中村高一 衆議院議員
25期国会発言一覧

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このページでは中村高一衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

中村高一[衆]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 衆議院本会議 第18号(1952/12/22、25期、日本社会党(右))

○中村高一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になりました日米船舶貸借協定に反対の意見を申し述べたいと存じます。(拍手)  第一は、軍艦を持つて来て船舶だという名前でこれを借り受けようとするようなごまかし案に対しまして、とうていわれわれは賛成することができないのであります。(拍手)委員会におきましても、総理大臣並びに保安庁の長官から、たびたびにわたりまして弁明はありましたけれども、その使用目的が海上警備にあるのだからという理由以外に、これを納得することはできなかつたのでります。(拍手)われわれも、海上警備の必要につきましては決して反対をいたすものではございません。  第二は、政……

第15回国会 衆議院本会議 第29号(1953/02/21、25期、日本社会党(右))

○中村高一君 私は、去る二月十四日起りました東京都下府中町の火薬工場の爆発事件につきまして、一つは人命尊重の建前から、もう一つは、最近軍工廠あるいは火薬廠等が復活をするというような話でありまするので、将来再びかくのごとき惨事を繰返すことのないように、政府に対しまして緊急に質問をいたしたいのであります。  今回の爆発事故によりまして、まつたく一瞬のできごとでありましたが、従業員二十五名のうち、二十名即死、五名重傷、付近住民三十一名が負傷し、家屋百三十余戸破壊されたのであります。死体のごときは、工場とともに付近に吹き飛ばされまして、まともに人間の形をとどめているものもなく、まことに無惨な状況であり……

第15回国会 衆議院本会議 第35号(1953/03/02、25期、日本社会党(右))

○中村高一君 予算一委員会の審議につきまして、太田予算委員長に対しまして質問をいたしたいと思うのであります。私の質問は、政策の内容に関しまするものは別といたしまして、委員長のとりました行動に対しまする質問を主といたしておるのであります。  その第一は、衆議院における予算の先議権につきまして、委員長はいかなる考慮を払われたかの点でございます。申し上げるまでもなく、憲法の第六十条におきましては、予算は先に衆議院に提出させられることになつておりますと同時に、衆議院と参議院とにおきまして異なつた決議がありました場合、あるいは意見の一致を見なかつた場合、あるいは三十日以内に議決をしないというような場合に……

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委員会発言一覧(衆議院25期)

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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務委員会 第4号(1952/12/01、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今の松岡君の質問と同じようなことでありますが、今、長官は見方によつては軍艦と見てもよいのだが、船舶とも見られると言われるのでありますが、長官の見る軍艦と船舶との間には、何か具体的な区別でもおありになるのかどうか、その点をまずお答えを願いたいのであります。
【次の発言】 今度日本で貸与を受けますところのこのフリーゲート艦なりあるいは上陸用の舟艇というものがアメリカではこれを軍艦として――駆逐艦もしくは水雷艇というような同種のものとして使つておつたものを日本が借りるのでありますけれども、それでもこれを船舶と言い得るのかどうか。むろん長官の言われるように、改装してしまつて、たとえば……

第15回国会 外務委員会 第7号(1952/12/08、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 関連して……。今御質問になつております、一昨日秘密会で発表になりました保安隊の武器の問題でありますが、われわれが聞きましても、大して秘密のようなものだとも思えないのでありますが、ああいう程度のものを、政府が秘密だと言つて発表しないことが、かえつてこれが保安隊の持つておりますところのものが、戦力だというような非常な疑問を一般の国民に投げ与えておりますことは、これは大きいと思います。政府はこれが戦力でないと言うのでありますならば、あの程度のものは発表することの方がいいのではないか。これを発表できないとするのは、今お答えでは明確でありませんでしたが、アメリカの所有の武器であるからと……

第15回国会 外務委員会 第8号(1952/12/10、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ただいま朗読をされましたこの政府の解釈に関する文書について疑問がありますので、これを発表するとしますれば、その点をはつきりしておく必要があると思うのであります。まず第一は、二枚目の二というところにある文章でありますが、特に政府では「この条約を充分且つ完全に実施するために必要なすべての法律、政令、命令及び規則を公布し並びにその他のすべての措置を執ること」とあるところの「措置」というところにマルをつけてありまして、おそらくこの「措置」というものは政府の都合のいいように措置しようとしてマルをつけたと思うのでありますが、一体この「措置」というのは法律や政令、命令、規則などを適用しても……

第15回国会 外務委員会 第9号(1952/12/11、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 平和条約第十三条の規定によりまして、この民間航空の協定のできるのは「連合国の要請があつたとき」というふうになつておりつまして、日本からの要請によつては平和条約ではできないことになつておりますが、今度の日米のこの民間航空の協定も、連合国でありますところのアメリカの要請に基いてこれが開かれたものであるかどうか、その点を明確に御答弁願いたい。
【次の発言】 そうしますと、今後連合国の他の国からも同様な要請があると思います。これも順次連合国の他の国から要請があれば、日本はそれに対して受けて立つだけのように思われますが、さように解釈はできますか。

第15回国会 外務委員会 第10号(1952/12/17、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 民間の航空機がこの条約に基いて運行されております場合に、事故が起る場合があると思うのでありますが、この事故に対してはどんなふうな解決をされるのか。御承知のように米軍の飛行機が方々に落ちまして、家を焼いたり、人間が死傷したりしている事例がたくさんあります。この損害賠償の問題について、いつも被害を受けました方は、アメリカ軍に対して手続がなかなかめんどうでありまして、思うように損害の請求もできませんし、なかなか手取り早く損害の補償が受けられないで困つておる事例がたくさんあるのであります。軍用機と違いまして、これは民間の航空機でありますが、アメリカに属する民間航空機が事故を起す場合も……

第15回国会 外務委員会 第12号(1952/12/22、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本協定に対しまして反対の意見を申し上げます。  数次にわたる委員会におきまして、総理大臣初め保安庁長官の説明によりましても、この船舶が軍艦でありますことは明らかであります。しかもアメリカの海軍に所属をいたしておりました軍艦でありまして、これが装備もそのままに日本の海上警備隊に使用せられるというのであります。保安庁法によりますと、任務を遂行するに必要な限度という明確な規定がありまして、この軍艦がいわゆる戦力に該当するものでありまして、保安庁法に規定されておりますところの任務遂行に必要な限度を越えるものでありますことは明らかであります。この点につ……

第15回国会 外務委員会 第13号(1952/12/24、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 法務大臣は御用があるそうですから、この機会にお尋ねをしておきたいと思いますが、昨日、御承知のように会期が三月三十一日まで延長になりました。そこで新聞などは一斉に、選挙違反の大物がのがれるために、こういう不都合なことをやつたのではないかという意味の批評を載せております。社会党でもたしかそれと同じような意味の声明も出しておるのでありますが、われわれはもしそういうことでこれが防波堤になるということでありますならば、国民に与える影響というものは非常に大きいと思うのであります。この外務委員会でも、御承知の通りに岡崎外務大臣は、選挙違反の問題ではしよつちゆう聞かれておる責任者でありまして……

第15回国会 経済安定委員会 第2号(1952/11/26、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 資料を次会に提出していただきたいと思うのですが、外国貿易につきまして、特に戦争前のものとそれから占領中と、さらに占領が終えてから後の外国貿易に関します統計等をいただきたいと思うのでありますが、なお特にそのうちでアメリカ、それから日中貿易、東南アジア貿易、それから最近伝えられておりますドイツと東南アジアとの貿易の状況などが新聞などに伝えられておりますが、それは具体的にはどんな状態になつておりますか、資料にして提出していただきたいのでありますが、なおいま一つ日中貿易につきまして民間側で参りましていろいろの貿易の協定などをしたというようなことが伝えられておりますが、どんな状況になつ……

第15回国会 経済安定委員会 第13号(1953/02/25、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 先ほど福良さんからもお話がありましたし、ほかの方も例に引かれたようでありまするが、綿紡その他の操短、これは通産省の指示か勧告みたいなもので、了解事項というようなことでやつているようなんですが、公正取引の法的な意味から言うと、通産省でそんなことがかつてにはできないようでありますが、このときに公正取引委員会はどんな態度をとつたのか、私はわからないのです。ずつと操短をやつていますが、公正取引委員会では、異議を言うとか、あるいは政府に何か言うとか、そういうことを何もしないで、公正取引委員会はそのときに眠つておつたのですか、その辺のところはどうなんですか。

第15回国会 経済安定委員会 第18号(1953/03/09、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 経済審議庁の長官がおいでになつておりますからお尋ねをいたしたいのでありますが、経済審議庁の運営といいますか、経済審議庁の機構の上におきまして、われわれははなはだその力の弱まつて来ておりますことを遺憾に思うのでありますが、日本の経済の中枢を握り、また日本の経済運行の中軸であらねばならない経済審議庁というものが、たとえば昔の企画院あるいはその後できました当時の経済審議庁というようなものの当初から顧みましても、今日では政府もあまり重要視しておらないし、むしろ各省とも自分の省で計画をいたしますることによつて、かえつて審議庁の方面の仕事よりは自分らのいわゆるなわ張り的の形になりつつある……

第15回国会 懲罰委員会 第3号(1953/03/06、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 先ほど岡本さんから議事進行につきまして意見のありましたことを拝承いたしましたが、(「意見じやない、動議だよ」と呼ぶ者あり)動議を提出せられたのでありまするが、管理権があるかないかということについて、学者の意見を聞くというのでありまするが、本会議におきまして懲罰問題が提起をされました以上は、この懲罰委員会に付する以外に、懲罰問題を審議する機関はないのであります。(「その通り」)  この懲罰委員会に管轄権があるかないかと言いますけれども、懲罰委員会以外に懲罰の問題を審議する機関がないのでありまするから、これはもう、懲罰に付せられました以上は、当然この委員会で審議することは一点間違……

第15回国会 予算委員会 第21号(1953/02/11、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 総理大臣の質問は明日できるそうでありますから、その点を保留させていただきまして、おいでになつております閣僚に御質問をいたしたいと思います。  最初に外務大臣にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、先般アメリカの大統領が教書を出しましたときに、外務大臣の意見としてでありましたか、政府としての意見でありましたか、発表されたものの中に、ヤルタ協定の廃棄に関しまして、日本は樺太並びに千島に関して関心を持つというようなことを発表をしておるようでありますが、一体この関心を持つというのはどういう意味なのか。ヤルタ協定が廃棄されるということで、樺太やあるいは千島が返されるということに関して関……

第15回国会 予算委員会 第22号(1953/02/12、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 総理大臣に対しまして、二、三点施政方針に関しまする御意見をお聞きいたしたいと思うのであります。今度の国会に現われておりまする政策の上に見えまする一つの方針は、占領期間中行われました日本の政治の偏向を相当に考えておられることが見えるのでありまして、たとえば財政方面におきましては、いわゆる占領政策中の超均衡財政を是正しようとする方途がうかがえるのであります。もう一つは、先般も本会議におきまして、あるいはこの委員会におきましてもすでに問題になつておりまする通り、占領政策の行き過ぎを是正するという意味において今回――われわれから見まするならば、総理大臣の考えるのとおそらく違うと思うの……

第15回国会 予算委員会 第31号(1953/02/28、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 議事進行につきまして発言を求めたいのでありますが、先ほど西村委員の質問中、総理大臣が―という暴言を吐きまして、すぐに取消しはいたしましたけれども、これはきわめて重要な問題でありまして、ただちにわれわれは委員会の審議の停止を要求いたそうと思つておつたのでありますが、ただいままで進行いたして参りました。われわれは目下この問題について協議中であります。いやしくも総理大臣が、この国会において―というような発言をいたしたことはいまだかつてないのであります。この国会で、しかも予算委員会の審議中に、こういう発言をせられたということが一般にわかりましたならば、おそらく大きな批判を受けることは……

第15回国会 予算委員会 第32号(1953/03/01、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 昨日の夜から本日にかけましてわれわれが予算の審議を行うことのできなかつたことは、一に吉田首相の暴言を原因とするものでありまして、われわれは昨日のあの吉田首相の暴言問題につきまして、これを解決をしないで予算の審議をするということは、まことにりくつに合わぬことでありますが、特にただいまも川崎君から言われましたように、総理大臣からしてああいう野卑な、しかも低劣な言葉が国会において述べられるということについては、席を同じくいたしておりますわれわれ議員もまことにはずかしくて、(笑声)国民の前に顔を合せることができないのであります。おそらく首相も、すぐに取消したところを見れば、とんだこと……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 経済安定委員会公聴会 第1号(1953/03/13、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ちよつとお尋ねいたしたいのですが、最近貿易のために、やむを得ないといえばやむを得ないのでしようが、出血輸出とか、ダンピングをやりまして、たとえばインドなどへ肥料の輸出をするような場合に、国内価格をはるかに下まわるような価格で売り込んでおるのでありまするが、貿易会といたしましては、国内価格より非常に安く売るという業者の協定というような問題に対しましてどういうふうにお考えになつておられますか。安く売らなければ、競争には勝てないし、国内では問題が起きておりまするし、これに対して御所見を承つておきたいと思います。
【次の発言】 今の日本の経済の実情は、占領は解かれておりまするけれども……

第15回国会 予算委員会公聴会 第2号(1953/02/14、25期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ただいま陰山公述人から日本の造船、海運方面に関しまするきわめて適切なる御意見を拝聴いたしたのでありまするが、海員組合所属の組合員で、現在各所におきまして漁船の拿捕などを受けまして、朝鮮あるいは中国に連れて行かれていまだに釈放もされずに帰つて来られない諸君が、相当多数にあるということを聞いておるのでありまするが、それはどんなふうな状況になつておりますか。特に朝鮮の海域のごときは、向うは勝手に李承晩ラインなるものを引いて、そこから入つて来ればつかまえるという。日本の外務大臣は李承晩ラインというようなものは認めないというのでありますから、その間において働いておりまする漁船の諸君など……



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データ更新日:2023/02/05

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