佐々木盛雄 衆議院議員
28期国会発言一覧

佐々木盛雄[衆]在籍期 : 23期-24期-26期-|28期|
佐々木盛雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐々木盛雄衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

佐々木盛雄[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-26期-|28期|
第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 衆議院本会議 第12号(1959/11/27、28期、自由民主党)

○佐々木盛雄君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりましたベトナム国との賠償協定並びにこれに伴う借款協定について賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  サンフランシスコ平和条約第十四条の規定によりまして、日本は、戦争中交戦国に対して与えた戦争損害並びに苦痛に対しまして賠償支払いの義務を負わされておるのでありまするが、アメリカ、イギリス、オーストラリア、インド、中華民国等約十ヵ国は、いち早く日本に対する求償権を放棄いたしましたので、実際上、日本は、東南アジアの四ヵ国、すなわち、フィリピン・インドネシア、ビルマ及びベトナムの四カ国についてのみ賠償支払いを行なうことと……

第33回国会 衆議院本会議 第23号(1959/12/22、28期、自由民主党)

○佐々木盛雄君 国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案につきまして、私は、提案者を代表いたしまして、提案趣旨について説明を行なわんとするものであります。  去る十一月二十七日に日米安全保障条約改定交渉の打ち切りを要求する集団示威運動が行なわれた際に、集団陳情に名をかりた一万数千名の暴徒が国会構内に乱入し、神聖なる議事堂をじゅうりんいたしましたわが国憲政空前の不祥事態の発生を契機といたしまして、再びかくのごとき不祥事件の発生を繰り返さないために、加藤衆議院議長は、さきに、議院運営委員会理事会におきまして、おおむね本案同様の試案を提示されたのであります。私たちといたしましては、立憲政治擁……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 衆議院本会議 第21号(1960/04/07、28期、自由民主党)

○佐々木盛雄君 国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案につきまして、私は、提案者を代表いたしまして、提案趣旨について説明を行なわんとするものであります。  昨年十一月二十七日、日米安全保障条約改定交渉の打ち切りを要求する集団示威運動が行なわれた際に、集団陳情に名をかりた一万数千名のデモ隊が国会構内に乱入した、わが国憲政空前の不祥事件の発生を契機として、再びかくのごとき不祥事件の発生を繰り返さないために、加藤前衆議院議長は、さきに議院運営委員会理事会において、おおむね本案同様の試案を提示されたのであります。  私たちといたしましては、立憲政治擁護のために、与党と野党との政争を越えた立場……

佐々木盛雄[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-26期-|28期|

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委員会発言一覧(衆議院28期)

佐々木盛雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 外務委員会 第9号(1958/07/28、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は社会党とはだいぶ立場を異にした観点から承わっておきたいのでありますが、結論から申しますと、今後日本の外務当局のとった外交方策というものは、その途中においていろいろな紆余曲折はありましたけれども、結論的に見て非常に成功であった、ソ連の拒否権にあって目的を果すことはできなかったが、少くとも参加した安保理事会の各国はソ連を除いて全員これに賛成するというわけで、世界の世論の支持を得た、これだけでも非常に効果があったと私は思います。しかしながらその途中におきまして、ややともすれば世の中には外務当局がその外交方針においてよろめいておるとか、あるいは首尾一貫しておらないというような、……

第29回国会 外務委員会 第11号(1958/08/30、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 先般来国連の総会に御出席願いまして、御奮闘いただきましたかいもありまして、幸いにして中東動乱も大戦の危険を招くことなく収拾策を得ましたことは、日本もその一翼を担当されておるわけでありまして、その点につきましては、私たち国民としても、特に与党の立場からも深甚な故意を表したいと思います。ただ私はその間にありまして、少し経過について一、二承わっておきたいと思うのであります。  あのノルウエー案が出ましたときに、日本の新聞には、岸総理大臣は条件付な賛成を表明されておりました。またわが党の内部におきましては、無条件の全面的な賛成の意向を表明された有力な方もございました。また現地から参……

第29回国会 逓信委員会 第10号(1958/09/11、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 関連して。私は電波の問題、あるいはカラー・テレビの問題につきましては決して専門的な知識は持っていないのでありますが、私たちの担当しております外交委員会等におきましても、すでに日本のカラー・テレビの海外、特に東南アジアヘの進出の問題が具体的な交渉に入って参りました。従いまして、私は本委員会の席を拝借いたしまして、主管大臣や当局からの意見を承わりたい、こういう考え方から出席をいたしたわけであります。  ただいま電波監理局長のお話を聞いておりますと、役人というのはこうも独断的なものかと、私は実はもうあぜんといたした次第であります。あなたのおやりになることは、おそらくは電波法に準拠……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 外務委員会 第1号(1958/10/03、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 議事進行に関して。今われわれの理事会の申し合せによりまして、外務大臣はこれから開かれます予算委員会に御出席を願うことに両党の間で大体話し合いはできたようでありますが、私は、外務委員会本来の使命から考えまして、本日はせっかく両党の国会対策委員長の間において話のまとまったことでありますから、まずやむを得ないといたしましても、予算委員会が常に優先するのだというような原則を打ち立てることは、当委員会の権威に関することであり、従いまして事外交問題に関してはあくまでも当該委員会は外務委員会でありますから、外務委員会が優先するという鉄則に立って、今後ともかかる場合におきましては、委員長に……

第30回国会 外務委員会 第3号(1958/10/08、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は、安保条約の改定をめぐる問題につきましては、この前の委員会おきにまして、藤山外務大臣に質疑をいたしまして、外務大臣のこれに対する答弁は私にとってはきわめて不満足ではありましたけれども、しかしながら、一方交渉の進行中の現段階のことも考えまして、本日は質疑を継続しないことにいたします。  ただ緊急な問題について一つ承わっておきたいのですが、ただいまロイターの外国電報によりますと、昨七日夜にパキスタンにおきまして大規模なクーデターが起っております。詳細についてはわかりませんけれども、ロイター電の伝えるところを見ますと、パキスタンの大統領のイスカンダル・ミルザが七日の夜に戒厳令……

第30回国会 外務委員会 第4号(1958/10/15、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は本日は特に沿海州だとかあるいは李承晩ラインとか南支那海等における漁業の問題に関連して、外務省当局と水産庁の当局から御報告を受けたい。ここで押し問答をするのじゃなくて、報告を受けたいという気持で参ったわけであります。いずれ安保条約の問題について、もっと具体的に交渉が進んで参りました際には外務大臣から承わりたいと思うのであります。従って本日私は深く追及しようとは思いませんが、一、二先刻来のお話を承わっておって、私といたしましてきわめて基本的なことで、責任を追及するとかいじめるとかという意味でなく、承わっておきたいことがございましたので、ちょっとお聞きいたします。  外務省で……

第30回国会 外務委員会 第5号(1958/10/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○佐々木(盛)委員長代理 帆足委員に申し上げますが、御要求によりまして新関参事官は間もなくお見えになるそうでありますが、高橋参事官は現在この問題の担当者でありますから責任者であるわけです。しかしあなたの御要求によりまして、新関参事官も間もなくお見えになると思います。現在の責任者は高橋さんでありますから、どうぞそのつもりでお聞き下さい。

第30回国会 外務委員会 第8号(1958/10/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○佐々木政府委員 それでは私からただいま委員長からお示しがございましたいわゆる日英米間の原子力の一般利用に関する協定に関しまして、技術的な面と申しますか必要性といった面の趣旨を御説明申し上げたいと思います。わが国のエネルギー事情の将来を考えますと、原子力発電の必要性は、エネルギー供給の安定あるいは外貨負担の軽減という面からしましても非常に大きなものがあるのでございまして、この点は皆様御承知の通りでございます。原子力開発の実態は、単に原子力発電という面のみならず、同じく動力源として利用できる原子力船あるいは医学、農学、工学等各部門におけるアイソトープの利用等がございますが、これら原子力平和利用の……

第30回国会 外務委員会 第9号(1958/10/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○佐々木政府委員 技術的な御質問でありますから私からお答え申し上げます。英国ではただいま設計中あるいは建設中のものはすべてコールダーホールの改良型と申しまして、全然コールダーホールと同形のものではないのでありますけれども、天然ウランあるいは黒鉛、ガス冷却という形態を改善いたしました炉で建設を進めております。
【次の発言】 若干補足さしていただきます。コールダーホールのただいま作って運転しておりますのは、これはお話のようにプルトニウムを取り出すのが主でありまして、発電は従であります。従いまして、燃料は、全部燃料の燃え切らない間に取り出す、あるいは経済性はそれほど考えていないというふうな特徴がござ……

第30回国会 外務委員会 第11号(1958/10/31、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私も先ほどの林法制局長官のお話を聞いておりまして、沖縄、小笠原を日本が防衛することは施政権が返還されたことになるというような、そういう三百代言的なことには賛成できません。しかし私は、本日は非常に時間を急いでおりますので、これから今度の条約の交渉をなさるときにあるいは御参考になりはしないかということについて申し上げたいと思います。そういう非常に建設的な考え方から承わるのですが、この日米安全保障条約というものは、国際連合憲章第五十三条に基く地域的取りきめなりやいなやという点をまず明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 しからば地域的取りきめであるといたしますならば、憲……

第30回国会 議院運営委員会 第7号(1958/10/17、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 ただいま社会党のおつしやることを承わつておりますと、まず第一には、ブラウン記者との会談の内容が非常に重大なことであるから、当委員会としてもほつておけないから、ここに出席を求めて、直接当事者である総理から聞きたいというお説の方もある。池田さんのごときはそうです。(「ノーノー」と呼ぶ者あり)他の方つきましては、そうではなくて、食言したから、その食言ということだけについて聞くのだというお話のようであります。内容につきましては、すでに本会議場に、おいて述べられ、また本日は衆議院の外務委員会においても、すでにこのことを明確にされております、社会党の外務委員の方もおられますが、ブラウン……

第30回国会 逓信委員会 第2号(1958/10/15、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 電波監理局長の先刻来のお話を聞いておりますと、私はこの前にこの委員会に現われてカラー・テレビの問題について質問したときにあなたがおつしやつた言葉を、私はあげ足をとるようだけれども、あなたに申し上げます。それは、あなたはカラー・テレビを国民に見せてやるんだというようなことを言つた。私は、あの言葉の中にくしくも現われたのは官僚独善だということを追及したのですが、本日あなたの意見を聞いておりますと、全く官僚独善です。これは言論の弾圧です。一体あなたの本来おやりになる仕事というものは何ですか。放送の内容にわたつてとやかく言うことがあなたの任務でありますか。あなたは電波の公平な割当を……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 外務委員会 第1号(1958/12/19、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は、本日主として日米安全保障条約をめぐる問題につきまして外務当局の見解を明らかにいたしたいと思うのであります。最近藤山外相が安保条約の問題等につきまして広く民間の有識者各位に対し、あるいはまた一般の人々に対して啓蒙と申しますか、了解運動などをおやりになっておりますことはまことにけっこうなことだと思うのであります。ややともすれば従来外交独善、秘密外交のそしりを免れなかった旧套を破って、広く国民とともに外交を推し進めていくという傾向に対して私は心から敬意を表しておるわけであります。そこで本日私は私の所見を申し上げることよりも、むしろもう交渉も相当進んで参ったのでありますから、……

第31回国会 外務委員会 第5号(1959/02/13、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私も関連して数点だけ。私の主張は申し上げません。政府当局のお考えだけを伺っておきたいと思います。今度の北鮮の帰国で帰りたいということを申し出ておる者は、どれほどあるとお考えになっておりますか。
【次の発言】 十一万七千人が全部帰るとお考えでありますか。そう想像されての対策を練っておられるのですか。
【次の発言】 送還の事務上の手続を赤十字社を通しておやりになることには私は賛成でありますがまずそういう何人が帰りたいかというような数字の調査等も、ことごとくこれから赤十字社に頼んで、そうしてその上で正確な数字を把握して送還問題をおきめになるというのでありますが、私は今度の政治的決……

第31回国会 外務委員会 第6号(1959/02/18、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は外務大臣に、時間もお急ぎのようでありますから、三点だけきわめて素朴な国民的な疑問であるとか問題点についてお答えを願いたいと思うのであります。こういう安保条約改定の際に、むしろ進んで政府や与党の立場を明らかにしてほしいという気持で申し上げるわけですから、なるたけ簡明率直にお話し願いたいと思います。  まず第一に、今度安保条約が改定されて、日米相互の間に新しい防衛をとりきめた条約ができると、それによって日本は何か戦争に一歩巻き込まれるような方向にいくのじゃないかということを先刻来社会党の方々は非常におっしゃっておられる、またそういうことを考えておる方もあるようでありますから……

第31回国会 外務委員会 第8号(1959/02/28、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は総理大臣に、先刻来社会党の委員によって主張されておりますような考え方に、われわれは根本的に反対をしておるわけでありますから、一つそういう立場からわが保守党内閣の性格を明確に出していただきたい。それから同時に、世の中にあります疑惑を一掃する、そういう意味において御答弁願いたのであります。  私もこの条約の内容そのものにつきましては、少しく研究いたしておりますから、詳しい御説明はいりません。特に世の中の疑惑を一掃し、わが党の立場を明確にするという意味において、安保条約の締結を促進するという意味においてお答えを願いたいと思うのです。  まず第一に、今もここで新聞を見ておりまし……

第31回国会 外務委員会 第11号(1959/03/10、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私はこの際一つ緊急に質問をいたしておきたい。それは日ソ漁業交渉に関する問題でありますが、目下行われております日ソ漁業交渉で、去る六日の本会議でソ連側から提案いたしました新しい漁区の規制区域を設けるというような問題、日本側からいうならば、これは昭和三十一年の日ソ漁業協定の精神を根本からじゅうりんするような新しい提案をなしてきたわけであります。今や日ソ漁業の問題は重大な難関に逢着をいたしておると思います。これについて少し御質問したいと思いますが、今度ソ連側の提案して参りましたものによりますと、規制区域内にさらに三つの操業区域を新しく設けて、そのほかは全部禁漁区にしてしまう、つま……

第31回国会 外務委員会 第13号(1959/03/16、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私非常に時間を制約されておりますので、一点だけ、二、三分承わりたいと思います。  先ほど松本君は坂本徳松参考人に対する質疑を留保されましたが、私は五分間ほどでありますから、一つ横田喜三郎参考人のおられます間にあなたの意見を承わりたいと思うのであります。  そこで、先刻あなたの御説明を承わっておりますと、南ベトナム共和国は決してベトナムを代表する正統政府ではないという結論に立ってのお話でございました。不幸にして私はあなたのそういうことに対する法理論上の見解を承わることができませんでした。ジューネーブ協定は援用されましたけれども、日本との関係についてはあなたは言及せられなかった……

第31回国会 外務委員会 第16号(1959/03/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○佐々木(盛)委員長代理 ただいまの発言に関し質疑の通告がありますので、これを許します。床次徳二君。
【次の発言】 関連して承わっておきたいのでありますが、今度の、突然ソ連の出して参りました禁漁区域の設定並びに漁期の制限の設定、これは非常に重大なものであり、かつまた先刻来の説明を承わりましても、元来の日ソ漁業条約の根本精神をじゆうりんしたものだ、われわれはかように考えるわけです。そこで、今のお話を承わっておりますと、その一番問題の総漁獲量の決定の基礎をなすものは、やはり資源論であると思うのです。ところがこの資源論において、日ソ両国は全く相対立する立場に立っておるわけであります。しかりとするなら……

第31回国会 外務委員会 第17号(1959/04/01、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私はきょうは政府に対する質疑は行いません。議事進行に関連して、かつてわれわれの理事会において問題になったことでありまするが、他の同僚委員からも真相を明らかにしてくれということでありまするから、この際私はあえて委員長、それからまた社会党の委員の方もおられたら御見解も承わりたいと思うのであります。  実は先刻来問題になっておりまする社会党の淺沼団長以下の訪中使節団長の北京において行なった言動に関しまして、この言動はまことに日本の存立に関する重大な問題であり、単に社会党と中国共産党との間の友好関係を規律したものばかりではなくして(「共産党ではないよ」と呼ぶ者あり)中国の政府である……

第31回国会 外務委員会 第18号(1959/04/27、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 しばらく自然休会に入っておりましたので、その後の事情の変化等に関連して二、三承わっておきたいと思いますが、いよいよ日ソ漁業交渉も最終段階に入ってきたようであります。藤山外務大臣もしばしばソ連当局とも会談されて、日本の主張を強く主張されたようであります。私がまず第一に伺っておきたいことは日本といたしましては、ソ連側のいわゆる外交的かけ引きの手に乗ぜられて、規制措置の点について日本が大幅な譲歩をする、こういうことになったのでは、将来にまた非常な禍根を残し、それをまた突破口としてソ連当局が理不尽な要求をしてくるというようなことも予想されるわけでありますから、私はこの規制措置につい……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 外務委員会 第4号(1959/09/01、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は、社会党の立場とは基本的に考え方を異にいたしております。従って、岸総理の海外訪問一ヵ月間の成果は、ただいまの報告を承わっただけでも実に十分なものがあったと私は考えております。さような立場から、私は少し社会党と違った立場から、岸総理の所信を外遊とも関連せしめて承わりたいと思うのであります。  社会党の今のお話によりますと、フルシチョフとアイゼンハワーとの相互訪問の交換ということによって、一度に世界の雪解けが訪れようとしておるのだというふうな前提に立って、いわば非常に甘い国際情勢の認識の上に立って、日本の進むべき外交路線を決定しようというようなお考えのようであります。しかし……

第32回国会 議院運営委員会 第7号(1959/07/03、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 内閣から要求の通り、委員会の審査を省略して、直ちに本会議に上程するようにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 本日の本会議におきまして、全部これを議決されるようお願いします。
【次の発言】 一時三十分予鈴、四十分開会。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第2号(1959/11/05、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 先刻来、同僚床次委員の質疑を通じまして、ベトナム賠償の問題点というものが解明されたわけであります。私はもとよりこの賠償に賛成の立場に立つ者であります。ただこの賠償の問題に関します限りは、国民の貴重な税金にもつながつた問題でありますから、問題点や疑問の点、誤解の点、これを残したままではいけないと考えます。そういう意味におきまして、少しく基本的なことを承っておきたいと思うのであります。  まず第一に、私は賠償ということの本質を考えてみますと、申すまでもなくサンフランシスコ平和条約の第十四条によるものでございまするが、第十四条の規定を見ますと、日本は賠償を支払う義務がある。しかし……

第33回国会 外務委員会 第3号(1959/11/07、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 ベトナム賠償につきましては、先般外務大臣から提案理由の御説明は承ったわけでありますが、従来外務委員会の慣例として、かような重要案件につきましては非常に難解な外国語を御説明願うことになっているわけでありますが、一つ本日も慣例に従いまして一応逐条説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま逐条的に御説明を願ったわけでありますが、この説明を承っておりますと、三千九百万ドルについて、水力発電所の建設と、機械工業センターの設備と、第三番目に、両国間で合意されるその他の生産物及び役務の供与、この三つが賠償の内容になっておるわけであります。三千九百万ドルというものの内訳は、……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/11/21、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は、ただいま六人の参考人の御意見を拝聴いたしまして、そのうち横山正幸さん、福永英二さん、横田喜三郎さん、この三人の参考人の御意見には私たちも全く同感でございます。ただ、中川武保さん、グエン・リン・ニエップさん、平野義太郎さん、この三人の参考人の方々の御意見とは、私は見解を異にいたしておりますから、従って、私と見解を異にした後者の三人のお方についてのみ御質問を申し上げたい考えます。  私は、時間の割当も非常に短いので簡単に要点だけを申し上げます。非常に失礼なようでありますが、私は、民主政治のもとにおいて、その方がいかなる政党を支持なさるかとか、あるいはどういう政党に所属する……

第33回国会 議院運営委員会 第8号(1959/11/26、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 ただいま社会党から提出されましたヴィエトナム賠償協定批准延期に関する決議案を拝見いたしましたところ、私は、この決議案につきましては、さほど先決を要するものではなかろうかと考えます。つきまして、いろいろこの御提案に対して私の見解も申し上げたいのでありますが、深くこの内容について議論をしようとは考えません。第一、提出なさった決議案の中にも、文章の間違いか、しからずんば法律上の手続の件についての誤認がありはせぬかと考えます。それは一番最後の項目に書いてありまする、「本院は、政府が、右の具体的方式を提案するまで、ヴィエトナム共和国との賠償協定の承認を延期する。」と書いてありますが、……

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/28、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は、議長並びに副議長に、昨日のこの不祥事態に関して、いささかお聞きいたしたいことがございます。申すまでもないことですが、全く憲政史上かつてない空前の不祥事態であって、これはわが国の議会制度の根底をくつがえす重大な局面でございます。しかも、こういう事態の起こるべきことは、あらかじめ予想されておったことでございます。従って、万一の場合に、このデモ隊の国会乱入を阻止するための十分な措置を講じておかなければならないのは、あたりまえのことであります。ところが、あの周辺に押寄せて、今にも国会内に乱入しようというときに、議長は、当然あらかじめこのことを予想して、国家警察等に連絡して、こ……

第33回国会 議院運営委員会 第12号(1959/12/10、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 先刻から社会党側の会期延長反対の御主張を承っておりますと、どうも反対をするという積極的な理由に乏しいように思われます。ただ一つ、会期延長に反対されます理由として、先般の警職法の善後措置として四者の間で申し合わせを行なつた、その申し合わせを忠実に守るということだけだと思うのであります。もし、その四者会談の申し合わせを忠実に守るという御主張ならば、四者会談におきましては、会期延長に関する件については何ら申し合わせておりません。おそらくは柳田さんのおっしゃるのは、四者会談で申し合わせたことを守れという意味であろうと考えます。もとよりこの五十日間の会期を決定するにあたって、申し合わ……

第33回国会 議院運営委員会 第13号(1959/12/11、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は、自由民主党の立場をこの際明らかにいたしたいと考えます。もとより、国会の運営というものが円満な話し合いと妥協によって解決することを、われわれは心から念願いたしております。さような立場から、一たん五十日間を当初において決定したわけでありますから、五十日以内においてすべての議案が議了することを念願して参ったわけでありますが、不幸にして、野党諸君の引き延ばしのために議事が非常に停滞をいたしまして、今日ベトナムの賠償問題も、御承知のように、参議院において目下審議の継続中でございます。われわれ今日二院制度をとっております立場から申しますと、ベトナム賠償の審議にあたりましての審議日……

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/23、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 野党諸君の御意見もありますけれども、先ほどの地方行政委員会も、承るところ、正式の委員会でもございませんし、また正式な理事会を開いたわけでもありません。また、本人の濱地文平委員長自身が言っているように、決してこれは委員会のきまった意見ではない。自分の個人的見解を述べたにすぎないと言っておられる。かりにそれが委員長の御意見であったといたしましても、従来の慣例からいたしましても、どの委員会に付託するかということは、当議院運営委員会の自主的決定に待つべき事柄でありまして、他の委員会からかりに反対意見等がありましても、その決定は一に当委員会にゆだねられた権限であると思いますし、私は、……

第33回国会 議院運営委員会 第19号(1959/12/24、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)議員 ただいま、われわれの議会政治の多年の長老であります椎熊さん、特に議院運営についての豊富なる御経験をお持ちになっている椎熊さんから、国を思う余り、切々たる御意見の開陳がございました。私もえりを正して拝聴いたした次第であります。  御質問は、もしもこの前の乱入事件のような場合において、国会議員が堂々と、陳情に名をかりて多数に先がけて入ってくるというような場合においては、はたしてこの法律によって取り締まることができるかどうか、こういう御質問のように考えます。お手元に配付いたしておりまする法律案の第七条をごらんいただきたいと存じまするが、この第七条におきまして、国会議事堂周辺道路に……

第33回国会 議院運営委員会 第20号(1959/12/26、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 私は、議長に対して、一つ重大なことについて、伺っておきたいと思います。伝え聞くところによりますと、本日の午後のことでありますが、社会党の当委員会の理事でありまする柳田秀一君から議長のところへ電話がかかってきて、社会党から提出しておるところの加藤議長の不信任案をぜひとも優先的に上程するように取り計らうべし、もしそれが実現しない場合においては、おそらく流血の惨事を見るから、そのことを覚悟してほしいといってきたということを承りました。まず、そのことの事実であるかどうかということを承りたいと同時に、もしそれが事実であるとすれば、これは議長に対する脅迫でもあります。同時に、議会政治を……

第33回国会 議院運営委員会 第21号(1959/12/27、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 委員長は、先ほど委員長みずからが言われましたように、こういう問題について、あまり自分が進んで自主的に決定するということでなくして、この中でみなで相談をして決定するというような方式をとっております。従って、われわれ多数を持った与党がどういう見解をもって一事不再議の原則を適用して、昨日の本会議に議長不信任案を上程しなかったかということをお聞き願うことは、必要なことではなかろうかと思います。先刻来承っておりますと、事務当局のこの問題に対する見解が間違ってはいないかといって非常に難詰をされておりますが、事務当局のお話を承っておりますと、事務当局は決してこの問題についてどうすることが……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会 第5号(1960/02/02、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 ただいまの委員信の御説明の中に原則論が述べてありましたから、それで十分だとは思いますが、重ねて確認する意味において、大委員会において御確認を願いたいと甲います。  それは、国務大臣の施政演説に対する質疑は、当然、与野党を問わず第一党、特に与党が第一陣を承ることが、私は最も常道であると考えます。その原則はくずれていないという意味のうとがここにうたわれておりますけれども、今回に限って、国会運営上そういう措置をとられたのであって、決して今後の国務大臣の演説に対する質疑を野党が優先する意味でないということを御確認を願っておきたいと思います。

第34回国会 議院運営委員会 第7号(1960/02/09、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 池田さんの一方的な御意見だけだったら私も黙って拝聴しようと思ったのですけれども、記録にとどめておいて、今後、池田さんの主張する原則に従ってやれというお話でありますから、私は池田さんの御主張に賛成することはできませんので、この際、これまた、私たちの基本的な態度を明確にしておきたいと思います。  まず、私たちは、ただいまの池田さんの御主張に、二つの原則から反対いたしたいと思います。一つは、今日、与党と政府が一心同体であるから、従って、与党が政府に向かって質問することはおかしいじゃないか、それは八百長ではないか、こういうお説のようであります。もし、さようなお考え方を敷衍していきま……

第34回国会 議院運営委員会 第11号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 研究してから結論を出してくれという問題でございますから、その通りいたしましょうということです。

第34回国会 議院運営委員会 第18号(1960/03/29、28期、自由民主党)

○佐々木盛委員 いわゆるデモ規制法案、正しくは、国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案というのでありますが、すでに参議院を通過いたしまして、衆議院の方に送付されて参っておるわけであります。あれは一、十一日だと思いますが、衆議院に送付されておる。すでに一週間以上、きょうで九日目くらいになっております。一刻もすみやかにこれを上程して、当委員会において、とりあえず、提案理由の説明だけはわれわれも早く聞く必要があると思います。委員長においては、そのように早くできるようにお取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 私たち自民党側の理事会における了解と、今柳田君の表現されたこととはだいぶ違……

第34回国会 議院運営委員会 第23号(1960/04/13、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)議員 ただいま議題となりました、国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案につきまして、私は、提案者を代表いたしまして、提案趣旨について説明を行なわんとするものであります。  昨年十一月二十七日に、日米安全保障条約改定交渉の打ち切りを要求する集団示威運動が行なわれた際に、集団陳情に名をかりた一万数千名のデモ隊が国会構内に乱入した、わが国憲政空前の不祥事件の発生を契機として、再びかくのごとき不祥事件の発生を繰り返さないために、加藤前衆議院議長は、さきに議院運営委員会理事会において、おおむね本案同様の試案を提示されたのであります。  私たちといたしましては、立憲政治擁護のために……

第34回国会 議院運営委員会 第26号(1960/04/20、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)議員 私は別に憲法学者でもございませんし、各国のものをつぶさに調べておるわけではございませんが、今あなたのおっしゃいましたような点につきましては、あらかじめ承知をいたしております。
【次の発言】 まず大前提として、基本的人権はいかなるものによっても侵害されることのないものであるという前提については、私はこれを肯定いたしております。そういう立場から申し上げるわけでありますが、しかしながら、今御指摘の点のみならず、基本的人権が何人によっても侵害せられない、文字通り基本的なものであるというだけの理由によって、他人の権利を侵害してもかまわぬというものではなかろうと思います。大体、国民の権……

第34回国会 議院運営委員会 第27号(1960/04/26、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 ただいまの小委員長の報告中、地下鉄の出入口を閉鎖することを本院として指示することが不当であるかのごとき表現がございました。また、そのことが法律上疑義があるやに報告されたわけでありまするが、私は、法律的にも、また実際問題としても、本院がさような指示をすることは何ら差しつかえないという見解を持っておるわけであります。まず、しからば何ゆえに本院が出入口の閉鎖について指示をすることが妥当を欠くかという点、並びに、法的義疑があるというならば、いかなる法的疑義があるかということを具体的に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 またこの問題について私たちの意見を述べる機会があ……

第34回国会 議院運営委員会 第28号(1960/04/27、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)議員 第四条第一項、並びに、それを受けた第五条第一項は、いずれも東京都公安委員会を対象としたものでございます。
【次の発言】 御指摘の点は、第四条に関することだと思いますが、なるほど、御指摘のように、東京都公安委員会がすでに許可した、あるいは許可をしなかった屋外集会、集団行進等について、両院の議長に対する報告の義務規定はございません。しかしながら、かりにこの法律が成立をいたしました暁におきましては、おそらく東京都の公安委員会、また、第四条の二項や、それを受けた第五条の二項についての警視総監との間には、緊密な連絡が行なわれるものと思いますし、現在、本法の制定を見ない今の段階におきま……

第34回国会 議院運営委員会 第29号(1960/05/06、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)議員 そういうものではございません。
【次の発言】 先刻来事務総長が説明をいたしておりますように、議長の警察権は議院内部に限られておるわけでありまして、しからば、院内と院外とがどこで区画されておるかという問題でありますが、これは御指摘のように、法規上、院の内外を具体的に明確にしたところはないと思います。ただ、従来の慣行上と申しますか、議院運営委員会の議事録等におきまして一は、すでに院内外の画定は明確になっておると承知いたしております。私はここに、院内部と院外部との関係を速記録より抜粋いたしたものを持っておりますが、それにおきましても、第五国会におきまして、議院運営委員会で大池事務……

第34回国会 議院運営委員会 第32号(1960/05/27、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)委員 ただいま中村副議長に面会いたしまして、ただいま議院運営委員会を開催しようとしておるので、副議長としてぜひとも御出席を願いたい旨を伝えました。私たちは、今度の災害の緊急性にかんがみ、国民の負託にこたえるために、ぜひとも本会議を本日開きたいということで、このことについては、副議長は清瀬議長からもすでにお聞き及びのところだと思う、従って、ぜひとも出席してほしいということを申し上げました。それに対して、副議長としては、あらかじめ、そういう場合に誤解があってはならないからということで、文書に書いたものをお持ちになっておりまして、それを示されました。ここでそれを読み上げます。    会……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1958/07/02、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)小委員 私は、国立国会図書館に無知識で、妙な質問ですけれども、貸し出しの閲覧者の統計を見ますと、中央館というのがある。これは赤坂の離宮のあそこが中央館でしょう。
【次の発言】 それから、行政・司法各部門支部の図書館というのは、どこのことでございますか。
【次の発言】 機構としては中央館が一番大きいのでしょう。
【次の発言】 利用者というものは、割合少いですね。
【次の発言】 中央館の方の閲覧者といいますか、利用者は、大体どういう階層の方が多いのですか。
【次の発言】 この中央館の方も、一般に向って公開されるということは、一般大衆はみなよく知っておりますか。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○佐々木政府委員 きのうも松本先生から御質問がございまして、御説明申し上げたのでございますが、私どもの考えといたしましては、対英と対米の関係と申しますか、その発展段階において若干の相違がございますけれども、まず対英関係から見ますと、英国ではごく最近六十五万キロの実用発電炉を設計完了いたしまして、建設に乗り出すようになりました。その結果、大体三百万キロの発電を現実に建設にかかりつつあるし、またかかろうとしておるわけでございます。三百万キロと申しますと、日本の発電は千二百万キロでございますから、日本の全発電量の約四分の一というものを、はや原子力発電でもって建設しつつあるというこの事実は、とりもなお……

第30回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第3号(1958/10/21、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)小委員 この前に金森館長がお見えになって、その際に、われわれはいろいろ疑惑の点を承わっておるのを聞いておったのですが、金森さんはああいう人格者だから、おそらく全部おまかせになって、何も知られなかった。その結果、ああいうしどろもどろの答弁をされておるのだろうというふうに、私は善意に解釈して、むしろ金森さんの立場に同情をささげておったら、本日あなたがお見えになって、お説を聞きますと、金森さんも含めて一緒になって、少くとも私たちをごまかそうという計画的な詐術を弄しておったということが、今明らかになってきたわけです。一体、そういう私文書の偽造までして計画的にごまかそう、あるいは詐術を弄し……

第30回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第4号(1958/10/29、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)小委員 ただいま委員長のお読み上げになりました人事刷新の項目に関して、一言私は補足して委員としての意見を述べたいと思います。  ややともすると、こういう人事の刷新におきましては、結局、悪いことをした者がそのまま居すわってしまって、不正でなかった人間が首になるといったようなことが往々にしてある。従って、今度の人事の刷新に当りましては、この図書館小委員会におきまして、各種の疑惑の対象となった者、及びその当時その責任の地位にあった者、あるいは国会職員として好ましくない行為を行なったと見られる者、こういう人々は、何らかの形において適当な責任をとるという措置をとられんことを、特に付加してお……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第5号(1959/03/31、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)小委員 私も今の意見に同感ですが、昨年の十月に国会図書館の運営小委員から申し出た、この五項目の中の一番重要なことは、今言う人事の問題なんです。これが私たちの決議の最重要点であったわけです。今の副館長のお話を承わっておると、副館長はまだ着任早々だから、一、二カ月の余裕をもらって、その上ですっきりした人事をやって一切の刷新を行いたい、こういう御所信ですが、そうすると、ことによると、今のままでは事務当局の人事の刷新は副館長がおやりになるかもしれませんけれども、肝心の館長の人事というものがその後に持ち越される危険性もあるわけなんです。われわれが申し出た第一項の「人事の全面的刷新をはかる」……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1960/04/05、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)小委員 私、考え方は、池田委員も下平委員も委員長も同じ考え方に立っておると思うのです。それから、あなたは、今までの人事をわれわれが了承したとおっしゃるけれども、とんでもない話だ。私たちは、速記録をごらんになっても、あなたが、昨年の十一月の六日の委員会において、人事について少し異動があったことについて報告されてはおりますが、それに対してみな非常に不満の意を表明しております。満足して了承したわけではないのですよ。  さかのぼって承っておきますが、三十三年十月二十九日に当委員会が開かれて、それは国会図書館の不祥事件の跡始末のために開かれた委員会ですが、その席において、当委員会としては、……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1960/07/21、28期、自由民主党)

○佐々木(盛)小委員 この際、副館長に二、三の点について承っておきたいのですが、例の春秋会事件の善後措置として当委員会において、人事に関するいわば粛正の問題を申し合わせをいたしましてあなたの方に通達をいたしたのであります。そこでこの際、当委員会において具体的にいろいろ追究されました問題に関連をしてその後の経過を承りたいと思うのでありますが、例の国有財産の無償使用の件であるとか、それから国庫収入の、俗に言えばピンはねであるとか、隠し金に関する件であるとか、国会職員法違反、財団設立文書の偽造等に関連した人々に対する措置というものはその後どうなっているか。今あなたの方から提示されました退職者の一覧表……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

佐々木盛雄[衆]在籍期 : 23期-24期-26期-|28期|
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