中村高一 衆議院議員
26期国会発言一覧

中村高一[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期-28期-29期-30期
中村高一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中村高一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

中村高一[衆]本会議発言(全期間)
25期-|26期|-27期-28期-29期-30期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第34号(1953/08/01、26期、日本社会党(右))

○中村高一君 私は、ただいま上程せられました、社会党両派共同提案の、衆議院議長堤康次郎君の不信任決議案の趣旨を弁明いたします。(拍手)  堤議長は、さきに議長に就任にあたりまして、本議場におきまして就任のあいさつを申し上げた中に、こういうことを申しておるのであります。「私は、国会の権威を高めるために、」「最も厳正に、最も公平にこの職務を遂行いたしたいと存じます。」「申すまでもなく、国会は政府に隷属する機関ではありません。従つて、政府には幾多不満の点があるかもしれませんが、これまたやむを得ません。」、再び議長は、終りに際しまして、重ねて「私は、最も厳正に、最も公平にこの職務を遂行するということを……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第35号(1954/04/10、26期、日本社会党(右))

○中村高一君 私は、社会党を代表して、ただいま上程せられました社会党両派共同提案の法務大臣犬養健君不信任案の提案の理由を説明いたします。(拍手)  まず決議の案文を朗読いたします。   本院は、法務大臣犬養健君を信任せず。   右決議する。  趣旨弁明に入る前に一言申し上げたいことは、本決議案を提出いたしましたのは三月二十五日で、本日までに実に十六日を経てようやく上程せられるに至つたことであります。大臣の不信任案は内閣の構成に関するもので、すみやかに上程して審議をすることが国会の慣例であります。(拍手)内閣は連帯して国会に対し責任を負う内閣法の精神からして、国会こそ内閣に対する最高監督機関であ……

第19回国会 衆議院本会議 第53号(1954/05/21、26期、日本社会党(右))

○中村高一君 ただいま上程されました恩給法の改正につきまして、政府原案には賛成、自由党、改進党、日本自由党の修正案に対しましては反対の討論を行いたいと思うのであります。(拍手)  政府の提案は恩給の金額の引上げがおもなるものでありまするが、現在一般公務員の給与は引上げられておりますからして、これに準じて恩給の金額が引上げられることについてはわれわれも同感でありまして、この点については賛成であります。しかしながら、修正案に出ておりまするのは、恩給の支払いを促進させる目的で行われたのでありまして、手続を省略するということが一つである。もう一つ、A級の戦犯を含む刑死者を戦死者と同様に取扱うという、こ……

中村高一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

中村高一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第18号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 この通商航海条約の資料を戸叶委員から相当の数を要求してあるそうですが、提出せられましたかどうか。まだでしたらひとつ至急政府に要請してから審議したいと思います。
【次の発言】 関連して。私はそれを知つているのですが、次官はそれをお読みになつていますか。(笑声)
【次の発言】 それではその中に好ましからざる人物は米軍の方で解雇ができるということになつている点がありますが、その点はどういうところが問題になるのか。労働組合の諸君の方はむろんこれを問題にしているのでありますけれども、一体好ましからざる人物というものは、日本の政府と米軍と調達庁も参加しているはずでありますが、どういう議論……

第16回国会 外務委員会 第20号(1953/07/27、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 一つ外務大臣にお尋ねをいたしたいのであります。やや川崎君の問題に似たような問題でありますが、もと宮城の前に、濠端にあつたのだと思いますが、満州国大使館というのがありまして、これは康徳会館とかいう通称であつたそうであります、これが昨年三井不動産に売却をせられたそうであります、今日まだ国交も回復いたしておらぬようでありますが、満州国大使館が一体どういう経路で三井不動産に売却をせられたのか、外務省では御存じと思いますが、これが非常に国際的な問題を起しておるようでありますけれども、大臣は御存じでありますか。
【次の発言】 これは中国政府からも講和の発効前に総司令部に向つて、どうも中国……

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 大臣に外債のことについてお尋ねをしておきたいのであります。現在日本がアメリカの国家援助あるいは融資というようなものを受けておるのでありますが、将来援助を打切られ、あるいはMSAの援助を打切られるというような場合におきましては、日本としては将来また外債募集というような問題が起つて来ると思うのであります。国と国との債務については現在行われておるのでありますが、いわゆる外債、一般の国民に募集をするというような――戦争前に日本の国が仏貨公債であるとか、あるいはイギリスその他の国などに公債を仰いだようなことをやつておりますが、こういう政策がまた必要な場合も生じて来ると思うのであります。……

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 この速記録を見ますと、池田君から動議が提出せられましたが、それに対して委員長は、きようは理事会の打合せ事項で質問をこの程度にとどめて、「明日討論をなし、採決をするということに決定いたしております。これはすでに速記録においてもはつきりいたしておりますから、さようにいたします。」と言つてを採用しないで災害をしておるのです。その後池田君から重ねて動議を提出しておらぬのに、それをまた取上げて動議を採決をしておりますが、その取扱いは委員長としては不当ではないかと思うのであります。この池田君のは、きようはやりませんと宣言したのです。そこでもう動議は委員長の宣言によつて、池田君も別に再び動……

第16回国会 外務委員会 第29号(1953/09/04、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今までMSAの問題が国会で議論され、委員会でも議論されて参りましたが、今日初めて軍事的な援助であるということを外務大臣から明確にされたのであります。この点は、いよいよMSAの調印が迫つて参りましたので、こういうふうな政府の態度にかわつて来られたのだと思うのでありますが、軍事的な援助でありますと、私がお尋ねいたしたいのは、従来の安保条約というものによりまして、ある点まで日本の安全は保障され、またこのアメリカとの協定によりまして、従来軍事的な援助も受けて来ておるのであります。おそらく援助を受けるということでありますならば、安保条約でも事足りるのでありますが、こうしたMSAの協定を……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 さつき何か熊谷の選挙があるからという説明でありましたが、熊谷に近いうちに選挙があるのですか。
【次の発言】 これも熊谷の市会のことですが、その選挙で何人無効になるわけですか。
【次の発言】 この前に行われた参議院の全国区の選挙で、栃木県の佐野市の問題があつて、それを目標にしてやつているのかと思いましたが、そういう場合も予想しているわけですね。
【次の発言】 そうすると、この二枚つづりの方を審議すれば両方含まれるわけですね。この方を審議して通ればそれでいいわけですか。
【次の発言】 だから、これが通れば両方いいのですねと言つているわけですが……。

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1953/09/21、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 さつき並木君から質問があつたときに関連質問しようと思つておつたのですが、通牒の撤回の問題をさつき並木君から聞かれたのですが、この通牒で一番重大な関係を受けるのは直接選挙をやる議員でありまして、特に国会について十分に意見を聞いてその上でこういう通牒を出すのならいいがこういう非常に多数の学生が投票権を失うような、ある意味においては選挙法に対する非常な制限を加えるようなこういう重大な解釈を、国会にもはからずに、行政庁だけでやるということは、私ははなはだ不都合だと思うのでありまして、法律的にも、今自治庁の次長は、仙台の裁判所でも判例があつた、こういうようなことを言つておりますが、法律……

第16回国会 厚生委員会 第12号(1953/07/03、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 この法案の審議につきましては、われわれも非常に気の毒な患者のことでありますし、また私も自分の近くに全生園がありまするので、たびたびもう患者の協議会からも出て来てくれろという再々の連絡がありまするので、私もたびたび行つて直接患者の諸君とも面会もいたしているのでありまするが、要するにこの諸君の言うことは、自分たちは確かに世間からいやがられる病人ではあるけれど、何となしに自分たちに加えられて来るこの療養生活というものが、何か暗い感じを与えられる、何か処罰をされるような、どこかに収容されるような、何ともいえない感じがする、決して自分たちは罪人や何かではない、いやがられることは確かに自……

第16回国会 人事委員会 第2号(1953/06/05、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 これは最初から委員の腹をきめるという意味で、政府の者には全然聞かせなくてもいいという方針だつたのですか。

第16回国会 懲罰委員会 第2号(1953/08/05、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 鍛冶君から速記録のことを先ほど来しきりに言われておるのでありますけれども、われわれも事実をあいまいにしてよろしいという考えはちつとも持つておらぬのでありますが、この懲罰委員会のやれる仕事と、それからその目的というものにはおのずから限度がありまして、裁判所のように、篠田君をつかまえて懲役にするとか薬錮に処するというのでは全然ないのでありまして一にかかつて、この議院の品位をどうすれば保つことができるかというところに、この委員会の目的はあるのでありますから、われわれもあいまいのことをせよとは決して申しませんが、どうすれば私たちも国会の品位を保つことができるか、こういうことを考えてみ……

第16回国会 懲罰委員会 第3号(1953/08/06、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今田中さんから提案理由の説明がありましたけれども、具体的事実としてどういうことがあつたから懲罰にかけられたのか、具体的な事実があるのならばお示し願いたい。

第16回国会 懲罰委員会 第4号(1953/08/07、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 私は、大橋氏の動議に反対をし、中野氏の動議に賛成をするものであります。その理由といたしまして、第一に、大橋氏は予算委員会における委員長の問題を原因に取上げられておるのでありますが、この原因は、なぜ委員長がそのような状態になつたかというもう一つ前の原因を探求すべき状態があると私は思うのであります。そうして、問題といたしまして、そういう意味において予算委員会における問題とは別個にいたしまして、この篠田氏の問題は、少くとも灰ざらを持ち殴打をしたという事実は事実として、率直にわれわれはこの行為の上に懲罰を考えなければならぬと思う次第であります。  そこで、その問題は、国会法にもありま……

第16回国会 内閣委員会 第5号(1953/06/27、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 さつき島上君から、いわゆる長官の試案を発表してほしいという意見が出ておるのでありますが、予算委員会におきましても決定をされておることでありまするから、むろんそれとも関連をしていずれ腹をきめてお出しになるのだろうと思いますが、試案と称するものが総理大臣の手元にもう提出をされておるのだというようなことも聞いておりまするが、その事実はいかがですか。
【次の発言】 総理大臣のところにあなたのところから出されたものは長官の試案というのかどうかわかりませんが、総理大臣としてはもつとまとまつてから出せということなのか、その案は未熟だというのか、まだ早過ぎるというのか、あなた手元に返されたと……

第16回国会 内閣委員会 第6号(1953/06/29、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 平井君から今、どの部分というようなことの御質問があつたようでありますが、こういうふうに一つの内容になつて述べているのを、その一部だけ取上げて取消すというようなことは、なかなか困難であると思います。そこでこれは、辻さん自身がおれは取消す意思がないと言うのでありますから、これは平井君がいくらどの部分と言うて救うとしても、辻さん自身がどこも取消す意思はありませんと言うのを、どこかだけを引出して取消させようとしてもそれはむだなことでありますから、その問題をおやめになつて、辻さん自身が取消す意思がないというならば、これは委員会で適当に扱うよりほかにしかたがないことだと思うのでありますが……

第16回国会 内閣委員会 第12号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 北海道開発庁というのがここにありますが、これは政治的に大分問題になつた役所だと思うのでありますが、ここにありますこの定員は、元は北海道庁に所属しておつたものが、開発庁ができて異動をしたものでありますか、それともこれは開発庁ができてから新たにできた人数でしようか。一番上の紙のところに、北海道開発庁の三千二百二十三名というのがありますが……。
【次の発言】 この役所などは、いらないものを無理につくつたということで、当時私らは国会におりませんでしたが、大分議論があつたのであります。必要があるといえば、役所ですから、必要がありましようが、他府県にも開発の必要なところはありますけれども……

第16回国会 内閣委員会 第13号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今度提出されております保安庁の予算について新聞などで見ますると、改進党は二百億削減をするという意見だそうであります。それに対して改進党と自由党との話合いの結果が新聞に出ておりまするのを見ると、自由党は九十億ないし百億を削減せられるというような折衝中だというのであります。だんだん削られて行くことは事実のようでありまするが、いくら削られても議会で削るのであればやむを得ない、それとも保安庁が提出した予算は、絶対これは不動のものであるという信念でおやりになつておるのだと存じまするが、手をもがれ足をもがれても長官はおさしつかえないのでありますか、それとも職を賭しても提出した予算をお守り……

第16回国会 内閣委員会 第15号(1953/07/15、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 新しく軍人恩給が復活するという一つの観念でありますが、今までも恩給が権利として復活するのか、あるいは一つの既得権が停止しておつたものが認められるのかというようないろいろな観点から質問をされておるのでありますが、おそらく私は、この恩給制度ができて参りましたことは、軍人制度というものがありまして、軍備というものがあつた当時に、その軍備を維持するために、軍人が命を的に戦闘する、もし不幸にしてけがをするあるいは戦死をするというような場合に、国家があとを見てくれる、こういうことが軍備というものと一連の関連を持つてこの制度があるのだと思うのでありまするが、今日日本には軍備もなし、軍人もな……

第16回国会 内閣委員会 第16号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今神近さんから触れた問題でありますけれども、項症のベースについて質問があつたようでありますが、項症のベースのほかに増加恩給を受ける者では階級別があるのですね。これを今度は予算の関係で非常に階級別になるために、下の方の人は援護法に基くものよりはかえつて少くなる状況になるので、この増加恩給の点についてだけは階級制をなくしてもらいたい。どうせ併給される普通恩給の方で階級差があるのだから、増加恩給の方では努めて階級をなくすることが当然ではないか、こういうことを傷痍軍人の方がさつきも来て言われておりましたが、私らもどうも普通恩給で階級別をされて、また今度増加恩給で階級別をされるというと……

第16回国会 内閣委員会 第17号(1953/07/20、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 関連して。進駐軍の不法侵害によるいろいろの損害に対して、死んで見舞金が六万円とかもらえるというのでありますが、これはおそらく国家賠償法に基いて訴訟を起すことが当然できるはずでありますが、現在訴訟の係属しておりますものがたくさんありますかどうか。
【次の発言】 訴訟は一件もないのですか。
【次の発言】 私の聞いておるのは見舞金ではない。人が殺されて六万円なら六万円というものを見舞金としてもらつて、ただそれだけである。私の方にもこういう事件があるのです。いきなり入つて来たので二万円出した、金を出したからそれで帰ると思つたらピストルで殺されてしまつて、おやじさんがどうにもならないで……

第16回国会 内閣委員会 第18号(1953/07/21、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 昨日行政管理庁設置法の一部を改正する法律案に対しまして一部質問をいたしたいのでありまするが、もう二、三重要な点について政府の御所見を承りたいのでありまするか、今回の予算に対しまして、自由党と改進党との修正案によりますと、行政庁費が百億削減されるということに相なるようでありまするが、もし百億削減をされるという場合におきましては、行政管理庁の責任者といたしましては、どういう方面にどれだけ削減をせられるか、また修正をせられるる場合には、どういう方面にどれどれだけの削減をしろという具体的なものがあるのかどうか、これに関しましてお尋ねをいたしたいと思います。

第16回国会 法務委員会 第3号(1953/06/23、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 選挙違反に関係しまして、人権蹂躙の問題についていろいろ調査をせられた資料が手元に来ておりますが、その中で福永官房長官の関係をいたしておりまする浦和警察の人権問題につきまして、この報告書によりますと、何ら人権蹂躙の違反の事実はないというような回答でありました。私も先日社会党の方から調査に行けというので浦和に参り相当詳細に調査をいたして参りまして、私自身としての調査もいろいろいたして参りましたので、いずれまた近いうちにこの委員会で福永官房長官を呼んでいただいて開きたいと思うのでありますが、福永官房長官は、その当時人権蹂躙であるということで、特に手錠をはめて往来を歩かせたということ……

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/07、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今の問題につきまして関連質問をいたします。これは具体的なことをもう少し政府に尋ねておきたいのでありますが、昨年の四月十九日のアメリカの司令部からの回答によりますならば、この債務は日本の政府が適当な条件を整えて来るならば支払つてもいいということの回答があつたのではないかどうか。その点をまず第一にお尋ねをいたします。
【次の発言】 アメリカの司令部の回答によるならば、日本の政府は、今通産大臣の答弁では、認めたというのであるけれども、その認めたのは無条件に認めたのではなくして、たとえばどれだけの品物が引渡されたか、その引渡証をつけて来い、さらに引渡したことを明確にすべき日本の張簿を……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 木村保安庁長官の警備計画についてお尋ねをいたします前に、外務大臣がお見えになつておりませんが、外交に関する問題につきまして、一応長官にお尋ねいたしておきたいと思うのであります。  それは島根県の竹島の問題であります。海上保安庁の巡視艇を竹島に出したのに対して、韓国政府は竹島に海軍の艦艇を派遣することに決定をしたというような通信が出ておるのであります。韓国側の主張では、最近日本側が韓国の漁船及び漁民をとらえたからこれを保護するためだ、こういう発表をいたしておるようでありますが、海上保安庁の巡視艇が竹島に出ておりますかどうか、お尋ねをいたしておきます。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/04、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 総理大臣に対する質問を先に申し上げて、あとは順次他の大臣に質問したいと思うのであります。先般MSAの問題に関しまして池田特使がアメリカに参りまして、下交渉をせられました問題については、現在池田君自身が外務委員会に出ていろいろ説明をしているようでありますが、これに関連をいたします問題は一応別に譲るといたしまして、ちようど池田君がアメリカに行つておりまする当時、岡崎外務大臣は東南アジアの訪問をいたしているようでありますが、この東南アジアの訪問につきましては、一体岡崎外務大臣の使命はどういうところにあつたのか。経済の協力とかあるいは貿易の目的ももちろんあつたと思うのでありますが、平……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第58号(1954/09/14、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 昨日から駐留軍の労務者の争議が起つておりまして、昨日ときよう、全国的に争議をやつておるはずでありますが、昨日の報告を調べてみますと、全国で十二万七千人が参加をいたしまして、参加をしないところは山口県の岩国の一部と鳥取県の美保の一部だけでありまして、全部これに参加をいたしておりますが、この争議について外務省に何か報告が来ておるはずでありますが、どんなふうな報告が来ておりますか。一応御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それはとにかく全国的に米軍の基地で――私もきのう一部見て参りましたが、至るところの基地の正門でああいう争議をやつておるのでありますが、いやしくも外務大臣とも……

第19回国会 外務委員会 第59号(1954/09/15、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今の山花君の質問に関連をいたしましでお尋ねしたいのですが、これは主として非常に大量に馘首されるという非常な不安が駐留軍関係にあることが、こういう争議が起る原因なのであります。どなたでもけつこうでありますが、現在米軍の駐留関係ですが、今後一体どういう状況でこの米軍の引揚げなどが行われるのでありますか。北海道のごときは米軍の駐留しておりますものを引揚げるとか、あるいは順化方面に移駐するというようなことも伝えられておりますが、今後一体米軍の引揚げはどういう状況に進行しつつあるのか、また進行せんとするのか、この状況がわかりますと、非常にこれは今後の労務関係にも影響して来ると思いますの……

第19回国会 外務委員会 第60号(1954/09/16、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 総理の外遊が昨日閣議で決定したそうであります。きのう外務大臣のお話によりますと、二十六日に出発するというのでありますが、二十六日にはどこの飛行機で何時に出発せられるのか。日本にも日本の飛行機があるのであります。おそらく外国の飛行機で出るようなことはないと思いますが、その点をまずお答え願いたい。
【次の発言】 今度の旅行に要します費用が三千万円とかいうふうに新聞には出ておりましたが、現職の総理大臣が国費を使つて海外旅行をせられるのでありますから、どのくらいの国費を使われるのか。また随員は七名ばかり新聞に出ておりましたが、そのほかに佐藤榮作君が随行せられるそうでありますけれども、……

第19回国会 議院運営委員会 第77号(1954/09/07、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 その今出ております文書を、だれかに朗読さしていただきたい。
【次の発言】 それでは小林さんにちよつとお尋ねしたい。多分規則に基いて、所管事項に争いがあるからということで申入書をお出しになつたのだろうと思うのですが、これはどういうことになるのですか。――それでは先にそれを読んでもらつてからにしましよう。
【次の発言】 今朗読した文書を見ますと、野党側が署名しておるようですが、そうすると小林委員長が申し出られたのも、法務委員会の意思を無視しておやりになろうというお考えはむろんないはずだと思います。ですから本来から行きますならば、もう一度法務委員会をお開き願つて、ほんとうに法務委員……

第19回国会 議院運営委員会 第78号(1954/10/08、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 本部へ一度遺骨を持つて来るはずです。

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、日本社会党(右))

○中村高一君 ただいま本委員会に付託されました政治資金規正法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  政治の公明かつ適正次を確保するために、政党その他の政治団体に対する政治献金あるいは寄付につきまして適切な規正を行うことの必要なること、今日ほど痛切に感じられるときはないと思うのであります。  現行法規のもとにおきましても、すでに、公職選挙法により、国と請負その他特別の利益を伴う契約の当事者が、選挙に関して寄付をすること々禁止し、また選挙に関して匿名の寄付または本人の名義以外の名義を用いて行う寄付等を行うことを一切禁止しており、さらに、政治資金規正法におきましては、政……

第19回国会 行政監察特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 問題は立法化について伊藤理事長が政党に働きかけたのかどうかという点が非常に重要だと思うのでありますが、今平野証人の言葉によりますと、伊藤理事長は立法化に対して非常に自信を持つておつたように説明をされるのでありますが、私は伊藤理事長の人間を必ずしも信用するに足りるとは思つておらぬのでありますから、この辺のところはどこまでほんとうかうそかわかりませんが、立法化ができるのだということで顧問団の諸君と対立をして、あくまでおれは立法化してみせると言うのには、これは相当に政党側に働きかけができておらなければそういうようなことを言うはずもないように思うのでありまするが、証人がごらんになつて……

第19回国会 行政監察特別委員会 第5号(1954/02/02、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ただいま廣川証人から保全経済会の出資関係について廣川君の認められておりまする点を、先にもう少しお聞きをいたしたいのでありますが、三百万円、あなたの関係しておられまする酒の販売会社でありますか、投資をせられたことはお認めのようでありますが、この会社は資本金は全体でどのくらいでありますか。それを先にお尋ねをいたしておきます。
【次の発言】 この三百万円というのは、今電話で伊藤君に申し込んだところが承知をしたというのでありますが、特に電話というようなことを力を入れておつしやつやのは何か意味があつてでございましようか。それとも、申し込んだら簡単にすぐに承知してくれたという意味でありま……

第19回国会 人事委員会 第2号(1954/02/26、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ただいま議題となりました、特定の公務員の営利企業等への関与の制限に関する法律案につきましてその提案理由を説明いたします。内閣総理大臣、その他の国務大臣等国の重要な職にある者については、その職責の重大性にかんがみまして版に商業、工業、金融業その他営利を目的とする私企業における役員等の地位を兼ね、あるいはみずから営利企業を営むことが、その職務の遂行の公正を確保するため、好ましくないことは、いまさら言うまでもないことであります。それにもかかわらず、これらの職が特別職の国家公務員となつておりますため、国家公務員法の適用がないのでありまして、現在においては官又服務規律の規定に基き、所属……

第19回国会 人事委員会 第3号(1954/03/10、26期、日本社会党(右))

○中村高一君 両方の意味が含まれているのでありまして、前からこういう問題については、むしろ国務大臣になられた方、あるいはその他国家の重要な公務につかれる方は当然私企業というようなものからはのくべきものだという原則的な考えが一つでありまするが、もう一つは、大臣に就任せられた方などは、むろん法の精神からいたしましても、公務員そのものの精神からいたしましても、おそらくそういうことはないと思つておりましたところが、今度いろいろ国会に汚職事件などが出て参りまして、たとえば小笠原大蔵大臣のごときは、問題が起つてから急遽造船会社の取締役をやめるという事態も出て参りましたし、大野国務大臣などもごく最近まである……

第19回国会 人事委員会 第4号(1954/03/13、26期、日本社会党(右))

○中村高一君 ただいま山口君からの御意見でございまするが、何か今度汚職事件が起きて来たので、どろなわ的にこういう提案をしたんではないかという疑いもあるようでありまするが、いかにも今回の汚職の問題が提案をいたしまする動機になりましたことは事実であります。これはわれわれだけでなくして、参議院の方では御承知のように、改進党の諸君が昨年の八月三日に提案をいたしておるのでありまして、おそらくその当時はこれほど問題がまだ起きておらないころかと思うのですが、その当時でも参議院の諸君が多数をもつてほとんど同様の趣旨で法案を提議いたしておるところなどを見ましても、やはり参議院の諸君もこういう法案の必要を感じられ……

第19回国会 内閣委員会 第12号(1954/03/20、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今長官は、自分の行政機構の改革ができないのを、国会側に何かなすりつけるようなことを言われたが、それははなはだどうもおもしろくないし、冨吉君も何か前の大臣だつたという関係からでも相づちを打つのかもしれませんが、それはおかしい。そんなばかなことはないのです。国会の方では、二十二ある委員会を十一、二でけつこうだというのが、大体各党の意見であつて、政党として、国会側のどこからもそんなことは出ておらぬことだと私は思う。何か国会の方に言うのはいけませんよ。それはあなたの方が内部でうまく行かぬことはわかるのであります。おそらくはそれであつて、行政機構が改革できないのを国会側に小じゆうとがい……

第19回国会 内閣委員会 第17号(1954/03/30、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 社会党を代表いたしまして、政府案に反対の意見を申し上げたいと存じます。  本定員法案の審査をいたしてみまして、いかにこの政府の提案が無理であるかということを、審議を重ねるに従いまして痛感いたしたのであります。ことにきよう賛成をせられた自由党や改進党の諸君も、質問や討論の内容においてはいずれも反対的な内容でありまして、最後にただ一言だけ賛成と、無理につけ加えておるところを見ましても、いかにこの法案が無理であるかということは、これでも証明ができると思うのであります。しかもこの内容になぜ無理があるかといいますならば、他の諸君も指摘せられておりまする通り、行政機構の改革には全然手をつ……

第19回国会 内閣委員会 第19号(1954/04/05、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ちよつと関連して。今大久保委員から自衛隊の出動の場合の武力の行使についてお尋ねがありましたが、その中で国際の法規及び慣例による、こういう規定が特に武力行使の場合に規定されておるのでありまするが、先般来原爆とか水爆ということが問題になつて、国会でも決議をしたりいろいろのことをやつておるのでありますが、一体原爆や水爆というようなものは、国際の法規及び慣例において現在どういうことになつておりますか、これを外務大臣からひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今まで原爆の使用について、国際上何にも規定も慣例もないのだとすれば、ああいうふうな残虐な武器でありまして……

第19回国会 内閣委員会 第21号(1954/04/07、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 木村保安庁長官に、今度の防衛庁法並びに自衛隊の本質的な問題を先に二、三質問をいたしまして、あとで内容についても質問したいと思うのでありますが、従来の政府のいわゆる保安隊の漸増方針というものの説明につきましては、憲法の範囲内において保安隊を漸増して行くという方針は、首相のしばしば言明並びに木村長官から説明をされて来たことでありまするが、特に今度の自衛隊法を見まするというと、まつたく従来の保安隊とは性格をかえておるのであります。従来政府の説明をして来ておりまするところはいわゆる漸増方針でありまして、あくまでそれは憲法に従つたその範囲内における漸増であるということでありました。従つ……

第19回国会 内閣委員会 第22号(1954/04/09、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ちよつと関連して。その生産力の問題でありますけれども、今当分の間はおそらくアメリカに頼つて、アメリカに兵器をつくつてもらつて、それを日本は貸与かあるいは贈与を受けてやつて行こうという方針のように聞えるのであります。将来は日本の兵器産業を増強して、そうして自給自足し得るような態勢をとろうということが一つのねらいだ、こういうふうな長官の考えのようであります。しかしわれわれはいかに日本の工業力を発展をさしてみましても限度がある。たとえば原子兵器とかあるいは水爆のような、ああいうものがそう簡単に、日本で工業力を増進してもできるとは考えられないのであります。しかしまた一面において、日本……

第19回国会 内閣委員会 第27号(1954/04/20、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 関連して……。二十分で緒方副総理は帰るそうですが、あと五分ありますので、きわめて重要問題ですから……。(発言する者あり)
【次の発言】 今川島君から質問がありましたが、これはまことに重大であつて、場合によつて、また木村長官が変更されるというような場合が起きるとたいへんである。これはとにかく法務大臣がきのうのように警察関係からやめさせられるような例もあるのですから、時局の進展によつては、木村大臣があるいは担当をおやめになるかもしれぬのでありまして、これは重要なんです。先ほど川島君も質問をしましたが、自由党の佐藤、池田両氏の逮捕の問題について検察会議が開かれて、それに対して犬養法……

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 私は社会党を代表いたしまして防衛関係二法案に対しまして反対の意見を申し上げたいと存ずるのであります。  約一箇月にわたりまするこの審議にあたりまして、まことに遺憾にたえませんのは、総理大臣が出席をせぬことでありました。ようやく今日午前中、わずかに二時間足らず出席しただけでありまして、かくのごとき重要な議案の審議を終るということはまことに残念なことであります。ことに委員諸君の中には、一箇月以上も総理大臣がこの委員会に出ないで、ようやく出たときに、わずか五分か十分の質問も時間が過ぎたと言うて反対をするというようなことで、わずか二十分ぐらいの質問でこれを打切るというようなことは、国……

第19回国会 内閣委員会 第32号(1954/05/13、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 官房長官にちよつと質問したいのですが、この法案がばかにたくさん今になつて出て、審議をしろと言うのですが、これは提出されたのはよほど前でしようか。このごろになつて急にこんなにたくさん出て来たのですか。会期延長をせられた会期でありますから、この辺のところを……。
【次の発言】 先般会期の延長をせられましたときに、政府は何ゆえに会期を延長するかという議論がありました際にも、重要法案にしてまだ通らないものがあるから、それを通すために会期を延長するというのでありまして、こまかいいろいろな法案がこれから出るなんという説明で会期延長されたのではないはずであります。会期延長するということは、……

第19回国会 内閣委員会 第36号(1954/05/20、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 修正案について、修正案の提案者と恩給局長の両方にお尋ねをした力がいいと思いますが、今の御説明によつてわれわれもその趣旨はよくわかるのでありまして、恩給を受ける権利を持つた方に一日も早く恩給を支給するということは私たちも同感でありますが、私らの心配しますことは、恩給法上に書かれてあります審査の権限を省略するということを法文の上に載せるということに私たちにはいろいろ意見があるのでありますが、これはいずれ討論のときに申上げますが、二重の手続のためにたいへん遅れるのだということが今提案者の説明にありましたが、恩給支給が遅れているがんは二重の手続をするために遅れるのか、あるいはこれを全……

第19回国会 内閣委員会 第38号(1954/05/25、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ここに渡されておりまするのは国防会議の構成に関する要綱のようでありまするが、防衛庁設置法によりますと、別に法律で定めるということになつておるのでありまするから、おそらく法律をつくらなければならぬことになつているようでありまするが、どうしてこれは防衛庁設置法の中に国防会議に関する法律を入れないで別につくろうとするのでありますか。国防会議の目的であるとかあるいは運用などについては法律の中にあるのですが、構成に関するものが今度の防衛庁設置法の中に入つておらぬのは、間に合わなかつたためにこういうことにしたのか、それとも、国防会議というものは重要なものであるから別に独立した法律にして出……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/09/29、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今御説明を受けましたが、われわれもあまりそういう方面に専門的な知識を持つておりませんので、さしあたり具体的事実について国有鉄道の船舶課長さんにお尋ねをいたします。  この資料の六ページに図面がありますね。これによりますと、沈没船はいずれも港外に出ておるのでありますが、これは退避するというような場合には、港内におるよりは港外に出ておることが通常とるべき方法であるのかどうか。港内と港外について、通常の場合と今度の場合とひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今度のようないわゆる暴風の警報が出ておるときには、われわれの常識から考えると、何か防波堤の中に入つて退避するのがほ……

第19回国会 内閣委員会 第48号(1954/11/08、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 前回御提出になりました三十年度の防衛計画というものをわれわれは一応検討いたしたのでありますが、これによりますと人員におきまして相当の増加をいたすのであります。防衛庁関係だけで三万四千五百七十六名増員をされるという計画でありますが、昨年も当初十二万でありましたものが大体十六万に増員をされて、もし来年度におきまして防衛庁の計画が全部認められるとしますならば、総員が十九万余人になるようでありまして、大体人員において二十万近い防衛関係の人員になるようであります。  お尋ねをいたしたいのは、こういうふうに毎年漸増計画でだんだん増員をされて行く、この計画の目標をお尋ねいたしたいのでありま……

第19回国会 法務委員会 第69号(1954/09/13、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 法務大臣にお尋ねをいたしますが、決算委員会で職務上の秘密に関する検事総長と検事正の発言について承認を求めるために法務大臣に書面が提出されておるようでありますが、この法務委員会でもおそらく証人の喚問の申請が行われる順序になると思うのであります。そうしますと同じようなことがまた繰返されたのでは法務委員会としても困りまするので、決算委員会の方から検事総長と検事正との職務上秘密にすべき事項についての承認を求められておるようでありますが、これに対しては法務大臣はどういうお取扱いをせられようとするのか。何日までに承認をせられるのか、これをまずお尋ねをいたします。

第19回国会 法務委員会 第74号(1954/10/12、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 今刑事局長は政治犯だというのだが、あなたは何か感違いしておるようでありますけれども、行政協定に基く刑事特別法という法律にちやんと違反をしている。第六条に諜報活動をした者ということが書いてある、そうして本人もアメリカでおれは日本で諜報活動をしたということをはつきり言つておるのです。それを国内における官吏に対して、ただ国家公務員法違反だなどということでこれを処罰しようとするから、いやおれは無罪だとかいつて自殺したり、いろいろな問題を起して、ラストボロフと対決させろなどということを、保釈になつて出て来てから新聞などで言つておるのですけれども、国家公務員法違反なんて、秘密を漏らしたつ……

第19回国会 労働委員会 第45号(1954/11/18、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 先ほど大臣から、今度の通達を発しました表面上の理由を、いろいろ言われましたが、その中に、労働争議の暴力化というようなものを防ぎたいという意味の趣旨がありました。われわれもそういう点については、必ずしも反対しておるわけではないのでありますが、今度出された通達を見ますと、基本的考え方であるとか、さらにまた各論的に、いろいろなことが相当詳細に書かれておるのでございますが、通達はどこまでも通達でありまして、おそらくこれは第一線の取締りをしておりまする警察官に対する一つの指示のようなねらいもあつたと思うのです。あるいは資本家に対するお手伝いのような意味も含まれておると思うのでありますが……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 外務委員会 第1号(1954/12/01、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 修正の動議が出ておるのですけれども、今話を聞いてみると、討論をしておるのもみんな修正でも何でもなくて、反対ということのようであります。修正動議がおかしいというのです。
【次の発言】 福田君が出した動議に対する修正は修正の動議にならないということです。つまり反対の意思を表明すればいいので、修正すべき何ものもないのですから、動議としては成立しないということです。

第20回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ただいま審議をされております自衛隊法の一部を改正する法律案について二、三お尋ねをしておきたいのであります。すでに二つの管区隊が増設をされておりまして、この機会に承認を求めようというようでありますが、御承知のように今議会はきわめて短期でありまして、場合によつたならば、われわれの質問があるいは終了をいたさないかもしれませんし、十分な審議をいたすのには多少日時が不足のように思われるのでありますが、この国会で承認をされない、あるいは審議が未了になるという場合においては、政府ではどういうふうな御処置をおとりになるのか。それは次の通常国会でよろしいというのか、あるいはどうしてもこの国会で……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 人事委員会 第2号(1954/12/15、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 同僚諸君から年末手当のことについて熱心な御発議があつたのでございますが、結局のところここ数日中に大臣が折衝して答えを出されるということのようでありますから、われわれもひとつ大臣が一段の努力をされて、年末困つておりまする公務員のために回答を出していただきたいと思つておるのであります。結局現在困つてこれに対する態度が明確にできないということは、現在の一般物価、生活の実態というようなものから考えて、これは出さなければならないという理論的な方面については問題がないが、結局予算上の措置がとれるかとれないかというところに、苦心があるのだと思うのであります。あるいはどういう回答が出て来るか……

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/14、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○中村委員長 この際一言就任のごあいさつを申し上げます。  このたびはからずも委員各位の御推薦によりまして当委員会の委員長の職につくことになりましたことは、まことに光栄の至りに存じます。委員会の運営にあたりましては、私まことにふなれでございますので、練達堪能なる各位の御支援と御協力とによりましてこの重大なる職責を大過なく果すことができますれば幸甚に存ずる次第であります。何とぞよろしく御鞭撻のほどをこの際特にお願いいたす次第であります。  はなはだ簡単でありますが、就任のあいさつといたします。(拍手)  これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りをいたします。

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/15、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  本特別委員会は、去る十二月十一日の本会議において、貿易振興に関する調査のため院議をもつて設置せられたものでありますが、日本は、まず貿易振興対策、特に日中、日ソ貿易等について、外務大臣よりその所見をお述べをいただきたいと存じます。外大務臣重光葵君。
【次の発言】 以上をもちまして政府の説明は終りましたが、質疑の通告がありますから、順次これを許します。帆足計君。
【次の発言】 今澄勇君。
【次の発言】 次は松原喜之次君。外務大臣の時間がもうあまりないようですから、簡潔にお願いをいたします。
【次の発言】 久保田豊君。

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第3号(1954/12/16、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  本日はまず貿易振興対策、主として日中、日ソ等いまだ国交を回復せられていない国家との貿易振興などについて、今後の方針につき、通産大臣よりその所見をお述べをいただきたいと存じます。通産大臣石橋湛山君。
【次の発言】 経済審議庁長官高碕達之助君。
【次の発言】 この際新通産政務次官山本勝市君より発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 以上をもちまして政府の説明は終了いたしました。  質疑の通告がありますから、順次これを許します。前田正男君。
【次の発言】 前田さん、約束の時間が経過しておりますから……。

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第4号(1955/01/24、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き貿易振興に関して調査を進めます。質疑の通告がありますから、順次これを許します。帆足計君。
【次の発言】 委員長からちょっと山本政務次官にお尋ねいたしたいのであります。ただいままことにけっこうな御意見を拝聴いたしたのでありますが、中国の通商代表が三月ごろ来られるというので、いろいろ準備をしておることを帆足委員からただいま質問がありましたが、山木次官は通商代表の招請についてどういうふうにお考えになっておられますか。大臣もおいでになりませんから、この際御意見を承わっておきたい。
【次の発言】 それでは、次官は努力はしてくれますか。


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 議事進行について。今通産委員の方から外務大臣を要求せられておることは、まことにもつともな意見のようでありまして、われわれ外務委員としては、もう十数日にわたりまして外務大臣との間に議論をいたしておるのであります。おそらく連合委員会を開きましたことは、この重大な法案につきまして、外務大臣から所見を聞こうという熱意だと思うのであります。われわれ外務委員として、われわれだけが聞いたからあちらの方の委員はどうでもいいということは、まことに忍びないのであります。どんどん議事の進行をしたい立場にありますが、これはまことに寛大でありますから、また連合委員会が連日開かれるわけでもありますまいし……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1954/04/13、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 先ほど野村さんの御意見の中に、自分の国を自分で守ることは当然であるという御趣旨から、今度の自衛隊法というようなものもだんだん急角度に転換をして来ておるということに対して賛意を表されたようでございます。おそらく将来はアメリカの駐留軍に帰つてもらつて、日本自身の力で守るのだという御趣旨のようでありますが、今すぐにとりかかつても十年かかると言われる構想のようであります。おそらく今のでは足りないという御意見だと存じます。現在御承知の通り、保安隊などが大体十一万くらいのものでありますが、今度この自衛隊法が通過をいたしますと約十五万、防衛関係全部では十六万くらいになるようであります。この……

第19回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1954/03/27、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 ちよつと関連して。今の御説明によりますと、農林省と通産省とは同じような率であつて、別に農林省は多くないと言うが、この閣議決定を見たものを見ると、八五一で農林省が最高であつて、通産省の方が七三四になつております。この数字から見ると、特別に農林省がこのパーセンテージに示されたものも多いのでありまするが、どういう理由か、あなたは通産省とも同じというようなことを言つておるし、またこの数字を否定されるわけでもない。今の答弁はどうも説明が十分でないようでありますが、もう一度このあなたの方から渡つておる資料でひとつ説明してもらいたい。

第19回国会 内閣委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第2号(1954/03/27、26期、日本社会党(右))

○中村(高)委員 議事進行について。齋藤君からきわめて熱烈な、時局に関連をいたしまして、電波行政の重要性なりにつきまして、御意見か拝聴することができたのでありますが、内閣委員といたしましても、われわれもその重要な点につきましては、数回にわたつて協議もいたしておるのであります。これはこの委員だけでおそらく決定し切れない問題が残つて来て、結局は党に帰つて意見をまとめなければ、最終の決定はできないということになると思うのでありますが、ぜひそういう場合におきましては、齋藤君が内閣委員の中におけるあなたの方の党の委員を、まずその熱意をもつてまとめられることができますならば、おそらく内閣委員も御要請に応じ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

中村高一[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期-28期-29期-30期
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