館俊三 衆議院議員
23期国会発言一覧

館俊三[衆]在籍期 : |23期|-25期-26期-28期
館俊三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは館俊三衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院23期)

館俊三[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-25期-26期-28期
第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第13号(1948/11/16、23期、労働者農民党準備会)

○館俊三君 まず第一に私が皆さんたちに聞いてもらいたいと思いますことは、全日本の労働者階級が何がゆえにこの公務員法が議会を通過することを阻止してくれろと言つておるかということである。これをよく聞いてもらいたい。(発言する者あり)しやべるな。靜かに聞いてもらわなければいけない。この公務員法が通過する事柄と、七千三百円のベースを要求することが、非常に関連性があるからである。  政府は、國会の初頭に七千三百円ベースその他の賃金ベースを出さずして、國家公務員法を先に上程したという意図を、私は労働者の感覚をもつて、こういうふうに解釈をしたのである。公務員法がこの國会を通過したならば、労働者は自主的にみず……

第3回国会 衆議院本会議 第19号(1948/11/24、23期、労働者農民党準備会)

○館俊三君 今議長から宣告されました、北海道の官公労働組合の諸君に対する家庭用の暖房石炭の購入資金を即時支給してもらいたいということ、もう一つは、北海道及び東北六縣を主体とする地方、新潟・長野・北陸・信越地方を主体とするいわゆる雪寒地帯に対する寒冷地給をも即時支給してもらいたいという決議案でございますが、この決議案を上程するにあたりましては、ことに雪寒地帯に住むところの職員の熱望によりまして、各党派の諸君たちが熱心にこれを支持されておるのであります。從つて、この提案は共同提案という形になつて提出されたのでありますが、わが労働者農民党がその趣旨を弁明するという役目を承りましたので、ここでそれがい……


■ページ上部へ

第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第19号(1948/12/21、23期、労働者農民党)

○館俊三君 私は、労働者農民党を代表いたしまして、今議題となつておりますところの給與ベースの法案に対して反対の意を表明するものであります。  前の議会において、政府は、國家公務員法だけを通過させたらすぐ議会を解散する、こういうことを建前としておつたのであります。しかるに野党が、公務員法と同時に給與ベースを含んだところの予算を上程すべきものであるということを、やかましく責め立てましたので、政府は、このために窮状に陥つて、ようやく先月の二十九日になつて、ガリ版刷りの予算案を提出いたしました。その予算案なるものは、初めから計画的にやつておつたとは私に見られないので、ひたすらに公務員法だけを通して國会……

館俊三[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-25期-26期-28期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院23期)

館俊三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-25期-26期-28期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第2号(1947/07/07、23期、日本社会党)

○館委員 簡單に一つ、もう濟んだようなことでありますが、從來の國鐵の經營の考え方は、建主改從とかいうことを言つておつたのでありますけれども、今度新たに合理化ということを言われております。この積極的合理化ということに鐵道從業員は非常に期待をもつている。ところが今度の運賃増収によつて積極的合理化ができるかどうかということですが、運賃は安本か物價廳の方面できまるということになつてくれば、鐵道の積極的改良という面についての實施ができるかできないか。從つて現實の収入からどういうふうな積極的合理化をお考えになつておるかという點をお尋ねしたいのであります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1947/07/21、23期、日本社会党)

○館委員 私は政府の方たちの組合説明のひまを見て、緊急なる北海道の鐵道そのものについて、ちよつとお話をしておくことが非常によいと考えますので、明日に延ばさないで一つの時間をいただきたい。
【次の発言】 今日むりにお願いいたしましたのは、今日の一時に北海道から農林省へ北海道の食糧事情を嘆願に來ておりますので、それに出かけなければならないということもありまして、急に時間をいただいたのであります。申譯がございません。北海道の食糧事情は、新聞で御承知の通り、きようの讀賣なんかは極端な例ですが、九十日の缺配をしておる箇所がある。これは函館の近くのセメント會社のある上磯。あの近くにおいてさえ約九十日近い缺……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1947/07/28、23期、日本社会党)

○館委員 私考えますのに、今前田委員及び小笠原委員から出た質問は、要するに私的獨占禁占法というものができたので、戰爭中における、あるいは戰爭前における獨占事業というものが云々されるような事情になつてきた。その云々されるような命題が非常に多い。その一つ一つがどうなりやという心配でありまするが、この私的獨占禁止法というものは、ちよつと生かじりにかじつたところによりますと、自由主義經濟における私的獨占がはなはだしくなるということは、非常に困るということから出ておるのじやないかというふうに考えられる。戰爭中にできたところの獨占形態というものは、私的獨占形態でありやなしやという疑問が多分に起きてくるわけ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1947/08/08、23期、日本社会党)

○館委員 まず第一に今問題になつておることについてお伺いしたいのですが、水産廳がかりに決定されまして、水産行政全部の中に漁船に關する造船事業、あるいは漁船を動かすところの乘組船員、そういうものの管轄が全部水産廳に移るということになつた場合における船員法及び船員保險法の建前が、あるいは管轄がどういうふうになるかということについての見すかしをお伺いしたい。あるいはお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、水産廳を設けて水産行政を一元化したいという主張者の目的は、資材の配給を水産行政のもとにおいて一元化したいということである。それから漁船の檢査その他について、當局の……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1947/08/11、23期、日本社会党)

○館委員 水産局あるいはまた農林省において、水産廳設置ということに理論的に賛成であるかどうかということを一番先にお聽きしたかつたのでありますが、今局長さんの御説明で、理論的にまた現實的にも贊成であるというお話でありましたので、それは尋ねないことにいたしたいと思います。  その次に局長さんのお話でこれは業者の多年の要望であるということでありましたが、その業者というのは經營者ばかりを含んだ業者であるのじやないかという疑念をもつております。一般漁民その他漁船に乗りこむ船員、そういう人達が一體水産廳の設置ということについて、どれだけの關心をもつておられるかということが考えられるのであります。水産廳の問……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第12号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○館委員 海難審判法そのものには大體贊成いたしますが、この要綱の中に「海難の原因を明らかにし、以てその發生の防止に寄與する」ということがある。それに一番目のところにある審判の客體を海技免状、受有者のみにおかずに、廣く、海難一般を審理の對象とするということは、これは從來から求められておつたのでありまして、海運というのは船の状況とか、その他に關係なく、海難事故が起れば、海員そのものがいつでも鎗玉にあがつておるという状態であつたのであります。これは陸上交通事故においても、同じことで、陸上交通事故についても、陸上交通特別審判法というものが欲しいということを全陸上交通勞働者の會合で、この間決議された。そ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○館委員 社會黨を代表して海難審判法案に贊成をいたします。海難審判法は新しい憲法が發布されまして、もとの懲戒法その他の法律がこの新憲法に牴觸するところがうるというわけで、それを直されたという一つの趣旨と、もう一つは今までの懲戒法その他については、海技免状所有者というものについてのみ審判が請求されたおつたのが、今度はそうではなく、一つの海難事故についての關係當事者全汚について審判をやるというふうに擴大されたという二つの點を考えてよろしいと思うのでありますが、殊にこの第二番目の海員にのみ審判を適用するというようなことについては、從來片手落ちな感じがあるという非難がずいぶんあつたのであります。これに……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1947/08/25、23期、日本社会党)

○館委員 大分時間が經ちましたので、希望というか、所見というか、述べておきたいと思いますが、この國鐵の小さなわく内で考えます場合においては、國鐵再建ということが第一眼目として取上げらるべき現状であると私し思つております。單に赤字のみを考えていくべきものではないと私は思う。しかし國全體の形から考えまして、赤字ということは問題にしなければなりませんが、國鐵のわく内においてのみならば、國鐵で最も緊急を要するものは、赤字に頭を使うということよりも、將來のためにこの國鐵をどうして迅速に再建するかということが問題ではないかと私は考えるのであります。  そこでこの石炭問題でありますが、今まで補給金をもらつて……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第15号(1947/08/28、23期、日本社会党)

○館委員 置き去られた船はその所有主が必ずあつたものであると思う。ところがその所有主はこれを引揚げても建造費あるいは修繕費に多額を要するために、置き去られたような形に現在なつておると思います。もしこれを政府で處置して、さらに敗戰後の日本における海運の補給に使うということはわかりますが、業者自體がある意味においてこれを復舊する力もなければ、復舊する見込みもないというものを處置して、さらに法文を見ますと、これを引取手に渡すということが書ていありますが、その場合に引取手があるかないかということ、その實際問題についてお尋ねしたいということ。いま一つはこれとよく似たもので遺失物法というものがありますが、……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第19号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○館委員 前に重井委員から質問の第八條に關連しての問題でありますが、この第八條の道路運送委員會の構成、これがやはり第八條の末尾で「この法律に規定するものの外、道路運送委員會の組織及び運用、委員の資格及び任期その他道路運送委員會に關し必要な事項は、政令でこれを定める。」ということなんですが、この政令は内容としてどういうことをおきめになるつもりであるか、ちよつとお伺いしたい。殊にこの委員會の構成についてお伺いしたい。
【次の発言】 この道路運送法案の一番大事なところは、第八條の道路運送委員會にあるのでありますが、この道路運送委員會の最も大事なことは、委員會の構成にあるのじやないかと思う。それについ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第20号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○館委員 ちよつと今の井谷氏の質問ですが、これについてもう一度お聽きしておきたいことは、こういうふうに地方の委員に業者がこの案で消えておるのですが、言いかえてみますと、消していいか、置いていいかという御判斷に迷われたのじやないかと思う。そこに運輸省内に兩論があるのじやないかと思いますが、今御返事によりますと、一名に限るという點も考慮したい。なおまた業者を入れるか入れないかということについても再考したいというお話のように承つたのですが、そういうふうに承つてもいいのですか。
【次の発言】 こういう點が、これを政令の中に含めるということがどうかという疑念が起きる點でありまして、これが私の方でこの間か……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第23号(1947/10/04、23期、日本社会党)

○館委員 條文についての理解を得たいという意味で質問をいたします。第五條の「免許、許可または認可には、條件を附することができる。」ということです。はなはだなさけない話でありますが、免許、許可、認可ということはどういう區別があるのかということと、もう一つは、條件を附することができるということですが、この條件というものは大體概略においてどういうことを意味しておられるか。それから、どこで、どんな機關によつてこの條件を決定されるか、ということを伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この條件というのは、十二條に規定されたもの以外における實際上の個々の問題についての條件を指しているわけです……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第24号(1947/10/06、23期、日本社会党)

○館委員 簡單なことでありますが、第十一條で「自動車運送事業を經營しようとする者は、命令の定めるところにより、事業計畫を定め、主務大臣の免許を受けなければならない。」「前項の免許は、前條に掲げる種類ごとに、これを受けなければならない。」となつております。これは一つの會社がこの前條の各條項を二つ以上あるいは三つ以上というふうに二重免許が受けられるのでありますか。
【次の発言】 その場合に、これは政令できめるだろうと思いますが、業者の所有する、たにえばトラツクならトラツクを會社が二重の免許をとつた場合に、トラツク個々についての使用に對する、區別してトラツクを使うというような指示が何かを與えますか。……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第36号(1947/11/19、23期、日本社会党)

○館委員 江差、東瀬棚間は約九十キロございまして、約三年越しで請願もしておりますし、また運輸省においても、そのことについては十分御了解になつておられることと思いますが、この新しい議會にあらためてもう一度請願をしてくれろというわけで、私が紹介申し上げるのであります。江差というのは御存じの通り有名な江差追分の江差でありまして、古い北海道の文化の發祥地であります。もとにしんが非常にとれた時分の江差地方の殷盛、江差の五月の榮えは、江戸にもないと言われたほどの繁榮を來しておつたのであります。しかもこれがなぜ先に開けたかと言いますと、内地と北海道の交通が非常に原始的であつた場合に、一番とつつきやすい所が江……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○館委員 本請願は紹介議員は鈴木里一郎君となつておりますが、お見えになりませんし、それに會期の都合もありますので、議事進行のぐあいから代つて請願をいたしたいと存じます。遠州地區内における國營トラツク運營中止に關する請願でありまして、請願者は静岡縣濱松市相生町百十一番地川島浦治となつております。紹介議員はいま申し上げました鈴木里一郎君であります。本請願の要旨は、運輸省は連合軍拂下車輛をもつて國營自動車の事業經營を強行しているが、當靜岡縣下においても二俣町起點水窪間既設の増強竝びに濱松市起點奥山間、二俣町起點熊村及氣多村間、二俣町起點濱松、中ノ町間の新設を企圖しているが、これは當遠州地區内民營業者……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第42号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○館委員 貴重な時間を拜借して突然に緊急動議を出しまして相濟みませんが、會期も餘すところいくらもなくなつておりますので、どうにも時間をいただかなければならないような緊急事態と思いますから、御了承を願いたいと思います。運輸當局にまずお聽きしたいことは、北海道と青森地區の、いわゆる山猫爭議という言葉は不穏當でありますが、そう稱せられております爭議の形態がどういうになつているかということであります。もう一つはこれがだんだん波及する状態にあると御觀測になりますか、あるいはまたこのままで止まるという御觀測になつているか、そういうことも併せてお伺いしたいと思います。それからその原因がどういうところにあるか……

第1回国会 労働委員会 第9号(1947/08/19、23期、日本社会党)

○館委員 ちよつと御質問いたしたいと思います。職業安定法が審議されておる場合に、完全雇傭の問題を取上げて言うのは、現在の經濟上の立場、あるいは現實の日本の立場から、めんどうなことであるとは思いますけれども、ちよつと質問さしていただきたいと思います。それは、さきに政府當局から説明があつたごとく、たとえば土建の雇傭關係については固定化してしまいたい。常傭化してしまいたいということはわかるのですが、現在の産業の規模からいつて、安定所が完全に能率をあげて、そうして現在の産業機構が包容しきれるだけの人間を包容してしまつたという飽滿状態、そういうことは技術的にはなかなかあり得えないが、観念的にまず飽滿状態……

第1回国会 労働委員会 第16号(1947/09/30、23期、日本社会党)

○館委員 緊急質問を提出したいと思いますが、お許ししていただけますか。
【次の発言】 今井給與局長に緊急質問として、官公吏の給與に關する件をお聽きしたいと思つております。まずお聽きしたいことは、政府がこのごろ千八百圓ベースと言つておりますが、この千八百圓ベースを最初政府として、お心ぎめをした月はいつでありますか。
【次の発言】 その千八百圓と千六百圓案との差額二百圓、それについて組合その他の折衝において、六百圓をどうするとかこうするとかいう案が出ておりますが、これについての經過を一つお聽きしたいと思います。
【次の発言】 この千八百圓ベースをきめられた建前はどういう御趣旨であるか。私のお聽きし……

第1回国会 労働委員会 第24号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○館委員 地域の問題について、今給與局長の、組合側がなかなか納得しかねる、單一組合だから本部で地域給というものを額をきめて發表しがたい、しておらない、またしたがらないという説については、私もその内情を覺えておりますので、非常に同感なのであります。續いてお聽きしたいことは、大蔵省がきめようとする。あるいは研究しておられる地域給というものの中に、きめるときの根本的な考えとして、どういう要素を含んでおらるるかということをお聽きしておきたいということと、もしこの地域給をきめられたならば、組合がタツチしなくても、それを一般に發表なさるかどうかということを、まずお聽きしておきたいのであります。


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会 第1号(1948/01/29、23期、日本社会党)

○館委員 今の伊能長官の報告に対して二、三私の見解を述べておきたいと思います。北海道と東北方面の交通事情に対して鉄道部内においても最重点的に施策を講ずる、國全体としても超重点的にこれを扱つていくというお話があつたが、非常に話は概念的であり、しからばどういうふうな手段をとり、どういうふうな予算を立てるかということについてのお話はなかつたのであります。これは次の機会に懇切にひとつ御説明願いたいと思つております。それを前置きにして質問したいと思います。長官が札幌で道の地労委と相談をされて、その結果三千円の石炭代あるいは一箇月の一割つまり六割をくれるということ、あるいは二・八というものをくれることによ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第12号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○館委員 大臣のいらつしやる間にほんの一言だけ。これはちよつとはずれた話ですけれども、今度の鉄道運賃の値上げには、國営自動車の運送料金というものが含まれておるのか、おらないのか、これをお聽きいたしたいと思います。
【次の発言】 これは法案を見ると、そういうふうになつているようにも了解できるのですが、少くとも運輸交通委員会というものがある以上は、國営自動車の料金というものを上げる場合には、一應はここに話があつてしかるべきではないかと思つております。すでにもう六月の一日からその運賃を値上げしているという情報がはいつているのであります。しかし運輸交通委員としては、財政法第三條にひつかからない範囲とし……


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 運輸委員会 第3号(1948/11/11、23期、労働者農民党準備会)

○館委員 ちよつとお尋ねしておきたいのは、この表を今ここで見ておるのですが、現在第一・四半期の配分がすべて済んでしまつたかどうか。第二・四半期の配分がすでに現地に届いてしまつたかどうか。第三・四半期の分についてはどういうふうになつておるか。安本の方でそういう計画をお立てになつて、どういう順序で各省にその計画が傳えられて、各省がさらにどういうふうにこれを配分して、鉄道で申しますれば、各鉄道局へ配分され、各局の現場に届くまでの期間、それを私は非常にややこしく思つておる。今のお話ですと、大体この海運関係の方の表が見やすいので、私これによつて見ておるのですが、第二・四半期の分だけがここに出ておる。少く……

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/15、23期、労働者農民党準備会)

○館委員 一般的な質問をいたしたいと考えておつたのでありますが、運輸大臣がお見えになつておらないので、大臣の御出席を特に要望したいと思います。
【次の発言】 日本國有鉄道法案というものは、以前から新聞その他で概略が述べられているのを見ておつたのでありますが、実際においては、この法律案がこの委員会に提出されましたのはごく最近のことであります。從つてこの委員会としては、あらためてこの個條を愼重に研究して、さらにこれを提出したところの基本的なものの考え方について、十分な討議をして、これを採決すべきものであると思つております。この法案の最後に書いてある理由を見ますと「昭和二十三年七月二十二日附内閣総理……

第3回国会 運輸委員会 第9号(1948/11/22、23期、労働者農民党準備会)

○館委員 本委員会で審議いたしておりますところの日本國有鉄道法案につきましては、回を重ねて本委員会で審議いたしておるのでありますが、その委員会の空氣といいますが、審議の状態を見ておりましても、また土曜日における本法案に対する公聽会の一般公述人の公述状態を見ておりましても、どうも本法案がいわゆる公共企業体としての実態を備えていないで、單に從來の運輸省内における鉄道総局というものを、そのまま認めておるという形にしか見られない状況であります。この委員会の審議に過程においても、あるいはまた公述人の公述の過程においても、そういうふうに了解せられるのでありまして、私自身といたしましても、こういうような形式……

第3回国会 運輸委員会 第13号(1948/11/28、23期、労働者農民党準備会)

○館委員 私も函館に籍を有する者として特別これをお願いしたいのであります。実はいろいろの風聞が飛びまして、函館の埠頭の未完成のままにあの工事が中止されるのだという風説が市民一般にありまして、先日市民大会まで開きまして、ぜひこれを獲得したいというので、それぞれの方面へ陳情なり、請願が出ております。しばしば上京もしております。殊に不安に感じますのは、築港の事務所、あるいは工事場が今年中にしまうんじやないか、あれを中止するためにそこに働いておる人たちも、もうこれつきりおしまいであるという不安な職員、あるいは労働者の状況も傳わつておるのであります。これはもうすでに三十の二ぐらい埠頭ができておるのにかか……

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、労働者農民党準備会)

○館委員 私は労働者農民党準備会を代表して本案に反対するものでありますが、その反対の趣旨をごく簡略に説明いたしたいと思います。  本案は鉄道総局そのままのものでありまして、從來の非能率的の運営を継続するにすぎないものであると私は思うのであります。そういうことでありますれば、本案の第一條の目的を達成し得るものでないことは明らかでありまして、このことは本委員会全体の意見であると私は感じております。また公聽会における公述人の公述状況においても、ほとんど一致した意見であつて、かつ、運輸大臣みずからもこれを認めて、漸次改案すべき意見の発言があつたのでありました。かかる不完全な國有鉄道法案は、もう一度立案……


■ページ上部へ

第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 人事委員会 第4号(1948/12/08、23期、労働者農民党)

○館委員 大藏大臣に簡單に一つお尋ねしますが、人事院案の六千三百七円を政府は受諾をしておらないのでありますが、この人事院案の六千三百七円は、徹底的に政府では惡いということで受諾をしなかつたのかということをちよつと聞きたい。
【次の発言】 それでは質問いたしますが、大臣の説明要綱の中に、目下の財政事情ということが大きく取上げられておりますが、物價体系に及ぼす影響というものよりも、財政事情というものを取上げておる。そうして結論のところへ行つて、財政の許す限りの給與改善をはかるということの説明から受ける印象というものは、人事院案がいいとか惡いとかということでなくて、單に財政がこの通りであるからという……

第4回国会 人事委員会 第6号(1948/12/10、23期、労働者農民党)

○館委員 私は全逓の参考人の御意見に対して、こういう受取り方をしたいのであります。それは今質問があなたになされて、全逓は七千三百円を固執するかどうかということの質問がありましたが、組合員は、組合の鬪爭において、七千三百円というものをどこまでも取ろうという立場におる人であります。議会がこれをどうするかということは、議会人の議会内における鬪爭の分野であると私は考える。そういう意味において、これは六千三百七円になるか、五千三百三十円になるか、七千三百円という基準というものは、労働者の見識として、議会を外にして戰わるべきものであると私は感じております。私たちはそういう意味において七千三百円を考え、それ……

第4回国会 人事委員会 第9号(1948/12/14、23期、労働者農民党)

○館委員 私は農民党を代表いたしまして、この提案に賛成をいたします。但し今社革の代表者が言われたごとく、また共産党の代表者が言われたごとく、第五條第二項というものについては多少の保留をする氣持を持つておるのであります。殊に私たちは一院制ということを主張しておる建前から、殊にこれを一時保留したいという氣持を持つておりますが、何しろ第二項の進駐軍労務者に関係した提案、及び公團に関係した提案については、全面的に賛成をしなければならないのが現状でありまして、この夏マツカーサーの勧告に基いて政令第二百一号という違憲政令が公布されました時分に、進駐軍労務者その他公團に対してもこれを適用しておつたという形が……

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、労働者農民党)

○館委員 関連して人事院総裁に伺いたいと思いますことは、私は考え違いをしておりました。それは、但し予算または法令に基いて支給される場合はこの限りでない、こういう項目はもとはなかつた。それがはいつた。そこで野党が修正してこの項目を入れたということは、こういうふうな印象を修正した野党が持つておつたのではないか。それは前段にあるところの現物給與をこうとられては困るので、そこで予算または法令に基いた場合には、給料から差引かない、こういうふうに解釈しておつた。ところが今総裁の話を聞きますと、考え違いをしておつたのはそこなんですが、この法令または予算に基いてということになると、國会が法令または予算に基いて……


館俊三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-25期-26期-28期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院23期)

館俊三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-25期-26期-28期
第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第3号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○館委員 合同委員会だというわけで、ここで質問にはいるとは思つておりませんのでしたが、今ちようどそういうめぐり合わせになりましたので、ちよつと質問したいと思います。  この三倍半という大きな運賃値上げにぶつかつたのでありますが、これをお尋ぬする前にまずお聽きしたいと思いますのは、この二月の〇・八の補給金の裏づけとして、あの当時旅客運賃を二倍にするというような提案を運輸省がされたことがありますが、あのときの旅客運賃の二倍値上げというものの性格と、今日のこの三倍半の値上げの性格とにおいて、どけだけの相違があるのかということをちよつとお伺いして、それから次に一、二お尋ねしたいと思います。



館俊三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-25期-26期-28期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

館俊三[衆]在籍期 : |23期|-25期-26期-28期
館俊三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 23期在籍の他の議員はこちら→23期衆議院議員(五十音順) 23期衆議院議員(選挙区順) 23期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。