一に政府にお伺いいたしますが、ベトナムに対する賠償は、時期としてはいつからこれは計算されておるものであるか、そのことについてお伺いいたします。
【次の発言】 日本が仏印にいわゆる平和進駐をいたしました。その後終戦時までに進駐に……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 運輸委員会 第11号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員  まず大臣にお尋ねしたいと思いますが、大臣楢橋渡君は、少年のころ炭鉱に働き、その後苦学して弁護士試験に及第し、今日大臣の地位につかれて、その立身出世美談はだれも知っているところであります。若いころ炭鉱で働かれた体験からして、炭鉱の労働者の苦しい事情はよくわかると思う。たまたま大臣と私は同じ選挙区であります。私どもの選挙区の大牟田で三井三池の炭鉱の深刻な争議が行なわれている。その場合に労働法において認められている労働者の団体行動権、特にピケの権利、こういうことは大臣は十分理解をされ、これを尊重するというお気持があろうと思いますが、どうですか。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第27号(1960/05/03、28期、日本社会党)

○田中(稔)委員 本日は憲法記念日であります。日本国憲法の前文によりますと、「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自働するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」こう書いてあります。さらに、第九条には「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」こう厳粛に書得かれておるのであります。しか……


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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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