村瀬宣親 衆議院議員
24期国会発言一覧

村瀬宣親[衆]在籍期 : 23期-|24期|-26期-28期
村瀬宣親[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは村瀬宣親衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

村瀬宣親[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-26期-28期
第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第8号(1949/11/11、24期、民主党(第九控室))

○村瀬宣親君 私は、民主党野党派を代表して、吉田内閣の施政方針に対し、單刀直入に若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。  吉田総理大臣は、去る八日の施政演説において、無防備、無軍備こそわが国民の安全、幸福の保証であると喝破せられたのでありまするが、吉田首相の言われる無軍備とは、いかなる内容を意味するものであるか。これが質問の第一点であります。  終戰以来、日本国民が忍びがたきを忍び、苦難と忍従に耐えて、ひたすら恭順の誠をささげて参りましたゆえんは、一日も早く講和條約を締結して世界の一員に復帰したいとの念願にほかならなかつたのでありまするが、今日ようやく講和の曙光が見え始めたという総理大臣……

第6回国会 衆議院本会議 第19号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○村瀬宣親君 私は、民主党野党派を代表して、ただいま上程せられました薪炭需給調節特別会計における債務の支拂財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案に絶対反対の意を表明するものであります。(拍手)  薪炭需給調節特別会計の損失については、政府は、昭和二十二年末までの損失十四億六千四百万円、昭和二十三年度末までの損失十九億七千万円、合計三十四億三千四百万円と発表しておりますが、会計検査院の調査によると二十九億五千七百万円となつているのであつて、両者の金額は根本的に相違しているのであります。  この損失の原因について、農林省は、現品が未生産であるのに支拂証票を発行したためとか、支拂証票……

第6回国会 衆議院本会議 第21号(1949/11/30、24期、民主党(第九控室))

○村瀬宣親君 私は、民主野党派を代表して、ただいま上程に相なりました昭和二十四年十一月二十八日農林委員会における決議無効に関する決議案に賛成の意を表明するものであります。(拍手)  昨日の農林委員会は、食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案をめぐつて、混乱のまま散会となつたのでありまするが、そもそも食礁法改正案は、孟子のいわゆる民を罔するの方策として、全国農民の視聴を集めた、きわめて重要なる法律案でありまして、第五国会以来、農林常任委員会は、精魂を傾けて慎重審議に当つて参つたのであります。  由来、わが国の歴史は、三千年の久しきにわたつて、常に農民の犠牲において国家の発展がはかられて来たので……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第27号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○村瀬宣親君 私は、国民民主党を代表して、ただいま議題となりました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案に反対の意を表明するものであります。  昨年、政府は災害復旧事業費全額国庫負担の法律を提出せられ、地方財政を充実安定させるためには災害復旧事業費を全額国庫負担とするの必要なるゆえんを力説せられたのであります。その後においても、激甚なる災害の頻発により、地方財政の窮迫は日を追うてはなはだしく、現状のまま放任するときは、地方財政は破綻するのほかなき状態にあるのであります。しかるに本法案は、地方公共団体の財政力に適応するよう国の負担を定めるという目的をもつて提出せられたのでありまするが、地方公共団……

第10回国会 衆議院本会議 第28号(1951/03/30、24期、国民民主党)

○村瀬宣親君 わが国民民主党は、公職追放者、すでに五箇年の久しきにわたつて深刻なる精神的、経済的苦難に耐え、ひたすら反省と恭順のまことをささげ来つたことに対し、大幅の追放解除を主張して参つたのでありまするが、昨年十一月二十六日、わが党の河野金昇君の質問に対し、吉田首相は、今後においても訴願委員会にあらざる他の方法で追放を解除したいと答弁せられ、越えて十二月七日、わが党の山本利壽君の質問に対し、時の林国務大臣は、今後も追放解除に極力努力すると答弁せられたにもかかわらず、その後具体的に力を盡された形跡もなく、かえつて追放覚書該当者の特免に関する政令第三十九号を今月限り廃止することに決定せられたので……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 衆議院本会議 第3号(1951/08/18、24期、国民民主党)

○村瀬宣親君 私は、国民民主党を代表して、現におびただしき罹災者が塗炭の苦しみにあえいでいる災害復旧に関し、若干の緊急質問をいたしたいと存ずるのであります。  昭和二十六年もいまだ八月というに、すでに七百七十七億円の災害を生じでおるのであります。すなわち、七月一日、九州南部に上陸したケイト台風は、四国、近畿を経て中部地方に至り、本年最初の台風として、通過の各地に甚大なる災害を発生し、越えて七、月八日より降り続いた豪雨は、九州、中国、四国、近畿の各地に暴威を振い、特に山口県、京都府地方の惨害は激甚をきわめたのであります。今日までに報告せらはた災害額は河川等の公共土木施設二百五十八億円、農業関係施……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 衆議院本会議 第15号(1951/11/13、24期、国民民主党)

○村瀬宣親君 私は、ただいま上程せられました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案及び自由党提出の修正案に対し、国民民主党を代表して反対の意を表明するものであります。(拍手)  そもそも行政を簡素化し、国力に相応した行政機関の規模を定め、行政事務の能率を向上して適正なる行政整理を行い、国民負担の軽減をはかることは、わが党年来の主張でありまするが、それにはあくまで合理的な行政機構の改革が先であつて、行政整理は行政事務の簡素化と能率化の結果として行われるものでなければなりません。政府は、先年来、行政機構の根本的改革を天下に呼号し、各種の機関を設けてこれが調査研究に当つて来たのでありまするが、今日……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第36号(1952/04/26、24期、改進党)

○村瀬宣親君 私は、ただいま上程せられました、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法案に対し、改進党を代表して反対の意を表明せんとするものであります。  本法案は、日本に駐留するアメリカ合衆国軍隊の必要とする土地、建物等の使用または収用手続につき特例を設けて、それらの使用権または所有権を政府に取得し、これをアメリカ合衆国軍隊に提供せんとする目的をもつて立案せられたものでありまするが、われわれは、日米安全保障條約第三條により政府に委任された米軍の配備規律の範囲を越え、吉田内閣の専断によつで、国会の承認を経ずして締結された行政協定……

村瀬宣親[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-26期-28期

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委員会発言一覧(衆議院24期)

村瀬宣親[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-26期-28期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 建設委員会 第8号(1949/04/26、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいま今村委員から詳しくお話がありましたので盡きておりますが、今それに対しまして、岩澤次官も時間がかかるし、トラブルも起るから、とりあえず不満ではあるが、この案にしたという御答弁でありますが、実はこれは建設院設置のときに政府委員からこの通りの答弁があつたのであります。私は今今村委員がお話になりましたから、すでに建設院設置にあたつて当時の國土計画常任委員会が、いかに眞劍に大復興省、國土省をつくるべきかということの議論をしたかは、当時の速記録にはつきりと残つておりますから、これを繰返すことはいたさないのでありますが、そのときすでに國土計画委員会では、各党各派をあげて完全に一致した意見……

第5回国会 建設委員会 第9号(1949/04/28、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 大体各委員から詳しく御質問があつたようでありますから、私はきわめて簡單に港湾関係の政府委員にお尋ねいたしたいのでありますが、ただいまの強力な御答弁を伺いましても、非常な確信を持つておられるように承るのでありまするが、たびたび申しあげまする通り、そもそも昭和十八年に、当時内務省関係から運輸省に移つたというその歴史をもう一度考えて見ますると、内務省関係で当時実際仕事をしておつたのは、各土木出張所でありましたが、土木出張所でやつておつては都合が惡いという原因からではなくて、國家総動員法関係の輸送統制令によつて、やむを得ず運輸省へ移つたのであります。決して内務省でやらしておつてはどうも支障……

第5回国会 建設委員会 第10号(1949/04/30、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 商工大臣に一、二お伺いをいたしておきたいと思うのであります。企業整備が、当然商工大臣の御管轄部面にもこれから行われると思うのであります。行政整理も当然に必然となつて來るでありましよう。そうしますと、失業対策というものが当然浮き上つて來るのであります。本委員会におきましては、日本の再建は完全雇用がどこまで果せるかどうかという点にかかつておるということを前々申しておりますが、その観点よりいたしまして、今後公共事業を統一的、総合的に処理して行くのが、いわゆる企業整備、行政整理に対する失業対策の面からも有利ではないかとわれわれは考えるのでありますが、この点に対する商工大臣の御意見を承りたい……

第5回国会 建設委員会 第16号(1949/05/11、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 本法案を見ますると、建設業の健全な発達に資するという第一條の目的の下につくられておることはよくわかるのでありまするが、法案全体から受ける感じを見ますると、すべて現内閣になりましてから、伸び伸びと國民に息をさせようという、自由主義と言いますか、資本主義の本体に帰ると言いますか、その方向とはいささか逆のような感じを受けるのであります。そこで各條にわたつて御質問申し上げまする前に、海外におきまして、たとえばアメリカ、欧州等で、こういう類似の法案はどういう形で出ておりまするか、それをまずお伺いいたします。
【次の発言】 そういう制度は法律によつてあるのでありますか、あるいは規約、約款を整備……

第5回国会 建設委員会 第17号(1949/05/12、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 測量法案の根本につきましては、海上保安廳の方からもお見えになりましたときにお尋ねしたいと思いますが、それまでに、やがて見えるそうでありますから、各條文につきまして明らかにしていただきたい点を伺つておきたいと思います。  第四十條と第四十七條との問題であります。ここに「測量計画機関は、公共測量の測量成果を得たときは遅滞なく、その写を地理調査所の長に送付しなければならない。」とあるのでありますが、供出の基礎になります農地の測量あるいに山林、林軒十箇年計画等に伴う林野測量にあたりましては、この規定を嚴重に適用するといたしますると、非常に煩雜となりまして、事実上実行が不可能となる場合もでき……

第5回国会 建設委員会 第22号(1949/07/11、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいま民自党に所属される宇田委員から非常に重要な御意見がありましたので、私はこの際当局特に安本の財政金融関係の方に御所見を承りたいと思うのであります。宇田委員の御意見に、私も非常に養成なのでありますが、根本にさかのぼりまして、今日の災害復旧といわず、あるいは農村関係の民生安定の根本をなす予算の組みかえと言いまするか、必要な予算措置は、均衝財政をあまりに厳重に守つて行つて、はたして実現し得るかどうかというような御意見を、ただいま民自党所属の宇田委員から承つたのであります。私はかねてこの点は宇田委員と同様の所見を持つたのでありまするが、御委員會が本日開かれましてから、非常に重要な多く……

第5回国会 建設委員会 第23号(1949/07/12、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 失業対策並びに災害復旧は実に急を要するのでありまして、今お話になりました百億または百十五億というような問題は、ただちにそこに資金が出て参らねばならないのであります。そこで第一に安本長官にお伺いしたいと思うのでありますが、千四百十億というこの見返り資金は、品物としては來ておるかも知れませんが、これを資金の面から申しますと、國民から吸い上げて――吸い上げるという言葉が悪ければ、これを賣つて資金化されたものが初めて利用し、放出され得ると思うのであります。私は、この見返り資金を実際に予算的措置のごとく使い得る資金計画、資金繰りというものはどういうふうになつておるのでありますか、その点をまず……

第5回国会 建設委員会 第24号(1949/08/25、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 災害復旧の問題は、いろいろやり繰りをいたしてみましても、結局予算をふやさなければ、どこかへむりが行くのでありまして、デラ台風に始まる本年すでに三、四の台風被害に対しまして、あるいは短期融資の方法とか、すでに決定済みの公共事業費の繰上げ使用というようなことでは、とうてい最後の解決点に達し得ないのは、わかりきつておるのであります。そこで現内閣ではます臨時國会を開きましても、第一に公約の税金を下げるというようなことに重点を置かれるのは当然でありましようから、この際予算をふやせという本委員会の今のこの問題は、これは容易なことでは実現が困難であるということが予想せられるのであります。そこで先……

第5回国会 建設委員会 第25号(1949/08/26、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 失業対策事業と公共事業とは非常に密接な関係がありますので、資料の比較的責任のあるものを一應御提供願いたいのであります。先ほど内閣統計局からのいろいろな統計の御説明がありましたが、六月で打切つてあります。実際失業者のふえつつあるのは七月以後と思います。そこで失業保險の給付状況の統計は七月に出たのでありますが、これによりますと三月が五万二千、七月が十五万六千でありまして、ちようど三倍になつている。そういたしますと、内閣統計局の方は三月が三十八万でありますから、百万以上ということにもなろうかと思いますが、一体労働者の方は、今月並びに十月ごろにどれだけの失業者が出るというお見込みであります……

第5回国会 建設委員会 第26号(1949/08/27、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ぜひ伺いたいのでありますが、ただいま内海委員の質問に対する御答弁を伺いまして、私たちは一面非常に喜ぶものでありますが、また割り切れない一つの矛盾を感ずるのであります。もちろん地方財政を確立するためには、全額負担してもらえるに越したことはないのでありますが、それは緊急やむを得ない災害が一通りつくろいができるという前提のもとに言えることでありまして、大事なところをどこもかも放任しておいて、たまたま査定のできたところを全部國庫で負担するといいますと、非常に不公平なものが生ずるのではないかと考えるのであります。この点全額國庫で負担するという前提として、二十二年度から残つております全災害に対……

第5回国会 建設委員会 第28号(1949/09/15、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 地方総合開発につきまして先ほどから答弁がありましたけれども、どうも了解しがたい点がありますので、重ねてお尋ねをいたします。本委員会が国土計画常任委員会となつておりました時代から、すでに地方開発小委員会をつくりまして、いろいろ研究をいたしまするし、またこの地方開発なるものが、資源の開発は申すに及ばず、人口問題がきわめて重要であるという点から研究をされて参つたのでありまするが、先ほどからの御説明によりますると、結局地方開発に対しては調査費だけを政府はお組みになる。ここに資料としてお配りになりましたものは、ただいま今村委員がお尋ねになりました特定地域総合開発の調査費が二十五年度で、これは……

第5回国会 建設委員会 第29号(1949/09/16、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ここに補正予算の要求額の資料を御配付いただいたのでありますが、三百四億円という数字はまだ詳しく檢討いたしておりませんけれども、私たちもまた、今年度の災害対策としてぜひ必要だという感じをひしひしと抱くのであります。ところがこの間建設委員会と災害対策委員会との連合審査委員会において、この問題に関し大蔵大臣にお伺いしたのでありますが、私に少くとも三十三年度の剰余金が四百二十億あつて、その半分を財政法によつて使うとしても、あと二百十億円あるのですから、最低限としてそれだけは当日災害費に出してもらえると思つておつたのですが、二十三年度の予算の残りの金さへこれに充ててもらえないということになる……

第5回国会 商工委員会 第32号(1949/09/08、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 まず通産大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、臨時石炭鉱業管理法の設置にあたりまして、稻垣大臣がいかに御苦心をなさつたかということを、私にしみじみ、思い出します。配炭公團は、この臨時石炭鉱業管理法と唇歯轉車の関係にあるものでありまして、今突如として配炭公團を廃止されるということに相なつたのでありまするが、そのあと臨時石炭鉱業管理法はいかになさるおつもりでありましようか。これをお質問いたしたいのであります。  それから、ここに時間的制約もありまして、諸般の準備がいまだ完全と言えない情勢において、この配炭公團を廃止するということに相なつたのでありますが、臨時石炭鉱業管理法第四十條には……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 建設委員会 第3号(1949/11/15、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 最近公団の廃止に伴いまして、現に油糧公団等は考査特別委員会で、ここ数日来真劍な調査が進められておることは御承知の通りであります。この営団の方に対しましては、ここに詳細な貸借対照表が出て参つておるのでありまするが、今の説明ではまだはつきりいたしませんので、もう一度お尋ねいたしておきます。この小さい方の紙に出ました損失金二億二千七百六十一万六千三百三十一円八銭と、今御説明になりました三億五千三百万円とはどういう関係になりますか。また現在が約一億八千万円の赤字であつて、これからの予想が一億七千五百万円というお話でありましたが、この一億七千五百万円というものはどういう計算のもとにお立てにな……

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ちようど建設大臣がお見えになつておりますので、今の御説明に対しまして建設大臣の御意向を承つておきたいのでありますが、一億坪を八千五百万坪に減らして、その事業費を三百三十二億にした。そうして付帶決議をつけて初年度には特に多くもらわたければいけないということを協議会会長が建設大臣に答申をされておるのであります。ところで三百三十二億を平均いたしましても、五年間使いますれば六十六億いるわけでありまして、半分といたしましても平均三十億ぐらいはいる。この決議の第三項を重要視いたしますれば、もつと金額はふえねばならないのであります。それを今伺いますと、来年度はきまつてはいないが、十八億見当だ、こ……

第6回国会 建設委員会 第8号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 なお続いてちよつとお尋ねいたしておきたいのでありますが、その貸付の償還年限、利子というものはどういうふうに考えておりますか。
【次の発言】 それからなるべくこれには現存の金融機関の窓口を和用するというようなお話ございましたが、その場合いろいろ注意いたしましても、貸倒れというものも起るのですが、その貸金の保証をする窓口が責任を負うか、国が負うか、もし窓口で扱つたものが負うということになると、既存の金融機関は貸さないと思います。窓口を和用するということは非常にいい案だと思いますが、その後の責任というものは、窓口ではただ規定によつて金を貸したので、二十万円の家を建てて十四万円貸す、その十……

第6回国会 建設委員会 第9号(1949/12/01、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいまの御答弁に続いてちよつとお尋ねしたい点があるのです。公庫の保証融資の問題のお話がありましたが、これは半額を公庫から借りた、その半額についての融資という場合があり得るのでありますか。あるいはそうでなしに、公庫ではもう金を貸さないが、保証をしてやるから他へ行つて半額なり、全額なりを借りろという場合の保証に限られておりますか。この保証の方法を構想がありますれば承りたい。
【次の発言】 大体わかりましたが、労務者住宅等で百万とか、二百万とか、相当資金がいる場合に、半額を国庫で貸す、残り半額について保証を公庫がするというようなお答えでありますが、むろん保証でありますから、損失があつた……

第6回国会 考査特別委員会 第8号(1949/11/19、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 証人の証言を冷靜に聞いておりますと、結局ここにおちつくのであります。出発点は、証人と安本の物価庁の明石主要食品課長とが価格をきめるときに、そこに六円十五銭か何か織り込んだという、ここへ落ちついて来ると思うのであります。こういうことが実際できるのならば、価格等統制令というものは死文に帰する。こういうことはいろいろな由来もあり、いきさつもあつてきめたとおつしやるのだが、こういうちやんとした法律を死文に帰せしめるようなことをあなた方当事者だけでおやりになつたのか。両方の大臣まではつきりとこういう点を了承してやつたのかどうか、念のためにもう一度お尋ねいたしておきます。それから六十キロ六円十……

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 私は農林委員会における速記録を全部、特にこの食糧確保臨時措置法に関する分は読んでみたのでありますが、はつきりした大臣の御意見がわからないので、要約をいたして質問をいたしたいと思うのであります。  農林大臣は、海外から食糧を輸入しておる間は、農民にむりな政策を強いるのもやむを得ないというような感じを持つておられるかのごとく想像されるのでありますが、一体日本は農民の犠牲において海外への発展その他長い歴史を持つて参つたのでありますが、新憲法がしかれて生れかわつた今日においても、なおかつ国家の再建を農民の犠牲の上に打建てようとされておるのであるかどうか、そうでなければそうでないという理由を……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 今回の補正予算を通覧いたしまして、吉田内閣の政策の貧困から、森農政は今や弾劾の俎上に載せられんとしておるのでありますが、これは必らずしも森農林大臣個人の手腕力量のみの問題ではなくて、吉田内閣全体の責任であり、特に安本、大蔵両大臣の責任は重大なのでありますが、森農林大臣は農林行政当面の担当者として、当然その責任を追及されるということもやむを得ない運命であるとお考え願わなければならぬのであります。そこで私は何がゆえに予算面に現われた森農政を、かくも鋭く追求せねばならないかという点につきまして、要点だけをピック・アツプいたしましてお尋ねをいたしますから、農民に対して申し開きのできる理由が……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 去る二十二日の予算委員会薪炭特別会計小委員会における会計検査院の小林局長の説明によりますと、薪炭特別会計の損失額のうちに、昭和二十二年度の支拂いの未済を二十三年度において一億八千万円を過年度支出として決済し、さらに二十三年度の支拂い未済を二十四年度において五億五千万円を過年度支出として決済したという答弁をいたしておるのであります。しかし五億五千万円の過年度支出は、額としても相当多額と思われますが、この額がとうてい二十四年度における過年度支出の総額とは認められないのであります。二十三年度末における薪炭特別会計の政府に未拂い額が推定二、三十億円に上るということは、業者のすでに推定してお……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 建設委員会 第2号(1949/12/20、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 市街地建築物法をやめて、建築基準法を制定するということは、非常に重大な問題と思うのであります。そこでこの際一点だけ特に希望を申し上げ、また御意見を伺つておきたいと思いますことは、今年の一月から六月までの統計を見ますると、実に火災の件数が一万一千二百件、延坪にいたしまして六十七万五千坪、損害額は七百六十億円に達しておる実情になつております。かような状態を放任しておきますれば、いくら案を直し、いかに建築をやりましても、燒けるものが多い。多いことはないにしましても、少くとも学校などの燒失が非常に大莫であります。そこでこの建築基準法の制定の趣旨という印刷的を見ましても、その理由に四つあげら……

第7回国会 建設委員会 第3号(1950/01/28、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 二十五年度に限り全額国庫負担という話でありますが、それでは今まで二十三年度からの分が相当残つておる分につきましては、従来通り解釈ができるのでありますが、あの三百七十億円、今年度の予想を百億円と見て、総額四百七十億円でありますが、そうしますと、三百七十億円という分につきましては、あれは全額負担でない分の補助の予算と拜承してよろしゆうございますか。すなわち今年度の分を百億円と見ておる。その百億円だけが全額負担であつて、四百七十億円の三百七十億円までは従来通りの補助によると、こういう意味なのでありますか。まずその点からお伺いしたい。

第7回国会 建設委員会 第6号(1950/02/08、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 都市計画事業費二十一億という中に広島、長崎特別都市建設事業費補助が三億七千万円あります。この特別都市というものに対して将来どういうふうな予算的なお考えを持つておるか、何つておきたいのであります。首都特別都市とか、観光特別都市とか、このごろいろいろ問題になりつつあるか、一体この二十一億の中でどういう計算のもとに二億七千万円というものを御算出になつたのであるか。大き過ぎるとも少な過ぎるとも言えるわけでありますが、将来特別都市というものがいろいろ問題になると思いますので、これに対する基本的な考え方を承つておきたいと思います。
【次の発言】 それでは特別都市の問題はあとに残すといたしまして……

第7回国会 建設委員会 第7号(1950/02/10、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 地方開発法とか国土開発法というこれは仮称でありますが、総合国土開発審議会からの答申もせられておるようであります。しかしこういう問題が起らない前から、すでに全国十箇所ばかりの地方総合開発計画というものができておるわけでありまして、二年ばかりやつたと思うのでありますが、その総合開発の中へ入れてほしいという地方も相当あると思うのであります。ところでそういうふうにして、その地方総合開発の十箇所の中に十一箇所というふうにふやしてもらつたといたしましても、一体予算はどこから出るかと言いますと、やはりこれから出ておるわけであります。その中に入れてもらつたからといつて、予算が非常にふえるというわけ……

第7回国会 建設委員会 第21号(1950/04/05、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 ただいま瀬戸山委員と目黒局長との質疑応答を承つておりますと、一層われわれは不安を深める感じがいたすのであります。建設大臣がそこに黙つてこの質疑応答を聞いておられるのでありますが、われわれ閣議の内容まで伺う資格もなし、伺おうとも思いませんけれども、一体こういう法律をお出しになるときに、直接仕事をなさる局長が、ただいまのような不安な気持でおられるという御答弁をなされるような立場に置いたままで、建設大臣は閣議で御承認になつたのでありますか。要点を簡單にピツク・アツプして申しますと、この全額国庫負担の特例はこのまま厳密に解釈いたしますならば、従来よりも悪くなるという部面があります。つまり原……

第7回国会 建設委員会 第34号(1950/04/29、24期、国民民主党)

○村瀬委員 本案を一覧いたしましてまず感じますことは、第六章防火地域、第七章美観地区、第八章建築協定というような目次に相なつておる点であります。建築基準法に防火地域、美観地区、建築協定というようなことが入つて来るということは、これは非常に用意周到でもあり、また一新紀元を画するものとは思いますが、同時にわが国には都市計画法が古くからあるのでありまして、この建築基準法の中に防火地域等の條項が入つて参るということは、都市計画法と混乱を来すおそれかないかとうかということかまず考えられるのであります。従つて本法案の立案にありまして、都市局その他建設省間におけるこれら都市計画法との関連において、どの程度ま……

第7回国会 建設委員会 第35号(1950/05/01、24期、国民民主党)

○村瀬委員 議事進行について一言申し上げます。わが建設委員会は、国土計画常任委員会時代から常に超党派的に、ひたすら国土の再建を念じて参つたものでありまして、淺利委員長御就任以来も、きわめて公平に円満に議事運営を行つて来たことにつきましては、私たち委員として敬服をいたしておるのであります。願わくばこの伝統を末長く保つて、本委員会は至公至平に、円満に、超党派的に進めて行きたいと思つておるのでありますか、この信念より申しまして、特にこの際一言委員長の御意見を伺つておき、また記録にとどめておきたいことがあるのであります。  一昨日の本委員会におきまして、建築基準法がかかつたのでありますが、これは早急に……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/02/14、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 最近外電の伝えるところによりますと、講和條約なき講和とか、戰争状態の終結ということが言われ出したのでありますが、かかる客観情勢が生れて来た今日、吉田首相は在外資産の処理につきいかになさるおつもりであるか、御方針を承りたいのであります。吉田首相は、在外資産の処理は講和條約締結後に行わるべきものであるとして、遂に今日まで何らの処置をとられず、この間多くの国民が恐怖と欠乏の中に倒れて行きました。しかしこれは憲法第十一條及び第二十九條に規定せられた基本的人権と、私有財産不可侵の原則とに照して、為政者として心のうずきを感ぜられないでありましようか。六百万人の海外同胞が黙々としてリユツクサック……

第7回国会 予算委員会 第16号(1950/02/16、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 昨日発表せられました中ソ友好同盟の内容が、日本における帝国主義の再起を防止することを目標の一つとして締結されたと書かれてあるのを見まして、日本国民は偶然といたしたのであります。終戰以来われわれ国民は忠実にポツダム宣言を守り、日夜心を清め、魂を洗つて、絶対平和を愛好する民族に生れかわろうと努力して参つたのでありますが、四年半の努力と精進のかいもなく、わが国に帝国主義再起のおそれがあると声明せられたことは、まことは遺憾千万であります。今やアメリカのアチソン国務長官は、日本、沖繩、フイリツピンを結ぶ難敵不落の反共防塞が完成しつつあると発表し、アジア反共同盟を議題にバンコック会議が開かれて……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/27、24期、国民民主党)

○村瀬委員 昨日来の大蔵大臣の御答弁を承つておりますと、来年度の予算編成方針をそのまま踏襲なさいますならば、これからは景気の凹凸が非常にはげしくなり、それに対する構想をお考えになつておらないという感じがいたすのであります。たとえば特需インフレに対する同僚委員の質問に対します後答弁につきましても、われわれの安心をするような御答弁をまだ承つておりません。特別需要の三億ドルのものがプラスされるということをお認めになつておりながら、そのドルの使用には制限はない、独自性のものであるというようなことを御答弁になり、また警察予備隊、給与ベース改訂等によりまして、相当部分的にはインフレが起るということをお認め……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいま提案者山本利壽君から、きわめて詳細にしてまた調査の完備した御説明がありましたので、私はこの松江国際文化観光都市建設法案の本條文につきましては十分了解ができたのであります。ことに第七国会におきまして、ラフカデイオ・ハーン生誕百年記念事業に関する決議案が可決せられ、これに基いて開催せられました国際的記念祭を契機といたしまして、国の内外に松江市がハーンの町として新たに脚光を浴びて登場して参りましたことは、日本自体を世界に知らしめる上にも非常に時宜に適した計画であると思うのでありますが、ただこの法案が幸いにして通過いたしました後に、この附則に対して二、三、提案者ではなしに法制局、都……

第9回国会 建設委員会 第3号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は国民民主党を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする松江国際文化観光都市建設法案に賛成の意を表するものであります。松江市は日本文化発祥の地として今もなお失われざる日本の美しさを遺憾なく具現しておる地方でありまして、優雅な自然の環境と素朴な風光とは、内外文化人に日本美を再発見せしめるに十分なところであります。由来観光と申しますると、これは單に外客、内容を引込めばいいというものではないのでありまして、一つの復合産業にして文化全般に関連を持つておるものなのであります。従つて日本をスイスのごとく国をあげて観光地と化するということは、それによつて人心をなごやかにし、文化を向上し、歴……

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は、芦屋国際文化住宅都市建設法案の提案者に二、三お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。牽牛時代に神戸に住みましたので、六甲山、再度山一帶のあの風景、ことにゴルフリンクのごときは、外人が六甲山をもつて第一と称揚しておることを聞いております関係から、私は芦屋国際文化住宅都市建設論に反対の考えは毛頭ないのでありますが、二、三重要な点を伺つておく必要を感ずるのであります。  今まで特別都市が約十三ばかり本委員会にかかつて通過をしておるのでありますが、それはいずれも観光を主にしたものでありまして素通りをする外囲人をできるだけたくさん誘致して、そうして金をたくさん落してもらつて、日本の……

第9回国会 建設委員会 第5号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣にお伺いをいたします。ただいま田中委員から機構の問題につきまして、本委員会で四年にわたつて論議された、国土開発のために、日本百年の将来のためにどうしなければならないかという基本線をるるお述べになりました。ところがただいま行政管理庁の方のお話がありました、発表ではなくて漏れたという案によりますると、建設省を解体して、河川、都市計画、土地收用の分は天然資源庁へ持つて行く、住宅局は新たにできる社会労働省へ持つて行く、道路局は運輸省へ持つて行くという案をお漏らしになつたのであります。そこで漏れるというのは何か本体があるから漏れるのであつて、からのところからは何も漏れないのであります……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 建設委員会 第1号(1950/12/12、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいまきわめて重大な問題をいとも軽々と御答弁になつたのであります。その要点は、かりに災害復旧費を四百億に減らしても、三分の二の補助にするならば工事量が六百億できるという御答弁でありますが、その通りであります。しかしその六百億に対する二百億という地方町村の財政をどうやつてお與えになるおつもりでありますか、起債を許すのでありますか。増税といいましても、今年度の徴税で、もり担税力は限界を越えて次々に問題が起つておるわけであります。政府の方で三分の二にすれば工事量はかわらぬといとも軽々とお話になりますけれども、これを受ける身になつてみまするときわめて重大な問題になるのであります。その点第……

第10回国会 建設委員会 第2号(1951/01/31、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は都市局長にお伺いいたします。戰災都市復興の問題でありますが、もう六年になんなんといたしまして、各戰災都市は一日も早く復興を完備いたしたいと、努力をしておる次第でありますが、ときどきこの区画整理につきまして、家の移転について、各都市に裁判ざたが起つておることは御承知の通りであります。そこで私は一例を申し上げて、都市局としてどういう御処置をなさるつもりであるか、伺いたいと思います。例をあげますると、四国でありまするが、愛媛県の今治市にこういう問題が起りました。それぞれの機関を――委員会へ三つもかけまして、市の理事者が一つの家の移転を決定をいたしたわけであります。それに三年もかかりま……

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/08、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は建設大臣に、去年の十二月十二日の建設委員会でお尋ねをいたしました続きを、徹底的に続けたいと思つたのでありますが、時間がないそうでありますから、きわめて要約して尋ねを申し上げます。  最近の新聞の発表によりますると、災害復旧費の国庫負担を税收による、三段階にわけて近く法律を出すような御計画があると聞いておるのであります。この全額国庫負担を二十五年度限りやろうという法律を通過さすに当りましての経過は、この前大臣といろいろ問答をいたしたのでありますが、建設大臣もあのときにはいろいろな言訳的な御答弁がありましたけれども、これは明らかに一年限りではやめないという政府側の御説明のもとにわれ……

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/06、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は奥村政府委員についてお尋ねいたしますが、会計検査院においては何らの支障はない、正しい取扱いであり支出であると当然認められる事項であつても、調査庁のあなたの方でお調べになつて、どうもこれはあまりよくないというような事項を御発表になつたことがあるのでありますか。
【次の発言】 実に重大な内容の御答弁であつたと思うのであります。われわれさしあたり本日議題になつております「一年間を限り行うものとする」とあるのを「当分の間」に改正をするのについて、連合審査を要求するということになつのでありますが、この「一年間」について、もうこれで打切るか、前からの契約もありますから「当分の間」にするかと……

第10回国会 建設委員会 第12号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○村瀬委員 この機会に大蔵大臣にお伺しておきたいのは、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担についてであります。昨年からこの問題については当委員会においても、ずいぶん議論を尽したのでありまするが、簡単に申しますると、昨年当委員会では事業量の関係から、また公平という関係から、災害復旧の全額国庫負担ということはよいことではあるけれども、これは実際の政治としてどうかという点を、非常に慎重に考慮したのでありまするが、政府の方におかれまして、閣議で御決定になつて、これを一年やられたわけであります。一年限りになりはしないか、一年限りになつたのでは、いろいろな面において、国民の間に不平の声を聞くのではないかとい……

第10回国会 建設委員会 第13号(1951/03/15、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私はまず政務次官にお尋ねをいたしたいのでありますが、昨年災害復旧費を全額国庫負担にするという法律が出るにつきまして、当建設委員会で、一年限りでさようなことをやめるのであれば、むしろ事業量をふやすために、三分の二ならば三分の二で突き進んだ方がよいのではないかという意見があつたことは、御存じの通りだと思うのであります。しかるに昨年これを強行せられた。そうして一年限りでこういう案で出て参つたのでありますが、それに対しまする政治的責任を当局としてはどのようにお考えになつているか、それから伺いたい。と申しますのは、この法律が出ましたときの運用の上に、思いやりある処置をなさるかどうかという点に……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいまの御説明によりますると、本法律案は、地方公共団体の財政力に適応するように、国の負担率を定めたとあるのでございまするが、はたしてそうであるかどうであるか、昨年は全額国庫負担であつたのでありますけれども、それによつて地方財政が非常にゆたかになつて余裕を生じたという地方団体を聞かないのであります。そこでお伺いしたいのは、政府は地方公共団体の、たとえば二十六年度を例にとりまして、その全国の総額におきまして、どれだけの負担力を地方公共団体が持つておるとお見込みを立てたのでありまするか、つまり税収入はどれだけまで全部とれて、災害はどれまで復旧ができて、それに対する地方起債はどれだけを認……

第10回国会 建設委員会 第17号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は国民民主党を代表いたしまして、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案に反対をいたすものであります。昨年政府は災害復旧事業費全額国庫負担の法律を提出せられ、その提案理由の説明において、地方財政を充実安定させるため、災害復旧事業費は全額国庫負担とするの必要なるゆえんを力説せられたのであります。その後においても激甚なる災害の頻発により、地方財政の窮迫は日を追うてはなはだしく、現状のまま放任するときは、地方財政の破綻は目睫の間に迫つております。しかるに政府は地方公共団体の財政力に適応するよう国の負担を定めるという目的をもつて、本法律案を提出せられたのでありますが、地方公共団体の財政力は……

第10回国会 建設委員会 第21号(1951/05/17、24期、国民民主党)

○村瀬委員 この官庁営繕法案を通覧いたしますときに、本法案に規定する諸事項は閣議決定でも済むものが大半であるようにも考えられるのでありますが、閣議決定では支障を来すという事例または将来の見通し、この点はどうしても法律にしておかねばならないというような箇所等につきまして一応提案者にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 なるほど閣議では最高裁判所等は縛り得ない点等があると思いますが、こういう法律をつくつておかないと、過去において位置、構造、営繕計画等について非常に支障があつたという事例を、質問の前提といたしまして一応承つておきたいと思います。

第10回国会 建設委員会 第22号(1951/05/19、24期、国民民主党)

○村瀬委員 本国会の会期もおいおい迫つて参りまするので、たまたま河川課の方がお見えになつておりますから、私は資料を要求いたしたいと思うのであります。きようも九段におきまして、治水連盟の全国大会があつて、われわれ出て行つおつたのでありますが、非常にこの問題が、いわゆる治水が治世の大本であるという問題について、毎年々々同じ議論を聞かされて参るわけであります。そこで私の要求したい資料といいまするのは、昭和二十年の終戦後から、政府で災害復旧を主にしました治水事業に組んだ予算並びにその年の治水関係の災害、これは植林から海に至るまでをやれば、大資料になるでありましようが、一応河川課関係の治水というものでよ……

第10回国会 建設委員会 第23号(1951/05/21、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいま建設大臣の提案理由の御説明を拝聴いたしまして、この改正法律案は、戦災都市の復興をすみやかに順調に進めるためであるというお話がありましたので、私はこの際一つの事例をあげて、建設大臣の常識の発達された知性ある御意見を伺いたいのであります。明日私は法務総裁に来ていただいて、聞くことになつておるのでありますが、ちようど都市行政を担当されておりまする増田大臣でありまするし、また増田さんは、特に法律の面も権威者でありまして、りつぱに法務総裁も勤まるお方と思いまするので、この際特に御意見を承つておきたいと思うのであります。  物事をわかりやすくするために、実際の事例を申し上げまするが、愛……

第10回国会 建設委員会 第24号(1951/05/22、24期、国民民主党)

○村瀬委員 法務総裁にお尋ねをいたしたいのでありますが、戦災都市復興の問題は、戦後における政治、経済の中心課題となつて参つておるのでありまして、ここにその計画途上において思わざる一つの障害に突き当り、それがために都市計画の一部を中止せねばならないという事態が生じておるのであります。それは市町村が施行しようとする戦災都市の区画整理に対する代執行停止の仮処分の問題なのであります。愛媛県今治市は最も激甚をきわめた戦災都市でありますが、市当局が文字通り寝食を忘れて市街の復興に努力しております最中にこの問題が起つたのであります。すなわち焼失区域の区画整理を行うにあたつて、甲という人の家を現在のAの地点か……

第10回国会 建設委員会 第25号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私はこの土地收用法案の内容は、本日はお尋ねいたさないつもりでありますが、質疑を始めまするに、かなり重大な参考となると思いますので、提案の経過について一言承つておきたいのであります。  本法律案は、私有財産と公共の利益との調整をはかろうとする、きわめて重要な法律でもありますし、立法技術の点から見ましても、非常に困難な法律であり、かつ百四十六条にも及ぶものでありますから、これを岩沢参議院議員がお一人で立案なさいましたその御労苦には、私は非常に尊敬の念を催すのであります。これがいわゆる立法府としての本然の姿であるとは思うのでありまして、こういう行き方がこの民主時代のことでありますから正し……

第10回国会 建設委員会 第26号(1951/05/26、24期、国民民主党)

○村瀬委員 この際、公庫の方にきわめて簡單にお尋ねいたしておきます。今度の改正案によりまして、木造家屋七割五分が八割まで借りられる、その他の方は七割五分が八割五分まで借りることができることになつたのでありますが、最初の全部の資金の、木造家屋に貸す分は幾ら、あるいはその他耐火的な家屋に貸すものは幾らという分は、大体わくがあるのでありますか。申込み順で、大半が木造へ行くとかあるいは相当大部分が耐火へ行くとか、そういう点は、最初からの計画はないのでありましようか。
【次の発言】 この改正案で、資金を借りて家を建てる人は非常に楽になつたわけでありまして、これは非常によい改正案だと思うのであります。しか……

第10回国会 建設委員会 第28号(1951/05/30、24期、国民民主党)

○村瀬委員 質疑に入ります前に本法案の提案者はどうなつておりましようか。
【次の発言】 逐条的にお尋ねいたしたいのでありますが、その前に総括的に要点をまず伺つておきたいと思います。この法律案によりますると、都道府県に收用委員を設けることとなつておるのでありまするが、中央に中央収用委員会というようなものを設けるというような構想はお持ちでなかつたかどうかという点であります。これは御承知の通り鉱業法の裏づけといたしまして、土地調整委員会設置法なるものがあるのでありまして、これらとの関係もいろいろ出て来ると思いまするので、まず提案者から伺つておきたいと思います。

第10回国会 建設委員会 第29号(1951/05/31、24期、国民民主党)

○村瀬委員 私は質問を行います前に、本日各委員から出された問題で、まだ解決されておらない点を申し述べたいと思うのであります。それは先ほど西村委員からお尋ねになつて、西村委員自身も承服されがたいと言いながら次に進まれた問題でありますが、第三条であります。第三条の規定は「土地を收用し、又は使用することができる公共の利益となる事業は、左の各号の一に該当するものに関する事業でなければならない。」ときわめて明確に書き下してあるのでありますが、普通の立法技術といたしましては、他の法令によるもののほかはとか、何とかいう文字が入るわけでありますが、これははつきりと「左の各号の一に該当するものに関する事業でなけ……

第10回国会 建設委員会 第31号(1951/08/15、24期、国民民主党)【議会役職】

○村瀬委員長代理 時間がはなはだしく経過したのでありますが、質疑の通告がありまするので、通告順によつて続行いたしたいと思います。淺利三朗君。

第10回国会 図書館運営委員会 第1号(1951/03/13、24期、国民民主党)

○村瀬委員 専門調査員を二名おふやしになることになつておりますが、今までの七名という方の実際を伺つてみますと、それぞれのほんとうの専門家であるようであります。この二名というのはどういう部面の専門調査員をお選びになつているのでありますか。それから将来国立国会図書館のこういう専門調査員に対し、われわれ非常な敬意を払い、また国民も国会図書館の専門調査員に対しては非常な関心を持つに至ると思うのでありますが、大体何部門くらいまでに将来分類する御計画をなさつておるのでございましようか。ただ人をいくらでもふやして専門調査員にする見込みでありますか。七人を九人にした根拠を伺いたい。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 建設委員会 第1号(1951/10/18、24期、国民民主党)

○村瀬委員 大臣がおいででありますから、詳しくお尋ねをいたしたいのでありますが、まず数字に入ります前に、私は八月十八日に、わずか三日間の外交問題を主にした臨時国会でありましたが、特に災害復旧促進について緊急質問をいたしたのであります。そのときに大臣から熱心にこれをやろうという御答弁がありました。私の質問の項目は大体五項目でありましたが、その後九月十三日に全国の災害復旧促進連盟というのが大会を開いて、この防災という印刷物になつておりますが、大体私の質問をそのまま書いたような災害復旧促進要望決議というものをつくつて、大臣のところにも持つて参つたと思うのであります。これに対して、その後このルース台風……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/31、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣に前回の委員会でいろいろお尋ねをして未解決の問題があつたわけでありますが、先ほどの御答弁の中に、前会にいろいろ論議の闘わされた予算編成の技術関係から食い違いを生じておつた分は、すでに司令部の方からも認められて処置がついたという御説明であつたが、もう一応八十億円のいわゆる予備費の内訳をはつきり伺つておきませんと、これは来年度予算にもたちまち影響のあることであります。また本年度の災害復旧にもすぐこれが響いて行くのでありますから、もう一度はつきり伺いたい。
【次の発言】 これは来年度の予算も、どうせ五百億になりますか、大百億になりますか、そのうち来年度に起るべき災害に対して、予備……

第12回国会 建設委員会 第3号(1951/11/02、24期、国民民主党)

○村瀬委員 河川総合開発のことを質問申し上げだいのでありますが、その前に、ルース台風のまゆに火のついておりますものについて、これは建設大臣にお伺いしようと思つたのでありますけれども、とりあえず第一期の融資を十億二千五百万円なさつております。ケイト台風のときには二回にわたつて十三億五千五百万円を融資いたしたのでありますが、この十億二千五百万円の今回の融資はどういう割当をしたのであるか。たとえば鹿見島は一億八千万円、大分は一億円、宮崎はそれより下つて九千万円、こうなつております。これは災害額に比例してはいないと恵うのであります。また同じ県について見ましても、ケイト台風の場合は愛媛県は八千万円であり……

第12回国会 図書館運営委員会 第1号(1951/10/23、24期、国民民主党)

○村瀬委員 三十名を減少するというような御説明でありましたし、また本年度において十七人を整理せねばなるまいというようなお話でありましたが、三十人というのはどういう根拠から出て来たのでありますか。
【次の発言】 今まで各委員会または本会議で政府の方で答弁をしておるところによりますと、必ずしも天引一律の行政整理をやるのではない、その仕事の分量や重要性、質、量を考えて、最も合理的にやるのだという説明をしておるのであります。図書館の方で三十名を減少するということにつきまして、仕事の分量、その他一般図書館利用者に対する影響というようなものは、さらにないのでありますか、どうでありましようか。仕事によります……

第12回国会 内閣委員会 第11号(1951/11/10、24期、国民民主党)

○村瀬委員 ただいま松本委員の質問に関連して文部省の政府委員にお尋ねするのでありますが、地方の中、小学校の教職員に及ばないということは、わかつておることでありますが、御提案の内容を調べてみますと、附属教官二百九十三名というものを整理することになつております。これはおそらく附属の中、小、学校の教官に当ると思うのであります。むろん今度のは国家公務員でありまするから、地方公務員に触れてないのでありますけれども、これが氷山の一角となつて、国家公務員としての附属教官をこれだけ整理したということになりますると、これから類推いたしまして、地方の公務員である地方中、小学校の教職員という問題にも相当出て来ると思……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設委員会 第1号(1951/12/14、24期、国民民主党)

○村瀬委員 大臣にお尋ねしたいのでありますが、ただいま前田委員がお尋ねになつておつた点と関連してお尋ねをいたします。  一体建設省の災害工事に関する査定の結果については、何か他省との関係で制約があるのでありますか、どうでありますか。絶対にないのでありますか。大臣がおいでになる前に、上林山委員からもいろいろな質問があつたのでありまするが、一体査定というものは、報告額のいかんにかかわらず、良心的にその工事を復旧して、国費を有効に使うにはどういう工事がよいかという点にあるのでありまするから、九〇%とか六七%とかいうことはないはずでありまして、あるいは場合によれば二〇%の場合もあり得るわけであります。……

第13回国会 建設委員会 第2号(1952/01/28、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、本年度の建設省関係の予算を審議するにあたりまして、総合的に公共事業費全般の、各省にわたつての予算とのつり合いを定めてみなければならないと思うのであります。大蔵大臣の予算関係の演説を拝聴いたしましても、特に食糧増産の観点から苦心して予算を編成したと言つておるのでありますが、その跡は一応認められないこともないのでありまするけれども、はたして一貫性があるかどうかという点について、建設大臣として黙つておれない部面があるのではないかという点を私は感ずるのであります。シカゴ大学の教授アツカーマン博士は、日本の将来に対する明るい見通しの唯一の根拠として……

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/01/30、24期、国民民主党)

○村瀬委員 建設大臣にお尋ねいたしますが、公共事業費は従来一括して経済安定本部に計上せられまして、予算の執行に際して、経済安定本部の認証を経て各省に組みかえの上支出されておつたのでありますが、財政法の改正が通過いたしますれば、二十七年度からは予算項目上は公共事業費という区分がなくなるので、経済安定本部の認証制度も廃止されることになつて、二十七年度予算では事業の施行にあたり各省にわけて公共事業費が計上されておりますことは、工事の施行上は非常に便利になつたと減ずるのであります。しかるに最も施行の急を要する当該年度に発生しました災害復旧事業費は、従来通り経済安定本部に一括して計上されておるようであり……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、24期、改進党)

○村瀬委員 結局この問題は空中写真の利用に関するポツダム政令を存続しようという点にあるわけでありますが、大体がポツダム政令でありますから非常に軍令的なにおいの濃いものであります。それを残しておこうというのがこの法案の趣旨であると思うのであります。これを虚心坦懐に考えてみたときに独立国としていろいろ考えさせられる点があるというのは、何人も一応感じられる点なのであります。ただ、今政務次官が適当な時期にこれは改めるのだという意味の御発言がありましたので、われわれは了とするに足るのでありますが、一体その適当な時期はいつごろとお考えになつておりますか。かりにこういう法案をやめてしまうといたしましても、平……

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、24期、改進党)

○村瀬委員 この法律案は、ポツダム、宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く建設省関係命令の措置に関するものでありますが、講和の発効後においても、政令第三百二号として提出されました空中写真の利用等に関する政令を、そのまま法律として残しておこうというのであります。この政令第三百二号の中を見ますと、第十七條に、「第三條又は第四條の規定に違反した者は、一年以下の懲役又は三万円以下の罰金に処する。」とあります。この第三條、第四條はどういうものかといいますると、「空中写真は、地理調査所において複製する場合の外、何人も複製してはならない。」という事項と、「空中写真は、この政令により地理調査所の長が交付す……

第13回国会 建設委員会 第9号(1952/03/07、24期、改進党)

○村瀬委員 ただいまの河口委員の発言に関連して伺つておきたいのでありまするが、河口委員の言われました通り、北海道へは各委員会ともよく調査に参りますけれども、たいてい夏の気候のよい時ばかり見に行きまして、ほんとうの北海道の実態をみな見てないのでありますから、この際大いに慰問激励をかね、また北海道の実態調査のためにも、奮つて出張を計画すべきだと思うのであります。先ほどお諮りになつて決定をいたしました委員の派遣は当委員会として派遣なさるのでありますけれども、ただいま河口委員から、参議院においては参議院の議員団として出すようなお話でありましたが、衆議院の方はどういうふうなぐあいになつておりますか。

第13回国会 建設委員会 第10号(1952/03/11、24期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣にお伺いいたすのでありますが、時ならぬ災害、と申しまするのは、大体今まで予算を組んでおりまするときのおぼろげな概念としては、まず日本では二百十日前後に台風が起る、それが終ればやれやれだというようなことを前提として予算を組んでいると想像されるのであります。その意味から時ならぬ今度の災害が起つた。しかもその額は莫大である。ことに北海道という特別な地域に主として災害が起つたという点について、これは容易ならぬ問題でありますが、この災害について補正予算をお組みになる御意思があるかどうかお伺いしたいのであります。
【次の発言】 しからばお尋ねをいたしまするが、五百億円の二十七年度公共事……

第13回国会 建設委員会 第11号(1952/03/14、24期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣にきわめて簡単に二、三点お尋ねをいたしたいと思うのでありますが、その前に委員長に要望をいたしておきたいことが一点あります。それは本日提案になりました屋外広告物法の一部を改正する法律案の質疑はこの次にするそうでありますが、そのときには建設大臣のほかに厚生大臣をぜひ呼んでいただきたいと思うのであります。と申しますのは、最近二種の有名薬品の全国的広告が、厚生省から掲載中止の戒告を受けたそうでありまして、その理由の一つは、米国品を脅威するということ、他の一つは、誇大と認められるらしいというようなことが言われておるのでありまして、自然屋外広告等についても、こういう厚生省の方針を聞いて……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/18、24期、改進党)

○村瀬委員 私は改進党を代表いたしまして、本法案の実施運用に関し、嚴重なる要望を付して本案に賛成せんとするものであります。  本法案の提案理由として政府の述べられましたところによりますると、最近のわが国の住宅事情は終戰直後に比すればかなり緩和したという観点にお立ちになつておるようでありまするが、私たちもの見方をもつていたしまするならば、まだまだ住宅事情は容易に民生の安定に資しておらないという実情を認めずにおれないのであります。本法案の一番大事なことは、現在緊急措置令等にによつて住宅に転用いたしておりまするその利用者たちを、立ちのき先を定めて、具体的に申しまするならば、公営住宅の優先居住を認める……

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/27、24期、改進党)

○村瀬委員 この法律案は連合国軍人等住宅公社の存在意義がなくなつたので廃止するというのでありまするから、そのこと自体については議論はあまりないと思うのでありまするけれども、事のここに至つた順序は一応お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  まず提案理由によりますと、昭和二十六年五月五日付のPDによつて、これらの住宅は連合国軍人等に提供することになつたとあるのでありますが、そういたしますと、その後の行政協定によつては、連合国軍人の住宅をどうするということになつておるのでありまするか。それからまず承りたい。
【次の発言】 一体連合国人の住居に充てる家は、原則としてどういうことになつておるので……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/29、24期、改進党)

○村瀬委員 本法律案はわが国の道路建設行政の上に新しい一つの試みとして考えられたものではありますが、法案の内容の個々にわたりましてはいまだ成熟したものではないと考えられる節が少くないのであります。たとえば貸出しの期限を三年に限つておるごときは、その立法の趣旨から考えまして首尾一貫したものではありません。さらに料金の算出方法につきましても幾多の科学的な研究が残されていると思うのでありますが、予算額増額と申しますか、いわゆるいかなる資金をもつても早急に道路の完成を急がねばならないという実情に迫られておりますので、私は改進党を代表いたしまして條件を付して本案に賛成をするものであります。

第13回国会 建設委員会 第19号(1952/04/15、24期、改進党)

○村瀬委員 まずこの法律案のできまする経過についてお尋ねをいたしたいのでありますが、さきにポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く特別調達庁関係諸命令の廃止に関する法律案が上程されましたときに、第一條の土地工作物使用令を廃止するという條項に対しまして、私は特に岡野国務大臣に質問をいたしました。そういたしますると、岡野国務大臣は、建設委員会の会議録第六号、二月十四日の七ページに、こういう御答弁をなさつておる。「われわれ政府の方針といたしましては、」「ほんとうの独立国家として、いわゆる私的の契約でやつて行きます。それでございますから、両方とも立場は同じもので、向うが貸してくれという、それ……

第13回国会 建設委員会 第23号(1952/04/23、24期、改進党)

○村瀬委員 私は建設大臣にお尋ねをいたしまして、質問の各條項を片づけて進んで行きたいと思いますけれども、まだ大臣がお見えにならぬようでありますから、一応政府委員にお尋ねを始めておきます。御答弁によつては野田大臣に重ねて同じ質問を試みなければならない場合があるかもわかりません。  まず前払金保証事業に関する法律案をおつくりになつた根拠を伺つておきたいと思いまするが、日本の鉄道の方にはすでに前払金を出せる制度ができております。一体この法律案が通過いたしましたならば、何らの法的な規定をつくらないで、ただちに建設省は、ちようど鉄道のように前払いを行い得る根拠をお持ちなのでありますか、どうでありますか。

第13回国会 建設委員会 第24号(1952/04/25、24期、改進党)

○村瀬委員 私は岡野大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、もともと私たちは平和條約、安保條約は承認をいたしたものであります。その関係において軍事基地――軍事基地というと言葉が少しきついのでありますが、米軍の必要とする土地は政府において与えねばならないという観点に立つておることは間違いないのであります。しかしながらこの法律案を通覧いたしますとき、どうしても明らかにしておかねばならない点がありますので、以下数点について質問しておきたいと思うのであります。  まずさきに田中委員からも発言がありましたが、二月十四日本委員会におきまして、土地工作物使用令という戰時中のきつい勅令が廃止されますとき、私たち……

第13回国会 建設委員会 第25号(1952/04/26、24期、改進党)

○村瀬委員 私はただいま上程せられましたこの法律案に対し、改進党を代表いたしまして反対の意を表明せんとするものであります。  連合国による日本の占領は、明後二十八日平和條約の効力発生とともに終了し、徴発に基く施設及び区域の合衆国軍隊による使用もまた同時に終了し、従つてその後は合衆国軍隊による施設及び区域の使用は、それぞれの政府が平和條約、安全保障條約及び行政協定に基いて有する権利を條件として両政府間の合意に基いて新たに発足すべきものであることは、行政協定第二條に明記せられたところであつて、日米安全保障條約は集団安全保障という両国の共通の利益のために互いに相手方を信頼して、その基礎の上に結ばれた……

第13回国会 建設委員会 第28号(1952/05/07、24期、改進党)

○村瀬委員 鳥取に対しましてはまことに御同情にたえないのでございまして、本委員会もできる限りのことをいたしたいと思つております。そこでただいま野田大臣の御答弁について一言明らかにしておきたいと思うのでありまするが、住宅金融公庫の金を店舗に使えるかどうかという問題であります。これは非常に重大な問題でありまするので、はつきりともう一点御答弁が願いたい。それはたとえば二階を一間住宅にして、下は全部店舗であるというような場合に、二十坪以内であつた場合には、それは全部これを使つてもよろしいものと大臣はお考えになるかどうか、この点を明らかにしていただきたいのと、それからもう一つは、いわゆる不燃化建物、防火……

第13回国会 建設委員会 第30号(1952/05/14、24期、改進党)

○村瀬委員 建設大臣がお見えになりまするまでに政府委員から資料について伺つておきたいと思うのであります。  まず本法律案が実施されまするならば、やがてそこには数個の保証事業会社ができまして事業を始めるわけでありまするが、その事業に対しまして、運営の円滑を期するためには、国、公共団体、重要民間工事等の一つの前拂い保証の対象となるべき工事費の資料というものが明らかになつておらねばならないと思うのであります。これにつきまして、当局が今お調べになつておる範囲のいわゆるピークが八月に来るか、十月に来るかというような問題、並びに全体の工事量等についての資料、数字の説明を伺いたいと思うのであります。

第13回国会 建設委員会 第32号(1952/05/19、24期、改進党)

○村瀬委員 私はこの法律案に対しましては、改進党を代表して、一応賛成の意見を申し述べておきます。しかしながら、この法律案自体は非常に不合理な條項を含んでおるのでありまして、退職手当を、五分の利子をつけてそのまましばらく置いておくというような例は、今までどこにもありません。警察予備隊等におきましても、当然この秋には、一応すべてに退職金の六万円を出して、そうしてあらためて他の給與その他が発足することになつております例に見ましても、これは一旦こういう切りかえを行う以上は、当然退職金はその場で支給すべきはずのものであります。従つて計算だけしておおいて、五分の利子をつけるというような先例を開くことは、こ……

第13回国会 建設委員会 第33号(1952/05/21、24期、改進党)

○村瀬委員 技監の制度は多年の歴史と伝統を持つているのでありまして、日本の行政官としての立場から申しまして、技術を軽視する傾向にありました従来のいきさつにかんがみまして、技監は存続する必要があると私は感ずるのであります。従つて最高技術会議を置くといたしましても、なおかつ技監の存在は十分その理由があるのでありますから、その点を強力に押し進める方針のもとに、技監存続の修正案を御決定願いたいと思うのであります。  それから都市局も大事でありまするから、都市局を置くことは私も賛成であります。もともと建設省の本来の任務は国土計画にあるのでありまして、当委員会の名称もその発足の当時は国土計画常任委員会と言……

第13回国会 建設委員会 第34号(1952/05/22、24期、改進党)

○村瀬委員 きわめて簡単に要点だけお尋ねいたしますが、金融公庫の金で建てた建築のその部分と自己資金で建てた部分とをどういうふうに区別なさつておるか、それを伺いたい。すなわち火災保険は三割引で現在やつておるということでありますが、そうして自己負担分については保険会社と個人で契約をすればよいという御答弁であつたのでありますが、一応火事があつた場合には按分で行くのでありますか、どういう方法をとるのでありますか、この点を伺いたい。
【次の発言】 私のお尋ねは具体的な問題なんでありまして、今御答弁のような統計の数字も大事でありますが、実はどういうふうに運用するかということをお尋ねするのであります。いわゆ……

第13回国会 建設委員会 第36号(1952/05/28、24期、改進党)

○村瀬委員 私はきようわざわざおいでをいただきました参考人の皆さんに数点お伺いをいたしたいのでありますが、その前に参考人の方々にも論点を明らかにしていただく意味におきまして、師岡局長にきわめて簡單に要点だけをお伺いをいたしたいのであります。まず災害補償約款その他の問題でありますが、今まで政府の御答弁によりますると、災害補償料率は千分の三・五にしたいという御答弁があつたのであります。それは第二十二條の二の第二項の政令でお定めになるのでありますか。それをお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、この千分の三・五という率は店舗との併用住宅をも加えた平均の率でありますか。またこれは平均が三・……

第13回国会 建設委員会 第39号(1952/06/03、24期、改進党)

○村瀬委員 この法律案の審議はきわめて慎重に行われておるのでありまして、われわれももはや結論を得たいと思うのであります。そこで簡潔に要点だけをお尋ねいたしまするから、政府の方におかれましても今までの御答弁に拘泥するごとなく、最後の結論としての御意見を承りたいのであります。御答弁によりましては、われわれはこの法案の審議にあたつても討論その他の煩を省き得ると思うのでありますが、しかしまた御答弁のいかんによつてはなおいろいろな問題が起つて来ますので、簡潔に要領よく答弁をお願いいたします。私もきわめて簡潔にお尋ねをいたします。今までの御答弁は別といたしまして、あらためて伺うのでありますが、結局この法案……

第13回国会 建設委員会 第49号(1952/07/26、24期、改進党)

○村瀬委員 六月から七月にかけて豪雨のために各県に相当の水害があつたようであります。新潟県は六月の三十日から七月の一日、石川県も七月の十日ごろ、愛媛県も七月の八日、十一日、相当の豪雨の被害があつたのであります。これらに対する総括的な御報告を承り、またどういう処置をとられたか、つなぎ資金等についても御説明を願いたいと思います。なおこれは八十億円の予備費があるのでありまして、いつも災害があると、あわてて補正予算とか何とかやりくりをいたすのでありますが、今度は予算はたつぷりあるのでありますから、十分早目にこの復旧をしていただきたいと存ずるものでありまするが、できる限り詳細な復旧の方針、たとえば査定は……

第13回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/01/22、24期、国民民主党)

○村瀬委員 まずこの印刷物の内容ですが、二枚目の中央から下の方に、項目としてたくさん職員給与から順々に並べてあります。超過勤務手当だとか、頭に2とか4とか、5、5、5というのがありますが、あれは一体何のことでありますか。それから非常勤職員の手当、休職者給というのが去年はなかつたが、新たに計上されております。この御説明をいただきたい。それから9のまん中ごろに、国際図書交換通信運搬費とあります。これは従来もやつておつたわけでありましようが、どういう方法で、どの程度までこれだけの金でおやりになれるのか、それを伺いたい。  次のページに参りまして、16国家公務員共済組合負担金というものが少しく去年より……

第13回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/02/20、24期、国民民主党)

○村瀬委員 国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程案としてお配りをいただいたものを拝見いたします。と、二十條はそのままにしておくように書かれてあるのでありますが、二十條はそのままでよろしいのでありますか。すなわち二十條に「局、部、分館、及び支部図書館に課、又は室を置く。」というのがあるのでありますが、今御説明になりました表を見ますと、室というようなものはなくなりますし、また第二十條の二というものを挿入して、調査及び立法考査局に課のほか部を置くということになりますると、この二十條にある「局、部、分館」という中の部というものが、重複してしまうことになるのではありませんか。


村瀬宣親[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 先ほどからの各委員の質問に対しまして、いまだ災害に対する予算的措置が一向に明らかにされないのであります。そこで從來ないそでは振れぬというのが最後の落ちになつておつたのでありまするが、今までの田中委員の質問その他によりまして、大体財源というものもはつきりいたして参つたのでありまするが、この際特に安本長官に伺いたいと思いまするのは、これは建設大臣も一緒でありまするけれども、安本長官がお急ぎのようでありまするからお伺いいたします。この前の建設委員会において大藏大臣は、なぜ早く國会を開いてこの重大な災害問題に対する予算的措置をとらないかということに対しまして、二十五年度の本予算の大体のわく……

第5回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 各省大臣並びに責任の部局長の御答弁を伺つておりますると、もはや救うべからざるセクショナリズムにとりつかれておるという感じがいたすのであります。私はもうこういう段階になりますると、ひとつ各省大臣を全部やめて、全部を國務大臣にして、そうして虚心担懷に公平な解決を早くやつてもらわなければ、かえつて解決ができぬであろうと思うのでありますが、ここに当面の責任を負つておられまする本多國務大臣に率直にお伺いをいたす次第であります。  建設省の機構につきましては、第一國会以來、國土建設常任委員会におきまして、あるいは建設院の設置にあたり、あるいは建設省の設置に際しまして、総合的國土建設省または大公……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 文部委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 教育委員会法の一部を改正する法律案の現行法との対照を見ますると、第四十四條におきまして、「都道府県委員会の事務局には、教育委員会規則の定めるところにより、必要な部課(会計及び土木建築に関する部課を除く。)を置く。」となつておるのであります。今度これを改正して「必要な部課」の下の括弧の中をのけてしまおうというのであります。「会計及び土木建築」の中の「会計」は、われわれの関係のないところでありまするが、土木建築に関する部課を除いておつた括弧をのけたのでありますから、土木建築に関する部課も置いてよいという方向に、この改正案を持つて行こうとなさつておるのでありますが、大体国の建設行政を一元……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/30、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 簡潔に要点だけをお尋ねいたしますが、私はこの法律案は起案者の方で一字何か落されたのではないかという感じがいたすのであります。田中、瀬戸山両委員がすでに御質問になつたところでありますが、第一條の第三項に幅を持たせて、災害復旧事業とみなすというのは非常に上出来であります。ところがこの上出来な箇所を、第二條の括弧内で打消しておる。ところがこれは著しくという字が一宇落ちたのではないかと私は考える。第一條の三項に[災害にかかつた施設を原形に復旧することが著しく困難又は不適当な場合」とこうあります。 そうすれば、この「著しく」を第二條に持つて行つて、二ページの終りから三行目のところの、「当該施……

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第2号(1950/03/31、24期、民主党(第九控室))

○村瀬委員 きわめて簡單に一点だけお尋ねをいたしておきます。この第四條におきまして、旧軍用財産の貸付及び讓渡の特例等に関する法律の特例を規定してありますが、旧軍港市におきましては、賠償に指定されてある旧軍用財産が多いものと考えられるのであります。昨今この賠償が多少解除せられておると聞くのでありますが、さらに本法案成立のあかつきには、多少なりともその解除を早めることになるのではないかと考えられるのであります。従つて旧軍用財産の讓渡に際しては、賠償の問題が相当重要な役割を持つて来るものと考えられるのでありますが、第六條の旧軍港市国有財産処理審議会の委員中には、いろいろとその委員の人選がきめられてあ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○村瀬委員 委員長にお尋ねいたしますが、会計検査院長お見えになつておりますか。
【次の発言】 会計検査院長にお尋ねいたします。検査院のなさる検査と、それから経済調査庁のなさる調べ、後者の方は主として経済性といいますか、法規には必ずしも触れぬにしても、もつと国費の使い方が有効にできる道がないかということを主眼点にして調べをしておる、こういうお話があつたのでありまするが、今のままの制度、または制度の一部の改正、あるいは人員の増加というものによつて、今経済調査庁がやつておるような点にまで会計検査院として検査を拡張といいますか、綿密にする方法はあるとお考えになつておるのでありましようか、ないとお考えに……

第10回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第2号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○村瀬委員 かつてアメリカのルーズヴエルト大統領の発表せられましたいわゆるニユー・デイール政策とともに、世界に紹介せられたテネシー開発計画法は、終戰後の日本の国土計画を念願するものにとりまして、非常な魅力となつていたのでありますが、今回提案せられました利根川開発法が、日本最初のTVA計画に匹敵するものであるかどうかという点に関しましては、今国民の注目を浴びておるところであります。そこで私は先ほどからの西村委員の質問に対する提案者の御答弁を承りまして、異なつた観点から二、三質問をいたしてみたいのであります。提案者のお考えは、一体日本の国土総合開発、いわゆる荒廃に帰した国土を早急に再建する方法とい……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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