このページでは池田禎治衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○池田禎治君 私は、日本社会党を代表して、人事院勧告完全実施に関する緊急質問を行います。 御承知のごとく、国家公務員に関する給与改訂の人事院勧告は、本年八月一日国会に提出されたのであります。しかるに、政府は四箇月を経過したる今日に至るも何らの措置を講じないことは、政府の重大なる怠慢でありまして、全公務員が一日千秋の思いをして待望している給与の引上けが、党内紛争のため荏苒日をむなしゆうしていることは、何と申しましようとも、断じて許すべからざる罪悪といわなければならぬのであります。(拍手) 人事院勧告の趣旨によれば、この勧告案は本年五月一日より実施されなければならないように明記されております。……
○池田(禎)委員 政府もできたばかりであつて、私どもはこれをきつく言おうと思つておりませんが、補正予算の編成につきましても、ただいま田中君から申し上げましたが、国鉄裁定あるいは人事院のベース・アツプの勧告、こういう問題を予算に組まれてしまつてからあとで、それを論議したのでは困る。十分事実を御認識になつて、ぜひとも織り込んでもらわなければならぬ。これは当然議運の問題でありますが、われわれは実は総理大臣の施政方針演説の前に、少くとも起きておるところの炭労及び電産のストに対してどういう態度をとつておるか、どうしなければならぬかということ、これはぜひとも国民の聞かんとするところである。ことに御承知のよ……
○池田(禎)委員 ちよつとこの際お願いしたい。従来、前議会までにおいては、総理大臣の出席が非常に悪かつたが、本議会においても、この前本会議に総理大臣が出られぬということで、しかもその理由は、アリソンが来ておるから出られぬということであつた。これは議院運営委員会の取扱うべきことでないかもしれぬが、アリソンを接待するのなら外務大臣がおる。総理大臣がそういうことを言うのは理由にならぬ。その点を、はつきり委員会において申合せをするなり、委員会として政府に対して、この国会においては、当然の義務を必ず遂行することを、政府にぜひとも申入れをしていただきたい、こういうことをお願いします。
○池田(禎)委員 国会図書館の経費のことが出ておる。これは図書館委員会もありますから、そういうところでおやりになつたと思いますが、ちよつと概念的に私聞いただけで、PBリポートを購入するのに七千万円も金をとつておるということは、ちよつとどんなに大事なものであるかわかりませんが、きわめてむぞうさに説明されておると私は思う。さらにこれに関連して……(「これは委員会でやつたんです」と呼ぶ者あり)ちよつと待つてください。(「内容に立ち入つてここでやることは違いますよ」と呼ぶ者あり)だから、それをむぞうさに……(「むぞうさではない。ここでこれまで説明したということはたいへんなことなんで、文化国家といつたつ……
○池田(禎)委員 こつちは早くやつた方がいいので、それはきのう自由党にも申し入れ、自由党もそういうことにしてくれるようになつたので、早ければ早いほどいいわけですから、こつちはきようやつてもらいたいと思います。
○池田(禎)委員 これはけつこうでございます。
○池田(禎)委員 今海外同胞引揚げの問題で、各党からすでに委員が出ておりますが、自由党の方が出ていないので、委員会が開けない、これは早急にお出し願いたいと思います。
○池田(禎)委員 出します。
【次の発言】 本日議事課に参りまして、この点について問い合せましたところ、十一時に私が申出いたしましたときには、これは間に合うということでありますから、ただちに所要の手続をおとり願います。
【次の発言】 ただいまわれわれの方で話をいたしました結果、先ほど審議していただきました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外一件については、われわれの方にも手違いがありましたので、議案が間に合わないということを勘案いたしまして、これから相談しますと、また時間もかかることでありますので、本日の場合は修正案を出しません。ただ、修正案の提出の理由を述べつつ討論をいたし……
○池田(禎)委員 今村さんにお尋ねいたします。これは人事委員会で問題が出たのですが、国会の職員の中に、議員以上の俸給をとつておる人がある。あるいは、これは国会ではありませんが、ある種の委員、委員長など、月に何回、あるいは週に何回というように兼業でやつておる人で、国務大臣以上の俸給をとつておる人がある。これはどういうところから割出したものであるかということで、人事委員会ではたいへん論議があつたのであります。こういう点について御研究なさつたことがあるかどうか、この点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 実を申しますと、この問題は、これ以上かかりますと、根本的にいじらなければならぬというので……
○池田(禎)委員 私の方では星島さんが代表されておやりになるならば、賛成演説は一人でなく、各党一名ずつやらしていただきたい。
○池田(禎)委員 それはだれがやるのですか。
【次の発言】 全会一致なら私の方では賛成討論は一切やめるということになつているのだが……。
【次の発言】 ちよつと事務総長にお尋ねいたしますが、現在衆議院の人事委員会は、専門員は一人ですが、調査員が三人おります。その関係はどうなんですか。
【次の発言】 これはおそらく選考委員会で話が出たことと思いますが、われわれは、今の専門委員会制度そのものについて相当疑点を持つております。これは各会派とも御了承の上で、国会法につきまして十分検討を加えようということになつておりますから、この際まだどういうものになるかわからぬとき、こういうことをすることがよいかどう……
○池田(禎)委員 官房長官にお尋ねします。新聞等によつて見ますれば、相当たくさんの法案が提出される模様でありますが、大体どの程度政府はお出しになるお考えでございましようか。
【次の発言】 私も、実はそういうことをニュースで伺つたわけです。そういたしますと、御承知の通り会期は三月三十一日までと思いますが、この中で特に政府が重要たと――政府がお出しになるのだからいずれも重要だとは思いますが、大体どういうものを今日お考えになつておられるか、その点を承りたいと思います。
【次の発言】 今言われたような法案につきまして、どの程度までの準備が進んでおるか伺いたいと思います。国会が再開されるまでにはお出しに……
○池田(禎)委員 一時四十分。
○池田(禎)委員 日はいつですか。
○池田(禎)委員 大体議場内交渉で運びたいと思つております。私はそうなると思いますけれども、ちよつと留保さしていただきます。
○池田(禎)委員 それに関連いたしまして……。実は昨日の予算委員会において、委員外の本間君が相当の酒気を帯びて参つたのであります。最初、私に対しましていろいろと申しておりましたが、正面に申しまして私の急所をつかんだ。(笑声)私は多年の友でありますので、それをやわらかに制したのでありますが、私がとりあわないと見るや、私の隣におつた中曽根君に対して、もういいかげんにしたらどうだと言つた。これに対して中曽根君もとりあわなかつた。ところが、君は酒を飲んでいるだろうと言つたので中曽根君は怒つた。ぼくは何時間もおつて審議しておるのだ、酒を飲んでおるなんてけしからぬことを言ふなと言つた。そうしたら、中曽根君……
○池田(禎)委員 私も関連して……。実は私も新聞でこれを見たのでありますが、先ほど渡邊君の言うように、こういう事柄について議長の意見をただす、あるいは法律的な解釈について、それぞれ委員長としての意見をただすならともかく、一事務局がそういう見解を表明するということは、私はどうしても承認できない。渡邊さん発言のごとく、事務総長から、いかなる人がいかなる見解をもつて、どういう責任と資格において発表されたのであるか承りたい。それによつて私どもは、あなた方のとられた行動が、議院運営委員会においてただいま決定された、本日の本会議に上程するという事柄と相反することが現われたとするならば、その責任の所在をいか……
○池田(禎)委員 これは全会一致ですか。
○池田(禎)委員 ただいま内閣側からおいでになつておりませんので、これは本来政府にお尋ねすべきことであると思いますが、私は先般の本会議の緊急質問においてもお尋ねしたのでありますが、確たる答弁を得なかつたので、本来ならば政府に重ねてお尋ねすることでありますが、それはあとまわしとしまして、まず人事院総裁にお尋ねいたしたいことは、政府は人事院を廃止する、あるいは改組するやの言動をなす人があるのですが、こういうことについて人事院総裁はいかなる通告を受けておるか、さような打合せがあつたものであるかいなや。またあなたはこれに対するいかなる見解をお持ちになつておるのでありますか、これがまず一点。 その次に……
○池田(禎)委員 私は実は関係閣僚の出席を求めた上で質問したいのですが、とりあえず一、二の項目について政府の所信をただしたいと思います。公務員は公務員法によつて拘束されておる。そして、いうならば、今日与えられた憲法のもとにおいては自由な行動を、その法によつて制約されておる。これと関連するものは国鉄であり、専売であり、近くはまた全電通も、そういうようないわゆる公労法によつて拘束を受けておる。こういう人々が何によつて、自分たちの不平なり、自分たちの訴えんとするところの道を開いて行くかということが、この法の精神であると思います。それは人事院であり、あるいは仲裁委員会であり、調停委員会であると思います……
○池田(禎)委員 官房副長官が今お答えになりましたが、私ははつきりした日時は後に調べ直してもいいと思います。十一月四日であつたと思いますが、本多国務大臣は、閣議終了後、新聞記者団に対して、人事院を廃止して、内閣直属の人事委員会というようなものにかえたい、こういうことを進んで言明しておるのですが、この点につきましては、ただいまの官房副長官のお考えと違うと思います。その点の調整なり、そういう考え方は、いかようにお考えになつておるか、私はこの際関連してお伺いしたいのであります。
【次の発言】 私はまず、先ほどから政府当局の御説明あるいはまた施政方針に現われた政府のお考え、あるいは各委員会等の考え方を……
○池田(禎)委員 遅れて参りましたので、どういう論議がなされたか存じませんのでダブるかもしれますんが、私は実は一昨日この有田委員長の書簡なるものを持つて地方の町村長、小学校長、郵便局長の方と会つたのであります。さらに昨日千葉県に参りましたところが、千葉県の地域給の勧告を受けた町村長のほとんどが集まりまして、演説会をやつておるところへ私は参りましたし、また本日は福岡県からもたくさん電報が参つて、急遽上京いたしたいといつて参つておるのであります。その書類をただいま引寄せましてもけつこうでございますが、どういう意味で出されたのか、すでにお話があつたと存じますが、重ねて私は委員長の所見のほどを承りたい……
○池田(禎)委員 私はこの際政府委員と人事院に最後に質問いたしたい。本日は討論採決に入ることと思います。本会議にも上程されることと思いますが、この一般職の給与に関しまして、われわれはあくまで最小限勧告の線は実施すべきである。こういう主張を持つておつたのでありますが、政府案はこれを相当下まわるものでありまして、御承知のごとく国鉄、専売、電々等のいずれも公共企業体に属しまするものは、これ以上の裁定を受けて、かつまたその実施を受けることになつておるのです。その差額はわずかなりといえども、薄給者にとりましては重大な問題でありまして、少くとも人事院の勧告だけは、ぜひとも完全に実施してくれということは、す……
○池田(禎)委員 私は今井委員長にお尋ねをしたいと思います。あなたは先ほどきわめて謙虚なお答えをいたされて、事務局も小さいし、必ずしも科学的であり得ないかもしれぬということをおつしやつたのですが、私も実は二年間ほど九州で国鉄の調停委員をいたしておりました。小さな案件といえども、われわれはあらゆる叡知をしぼつて結論を出すのであります。従つて、あなた方がこの裁定をなさるには、あらゆる角度から御検討をなさつたことと思い、むしろ私は敬意を表しておるのでありますが、その決定が無視されるような状態にあるということを思うときに、仲裁委員会として、あるいは委員長個人の立場でもけつこうですが、もしこういうものが……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。