村瀬宣親 衆議院議員
26期国会発言一覧

村瀬宣親[衆]在籍期 : 23期-24期-|26期|-28期
村瀬宣親[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは村瀬宣親衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
村瀬宣親[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-|26期|-28期

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委員会発言一覧(衆議院26期)

村瀬宣親[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-|26期|-28期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 建設委員会 第1号(1953/05/27、26期、改進党)

○村瀬委員 理事はその数を七名とし、選挙の手続を省略して委員長において指名せられんことを望みます。

第16回国会 建設委員会 第3号(1953/06/19、26期、改進党)

○村瀬委員 今度の災害は、例年になく早く襲つて参つたわけでありますが、まず建設大臣にお伺いをいたしたいと思いますことは、従来、災害に対しましては、発生年度に三割、次年度に五割、三年目に二割という三、五、二の一応の原則で、三年間には必ずこれが復旧を完成するという御方針を一応お立てになつたと思いますが、新大臣はあくまでもこれを実施なさる確信を持つておられるかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 戸塚大臣の御決心のほどを承りまして、非常に安心をいたしました。その志には双手をあげて賛成をいたしておくものでありますが、しかし吉田内閣ができました昭和二十三年の当時は、過年度災害は二百七十一億であつたと……

第16回国会 建設委員会 第4号(1953/06/23、26期、改進党)

○村瀬委員 私も瀬戸山委員のお話になりました通り、提案者の一人になつておるのでありますから、この法律自体についてはあまり質問をするのもどうかと思いますので、主としてこの法律案ができ上つた後にどのように運用されるかということについて建設大臣に伺いたいのでありますが、代理として政務次官がお見えになつておりますから、政務次官からはつきりと御答弁を承つておきたいと思うのであまりす。  ただ一、二提案者に伺つておきたいと思いますことは、道路整備五箇年計画を立てることになつておりますが、五箇年で日本の現在の道路がはたしてわれわれの期待するところまでよくなるかどうかという問題であります。従つてこの五箇年計画……

第16回国会 建設委員会 第6号(1953/06/30、26期、改進党)

○村瀬委員 この法案はむしろおそきに失したくらいでありまして、最も機宜に適したものと思うのでありますが、この法案運用の場合に疑義を残さないために二、三質問をいたしておきたいのであります。  ただいまの提案理由の御説明にありましたが、この方法によりますと、木造と大差ない価格で不燃防寒住宅をつくることができるという御説明でありましたが、大体数字の上でどのようになるでございましようか、それからまず伺つておきたいと思います。
【次の発言】 きわめて合理的な正しい数字を拝承いたしまして、非常に安心をいたしました。  そこでなお承つておきたいと思いますのは、今まで北海道には住宅金融公庫によつてどのくらい建……

第16回国会 建設委員会 第7号(1953/07/01、26期、改進党)

○村瀬委員 条文について二、三お伺いをしてみたいと思います。  第六条に、地方公共団体は「資金上及び技術上の援助を与えることができる」とありますが、「技術上」はわかるにいたしましても「資金上」というのは、何を期待なさつておるのでありますか。二十億のほかに何かを期待するために、こういうふうにお書きになつたのでしようか。
【次の発言】 しかし、それは地方公共団体は公共団体でやることでありますので、産業労働者住宅の資金融通法というもので何も束縛もできねば、また人のやることを、そうかれこれ言うこともないはずでありますが、特にこういう第六条を設けられた理由は、何かはかにあつたのでありましようか。また今の……

第16回国会 建設委員会 第8号(1953/07/03、26期、改進党)

○村瀬委員 まず修正案を申し上げます。   産業労働者住宅資金融通法案に対する修正案   産業労働者住宅資金融通法案の一部を次のように修正する。   第九条第一項の表を次のように改める。  本修正案の趣旨を簡単に申し上げます。  原案第九条におきましては、貸付の条件が、貸付金の限度、利率、償還期間、ともに金融公庫の一般貸付の場合に比べて、相当きびしくなつております。これは一面民間資金導入あるいは資金の能率的回転等のための措置ではありますが、委員会における審査の経過にかんがみましても、貸付割合の過小は、中小企業者の利用を困難ならしめ、償還期間の縮減は、償還金を多額にし、ひいては家賃を高めるごとき……

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/28、26期、改進党)

○村瀬委員 こういう問題が起りましたので、簡単に河川局長にお尋ねしておきたいと思うのです。ただいま稻浦次官から、大きな一つのからの貯水池をつくる構想を述べられましたが、これは高知に野中兼山という大儒学者がありまして、兼山のあほうぼりというのがあるのであります。村人はそれを知らないで、これをつぶしてしまつたところが、雨が降つて大水害が起つたという、野中兼山の非常に着眼点のよかつたことに通ずるところでありまして、私は稻浦次官に敬意を表するものでありますが、同時に、今回の和歌山水害等を実際に見てみまして、日本の国力、あるいは技術の力、地勢から考えて、この水害を皆無にするということは、自然に対してとう……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/10、26期、改進党)

○村瀬委員 まず私は在外資産の処理方針について緒方副総理の所信をただしたいと思うのでございます。在外資産の問題につきましては、平和条約承認審議の際に、第十二国会で活発な論議が展開されたのでありますが、独立後においては、第四次、第五次の吉田内閣は、この問題に対し何らの誠意も方針も示されておりません。占領治下にあつた六年間はやむを得なかつたといたしましても、独立して一年半を経過した今日、かかる日本歴史の重大課題を放任して、いつまでも引揚者に戦争犠牲を強要しておるような道義的、政治責任はきわめて重大であると存ずるのであります。事在外資産に関しては吉田総理からその取扱いをまかされておると、みずから言明……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/11/04、26期、改進党)

○村瀬委員 私は、七月の十日でありましたが、第十六特別国会におきまして、予算委員会で在外資産の処理と補償問題につき緒方副総理、小笠原、岡崎両大臣に対して政府の方針をただしたのでありますが、当時は何一つ明確な御答弁は得られず、緒方さんも小笠原さんも、今までは何もしていなかつた、これからは必ずやるから政府を信用してもらいたいと、力をこめて言つておつたのでありまするが、その後政府はどのような処置をしたかということにつきましては緒方副総理から直接お聞きしたいのでありますが、きようは大臣がお見えになりませんから、事務的な点のみについて、箇条ごとにお尋ねをいたします。  当時大蔵大臣は、引揚者が上陸港にお……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/11/06、26期、改進党)

○村瀬委員 第十六国会におきまして、七月十日の予算委員会で、私は小笠原大蔵大臣に在外資産補償の御方針についてお尋ねをいたしたのでありましたが、そのときに緒方副総理と小笠原大蔵大臣とは、在外資産調査の機関、たとえば審議会あるいは調査会を早急に新たに発足してこれが調査に当らせるという言明をなさつたのでありますが、その後これら審議機関はどのようになつておるのでありましようか。
【次の発言】 十一月中旬に発足なさるように手続をなさつておるようでありますが、われわれは、法律に基いた強力な審議会を必要とすると存ずるのでありまするが、国会の承認を経てそういう機関がおつくりになる意思はないでありましようか。も……

第17回国会 建設委員会 第1号(1953/10/30、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵省はお見えになつておりますか。
【次の発言】 今度の国会は救農、災害復旧をほとんど全部の使命として開かれておるのでありまして、建設委員会で審議を進めねばならない点も非常に多かつたと思うのでありますが、今まで委員長の海外御出張等があつて、農林委員会等に比して審議の時間も少かつた関係もありますので、私は根本的に現在の日本の災害対策について当局の御意見をただしてみたいと思うのであります。特に大蔵省と建設省と御一緒にお聞きする方が焦点を明らかにすると思いますので、それを希望するのでありますが、やがて大蔵省の関係の方もお見えになるそうでありますから、それまでにただいまの御説明についての簡……

第17回国会 建設委員会 第2号(1953/10/31、26期、改進党)

○村瀬委員 本日は大蔵大臣が御出席になるという御決定がありましたので、昨日の質問を打切つてお待ちしておつたのでありますが、遂にお見えにならないことになりましたことは、はなはだ遺憾でありまするが、建設大臣がお見えでありますから、建設大臣にお尋ねをいたします。時間がないようでありますから、要点だけを申し上げまして、数字を明らかにしたいと思います。  政府の方では、これは大蔵省でありましようが、今度の基礎になる国庫負担の金額を一応千五百六十五億円と査定をされたようであります。それには閣僚として建設大臣もこの千五百六十五億円をお認めになつたものと思うのでありますが、この千五百六十五億円は、建設省関係が……

第17回国会 建設委員会 第3号(1953/11/02、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵大臣がお見えになるまで、資料的な問題についてお尋ねをいたしておきます。前二回の委員会でたびたび問題になり、また本会議でも問題になつたのでありますが、主計局長は当委員会へは初めてお見えであるようでありますから、なるべく重複は避けますけれども、基本的な数字だけはもう一度お尋ねをいたしておきたいと思います。  今回の補正予算提出の基礎となりました災害に対する国庫負担総額を千五百六十五億円と御発表になつたのでありますが、この千五百六十五億円は、建設省関係、農林省関係、運輸省関係にわけて幾らになりますか。
【次の発言】 この数字は十月五日現在の報告を基礎としたと大蔵大臣はお答えになつてお……

第17回国会 建設委員会 第4号(1953/11/04、26期、改進党)

○村瀬委員 承知いたしました。  建設委員会は、今度の国会がその主題が災害並びに冷害にありますので、大蔵大臣の御答弁を求めたいことがたくさんあります関係から、すでに数日にわたつて、例のない午前九時から開会をいたしまして、大臣の御出席をお待ちしたのでありますが、二回ともおいでがなかつたのであります。きよう予算が通過した翌日でありまするが、おいでがありましたので、私は罹災民が最も明らかにしてもらいたいと思つている点につきまして、今委員長のお話になりました通り簡潔に御質問申し上げたいと思うのでございます。  前もつて一言お断りをいたし、またお願いもいたしたいと思いますことは、予算が通つた後で、六菖十……

第17回国会 建設委員会 第6号(1953/11/09、26期、改進党)

○村瀬委員 次会でけつこうでありますが、きようすぐわかることだけ簡単に伺つておきます。私はこれを初めて拝見したのでありますが、昭和二十六年十二月十三日に会社を設立したのでありますが、そのときは建設大臣はだれであつたか、道路局長はだれであつたか、ちよつと記憶にないので、今伺います。  それから、一体この認可はどこが起案者であつたのでありますか。運輸省でありますか、建設省でありますか。都が認可して、こちらはどういう手続で認可されましたか、それはきようわかると思います。  それから取締役を見ますと岩沢忠恭、監査役には青木一男という方がおられるので、自由党の方はよく御存じで、われわれだけ知らなかつたの……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 建設委員会 第1号(1953/12/04、26期、改進党)

○村瀬委員 大臣にお尋ねしたいのでありますが、前回の臨時国会におきまして、例のないことを予算措置に付随してとつたわけであります。すなわち予算は災害復旧三百億でありましたが、今までかつてないそれに附加すること百五十七億円は、必要ならば予算と同様に、その資金をやはり預金部運用部資金、またはその他から政府が責任をもつてありせんをしよう、従つて災害府県は予算三百億プラス百五十七億をもつて仕事をしてよいということに相なつたのであります。問題は、私はその百五十七億が、今どういうふうに見込みが立つておるかという点を何度もお尋ねしたのでありますが、なお心配でありまするから、お尋ねをいたします。と申しますのは、……

第18回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/04、26期、改進党)

○村瀬委員 私は共同募金の保管状況についてお尋ねをいたしたいのであります。その前に二、三補足的な質問をいたします。共同募金年報二十八年版というのがあるのでありますが、この第二十五表と第二十六表にはよりますると、売上げの還元総額が、二十七年度は二億八千七百六十一万二千円、利子が三百五十五万一千円、合計二億九千百十六万三千円となつております。二十八年度は還元総額が二億九千六百三十八万円で、利子が前年度の一割にしか相当しない三十八万九千円、合計二億九千六百七十六万九千円となつておりまするが、二十七年度と二十八年度とで、その利子が前年は三百五十五万一千円、二十八年度はただの三十八万九千円というふうにな……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1953/12/11、26期、日本民主党)

○村瀬委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、山下春江君を委員長に推薦いたしたいと存じます。

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1954/03/06、26期、改進党)

○村瀬委員 在外資産補償の問題はその影響するところきわめて広範囲にわたるのでございまして、戦後処理の重大課題でこれだけが未解決のままに今日に至つたのでありますから、ようやくここに日本銀行券預入令等を廃止する法律案として、氷山の一角のごとく、この問題の処理が頭をもたげて来たということは、一面から申しますならば非常に喜ばしいことでありますけれども、あまりにおそきに失した感を押えることができないのであります。そこで、私は、きよう大蔵大臣にお伺いしたいと思つておつたのでありますが、宮中へ行つておられるそうでありますが、根本方針を伺つてからでないと、最初の隔たりはわずかであつても、在外資産の処理の将来に……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1954/04/03、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵大臣がお疲れで御出席がないようでありまするから、私は、在外資産の処理並びに補償の問題に対する政府の基本方針は来週大蔵大臣または緒方副総理の御出席のときにあらためてただしたいと存ずるのでありまするが、ただ、以下詳細な細部にわたつての質問をいたしまする関係上、簡単に政務次官にお尋ねをしておくのであります。  現政府、吉田内閣は、在外資産の処理にあたりまして、憲法第二十九条第三項との関係をあいまいにしたままでお進めになつておると存ずるのであります。しかし、今回は在外財産問題調査会等の答申に基いていよいよ具体的に、在外財産の一部でありまする送金小切手、預貯金等の支払いの道をお開きになる……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1954/04/16、26期、改進党)

○村瀬委員 昨年の十一月にもこの問題についてお尋ねしたのであります。当時郵政省の方はおらなかつたので、はつきりした答弁を得られなかつたのでありますが、戦時中に満州国、蒙疆等において、日満議定書、日蒙議定書によつて、野戦郵便局の郵便貯金を強制的に満州国、蒙疆の郵政局に切りかえたことがあります。私は四十億円ぐらいと聞いておるのでありますが、何か十億円ぐらいだろうという話もあつたのであります。これに対して、終戦時に満州国では良心的に一億五千万円くらいを日本の郵政省に預託したと聞いております。また一面、満州国郵政局との為替の取組みの関係で二億円ばかり日本の郵政省から向うへ貸しになつておつた、それの支払……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第17号(1954/10/30、26期、改進党)

○村瀬委員 青柳、田中両委員の御説明によりましてすべては尽きておるのでありますが、私は居留民に会つたときの特に印象に残りました点を二、三申し上げて報告にかえたいと存ずるのであります。  十月十七日の夜瀋陽の東北旅行において元奉天の居留民に会つたのであります。また十月二十日の夜はわれわれの宿舎でありました上海の錦江飯店というところで二十二名ばかりの上海の居留民と会つたのですが、一体居留民がどういう生活をしておるかということがまずわれわれの知りたかつたことなのでございます。みんなに会つて聞いてみますと、給与などは中国人と全然差別はつけておりません。力に応じて、技能に応じて中国人と同様の給与を与えら……

第19回国会 決算委員会 第16号(1954/03/12、26期、改進党)

○村瀬委員 昭和二十八年十一月二十日の閣議で、海外引揚者携行証書等返還に必要な経費七千四百万円を決定なさつておるのですが、副総理は在外資産の処理についてその後一向その方針を明らかになされないようであります。たとえば在外資産等の調査会はお設けになられたようでありますが、法律による審議会に直すということをかつて言われたにもかかわらず、まだそれの法案も出て参らぬようであります。この七千四百万余をお使いになつて、これを基礎にして在外資産の処理に進まれる御方針と思うのでありますが、あの審議会の問題、その他在外資産の処理に対するその後の御方針を承りたいのであります。

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/03/17、26期、改進党)

○村瀬委員 私は本題に帰りまして、架空の名義により支出した参議院のことをもう少し聞きたいのですが、九十七万五千二百六十円を架空支出しというものでありまして、ただやめられた会計課長一人でやれるわけには行かないのです。ところでこういうことは、予算外に正しく使えば大して悪いことはないというふうな誤解を招く面が非常に多いのでありまして、かつて寒冷地帯の、あたたかいときでないと工事のできないところでは、冬の予算が使えない関係からいたしまして、人夫賃その他で一応とつておいて、そうして工事自体はかなり良心的にやつておつたが問題になつたという先例もあるわけであります。これは非常によくきわめておきませんと、どう……

第19回国会 決算委員会 第18号(1954/03/19、26期、改進党)

○村瀬委員 ちよつとお尋ねしておきますが、これは二十六年度も二十七年度も通じて過大に評価された方が総計して多くなつている。これは単に偶然でありますか、何か事情がおありでありますか、簡単でよろしゆうございますから会計検査院と両方からお答えを願いたいと思います。  それから、今度は地方交付税でありますか、これか平衡交付金制度にかわるわけでありますが、その場合にこういうことが多少関連がありますか、全然ございませんか。この二点をお伺いいたします。
【次の発言】 つまり平衡交付金制度が始まりましてから――各県別でなくてけつこうですが、過小に評価された方が多かつた年があるでありましようか。いつも過大に評価……

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/03/22、26期、改進党)

○村瀬委員 今問題になつております船舶についてもお尋ねをしなければ、疑いが解けないのでありますが、その前に、今決裁々々というお話がいろいろありましたので、長官に私はお尋ねをいたすのであります。財政法、会計法等に明らかになつておりますけれども、そのほかに、保安庁として特に物品会計について何らかの内規をお定めになつておるかどうか。たとえばあなたが全部判をおつきにはならぬでありましようが、一体それは金額によつておきめになつておるのか。課長決裁あるいは部長決裁とかいうように物品価格によつておきめになつておるか。それからまず承りたい。
【次の発言】 今、隊規はきめてあるということで、随意契約は長官という……

第19回国会 決算委員会 第23号(1954/04/07、26期、改進党)

○村瀬委員 私は二十六年度の八十七ページ、一一二号でございますが、これについて実は会計検査院と関係の方へお尋ねいたしたいと思います。  これは実に小さい金額でありまして、大して問題とするに足らないものではありまするけれども、実はこういうことが一つの抜け道として、至るところに行われておるのではないかという心配がありますので、特に私はこの点をお尋ねをいたしたいのであります。これによりますると、予定価格を五十万円以内として、三回に分割をして、そうして予算決算及び会計令臨時特例第五条第一項第七号の規定を適用して随意契約によつたというのであります。こういうことを盛んにやりまするならば、五百万円でも千万円……

第19回国会 決算委員会 第24号(1954/04/09、26期、改進党)

○村瀬委員 委員長のお言葉もありますので、私は三十分くらいで簡潔にお尋ねをいたしておきたいと思います。先ほど柴田、杉村両委員からもいろいろお尋ねがあつたようでありますし、私は簡単にやりますが、二十六年度の九十六ページに架空の名義により支払つたものが国税庁関係で七件出ております。これは二十六年度全部の批難事項を調べてみましても、架空の支払いをしたものは、農林省で二件と、電気通信省で二件と、四件あるだけであります。国税庁関係だけで七件も出ておるということは非常に遺憾な話であります。しかもそれが食糧費並びに接待費に使われておるということは、これは杉村委員もお話になつたように、非常に納税思想にも影響す……

第19回国会 決算委員会 第28号(1954/05/06、26期、改進党)

○村瀬委員 関連いたしまして二、三点お尋ねいたしますが、今の大蔵政務次官のお答えになりました数字と、ここに会計検査院が出されておりますこちらの数字がちよつと違うようでございます。それはともかくといたしまして、すべて査定は全国公平になされないと、佐藤幹事長が例に出て参ります。と申しますのは、この資料によりますと、耕地一反当りの災害復旧事業費が十四万五千円となつております。そうして村税に対比いたしますと、七億八千四百何万というのは、村税の五百十六万円の百五十二倍ということになるのであります。そういう表がここに出ております。かつて南海大震災がありまして、地盤沈下が四国並びに和歌山地方に顕著に現われた……

第19回国会 決算委員会 第31号(1954/05/19、26期、改進党)

○村瀬委員 農林大臣が非常にお急ぎのようでありますから、私はひとつ簡単に要点だけお伺いしたいのでありますが、会計検査院の昭和二十七年度決算報告書の一四九七「ビルマ米の購入および売渡にあたり処置当を得ないもの」以下、「イラク大麦の購入にあたり処置当を得ないもの」……。
【次の発言】 大臣はいらつしやいますか。
【次の発言】 大臣は来てくれますね。
【次の発言】 ではそのときに大臣に来てもらつてください。

第19回国会 決算委員会 第44号(1954/09/06、26期、改進党)

○村瀬委員 証人にお尋ねいたしますが、昭和二十三年の末に、第二次吉田内閣ができましたときに、吉田総理大臣はみずから法務総裁を兼務いたしまして、検察首脳をお集めになつて訓辞をなさつております。その要点は検察陣の健在は一内閣の運命よりも重大であるという御趣旨を述べられたのでありまするが、証人はその席においでになりましたかどうか。  それから今回この造船汚職の問題が発展をいたしますについて、証人並びに田中次席検事は大磯または目黒の官邸に呼ばれたことがありまするかどうか、伺いたいのであります。
【次の発言】 証人がわからなかつたようでありますから申しますが、造船汚職の問題が発展をいたしまして、相当急迫……

第19回国会 決算委員会 第49号(1954/09/16、26期、改進党)

○村瀬委員 私は法務大臣に二点だけ簡単に伺つておきたい。先ほどからの同僚委員の質問に対しまして、将来の本件審議の上に重大な御答弁を法務大臣がなさつたと思いますので、この点をはつきり確かめておきたいのでございますが、先ほど小原法務大臣は同僚委員の質問に対しまして、この造船疑獄事件が終末に近づきましたときに――終末いたしましたときに、佐藤検事総長談を発表になつたのでありますが、それに対しまして馬場検事正は、この談話を発表するについては佐藤検事総長は法務大臣の了解を得たはずだと言つたのでありますが、あなたは今そういう事実がないとはつきりおつしやつたのでありますが、いま一度確かめておきます。

第19回国会 決算委員会 第56号(1954/11/16、26期、改進党)

○村瀬委員 先ほど同僚河野委員の証人に対するお尋ねに対しまして、八月十日の吉田総裁の部長会議における一言一句を気をつけて聞いたが愕然とし憤懣やる方なかつたという証言でございました。それはその通りであろうと察するのであります。ところがこの吉田総裁の支部長会議における発言が、いかにまじめな日本の検察陣営全体を侮辱した感を与、その権威を失墜させたかということは、これは国民も非常に憤懣やる方なかつたのであります。私はこれと同様くらいに検察陣の一つの威信を疑わしめるものがこの委員会において証言なさつておる点にあると思いますので、それについてこの造船疑獄事件の主任検事であられた河井証人にひとつ率直にお尋ね……

第19回国会 建設委員会 第1号(1953/12/11、26期、改進党)

○村瀬委員 なるべく重複を避けまして、簡単にお尋ねをしたいのでありますが、しかしやはり順序として、あるいは一、二重複するかもしれません。  先ほど山下委員からもお話があつたようでありますが、まず公有水面、特に川の上にかような工作物をつくるという先例をお開きになつたわけでありますが、かような条件で申請がありますならば、東京都内の公有水面は許可をするという御方針をおきめになつたのでありますから、他の所にも影響のあることでありますし、また首都建設委員会等もいろいろ意見があると思うのでありますが、その御方針は、全般的に一応そういう例をお開きになつたと解釈していいのでありますか。

第19回国会 建設委員会 第3号(1954/01/27、26期、改進党)

○村瀬委員 先ほど田中委員が、重要な問題点にぱつぱつと火をつけて行かれたようでありますが、一向要領を得られないようです。そこで、いま少しはつきりできる範囲のことを伺つておきたいのであります。まず、災害復旧事業費の金額の比率について、おわかりと思いますから伺います。われわれけさまでまだ予算書をボックスにいただいていなかつたので、わからぬのでありますが、二十九年度に起るべき――起らないことを望むのでありますが、起つた場合の災害復旧費を幾らと見ておらるるや、それから全然見ておらないのか、見ておるのかという点であります。二十九年度に起る災害に対するもの、それからこの三百三十九億九千二百万円というものに……

第19回国会 建設委員会 第4号(1954/01/29、26期、改進党)

○村瀬委員 一体道路整備五箇年計画というものを御了解の上で、今までのような大蔵省の、あるいは自治庁の御答弁があつたのかどうか、私はなはだ聞いておつて不審にたえないのであります。こういう地方譲与税法というものの附則なり、あるいは法全体をおかえになつて、つじつまを合わそうとなさつても、もともと道路整備を五箇年間でやろうという趣旨に合致するかどうか。吉田首相は施政方針演説においてすら、道路の整備というものに触れておられ、綱紀粛正は脱かれたが、それよりももつと道路整備の方が重大だとお考えになつたと思う。これはやはり同じ内閣である以上は、施政方針演説に逆行するようなことをなさつては、下僚として本分を尽さ……

第19回国会 建設委員会 第6号(1954/02/05、26期、改進党)

○村瀬委員 私は南政務次官に、要望を兼ねてお尋ねをしておきたいのであります。ここに御苦心のあとのはつきり現われておりますような道路整備に関する財源、すなわちガソリン税に関連のあるものにつきましての謄写刷りをいただいておるのであります。それに基いて先ほど中間報告というようなものがあつたと了承いたすのでありますが、それの二項に「昭和二十九年度において地方に譲与する七十九億円については、これを別わくとして取扱い道路整備五箇年計画に則り建設大臣の指定する事業に充当せしめる。」と書いてあるのでありまして、これは非常に筋道のよく通つた話でございます。ところがその次の三項に「七十九億円を国費に計上するものと……

第19回国会 建設委員会 第7号(1954/02/15、26期、改進党)

○村瀬委員 住宅小委員会は、去る二月十二日、十三日の両日にわたり開催され、目下政府当局で立案中の地方税の改正に関し、特に住宅政策に関連ある事項を検討いたしました。その結果、次の諸点については、いまだ立案者側の考慮が十分でないと認められ、早急に注意を喚起する必要を感じました。よつて、本日は、これまでの経過を委員会に御報告を申し上げ、委員諸君の御意見を伺い、建設委員会としての意見がまとまりましたならば、それぞれ関係当局へこの旨を伝え、地方税法の改正が、現下の住宅難打開政策に関し、支障とならないよう万全の措置を講じていただきたいと考えた次第でございます。  まず小委員会で決定いたしました事項を朗読し……

第19回国会 建設委員会 第8号(1954/02/26、26期、改進党)

○村瀬委員 塚田長官がお見えになつたようでありますから、自治庁でお考えになつておる地方譲与税のうちの揮発油税として徴収された分の三分の一をこれに充てるという点につきまして、お尋ねいたしたいのであります。  本件につきましては、法律を改正しなければ、さようなことは考え得られないことでありまして、しかもその法律の改正は、自治庁においてなさるべき性質のものではありません。建設省その他、他の箇所がすでに決定をいたしました道路整備費の財源等に関する臨時措置法の条項の改正をしなければ、かようなことは行えない性質のものでございます。これに対しましては、どのような処置をとるか、まだ一向現われて参つておらないの……

第19回国会 建設委員会 第9号(1954/03/08、26期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣がお見えになつておりますので、お伺いをいたすのでございますが、前回の補正予算の際に、災害復旧に要する経費として、予算以外に百五十七億円を融資の方法が、あるいは資金運用部資金、それが足らないときは、民間市中銀行から大蔵省があつせんをして、災害工事の復旧に支障なからしめるという確言を得て補正予算を通したのでありますが、その後あの大風水害の災害復旧の現状はどのようになつておりましようか。またこの百五十七億につきましては、当委員会におきまして、建設省関係の能力または責任のゆえに、その金は出す必要がなかつたのだと大蔵当局に言わしめないような万全の方途をとつてもらわねばならないというこ……

第19回国会 建設委員会 第10号(1954/03/09、26期、改進党)

○村瀬委員 財政投融資資金計画表、あとから御説明になつた方でありますが、すらすら言つて、全部表の説明が納得しがたいところがあつたのであります。改訂の欄は昭和二十九年度予算三党修正案によるものであるというのでありますが、改訂の欄はどういうふうにかわつたのですか。公募債の方はかわりませんか。
【次の発言】 昨日建設政務次官のお話であつたと思うのでありますが、有料道路等の関係で、財政投融資計画の方においても、公募債関係では、予算の修正に伴つて、ある程度の変更があつたやに非公式なお話があつたと思うのでありますが、そういう関係はおわかりになりませんか。

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/03/11、26期、改進党)

○村瀬委員 非常に高遠な御意見を、田中さん並びに各委員から伺つたのでありますが、私はもつと小さい具体的なことを二、三田中さんにお尋ねをしておきたいと思うのであります。もつとも、この道路は、一つの国づくりに革命的な課題を投げかけておるのでありまして、都市の再編成、人口の再分布という問題でもありますし、また食糧問題も基本になつておると思うのであります。私は先ほど瀬戸山委員のお話を非常におもしろく拝聴いたしましたが、しかしこの食糧問題をあまり主にして考えますと、これは人類の歴史がどの方向に向うかということを見きわめてかからねばならないのでありまして、私個人として念願しております世界連邦というものが、……

第19回国会 建設委員会 第13号(1954/03/16、26期、改進党)

○村瀬委員 今回提案せられました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案は、大体において時宜に適した必要な改正であると存ずるのでございます。ただ一つ、われわれのただしておかねばならないと思いますことは、当委員会におきまして、かつて非常な激論と申しますか、議論を闘わせまして、遂に結論に到達し得ずして今日に至つております問題は、火災保険料の問題であります。これは昭和二十七年でありましたか、住宅金融公庫によつて建築をいたしました住宅の毎月の償還金に加えまするに、自家保険的な火災保険をもつてするならば、民間に強制的に加入させておりますこれら住宅金融公庫利用者の負担が、相当減額し得る見込みが明らかになつてお……

第19回国会 建設委員会 第14号(1954/03/25、26期、改進党)

○村瀬委員 先ほどから瀬戸山委員が相当の限界まではお尋ねになつたようでありますが、これはやはり与党としての限界であつて、あの理路整然たる御質問に対する答弁ではありましたけれども、私は、なおもう少し確かめておかなければ、ただいま提案されております道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を賛成参すべきであるか賛成すべきでないか、今までの質疑応答をもつてしてはまだ結論に達しません。せつかく予算を通したのでありますから、われわれは賛成したい気持は十分あるのでありますが、賛成のできるような態度を明らかにしていただきたいと思うのであります。  自治庁の青木政府次官にお尋ねをいたすのでござ……

第19回国会 建設委員会 第15号(1954/03/29、26期、改進党)

○村瀬委員 大蔵政務次官にお尋ねいたしたいのでございますが、問題になつておりまする道路整備費の財源等に関する法律案につきまして、その成立の経過その他、何ゆえにかような特異の法律を議員立法で衆参両院が満場一致可決せねばならなかつたかという理由については、大蔵政務次官においても、十分御承知のことと存ずるのであります。しかるにその道路整備に関する臨時措置法が、何ゆえに実施第一年目にあたりまして、すでに基本線をくずさねばならなかつたかという点につきましても、これまた多くの説明を省略いたします。そこでお伺いいたすのでありますが、この問題については、何といつてもりくつが通りません。いろいろとその間に苦しい……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/04/10、26期、改進党)

○村瀬委員 逐条的に疑問の点をただして参りたいのでありますが、その前提といたしまして、本決の提案理由の説明にお述べにたつた事項につきまして、概括的なお尋ねから始めたいと思うのであります。  従来特別都市計画法によりまして、戦災都市がこれらの区画整理、都市街路の建設に当つて参つたのでありますが、それに対しましては、相当の障害にぶつかつて参つたのであります。今回のこの土地区画整理法一本にまとめますにあたりまして、提案理由の説明には、五項目にわたつてその主要たる点の説明があつたのでありますが、特に従来戦災都市の復旧にあたりまして、代執行その他の問題について壁にぶち当つておりました種々の点は、今回の土……

第19回国会 建設委員会 第20号(1954/04/13、26期、改進党)

○村瀬委員 この際、既存の公共工事前払金保証事業会社に関する資料の提出を、委員長を通じてお願いをしておきます。それはこの公共工事の前払金保証事業に関する法律が提案されましたときに、当委員会でずいぶん論議を尽したのでありますがこの会社は、いわば人のふんどしで相撲をとるといつたような会社でありますが、非常に考えつきはよいのでありまして、これによつて、日本の公共工事は非常に進んだ新たな形態に入ることができると、私たちは非常な期待を持つたのであります。一体前払金保証事業会社は、全国一律ということは結局法律では置かなかつたのでありますが――今多分三つできておるのではないかと思いますが、その会社についての……

第19回国会 建設委員会 第22号(1954/04/17、26期、改進党)

○村瀬委員 この前に私は資料を要求して、きようここにいただきましたが、これによりますと二十八年度末現在の戦災復興事業の進捗状態は五大都市が六七%、一般の都市は八八%になつておるようでありまして、完結した都市は四十七都市にしかすぎない、こういうことであります。そこで第百二十一条との関係でございますが、特別都市計画法を廃止して、この土地区画整理法を実施する役になりますと、現に、戦災復興事業の残つております都市には、どのような影響があるのでありますか。全然影響はないのでありますか、あるいはただちに影響が生ずるのでありましようか。これは別途施行法の方におきまして五年間は云々という五年の期限もついている……

第19回国会 建設委員会 第23号(1954/04/21、26期、改進党)

○村瀬委員 ただいまの中島委員のお尋ねに続いて、関連をしてお尋ねをいたすのでありますが、ここに謄写刷りで、建設機械抵当法案参考資料というものの中に、昭和二十九年度における建設機械購入資金についてといつて、一通りの御説明があるようでございます。すなわち、昭和二十九年度における建設機械を必要とする建設工事費は千八十四億円であつて、そのうち請負工事として発注される見込みは五百二十二億だというふうにありまして、結局請負業者における機械購入資金に二十一億円を必要とするが、そのうち自己資金等の六億円等を加えて、結局開発銀行の融資を希望するものが五億円というふうにあるのでありまするが、それではこの公共工事の……

第19回国会 建設委員会 第24号(1954/04/22、26期、改進党)

○村瀬委員 この際建設行政一般について、お尋ねしておきたいことがあるのであります。建設機械抵当法におきましても、また自動車抵当法等におきましても、その他工場内における機械器具等にも例があると思うのでありますがもともと動産を抵当権設定の目的といたしまして、不動産並の扱いをするというときには、その運用にあたつて、社会の流通制度に支障を来さないように、また国民の善良無過失なるものには、いずれも苛酷な処置とならないような考慮を払わねばならないと存ずるのであります。この意味におきまして、不動産は別といたしまして、たとえば建設機械のごときものの抵当権を設定する場合にあたりまして、一般国民に対する目標となる……

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/26、26期、改進党)

○村瀬委員 まず私は、本日の政府委員の側に、前回瀬戸山委員から要求のありました外務大臣の御出席がないことを遺憾に存じますが、委員長におかせられては、今からでも出席を御要求いただけますかどうか、ちよつとお尋ねいたします。
【次の発言】 本法律案は、その基盤を第十三国会において通過いたしました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法を基準としておるのであります。これは合衆国軍隊が土地建物等を使用の場合の特別措置法であつたのでありますが、今回はそれをそのまま国際連合の軍隊に当てはめようというにすぎないと思うのであります。もつとも、水産……

第19回国会 建設委員会 第34号(1954/05/28、26期、改進党)

○村瀬委員 住宅に関する小委員会における調査事項につきまして、その経過を簡単に御報告申し上げます。  本小委員会は、去る二月一日の委員会において設置を認められ、以来八回にわたり会議を開き、諸般の住宅政策につきまして調査を進めて参りました。以下問題となりました事項につきまして順次御報告申し上げたいと存ずるのでありますが、地方税法の一部を改正する法律案にかかる不動産取得税並びに固定資産税に関しましては、去る二月十五日の建設委員会におきまして、私より一応の結論を御報告申し上げておきましたので、本日は省略させていただきます。その後、本小委員会の結論を建設委員会の決議として、久野委員長より地方行政委員会……

第19回国会 建設委員会 第35号(1954/05/29、26期、改進党)

○村瀬委員 ただいま議題となりました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案の提案の理由とその内容を御説明申し上げます。  宅地建物取引業法が施行されましたのは、昭和二十七年でありまして、本年が二年目に当るわけでありますが、この剛実施の実情を顧みまするとき、業者の登録手数料の額等につきまして、若干実情に沿わぬ点があり、また本年が登録更新の年歴に当る関係もありますので、この際次の二点を改正する必要を認め、ここに本法律案を提案いたすこととなつた次第でございます。  本法律案の内容といたしましては、第一に、登録手数料に関する規定の改正でございます。現在の規定によりますと、当初の登録及び更新の登録ともに……

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/31、26期、改進党)

○村瀬委員 本問題につきましては、当委員会も、すでに二回参考人に来ていただきましてお尋ねしたのでありますが、都の建設局長がお見えになつておるのでありますから、根本の点から簡単にお尋ねしてみたいのであります。参考人は非常に御苦労でございますが、おさしつかえない限り、ひとつお答え願いたいと思います。  まず、ああいう計画書が出て参りましたときに、その許可の権限は、あるいは建設省、運輸省ということでありましようが、どこに最後の許可権があるにいたしましても、何といつても都の建設局が一番先にこれらの書類を見たはずであります。そこで都の建設局とされましては、あれだけの資本金で、あれだけの工事をして、その道……

第19回国会 建設委員会 第38号(1954/06/03、26期、改進党)

○村瀬委員 一昨々日当委員会におきまして、東京都の建設局長にお尋ねしておつたのでありますが、時間切れになりまして、途中で終つておりますので、引続きお尋ねいたしたいと思うのであります。  東京都の建設局の責任者の御意見といたしましても、最初この道路が申請になつたときの実情からいえば、上の方を無料で自動車を通して、その下にできる二階建の約一万坪の面積のうち、川の両岸に接していないところの場所は、ほとんど利用の価値はなかつた。こういうことをお認めになつておるのであります。どちらかの岸に接しておるところは、あるいはガレージ、あるいは倉庫等に利用できるはずでありますが、まつたく川のまん中を通つておる部面……

第19回国会 建設委員会 第42号(1954/09/24、26期、改進党)

○村瀬委員 ただいま御説明の数字並びに配付になりました資料によつて、今回の被害の状況を分類いたしてみますると、全国の総額が百十二億という御説明でございましたが、一番大きいのは宮崎の三十六億円、二番目が徳島の十五億九千万円、これは十二号、十四号を御配付になりました資料で私が集計をした数字であります。三番が静岡の十五億六千万円、四番が愛媛県の十四億円、これは実際は十五億三千万円になつておるのでございますが、一応建設省の謄写刷りによつて申し上げてみます。五番が大分の十億八百万円、六番が高知の十億七百万円、この六県が十億以上になるのでありまして、この六つの県を総計いたしまして九十一億五千万円になつてお……

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/10/29、26期、改進党)

○村瀬委員 大臣が御出席でありますから、簡単に二、三お尋ねしておきます。  臨時国会が開かれることは既定の事実であります。先ほどから川崎委員を初め多数の同僚委員の災害復旧その他に対する熱烈な質問に対しましての御答弁では、まだ明らかにならない点が多いのでありますが、一体この来るべき臨時国会に、大臣はどういう補正予算を出すことを予定なさつておられるか、その概要を承つておきたいと思います。
【次の発言】 非常に数字はつじつまの合つた御答弁でありましたけれども、私は今年の災害の非常に片寄つた――全般的に災害が均霑するのは、仕合せでははないのでありますが、いわゆる均霑をしない、非常に片寄つた災害の年であ……

第19回国会 大蔵委員会 第36号(1954/04/07、26期、改進党)

○村瀬宣親君 今回閉鎖機関令の一部を改正する法律案等在外資産に関係のあると思われる三法律案が提出に相なつておるのであります。そこで私は、大蔵大臣に昨年からの連続した質問の御答弁をこの辺でひとつはつきりと伺つておきたいのであります。  在外資産の問題につきましては、これをいかに政府が補償をするかという問題につきまして、はつきりした方針をいまだお示しになつておりません。サンフランシスコ平和条約は、生命の問題である捕虜については、不徹底ではありましたけれども、一応正義を守りました。しかし財産問題についてはまつたくこれを無視し、日本の政府もまたこれを承認したところに、今日この在外資産補償の問題が壁に突……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第7号(1954/03/17、26期、改進党)

○村瀬宣親君 私は、本法案の第六章、建設省関係の第二十三条についてなるべく簡潔にお尋ねをいたしますから、明快な御答弁を得たいのであります。  一体現内閣の施策のうちもろもろの欠陥が次々に現われますけれども、主として住宅政策について国の大きな方策が立つていないという点は、これはおおうことのできない一つの何人も認められる点でありますが、まずお尋ねしたいことは、これはただに二十三条のみに限つたことではありませんけれども、そのような補助の表現におきまして二分一以内、何を以内という表現を再び日本の法案に持ち返したということについて、私は非常な疑問を持つのであります。以前なるほど日本の法律には何分の一以内……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/02、26期、日本民主党)

○村瀬委員 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。


村瀬宣親[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 建設委員会住宅に関する小委員会 第7号(1954/05/22、26期、改進党)【議会役職】

○村瀬小委員長 ただいまより建設委員会住宅に関する小委員会を開会いたします。  本日は前会に引続きまして、宅地建物取引業法の改正につきまして調査を進めます。  本日、参考人として東京都建築局建設業部長川船勲君、警視庁防犯部長養老絢雄君の両君を招致いたしております。前会におきましては業界及び地方公共団体より意見を聴取したのでありますが、その後月賦住宅会社及び土地会社等におきまして、農地法並びに宅地建物取引業法の違反事件があるやに聞くのでありまして、これら違反事件の実態につきまして実情を聴取し、あわせて宅地建物取引業法改正に対する必要の有無につきまして、参考人各位より御意見を聴取いたしたいと存じま……

第19回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/03/15、26期、改進党)

○村瀬委員 まず昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案について、塚田大臣にお尋ねをいたします。  昨年議員立法といたしまして、衆参両院満場一致で道路整備費の財源等に関する臨時措置法が可決いたされました趣旨は、いまさら申し上げるまでもないと存ずるのであります。しかるに第一年度でありまする昭和二十九年度におきまして、その三分の一を譲与税に横取りされるというようなことは、まつたく考えてもおらなかつた点でございますが、ここにその言訳のような意味におままして、四十八億円という数字をお出しになっております。これは道路整備費の財源等に関する臨時措置法の精神よりいたしまして、従来の地方自治団体におきまして……

第19回国会 地方行政委員会農林委員会水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/05/27、26期、改進党)

○村瀬委員 私は奄美群島復興特別措置法案に対しまして、主として国土総合開発の見地から若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。  先般私は奄美大島へ行つて来たのでありますが、五つの島に住まつておられる方々が、すべて予想以上に窮乏されておりまして、本土の生活とあまりにも立ち遅れておるのに驚いたのであります。土地の故老に聞きますと、昔島津藩が徳川幕府ににらまれて、木曽川改修工事を一手に引受けさせられて藩の財政が滅亡せんとしたとき、奄美大島の黒砂糖に着目してこれをことごとく藩に収納せしめ、藩の財政を立て直したことが奄美群島の窮乏の始まりであつたと聞かされたのであります。ことにわが国が大東亜戦争に敗……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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