このページでは安平鹿一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○安平鹿一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理大臣の施政演説に対して、特に労働問題並びに基地の問題に対しまして、やや具体的にお尋ねしたいと存じます。(拍手) まず私は労働行政に対してお尋ね申しまするが、さきの総理大臣の演説の中で、わが国の物価のコスト高が国際市場への進出に一大支障なるにかんがみまして、基礎産業の合理化を極力推進し、コスト引下げによる国際競争力の培養をはかる所存であるとのことでありました。今日、日本の物価のコスト高は、吉田内閣自身の片面講和に基く向米一辺倒の特需経済依存のための原料高がその主たる原因であることを知らなければならないのであります。(拍手)だからこそ、今日朝……
○安平委員 中井さんの質問にちよつと関連して大臣にお尋ねしておきますが、国内産業道路の方がいろいろな産業発展のためにも必要であるということを中井君が説いて、それに賛成されて、いわゆる東京・神戸間の弾丸道路については財政上考慮する必要がある、こういうお答えのように聞いておりまするし、局長もまた、今、東京・神戸間の高速度道路には関係がない。今御殿場と東京間のは、これは見返資金の関係でやつているから関係がない、こういうふうなお答えのように聞きましたが、それに違いありませんか。
【次の発言】 ああ、そうですか、大臣の方も……。財政的困難で考慮の余地があるということには間違いありませんか。
○安平委員 先ほど次官の説明によりますと、現在建設関係で支出を予定されておるのは六億円である、しかもその必要経費は必要に応じてどんどん出して行きたい、こういうふうに言われておりましたけれども、これはさしあたつて九州地方だけですか。私が愛媛県だから言うわけでないのですが、九州以外の愛媛、広島等でも、前の麦の場合じやなくて、あとの今度の九州と同時の水害が非常に大きいという報告を受けているのですけれども、その方へはその六億円のうちからどのくらいまわす予定になつておりますか。九州だけで六億円なのか。
【次の発言】 ここに付録になつておる表で見ても、愛媛県は相当多いのです。これは決して自分のところだけ言……
○安平委員 これは直接収用法の一部を改正する法律案に関係はないのですが、この際次官にお尋ねしておきたいと思います。 これは元来合衆国の軍用施設問題ですから、調達庁関係だと思いますけれども、事道路の問題ですから、関係があるかどうか、お聞きしておきたいのです。佐渡郡の新穂村というところでございますが、そこで合衆国の佐渡ケ島の無線電信局をつくるために、必要に基いて道路をつくつておる。ところが、村長さんも村議会の議長も全然知らぬというのです。そうして最近五月の十二日になつてわかつて、あわてて行つて見たところが、もうすでにその道路は完結に近づいておる。それで、すぐに特別調達庁長官及び仙台調達局長、これ……
○安平委員 ちよつと、この問題直接じやありませんが、前の委員会で、建設省の南次官に要求しておきましたが、南次官から調達庁の方に調査方を依頼しておるはずでありますけれども、御承知ですか、佐度郡新穂村の問題です。あれは至急文書によつて回答していただきたいと思います。至急にお願いします。
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