佐々木盛雄 衆議院議員
26期国会発言一覧

佐々木盛雄[衆]在籍期 : 23期-24期-|26期|-28期
佐々木盛雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐々木盛雄衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

佐々木盛雄[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-|26期|-28期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第32号(1953/07/30、26期、自由党)

○佐々木盛雄君 ただいま議題となりました日米友好通商航海条約の批准について承認を与える件に対しまして、私は、自由党を代表いたしまして、承認を与えることに賛成の意思表示を行わんとするものであります。  日米両国間の通商関係は、日米戦争発生の直前、すなわち昭和十五年一月に廃棄されましてから今日まで、実に十三年間の久しきにわたつて無条約の状態に置かれていたのであります。ただ、平和条約の効力発生後におきましては、同条約第十二条の規定によりまして、連合国が日本に対して内国民待遇または最恵国待遇を与えるならば、日本もまた当該連合国に対してその限度の内国民待遇または最恵国待遇を与える義務を負つているのであり……

第16回国会 衆議院本会議 第35号(1953/08/03、26期、自由党)

○佐々木盛雄君 ただいま上程されました岡崎外務大臣不信任決議案に対しまして、私は自由党を代表いたしまして反対の討論を行わんとするものであります。  まず、本不信任案提出の理由といたしまして、提出者は岡崎外交の秘密独善性をあげております。もとより、われわれは、国民の権利義務に連なる条約や協定を国会に諮ることなく、秘密のうちに締結をいたしますようなことは断じて許し得ないのであります。たとえば、アメリカにおきましても、いわゆるヤルタ秘密協定に対して、共和党が猛烈なる反対を示しましたごときは、ともに国政担当の任に当るわれわれ国会議員といたしまして、大いに共鳴、同感を覚えるものであります。しかしながら、……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第48号(1954/05/13、26期、自由党)

○佐々木盛雄君 ただいま議題となりました日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法案に対しまして、私は自由党を代表いたしまして賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手)  およそ一国の独立を確保し、その平和と安全を全うするためには、その国を外敵の侵略から防衛しなければならないことは申すまでもございません。しかるに、まずこの出発点におきまして、今日この秘密保護法案に反対する人々とわれわれとの間におきましては、その国家意識の根底において、その世界観の認識において、あるいはまたその世界情勢の分析におきまして、まつたく見解を異にいたしておるのであります。(拍手)彼らの祖国をソ連に求めんとする共産党が、……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 衆議院本会議 第5号(1954/12/17、26期、自由党)

○佐々木盛雄君 私は、自由党を代表いたしまして、鳩山内閣の外交方針につきまして政府の所信をたださんとするものであります。重光外相は、就任早々の十二月十一日、外務大臣の名におきまして二つの公式声明を発表されたのであります。すなわち、その一つは日本国内に向つて発表せられたものであり、もう一つは外国に向つて発表せられたものであります。ところが、この二つの声明文を比較検討いたしますのに、国内向けりものはわずか数行のきわきて簡単なもので、その中において共産主義諸国との貿易拡大を強調するにとどまるもりであるのに反し、外国向けのものは数ページに及びますところの長文のもりで、その内容も相当具体的なものでとざい……

佐々木盛雄[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-|26期|-28期

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委員会発言一覧(衆議院26期)

佐々木盛雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-|26期|-28期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第18号(1953/07/22、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は本日は外務大臣、それから犬養法務大臣、法制局長官の出席を求めておつたわけですが、都合によつて出席がございませんので、法制局の高辻第一部長が出席のようでありますから、かわつて御答弁を願いたいと思います。  私の質問いたしたい点は、昨日の岡崎外務大臣の自衛軍の問題あるいは保安隊の問題、これらの問題に関連をいたしまして、(「大臣を呼んだ方がいいよ」と呼ぶ者あり)ちよつと待つてください。私は主として違憲審査の問題等につきまして承つておきたいと思いますから、あえて政治的な御答弁がなくてもけつこうでございます。重大な問題ですから承つておきますが、まず第一に昨日岡崎外務大臣が、現行の……

第16回国会 外務委員会 第19号(1953/07/25、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 議事進行について。ただいまの委員長の動議の通り、やむなき事情で外務大臣は退席されましたので、質問の権利並びに順序等につきましては、本日の日程をそのまま留保されんことを望みます。

第16回国会 外務委員会 第20号(1953/07/27、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はこの外務委員会におきまして、国会を通じて非常に論議の焦点になつておりましたMSAをめぐる問題につきまして、かなり国民の間にも疑惑を投げかけておるようでありますし、会期も終りに近づいておりますので、この会期中に私は日本のおもむくところを明らかにいたしたい、こういう観点から大臣の所見を承つてみたいと思います。  まず第一に、結論を申し上げますと、私は憲法第九条の戦争放棄の規定に対する解決の問題でありますが、終戦直後のああいう混乱の中で新しい憲法がつくられ、そしてこれが国会を通過いたしたような次第でありまして、その後客観的にも主体的にも、非常な事情の変更が行われておるわけであ……

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/07/29、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 議事進行について。私はただいま問題になつております岡崎外務大臣の答弁の問題でありますが、なるほど岡崎外務大臣が、条約は国会において修正することもできれば、否決することもできると言つたその言葉、そのところだけを取上げますならば、これは国会に条約の修正権があろうはずがないのでありまして、少くとも外交官の経験を持つた人から申しますならば、これはまつたく初歩のことであります。でありますから、その点に関しましては少しく明確を欠く点があるかもわかりませんが、その後段におきまして、次第に説明を加えて行つて、その修正とは要するに修正の意思表示を決議することであるといつて、それを具体的に説明……

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/07/30、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はそのときに当委員会に出席をいたしておりました者といたしまして、そのときの真相を本日、昨夜御出席なさつた委員の方々にも申し上げて、了解を得たいと思います。なるほど先ほどおつしやいますように、池田正之輔君から質疑を打切つて、ただちに討論を省略して採決に入るべしとの動議がなされたのであります。これに対しまして委員長は、数日来の理事会の申合せによつて、本日は質疑を打切つて、そうして明日討論を行つて採決をすることになつておりますという事情の説明があつたわけであります。その後今日ここにおられます野党の諸君から、なぜ採決をしないのか、なぜ早く採決をせぬといつて委員長席に詰め寄つたこと……

第16回国会 外務委員会 第29号(1953/09/04、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 外務大臣はやむを得ない事情で外出されるとのことでありますから、関係の外務省の首脳部はそのまま残つていていただきたいと思います。  さて私はただいま保安庁長官がお見えになりましたので、主として保安庁長官を中心として質疑を行つてみたいと思います。  最近の休会中の旅行先で、緒方副総理は、保守隊の十三万ないし十五万という増強説を唱えられております。あるいはまた輿論も大体十三万から十五万くらいの計画を、当局においていたしておることを伝えております。さらには予備役制度まで考慮しておるとも伝え、あるいは徴兵制度まで考慮されていると伝えられておるわけでありますが、私はまことに重大な問題で……

第16回国会 外務委員会 第31号(1953/10/19、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は先ほど来問題になつておりました日韓会談につきまして、簡単に私の疑問を承つておきたいと思います。  まず第一に李承晩ラインでありますが、韓国側はしきりに一九四五年九月のトルーマン宣言を引合いに出しますして、すでにこういうラインの先例はあるのだということを主張いたしておるようでありますが、トルーマン・ラインにいたしましても、あるいはさきに日米加漁業協定が締結された際におきましても、そのラインというものの性格が、韓国の主張する場合と非常に性格を異にいたしておる、すなわちむしろ魚族の保存ということが重点であつたように思うのですが、今度の場合におきましては韓国側は、李承晩ライン内……

第16回国会 外務委員会 第32号(1953/10/28、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は本日は木村保安庁長官を中心として少し承りたいと思つたのでありますが、不幸にして所用があるそうでありますから、外務大臣と海上保安庁と水産庁に対しまして、簡単に二、三の点だけを承つておきたいと思います。  まず第一に外務大臣に対してお伺いいたしたいのは、先刻来各委員からも熱心に発言のありましたように、李承晩ラインをめぐる日韓の紛争であるとか、竹島の問題というものは、単なる国際法上の論争の問題ではなく、単なる原則論の争いの問題ではなくして、まさに公海の上において、あるいは自国の領土の上におきまして、主権が不法に侵略を受けておる、こういうことは明らかに海賊的な行為である。私はき……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は千葉県におきまする農地の転用許可処分に関する点につきまして、政府の見解を承りたいのでありまするが、何分にも関係の政府委員がお見えになつておりませんので、私の質問は次会の適当なときにできるように、委員長におきまして、関係者の出席をおとりはからい願いたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/06、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 他の同僚諸君から、蚕糸の問題についてまだ質疑が継続されるようでありますから、私は懸案の農地の問題について、簡単に質疑をいたしておきたいと思います。それは千葉県千葉郡の犢橋地区に起りました、農地を壊廃してコルフ場に便つたことに関連する農地法第五条との関連の問題であります。今農地課長がお見えのようでありますから、局長がお見えになつた後にまた伺うことにいたしまして、少し事務的なことを確かめておきたいと思います。  まず第一に、御承知だと思いますが、犢橋村の柏井から横戸の両地区にまたがりましたゴルフ場、これは戦争前にゴルフ場として約八十余町歩の敷地を持つておつたものが、戦争後農地に……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 ただいま田邊次長から御報告のありました遺族等援護法の適用の問題に関連をいたしまして、私は、未裁走者の問題につきまして、政府の基本的な物の考え方というの、並びに援護法の現行法の持つ欠陥につきまして、政府の所見を承つておきたいと思います。  ただいまお話のありましたように、支那事変並びに大東亜戦争に召集されて軍務に従事中疾病または傷痍によつて死亡した者は、内地、外地の区別なれ、公務死として、その遺族に対して弔慰金並びに年金を支給されたいという観点に立つてお伺いをするわけであります。申すまでもないことでありま3るが、軍人は一たび出征をいたしまするときには、いかなる命令に対しまして……

第17回国会 外務委員会 第5号(1953/11/04、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 政府と一心同体であるべき与党の立場から申しますと、いまさら保安隊の性格や憲法の解釈等について承ることも、できるだけ差控えたいのでありますが、私は承つておつてますますわからなくなつて参りましたので、私自身がまず自分の考え方を明確にいたしたいという立場から承つておきます。先ほど保安庁政務次官から御説明のありました軍隊の定義というものを、済みませんが、もう一度ちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今のお話では、まあ通説でありましよう、常識的に政府はそう考えておるということでありますが、軍隊の定義としては、対外戦争本来の任務としての実力装備を持つたものといたしますと、今……

第17回国会 外務委員会 第6号(1953/11/07、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はただいまのお話に関連して、二、三の点をお尋ね申し上げたいと思います。ただいま問題になつておりますのは、兵庫県の香住港で、この間沿岸漁民、底びき漁船が十二月一日を期して、李承晩ラインを突破して強行出漁するということを申し合せたことでございます。これは私の選挙区で地元の関係もございますから、はつきりと承つておきたいと思うのであります。ただいまの水産庁のお話によりますと、何とかして安全出漁ができるように解決をいたしたい、こういうお話でございます。何とかしてという具体的の内容について、先ほど来いろいろお話がございましたが、外交交渉によつて、事前に円満出漁に行けるようた事態に到達……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/08、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はこの際委員長にお願いをいたして、そのおとりはからいを願いたいと存じます。それは今回政府が税制調査会の答申に基いて生糸に対する課税を計画いたしておるようであります。徴税の方法等につきましてはまだ承知をいたしておりませんけれども、これはわが国蚕糸業の重要性を無視した非常な暴挙であるとも考えられるのであります。従つてこういうことになりますと、農村経済に重大な影響を及ぼしますとともに、重要輸出産業としての蚕糸業の衰退もまた考えられるわけであります。従いまして、われわれといたしましては、ただいまのところ反対の見解を持つておるのでありますが、事きわめて重大な問題でございますから、こ……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第1号(1953/12/11、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 委員長の約束もありますし、大臣もお忙しいようですから、簡単に一点だけ伺つておきます。それは引揚げ問題に関連したことでありますが、日本とソ連との間は、未だ正式国交は回復しておりませんけれども、幸いにして赤十字社であるとか、その他の友好団体を通じて、引揚げ問題が円満に進捗いたしておりますことにつきましては、われわれもまことに喜ばしく思つているわけであります。つきまして非常に気にかかりますことは、今もつて帰つて来ない相当多数の残留同胞が中共地区にいることであります。従つて中共地区に残留する未帰還者の引揚げを、どういうふうにして促進するかということで、留守家族たちは日夜心を非常に悩……

第19回国会 外務委員会 第17号(1954/03/15、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 ちよつと議事進行に関して私一言発言をしておきたいのですが、おそらくこの次に並木君の番に発言の順位がまわつて来るのじやないかと思うのです。私もこのMSA協定が上程されて以来ずつと出席しておりますが、すでに並木君の場合におきましては二回目の発言の順位がまわつて乗ております。私はこの前から申し込んでおるわけですが、いくらたつても自分の番がまわつて来ない。与党だから黙つておつたらいいじやないかという考えなのかもしれませんが、そういう考え方でなくて、与党、野党の別なく、真剣に国民の名において審議をいたしたいと考えるわけでありますが、一体一人の人が二時間も三時間もとつて、そうして与党で……

第19回国会 外務委員会 第18号(1954/03/16、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は保安庁長官に承りたいと思います。私がただいま承りますことは、直接にはMSAの協定そのものではございません。しかしながらMSAの協定と、それから今日月本が防衛力を強化しようとしておりますところのいろいろな措置というものは、私の見解によりますと、これは表裏一体をなすものであるという、私の良心と良識に基いてそういうふうに判断しておりますから、そういう観点から私は承るわけであります。MSAの協定にあまりとらわれないで御回答を願いたいと思います。  私は昨日法制局長官に承りましたが、自衛行動に対する解釈であります。本日また外務省の下田条約局長からも答弁がありまして、社会党の諸君な……

第19回国会 外務委員会 第23号(1954/03/23、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私もそれに関連してちよつと承つておきますが、先ほど私社会党の両派の諸君と相談いたしましたところ、明日に予定されておつたのが明後日になるそうでありますが、そしてかわりに副総理がお見えになるので、副総理に対しては各人三十分の持時間が認められている。これは理事会の申合せによることで、ついては左右両派で八人いるから四時間はやらなければならぬ、こういうような話でございましたので、もしそういうことになりますと、私は実際問題として明日逐条審議を朝から晩までやりましても、力をわれわれが貸しましても一日で上げることは無理だと思います。現実の問題として無理です。そうして明後日副総理に対して質問……

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/03/24、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 外務省の方に承りますが、この前文について質問をいたします前に、まずこのMSA関係協定と不加分の関係になつております。ただいまも問題になつておりました秘密保護に対する措置の問題があります。日本が何らかアメリカから提供される武器に対して秘密を守らなければならぬということは、MSA協定によつて厳格に命ぜられておると私は思うのです。そういう意味におきまして、まだ国会には上程されておりませんけれども、だたいまMSA協定に伴うところの秘密保護の法律を用意いたしておられるように思うのでありますが、まずこれは日本国内における一般の軍機保護ではなくして、MSA協定による限定されたものである。……

第19回国会 外務委員会 第25号(1954/03/25、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は他にもたくさんお聞きいたしたいことがあるのですが、今のような事情で、簡単に、あまり趣旨の弁明をいたさないで質問いたしたいと思います。  今回のMSA協定が本委員会にかかつて以来今日までの間、真剣に審議をいたしておるのでありますが、その審議の過程を通じてわれわれがはつきりと見ましたことは、MSA協定の受諾をめぐつて、今世界が二大陣営にわかれているその中にあつて、日本は中立政策をとるべきである、あるいはインドのような第三勢力の行き方をなすべきである、こういつた議論がかなり強く現われ、ことに学者の陣営などにおきましては、公聴会等におきましても、その説が非常に強く現われたことは……

第19回国会 外務委員会 第26号(1954/03/26、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 一、二点だけ伺つておきます。まず今度参ります顧問団の人数は六百名とか六百五十名とか承つたのですが、その内訳は、ただいまの御説明によりますところのこの三階級の中でどんなふうな内訳になつておるのか、わかりましたら御説明願いたい。
【次の発言】 ただいまの御説明で大体わかつたのありますが、武器の取扱い等の技術指導に携わる人は、日本がそれだけのことを習得してしまえばいらなくなるから帰るだろう。そうすると一年目ぐらいには半分になる、こういうお話でありましたが、そうすると半分になるというのは第二のクラスの人たちが大体半分になるということなのでありますか。

第19回国会 外務委員会 第27号(1954/03/27、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はきわめて簡単に承ります。第八条について字句について承りたいと思います。私はどうも第八条を日本語の条文通り読みまして、まことに難解な文章であると思います。何が何をするんだかさつぽり要領を得ないように私は考えるのであります。それで承りますが、第八条のまん中のところから申し上げますが、「自国の政治及び経済の安定と矛盾しない範囲でその人力、資源、施設」これは一体どこに通ずるのでありますか。それに続いて「及び一般的経済条件の許す限り自国の防衛力及び自由世界の防衛力の発展及び維持に寄与し、」というのは何が何に寄与いたすのでありますか。それからその後に続きます「自国の防備能力の増血に……

第19回国会 外務委員会 第32号(1954/04/07、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はMSA協定に基く秘密保護の法案そのものにつきましては、いずれ本格的の審議が始まつた際に承りたいと考えますが、本日はややそれにも関係のあることでありますが、基本的なことでありますから承つておかなければなりません。私は率直た意見を申しますと、MSA協定に基いて日本に秘密保護法を制定するということは、なるほど日米間の国際儀礼の立場から考えましても、あるいは日本独自の秘密保護の立場から考えましても、必要であろう、こういう観点に立つておるわけでありますから、これらを必要でないのだという観点の方々とは違つた見地から私は承るわけであります。しかし一面考えますと、私はまことにナンセンス……

第19回国会 外務委員会 第33号(1954/04/10、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 関連して、私は簡単に二、三点だけ大臣に承つておきます。先刻来他の委員からもお話があつたのでありますが、過日衆議院において原子力の国際管理に関する決議案が成立をいたしたのでありますが、この決議案に対して、同じ議員でありましても、政党の相違等によつてかなり考え方が違つておる、かように考えますので私は違つた見地から承ります。時間が非常に制約されておりますから簡単に申し上げますが、この決議案によりますところの原子力の国際管理、平和的利用並びに原子兵器の使用禁止ということは、おそらく人類のだれもが抱いておるところの共通の理想であろうと私は考えます。この限りにおきましてはいかなる政党の……

第19回国会 外務委員会 第34号(1954/04/14、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はアジア局長がたまたまお見えでございますから、ほかにも加藤さんの質疑があると思いますので簡単に緊急に御質問申し上げたいと思います。  それは本日いよいよ日本とフイリピン間の賠償交渉がフイリツピンにおいて行われるという重大な日であります。局長は御承知かどうか知りませんが、先日日本から送り出しました村田省蔵氏を首席全権とするわが方の代表団が到着して、きようから交渉を始めるというときに、フイリツピン側におきまして、この村田首席全権に対して非常な不満の意を表明しておる、こういうことでありますが、もとより着席全権に対しては国際慣例上フイリツピン大統領の承認ということが必要であろうと……

第19回国会 外務委員会 第41号(1954/04/26、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 並木君のただいまのお話は、御要望のようで質問ではないようですが、私は並木君と異なる観点から私の所信を申し上げて、あわせて政府の見解も明らかにしておきたい。その結果によりまして、わが党におきましても善処いたしたい、かように考えております。並木君は、このたびの防衛秘密保護法が言論界などに非常に濫用される結果になりはせぬかということを憂えておられる。おそらくそういつた気持に基いての御発言であると考えまして、その並木君の気持そのものは私も了といたします。また私自身がジヤーナリストの出身でもございますし、その点のことはわからないわけではございません。しかし、かりにただいまの並木君の修……

第19回国会 外務委員会 第42号(1954/04/27、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は先ほど法務省の説明員の御答弁でまことに重大なことを承りましたので、その点をひとつ明らかにいたしておきたいのであります。それは秘密保護法によるところの秘密というものは、これは自然秘であつて指定秘ではないのだ、こういう御説明でございました。私は今日までこの法案の審議にあたつて、この法案によりますところの秘密というものは明らかに指定されたものである、こういう考えに立つて審議を進めて参つておつたのであります。申すまでもないことでありますが、MSA並びに艦艇の貸借協定に基いて、アメリカから日本に供与され、貸与されるものについてのみのこれは秘密であります。しかもその秘密というものが……

第19回国会 外務委員会 第45号(1954/05/06、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 関連して。先ほど対米債務の問題が出ましたので、二、三点だけ承つておきたいと思います。  吉田総理、また岡崎外務大臣も、幾たびか国会を通して、ガリオア、イロアの援助物資は対米債務と心得る、こういうふうな答弁をなさつたように記憶いたしますが、私はこれは多分に政治的な含みがあつたものだと今日まで考えておつたのであります。おそらくはアメリカ当局におきましても、たとえば今日問題になつております賠償問題等がいよいよ現実の問題になつて来たときに、一応債務の形になつておる、これをそのときにおいて帳消しにする、ほかの賠償を請求する国々に対しましても、その賠償に優先してこれだけの債務を負つてお……

第19回国会 外務委員会 第51号(1954/05/17、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 関連をして二、三承つておきたいのですが、その前に承つておきますが、外務大臣はまた来るのですか。
【次の発言】 参りましたならば、どのくらいおりますか。
【次の発言】 私は比較的簡単に承りたいと思います。主として条約上の手続上の問題につきまして、ただいまの御答弁に関連して承つておきますが、もとよりこの協定そのものは、私たちの立場から申しまして賛成をいたしておるわけです。ただ考え方によりましては、憲法あるいは国会におけるわれわれの権限との間に重大な問題も生ずるというふうに私も承つておりますので、外務大臣が不幸にしておられませんから、私は下田条約局長から承つておきたいと思います。……

第19回国会 外務委員会 第54号(1954/05/22、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 ただいま戸叶君から質問されたことにつきまして私もきわめて簡単に伺います。趣旨において戸叶君とはやや考え方を異にいたしておりますけれども、この法律上の手続上の問題につきまして、なぜそのときに文句を言わなかつたかということを言われるのでありますが、占領当時でありますから、法的な手続に欠陥があつたということは率直に認められなければならぬと思うのであります。ただいま大臣であるあなたが外務委員長当時に、阿波丸に対する請求権を放棄するという旨の決議案をお出しになつて提案趣旨を御説明になつた。それに基いて吉田総理大臣が請求権放棄に関する協定ができたという報告をしたことがここにありますが、……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/02/19、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 先刻来法理論の点につきましては一応承つたのでありますが、私は法理論をしばらく去りまして、この際農林当局の事情を承つておきたいと思います。最近の傾向を見ておりますと、政府のあらゆる施策が大蔵省によつてほとんど支配されてしまつておる、こういう傾向が非常に強いようであります。あたかも今日、民間におきますあらゆる産業が金融によつて支配されていると同じに、政府というものがことごとく大蔵省の役人によつてあらゆる施策を牛耳られてしまつている、こういう傾向はいなめないところだと思います。そこで私は、法理論を去つてあなたに承つておくのですが、このたびの農業改良助長法の改正は、従来三分の二であ……

第19回国会 農林委員会 第14号(1954/02/24、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はただいま議題になりました米価の問題につきまして農林当局並びに大蔵当局に承つてみたいと思います。  先刻来もおそらく農業団体の代表だつたと思いますが、るる米価問題について御陳情になつておつたのであります。まことに米価の問題は農民の死活に関する重大な問題でございます。私は減収加算額の追加払いの問題について承るのでありますが、二十九年度の予算編成におきます大蔵省原案によりますと、二十八年度産米に対する減収加算額の支払いにつきましては、すでに払われた五百円だけにとどめるという説もあるようでありますし、また農林省独自の減収加算の方式によつて、五十三円でありますかを追加払いをすると……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第6号(1954/03/15、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私午後の本委員会においてゆつくり承ろうと思つたのですが、午後はほかの委員会もございますので、私は、同僚諸君に迷惑をかけてもいけないから、きわめて簡単に承つておきたいと思います。十分間ほどがまんを願いたいと思います。  私がただいまから承りたいと考えますることは、今度の補助金の臨時特例に関しまして、農林省の農業改良普及事業費の減額に対しまして承つておきたい。この点だけであります。申すまでもないことでありますが、日本の経済再建というものが食糧の増産の上に組み立てられねばならぬことは、もとより当然のことであります。そういう意味におきまして、農村施策の改善というものに留意いたしまし……

第19回国会 労働委員会 第43号(1954/11/16、26期、自由党)【政府役職】

○佐々木説明員 国会においでになつて証言なさることは自由だとは思いますが、私は詳しく専門的には存じておりませんが、他の委員会等におきましての私の経験を申し上げますと、たとえばイギリス大使館、アメリカ大使館等に働いておる日本の嘱託あるいは労務者等が、国会に出て証言をしようというときには、当然上司の許可を受けて出席するのが今日まで慣例になつおるようにわれわれは考えております。しかしこの問題は、単に労働省だけの問題というよりは、むしろ外務省とか、あるいは法務省当局の問題じやなかろうかと思います。詳しくは私存じ上げておりません。
【次の発言】 国会に出て御証言なさることは、自由と考えております。


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 外務委員会 第1号(1954/12/15、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 委員長、説明中だけれども、なぜ提案理由がついてないのですか。こういう市大なものを出すときは、たいてい提案理由がつくのですが……。
【次の発言】 これは閣議では承認してないのですか。
【次の発言】 けつこうですが、こういうものは大体文書に説明がつくのがあたりまえです。
【次の発言】 各条項にわたつて御説明を聞くこともけつこうですけれども、新内閣ができて、外務大臣がいろいろ外交問題に対して新しい重大な発言をなさつておられるのですから、その外交方針に関するわれわれの質問をするということが、本日の主たる目的だと思うのです。従つて、あとで提案理由が正式に出ましたら、われわれその文書に……

第21回国会 外務委員会 第2号(1954/12/16、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私はビルマとの平和条約の問題でもなく、また外交政策の問題でもないのですが、時間もありませんので、一言だけ外務大臣に伺つておきたい。というのは私は外務省に行つて驚いたのですが、今まで外務大臣の隣にあつた政務次官の部屋は、三階から四階の片すみに押し込まれてしまつておるのです。そうしてそのあとにあなたの側近と言われるいわゆる参与であるとか顧問の方々をお迎えになつたのですが、あなたは外交官の出身で、根が官僚的な関係か知りませんが、国会軽視というような傾向がありはせぬかと思うのです。御承知の通り代議士というものは国権の最高機関に携わつておる人間でありまして、従つて各省へ行きましても最……

第21回国会 電気通信委員会 第3号(1955/01/21、26期、自由党)

○佐々木盛雄君 ただいま問題になりました八鹿電報電話局新築等に関する請願につきまして、趣旨を御説明申し上げます。  この八鹿電報電話局は、戦後当地方の急速な発展と機械設備の進歩によりまして、機械室の狭隘と耐久力が懸念され、現在地方民の電話架設申し込みに応ぜられず、また女子職員の休憩室は寝室を充当しているような状態であります。近接地域の経済、文化的発展を著しく阻害しているのであります。つきましては、八鹿電報電話局を新築し、電話交換方式を共電式交換機に変更されたいというのが本請願の趣旨でありますが、何とぞ委員各位の慎重御審議の上、ぜひとも採択あらんことをお願い申し上げます。  なお本件に関しまして……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会公聴会 第1号(1954/03/22、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 お急ぎのようでありますから、私は簡単に質問いたしますので、簡単に御答弁願つてけつこうであります。安井さんと鈴木さんに、あなた方のお立ちになつている立場につき承りたいのです。先ほどの安井さんの論旨や鈴木さんのお話を承つておりますと、結論的に申して、国際連合に参加することも、安全保障条約、平和条約に参加することも、これはことごとく防衛力を前提としたものである、従いまして、参加するということは、鈴木さんの立場から言うならば憲法に抵触するとか、安井さんの立場から言うならば、これは適当でない、こういうふうな結論に私は承つたのであります。そうすると、あなた方は平和条約、安保条約、あるい……

第19回国会 内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1954/04/16、26期、自由党)

○佐々木(盛)委員 私は機会あらば木村保安庁長官に承りたいと考えておりましたが、なかなかお目にかかる機会がなかつたが、たまたま参りましたところきようお目にかかりましたので、この際私は承つておきたい。時間はきわめて簡単にいたします。しかし私にとりましてはまことに重大な、最も基本的なことだという考えに立つて承るわけであります。  ただいまも外務委員会で審議いたしておりますが、MSA受諾に伴うところの秘密保護法がございます。申すまでもないことでありますが、この法案はMSAによつてアメリカから貸与されます武器に対してのみ秘密を守らなければならぬということでございます。私は少くとも独立国であり、そうして……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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