館俊三 衆議院議員
26期国会発言一覧

館俊三[衆]在籍期 : 23期-25期-|26期|-28期
館俊三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは館俊三衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

館俊三[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-|26期|-28期
第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 衆議院本会議 第1号(1953/10/29、26期、小会派クラブ)

○館俊三君 ただいま議長から御報告のありました通り、本院議員田中元君は去る八月二十八日にわかに逝去せられました。  前会期中きわめて元気旺盛に活躍せられました同君の訃報は、まことに思いがけない驚きであるとともに、切々胸に迫る感慨を覚えるのであります。この際、私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表いたし、つつしんで哀悼の辞を述べたいと存じます。  君は、大正元年、北海道函館市に出生せられました。昭和十四年東京歯科医学専門学校を卒業後、同年夏、興亜院事務嘱託として華北連絡部に勤務せられ、次いで日本大使館に転じ、終戦に至るまで大陸に活躍せられました。内地帰還後、実業界に身を置かれましたが、君は、静……

第17回国会 衆議院本会議 第6号(1953/11/03、26期、小会派クラブ)

○館俊三君 ただいま議題になりました二十八年度補正予算の政府原案並びに両社会党の同組みかえ案の双方に対し、私どもは反対をいたすものであります。  私どもは、国民各層の現在望んでいる緊急諸要求をあくまで守り、これを貫徹することを私どもの基本態度といたしております。すなわち、災害、冷害緊急対策費三千億円、米の二重価格による食管会計への繰入れ三百三十億円、公務員給与要求一万八千八百円、年末手当二箇月、国鉄等八公企の仲裁裁定の完全実施、失業対策費の増額、生活保護費の増額、住宅対策費及び住宅金融公庫への出資の増額、中小企業金融強化のため国民金融公庫及び中小企業金融公庫への出資増加などでありますが、これら……

館俊三[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-|26期|-28期

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委員会発言一覧(衆議院26期)

館俊三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-|26期|-28期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 運輸委員会 第13号(1953/07/10、26期、小会派クラブ)

○館委員 私も今川島委員が言われたような条件付の賛成でありますが、言われなかつた点についてちよつと申し上げておきます。  鉄道だとか軌道だとか、あるいは自動車路線の新設の要望というものが非常に国民から多いのでありまして、地方の市町村あるいは公共団体がこの請願、陳情のためにおびただしく上京して来て、政府はこれらの請願、陳情に対して、市町村の費用をいかに多く使つておるかということがおわかりのはずである。しかし政府はこの請願、陳情をほとんど無視しておるのが現実の状態であります。これらの人たちは、ようようその市費、村費というようなものを使つて、こぎつけたところはどこか。敷設法の別表にこれを挿入するとこ……

第16回国会 運輸委員会 第16号(1953/07/15、26期、小会派クラブ)

○館委員 ここで道路運送法の審議を見ておりますと、こういうことが概念的に感ぜられるのであります。終戦以来自動車に困つておつたのでありますが、近ごろ自動車の数量が非常に多くなりまして、それに圧倒された形で、いろいろの異なつた諸現象が運送界に現われて来ておる。それに対応するために、道路運送法に対して汲々とした形で、こうやく張り的な改訂をどしどしやつて行かなければならないはめに運輸当局がなつておるように、私は見ざるを得ないのであるように、私は見ざるを得ないのであります。従つてこの改訂案に対する委員会の質疑というものが、ほとんど質疑ではなくて討論に終始しておる。そしていろいろの点に難点が発見せられてお……

第16回国会 運輸委員会 第18号(1953/07/17、26期、労働者農民党)

○館委員 関連質問…。今大臣のざっくばらんなお話を聞いたのですが、法案の第二条の第三項で読みますと、航空法第四条第一項によって、そういうことが禁止されている形にはなっておりますけれども、しかし「三分の一以上を占めることとならないようにするため、株式の譲渡を制限することができる。」という項目があるので、今の説明があったのだと思うのでありますが、100%の株のうち33%というこよになると、三分の一ですが、30%ということになると、三分の一以下になる。100%のうち30%を持つならば、この第三項には違反しないことになるわけです。しかし100%のうち30%の株式を外人が持つことになった場合は、商売のこ……

第16回国会 運輸委員会 第19号(1953/07/18、26期、小会派クラブ)

○館委員 関連して伺いますが、今のローカル線を将来やるかやらないかという質問に対してのお答えでは、やらないつもりであるということでありましたが、法文の八条に「政府は、会社に対し、その行う定期航空運送事業のうち当該路線の性質上経営が困難なものにつき公益上必要な最少限度の運送を確保するため、予算の範囲内において、補助金を交付することができる。」とありますが、これはローカル線をやるかやらないかということにも関連があるのではないかと思いますし、もし将来ローカル線をやらないということであれば、こういう補助金というものは政府が考えておる新会社の大路線――国内大路線、国際大路線の間にも、補助金の必要性が起き……

第16回国会 運輸委員会 第26号(1953/07/27、26期、小会派クラブ)

○館委員 私は労働省農民党を代表いたしまして、政府原案及び修正案いずれにも反対するものであります。  政府が保護政策をとりながら、日本の海運、ことに外航海運を伸ばして行とうということは、当然国民として考えなければならないことでありますけれども、しかしながら海運といわずどの企業でありましても、資本主義制度下において自由競争を許している態勢をそのままにいたしておいては、この保護政策によつても日本の海運は窮極において救われない、私はそう考えるのであります。それと同時にその結論は、いわゆる金融資本の確立になり、金融資本を提携している大造船会社あるいは大海運業者の利得、が維持されるにすぎない結果になると……

第16回国会 運輸委員会 第33号(1953/08/04、26期、小会派クラブ)

○館委員 鉄道会館の問題が非常に社会の疑惑を招いておつて、事のいかんにかかわらず、連日この委員会で論難されておるのを見ますと、長年前歴として鉄道に勤務しておつた私にとつては、非常にいやな気持がいたします。これで国会議員みたいなことを三回もやつておるのでありますが、こういう不愉快な感じをしながら委員会に出たことは私はないのであります。非常にいやな思いをさせられておるのでありまして、従つてこの委員会でもあまり賃間もしたくない気持にもなつておつたのは事実なんであります。そういうことから、私の貸間は、あるいは自分の意見だとか、あるいは感慨の一つも述べてみたいような気持になりまして、きよう賃問の番になつ……

第16回国会 議院運営委員会 第14号(1953/07/02、26期、小会派クラブ)

○館委員 どうも、ちよつと聞きとれなかつたのですが、先ほどの感謝決議案の提出者として、本運営委員会に出ている者は全部なるというお話ですか。
【次の発言】 その点については、私の方は帰つて相談してみなければなりませんので、ちよつと保留していただきます。それから、領土の問題がありましたね。

第16回国会 議院運営委員会 第19号(1953/07/11、26期、小会派クラブ)

○館委員 小会派クラブとしては、中原健次君を出すことにきめておるのです。
【次の発言】 これは中原健次君を出すとか、だれを出すとかいうことにおいては、小会派クラブ内部において次々に出しておるのでありますから……。
【次の発言】 ……。
【次の発言】 とにかく小会派クラブの中から出ておる中原健次君に、どういう形であつても発言さしていただきたいということが第一であります。それからその次に、今土井委員から言われたように、岡田君が前回、討論のときには小会派クラブが全会一致で賛成、あるいは反対のときだけ発言をするのだということを言われたように今聞いたのですが、それは私はまだ確認しておりませんので、その点……

第16回国会 議院運営委員会 第21号(1953/07/16、26期、小会派クラブ)

○館委員 尾崎さんの顕彰の仕方について、小会派クラブでいろいろ話がありまして、大体においてよろしいだろうということでしたけれども、話の持ち寄りを一日、二日あれ以来繰延べておりますので、あらためてお知らせする時間を得たいと思つております。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 わかりました。

第16回国会 労働委員会 第5号(1953/07/01、26期、小会派クラブ)

○館委員 関連質問です。今こういう変則的な労働条件の中に立つている労働者が非常に多いので、そういうところで労働三法が正確に守られているかどうかということについての疑念が山ほど出たのですが、私たちもそれについて非常に疑念を持つておるのであります。現在この関連質問をすることは、今起きている問題についてお話を聞きたいのでございますが、急に調べたことですけれども、立川に中国民間航空輸送会社というものがあるのです。これはアメリカの資本と蒋介石政権の資本とで合作して朝鮮や沖縄や台湾、フイリピン等への軍民輸送をやつておる会社だそうであります。ここに労働者の問題が起きたのです。約二週間くらい前に、飛行機の整備……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 法務委員会 第4号(1953/11/03、26期、小会派クラブ)

○館委員 ちようど大臣がお見えになりましたので、大臣にお尋ねをいたします。法務委員会は私初めてですし、法律はわかりません。それで大臣の顔だけしか、あとの方は覚えがありませんが、幸いに出ていらしたので、ほんの少しだけお尋ねいたしたいと思います。私の尊敬している犬養木堂さんの息子さんの大臣、そういうことも頭に置きながら、さらにまたこれはいや味になるかもしれませんけれども、ゾルゲ事件のときに犬養さんの名前なんかも出たりひつ込んだりしたことも私は覚えております。そういうような雰囲気で大臣の人柄というものを私は考える。  そこでこの刑事特別法ですか、これで属人主義が属地主義にかわつたということは、われわ……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/03、26期、小会派クラブ)

○館委員 私はただいま議題となりました昭和二十八年度の政府の補正予算原案並びに両社会党の提出した組みかえ案に対しては、双方に対し反対をいたすものであります。  私どもは国民各層の現在望んでおる次のごとき緊急諸要求をあくまで守り、これを貫徹することを私どもの基本の態度といたしております。すなわち冷害、災害緊急対策費三千億円、米の二重価格制による食管会計への繰入れ三百三十億円、公務員給与要求一万八千八百円、年末手当二箇月、国鉄等八公社仲裁裁定の完全実施、失業対策費の増額、生活保護費の増額、住宅対策費及び住宅金融公庫への出資増額、中小企業金融強化のため国民金融公庫及び中小企業金融公庫への貸出しを増加……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 運輸委員会 第1号(1953/12/02、26期、小会派クラブ)

○館委員 年末手当のことに関連してですが、さつき石井国務大臣は、国家公務員の場合には一・二五箇月、ところが公企体の場合には一箇月ということはふしぎだということを楯兼次郎君が尋ねたのに対して、国家公務員の場合には歩が非常に悪くなつている。それで一・二五箇月を出しているのである。公企体の方は非常に条件がよいので、そこで一箇月でもよろしい、全体的には調整されておるのだという御判断を発表されておつた。そういう態度を閣僚諸君が持つておられたと私は思う。それが確信に満ちたものであるならば、今日この事態になつて来て団体交渉とか何とかいろいろな話が出まして、公務員並にこぎつけるというようなお話が出て来ましたが……

第18回国会 運輸委員会 第3号(1953/12/04、26期、小会派クラブ)

○館委員 御質問を申し上げますが、すでに各回僚委員からいろいろの点にわたつて質問が続けられておりますので、それと重複するかもしれませんし、あるいは別な話になるかもしれませんが、総裁がいらしておるので、ちよつとお尋ねをいたします。  それは、国鉄労働組合が一日、三日、三日にわたつて、いまだかつてなかつたような争議状態に入つた。二十四年定員法以来、そういうことが今まで見られなかつたのですが、こういう抵抗といいますか、総裁に対する抵抗なのか、あるいは政府に対する抵抗なのか、これは私は言いませんが、とにかくそういう姿が現われまして、いろいろな意味において世間がこれを見ておる。労働組合大衆諸君の見方はま……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/22、26期、小会派クラブ)

○館委員 もうほとんど同僚委員がお話になつたので、一番最後ですから申し上げることはございませんけれども、さつきここで気象台長さんに対して、非常に力が弱いという皆さんのお話でしたが、そういうことのために、かえつて委員会が気象台長に応援をするというような形ができて来まして、ほとんどここで決議をされるのじやないか、予算もここでうんととるような雰囲気に委員会としてはなつて来たのじやないかと私考えまして、非常に喜んでおるのでありまして、一面からいうと、気象台長さんはなかなか政治家である。弱い面を出してかえつて強くなつてしまつたというように考えるのでありまして、私は非常に喜んでおるのであります。この定点観……

第19回国会 運輸委員会 第15号(1954/02/20、26期、小会派クラブ)

○館委員 石井運輸大臣が見えないので、質問のほこ先の向け方があるいは大臣にわたることがありましても、長い間の経験を持たれる海運局長がおられるから、海運局長から大臣にかわつて答弁していただくようなことになるかもしれません。別に特殊な質問をしたいと思つているわけでもありませんが、このごろ造船疑獄を中心にして、非常に世論がやかましくなつている。ことにきのうの決算委員会における森脇将光の陳述に関する問題を、きようの朝の各新聞が全紙面を費して載せているのを見ますると、国民の憂いというものは、どれほどはなはだしいものであるかを、私は非常に心配する。こういうことでは、税金なんか納める必要はないのだ、税金を使……

第19回国会 運輸委員会 第17号(1954/02/23、26期、小会派クラブ)

○館委員 関連して……。私この間久し振りで発言をいたしました最後に、海運造船議員連盟対にして、巷間伝うるところによると、トン当り十円なり百円なりの資金が舞い込んでおるのだといううわさがある、そういうことは非常に不愉快なうわさであるからこれを一つ問題にしたのでありますが、これに対しては、政務次官も岡田さんも聞いていらつしやらないということであり、ことに岡田海運局長は、これは議員の話であるから議員の方でおわかりでしようというくらいなお話があつた、それでよろしい。その際に、委員長に対して、海運造船議員連盟の理事長の星島二郎氏を呼んで、海運造船議員連盟の経理の内容を調べてもらいたいということをお願いし……

第19回国会 運輸委員会 第28号(1954/03/27、26期、小会派クラブ)

○館委員 さつき中川アジア局長の御答弁の中に、使用水面が非常に大きくなつたというお話がありましたが、どう考えてもこれは委任統治領の範囲を越えた広い海域をアメリカが専断に使うのでありますが、こういうことに対しては外務省としてはどういうふうにお考えになつておるか、これを簡単に承つておきたい。
【次の発言】 近く衆議院の各党がみな一致して原爆禁止の決議案を提出することになつて、これは当然決議されると思いますが、原爆禁止の決議案がきめられるという情勢のもとで、今四百五十マイルあるいは二百何十マイルにわたる水域をアメリカが専有して、また第二回目の水爆をやる。今の御意見では共同防衛をやつておる立場からは認……

第19回国会 運輸委員会 第30号(1954/04/08、26期、小会派クラブ)

○館委員 実はさつきも五箇年計画をお話になる際に、その計画の中に公共の福祉に関する件として、踏切りの問題その他を整備しなければならぬというお話がありましたが、私の緊急質問というのは、実は請願書が出ておるのであります。この請願書は、小田急電鉄で子供さんをなくした親の方が、直接に請願書を私のところへ出しております。これを読んでみますと、今日私鉄の保安設備についての怠慢さが十分に納得できる。またそういうことばかりでなく、乗務員の労働条件の問題、あるいはそういう死傷事故が起きた場合の会社の賠償の問題、あるいはその他種々雑多のものが考えられて来るのでございまして、これは単に小田急だけの事故ばかりでなく、……

第19回国会 運輸委員会 第37号(1954/05/14、26期、小会派クラブ)

○館委員 このごたごたきたない問題が起きた時分に私が聞いたのですが、やはり海運政策全般についてのいろいろの何箇年計画というものがあつたのでしようけれども、それを根本的に考え直すべき必要があるということを言うて、そうして四百万トンなり四百五十万トンを目当てにして、何年度かにそれを達成するのだというお話でしたが、日本の経済状態として、少し船のトン数を欲張り過ぎておるのじやないかという意味でお尋ねした。ところがそういう質問をしてから一週間目に一万田総裁なり小林さんが、そういうことを新聞に発表して、そのときからこの融資の問題その他の問題がごたごたしておるのじやないかと思います。運輸大臣が一生懸命になつ……

第19回国会 運輸委員会 第40号(1954/09/29、26期、小会派クラブ)

○館委員 私が発言を求めましたのは、現地におつて二十七日朝から夜おそくまでかけまわつておつたときの状況を聞いてもらいたい、そういう意味で発言を求めたわけであります。その中でなお当局の人から御返事いただくことがありましたら御返事いたぎたい。なお私がこういうことを申しますのは、前歴として函館のさん橋助役として非常に長く勤務いたしておりましたので、船の出帆の状況あるいは旅客の乗せ方その他について、非常に長い経験を持つておるのであります。従つて今度の事故についても、いろいろの経験から船長の態度あるいは運行指令の状態その他をいろいろ見ております。と、自分の経験から推してどう判断していいのか、実は経験が多……

第19回国会 運輸委員会 第42号(1954/10/01、26期、小会派クラブ)

○館委員 関連して……。今国鉄のこれからの状態についての話が出ましたが、私は少くとも連絡船五はいについては、その当時の洞爺丸が二億五千八百万円で二十二年に竣工した。私考えますと、当時のベースが千五百円くらいのものである。今概算して一万五千円と十倍と見ると、これだけで二十五億八千万円の金がかかる。あとの四そうについては調べておりませんが、これだけで損害がほとんど六十億から七十億になると思う。今度こしらえることを勘定しますとこうなる。それから貨車が百七十一両沈んでおる。この貨車の損害を計算しなければならない。さらに今度は、この沈船を引揚げるとか、いろいろの応急の処理費というものが非常にたくさんかか……

第19回国会 運輸委員会 第45号(1954/10/21、26期、小会派クラブ)

○館委員 今度の九月二十六日の遭難に対しましては、私三十年近くあの駅で勤務しておつた関係で、非常に大きなシヨツクを受けました。従いましてここで質問をする場合にも、実にいやな気持がするのであります。考えますると、約千六百人の人が五はいの船に乗つておつたことになります。そうしてわずかに二百四十一名しか生還をいたしておらない。但し二百四十一名といいましても、調べたところによりますと、洞爺が出港をぐずぐずしておつたために、船客名簿に書いておつて、しかもおりた人が二十七名おるということになりますと、二百四十一名から引くこと二十七名、二百十四名ですか、それだけしか肋かつておらぬ。これは非常な惨害なのであり……

第19回国会 運輸委員会 第47号(1954/10/25、26期、小会派クラブ)

○館委員 関連して……。正木委員の荷物に対する運賃の加重が、北海道に非常に負担をかけるという問題、これは非常に重大な問題なんでありまして、私二十六日の惨害が起きた翌日の二十七日の夜の十時に、営業局長さんに現地でこの点について、こまかくというほどではないが、大綱についてお願いしておいたはずなんです。それは要するに十八運航をやろうとする直前にこの問題が起きた。そこで十八運航をやる際に、一日何トンの貨物を輸送する計画になつておるかということも、管理局の各所に聞いてまわつておつたのですが、聞き違いでなければ一日八千五百トン、上り下りの荷物を輸送することになつておつたが、こういう状態になつて来ると、おそ……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/03/19、26期、小会派クラブ)

○館委員 ビキニの原爆問題について少し吟味をしたいと思つておりましたが、ここで関係省がほとんどどなたもと申し上げていいほどいらしやらぬ。外務省は政務次官が来ておるが……。けれどもまあ吟味の点が残るのでありますから、あとで御返事を願いたいと思つております。まずこのビキニの原爆の問題についてはたいへんなことになつたのでありますが、その点で一番吟味をしたいと思いますことは、こういう爆発の実験があるということについての警戒措置についてお聞きしたいと思つておるのであります。これは初めから何か期日その他がきまつておつたことでありましようから、私の聞きたいことは、爆発前にアメリカ側から、いつごろどのようなア……

第19回国会 労働委員会 第2号(1953/12/15、26期、小会派クラブ)

○館委員 私、ここで今質問するつもりはなかつたのですけれども、外務省の方がいますので、ちよつとお聞きしたいのですが、MSA法の中の五百十六条の第三項の中に、自由な労働運動云々ということがありますが、今度MSA交渉を政府がやつていらつしやるのだが、それらの問題について、交渉があるのかないのか。これは労働省の方も関係があると思いますが、その点についてちよつとお聞きしておきたいと思います。三つの項目がありまして、自由な企業を保持しなければならないというような意味の項目の書き出しがあつて、そのうちの三番目の項目の中に、MSAを受入れた国は、その国における労働運動が自由な労働運動でなければならないという……

第19回国会 労働委員会 第13号(1954/03/17、26期、小会派クラブ)

○館俊三君 私方面を異にしてお聞きしたいのです。今多賀谷真稔君の質問に対する吾孫子さんのお返事を聞いての考え方が、非常に不明確であるということがわかつたのであります。そういう意味から、公労法十七条違法であるという決定をなさる資格が、厳密に言つて、あまりないのじやないかという判断を持つたのであります。もう一つ言いたいことは、吾孫子さんのお話の中に、この公労法下にある私たちも人間だということがある、まさしくその通りなんです。公労法下にあつて、公労法に従わなければならない当事者は当局であり、また組合そのものなんです。これが両当事者として紛争を起した。その紛争が是か非かということを、当事者の一方が判断……

第19回国会 労働委員会 第14号(1954/03/24、26期、小会派クラブ)

○館俊三君 私速記録を、ただいまの速記録だから調べてみたいと思いますが、さつき吾孫子さんのお話の中に――必ずしもこういう表現じやなかつたですが、私の受取つたことは、必ずしもこの十七条違反でない場合の人も加味したし、それからその次に出た言葉は、人柄や名誉も考えながらというお話があつたのです。それは重大な発言だと私は思うのです。何かそういうことをおつしやつておる――表現の仕方は違つておりますけれども、速記録を見れば確かにそれを言つておられる。私の耳にぴんと来た。あとに人柄とか名誉とかいう言葉を言われたはずです。その先にそういうお話があつた。私は非常に解せないと思う。そうしていよいよ解せなくなつて来……

第19回国会 労働委員会 第15号(1954/03/31、26期、小会派クラブ)

○館俊三君 今、大急ぎで車掌の認定をやつて乗せたというのですが、その人は前にも車掌をやつておつたということですが、前というのはいつごろのことなんですか。
【次の発言】 もう一つお伺いいたします。車掌の乗務しない列車――貨物列車であろうが旅客列車であろうが、それをうつかり思つてか、あるいは職務怠慢かで、駅の助役さんが発車させた場合には、その助役は首になつたりする、そういうことですから、平常の場合で、それを助役が発見しなかつた、ところが運転に少しも関係のない係員がそれを発見して注意をした場合には、表彰に値することだろうと私は思うが、どうですか。

第19回国会 労働委員会 第16号(1954/04/02、26期、小会派クラブ)

○館俊三君 今楯兼次郎君の質問をしているときに耳にはさんだのですが、管理局長として自分の指揮する範囲内の従業員――組合から言えば組合員です。その従業員の活殺の権利を持つていらつしやる。そこでしよつちゆういろいろな任免黜陟をなさつているのですが、いつごろから公労法の違反を任免黜陟の形でおやりになさるような権利をお持ちになつたのですか。
【次の発言】 そうすると、さつき局長さんがお使いになつた異例であるからということですが、そういう権利をお持ちになつておつて、いろいろの処分をなさる場合に、異例な場合はいろいろあるのじやないかと私考える。鉄道に長くいましたけれども、上の方のことはわからぬのですが、そ……

第19回国会 労働委員会 第17号(1954/04/09、26期、小会派クラブ)

○館俊三君 この委員会は、もうやがて終ることでありましようが、私は五、六回続けて出ていて、各委員の質問を聞いたり、自分も質問をいたしましたことを回想いたしまして、総括的に述べてみたいと思うのであります。そういう意味で感じたことをこれから述べます。  第一は、この年末闘争といわず、その他の国鉄の両当事者の紛争というものは、公労法制定の実際の趣旨が履行せられないというところに、端を発しておるのであります。従つて、こういうところにできた紛争というものは、その公労法に基いてこの法を適用して処理するということを、はるかに超越した政治的な立場からこれを考えるのが至当であると思うのであります。公労法のわく内……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 運輸委員会 第1号(1954/12/03、26期、小会派クラブ)

○館委員 実際問題として鉄道職員が立候補しようとする場合には、自分の位置を考えて、常識の上に立つて、議員になつての兼職でさしつかえないかどうかという理解の上に立候補することでございますから、あとで総裁がそれについておきめ願つた方がいいと思つております。常識的に考えて立候補するのですから間違いないと思います。


館俊三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1953/11/25、26期、小会派クラブ)

○館委員 総裁にちよつとお尋ねをいたしておきます。さきからの各委員の質問で、十分尽きておるのでありますけれども、私は念を押すために聞いておきたい。事務的な問題なんです。各委員の質問に対して、最善を尽して今政府と総裁は折衝中であるというお話でした。このごろ新聞を見ますと、一月から一万五千四百八十円を実施するという報道が出ておる。そうしますと、これは少しおそ過ぎたけれども、とにもかくにも一万五千四百八十円を実施するのだ、こういうのでありますけれども、それにもかかわらず、総裁は政府と折衝しておられる。その折衝しておられる焦点はどういうところにあるのであるかということについてお話を承りたい。たとえば、……

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会公聴会 第2号(1953/11/28、26期、小会派クラブ)

○館委員 ちよつとお伺いいたします。素朴な意味でお尋ねをしたいのですが、たとえば、労働委員会で一つの決定を出されますと、この決定は、労使双方の中にきめられておるいろいろの、法律ではございませんが、規約というものがございます、その規約のいかんにかかわらず、これを引受ける、あるいは引受けてもいい、規約にこうあるから引受けられないというものではない。そこで、公労法が設置された時分の労働者の考え方は、そういうものを考えておつたのであります。ところが、公労法という法律で決定されましても、労働委員会のような場合と違いまして、使用者側の持つておる、諸規約といつてはおかしいですが、諸規約を制約する力を持つてお……

第17回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会農林委員会通商産業委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第2号(1953/11/07、26期、小会派クラブ)

○館委員 労働大臣にお尋ねいたしますが、最初井堀委員が団体交渉のことでお聞きになつたので、私もそれについての関連質問を委員長にお願いしたのですが、大分井堀委員が委曲を尽されましたので、私は簡単に質問をしておきたいと思います。今井仲裁委員長は、長年仲裁委員長をやつていらつしやるのですが、その人が、現在の団体交渉は無意味だということをおつしやつておられる。そこで、こういうことを土台にして井堀委員がお聞きになつたのでありますが、労働大臣はこれに対してどういうふうにお答えになつかというと、忠実にやつているのだということを最初言われた。その通り団体交渉は忠実にやつております。労働者の方といたしましても、……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 厚生委員会労働委員会連合審査会 第1号(1954/04/17、26期、小会派クラブ)

○館委員 けさからの各委員の質問及び政府の回答によつて、ほとんど私の質問したい事柄は尽きてしまいました。ことに今の前発言者の最後の言葉で、きようの各委員の質問の集約が出たと私思うのであります。そういう質問によつて厚生年金保険法に対する諸問題が浮き彫りされておると思いますので、私は方面をかえまして、二、三お尋ねしたいと思うのであります。  それは二十九年度の国家予算における社会保障費関係の予算は、大体八%になるかならないか、こういう位置を占めておると思うのですが、世界各国におけるこういうものの予算における比率はどういうふうになつておるか、二、三あげていただきたいと思います。



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データ更新日:2023/02/05

館俊三[衆]在籍期 : 23期-25期-|26期|-28期
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