このページでは佐藤虎次郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○佐藤(虎)委員 私は大臣のおいでになつたときに御質問いたしたいと思つておりますが、ただいま佐竹主計官より中島君の質問に対して答弁があつた言葉に意を強うしておりますが、大体二十七年度の補正予算の建設省としての要求額は、あまりにも大蔵当局に御遠慮しつつ要求してはおらぬか、かように感ずるものであります。私どもはこの要求額に承服できるものではなく、もつと国民の要望するところの要求額がまだあるのであろうと思うのでありますが、これに対しまして、佐竹主計官より二十七年度の補正予算は財源上やむを得ないが、二十八年度よりはお考えくださると言つたことは、間違いないかどうか、それによつて私どもは二十八年度は、佐竹……
○佐藤(虎)委員 これは希望ですが、大臣がおいでになりませんが、三池政務次官から大臣に御協議願いたいと思うことは、河川が昨年、一昨年のごとき、また本年のごとき、水害がきわめて少い年はまだいいのですが、第一に起つて来る大きな原因は、砂防ではないかと思うのです。この砂防工事自体というものが完備するならば、いささかでも河川改修に費す予算というものも割愛されるのではないか。しかるに今日の砂防工事の運行をながめますと、大体において建設省、農林省と両省にまたがつてやつておるのでありますが、こういう砂防工事というものに対しては、少くとも建設省管轄でなければならない。それを農林行政を行う農林省で行うということ……
○佐藤(虎)委員 ただいま建設省の新政策の抱負を伺いましたが、そこでこの水道用水確保に対していま少し強く建設当局でやつてもらいたいということは、水道用水の許可はなるほど建設省でするが、起債の面に相なりますと、これは厚生省でやつておる。これも一応全部一元化してやればどうか。そういう起債の面までも建設省の方でやり得られるように、ひとつ厚生省と考えてもらいたい。あちらに行つたりこちらに行つたり、そんなまどろつこしいことをしておつたら、思うように行かない。ですから建設省でこれを確保した以上は、その起債は建設省の認可によつて起債を得られる、こういうようにしてもらいたいという希望です。
○佐藤(虎)委員 私は住宅問題にはすこぶる関心を持つておりまして、住宅金融に関しましての予算の少いことは、もちろん議論の余地がないのです。特に住宅局長に私は深く考えておいていただきたいことは、住宅資金それ自体に何らわれわれは批判を加えるものではないのでありますが、住宅に伴いますところの衛生設備ということについて、すこぶる関心が薄いのではないかと考えておるのです。住宅が建ちましても、下水道の完備ができておらなかつたならば、どういう結果を紹来するかということが大きな課題ではないか、かように考えますがゆえに、住宅資金の運用は衛生設備が基盤をなす、これが一番おもではないか。これに対して、いわゆる下水道……
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