このページでは中村高一衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○中村高一君 ただいま議長から御報告のありました通り、本院議員細田義安君は、去る九月二十八日、都立大久保病院において逝去せられました。まことに哀悼にたえません。 私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで追悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手) 細田君は、明治三十六年、東京都小平市の旧家に生まれました。長じて中央大学法学部に学び、在学中に司法試験に合格し、昭和九年卒業の後、東京市に就職せられました。自来二十五年の長きにわたって市役所及び都庁に在職し、ひたすら首都東京の発展と都民の福祉増進とに力を尽くしてこられたのであります。特に君は、昭和二十四年以来、財務局主税部長、総務局……
○中村(高)議員 ちょっと私から……
【次の発言】 これは今、坪野君からお答えがありましたように、党内でも大へん議論がありまして、主として法律家関係の者は反対、それからそうでない諸君の方に死刑は廃止すべきだという意見が非常に多かったのであります。林委員もそういう傾向についてはおわかりになられると思うのでありますが、今でも党内に死刑のような非常に残虐な刑罰法規は廃止すべきであるという議論があります。あの当時はそういう意見が出ましたけれども、結局どうも問題が非常に大きく、また学者の間にも議論が分かれるし、世界的にも問題が論議されるということで、最後にはこの点についてだけは自由の意思で決定しようじゃ……
○中村(高)委員 次官もおいでになっておられるようでありますが、おわかりにならなければほかの方にお答え願えばよろしいと思います。一体この特需の問題について、内閣の方の協議会でも協議しておられるそうでありますが、結局われわれがお尋ねしたいのは、もう特需で存続させることは見込みがないんだ、やめさせるよりほかにはもう仕方がないんだということなのか、あるいはまだ米軍と交渉すれば見込みがあるのか、その辺のことについての政府の所信がはっきりしておらないので非常に心配をするのであります。もうすでにだめなのか、あるいは日米の間の合同委員会でも開いて持ち出せば見込みがあるのかどうか、その辺のところが一番問題だと……
○中村(高)委員 憲法問題につきまして、すでに木原津與志君から党の立場より質問をいたしておるのでありますが、憲法改正の提案権が内閣にあるかないか、この問題は非常に重要な問題でありまして、どうしても、先日の論議について、さらに政府の所見をただし、また、われわれの考えも聞いていただくことが非常に重要であるという建前から、重ねて憲法問題につきまして政府に所見をただしたいのであります。 伝えられるところによりますと、内閣の憲法調査会におきましても、すでに調査の段階を終了いたしまして、今現在の段階では憲法を改正すべきかどうかという段階に入っておりますことが新聞に報道されておるのであります。しかも、憲法……
○中村(高)委員 先日憲法問題について御質問申し上げたのでありますけれども、質疑を保留いたしてありました点について、引き続いて総理大臣に御質問いたしたいのであります。 内閣にあります憲法調査会が、数日前に東京で公聴会を開いております。これから、東京の公聴会を終えてから、全国を九ブロックに分けまして、さらに公聴会を開いて、最後に中央公聴会を開く、こういう方針が決定をいたしておりまして、おそらくその答申の結果に基づいて、政府が改憲を提案をするのか、あるいは国会が提案をするのかという段階になると思うのでありますが、先日の公聴会では、われわれが思っておったのとは全然違った結果が新聞で報道されておるの……
○中村(高)委員 昨日、八百板君が本会議で大体総論的なことを質問されて、大臣からも御答弁があったのでありますが、その中で資金関係について、八百板君も質問しておりましたが、今度は選挙違反件数もだいぶふえております。東京都の知事選挙についても、ずいぶん不正な金が横に流れて、選挙違反がたくさん出ておると思うのでありますが、けさの毎日新聞を見ますと、その一文に、事務主任の松崎がひとりでまかなえる金額でないことは明らかだ、背後に資金を出していた東選対の有力者があるなどの見方が強まってきたというようなことが出ておるのでありますが、こういう不正な金は、一事務主任というような使用人が出せる金額でないことは明ら……
○中村(高)委員 法律論はもう長い御議論で、なかなか一つにまとめるということの困難なことはわかりましたけれども、公述人の方もお疲れだとは存じますが、問題が重要でありますから、もう一言聞かしていただきたいと思うのであります。 先ほど田上公述人からお話がありました議院内閣制の問題でありますが、議院内閣制の今日でありますから、内閣に提案権があったとしても、ちょうど一心同体のような形になっておるのであるから、それほど弊害はないのだ、それほどの問題は起こらないのじゃないかというような御趣旨にもとれたのでありますが、まず、一体、田上さんは、そういうふうな内閣にも提案権があると解釈した方がいいというお考え……
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