池田禎治 衆議院議員
28期国会発言一覧

池田禎治[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-31期-32期-33期
池田禎治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは池田禎治衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

池田禎治[衆]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 衆議院本会議 第17号(1959/12/11、28期、社会クラブ)

○池田禎治君 私は、社会クラブを代表いたしまして、ただいま提案されました会期延長の案件につき、反対の討論を試みんとするものでございます。(拍手)  大体、毎国会におきまして会期の延長が行なわれて、その会期の延長をめぐって常に紛乱が起きておることは、これは与党、野党ともに大きな責任のあるところであります。  一体、会期は、国会の召集前に相談をするのでありまするが、そのときにおきましては、大がい与党はごく内輪な会期を主張する、野党は大幅に主張する、そうして、最後になると、政府・与党の方が、今度はあべこべに延長してくれというので、いつでももめておるのが、過去の例でございます。(拍手)今回におきまして……

第33回国会 衆議院本会議 第22号(1959/12/21、28期、社会クラブ)

○池田禎治君 私は、社会クラブを代表いたしまして、ただいま上程されました衆議院議長加藤鐐五郎君不信任決議案に賛成の意見を述べんとするものであります。ただ、この際明確にいたしておきたいことは、先ほど、提案者でありまする山花秀雄君から、加藤議長不信任案の趣旨弁明の中におきまして、デモ規制法を提案した、淺沼稻次郎君以下の懲罰を突如として正規のルールなくして行なった、この所見については、私は異にしておるものであります。なぜかといいまするならば、デモ規制法は、本日十一時五十五分、自由民主党が議員提案として行なっております。さらに、懲罰につきましては、これは、議長の行なったことについて、こういうことをやる……

池田禎治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

池田禎治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 議院運営委員会 第1号(1958/06/12、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 ちょっとその前に事務総長にお尋ねしますが、今度の選挙で当選をした人で、逮捕状が出て院の許諾を求めるものが政府から回付されておりましょうかどうでしょうか。
【次の発言】 それはもしそういう事態があるとすれば、この委員会としては、それを等閑に付するわけにはいきません。それについては、あらためてそういうものが提出されましたときに、すみやかに開くべきところの用意と心がまえを持っていただきたいと思います。
【次の発言】 十六日に、やはり委員会も一応予定しておいて下さい。

第29回国会 議院運営委員会 第2号(1958/06/16、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 政府が衆議院において発言を求めて演説をするということは、これは国会のしきたりなんですから、政府が一方的に、総理大臣の所信表明だけをもって、そうして他の閣僚の方を兼ねて申し述べるということは、これは国会の従来のしきたりというものを冒涜するものである。社会党といたしましては、あくまでもそれぞれの所管の大臣から、所管の事項についての施政の方針を明らかにする、少くとも岸内閣の性格を国会を通じて国民の前に宣明するということは、私どもはどうしても譲歩するわけに参らぬのであります。従って、むしろこの際は政府がお考え直しをして、もう一ぺん政府機関を通じまして、国会のしきたりに対してあなた方が……

第29回国会 議院運営委員会 第3号(1958/06/17、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 昨日も議論したのですから繰り返しはいたしませんけれども、こういうことは、責任ある政党内閣のもとにおいていけないことである。ただ山本君からも申し上げましたように、やらぬというものを無理に綱をつけて引っぱってくるわけに参りませんけれども、多数を持っている政党が、そういうことでもってやらないのだ、そういうやり方で国会の運営をなさろうということは、社会党としては、あくまでもそういう出方につきましては賛同いたすわけに参りませんから、私は重ねて再考を求めます。
【次の発言】 私どもとしては了承いたしかねる。
【次の発言】 大体委員長は三十分程度と了承しております。他のものにつきましては、……

第29回国会 議院運営委員会 第5号(1958/06/19、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 これは今まで非公式な話をしておって、自由民主党としても、経済基盤の法案は、前国会において大蔵大臣が趣旨説明を財政演説の中で行い、実質的には大蔵委員会で幾たびか審議を重ねて、経済情勢に変化があったとしても法案そのものには変りがないから、すみやかに委員会に付託してくれというお話がありました。社会党としては、どうしてもこれだけのものは本会議においてやれという指令を受けておったのでありますけれども、これは採決などしても明らかですし、そういうことは好まないが、地のものについて二つを認められたいということで、この点の内意をいただいておるのですが、この点は形式的なお話をしないで、わが党とい……

第29回国会 議院運営委員会 第7号(1958/06/23、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 それは、そういうことでもし守られないなら、守らせる方法があるのです。かつてGHQ時代には、名前が出た者は、一たん内命が下ったものまでも取り消しておった。全部許さない。それをやったために、その次からは、そういう事態はなくなったのです。だから、これは国会で否決いたしましょう。あなた方が議院運営委員会に諮られないで勝手におきめになったものは、否決いたしましょう。しかし、与党は多数を持っておりますから、多数をもって押し切る、これはかまいません。われわれは全部反対投票をいたしますから、そのことだけは明らかにしておきます。投票をもって明らかにいたします。

第29回国会 議院運営委員会 第13号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 郵政大臣と、ほかに郵政省からだれが見えておるのですか。
【次の発言】 あなたの方から、日本電信電話公社経営委員会委員任命につき事後承諾を求めるの件で、新関八洲太郎君を再任せられたいというところの申し出があります。また、電波監理審議会委員に金子鋭君、田上穣治君、こういう人をそれぞれ新任ないし再任を求めて参っております。もう一つ、さらに、放送協会の経営委員につきましても、同意を求めて参っております。これにつきまして、われわれとしては、この委員会では、長年にわたって政府に聞いておる。各種委員会の中で、ときには無用の長物があるのではないか、あるいはまた、空名の人のみを委員にしておる。……

第29回国会 議院運営委員会 第14号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 この国会は、御承知のようにわが社会党よりは、少くとも一カ月以上というところの要求が出されて、与党である自由民主党の方から、そんなに要らないじゃないか、二十日間でいいじゃないか、こういうお話があって、その両者の間をとったというよう形で、二十五日ということで出発したのでございます。私どもは、今日の状態から見て、しかもただいま参議院におきまして、学校管理職法案について、委員会の審査を省略して、本会議において委員長の中間報告を求めるの動議が可決されて、現にこれが審議されておるのでございまして、このときに当って、両院を構成する一方の衆議院が会期延長を提出されるということは、論理的に申し……

第29回国会 議院運営委員会 第15号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 社会党といたしましては、この国会の成立当初の経緯に顧みまして、また今日の段階からして、きょう十二時までがこの会期の有効期間でありまするから、私どもといたしましては、重ねて反対の理由は申しませんけれども、昨晩の委員会におきまして申し述べましたように、国会のルールというものが厳として守られることを、わが党としては強調してやみません。従いまして、たとい四日間であったとしても、この際は悪例といたしまして、社会党としては反対せざるを得ないのであります。従いまして私どもは、法規に照らされるところによりまして、国会におきましてはあらゆる努力を傾倒いたしまして、会期延長の阻止をいたしたいと思……

第29回国会 議院運営委員会 第16号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 時間の関係といいますけれども、会期は十二時まであるのであります。私は、山本君から述べられましたから申しませんけれども、会期がなくなるときに特別委員会を作っておいて、このような重要な緊急質問には時間がないというのは、どう考えても論理が合わない。ただ、私どもいかに要求するといえども、総理大臣の首に繩をつけてやるということはできません。残念ながら、皆さん方が多数決でおやりになるならば仕方がございません。われわれはこの主張を撤回するわけには参りませんから、あなた方のお許しをいただけぬというならば採決をもって、われわれは少数党の悲哀をもって敗れるのほかはありません。

第29回国会 議院運営委員会 第17号(1958/09/27、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 国務大臣の演説に関する件につきましては、わが党はかねてから総理大臣の施政方針の演説、外務大臣の外交演説、大蔵大臣の財政演説、経企庁長官の経済演説、これを要求して参りました。ところがきょうの両党の国会対策委員長会議において、総理大臣の施政方針と藤山外務大臣の外交演説は御了承いただいたのですが、大蔵大臣については、補正予算が提出されるときには必ず財政演説を行う、また補正予算の提出については与党も全力をあげて努力をする、こういうようなお話があったと私どもも聞いておりますので、これは記録にとどめておいて、そうして今日のような災害も発生しておることでありますから、これは予想でありますが……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 議院運営委員会 第3号(1958/10/01、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 これは時間は……。
【次の発言】 官房長官にお尋ねしておきますが、ただいま政府の提出案件並びに提出を予定される案件の御報告を承わりました。この国会は、御承知のように四十日間ということで、これは、両党の国会対策委員長会談において決定して、会期の延長はやらない、こういう申し合せのもとに行われた国会でございます。従って、政府がどうしても提出をなさるというお考えである法案につきましては、会期が終りごろになって、ないし半ば以後になってお出しになっても、かりに十分の審議を尽されないということでもって、それがために会期を延長するとか、あるいはそういう事態が起きますることは、国会としてははな……

第30回国会 議院運営委員会 第5号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 わが社会党といたしましては、この特別委員会の設置につきまして、すでに検討いたしました結論といたしましては、少くとも海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会、科学技術振興対策特別委員会、国土総合開発特別委員会、公職選挙法改正に関する調査特別委員会のうち、科学技術振興対策特別委員会のごときは、現下原子力の時代でもございますので、むしろこういう委員会は常設の委員会にして、他の委員会は、いずれもその必要を認めておらないのであります。従って、私はどうしても必要な委員会は、これは国会法の示す通りに常任委員会にいたしまして、必要のないものはこの際廃止するようにすることが当然ではなか……

第30回国会 議院運営委員会 第6号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 ただいま議長さんから御発言が特にございました。私どもは、今回の警察官職務執行法の一部改正の提案の経過につきまして、今なお大きな疑義と、政府の提出上の違法というものに対する考え方につきましては、毫も変っておりません。そうして本日は、最も緊急の事態といたしまして、私どもは岸総理大臣の外電によるところの憲法改正の談話というものを、きわめて重視しておりますので、この問題はいかなる法案よりも、いかなる問題よりも、当然政府は進んで解明をすべきである。社会党は、党の代表を立てて、これに対する質疑をいたしたい、この旨がいれられておりませんので、まず本会議を開いて、この緊急の事態というものを私……

第30回国会 議院運営委員会 第7号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 昨晩おそくまで国鉄の関係者、官房長官にお待ちを願つたことは大へん恐縮でございました。あなた方に関係のない案件のために非常に手間取つたということは申しわけないところと思つて、深くその点はおわび申し上げます。  私は、昨晩の官房長官のこれに対する御答弁、小倉国鉄副総裁の御答弁等を伺いまして、一点心配にたえないことは、あなた方をこの国会に呼んで、何か委員会の力をもつて、いかにも当局側をへこましてやろうというような考え方で、そこで、あなた方も極力低姿勢をとつて、「まことにどうも相済みません、ごかんべんを願います」というような御態度でありますが、これは、そういう意味ではない。国会議員の……

第30回国会 議院運営委員会 第9号(1958/10/23、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 今、八木君の質問に対する御答弁というものは、私にいわせると、単なる行政的な答弁です。公取の委員が、それぞれ長いから昇進をしていくというか、栄転をしていく、これは私は阻止しようとは思いません。しかし、横田君のごときは、任期を余しておいて、最高裁の事務総長のいすがあくから行く、そういうことは不届きです。あなたは最近就任されたので御存じないかもしれませんが、官房長官であろうと総務長官であろうと、その引き継ぎの事務がある。従来の経過があるはずです。しかも横田君のごときは、本委員会にペンディングになつた。横田君は近江絹絲の問題について、この委員会で非常な問題になつた。しかもたつての政府……

第30回国会 議院運営委員会 第13号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 御趣旨のほどはよくわかりました。党の方にも伝えまして、協力するようにいたします。
【次の発言】 自由党さんに伺いますが、予算案の賛成の討論は立てますか。


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 運輸委員会 第24号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 ちょっと私はこの際お尋ねしますが、志免炭鉱の払い下げの問題をめぐっていろいろ世上に議論が流れておる。しかし今総裁の話によると、価格の点については私と大臣との間以外には話をしておらない、こういうようなお話もあったようでありますが、あなた方のお考え方というものが私は少し解せないのです。もしかりにあなた方の考えていることが客観的に見て正しいことであったとしても、あの周囲の人が町ぐるみ村ぐるみこぞって反対をしておるこの事実についてあなた方が謙虚にどれほどお考えになったか。あなた方自身は当事者としてこれが妥当なりと思っても、第三者である者がこれに対して猛烈な反対をする、これをどの程度あ……

第31回国会 議院運営委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 従来、わが党は、この特別委員会につきましては、どうしても万やむを得ざるもの以外は、特別委員会を作ってはいけない、恒久的に五年も六年もかかるような委員会は常設委員会にすべきだ、こういうことを主張して参りました。この態度は今日なお変りはございません。しかし、たまたま議長さん、副議長さんから非常に御熱心なるお言葉もいただきました。この国会に限り、この特別委員会を私どもは認めます。ただし、次の国会からは、科学技術振興対策特別委員会のごときは、この際進んで常設委員会に直し、その他の必要なきものは廃止する、この方針をこの委員会において御確認願えば、私どもとしては、本国会に限りこれを承認す……

第31回国会 議院運営委員会 第4号(1958/12/23、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 今の次官の答弁は牽強付会の答弁です。そういう答弁は、この委員会では通りませんぞ。あなた方、農林水産委員会ではそんなことで通っても、この委員会ではそんなことでは通りません。無礼なことを申されるな。国会の決議を何と心得ておりますか。片々たる一事務官が、無礼なことを言うな。憲法に何と書いてありますか。私どもは予算のことを言うのではない。国権の最高機関できめたことに対して、行政府でそんな放言をすることを許されるか、そのことをただしておる。予算の問題ではありません。何か、そういうことまでは言いません――もとより録音をとったわけではないけれども、多くの証人によってわれわれは調べておる。そ……

第31回国会 議院運営委員会 第5号(1959/01/23、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 あそこは狭いから、根本的にやり直さなければならぬけれども、そのうちの一棟をこわして新しく建てて、そこに相当数を収容して、あとは二年計画、三年計画で……。
【次の発言】 この際、加藤議長に一言私はお尋ねをいたしたいと存じます。  去る一月十五日の読売新聞の伝うるところによりますと、加藤議長は国会運営の新しい構想をお考えになっており、そうして民間人からなる一つの研究グループを作って、国会の運営をよりよくしたい、こういうような御構想のように伝えられているのであります。この報道によりますと、すでにその人選についても、東大の宮沢俊義さん、お茶の水女子大の臘山政道さん、慶応の潮田江次さん……

第31回国会 議院運営委員会 第7号(1959/01/27、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 私の方としては対立候補を用意しておりましたが、この際、諸般の事情から考えまして、これを撤回することを一言つけ加えて申し上げておきます。

第31回国会 議院運営委員会 第9号(1959/01/29、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 本日の新聞を見ますと、各紙とりどりですが、何か栄典法を自社両党の共同提案にするやに、しかも、それは議院運営委員会で了承しているということが報道されております。先ほど理事会では、松野内閣総務長官と佐藤副長官に来てもらって、これはどういうところでどういうふうに扱われておるものであるかということを問いただしたところ、政府側に軽率不謹慎なところもありまして、これは政府においても反省して陳謝いたしましたから、私は一応は了とするけれども、社会党はそういうところまでにはまだきておりません。のみならず、本件を扱う場合は、議院運営委員会がさようなことを討議する権限もなければ、何らあずかり知ると……

第31回国会 議院運営委員会 第10号(1959/02/03、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 これは、きょうの留保については私も同意いたしますけれども、このILO条約批准については、しばしば国会においても論議されているところでありまして、自由民主党の同意なくして遷延、じんぜん日をむなしくしているというのが今日までの姿であります。従来の各種の委員会を通じた政府の態度なり、その答弁に当る場合においては、必ずしもこれに反対をしないと言っておりながら、実質的には効果ある院の意思表示というものがなされないというのは、はなはだ遺憾なことであります。少くとも自由民主党は、党議としてすみやかに、この決議案に賛成できる、できないという意思表示を、できれば次回の委員会までに願いたい。これ……

第31回国会 議院運営委員会 第11号(1959/02/05、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 きょう私は労働大臣に御出席を願うつもりでおりましたところが、予算委員会において、わが党の委員から労働大臣の出席を要求しておるということでありますので、きょうはやむを得ません。私は、すみやかな機会に労働大臣に本委員会に御出席を願って、そうして誠意のある御回答を願いたいのであります。わが党の提出しておるこの決議案の案文の一節を見ても、これは一九四八年国際労働機関において可決されておる。自来十年の歳月をけみしておるのであります。それを、今に至って、労使懇談会の結論をまって政府の態度をきめたい、そういうことを言うことは、まことに私は不可解千万なことだと思う。現に、ここにおられる佐々木……

第31回国会 議院運営委員会 第12号(1959/02/06、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 労働大臣にはなはだどうも恐縮ですが、労働問題懇談会というのは、何でやっているのですか。法律ですか。
【次の発言】 何か省令というものでもないのですか。
【次の発言】 今、あなたのお答えとしてはまことにそつのないお答えをなさいましたけれども、そういうものであるとするならば、これは重大な疑問がある。あなたほどの労働行政の権威ある人が、労懇に名をかりて、一年でも二年でも、結論が出るまでは、――そういうことは詭弁です。政府の特殊な事情において、これはどうしなければならぬという意思表示をなさるなら、それは正直でいいと思う。私も、率直に言って、今月の十八日とか十九日に労懇が結論を出すとい……

第31回国会 議院運営委員会 第16号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 私の方は、これは重要法案として記名採決を希望いたします。
【次の発言】 一応その建前ですけれども、修正案だけは記名採決で、原案について記名採決にするか起立でやるかは、場内で……。
【次の発言】 最賃法を一番先にやるのはどういうわけですか。
【次の発言】 これは、本来はそういうことじゃない。両党の意見が一致しておればいいが……。

第31回国会 議院運営委員会 第18号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 この際、記録にとどめておいていただきたいのですが、先ほどの理事会におきまして内約を得ました、明後日の本委員会に、ILO条約の批准決議案、並びに非核武装の決議案、及び埼玉県におきまする議員緊急逮捕の問題につきまして、岸総理大臣、倉石労働大臣、青木国家公安委員長、並びに決算委員会の審議の状況につき、田中決算委員長を本委員会においでを願うことを、この席において御確認を願いたい。

第31回国会 議院運営委員会 第20号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 今、わが党から本院に対して、国際労働条約第八十七号批准に関する決議案というものを提出している。これは自民党の方で、いまだ党議がきまらないから、待ってくれ、待ってくれというので、もう何十日間というほど、これは懸案になったままでたなざらしになっている。ただいま山本君から総理大臣にただした非核武装宣言と、やや内容も似ているのではなかろうかと私は思います。ただいまの総理の答弁なり与党のお考え方というものには、私は依然として非常に不満です。今日、新憲法下においては、超然内閣と違って、明らかにイギリス流の議院内閣制で、責任を持っている。議員にあらざる者が閣僚たることについては、制限を付さ……

第31回国会 議院運営委員会 第21号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 社会党はつつしんで鳩山先生の葬儀に対して敬意を表しまして、本会議を休むことに同意をいします。
【次の発言】 異議ありません。

第31回国会 議院運営委員会 第22号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 文教のはどうなんですか。

第31回国会 議院運営委員会 第23号(1959/03/17、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 これは、かつて一回、参議院において予算案の審議中に、衆議院において補正を出したということはあります。しかし、それは私らから見ると、前例にしないということであって、やはりその例からいきましても、そういうことは好ましいことでない。従って、この三十四年度補正予算の提出については、政府は財政法上の疑義なしといっておるけれども、財政法上の疑義ということについても、いまだ解明されておらないし、また政治的道義からいうならば、当初予算を審議中に提出したということは、これは大へん不道徳きわまるものである。政治的に見るならば、こういう不信行為というものは容易に許されません。従って、今回、もし与党……

第31回国会 議院運営委員会 第25号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 決議はいいのですが、決議を何かみやげみたいにするので困る。決議されたことは必ず政府が実行するだげの言質をとらなければだめです。ただやりっぱなしであったのでは、国会の権威もなければ何もない。私は、国会で院議をもって決せられたものが実行されないなんということは、まことにゆゆしいことだと思う。その点、私は、世耕さんでなく、総理大臣の所信を聞きたいくらいです。

第31回国会 議院運営委員会 第26号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 それは私は、オホーツク海におけるさけ、ます漁業に関する決議案については、両党で話し合いができるまで待つとしても、国際労働条約の批准に関する決議案については、この際自民党の態度を明らかにしてもらいたい。これは何十日間かかっておるか。そういうことでは困る。君らは何のために出先に出ておるかというようなことで、本国からはおしかりを受けておる。ずいぶんひどいですよ。それはあなた方がここで否決するというならばやむを得ないですよ。とにかく自民党の態度をすみやかに決定していただかないと、われわれはたださらしものだけに出しておるようで、はなはだ心苦しいし、党に対しても申しわけないのです。

第31回国会 議院運営委員会 第28号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 それは場内交渉で……。
【次の発言】 これも場内交渉にしましょう。

第31回国会 議院運営委員会 第30号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 六時を目途として。

第31回国会 議院運営委員会 第34号(1959/05/02、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 異論はありませんけれども、前に公聴会等の前例がありました。私は、自己の選出都道府県に行かないということは厳格におきめを願つておかないと、よくそういうことで混淆して、自分の選挙区ではないから、同じ府県でもいいじゃないかという非常識な意見が出てくるので、この点は厳重に各委員長に念を押して、そういう組み合せをしない、出身都道府県には行かないということを守つていただきたい。


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 運輸委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 時間がないそうですから私は簡単に御答弁をいただくならば簡単にするが、ただし皆さんの方でそれができない場合は残念ながら続行いたしたいと思います。  まず運輸大臣にお尋ねいたします。実はこの問題についてはこういう公開の席で申し上げたくない。なぜかと申しますと、これは今まで社会党と自民党と政府との間で折衝してきた問題である。それは昨年の警職法をめぐる国鉄の処分の問題は、あの国会におきまして両党の話し合いによって解決がついた。この問題は十分なる考慮を払う、こういう政治的な了解があった。従ってこの委員会では公式にはこれを取り上げなかった。両党の国会対策委員長並びに幹事長、書記長会談、あ……

第32回国会 運輸委員会 第5号(1959/10/05、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 僕は要らぬことを言うようですが、実は運営委員会では、過去の前例等にも照らして国会から現地に派遣するということをきめたのです。その場合におきましても、従来こういう非常に混雑のときに見舞に行くと、かえって足手まといになって迷惑をかけるということがたくさんあったのです。そこで今回行くのは、各府県に、衆議院議長の名をもって、一切のお手数をかけない、自動車の利用及び現地の案内を除いては、宿屋その他地元に一切の迷惑をかけないということを通達をしておるようでありますが、これが先般自由民主党の関係委員会の方で委員を派遣するような話があったやに聞いております。これにつきましても、重ねてダブらな……

第32回国会 議院運営委員会 第1号(1959/06/22、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 これは、前国会におきましても、この委員会を設置するかせぬかという基本的な問題について触れて、当時の会議録に残っておるところであります。私どもは、そういうものを検討いたしまして、十分な所見を申し上げたいと思っておりますが、きょうは保留して、次会に延期していただきたいと思います。
【次の発言】 この際、一言申し上げておきます。従来の慣例によれば、なくなられた方の追悼演説、すなわち弔辞演説に対しては、反対党の同一選挙区内の人が立つということが、従来の建前でありました。また、ときには、前例といたしまして、それぞれの党のいわゆる大物と称されるような人については、特別な人を立てて追悼演説……

第32回国会 議院運営委員会 第2号(1959/06/24、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 官房長官はそういうことを言っておられますけれども、今日のような状態では、いかに政府が参議院構成の国会であるといっても、国会が開かれた以上は、ことに安保条約のような非常に重大な問題を控えておるのですから、これは野党に要求されなくとも、進んでやることが当然です。だれが見ても、これは国民が要望しておることであるのですから、私は、あなたの一存をもって、ここで総理大臣だけの所信表明にとどめますということを言わないで、もう一ぺん閣議にはかるなり、それぞれの政府の所要の機関を経て、そうして外務大臣、大蔵大臣のそれぞれの所管について、この重要な問題についての所信の表明ができるように、もう一ぺ……

第32回国会 議院運営委員会 第3号(1959/06/25、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 私どもは、今日の重要段階に当って、外務大臣、大蔵大臣のそれぞれの当面する問題について所信の表明を求め、それに対する質疑を行いたいという主張は今日も変りありません。ただ、政府においても与党においても、社会党の希望については深甚なる考慮を払うという御意向を十分私は尊重し参酌することによって、一応きょうはこの問題は打ち切ります。

第32回国会 議院運営委員会 第5号(1959/06/30、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 私どもは、常任委員長の辞任があれば、選挙を行うことが当然のコースかと心得ております。国会法におきましても、明らかにこれを規定しておるのであります。ただ、今回は両党間の話し合いもあって、できるだけその煩瑣を避けるために、両党で意見の一致したものについては、これを前例としないということで、選挙の方式については御相談を申し上げたことがあることを、私どもはそれぞれの対策委員長から承わっておりますので、この際においては、それを前例としないということの原則を確認するならば、私は、野党なるがゆえに対立候補を出したり、いやがらせのための投票によるところの行為を避けたいと思っております。この点……

第32回国会 議院運営委員会 第6号(1959/07/01、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 一言ごあいさつを申し上げます。  江崎前委員長は、第二十九回特別会の昨年六月十二日に議院運営委員長に選任されまして以来、その円満なる人格と強い信念とをもちまして、終始誠意をもって当委員会の円滑なる運営に努力されて参られましたが、ことに警職法案の取扱いをめぐって紛糾した事態に対処されたあの御努力と御苦心に対しては、与野党を問わず、本委員会に籍を有するわれわれとしては、深く敬意を表するとともに、また感謝いたすところであります。今般委員長を辞任せられましたが、名委員長を本委員会から失いますことは、まことに惜しみても余りあるものがありますが、今後江崎前委員長には、そのすぐれた力量を党……

第32回国会 議院運営委員会 第7号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○池田(禎)委員 異議ありません。
【次の発言】 異議ありません。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 議院運営委員会 第3号(1959/10/29、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 先ほどの話し合いがありましたから、私は固執をいたしませんが、約束した時間の中で、淺沼稻次郎君が再登壇までして、ずいぶんスタンド・プレーをおやりになった。その関係で自分の同僚や後輩のやる時間までとってしまうということは、これは、割当は社会党が九十分ですから、淺沼君が八十九分やろうと自由です。しかし、現実の問題として、あとからやる人の時間がないから、他の人は七分でやれとか五分でやれということは、事実上できない。そういうふうに自分勝手にルールを破っておきながら、あとで時間を何とかしてくれということは、他の会派に対する重大な侮辱ですから、このことは、厳に今後こういうことのなからんこと……

第33回国会 議院運営委員会 第5号(1959/11/10、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 この問題については、先般わが社会クラブから自由民主党並びに政府に対して申し入れをいたしております。この法案は、言うまでもなく、前国会におきまして審議未了、廃案となったものであります。その法案を、この短期の臨時国会に、しかも、災害、ベトナム賠償、石炭の危機突破、こういうような限定された短期の国会において提出されるということは、どう考えても、政治徳義上から申しましても許されない、こういう観点に立ちまして、私どもは、与党と政府に重大な反省を求める立場から、撤回の申し入れをいたしております。そこで私どもといたしましは、当然、政府、与党としても、この法案は深甚な考慮を払うというふうに考……

第33回国会 議院運営委員会 第8号(1959/11/26、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 昨晩の外務委員会における紛争というものは、私はまことに遺憾なことであると思っております。私どもは、一面におきましては、社会党が退席した後にも、あくまで理事会の開会を要求しまして、社会党を加えた三党の理事会を開催すべきである、そうして、もう一ぺん委員長の質疑打ち切りの採決というものをやり直すべきではないか、そうして、どうしても社会党と時間の点で折り合わなければ、もう少し折衝するようにすべきである。私どもは午前の二時から七時までかかって、五時間も費やしておる。しかし、ついにこれは自由民主党のいれるところとならなかった。私は、あの点においては、採決に遺憾な点があったことを認めておる……

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/28、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 加藤議長にお尋ねをいたします。まず、わが社会クラブは、本日の国会対策委員会におきまして、昨日の安保改定阻止国民会議の暴力的な国会乱入に対して、基本的態度というものを次のように決定いたしました。一、暴徒を率いて国会に乱入したその総指揮者、社会党書記長淺沼稻次郎君の責任は重大である。従って、われわれは、総指揮者たる淺沼君の責任を徹底的に究明し、その責任を明確に処理する。二、デモの規制については、その責任が明らかになってからあとの問題として厳格に論議さるべきであるが、当面わがクラブとしては、大衆運動を法によって規制することは原則として反対である。三、なお、今回の計画的デモは明確に予……

第33回国会 議院運営委員会 第12号(1959/12/10、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 私は、国会というものは、召集のときに会期をきめて、このルールの中で勝負を決する、これが国会の規律をきめる厳粛な宣誓だと考えるのです。それで常会は百五十日間とし、臨時会の場合は、何日間とするかは事前に協議するわけです。今回の場合におきまして、政府与党の方は、四十日間でよろしい、こういう主張であったけれども、野党はこぞって五十日間を要求したので、それに応諾をいたしましょう、できるだけこの会期を守りましょうということは、議事録にも載っております。冒頭において、社会党は会期を五十日間として、また与党も四十日間と言って、これは当然この程度は要るのだからということを主張して、今回は全会一……

第33回国会 議院運営委員会 第13号(1959/12/11、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 私どもも、十三日間の延長ということはどう考えても賛成できません。ただいま柳田君からいろいろと申されましたが、私どもは、従来の国会の会期延長に伴う混乱というものは、確かに野党側におきましても責任がなかったとは申しませんけれども、常に自分の主張を百パーセント通そうとするためには、期日が足りなければ幾らでも継ぎ足しをして我意を通そうという考え方は、民主政治のもとにおけるルールとしては、大きな違反だと思います。私は率直に申しまして、議会政治の運営は話し合いです。一党の絶対譲らない、妥協なき戦いであるというならば、民主政治というものは運営されません。これはまさに一つの階級をもって専する……

第33回国会 議院運営委員会 第15号(1959/12/17、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 私は、この際、加藤衆議院議長に一言お尋ねいたしたいと思います。議長は、先ほど議長の職権をもって、去る十一月二十七日の国会乱入事件に対する責任の所在を明らかにする旨を表明されました。私は、国権の最高機関の最高責任者としての議長の政治的信念につきまして、この際お尋ねをいたしたいと思うのであります。議長は、この際自分の信念についての所信を表明することができるでしょうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 私は、その先般申された政治家としての所信について疑うものではありませんけれども、巷間とやかくのことを言われていることを聞くと、私ども一まつの危惧なきを得ないのであります。私は、議長み……

第33回国会 議院運営委員会 第16号(1959/12/21、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 私の方でも質疑を許可せられるように、この際要望しておきます。人選につきましては、今確定しておりませんが、大体武藤武雄君が質疑に立つのではなかろうかと考えておりますので、その場合はさようお取り上げを願いたいと思います。
【次の発言】 明日、本会議で趣旨説明を聞いて質疑した後に、いずれの委員会に付託するかということは、あらために協議したい。きょうは、おそいですから、この辺で散会せられんことを望みます。
【次の発言】 今、山村君の委員会審査省略ということは、われわれはとうてい同意いたしません。事実上それはできません。たとえば、少なくとも、この法案において、憲法上に保障された国民の自……

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/23、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 法案審議の前に、私はこの際、議事進行に名をかりて一言議長にただします。  それは、昨日の本会議において、議長は、ヤモリ新治郎君、その前には田中オリノスケ君、その前には小澤サエキチ君――これは笑いごとじゃないです。これは重大なる議員に対する侮辱ですよ。きのう、きょう当選してきたならいざ知らず、小澤君は当選七回、田中君は当選六回、山村君は当選七回、これだけ天下に名の売れた議員に対して、失礼千万だ。笑いごとじゃありません。当該議員はどういう感じを持っておられるでしょう。山村君のごときは、きのうから山村君と言う人はありません。ヤモリ君、ヤモリ君……。これは議員に対する重大な侮辱であり……

第33回国会 議院運営委員会 第20号(1959/12/26、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 慰留と申しましても、いたずらに慰留するだけでなく、これは一定のめどがつかなければならないものであることは当然であると思います。御承知のごとく、会期は明日をもって終了いたします。私は、この際、重ねて申しておきます。本委員会の運営につきましても、従来しばしば発生した案件等につきまして、常にじんぜん日をむなしくしている、こういうことでもって、今日の責任体制がとれるものではありません。こういうことは、わが国の国会史上において、まことに不届き千万なことだと私は思っております。私は、本日はこのことは承りおくとしても、将来、こういうことでは、国会の運営が正常に復することはできません。しかも……

第33回国会 議院運営委員会 第21号(1959/12/27、28期、社会クラブ)

○池田(禎)委員 ただいまのお話を聞いていると、いわれなきことを憶測されております。たとえば、議長不信任案の問題についてはどうしたか知らぬがと言われる。知らぬというならそのままにしてもいいが、私は議長不信任案の問題も申し上げましょう。私は、議長不信任案を一回出したら二度出してはいけないとは思っておりません。私の経験と私の調べたところによるならば、たとえば長い会期の中において、劈頭というか早い期間にかりに議長に、ささいなことで不信任案が提出された。しかし、それは否決されたその場合に長い会期の中において、きわめて重大なる不信の行為とか、国会の権威を守る上において、議長の職責として許すべからざること……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会 第1号(1959/12/29、28期、民主社会クラブ)

○池田(偵)委員 これは、この前大ぜいで、河野一郎君あるいは吉田茂君などが出かけるときに出たのです。いずれ研究しようということになっておったのですが、やはり椎熊君の言う通り、何か一応の基準を作って――本年淺沼稻次郎君などが出かけるときに、私らは、社会党におりまして、党内において猛烈な反対をした。国会中に出かけるとは何事か、なぜ済んでから行かぬかということでやったのですが、まあまあということでやられてしまった。私らは、自分らの党のときには頼んで、他党のときにけちをつけるということは、正直に言って、できません。従って、これを区切りにして、国会開会中の旅行というものはいかにあるべきかという一応の基準……

第34回国会 議院運営委員会 第7号(1960/02/09、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 加藤前議長が再び自由民主党に復党された、これは議長、副議長の、従来の申し合せによる党籍離脱の問題が解消されたと見てのことだろうと私は思います。ついては、新しい議長、副議長は、党籍の問題についていかなる御見解を持っておるものであるか、特に清瀬議長は、永久党籍離脱論というようなこともお語りになっておるように承っておるのでありますが、この際、議長、副議長の党籍の問題に対する所信のほどを承りたいと思います。
【次の発言】 今、議長、副議長の倒見解を承りました。私は、議長、副議長間にやや見解の相違というか、心境の相違というものがあるやに承ったのであります。ただし、私は、なるほど、一昨年……

第34回国会 議院運営委員会 第9号(1960/02/16、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 できるだけそういうふうにしたいと思いますけれども、まだ諮つていませんから……。

第34回国会 議院運営委員会 第10号(1960/02/25、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 別にありませんが、国会議員が開会中に旅行するということは、私は、原則として、許すことは間違いだと思う。私はかつて社会党にあって、淺沼君の訪中請暇に対してまっこうから反対した。政党の首脳部ともあるべき人々が、国会開会中に、国民の代表であり、国権の最高機関だといって、いばるときだけいばって、国民の負託にこたえることをしないのは、国民に対して申しわけない、こういうことは、いかなる政党といえども慎しむべきことである。そこで私は、この重要な国会開会中に、何十日間も旅行するなどということは、国民に対してまことに申しわけないことを平然としているものだと思う。私は絶対に反対します。

第34回国会 議院運営委員会 第11号(1960/02/26、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 法制局長にちょっとお尋ねしますが……。
【次の発言】 ちょっと西澤法制局長にお尋ねいたしますが、あなたは、条約案は議案であると認めるかどうか、このことを聞きます。
【次の発言】 国会に提出されておる日米安保条約です。
【次の発言】 現に提出されておるものです。
【次の発言】 議案と考えますか。
【次の発言】 それではこの条約は、締結をされ、国会で承認をされれば、法律としての効力を発生するものですか、どうですか。
【次の発言】 私の言っておるのは、法律としての効力を発生するかいなやということです。
【次の発言】 しからば、この日米安保条約の改定が、国会において承認をされて批准さ……

第34回国会 議院運営委員会 第12号(1960/03/01、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 小林君のは意見ですから、そのことについては、意見を自由に表明されてしかるべきだと思います。ただ、私が一点不満に考えることは、安保の委員会に匹敵すべき権威ある委員会を作るべきだ――議院運営委員会が権威がないというなら、私はそういう意見には同意いたしません。たとえば、権威者というのは、だれをもって権威者というのですか。議員としてそれぞれ立法の府にあるものは、国民の負託にこたえて、議員たるの職責を全うせんとして努力しておる。それができないようなら、国民の負託にこたえないような者は辞職すべきである。私は、さような言葉は本委員会において当たらないと思う。のみならず、現に小林君のごとき優……

第34回国会 議院運営委員会 第15号(1960/03/15、28期、民主社会クラブ)

○池田(禎)委員 これは理事会できめたのですから、賛成します。しかし、首都圏整備審議会というものの法規的の内容から言うと、こういうふうなものは今後も続けられるのですか。このことは検討を願いたい。また、首都圏整備審議会というものの性質から言うと、これは東京都でなくて、東京都を中心とする、いわゆる衛星都市を含めた首都圏を作るということが、審議会の趣旨であると思う。塚原君は茨城県、平岡君は埼玉県、私はその点について特に異議はございません。けれども、こういうものをそういう当該地区の委員をもって任命することが妥当であるかどうか。いや、それは事実を知悉しているからよろしいのだという議論があれば、これもまた……

第34回国会 議院運営委員会 第16号(1960/03/18、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 これは日程の前にやったらどうですか。

第34回国会 議院運営委員会 第18号(1960/03/29、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 北陸地方開発促進に関する決議案につきましては、まだ私は承っておりません。初めてです。
【次の発言】 どうしても席をはずされない場合はやむを得ませんけれども、できるならば、おいでになる時間を見て、来られるならば、御努力を願いたい。
【次の発言】 事情があったかと思いますが、緊急質問というものは、慣例で……。
【次の発言】 了承いたします。
【次の発言】 ちょっと伺います。本委員会の付託は議長職権でやったということは私は知りませんが、議長職権でやったということはありますか。
【次の発言】 明日あらためて論議するということでありますから、私もあえて申しませんが、社会党の考えは、今片……

第34回国会 議院運営委員会 第21号(1960/04/05、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 この際、石原国務大臣に一言質問をいたします。  大牟田のいわゆる三池の労働争議が非常な深刻な場面になっていることは、まことに遺憾であります。労働争議そのものについては本委員会は何ら関知するところでございませんので、内容には私は入ろうとは思いません。ただ一言、見のがすことができないことは、先般わが党の代表が現地の調査に参りましたときに、地元の警察署長が、治安の維持もなかなか困難なときであるから、議員の身辺の保護等については責任を持てない、こういうことを答えて、これに対して、私の方の党の県連の会長から厳重な抗議があった、これに対して警察は、その言葉は容易ならぬ言葉であると言われて……

第34回国会 議院運営委員会 第22号(1960/04/07、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 私は、今さらこんなことを繰り返しても、しょせんは不可能だろうと思っておりますが、前回の委員会でも、私は自民党と社会党の一つの意見を提唱しておる。法律をもってデモを規制するということは望ましくない、この法律案を自由民主党が提出したところの動機となったものは、何といいましても昨年の十一月二十七日の国会乱入事件である、これについては、社会党の淺沼君も今回委員長に就任されたことであるから、当然その責任においてこの不祥事件に対して陳謝の意を表明するというならば、自由民主党はこの法案を撤回すべきである、こういうことを私は提唱いたしました。両党においていれるところであるか、いれるところでな……

第34回国会 議院運営委員会 第23号(1960/04/13、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 委員長の提案は異議ありませんが、ただ、この提案に伴って、この際、衆議院議長の心境を一つ伺いたい。  ただいま佐々木盛雄君から提案されましたいわゆるデモ禁法は、提案者みずからが冒頭において述べておるごとく、昨年十一月二十七日のいわゆる国会乱入事件に源を発しております。この事件について、当時の衆議院議長加藤鐐五郎君は、議長の職権をもって、社会党の淺沼稻次郎君外三名を懲罰委員会に付されております。しかるところ、懲罰委員会は、これを継続審査として後会に持続したわけです。その間、加藤衆議院議長は、一身上の都合をもって辞職されまして、新しい議長、副議長が、この院議をもって選挙されまして当……

第34回国会 議院運営委員会 第24号(1960/04/15、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 私の方は、きょうは質疑は留保しておきます。

第34回国会 議院運営委員会 第26号(1960/04/20、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 菅家さんの御提議に別に異議はありませんが、私の方で一つ法制局長に申し上げておきます。  憲法第七十三条の「三 条約を締結すること。但し、事前に、時宜によっては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。」この解釈、これは、原則として、事前に国会に審議をゆだねるべきである、こういう見解をとる。「時宜によっては」ということは、これはやむを得ぬ場合は、こういうふうにわれわれは解釈をするのですが、法制局の見解はどうでしょうか。
【次の発言】 なお、先般の委員会で、あなたは外国の例を引かれて、どこそこの国においては修正権がないとか、留保権もないとかいうことを言われましたが、私は、先般注意……

第34回国会 議院運営委員会 第28号(1960/04/27、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 関連して。今の菅家君の発言によりますると、国家公安委員長ないし国家公安委員は、警察法に基づいて、内閣総理大臣の指揮権限下にある、従って、国権の最高機関である国会と緊密な連絡をとることは当然であると言われるが、しからば、衆議院議長は、今まで院内に警察官を招集するときにはどういう手続をおとりになっておったのか、その点をこの際明示していただきたい。議長の権限において行なっておる国会法と衆議院規則に基づくものでありますから、その関連を従来どういうふうにやり、今後いかようにするのであるか、このことをお伺いしたい、こういうことであります。


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 議院運営委員会 第1号(1960/07/18、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 この会期の決定について、私どもは一昨日の理事会におきまして原則的には了承しましたけれども、こういうことは異例中の異例であって、かようなことは前例としてはならない。しかし、前例としてはならないと言いつつも、一たん行なわれたものは前例となるものなんです。一体、十五日に首班の指名ができなくて、臨時国会というものを二日間を置いて召集するということは、これは異例なことです。こういうことが慣例となるなら、会期延長は、法規においては、常会では一回、臨時会では二回しかできないということをきめておきながら、多数派は、通常会で延長を五十日もしておいて、済んでまた二日後に臨時国会を開いてやる、多数……

第35回国会 議院運営委員会 第2号(1960/07/22、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 わが党は、先般臨時国会の召集前にいわゆる三党首会談を行ない、さらに三党の国会対策委員長会談におきましても、大体各党の了承を得たそのもとにおきまして、国会正常化に関する決議案を本委員会に提出をいたしております。その趣旨は、決議案の案文だけ申し上げます。    国会正常化に関する決議案   第三十四回国会が未曽有の混乱におち入ったことに対し、各党はともにその責任を痛感し、ここに決意を新たにして、今後国権の最高機関たる国会の威信の保持と、国民の信頼と期待にこたえるため、次のことを確認する。  一、今後単独議決は行なわない。  二、院内の実力行使は行なわない。  三、五月十九日以降七……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 議院運営委員会 第1号(1960/10/17、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 第三十六国会の召集にあたりまして、私は内外の相次ぐ不祥事件にかんがみて、私どもが第三十四国会の終わりごろに提出をいたしました国会自粛に関する決議案、これは三十五国会にも提出し、今回の三十六国会にも提出いたす所存であります。同時に、この際衆議院議長並びに副議長に対して、その所信の一端を私はただしたいと思うのであります。  それは、過ぐる三十四国会におきまして、幾多の国会のいわゆる不祥事件が続出をいたしましたときに、当然衆議院議長に対する責任の所在を明らかにすべきことを私どもは要求いたして参りました。ところが議長は、その場合におきまして、議長の責任として痛感するものありとするなら……

第36回国会 議院運営委員会 第2号(1960/10/24、28期、民主社会党)

○池田(禎)委員 重大な意義あらしめるために、起立でやろう。


池田禎治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-31期-32期-33期

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各種会議発言一覧(衆議院28期)

池田禎治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1959/11/06、28期、社会クラブ)

○池田(禎)小委員 専門調査員は何人おるのですか。
【次の発言】 当初は…。
【次の発言】 これはつかぬことを聞くようですが、専門調査員というのは、実際は各委員会の専門調査員というものが統合されたときに、あなたの方に行ったのは何名ですか。
【次の発言】 それまでは何名ですか。
【次の発言】 副館長にちょっとお尋ねいたしますが、部がダブっておるなり、ぶらぶらしておるのがおらぬかね。たとえば、失礼なことを言っては相済まぬが、少し無用の長物化しておる者がおらぬかね。
【次の発言】 ちょっとそういう点で私ははっきりつかんでいないけれども、昔、何か姥捨山みたいに図書館に人を持っていってしまって、人が余っ……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1960/04/05、28期、民主社会党)

○池田(禎)小委員 私は、これは事務的なことですから、大した異論はないけれども、今まで図書館の小委員会はずいぶん開かれなかったと思うのだが、この際ちょっとお尋ねしたいことは、先般の図書館の不正事件の問題について、本委員会で決議をしておる、申し合わせをしておる、それがどういうふうになったか。聞くところによると、そういう本委員会できめたことが行なわれないで、平気でそのまま人事が行なわれておる。そういうことなら、私はこういうものは審議いたしません。一体どう思っておるのか。不正事件を起こした人間が、そのまま、栄転したりしているということをしばしば聞くのだけれども、どういうことが行なわれておるのか。役所……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1960/07/21、28期、民主社会党)

○池田(禎)小委員 ちょっと、発言中でありますが、今あなたは一々詳細に言われるが、佐々木委員だってずいぶん遠慮しながら言ったと思う。あなたはそういうことを言うべきじゃない。そういうことを言うんなら議論になる。それは今までさんざ出た。一体あなたの言うようなことを言うんなら、あなたも行政管理庁等にもおられたのでおわかりでしょうけれども、あなた方役人がこういう組織ができますか。  一般官庁でそんなことをすることができますか。
【次の発言】 官吏がそういうことをしたら大へんですよ。あなたは副館長の地位で、たばねをする上において、人事のことはできるだけ避けたいという気持もわかるけれども、佐々木君だって、……



池田禎治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

池田禎治[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-31期-32期-33期
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