このページでは本多市郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○本多市郎君 ただいま議題となりました衆議院議長不信任の決議案に対し、自由党を代表して反対の討論を行わんとするものであります。(拍手) 昨日の本会議における会期延長の可決は、わが国を経済の大混乱よわ救い、国民生活を窮迫より防止し、もつて国会の権威を確保するために断々固として行つた堤議長の一大英断によるところと信ずるものでありまして、(拍手)私は、ここに自由党を代表して、堤議長に対し満腔の敬意を表する次第でございます。(拍手) かくのごとき国家的信念に基く堤議長の合法かつ妥当なる措置に対して、これを糾弾せんとする不信任決議案に対しては、絶対に反対するものであります。(拍手)
○本多市郎君 ただいま上程せられました科学技術振興に関する決議案につきまして趣旨弁明をいたしたいと存じます。 まず決議案文の朗読をいたします。 科学技術振興に関する決議案 わが国経済の自立と産業貿易の発展とは、現下の経済条件の上に立つ科学技術の振興と、これに基く産業体制の確立によつてのみ可能である。よつて政府は、科学技術の画期的振興をはかるため、すみやかに左記の措置を講ずべきである。 一 科学技術行政機構の強化をはかり 二 科学技術研究に関する国家予算を大幅に増額し 三 科学技術に関する教育の振興をはかり 四 科学技術者を優遇し 五 科学技術研究成果の実用化のため国庫より……
○本多市郎君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました吉田内閣不信任案に対し反対の討論を行わんとするものであります。(拍手) そもそも内閣不信任案は、その内閣に政策上の失政があつたとき、または歴然たる汚職の事実が明らかになつたとき、あるいは与党が分裂などを起して政策の遂行が困難になつたとき、みずから政権担当の能力ある野党が提案することが憲政の常道であります。(拍手)今回提案された不信任案はこの憲政の常道に反し、ただいま鈴木君の弁明を聞いてみましても、政策の相違から来るまつたく根拠なきおざなりのりくつを並べて、しかもみずから政権担当の能力なき政党が提案したものであります。今や、内外の情……
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