このページでは浅沼稲次郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○淺沼委員 議事進行について。外務大臣は御出席になりますか。きのう外務大臣がこの委員会において、改進党の須磨彌吉郎君に答えられた答弁は、非常に重大な意義を持つておると思うのであります。従いましてそれについて質問をいたしたいと思うのでありますが、ここに出席になられますか。もし出席にならないなら、出席されるようにおとりはからいを願いたいと思います。
【次の発言】 午後まで会議は続行されるのですか。
○淺沼委員 ちよつと議事進行で……。この前の外務委員会で私は岡崎外務大臣に出席を要求いたしまして、政府の従来の方針と、この前の外務委員会の席上における岡崎君の答弁との間には非常な食い違いがありますから、それを伺いたいと思つて要求したのであります。ところがその日は出席されないで、きようはそれが取上げられることになつたのでありますが、きのうの東京新聞によりますと、緒方副総理が記者団との会見でこういうことを言つておるわけであります。「たとい日本が原爆やジエツト機を保持しても、これを国際紛争解決の手段として行使しない限り戦力ではない、またその行使は自衛のためであるから、保安隊などの海外派遣は認められな……
○淺沼委員 ちよつと議事進行について……。きようは午後もやられますか。
【次の発言】 午後もやられれば別でありますが、いろいろ内容についての議論もあろうと思うのでありますが、現実に郵政関係の従業員と郵政省との争いが行われているわけであります。われわれも新聞を通しまして、国鉄の機構が麻痺して、国民が受けているいろいろな迷惑といいますか、そういうことについては相当知り得るのであります。またこの郵政関係でも、ある程度のことは私どもはわかるのでありますが、今争議の実態はどうなつているか、これを承りたいと存ずるのであります。さらにこのことをどう処理するかということについて、各党派でそれぞれ意見の一致を見……
○淺沼委員 今の質問に関連してお伺いしたいのですが、団体交渉をやつてきまるというが、この間の年末手当に関する団体交渉の結果は出たわけで、それによつて一・二五はきまつた。しかし第三項に、年度内においては支払えないだろう、こういうようなことでありますが、そういたしますと一・二五だけが年末手当として支給されたということになるのでしようか。これはわれわれの聞き及ぶところによりますならば、国鉄においては一・二五のほかに輸送手当として〇・一が出て、そのほかにまた業績が上れば上つただけについて支払う、全体を含めると一・五くらいになるという話を伺つておるのですが、そうすると逓信従業員についてはこれらと一緒にな……
○淺沼稻次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま全員協議会で声明をされた国会振粛に関する共同声明に賛成するとともに、わが党の立場を宣明したいと存じます。 去る三日の国会運営が非常なる混乱に陥つたことは、議会政治のためまことに遺憾と存じ、主権者たる国民に対し深く謝する次第であります。(拍手) わが党は、民主主義の徹底の中に社会主義の実現を期せんとする民生社会土議の立場に立つて、暴力はあくまで否定するものであります。われわれは、今後、力による政治を排繋し、議会政治と民主主義を守り、国会の権威を高むるとともに、責任政治確立のために一段の努力を払わんとするものであります。 以上、責任……
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