このページでは阿部五郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○阿部(五)委員 関連しますから…。過日の御説明で、調停案を採用しなかつた理由は、諸般の事情を考えてというお話でありましたから、それをお伺いしたしたいと思つたのでありますが、ただいま松井委員のお尋ねに対するお答えで大体わかつたのでありますが、要するにその理由は、公社の方で財源に不足を生ずる、しかもそれを補おうとすれば料金の変更をしなければならないが、これは多数の公衆並びに国民経済にも影響するところがあるからというところに尽きるようであります。しかしこれは何も電電公社のみに限らないのでありまして、国鉄におきましてもまた専売におきましても、おそらく同じような問題が起るのでありまして、しかも国鉄にお……
○阿部(五)委員 私は電話のことについてお伺いしたいと思いますが、過日大臣の所管事項の御説明において、現在重要なる懸案として残つているのは、第一に電波の獲得、第二にテレビの免許の問題、第三には電話施設の整備拡充であるというような御説明あつたのでありますが、その中でもこの電話については民衆が最も期待しているところでございます。ところがこの電話の施設を拡充いたしますについては、もちろん独立採算の公社自身の内部の利益金をもつて増すこともできないことは申すまでもありません。当然外部から相当巨額の融資がなければならぬと思います。それにつきまして過般の本会議における大蔵大臣の御演説によりますと、政府は長い……
○阿部(五)委員 テレビ以外のことについてちよつとお尋ねいたします。 過日政府にお尋ねしたのでありますが、十分明らかになりませんでしたので、古垣会長がおいでになつておりますからお尋ねしておきたい。現行の放送局の設置に関する根本的基準について、電波監理委員会規則というのがあるそうでありますが、これと現在各地に散在している放送局の中の四、五のものとの間に矛盾があつて、現在の放送局のやり方をかえなければ、規則が存在する以上、一部の放送局はやめなければならぬという状態にある。すなわち両方の存在は許されないような状態にある、こういうふうに聞いておりますが、その点いかがですか。
○阿部(五)委員 私この前よんどころないことで欠席しましたので、もうすでにどなたかお尋ねになつたかとも思いますけれども、二、三お尋ねいたしたいと思います。今度のこの二十億円というのは、一月から三月一ぱいに架設する電話の増設資金に充てる、こう思つておりますが、その三箇月間に資金にかかわら、ず極力増設するとして、資材その他技術上の限度は一体どれくらいあるのですか。
【次の発言】 この二十億円でするのは何台なのでございましようか。
【次の発言】 金さえあれば四万五千まで行くことができる、こういうことになりますか。
【次の発言】 私がお尋ねいたしましたのはそれではないのであります。現実に四万五千三箇月……
○阿部(五)委員 まず第二十六條からお尋ねをいたします。これによりますと、加入電話の種類を単独電話と共同電話と構内交換電話の三つにきめておられるようであります。ところが聞くところによると、この第三番目の構内交換電話というものは、実際に存在するものは単なる交換電話でなくて、第二番目の共同電話と結合したものと聞いておるのであります。すなわち電話局からの回線が延びて来て、それがとりあえず二つにわかれて、そして一方では単独の電話がついており、一方には交換設備がついておる、こういう形が実際に存在する交換電話のあり方である、こう聞いておるのであります。すなわち夜間など多くの人がおらない場合においては、その……
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